JPH0372748B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0372748B2 JPH0372748B2 JP62043820A JP4382087A JPH0372748B2 JP H0372748 B2 JPH0372748 B2 JP H0372748B2 JP 62043820 A JP62043820 A JP 62043820A JP 4382087 A JP4382087 A JP 4382087A JP H0372748 B2 JPH0372748 B2 JP H0372748B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- woven
- knitted fabric
- ultra
- denier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は厚み感に富み、しかもにぎり易く、ワ
イピング特性に富み、すべりにくく、しかも耳ほ
つれや目乱れの少ない超極細繊維交絡織編物及び
その製造方法に関するものである。
イピング特性に富み、すべりにくく、しかも耳ほ
つれや目乱れの少ない超極細繊維交絡織編物及び
その製造方法に関するものである。
既に普通デニール繊維からなる織物や編物は公
知である。一般にかかる編物は十分な柔らかさ或
いはタツチの良さを持つていないばかりか、目が
粗く粗雑な感じを与える外観しか持つていなかつ
た。これに対し、超極細繊維を使つてかかる編物
を作ることも考えられる。しかし実際に作つてみ
ると、フニヤフニヤ、タラタラでまた薄くまた目
が粗いものとなるのが普通である。
知である。一般にかかる編物は十分な柔らかさ或
いはタツチの良さを持つていないばかりか、目が
粗く粗雑な感じを与える外観しか持つていなかつ
た。これに対し、超極細繊維を使つてかかる編物
を作ることも考えられる。しかし実際に作つてみ
ると、フニヤフニヤ、タラタラでまた薄くまた目
が粗いものとなるのが普通である。
他方織物や編物は耳ほつれが起こりやすいとい
う欠点もあつた。もちろんこの傾向は、超極細繊
維織物においても例外ではなかつた。
う欠点もあつた。もちろんこの傾向は、超極細繊
維織物においても例外ではなかつた。
またこれまで編物の高密度化は編みそのものを
緻密に編むようにマシンを細かくしたり、張力を
かけたりする以外手がなかつた。
緻密に編むようにマシンを細かくしたり、張力を
かけたりする以外手がなかつた。
このため、ナイロンを混ぜたり、複合紡糸した
りして分割し、ベンジルアルコールなどで収縮す
るなどされてきた。この場合はどうしても強度の
下がつたナイロンの混合したものとなつたり、強
度の下がつた繊維のみからの製品となつてしまつ
ていたのが現状である。かかることは特に編物に
対しては著しい。
りして分割し、ベンジルアルコールなどで収縮す
るなどされてきた。この場合はどうしても強度の
下がつたナイロンの混合したものとなつたり、強
度の下がつた繊維のみからの製品となつてしまつ
ていたのが現状である。かかることは特に編物に
対しては著しい。
特公昭61−58573号公報には、超極細繊維製織
物や編物に高圧の水流を強く打ち当てて、極めて
優れた交絡織編物を作る技術が提供されている。
しかしながら、超極細繊維を主体とする織・編で
あるために、厚み感が乏しく、またものを拭く
(ワイピング)ときに、手ににぎりにくかつたり
する欠点があつた。また超極細繊維が相対的に多
量に必要とするために高価になるなどの欠点があ
つた。また、大きく収縮するため織編み上りの正
機に対する歩どまりが悪い事も欠点があつた。
物や編物に高圧の水流を強く打ち当てて、極めて
優れた交絡織編物を作る技術が提供されている。
しかしながら、超極細繊維を主体とする織・編で
あるために、厚み感が乏しく、またものを拭く
(ワイピング)ときに、手ににぎりにくかつたり
する欠点があつた。また超極細繊維が相対的に多
量に必要とするために高価になるなどの欠点があ
