JPH0374648B2 - - Google Patents

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JPH0374648B2
JPH0374648B2 JP59190476A JP19047684A JPH0374648B2 JP H0374648 B2 JPH0374648 B2 JP H0374648B2 JP 59190476 A JP59190476 A JP 59190476A JP 19047684 A JP19047684 A JP 19047684A JP H0374648 B2 JPH0374648 B2 JP H0374648B2
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/02Blood transfusion apparatus
    • A61M1/0209Multiple bag systems for separating or storing blood components
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/22Valves or arrangement of valves
    • A61M39/221Frangible or pierceable closures within tubing
    • A61M2039/222Frangible or pierceable closures within tubing frangible within tubing or bags

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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 技術分野 本発明は、血液成分の分離用器具に関するもの
である。詳しく述べると、血漿より血液凝固第
因子等の血液成分を効率よく分離するための器具
に関するものである。
先行技術 血友病は先天的に血液に血液凝固第因子また
は第因子活性が欠乏しているため、出血性素因
をきたす遺伝性疾患で、第因子欠乏に基づくも
のは血友病A(第因子欠乏症、古典的血友病)、
また第因子欠乏に基づくものは血友病B(第
因子欠乏症、Christmas病)と呼ばれている。し
かるに、現在、血友病の根治療法はなく、必要に
応じて血友病Aに対しては第因子を、また血友
病Bに対しては第因子の補充療法が行なわれて
いる。すなわち、出血の際にはできる限り速やか
に欠乏凝固因子の補充を開始し、手術や抜歯をす
るのであれば予め補充しておく。第因子は不安
定で、保存により活性が失われるので新鮮血を使
用する必要があり、一方、第因子は安定である
ので保存血を用いてもよい。しかし、全血や血漿
をそのまま使用したのでは充分な量の凝固因子を
補充するのは難かしく、第因子についてはクリ
オプレシピテート、コーン(Cohn)分画、あ
るいは第因子濃縮製剤が、一方、第因子につ
いては精製プロトロンビン複合体等濃縮製剤の静
脈内注射が広く行なわれている。
しかして、前記第因子製剤のうち第因子濃
縮製剤は第因子を高濃縮するため、製造工程に
おいて第因子凝固活性が失活し、回収率は約20
%と低値である。また、多人数の血漿を原料とし
て製造されるため、肝炎等のウイルスの混入確率
が高い。一方、クリオプレシピテートは、少人数
由来の血漿から簡便な方法で調製されるため、ウ
イルスの混入確率は低く、第因子凝固活性の回
収率も高値を示す。しかし、低濃縮型の製剤であ
るため、液量が多く、フイブリノゲン等の夾雑タ
ンパク質を多量に含有し、大量輸注の際、循環血
漿量の増加、フイブリノゲン濃度の上昇、溶血と
いつた副作用を起すことがある。
以上の様な従来製剤の欠点を改善するには、ク
リオプレシピテートに含まれるフイブリノゲンを
第因子を失活させることなしに、効率良く除去
する必要がある。しかるに、この様な操作を行う
手段としては、従来満足すべきものが提案されて
いない。
発明の目的 したがつて、本発明の目的は新規な血液成分の
