JPH037213B2 - - Google Patents

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JPH037213B2
JPH037213B2 JP60277622A JP27762285A JPH037213B2 JP H037213 B2 JPH037213 B2 JP H037213B2 JP 60277622 A JP60277622 A JP 60277622A JP 27762285 A JP27762285 A JP 27762285A JP H037213 B2 JPH037213 B2 JP H037213B2
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rodent
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Osamu Ueda
Hideki Fujiwara
Yosha Fukakusa
Masafumi Moriwaki
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Tanabe Pharma Corp
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野 本発明は防鼠樹脂組成物に関する。 (ロ) 従来の技術 わが国のネズミの生息数は人口の3倍、すなわ
ち3億匹といわれ、その被害は年間を通じて1000
億円以上にも達するであろうといわれている。 しかしながら、ネズミの被害の重大さ、その大
きさについて認識されていたにもかかわらず、そ
の駆除対策にいたつては、その困難さもあつて等
閑視されていたものである。 鼠害の主要なものをあげると、包装資材関係の
米麦穀物の紙製又は布製の袋の喰害、各種食品包
装用段ボールケースの喰害、塩ビ製又はゴム製フ
レキシブルコンテナの喰害等その被害は顕著で問
題になつている。 さらに、コンピユータ並びにこれに関連する通
信・電力・光通信ケーブル、信号ケーブルその他
の電線・ケーブル類等におけるネズミの喰害によ
る機械のダウンや異常作動あるいは、機械の内部
への営巣又は排尿・脱糞による断線・接触不良・
部分腐食などが発生し、特に接触不良・腐食は不
良個所の検出が困難な現状である。 かかる電線、ケーブル、ホース、パイプ、チユ
ーブ、テープ、シート等の各種成型物の防鼠加工
法としては、これら成型物の保護層や絶縁層とし
て用いられる樹脂層(例えばケーブル被覆樹脂
層)中に鼠忌避剤を練込む方法が汎用されてお
り、かかる鼠忌避剤としては例えば式() で示されるシクロヘキシミド(CHI)が知られて
いる。 (ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、CHIをそのまま成型物の表面を
構成する樹脂層中に練り込んだ防鼠成型品におい
ては、樹脂層被覆時の熱(例えば150〜200℃)
や、副生物質(例えば塩化ビニル樹脂を用いた場
合には遊離した塩化水素)の影響により、混入さ
れたCHIの分解量が多いと共に、樹脂層中のCHI
が可塑剤の作用により経時的に樹脂層表面にブリ
ードして脱落又は化学的に分解され易く、充分な
防鼠効力持続期間を保てないという問題点があつ
た。又、各種成型物又はその保護層に汎用される
塩化ビニル系樹脂にあつては、その表面に樹脂コ
ートまたは表層部のみに練り込んだ場合には可塑
剤の作用によりこの塩化ビニル系樹脂層の内側へ
も移行して有効CHI量の表面での保持が困難とな
る問題点もあつた。さらに被覆樹脂層全体に練り
込んだ場合は、上記分解の点も鑑みて多量のCHI
を必要とし、CHI自体が高価なことも相俟つて経
済性の面で不利であつた。 (ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 本発明者らはかかる課題を解決すべく鋭意研究
の結果、CHIをマイクロカプセル化して樹脂中に
含有させた場合には、該樹脂は長期間強力な防鼠
効果を発現し、各種の加工を施したときもCHIが
安定であることを見出し、本発明を完成するに到
つた。 即ち、本発明は、シクロヘキシミドを含有する
