JPH0372800B2 - - Google Patents
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- JPH0372800B2 JPH0372800B2 JP62234178A JP23417887A JPH0372800B2 JP H0372800 B2 JPH0372800 B2 JP H0372800B2 JP 62234178 A JP62234178 A JP 62234178A JP 23417887 A JP23417887 A JP 23417887A JP H0372800 B2 JPH0372800 B2 JP H0372800B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- water
- lining concrete
- waterproof sheet
- main body
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はトンネルの一次覆工コンクリートと二
次覆工コンクリートとの間に配設され、一次覆工
コンクリート側からの湧水が二次覆工コンクリー
ト側に浸出するのを防止する複合防水シートに関
する。
次覆工コンクリートとの間に配設され、一次覆工
コンクリート側からの湧水が二次覆工コンクリー
ト側に浸出するのを防止する複合防水シートに関
する。
〔従来の技術〕
従来、トンネル覆工部においては、第4図に示
すように、地山a側に一次覆工コンクリートbを
打設すると共に、この一次覆工コンクリートbに
防水シートcをボルト、コンクリート釘等により
打ちつけ固定し、更にこの防水シートcに二次覆
工コンクリートdを打設することが行なわれてお
り、防水シートcを一次及び二次覆工コンクリー
トb,d間に介装して湧水を一次覆工コンクリー
トbと防水シートcとの間に流下させて排出する
ことにより、一次覆工コンクリートb側からの湧
水が二次覆工コンクリートd側に浸出することを
防止している。
すように、地山a側に一次覆工コンクリートbを
打設すると共に、この一次覆工コンクリートbに
防水シートcをボルト、コンクリート釘等により
打ちつけ固定し、更にこの防水シートcに二次覆
工コンクリートdを打設することが行なわれてお
り、防水シートcを一次及び二次覆工コンクリー
トb,d間に介装して湧水を一次覆工コンクリー
トbと防水シートcとの間に流下させて排出する
ことにより、一次覆工コンクリートb側からの湧
水が二次覆工コンクリートd側に浸出することを
防止している。
そして、前記一次覆工コンクリート側からの湧
水が一次覆工コンクリートbと防水シートcとの
間を流下し易くするため、従来はシート自体に凹
凸を付して水路を形成した防水シート、或いは合
成樹脂基材の片面全面に通水性、保水性を有する
不織布を積層貼着した防水シートが用いられた
り、又は予め不織布を一次覆工コンクリートに固
定してその上にシート状の防水シートを更に重ね
て固定する方式の防水シートが用いられている。
水が一次覆工コンクリートbと防水シートcとの
間を流下し易くするため、従来はシート自体に凹
凸を付して水路を形成した防水シート、或いは合
成樹脂基材の片面全面に通水性、保水性を有する
不織布を積層貼着した防水シートが用いられた
り、又は予め不織布を一次覆工コンクリートに固
定してその上にシート状の防水シートを更に重ね
て固定する方式の防水シートが用いられている。
しかしながら、これらのシートは完全防水性を
得るために、施工工事が繁雑になり、また一次覆
工コンクリートからの湧水の通水量を確保するの
に難点があつた。
得るために、施工工事が繁雑になり、また一次覆
工コンクリートからの湧水の通水量を確保するの
に難点があつた。
また、防水シートは上述したように覆工コンク
リートにボルト、コンクリート釘等により打ちつ
け固定するものであるが、この場合、第5図に示
したように、釘等の固定部材eを打ち込んで防水
シートcを一次覆工コンクリートbに固定した場
合において、その固定部材eの周壁を伝つて地山
側の湧水が二次覆工コンクリート側に漏出する問
題があり、この点の解決が求められていた。
リートにボルト、コンクリート釘等により打ちつ
け固定するものであるが、この場合、第5図に示
したように、釘等の固定部材eを打ち込んで防水
シートcを一次覆工コンクリートbに固定した場
合において、その固定部材eの周壁を伝つて地山
側の湧水が二次覆工コンクリート側に漏出する問