分離用器具を提供することにある。本発明の他の
目的は、血漿からのクリオプレシピテート分離用
器具とクリオプレシピテートからのフイブリノゲ
ン除去用器具を組み合せた、新規な第因子分離
用器具を提供することにある。すなわち、本発明
は、少人数由来の血漿から簡便な方法により、効
率良く第因子を分離し、夾雑タンパク質の少な
い第因子製剤を調製するための器具を提供する
ことを目的とする。
これらの諸目的は、血漿導入用管状体の一端に
接続された血漿収納用容器と該血漿収納用容器内
で分離された乏クリオプレシピテート血漿を移送
するための管状体を介して該血漿収納用容器と連
通可能に接続されあるいは接続可能な乏クリオプ
レシピテート血漿収納用容器と、液体の流路を有
しかつ該血漿収納用容器と連通して接続可能また
は連通可能に接続された連結手段と、該連結手段
を介して該血漿収納用容器中へ注入されるクリオ
プレシピテート溶解剤を内部に収納する容器とを
備えることを特徴とする血液成分分離用器具によ
り達成される。
また、本発明は、連結手段の一端が血漿収納用
容器に接続され、かつ他端がクリオプレシピテー
ト溶解剤収納用容器に接続された管状体である血
液成分分離用器具である。さらに本発明は、連結
手段が連通可能な流路閉鎖手段を備えてなる血液
成分分離用器具である。本発明は流路閉鎖手段
が、破断により流路を開放可能にする被破断部を
備えてなる血液成分分離用器具である。また、本
発明は乏クリオプレシピテート血漿移送用管状体
の一端が血漿収納用容器に接続され、かつ他端が
乏クリオプレシピテート血漿収納用容器に接続さ
れてなる血液成分分離用器具である。さらに、本
発明は血漿収納用容器と乏クリオプレシピテート
血漿収納用容器とが乏クリオプレシピテート血漿
移送用管状体を介して接続されてなる血液成分分
離用器具である。本発明は、血漿収納用容器と乏
クリオプレシピテート血漿収納用容器とが乏クリ
オプレシピテート血漿移送用管状体を介して接続
可能に形成されてなる血液成分分離用器具であ
る。また、本発明は、クリオプレシピテート溶解
剤がL−グリシン、L−リジン、L−アラニン、
L−グルタミン酸等の水溶性アミノ酸、庶糖、ブ
ドウ糖、マンニトール等の糖類あるいは塩化ナト
リウム、塩化カリウム等の中性塩のうち少なくと
も1種類を含む中性水溶液である血液成分分離用
器具である。
なお、本明細書において「連通可能に接続され
または接続可能な」という用語は、例えば破断に
より流路を開放可能にする被破断部を備えてなる
流路閉鎖手段を流路に有する管状部材によつて容
器同士が接続されている場合、または例えばびん
針等を端部に有する管状部材を介して容器同士を
接続することができるといつた態様を意味する。
発明の具体的構成 つぎに、図面を参照しながら本発明を具体的に
説明する。すなわち、第1図は、本発明による血
液成分分離用器具の一実施例を示すもので、血漿
導入用管状体1の一端には血漿収納用容器2が接
続されており、他端には必要によりびん針3が接
続され、かつ該びん針3にはキヤツプ4が被嵌さ
れている。この血漿収納用容器2は連通可能な流
路閉鎖手段5を備えた乏クリオプレシピテート血
漿移送用管状体6を介して乏クリオプレシピテー
ト血漿収納用容器7に接続されている。この乏ク
リオプレシピテート血漿収納用容器7には、必要
によりびん針等を穿刺して内部と連通可能とする
混注ポートが設けられており破断可能な密封部材
8,9で覆われている。また、前記血漿収納用容
器2は連通可能な流路閉鎖手段10を備えた連通
手段であるクリオプレシピテート溶解剤供給用管
状体11を介してクリオプレシピテート溶解剤収
納用容器12に接続されており、該容器12には
クリオプレシピテート溶解剤が収納されている。
さらに、該容器には連通可能な流路閉鎖手段13
を備えた排出用管状体14が接続され、その先端
には雄型テーパ状コネクタ15が取付けられ、キ
ヤツプ16で被嵌されている。
一方、使用時には必要により前記血漿収納用容
器2は、破断可能な密封部材17で覆われた混注
ポートおよび血液導入用管状部材18を備えた血
液収納用容器19に血漿導入用管状部材1を介し