溶液を芯物質とし、その芯物質を壁物質により被
覆したマイクロカプセルを含有させてなる防鼠樹
脂組成物である。 本発明の防鼠樹脂組成物においてCHIマイクロ
カプセルを含有せしめる樹脂としては特に限定さ
れないが、例えば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、
合成ゴム、天然樹脂等があり、さらに詳細に述べ
ると、熱可塑性樹脂の中には、ビニル樹脂として
ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、石油系樹脂としてポリエチレン、ポリプ
ロピレン、プリブテン、アクリル樹脂としてメタ
アクリル樹脂、ポリアクリロニトリル、スチロー
ル樹脂としてポリスチロール、ABS樹脂、そし
てポリアミド樹脂等がある。 特に防鼠樹脂組成物の応用分野を考慮すればビ
ニル基を有するモノマーからなる重合体もしくは
共重合体、すなわちポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリ塩化ビニルリデン、ポリビニルホルマ
ール、エチレン−酢酸ビニル共重合体等があり、
さらには、架橋ポリエチレン、ポリスチレン、ポ
リエチレン、エチレン−アクリル酸共重合体など
があげられる。 又、熱硬化性樹脂としては、フエノール樹脂、
尿素樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル、ポリウ
レタン、エポキシ樹脂等があげられる。又、合成
ゴムとしては、ジエン系、オレフイン系、アクリ
ル系、ウレタン系、シリコン系、フツ素系等があ
り、さらに詳細には、ポリブタジエン、SBR、
NBR、ブチルゴム、クロロプレンゴム、ポリイ
ソブチレンゴム、エチレンゴム、プロピレンゴ
ム、シリコンゴム等があげられる。又、天然樹脂
としては、コパール、ロジン等があげられる。 これらの樹脂中には、その加工性や安定性をは
かるため可塑剤、安定剤、滑剤、着色剤、難燃
剤、充填剤、酸化防止剤やその他所望の添加剤が
混合又は添加されていてもよい。 本発明で用いるCHIマイクロカプセルは後記の
如き方法で得られるものであればよく、その樹脂
への含有量は使用場所、加工の有無、樹脂の種類
により若干変動するが通常は樹脂組成物に対し、
約0.1〜25w/w%が適しており約0.17〜20w/w
%であるのが好ましく、とりわけ約0.5〜6.0w/
w%であるのが好ましい。 前記各樹脂にCHIマイクロカプセルを混合して
CHIマイクロカプセルを含有させた防鼠樹脂組成
物は、各種ペレツト・コンパウンドとして利用す
ることができるものである。また、樹脂にCHIマ
イクロカプセルを分散し適当な添加剤、可塑剤、
分散剤等を添加してCHIマイクロカプセルを含有
させたペースト状の防鼠樹脂組成物は、そのまま
あるいは防鼠対象物に塗工・含浸又は充填して、
利用できるものである。また、樹脂を加温した溶
融せしめて、CHIマイクロカプセルを練り込んで
含有させた防鼠樹脂組成物は、所望の形状に成型
して利用することができるものである。 このように、CHIマイクロカプセルを含有する
防鼠樹脂組成物は、それ自体ですぐれた防鼠効果
を有するので、そのままの状態あるいはペースト
状、又は所望の形状に成型して、各種防鼠用充填
剤、防鼠用素材として利用することができるもの
である。 本発明において用いられるCHIマイクロカプセ
ルは適当な溶媒に溶解したCHI溶液をマイクロカ
プセルとしたものであればよく、特に限定されな
いが、例えばCHIに対し不活性でかつ適度な溶解
性を有する有機溶媒に溶解し、界面重合法、in
situ法、コアセルベーシヨン法、液中硬化被覆法
(オリフイス法)、液中乾燥法、噴霧・造粒法など
の方法により該CHI溶液の周囲に壁膜を形成せし
めたマイクロカプセルが好ましい。 また該マイクロカプセル中のCHI含量は、カプ
セルに対し約0.25〜50w/w%、とりわけ約0.5〜
30w/w%が好ましく、約2〜20w/w%が最も
好ましい。 上記CHIを溶解せしめる有機溶媒としては、メ
チルアルコール、エチルアルコール、プロピルア
ルコール、ブチルアルコール等のアルコール類;
アセトン、メチルエチルケトン(MEK)、メチル