題があり、この点の解決が求められていた。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、十分
な通水量を確保することができると共に、釘等の
固定部材の打込み箇所における漏水が確実に防止
された防水シートを提供することを目的とする。
な通水量を確保することができると共に、釘等の
固定部材の打込み箇所における漏水が確実に防止
された防水シートを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、トンネルの
一次覆工コンクリートと二次覆工コンクリートと
の間に配設され、一次覆工コンクリート側からの
湧水が二次覆工コンクリート側に浸出するのを防
止する防水シートにおいて、不透水性基材シート
主体の一面に透水性シートを部分的に複数箇所で
接着すると共に、不透水性基材シートの他面上に
釘等の固定部材の打込み箇所に対応して熱融着性
物質層を形成したものである。
一次覆工コンクリートと二次覆工コンクリートと
の間に配設され、一次覆工コンクリート側からの
湧水が二次覆工コンクリート側に浸出するのを防
止する防水シートにおいて、不透水性基材シート
主体の一面に透水性シートを部分的に複数箇所で
接着すると共に、不透水性基材シートの他面上に
釘等の固定部材の打込み箇所に対応して熱融着性
物質層を形成したものである。
この場合、前記熱融着物質層は透水性シートと
不透水性シートとの接着箇所に設けることが好適
であり、また熱融着性物質は枠体内に充填し、こ
の枠体を不透水性基材シートの他面に固着するよ
うにすることが好適である。
不透水性シートとの接着箇所に設けることが好適
であり、また熱融着性物質は枠体内に充填し、こ
の枠体を不透水性基材シートの他面に固着するよ
うにすることが好適である。
ここで、前記不透水性基材シートとしては、プ
ラスチツクシート、ゴムシート及び金属箔に前記
シート等を積層した複合シート等が使用できる
が、特にポリエチレンシートやエチレン−酢酸ビ
ニル共重合物シート等が好ましい。また、前記熱
融着性物質としては、エチレン−酢酸ビニル共重
合物等を主原料とするホツトメルト接着剤、生ゴ
ム、合成ゴム等が好適に使用される。
ラスチツクシート、ゴムシート及び金属箔に前記
シート等を積層した複合シート等が使用できる
が、特にポリエチレンシートやエチレン−酢酸ビ
ニル共重合物シート等が好ましい。また、前記熱
融着性物質としては、エチレン−酢酸ビニル共重
合物等を主原料とするホツトメルト接着剤、生ゴ
ム、合成ゴム等が好適に使用される。
また、透水性シートとしてはポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル、ナイロン等の合成
樹脂製の不織布やポリ塩化ビニル、ポリウレタン
等の連続気泡発泡体からなるシート等が使用でき
る。
リプロピレン、ポリエステル、ナイロン等の合成
樹脂製の不織布やポリ塩化ビニル、ポリウレタン
等の連続気泡発泡体からなるシート等が使用でき
る。
本発明の防水シートは、透水性シート面を一次
覆工コンクリート側に向けて配設し、ボルト、コ
ンクリート釘等の固定部材を不透水性基材シート
主体の他面に形成した熱融着性物質層からこの層
を通して一次覆工コンクリートに打ち込み、防水
シートを固定すると共に、熱融着性物質を溶融さ
せることにより該熱融着性物質で固定部材を打ち
込んだ際に生じる隙間をうめ、固定部材の頭部側
を密閉するものである。
覆工コンクリート側に向けて配設し、ボルト、コ
ンクリート釘等の固定部材を不透水性基材シート
主体の他面に形成した熱融着性物質層からこの層
を通して一次覆工コンクリートに打ち込み、防水
シートを固定すると共に、熱融着性物質を溶融さ
せることにより該熱融着性物質で固定部材を打ち
込んだ際に生じる隙間をうめ、固定部材の頭部側
を密閉するものである。
このようにして防水シートを張設した場合、一
次覆工コンクリート側からの湧水は不透水性基材
シート主体により二次覆工コンクリート側に漏出
することが防止され、湧水は透水性シート側を流
下するが、この際本発明の防水シートは不透水性
基材シート主体の全面に不織布等の透水性シート
を接着するのではなく、不透水性基材シート主体
の一面に不織布等の透水性シートを部分的に複数
箇所で接着し、他の部分は未接着にして不透水性
基材シート主体と離間可能に設けたことにより、
湧水が通過する透水性シートの機能を十分発揮さ
せることができる。即ち、従来の不透水性基材シ
ート主体に不織布を全面接着した防水シートは主
体と不織布とが積重面全面にわたつて接着されて
いた。このため、水不透過性の接着部が接着面か
ら不織布中に一定の厚さで不織布の全面に形成さ