て接続される。なお、該血液導入用管状部材18
の先端には、採血針20が接続され、かつ該採血
針20にはキヤツプ21が被嵌されている。
第2図は、本発明の他の実施例を示すもので、
第1図に示す血液成分分離用器具において、血漿
収納用容器2にさらに連通可能な流路閉鎖手段1
7を備えたクリオプレシピテート溶解剤供給用管
状体18aが接続され、その先端にはびん針22
が取付けられ、キヤツプ23が被嵌されている。
クリオプレシピテート溶解剤収納容器24の排出
口25にびん針22を刺通して該管状体18aを
介して、該溶解剤が容器2内に注入される。ま
た、容器26には、排出用管状体は接続されてお
らず、混注ポートが設けられており、破断可能な
密封部材27で覆われている。また、該容器26
は通常は空である。なお、同図において第1図と
同一の符号は同一部材を表わす。この実施例のよ
うに、溶解剤収納用容器がクリオプレシピテート
溶液を再び収容するものでない場合は、溶解剤収
納用容器としてはシリンジ、薬液入りびん、その
他形状は限定されない。
第3図は、本発明のさらに他の実施例を示すも
ので、クリオプレシピテート溶解剤収納用容器1
2に混注ポートが設けられておらず、かつ該容器
12内に予めクリオプレシピテート溶解剤が収納
されている場合である。この場合18bは血液凝
固第因子排出用管状体である。また、管状体1
8bの先端には雄型コネクタ28が接続され、キ
ヤツプ29が被嵌されている。なお、同図におい
て第2図と同一の符号は同一部材を表わす。
第4図は、本発明の別の実施例を示すもので、
第3図に示す分離用器具において、乏クリオプレ
シピテート血漿移送用管状体6が血漿収納用容器
に予め接続されておらず、この移送用管状体6の
先端にはびん針31が取付けられ、キヤツプ32
が被嵌されている。また、前記血漿収納用容器2
には混合注入ポートが設けられており、破断可能
な密封部材30で覆われている。またこの場合、
前記血漿収納用容器2と血液収納用容器19とは
連通可能な流路閉鎖手段33を介して接続されて
いる。なお、同図において第1図と同一の符号は
同一部材を表わす。
第5図は本発明のさらに別の実施例を示すもの
で、第1図に示す分離用器具において乏クリオプ
レシピテート血漿移送用管状体6が血漿収納用容
器2に予め接続されておらず、この移送用管状体
6の先端にはびん針34が取付けられ、キヤツプ
35が被嵌されている。なお、同図において第1
図と同一の符号は同一部材を表わす。
第6図は、本発明の他の実施例を示すもので、
第1図に示す血漿分離用器具において、血漿分離
用器具2とクリオプレシピテート溶解剤収納容器
12とが予め連結されておらず、またクリオプレ
シピテート溶解剤収納用容器12には混注ポート
が設けられ、破断可能な密封部材34で覆われて
いる。クリオプレシピテート溶解剤移送用管状体
11は別体的に形成され、その両端にびん針3
6,37が取付けられ、キヤツプ38,39がそ
れぞれ被嵌されている。なお、同図において第1
図と同一の符号は、同一部材を表わす。
第7図は、本発明のさらに他の実施例を示すも
ので、血漿導入用管状体1の一端には血漿収納用
容器2が接続されており、他端には、必要により
びん針3が接続され、かつ該びん針3にはキヤツ
プ4が被嵌されている。この血漿収納用容器2
は、連通可能な流路閉鎖手段5を備えた乏クリオ
プレシピテート血漿移送用管状体6を介して乏ク
リオプレシピテート血漿収納用容器7に接続され
ている。この乏クリオプレシピテート血漿収納用
容器7には、必要により、混注ポートが設けられ
ており破断可能な密封部材8,9で覆われてい
る。また、前記血漿収納用容器2は、連通可能な
流路閉鎖手段10aを備えた連結手段であるクリ
オプレシピテート溶解剤供給用管状体11を介し
てクリオプレシピテート溶解剤収納用容器12に
接続されており、該容器12にはクリオプレシピ
テート溶解剤が収納されている。さらに、該容器
には連通可能な流路閉鎖手段13を備えた排出管
状体14が接続され、その先端には雄型テーパコ
ネクタ15が取付けられ、キヤツプ16が被嵌さ
れている。