つた。また、大きく収縮するため織編み上りの正
機に対する歩どまりが悪い事も欠点があつた。
本発明は、かかる技術の欠点に鑑み、厚み感に
富み、ワイピング特性に優れ、にぎりやすく歩ど
まりに優れ、しかも耳ほつれや目乱れの少ない、
高密度な交絡織編物を得ること及びかかる織編物
を得るための最適な製造方法、特に織編物の収縮
方法を提供せんとするものである。
富み、ワイピング特性に優れ、にぎりやすく歩ど
まりに優れ、しかも耳ほつれや目乱れの少ない、
高密度な交絡織編物を得ること及びかかる織編物
を得るための最適な製造方法、特に織編物の収縮
方法を提供せんとするものである。
かかる目的に対し、長年にわたり種々検討した
結果、遂に、本発明に到達した。その骨子は次の
通りである。
結果、遂に、本発明に到達した。その骨子は次の
通りである。
すなわち、本発明の超極細繊維交絡織編物は、
主として0.2デニール以下の超極細繊維からなる
糸(A)と0.5〜10デニールの繊維からなる糸(B)を主
体とした織編物であつて、該織編物における超極
細繊維(A)が、該太い繊維(B)に対して、浮き数2以
上の構成をもち、しかも、該織編物の糸−糸間お
よび糸内の少なくともいずれか一方で、少なくと
も超極細繊維Aが、超極細繊維から太い繊維のB
の糸内部へと向つて互いに絡まりあつていること
を特徴とする厚み感の大なる超極細繊維交絡織編
物である。
主として0.2デニール以下の超極細繊維からなる
糸(A)と0.5〜10デニールの繊維からなる糸(B)を主
体とした織編物であつて、該織編物における超極
細繊維(A)が、該太い繊維(B)に対して、浮き数2以
上の構成をもち、しかも、該織編物の糸−糸間お
よび糸内の少なくともいずれか一方で、少なくと
も超極細繊維Aが、超極細繊維から太い繊維のB
の糸内部へと向つて互いに絡まりあつていること
を特徴とする厚み感の大なる超極細繊維交絡織編
物である。
また、本発明の超極細繊維交絡織編物の製造方
法は、主として0.2デニール以下の超極細繊維か
らなる糸(A)と0.5〜10デニールの繊維の糸(B)とか
ら、浮き数2以上の構成をもつ織編物を作り、次
いで極細繊維(A)がより多く浮いた面から少なくと
も噴射背圧5〜200Kg/cm2の液体を多数の小孔よ
り該織編物に噴射させて、該織編物の糸−糸間お
よび糸内の少なくともいずれか一方で、少なくと
も超極細繊維Aが超極細繊維から太い繊維のBの
糸内部へと向つて互いに絡ませるとともに該織編
物を収縮させることを特徴とする厚み感の大なる
超極細繊維交絡織編物の製造方法である。
法は、主として0.2デニール以下の超極細繊維か
らなる糸(A)と0.5〜10デニールの繊維の糸(B)とか
ら、浮き数2以上の構成をもつ織編物を作り、次
いで極細繊維(A)がより多く浮いた面から少なくと
も噴射背圧5〜200Kg/cm2の液体を多数の小孔よ
り該織編物に噴射させて、該織編物の糸−糸間お
よび糸内の少なくともいずれか一方で、少なくと
も超極細繊維Aが超極細繊維から太い繊維のBの
糸内部へと向つて互いに絡ませるとともに該織編
物を収縮させることを特徴とする厚み感の大なる
超極細繊維交絡織編物の製造方法である。
あるいはまた、本発明の超極細繊維交絡織編物
の製造方法は、主として0.2デニール以下の超極
細繊維を発生させうる多成分型繊維からなる糸(A)
と0.5〜10デニールの繊維の糸(B)とから、浮き数
2以上の構成をもつ織編物を作り、次いで極細繊
維を発生させうる多成分型繊維(A)がより多く浮い
た面から少なくとも噴射背圧5〜200Kg/cm2の液
体を多数の小孔より該織編物に噴射させて、極細
繊維を発生させると共に、該織編物の糸−糸間お
よび糸内の少なくともいずれか一方で、少なくと
も超極細繊維Aが超極細繊維から太い繊維のBの
糸内部へと向つて互いに絡ませ、かつ該織編物を
収縮させることを特徴とする厚み感の大なる超極
細繊維交絡織編物の製造方法である。
の製造方法は、主として0.2デニール以下の超極
細繊維を発生させうる多成分型繊維からなる糸(A)