れ、不織布中の水の透過し得る実質断面積が減少
しており、水の透過量は少量にならざるを得なか
つた。これに対して、本発明の防水シートは両者
の接着部は小部分であるため、透水性シート中の
湧水の透過量は大きく、しかも透水性シートと不
透水性基材シートとの未接着部間にも湧水が流れ
るので、通水量が大きいものである。
次覆工コンクリート側からの湧水は不透水性基材
シート主体により二次覆工コンクリート側に漏出
することが防止され、湧水は透水性シート側を流
下するが、この際本発明の防水シートは不透水性
基材シート主体の全面に不織布等の透水性シート
を接着するのではなく、不透水性基材シート主体
の一面に不織布等の透水性シートを部分的に複数
箇所で接着し、他の部分は未接着にして不透水性
基材シート主体と離間可能に設けたことにより、
湧水が通過する透水性シートの機能を十分発揮さ
せることができる。即ち、従来の不透水性基材シ
ート主体に不織布を全面接着した防水シートは主
体と不織布とが積重面全面にわたつて接着されて
いた。このため、水不透過性の接着部が接着面か
ら不織布中に一定の厚さで不織布の全面に形成さ
れ、不織布中の水の透過し得る実質断面積が減少
しており、水の透過量は少量にならざるを得なか
つた。これに対して、本発明の防水シートは両者
の接着部は小部分であるため、透水性シート中の
湧水の透過量は大きく、しかも透水性シートと不
透水性基材シートとの未接着部間にも湧水が流れ
るので、通水量が大きいものである。
また、本発明の防水シートは、固定部材の打ち
込み箇所を上述したように密封し得るので、該打
ち込み箇所から湧水が二次覆工コンクリート側に
漏水することを確実に防止し得、従つて非常に防
水機能が高いものである。
込み箇所を上述したように密封し得るので、該打
ち込み箇所から湧水が二次覆工コンクリート側に
漏水することを確実に防止し得、従つて非常に防
水機能が高いものである。
以下、本発明の一実施例につき第1〜3図を参
照して説明する。
照して説明する。
第1図中1はトンネル内の一次覆工コンクリー
ト内周面に釘等で固定され、一次覆工コンクリー
ト側からの湧水が二次覆工コンクリート側に漏出
するのを防止する複合防水シートである。この防
水シート1は不透水性基材シート主体2の上面の
両側縁部に沿つて、表面に螢光塗料を塗布した複
数箇の合成樹脂製リング状枠体3がその下部周縁
に沿つて形成した鍔部3aにおいて接着されてい
ると共に、枠体3の内部には中央部にコンクリー
ト釘挿入透孔4が穿設された円板状座金5英が嵌
入され、その上に熱融着性物質6が充填されてい
る。
ト内周面に釘等で固定され、一次覆工コンクリー
ト側からの湧水が二次覆工コンクリート側に漏出
するのを防止する複合防水シートである。この防
水シート1は不透水性基材シート主体2の上面の
両側縁部に沿つて、表面に螢光塗料を塗布した複
数箇の合成樹脂製リング状枠体3がその下部周縁
に沿つて形成した鍔部3aにおいて接着されてい
ると共に、枠体3の内部には中央部にコンクリー
ト釘挿入透孔4が穿設された円板状座金5英が嵌
入され、その上に熱融着性物質6が充填されてい
る。
前記主体2の下面には透水性シート7が積重さ
れていると共に、主体2の他面の前記枠体3に対
応する位置において、主体2の下面と透水性シー
ト7とが部分的に接着されて第2図に示す接着部
9が形成されており、主体2と透水性シート7と
の積重面の大部分は未接着のままで残され、主体
2と透水性シート7との間に未接着の間隙8を形
成し得るようになつている。
れていると共に、主体2の他面の前記枠体3に対
応する位置において、主体2の下面と透水性シー
ト7とが部分的に接着されて第2図に示す接着部
9が形成されており、主体2と透水性シート7と
の積重面の大部分は未接着のままで残され、主体
2と透水性シート7との間に未接着の間隙8を形
成し得るようになつている。
次に、上記複合防水シート1をトンネル内に取
り付ける場合に付き説明すると、第3図に示すよ
うに、まず防水シート1の透水性シート7側を一
次覆工コンクリート10内周壁に当接し、前記熱
融着性物質6の上面から、座金5の釘挿入孔4、
防水シート1の通して釘11を一次覆工コンクリ
ート10に打込み、これにより防水シート1を一
次覆工コンクリート10に固定する。次いで、釘
11と頭部12に加熱溶融した熱融着性物質をハ
ンドガン等の射出装置を用いて射出し、釘11の
頭部12を熱融着性物質の被膜13で水密に被膜
するものである。
り付ける場合に付き説明すると、第3図に示すよ
うに、まず防水シート1の透水性シート7側を一