なお、前記各実施例では一つの容器から直接複
数の管状体が伸びているが、必ずしもその必要は
なく、1本の管状体から分岐管を介して複数の管
状体に別れてもよい。
前記各実施例において、容器および管状体は通
常可撓性合成樹脂、特に軟質塩化ビニル樹脂で作
られている。なお、溶解剤移送用の連結手段(管
状体)の長さは、好ましくは50cm以下、より好ま
しくは25cm以下であり、また、内径は1.0〜3.0mm
であることが好ましく、これにより溶解剤または
クリオプレシピテート溶液が移送中に該管状体内
部に残存して有効に使われなくなる量を減らすと
ともに移送をスムーズに行なうことができる。
また、連通可能な流路閉鎖手段としては、常時
に流路を閉鎖しているが、必要時には閉鎖部材が
開いて流体の流通が可能となる手段であればいず
れも適用できる。このような流路閉鎖手段とし
て、好ましくは流路閉鎖手段が、破断により流路
を開放可能にする被破断部を備えてなるものがあ
る。一例を挙げると、例えば第8図に示すよう
に、それぞれ硬質合成樹脂、例えば硬質塩化ビニ
ル樹脂で形成された外径が通液ポートの内径とほ
ぼ等しくその外端部が細くなつた中空チユーブ4
2とその先端部に一体的に設けられた通液ポート
の内径より小さくかつ管状体(例えば6)の内径
よりも大きな外径を有する中実柱状体43よりな
り、該通液ポート41の内壁に固着されている。
そして、中空チユーブ42と柱状体43との境界
近傍であつて中空チユーブ42側に切欠部44が
設けられている。使用前にあつては中実柱状体4
3によつて容器(例えば2)と管状体(例えば
6)との連通は阻止される。そして、使用時には
外部から指等で切欠部44において中実柱状体4
3を切断し、中空チユーブ42内部を介して容器
と管状体との連通をはかる。必要により中実柱状
体の端面にはその外径長に相当する平板状突出部
45が形成されていて、切断後中実柱状体43片
が連通チユーブを閉塞しないようにしている。
第9図は流路閉鎖手段の他の実施例を示すもの
で、容器(例えば2)に形成されている通液ポー
ト41の容器内部側に設けた場合で、それぞれ硬
質合成樹脂、例えば硬質塩化ビニル樹脂で形成さ
れた外径が通液ポート41の内径とほぼ等しくそ
の先端部が一体的に設けられた柱状体46を備え
た管状体47で柱状体46と管状体47との間に
は切欠部48が形成されている。したがつて、使
用前にはこの柱状体により液の流通は阻止される
が、使用時に外から指等で切欠部48において折
曲げて該柱状体46を切断することにより容器
(例えば2)と管状体(例えば6)とは連通する。
また、混注ポート49は、第10図に示すよう
にその中間を隔壁50により遮蔽されているが、
その先端に設けられているゴム部材51を覆つて
いるカバー52を外してゴム部材51よりびん針
を刺通して前記隔壁50に挿通することにより、
必要な液体を流通させることができ、びん針を抜
けばゴム部材51により逆流が阻止される。ま
た、前記ゴム部材51を設けずにカバー52のか
わりに破断可能な密封部材により被覆してもよ
い。
発明の具体的作用 第1図に示す分離用器具の場合、採血針20お
よび管状体18を介して血液収納用容器19内に
採取された血液を該容器ごと遠心分離器にかけ血
球成分と血漿成分とに分離した後、血漿導入用管
状体1より血漿成分を収納用容器2に導入したの
ち、凍結し、さらに解凍したのち、遠心分離する
ことにより乏クリオプレシピテート血漿層とクリ
オプレシピテート層とに分離するので、上澄の乏
クリオプレシピテート血漿を乏クリオプレシピテ
ート血漿移送用管状体6を経て乏クリオプレシピ
テート血漿収納用容器7に移送する。容器7内に
移送された血漿は容器7ごと分離され、他の血漿
製剤の用途に使用される。ついで、該移送用管状
体6の適当な個所を封止して切断したのち、流路
閉鎖手段10を操作して流路を連通し、クリオプ
レシピテート溶解剤収納用容器12よりL−グリ
シン、L−リジン、L−アラニン、L−グルタミ
ン酸等の水溶性アミノ酸、庶糖、ブドウ糖、マン
ニトール等の糖類、塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム等の中性塩等の単独または混合物よりなるクリ