イソブチルケトン(MIBK)、エチルブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン類; エチルエーテル、ブテルエーテル、アミルエー
テル、ヘキシルエーテル、エチルビニルエーテ
ル、セロソルブ、カルビトール等のエーテル類; ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、シクロヘキサン等の脂肪族炭
化水素、芳香族炭化水素等の炭化水素溶剤; 灯油、軽油、パラフイン油等の鉱油類; 酢酸エステル、プロピオン酸エステル、酪酸エ
ステル、乳酸エステル、シユウ酸エステル、クロ
トン酸エステル、サリチル酸エステル、安息香酸
エステル、フタル酸エステル、アジピン酸エステ
ル、セバシン酸エステル、リン酸エステル等のエ
ステル類; 低分子量エポキシ樹脂などがある。 さらに、CHIの力価安定性上カプセル生成過程
中あるいはCHI含有カプセルの使用形態等から、
溶剤の条件として高沸点、不揮発性、疎水性等で
あることが要件とされる場合は、前記エステル類
あるいは低分子量のエポキシ樹脂を溶剤として使
用すればよい。その際のエステル類としては、フ
タル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジ
ブチル、フタル酸ジヘプチル、フタル酸ジオクチ
ル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ブチルベン
ジル、イソフタル酸ジメチル、フタル酸ジ−2−
エチルヘキシル、フタル酸ジトリデシル、フタル
酸ジノルマルアルキル等のフタル酸エステル;ア
ジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジオクチル等
のアジピン酸エステル、セバシン酸ジベンジル、
セバシン酸ジオクチル等のセバシン酸エステル;
リン酸トリフエニル、リン酸トリクレジル、リン
酸トリオクチル、リン酸オクチルジフエニル等の
リン酸エステルから選択することが好ましい。 また、低分子量のエポキシ樹脂としては分子量
400以下のエポキシ樹脂が好ましく、このような
エポキシ樹脂として、例えば、「エピコート815、
816,818」(シエル化学社製の商品名)等の低分
子量のエポキシ樹脂が好ましい。 上記各種溶剤中のCHIの含有量はマイクロカプ
セルに対し約0.25〜50w/w%とするのが適して
おり約0.5〜30w/w%が好ましく、経済性及び
効果の点から約2〜20w/w%とするのが好まし
い。 一方、上記CHI溶液をマイクロカプセル化する
カプセル壁は、前述のごとく、モノマーあるいは
低分子量のプレポリマー等の反応材料を使用して
形成する高分子材料で構成され、CHIの薬効を消
失させない点から、尿素樹脂、メラミン樹脂、尿
素・メラミン混合樹脂、フエノール樹脂、ポリア
ミド、ポリエステル、ポリユリア、ポリウレタン
等の樹脂が適している。かかる壁材はカプセル化
製剤の使用形態時における種々の条件、経済性等
に鑑み、適宜採用される。 本発明の防鼠樹脂組成物を防鼠用の素材として
用いるときには該防鼠樹脂組成物自体を成型する
か、または樹脂成型品に防鼠樹脂組成物の被覆成
型などをおこなうことにより実施することができ
る。いずれの場合も成型はこの技術分野における
常法ならびに既存の装置を採用することができ、
例えば加工方法としては押出加工、射出加工、カ
レンダー加工などの方法により実施でき、その条
件はCHIマイクロカプセルの力価を低下させない
範囲で適宜、該方法の条件を変更、利用すること
ができる。 かかる防鼠樹脂成型品としては例えば電線、ケ
ーブルなどの線状体、パイプ、ホース、チユーブ
などの中空成型品、テープ、シートなどの圧延成
型品などがあげられる。 これらの防鼠成型品においてはCHIマイクロカ
プセルは該成型品に約0.1〜25w/w%含有せし
めれば防鼠効果を発揮せしめることができる。 これをより詳細に説明すれば例えば防鼠成型品
が電線もしくはケーブルの場合には、通常、電線
の絶縁層やケーブルのシース(外被)中にCHIマ
イクロカプセルを約0.1〜25w/w%、好ましく
は約0.17〜20w/w%とりわけ好ましくは約0.5〜