次覆工コンクリート10内周壁に当接し、前記熱
融着性物質6の上面から、座金5の釘挿入孔4、
防水シート1の通して釘11を一次覆工コンクリ
ート10に打込み、これにより防水シート1を一
次覆工コンクリート10に固定する。次いで、釘
11と頭部12に加熱溶融した熱融着性物質をハ
ンドガン等の射出装置を用いて射出し、釘11の
頭部12を熱融着性物質の被膜13で水密に被膜
するものである。
このようにして、一次覆工コンクリート10に
取付けた複合防水シート1は、公知の手段で相互
に連結せしめた後、この上に二次覆工コンクリー
ト(図示せず)を打設するものである。
取付けた複合防水シート1は、公知の手段で相互
に連結せしめた後、この上に二次覆工コンクリー
ト(図示せず)を打設するものである。
本実施例の防水シート1はシート主体2の下面
に透水性シート7を積重すると共に、積重面を部
分的に接着するようにしたので、主体2と透水性
シート7との積重面の大部分は前述したように未
接着のままで残されている。このため、主体2と
透水性シート7との間に生じる水不透過性の接着
部9は全体のうちの小部分を占めるに過ぎず、透
水性シート7の水透過能力が損なわれることが少
ないので、透水性シート7中の水の透過量は大き
いものである上、主体2の透水性シート7との積
重面は大部分が未接着であるので、主体2と透水
性シート7との間に間隙を形成し得、この間隙を
通して多量の水を流し得るものである。
に透水性シート7を積重すると共に、積重面を部
分的に接着するようにしたので、主体2と透水性
シート7との積重面の大部分は前述したように未
接着のままで残されている。このため、主体2と
透水性シート7との間に生じる水不透過性の接着
部9は全体のうちの小部分を占めるに過ぎず、透
水性シート7の水透過能力が損なわれることが少
ないので、透水性シート7中の水の透過量は大き
いものである上、主体2の透水性シート7との積
重面は大部分が未接着であるので、主体2と透水
性シート7との間に間隙を形成し得、この間隙を
通して多量の水を流し得るものである。
また、シート主体2の上面側には枠体3を接着
し、その中に熱融着性物質6を充填したので、こ
の熱融着性物質6を通して打込んだ釘11の頭部
12は一部が熱融着性物質6内に埋没する傾向に
あり、このため熱融着性物質6を釘11の頭部1
2にハンドガン等を用いて射出した場合、前記頭
部12を覆つて被膜13を用意に形成できる上、
被膜13と熱融着性物質6とは同質のものである
ので相互に接着性が良く、水密性の良好な被膜を
形成する。従つてこの釘11の打込部を通して湧
水が一次覆工コンクリート10側から二次覆工コ
ンクリート側へ漏出するおそれは全くなく、本実
施例の防水シート1の防水は確実なものである。
し、その中に熱融着性物質6を充填したので、こ
の熱融着性物質6を通して打込んだ釘11の頭部
12は一部が熱融着性物質6内に埋没する傾向に
あり、このため熱融着性物質6を釘11の頭部1
2にハンドガン等を用いて射出した場合、前記頭
部12を覆つて被膜13を用意に形成できる上、
被膜13と熱融着性物質6とは同質のものである
ので相互に接着性が良く、水密性の良好な被膜を
形成する。従つてこの釘11の打込部を通して湧
水が一次覆工コンクリート10側から二次覆工コ
ンクリート側へ漏出するおそれは全くなく、本実
施例の防水シート1の防水は確実なものである。
更に、枠体3に対応する主体2の下面側には小
部分の接着部9が形成されているが、この接着部
9は機械的強度が大きいため、防水シート1を一
次覆工コンクリート10内周壁に釘11で固定し
た場合、防水シート1が釘11の打込部で破れて
コンクリート10内周壁から脱落する事故もな
い。
部分の接着部9が形成されているが、この接着部
9は機械的強度が大きいため、防水シート1を一
次覆工コンクリート10内周壁に釘11で固定し
た場合、防水シート1が釘11の打込部で破れて
コンクリート10内周壁から脱落する事故もな
い。
また、一次覆工コンクリート10内周面には通
常一次覆工コンクリート打設時に用いるロツクボ
ルトの頭部が突出していることが多く、このロツ
クボルトの頭部で防水シートが破損されることが
多いため、これを防止する目的で、従来は不織布
で頭部を覆うことが行なわれており、これは手間
がかかるものである。これに対し、本実施例の防
水シートによれば、そのまま一次覆工コンクリー
ト10内周壁に取付けることができ、この場合に
は透水性シート7が一部破損するだけでシート主
体2には損傷は及ばないものであり、このため防
水シートの取付けは簡単なものである。
常一次覆工コンクリート打設時に用いるロツクボ