オプレシピテート溶解剤を、クリオプレシピテー
ト溶解剤供給用管状体11を経て血漿収納用容器
2に供給し、該容器2内で得られるクリオプレシ
ピテートの溶液を再び前記溶解剤収納用容器12
に戻し、該管状体11の適当な個所をクレンメ等
で封止し、切断し、所定の温度(例えば40〜70
℃)に加温したのち遠心し、変性たんぱく質分割
の上層として生成する脱フイブリノゲンクリオプ
レシピテート(血液凝固第因子)を排出用管状
体14から排出分離させる。
排出された第因子は例えばフイルター等で不
純物が濾過された後バイアル瓶へ移され凍結乾燥
後、製剤化される。
第2図に示す血液成分分離用器具の場合、第1
図の場合と同様に乏クリオプレシピテート血漿を
除去したのち、血漿収納用容器2にクリオプレシ
ピテート収納用容器24内に予め収容されたクリ
オプレシピテート溶解剤を供給用管状体18aを
介して供給し、該容器2内で得られる溶液を空で
あつた容器26に移送し、加温後遠心し、得られ
る脱フイブリノゲンクリオプレシピテートを破断
可能な密封部材27を破断して露出した混注ポー
トを経て排出分離させる。
第3図に示す血液成分分離用器具の場合、第1
図の場合と同様に溶解剤収納用容器12から溶解
剤を血漿収納用容器2へ供給して該容器2をその
まま遠心したのち、脱フイブリノゲンクリオプレ
シピテートを、排出用管状体18bから排出分離
させる。
第4図に示す血液成分分離用器具の場合、第3
図の場合と同様に血漿を遠心処理したのち、移送
用管状体6の先端のびん針31を破断可能な密封
部材30内の混注ポートに刺通して接続し、つい
で第3図の場合と同様に処理することにより脱フ
イブリノゲンクリオプレシピテートを、排出用管
状体18bより排出分離させる。
第5図に示す血液成分分離用器具の場合、第1
図の場合と同様に血漿を遠心処理したのち、移送
用管状体6の先端のびん針34を破断可能な密封
部材30内の混注ポートに刺通して接続、ついで
第3図の場合と同様に処理することにより脱フイ
ブリノゲンクリオプレシピテートを排出用管状体
14より排出させる。
第6図に示す血液成分分離用器具の場合、乏ク
リオプレシピテート血漿収納用容器7が予め血漿
収納用容器2と分離しており、乏クリオプレシピ
テート血漿の分離除去時にのみ両者が接続され、
また溶解剤収納用容器12が予め血漿収納用容器
2と分離しておりクリオプレシピテート溶解剤供
給時に移送用管状体11により両者が接続される
点以外は、第1図の場合と同様である。
第7図に示す血液成分分離用器具の場合、血漿
導入用管状体1より血漿を血漿収納用容器2に導
入したのち、凍結し、さらに解凍したのち、遠心
分離することにより乏クリオプレシピテート血漿
層とクリオプレシピテート層とに分離するので、
上澄の乏クリオプレシピテート血漿を乏クリオプ
レシピテート血漿移送用管状体6を経て乏クリオ
プレシピテート血漿収納用容器7に移送する。つ
いで、該移送用管状体6を切断したのち、クリオ
プレシピテート溶解剤収納用容器12よりクリオ
プレシピテート溶解剤を、クレオプレシピテート
溶解剤供給用管状体11を経て血漿収納用容器2
に供給し、該容器2内で得られる溶液を再び前記
溶解剤収納容器12に戻し、所定の温度に加温し
たのち遠心し、変性たんぱく質分画の上層として
生成する脱フイブリノゲンクリオプレシピテート
(第因子)を、排出用管状体14から排出分離
させる。
つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。
実施例 採血針20および管状体18を介して血液収納
用容器19内に新鮮な血液を200又は400ml採取し
たのち、遠心分離器にかけて血漿成分と血球成分
とに分け、上澄の血漿を他の分離バツグ(図示せ
ず)に移送した。ついで、第1図に示す分離用器
具を用い、該分離バツグから血漿導入用管状体1
より血漿400mlを血漿収納用容器2に導入したの
ち、−70℃で凍結し、さらに2〜4℃の恒温槽中
で急速に解凍し、該容器2を遠心分離機に20分間
(3000G)かけて遠心分離した。上澄の乏クリオ