と0.5〜10デニールの繊維の糸(B)とから、浮き数
2以上の構成をもつ織編物を作り、次いで極細繊
維を発生させうる多成分型繊維(A)がより多く浮い
た面から少なくとも噴射背圧5〜200Kg/cm2の液
体を多数の小孔より該織編物に噴射させて、極細
繊維を発生させると共に、該織編物の糸−糸間お
よび糸内の少なくともいずれか一方で、少なくと
も超極細繊維Aが超極細繊維から太い繊維のBの
糸内部へと向つて互いに絡ませ、かつ該織編物を
収縮させることを特徴とする厚み感の大なる超極
細繊維交絡織編物の製造方法である。
ここでいう糸はマルチフイラメント、紡績糸、
すべてを含むものである。
すべてを含むものである。
浮きとは、織物・編物における相互に交叉する
糸に対して、交叉する糸n本に対してn本飛びこ
えた後、逆の面の方へ超極細繊維からの糸(A)が移
行するとき、nの浮きという。
糸に対して、交叉する糸n本に対してn本飛びこ
えた後、逆の面の方へ超極細繊維からの糸(A)が移
行するとき、nの浮きという。
例えば織物では5枚朱子、8枚朱子、破れ斜
文、ツウイルなどがあり、編物では、同様な浮き
の編物をもつ、トリコツトサテンなどがある。当
業界では、一々説明を要しないものである。
文、ツウイルなどがあり、編物では、同様な浮き
の編物をもつ、トリコツトサテンなどがある。当
業界では、一々説明を要しないものである。
0.2デニール以下の繊維は俗に海島型複合繊維
と言われる高分子相互配列体繊維による方法で作
つても、また更にその島成分が海島型複合繊維と
言われる高分子相互配列体繊維になつているもの
から作つても良い。この場合の海成分は溶剤や分
解剤で分離しても良いし、A,B2成分からなる
剥離型の繊維、例えばポリアミドとポリエステル
からなる多層中空型や放射分割型断面の繊維を剥
離させて作つても良い。
と言われる高分子相互配列体繊維による方法で作
つても、また更にその島成分が海島型複合繊維と
言われる高分子相互配列体繊維になつているもの
から作つても良い。この場合の海成分は溶剤や分
解剤で分離しても良いし、A,B2成分からなる
剥離型の繊維、例えばポリアミドとポリエステル
からなる多層中空型や放射分割型断面の繊維を剥
離させて作つても良い。
0.2デニール以下の繊度をもつ超極細繊維の表
における存在は特に好ましい。
における存在は特に好ましい。
本発明の交絡織編物は、糸−糸間および糸内の
うちの少なくともいずれか一方で超極細繊維が絡
まりあつているものであり、ここで、該絡まり合
うとは、特別な処理を受けていないものに比べ
て、糸の構成繊維(超極細繊維)の分繊によつて
それら繊維どうしがほつれにくくされていること
を言うものである。後述するようなウオータージ
エツトパンチにより絡ませる場合には、糸−糸間
または糸内において少なくともいずれか一方(双
方を含む)の超極細繊維が強く分繊されて超極細
繊維が絡まりあわされるのが通常である。
うちの少なくともいずれか一方で超極細繊維が絡
まりあつているものであり、ここで、該絡まり合
うとは、特別な処理を受けていないものに比べ
て、糸の構成繊維(超極細繊維)の分繊によつて
それら繊維どうしがほつれにくくされていること
を言うものである。後述するようなウオータージ
エツトパンチにより絡ませる場合には、糸−糸間
または糸内において少なくともいずれか一方(双
方を含む)の超極細繊維が強く分繊されて超極細
繊維が絡まりあわされるのが通常である。
本発明の目的を達成するのに最も効果的なのは
ウオータージエツトパンチによる方法である。即
ち、 5〜200Kg/cm2の流体を小孔より該編物または
織物の片面または両面に噴射させる方法の典型例
はウオータージエツトパンチである。噴射背圧は
小さ過ぎると絡まないが、大き過ぎると繊維が切
断してしまつて良くない。この範囲の中で繊維の
強度やその時の繊維や束の太さなどによつて適宜
決められる。海成分があるとき、ウオータージエ
ツトパンチによつて、海成分が除去されることが
多いがこれは好ましいことであつても不都合なこ