6.0w/w%となるように含有せしめるか、また
は絶縁層やケーブルの外側に防鼠樹脂組成物の被
覆層を形成せしめることにより防鼠電線もしくは
防鼠ケーブルとすることができる。被覆層を形成
せしめる場合にもCHIマイクロカプセルの含有量
は該マイクロカプセルを直接絶縁層またはシース
中に含有せしめるときと同様の範囲であればよ
い。上記いずれの場合も電線の被覆自体は通常電
線被覆の分野で用いられる方法により実施でき
る。 また防鼠成型品が例えばフレキシブルコンテナ
用ターポリン、シート、テープなどの場合は前記
防鼠樹脂組成物を直接圧延加工するか、あるいは
ラミネート加工することにより防鼠フレキシブル
コンテナ、防鼠テープ、防鼠シートとすることが
できる。かかるシート状防鼠成型品の場合には
CHIマイクロカプセルは約0.1〜25w/w%、好
ましくは約0.17〜20w/w%、とりわけ好ましく
は約0.5〜6w/w%含有されるように調整すれば
よい。 これらの他、本発明の防鼠樹脂組成物は各種フ
イルム(とりわけ農業用フイルム)、ビニルレザ
ー、ビニルタイルなどの防鼠成型品に好適に使用
することができる。 (ニ) 実施例 以下、本発明を実施例、実験例により更に詳細
に説明する。 実施例に用いたCHIマイクロカプセルは参考例
に従つて調製した。 〔参考例〕 フタル酸ジメチル120gにCHI(商品名:ナラマ
イシン、田辺製薬社製)12g、テレフタル酸クロ
ライド13gを溶解し、A液を得る。2%PVA(ポ
リビニルアルコール)水溶液300g中にA液を乳
化し、O/Wエマルジヨンを調製する。 一方水80gに炭酸ナトリウム4gとジエチレン
トリアミン8gを溶解したB液を調製しておく。
上記O/Wエマルジヨンを撹拌しながら、ゆつく
りB液を加え、24時間撹拌反応を続け、ポリアミ
ド壁を有する平均粒径10μの8%CHI内包マイク
ロカプセルを得た。 上記において、CHIを適宜増減し同様に実施す
ることにより5%CHI内包マイクロカプセル、10
%CHI内包マイクロカプセル及び15%CHI内包マ
イクロカプセルを各々得た。 実施例 1 素線数7、心線外径3.5mmの導体にポリ塩化ビ
ニル組成物からなる絶縁層を厚さ1.0mmに被覆し
た制御ケーブルを3本撚り合わせて、その上に厚
さ1.0mmの保護層と更にその上に下記の処方から
なる防鼠塩化ビニル組成物を用いて厚さ0.5mmに
同時押出被覆〔同時多層押出被覆、条件;160℃
5分間〕して防鼠塩化ビニル被覆ケーブルを得
た。 <処方例> ポリ塩化ビニル(平均重合度1300) 100重量部 フタル酸ジオクチル 50重量部 重合有機スズメルカプト化合物 5重量部 ステアリン酸鉛 1重量部 8%CHIマイクロカプセル(CHIとして処方中
含有量0.25%) 5重量部 実施例 2 下記の処方を用いて防鼠樹脂組成物を得た。 シート状防鼠ポリエチレン樹脂 <処方> 低密度ポリエチレン(比重0.92) 100重量部 5%CHIマイクロカプセル 4重量部 加工方法はホツトプレスによりシート化した。 シート状防鼠シリコン樹脂 <処方> 一般押出用シリコンゴムコンパウンド
100重量部 KE550−U(信越シリコーン製)10%CHIマイ
クロカプセル 2.1重量部 <加工方法> ホツトプレスによりシート化した。 シート状防鼠ポリスチレン樹脂 <処方> ポリスチレン(スタイロン495ダウケミカル製)
100重量部 8%CHIマイクロカプセル 2.5重量部、 <加工方法> ホツトプレスによりシート化した。 シート状防鼠フエノール樹脂 <処方> フエノールレジンPR50247(住友ベークライト
製) 100重量部 15%CHIマイクロカプセル 1.4重量部 <加工方法> ホツトプレスによりシート化した。 実施例 3 1000dのポリエステル糸をタテ17本、ヨコ18本
の密度を持つポリエステル基布を芯地に、1mmの
厚のPVC組成物を両面にカレンダー加工(条
件;ウオーミング140℃、20分間、プレス170℃、
5分間)したフレキシブルコンテナ用ターポリン
に、その片面を下記の処方からなる防鼠塩化ビニ
ル組成物を用いて厚さ0.5mmにラミネートし、防
鼠塩化ビニルフレキシブルコンテナ用ターポリン