ルトの頭部が突出していることが多く、このロツ
クボルトの頭部で防水シートが破損されることが
多いため、これを防止する目的で、従来は不織布
で頭部を覆うことが行なわれており、これは手間
がかかるものである。これに対し、本実施例の防
水シートによれば、そのまま一次覆工コンクリー
ト10内周壁に取付けることができ、この場合に
は透水性シート7が一部破損するだけでシート主
体2には損傷は及ばないものであり、このため防
水シートの取付けは簡単なものである。
更に、二次覆工コンクリートを打設した後にお
いては、地山の圧力のため、防水シートに張力が
かかるが、従来の不織布をシート主体全面に接着
した防水シートの場合にはシート主体の伸長度は
比較的大きいものの伸長度の小さい不織布が全面
に接着形成されているので、不織布が破損される
とともにシート自体が破損する。これに対して、
本実施例の防水シート1によれば、伸長度の比較
的小さな不織布等の透水性シート7が地山の圧力
で破損されても、不透水性基材シート主体2とは
点接着であるため、地山の圧力とともに不透水性
基材シート主体2が伸びるので防水シート1の損
傷が少ないものである。しかも、枠体3には螢光
塗料を塗布してあるので、比較的薄暗いトンネル
内においても、釘11の打込場所が容易に確認で
き、作業性の良いものである。
いては、地山の圧力のため、防水シートに張力が
かかるが、従来の不織布をシート主体全面に接着
した防水シートの場合にはシート主体の伸長度は
比較的大きいものの伸長度の小さい不織布が全面
に接着形成されているので、不織布が破損される
とともにシート自体が破損する。これに対して、
本実施例の防水シート1によれば、伸長度の比較
的小さな不織布等の透水性シート7が地山の圧力
で破損されても、不透水性基材シート主体2とは
点接着であるため、地山の圧力とともに不透水性
基材シート主体2が伸びるので防水シート1の損
傷が少ないものである。しかも、枠体3には螢光
塗料を塗布してあるので、比較的薄暗いトンネル
内においても、釘11の打込場所が容易に確認で
き、作業性の良いものである。
更に、防水シート1を製造する際に、枠体3を
シート主体2の上面に加熱融着させる場合には、
枠体3がシート主体3の上面に融着すると共に、
シート主体2を通る余熱でシート主体2の下面
と、これと対向する透水性シート7とが同時に熱
接着されるため、製造工程が簡略化され、製造能
率の良いものである。
シート主体2の上面に加熱融着させる場合には、
枠体3がシート主体3の上面に融着すると共に、
シート主体2を通る余熱でシート主体2の下面
と、これと対向する透水性シート7とが同時に熱
接着されるため、製造工程が簡略化され、製造能
率の良いものである。
なお、本実施例においてはシート主体2の両面
にそれぞれ枠体3の接着部9とを対応させて設け
たがこれに限られず、また場合により枠体3を設
けず、熱融着性物質6を直接シート主体の他面に
設けることもできる。更に、一次覆工コンクリー
ト10内周壁に防水シート1を固定する際に釘1
1の頭部12を覆う被膜13を形成する手段も、
加熱溶融した熱融着性物質6を射出することに限
られず、例えば枠体3内の熱融着性物質を通して
打込んだ釘11の頭部12附近をバーナー等で加
熱して熱融着性物質6を溶融し、これにより熱融
着性物質6が流動化して頭部12を覆わしめるよ
うにしても良く、その他本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して差支えない。
にそれぞれ枠体3の接着部9とを対応させて設け
たがこれに限られず、また場合により枠体3を設
けず、熱融着性物質6を直接シート主体の他面に
設けることもできる。更に、一次覆工コンクリー
ト10内周壁に防水シート1を固定する際に釘1
1の頭部12を覆う被膜13を形成する手段も、
加熱溶融した熱融着性物質6を射出することに限
られず、例えば枠体3内の熱融着性物質を通して
打込んだ釘11の頭部12附近をバーナー等で加
熱して熱融着性物質6を溶融し、これにより熱融
着性物質6が流動化して頭部12を覆わしめるよ
うにしても良く、その他本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して差支えない。
以上説明したように、本発明の複合防水シート
によれば一次覆工コンクリート側からの湧水が透
水性シート内及び透水性シートと不透水性基材シ
ート主体との未接着部間を流下するので、湧水の
透過量が大きい。更に、シート主体の他面に形成
した熱融着性物質層によつて釘等の固定部材頭部
を被覆することができるので、防水性は完全で一