とではない。これは本発明の有効性を妨げない。
それどころか積極的に除去されやすい海成分を採
用したり、剥離により極細化しやすい多成分系繊
維を用いることにより、極細繊維を発生させると
同時に織編物の構成繊維を絡ませることもでき
る。さらにかかる場合にはウオータージエツトパ
ンチの強さをコントロールすることにより極細化
の程度さえコントロールできる。例えば織編物の
片面または内部に積極的に太い繊維を残すことが
できるのである。本発明では、極細繊維(A)がより
多く浮いた面の側から液体を該織編物に噴射させ
て、該織編物の糸−糸間および糸内の少なくとも
いずれか一方で繊維を絡ませるものなので、少な
くとも超極細繊維Aが、超極細繊維より多くある
側から太い繊維のBの糸内部へと向つて互いに絡
ませられることになるものである。また、この絡
まりとともに該織編物の収縮も生ずる。
ウオータージエツトパンチによる方法である。即
ち、 5〜200Kg/cm2の流体を小孔より該編物または
織物の片面または両面に噴射させる方法の典型例
はウオータージエツトパンチである。噴射背圧は
小さ過ぎると絡まないが、大き過ぎると繊維が切
断してしまつて良くない。この範囲の中で繊維の
強度やその時の繊維や束の太さなどによつて適宜
決められる。海成分があるとき、ウオータージエ
ツトパンチによつて、海成分が除去されることが
多いがこれは好ましいことであつても不都合なこ
とではない。これは本発明の有効性を妨げない。
それどころか積極的に除去されやすい海成分を採
用したり、剥離により極細化しやすい多成分系繊
維を用いることにより、極細繊維を発生させると
同時に織編物の構成繊維を絡ませることもでき
る。さらにかかる場合にはウオータージエツトパ
ンチの強さをコントロールすることにより極細化
の程度さえコントロールできる。例えば織編物の
片面または内部に積極的に太い繊維を残すことが
できるのである。本発明では、極細繊維(A)がより
多く浮いた面の側から液体を該織編物に噴射させ
て、該織編物の糸−糸間および糸内の少なくとも
いずれか一方で繊維を絡ませるものなので、少な
くとも超極細繊維Aが、超極細繊維より多くある
側から太い繊維のBの糸内部へと向つて互いに絡
ませられることになるものである。また、この絡
まりとともに該織編物の収縮も生ずる。
ウオータージエツトパンチそのものは一々ここ
で公知例を示すまでもなく、良く知られている。
模様あり、なし、いずれも、適用出来る。従来、
普通繊維にウオータージエツトパンチすることが
考えられたかも知れないが、殆ど絡まない、硬
い、外観が悪い、縮みが悪い、タツチが悪いなど
本発明の目的とする要求項目を満足しない。まし
て長繊維編物や織物にウオータージエツトパンチ
をかける着想がたとえあつたとしてもそれは一層
上記の問題を伴つた。絡み効果がないが、絡ませ
るために強くかけると繊維自身をフイブリル化さ
せてしまうとか切断が伴つたためである。まして
かかるもの単独に本発明の処理をすることはなさ
れていなかつた。
で公知例を示すまでもなく、良く知られている。
模様あり、なし、いずれも、適用出来る。従来、
普通繊維にウオータージエツトパンチすることが
考えられたかも知れないが、殆ど絡まない、硬
い、外観が悪い、縮みが悪い、タツチが悪いなど
本発明の目的とする要求項目を満足しない。まし
て長繊維編物や織物にウオータージエツトパンチ
をかける着想がたとえあつたとしてもそれは一層
上記の問題を伴つた。絡み効果がないが、絡ませ
るために強くかけると繊維自身をフイブリル化さ
せてしまうとか切断が伴つたためである。まして
かかるもの単独に本発明の処理をすることはなさ
れていなかつた。
かかることから、繊維はウエツブ状にして、即
ち非常に短い短繊維となしてからませ、やつと工
業的価値を持たせ得ているのが現状である。すな
わち、普通繊度の繊維を主体とする織編物におい
ては、流体処理によつて、顕著な変化を発現させ
ることができなかつた。これに対し、0.2デニー
ル以下、好ましくは0.07デニール以下、特に好ま