を得た。 <処方例> ポリ塩化ビニル(平均重合度1450) 100重量部 DOP(フタル酸ジオクチル) 25重量部 DBP(フタル酸ジブチル) 20重量部 塩素化パラフイン 10重量部 鉛白(塩基性炭酸鉛) 5重量部 ステアリン酸鉛 1重量部 8%CHIマイクロカプセル 5重量部 (CHIとして0.24%) 実施例 4 下記の処方を用いてガス用ゴム管を製造するこ
とにより天然ゴム製都市ガス用防鼠ゴム管を得
た。 <処方例> 天然ゴム 100重量部 硫黄 3重量部 ジベンゾチアゾールジスルフイド 1重量部 ジフエニルグアニジン 0.3重量部 亜鉛華 5重量部 ステアリン酸 1重量部 4,4′−チオビス(6−第3級ブチル−3メチ
ル−フエノール) 1重量部 パラフイン 1重量部 活性化炭酸カルシウム 100重量部 カーボンブラツク 30重量部 鉱物油 10重量部 8%CHIマイクロカプセル 6.5重量部 (CHIとしての理論力価 0.20%) 実施例 5 実施例4において天然ゴムに代えスチレンブタ
ジエンゴム(SBR−1502)100重量部、硫黄3重
量部に代え2重量部、ジベンゾチアゾールジスル
フイド1重量部に代え1.5重量部、ジフエニルグ
アニジン0.3重量部に代え0.5重量部をそれぞれ用
い実施例4と同様に実施することによりSBR製
都市ガス用防鼠ゴム管を得た。 実施例 1 (1) PVCケーブルの防鼠被覆加工時のCHIの安
定性 <方法> 実施例1と同様の処方、およびこのうちCHIマ
イクロカプセルを除いたもの(対照例1)、CHI
マイクロカプセルに代えてCHI結晶0.7%配合し
たもの(対照例2)、CHIマイクロカプセルに代
えてCHI結晶0.5%配合したもの(対照例3)に
ついてそれぞれ実施例1と同様にして防鼠ポリ塩
化ビニル被覆をおこないその際のCHIの安定性を
調べた。 <結果> 結果は下記第1表に示す通りである。
【表】 CHI測定法 シクロヘキシミドを配合した防鼠被覆層をはが
し、防鼠被覆1gにアセトン10mlを加え室温で24
時間放置し、その後メタノール10mlを加えて、70
℃に加温し1時間放置した液を試料として、農薬
公定検査法〔CHIを主成分とする製剤〕に準拠し
て測定する(以下、同)。 (2) PVC防鼠ケーブル中のCHIの保存安定性 <方法> 前記(1)で得た各ケーブルについて防鼠被覆層を
切り出し、50℃、相対湿度85%の条件下における
被覆層中の保存安定性を調べた。 <結果> 結果は第2表に示す通りである。
【表】 (3) PVC防鼠ケーブルのラツト忌避効果 <方法> 前記(1)で得た各ケーブルを20cmに切断し、ウイ
スター系ラツトおす2匹、めす3匹を入れた飼育
ケージに入れ、飼料、飲料水を与えて、24時間又
は48時間放置した後、各ケーブルを取り出し、ラ
ツトによる食害状況を観察した。 <結果> 結果は第3表に示す通りである。
【表】 (4) PVCケーブルの内部シース(保護)層への
CHIの移行 <方法> 前記(1)で得たケーブルを室温(23℃)に放置
し、内部保護層へ移行したCHI量を測定した。 <結果> 結果は下記第4表に示す通りである。
【表】 (5) PVCケーブルからのCHIのブリード <方法> 前記(1)で得た各ケーブルを、50℃、相対湿度85
%の条件下に放置し、ケーブル表面にブリードし
たCHI量を測定した。 <結果> 結果は下記第5表に示す通りである。
【表】
【表】 CHI測定法 試験菌サツカロミセス セレビシエを含有する
培地の表面に検体を5分間ころがし接触させた
後、32℃で16時間培養し、培地の表面に発生する
阻止帯の面積よりCHI量を求めた。 (6) PVCケーブルのCHIの耐水性 <方法> 前記(1)で得た各ケーブルを3cmに切断し、200
mlビーカーに入れ、水100mlを加え、30℃、50℃
の恒温水槽に入れて一定時間経過後、取り出し、
該ケーブル中のCHI量を測定した。 <結果> 結果は下記第6表に示す通りである。
【表】 実験例 2 (1) PVCフレキシブルコンテナー用ターポリン
製造時のCHIの安定性 <方法> 実施例3と同様の処方、およびこのうちCHIマ
イクロカプセルを除いたもの(対照例1)、該マ
イクロカプセルに代えてCHI結晶を1.6重量部加
えたもの(対照例2)と該マイクロカプセルに代