次覆工コンクリート側から二次覆工コンクリート
側への漏水は完全に防止されるの利点を有する。
によれば一次覆工コンクリート側からの湧水が透
水性シート内及び透水性シートと不透水性基材シ
ート主体との未接着部間を流下するので、湧水の
透過量が大きい。更に、シート主体の他面に形成
した熱融着性物質層によつて釘等の固定部材頭部
を被覆することができるので、防水性は完全で一
次覆工コンクリート側から二次覆工コンクリート
側への漏水は完全に防止されるの利点を有する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2
図は同例の−線に沿う断面正面図、第3図は
同例を一次覆工コンクリート内周壁に固定する態
様を示す一部省略断面側面図、第4図は防水シー
トが配設されるトンネル覆工部の断面側面図、第
5図は従来の防水シートの覆工コンクリートへの
固着態様を示す一部省略断面図である。 1……複合防水シート、2……シート主体、6
……熱融着性物質、7……透水性シート、9……
接着部、10……一次覆工コンクリート。
図は同例の−線に沿う断面正面図、第3図は
同例を一次覆工コンクリート内周壁に固定する態
様を示す一部省略断面側面図、第4図は防水シー
トが配設されるトンネル覆工部の断面側面図、第
5図は従来の防水シートの覆工コンクリートへの
固着態様を示す一部省略断面図である。 1……複合防水シート、2……シート主体、6
……熱融着性物質、7……透水性シート、9……
接着部、10……一次覆工コンクリート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トンネルの一次覆工コンクリートと二次覆工
コンクリートとの間に配設され、一次覆工コンク
リート側からの湧水が二次覆工コンクリート側に
浸出するのを防止する防水シートにおいて、不透
水性基材シート主体の一面に透水性シートを部分
的に複数箇所で接着すると共に、不透水性基材シ
ートの他面上に釘等の固定部材の打込み箇所に対
応して熱融着性物質層を形成したことを特徴とす
る防水シート。 2 熱融着性物質層を透水性シートと不透水性基
材シートとの接着箇所に設けた特許請求の範囲第
1項記載の防水シート。 3 熱融着性物質を不透水基材シート主体の他面
に接着された枠体内に充填した特許請求の範囲第
1項又は第2項記載の防水シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62234178A JPS63171999A (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | 複合防水シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62234178A JPS63171999A (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | 複合防水シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63171999A JPS63171999A (ja) | 1988-07-15 |
| JPH0372800B2 true JPH0372800B2 (ja) | 1991-11-19 |
Family
ID=16966894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62234178A Granted JPS63171999A (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | 複合防水シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63171999A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3971917B2 (ja) * | 2001-11-26 | 2007-09-05 | 東洋ゴム工業株式会社 | 壁面の表面遮水工に使用される遮水シートの水密性確認方法 |
-
1987
- 1987-09-18 JP JP62234178A patent/JPS63171999A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63171999A (ja) | 1988-07-15 |
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