しくは0.02〜0.00001デニールの超極細繊維を用
いれば、驚くべきことに、ウオータージエツトパ
ンチの作用で長繊維でかつ、織物、編物状態であ
つて、しかも、太い繊維からの糸との浮き2以上
をもつ構成をとつていても、繊維がよく分繊し、
かさ高くない、更には超極細繊維の一部が絡合
し、「収縮が起こせる」、「繊維束内または糸間に
も絡合し」、「織物や編物に十分な膨らみを持たせ
る」ことが出来、「ボリユーム感、一層厚みの増
加を引き起す」ことができるのである。結果とし
てすぐれたワイピング特性を発揮しつつ「耳ほつ
れの少ない」、「緻密な」厚み感の大なる織物や編
物となり、「風の通り難い、暖かい」製品等数々
の応用、用途を引き出すことに成功したのであ
る。織編物の状態はシート状、筒状、チユーブ状
等如何なる形態であつても良い。そういう状態で
ウオータージエツトパンチを施すことも出来る。
ち非常に短い短繊維となしてからませ、やつと工
業的価値を持たせ得ているのが現状である。すな
わち、普通繊度の繊維を主体とする織編物におい
ては、流体処理によつて、顕著な変化を発現させ
ることができなかつた。これに対し、0.2デニー
ル以下、好ましくは0.07デニール以下、特に好ま
しくは0.02〜0.00001デニールの超極細繊維を用
いれば、驚くべきことに、ウオータージエツトパ
ンチの作用で長繊維でかつ、織物、編物状態であ
つて、しかも、太い繊維からの糸との浮き2以上
をもつ構成をとつていても、繊維がよく分繊し、
かさ高くない、更には超極細繊維の一部が絡合
し、「収縮が起こせる」、「繊維束内または糸間に
も絡合し」、「織物や編物に十分な膨らみを持たせ
る」ことが出来、「ボリユーム感、一層厚みの増
加を引き起す」ことができるのである。結果とし
てすぐれたワイピング特性を発揮しつつ「耳ほつ
れの少ない」、「緻密な」厚み感の大なる織物や編
物となり、「風の通り難い、暖かい」製品等数々
の応用、用途を引き出すことに成功したのであ
る。織編物の状態はシート状、筒状、チユーブ状
等如何なる形態であつても良い。そういう状態で
ウオータージエツトパンチを施すことも出来る。
繊維(A)の状態は0.2デニール以下、さらに好ま
しくは、0.07デニール以下の超極細繊維に分繊後
の束化された状態でウオータージエツトパンチを
施すことが好ましいが(例えば、海島型繊維であ
れば脱海後)、ウオータージエツトパンチにより
極細繊維に分割しつつ、あるいは海成分を除去し
つつ、絡ませても良い。
しくは、0.07デニール以下の超極細繊維に分繊後
の束化された状態でウオータージエツトパンチを
施すことが好ましいが(例えば、海島型繊維であ
れば脱海後)、ウオータージエツトパンチにより
極細繊維に分割しつつ、あるいは海成分を除去し
つつ、絡ませても良い。
ウオータージエツトパンチは、表から、裏か
ら、筒状の時は内部から、あるいは裏返しておい
て表からウオータージエツトパンチし再度裏返し
て行うことの組合せができる。筒状の時は、内部
から、あるいは裏返しておいて表からウオーター
ジエツトパンチし再度裏返して行うことは秘訣の
1つである。ウオータージエツトパンチは編物の
編み組織や織り組織の周期と一致しないように、
左右に揺動させたり、サイクリツクに揺動させる
ことが好ましい。これにより、パンチすじやモワ
レ現象を軽減させることができる。
ら、筒状の時は内部から、あるいは裏返しておい
て表からウオータージエツトパンチし再度裏返し
て行うことの組合せができる。筒状の時は、内部
から、あるいは裏返しておいて表からウオーター
ジエツトパンチし再度裏返して行うことは秘訣の
1つである。ウオータージエツトパンチは編物の
編み組織や織り組織の周期と一致しないように、
左右に揺動させたり、サイクリツクに揺動させる
ことが好ましい。これにより、パンチすじやモワ
レ現象を軽減させることができる。
超極細繊維化とウオータージエツトパンチを平
行して進めるときは、分割型繊維に対しては分割
促進剤を(ポリエステル系とナイロン系の組合せ