えてCHI結晶を0.8重量部加えたもの(対照例3)
についてそれぞれ実施例2と同様に実施して
PVCフレキシブルコンテナ用ターポリンを製造
し、その際のCHIの安定性を調べた。 <結果> 結果は下記第7表に示す通りである。
【表】 CHI測定法 シクロヘキシミドを配合した防鼠塩化ビニル層
をはがし、該当層は1gにアセトン10mlを加えて
室温で24時間放置し、その後メタノール10mlを加
えて、70℃に加温し1時間放置した浸漬液を試料
として、農薬公定検査法〔CHIを主成分とする製
剤〕に準拠して測定する。 (2) PVCターポリンのクマネズミ忌避効果 前記(1)で得た各ターポリンを75×150mmに切
断し、これでラツト用固型飼料2ケを包み、周
辺をホツチキスで止め試料とする。この試料を
24時間絶食させた体重500g前後の野生のクマ
ネズミ1匹を入れた飼育ケージに1夜設置した
後、取り出し、食害状態を調べた。 <結果> 結果は下記第8表に示す通りである。
【表】
【表】 (ホ) 発明の効果 この発明の防鼠樹脂組成物は、CHIを含有する
溶液を芯物質としたマイクロカプセル製剤を含有
してなるものであるので、防鼠樹脂組成物それ自
体ですぐれた防鼠効果を有するものである。従つ
て防鼠用素材としてあるいは各種防鼠対象物へ煉
り込み、塗工、充填、含浸する等して広く利用す
ることができる。 また、マイクロカプセル化製剤の芯物質がCHI
溶液であるため、鼠がかんだ時に唾液中に極めて
迅速に拡散し、その味が有効に作用するので従来
のようなCHI結晶を用いたものに比して忌避効果
自体が向上されており、その結果例えば含有量自
体も結晶使用時に対して、大幅に低減することが
できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シクロヘキシミドを含有する有機溶媒溶液を
    芯物質とし、その芯物質を尿素、メラミン、尿
    素・メラミン混合樹脂、フエノール樹脂、ポリア
    ミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリユリア樹脂及
    びポリウレタン樹脂からなる群より選ばれる少な
    くとも1種からなる壁物質で被覆したマイクロカ
    プセルを、樹脂組成物中に含有させてなる防鼠樹
    脂組成物。 2 樹脂組成物に対し、マイクロカプセルを約
    0.1〜25W/W%含有させてなる特許請求の範囲
    第1項記載の防鼠樹脂組成物。 3 電線、ケーブル、ホース、パイプ、チユー
    ブ、テープまはシートに形成された防鼠樹脂組成
    物である特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の防鼠樹脂組成物。 4 ビニル系樹脂からなる樹脂組成物である特許
    請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の防
    鼠樹脂組成物。
JP60277622A 1984-12-28 1985-12-09 防鼠樹脂組成物 Granted JPS62135544A (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60277622A JPS62135544A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 防鼠樹脂組成物
CA000524166A CA1302242C (en) 1985-12-09 1986-11-28 Rodent-repellent microcapsules and preparations thereof
AU66178/86A AU586302B2 (en) 1985-12-09 1986-12-08 Rodent-repellent microcapsules and preparations thereof
CN86108396A CN1014014B (zh) 1985-12-09 1986-12-08 防鼠微胶囊及其制备物
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