の時は例えばベンジルアルコールを付与)、海島
型繊維のときは、海成分のウオータージエツトパ
ンチによる除去特性向上性を大きくする油剤を付
与することや、一成分として水や温水または弱ア
ルカリでとける成分を選定することは重要であ
る。
行して進めるときは、分割型繊維に対しては分割
促進剤を(ポリエステル系とナイロン系の組合せ
の時は例えばベンジルアルコールを付与)、海島
型繊維のときは、海成分のウオータージエツトパ
ンチによる除去特性向上性を大きくする油剤を付
与することや、一成分として水や温水または弱ア
ルカリでとける成分を選定することは重要であ
る。
本発明は普通繊維の編物や織物の上に、超極細
繊維をカツトして、抄紙法等で乗せるなり、サン
ドウイツチ状に挟んで、ウオータージエツトパン
チするのとは、基本的に異なつていることに注意
されなければならない。効果、構成、原理におい
て異なつているのである。
繊維をカツトして、抄紙法等で乗せるなり、サン
ドウイツチ状に挟んで、ウオータージエツトパン
チするのとは、基本的に異なつていることに注意
されなければならない。効果、構成、原理におい
て異なつているのである。
本発明は従来の繊維を予め高収縮化し、編み後
または織り後収縮処理したものに、更にこのウオ
ータージエツトパンチを施すことも出来、且つ好
ましい。高収縮化したものは伸び易いから避けた
い向きには、高収縮化せずにして編み(以下、編
物について述べるが織物についても同様である)、
次いで沸騰水処理し、しかる後、超極細繊維化す
るか、せずして、ウオータージエツトパンチする
ことが特に好ましい。ウオータージエツトパンチ
時の繊維の絡合を向上するために、予め、編物に
油剤処理しておくことも好ましい。また、本発明
に係る編物や織物にウオータージエツトパンチを
施し、しかる後収縮処理や沸騰水処理または/お
よび、ヒートセツト処理を行うことが特に好まし
い。
または織り後収縮処理したものに、更にこのウオ
ータージエツトパンチを施すことも出来、且つ好
ましい。高収縮化したものは伸び易いから避けた
い向きには、高収縮化せずにして編み(以下、編
物について述べるが織物についても同様である)、
次いで沸騰水処理し、しかる後、超極細繊維化す
るか、せずして、ウオータージエツトパンチする
ことが特に好ましい。ウオータージエツトパンチ
時の繊維の絡合を向上するために、予め、編物に
油剤処理しておくことも好ましい。また、本発明
に係る編物や織物にウオータージエツトパンチを
施し、しかる後収縮処理や沸騰水処理または/お
よび、ヒートセツト処理を行うことが特に好まし
い。
太い方の繊維は織編物に張り、腰、寸法安定性
等を付与する。0.5デニールならその効果が小さ
く、一方10デニール以上なら超極細繊維とのこな
れが悪く骨が目立ちすぎる。特に好ましいのは
1.5〜5デニールである。太い方の繊維にはケン
縮が付与されていることが好ましく、そのケン縮
は5〜20山/inが特に好ましい。
等を付与する。0.5デニールならその効果が小さ
く、一方10デニール以上なら超極細繊維とのこな
れが悪く骨が目立ちすぎる。特に好ましいのは
1.5〜5デニールである。太い方の繊維にはケン
縮が付与されていることが好ましく、そのケン縮
は5〜20山/inが特に好ましい。
これらの方法は超緻密超極細繊維と太い繊維と
の組み合せの織編物を作るに最も適しているから
である。なお、ウオータージエツトパンチ処理に
よる収縮率は少なくとも3%以上とすることが好
ましい。
の組み合せの織編物を作るに最も適しているから
である。なお、ウオータージエツトパンチ処理に
よる収縮率は少なくとも3%以上とすることが好
ましい。
本発明からできた特殊編物または織物は更にシ
リコーン系、フツ素系の撥水処理を、染色仕上げ
処理を、コーテイングや張り合わせ処理を、含浸
処理を、縫製加工を、超極細繊維を生かした吸水
や親水加工を夫々単独または組み合せて行うこと
が好ましい。
リコーン系、フツ素系の撥水処理を、染色仕上げ
処理を、コーテイングや張り合わせ処理を、含浸
処理を、縫製加工を、超極細繊維を生かした吸水
や親水加工を夫々単独または組み合せて行うこと
が好ましい。
本発明の効果を列挙すると次のようになる。
(1) 高い厚み感を有する織物、編物となる。
(2) しかも優れたワイピング特性を保持してい
る。
る。
(3) 手ににぎりやすい。手もち感が高い。
(4) 「すべり」にくい表面をもたせることに成功
した。
した。
(5) ふくらみ感が高い、しかもタツチの良い織編
物が得られる。
物が得られる。
(6) 高密度の織編物が得られる。
(7) 耳ほつれや目乱れの少ない織編物が得られ
る。
る。
(8) 柔らかく空気保持力のある織編物が得られ
る。
る。
(9) 薬品による収縮方法と異なり、薬品による物
性低下がないので、強度の高い織編物が得られ
る。
性低下がないので、強度の高い織編物が得られ
る。
本発明に依つて出来た製品は次の如き多くの有
用な用途を有する。
用な用途を有する。
メガネやレンズのワイピング材、クリーナー、
ミクロフイルター、ゴルフ手袋、手袋、下着、肌
着、ふとんカバー、ウインドブレーカー、シルク
ライク衣料、撥水布帛防水布帛、透湿性布帛、包
帯等医療用資材あるいは部材、生理用吸収部材、
人工皮革、人工毛皮ベース、各種分離用工業資
材、保温材、吸着用保持材、などがある。
ミクロフイルター、ゴルフ手袋、手袋、下着、肌
着、ふとんカバー、ウインドブレーカー、シルク
ライク衣料、撥水布帛防水布帛、透湿性布帛、包
帯等医療用資材あるいは部材、生理用吸収部材、
人工皮革、人工毛皮ベース、各種分離用工業資
材、保温材、吸着用保持材、などがある。
次に実施例を示すが本発明の有効性や権利の範
囲はこれによつて限定されたり、制限を受けるも
のではない。むしろ次の応用や展開をもたらすも
のである。
囲はこれによつて限定されたり、制限を受けるも
のではない。むしろ次の応用や展開をもたらすも
のである。
実施例
高分子相互配列体繊維であつて、海成分として
ポリスチレン、島成分としてポリエチレンテレフ
タレートであり、島/海比80/20で島数433、ト
ータルデニール250デニールフイラメントのフイ
ラメントヤーンと150デニール(単糸3デニール
糸仮より加工糸)を用いて浮き数4の5枚朱子を
作つた。なお島成分としての超極細繊維の単糸は
約0.01デニールであつた。
ポリスチレン、島成分としてポリエチレンテレフ
タレートであり、島/海比80/20で島数433、ト
ータルデニール250デニールフイラメントのフイ
ラメントヤーンと150デニール(単糸3デニール
糸仮より加工糸)を用いて浮き数4の5枚朱子を
作つた。なお島成分としての超極細繊維の単糸は
約0.01デニールであつた。
このものを沸騰水の中に入れ収縮後乾燥し、ト
リクロールエチレンで洗浄して乾燥しこのものに
超極細繊維の多く出た面からウオータージエツト
パンチをあてた。口金の吐出孔径を孔問ピツチ
2.5mm、0.25mmφとし、口金板背圧100(Kg/cm2)
でウオータージエツトパンチした。朱子には収縮
が発生し、目ずれが起こり難く、とくに厚み感の
あるフツクラとした超極細繊維編物に大きく変化
した。
リクロールエチレンで洗浄して乾燥しこのものに
超極細繊維の多く出た面からウオータージエツト
パンチをあてた。口金の吐出孔径を孔問ピツチ
2.5mm、0.25mmφとし、口金板背圧100(Kg/cm2)
でウオータージエツトパンチした。朱子には収縮
が発生し、目ずれが起こり難く、とくに厚み感の
あるフツクラとした超極細繊維編物に大きく変化
した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 主として0.2デニール以下の超極細繊維から
なる糸(A)と0.5〜10デニールの繊維からなる糸(B)
を主体とした織編物であつて、該織編物における
超極細繊維(A)が、該太い繊維(B)に対して、浮き数
2以上の構成をもち、しかも、該織編物の糸−糸
間および糸内の少なくともいずれか一方で、少な
くとも超極細繊維Aが、超極細繊維から太い繊維
のBの糸内部へと向つて互いに絡まりあつている
ことを特徴とする厚み感の大なる超極細繊維交絡
織編物。 2 主として0.2デニール以下の超極細繊維から
なる糸(A)と0.5〜10デニールの繊維の糸(B)とから、
浮き数2以上の構成をもつ織編物を作り、次いで
極細繊維(A)がより多く浮いた面から少なくとも噴
射背圧5〜200Kg/cm2の液体を多数の小孔より該
織編物に噴射させて、該織編物の糸−糸間および
糸内の少なくともいずれか一方で、少なくとも超
極細繊維Aが超極細繊維から太い繊維のBの糸内
部へと向つて互いに絡ませるとともに該織編物を
収縮させることを特徴とする厚み感の大なる超極
細繊維交絡織編物の製造方法。 3 主として0.2デニール以下の超極細繊維を発
生させうる多成分型繊維からなる糸(A)と0.5〜10
デニールの繊維の糸(B)とから、浮き数2以上の構
成をもつ織編物を作り、次いで極細繊維を発生さ
せうる多成分型繊維(A)がより多く浮いた面から少
なくとも噴射背圧5〜200Kg/cm2の液体を多数の
小孔より該織編物に噴射させて、極細繊維を発生
させると共に、該織編物の糸−糸間および糸内の
少なくともいずれか一方で、少なくとも超極細繊
維Aが超極細繊維から太い繊維のBの糸内部へと
向つて互いに絡ませ、かつ該織編物を収縮させる
ことを特徴とする厚み感の大なる超極細繊維交絡
織編物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4382087A JPS63211364A (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | 厚み感の大なる超極細繊維交絡織編物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4382087A JPS63211364A (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | 厚み感の大なる超極細繊維交絡織編物及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63211364A JPS63211364A (ja) | 1988-09-02 |
| JPH0372748B2 true JPH0372748B2 (ja) | 1991-11-19 |
Family
ID=12674382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4382087A Granted JPS63211364A (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | 厚み感の大なる超極細繊維交絡織編物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63211364A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IL75998A0 (en) * | 1984-08-07 | 1985-12-31 | Medical Laser Research & Dev C | Laser system for providing target tissue specific energy deposition |
| JPS6170068A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-10 | 東レ株式会社 | 極細繊維織編物の製造方法 |
-
1987
- 1987-02-26 JP JP4382087A patent/JPS63211364A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63211364A (ja) | 1988-09-02 |
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