プレシピテート血漿を移送用管状体6を経て乏ク
リオプレシピテート血漿収納用容器7に移送する
ことにより血漿収納用容器2内にクリオプレシピ
テート7mlを得た。ついで、L−グリシン13.3
mg/mlおよび塩化ナトリウム水溶液4mg/mlを含
有する溶解剤15mlをクリオプレシピテート溶解剤
収納用容器12から溶解剤供給用管状体11を経
て血漿収納用容器2へ供給して前記クリオプレシ
ピテートをL−グリシンの塩化ナトリウム溶液中
に溶解させた。さらに、該溶液を溶解剤収納用容
器12へ戻し、54℃で5分間加温処理後20分間
(1800G)遠心分離機にかけたのち、生成した上
澄を排出用管状体14より排出分離したところ、
第因子を16IU/ml含有する脱フイブリノゲン
クリオプレシピテート18mlが該上澄中に得られ
た。
発明の具体的効果 以上述べたように、本発明は、血漿導入用管状
体の一端に接続された血漿収納用容器と、該血漿
収納用容器内で分離された乏クリオプレシピテー
ト血漿を移送するための管状体を介して該血漿収
納用容器と連通可能に接続されあるいは接続可能
な乏クリオプレシピテート血漿収納用容器と、液
体の通路を有しかつ該血漿収納用容器と連通可能
に接続されまたは連通可能な連結手段を介して該
血漿収納用容器中へ注入されるクリオプレシピテ
ート溶解剤を内部に収納する容器とを備えること
を特徴とする血液成分分離用器具であるから、ク
リオプレシピテート内に多量含まれ、しかも第
因子の大量輸注の際に副作用の原因となるフイブ
リノゲンを除去した第因子濃度の極めて高いク
リオプレシピテートを血漿から分離することが可
能である。
また血漿収納用容器と乏クリオプレシピテート
血漿収納用容器とクリオプレシピテート溶解剤収
納用容器とが予め管状体で接続されている場合に
は、器具全体がクローズド化できるので、管状体
の接続操作時に生じる外気汚染の心配がなく、し
かも操作が極めて簡単である。一方、クリオプレ
シピテート溶解剤収納用容器を別体的に形成させ
れば、該容器をオートクレーブ滅菌し、他の部材
をオートクレーブ滅菌の他にガス滅菌、放射線滅
菌等により滅菌することができるので製造が容易
となる。さらに、クリオプレシピテート溶解剤収
納用容器が血漿収納用容器の下方にある場合に
は、クリオプレシピテート溶解剤を注入する際に
該溶解剤が直ぐにクリオプレシピテートと接触す
るために、溶解が迅速に行なわれる。また、溶解
したクリオプレシピテートの前記収納用容器中へ
の移動も重力を利用して容易に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜7図は本発明による血液成分分離用器
具の各実施例を示す正面図、第8図および第9図
は連通可能な流路閉鎖手段の一例を示す断面図で
あり、また第10図は混注ポートの一例を示す断
面図である。 1…血漿導入用管状体、2…血漿収納用容器、
5,10,17…連通可能な流路閉鎖手段、6…
乏クリオプレシピテート血漿移送用管状体、7…
乏クリオプレシピテート血漿収納用管状体、11
…クリオプレシピテート溶解剤供給用管状体、1
2…クリオプレシピテート溶解剤収納用容器、1
4…排出用管状体、18a…供給用管状体、18
b…排出用管状体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 血漿導入用管状体の一端に接続された血漿収
    納用容器と、該血漿収納用容器内で分離された乏
    クリオプレシピテート血漿を移送するための管状
    体を介して該血漿収納用容器と連通可能に接続さ
    れあるいは接続可能な乏クリオプレシピテート血
    漿収納用容器と、液体の通路を有しかつ該血漿収
    納用容器と連通可能に接続されまたは接続可能な
    連結手段を介して該血漿収納用容器中へ注入され
    るクリオプレシピテート溶解剤を内部に収納する
    容器とを備えることを特徴とする血液成分分離用
    器具。 2 連結手段の一端が血漿収納用容器に接続さ
    れ、かつ他端がクリオプレシピテート溶解剤収納
    用容器に接続された管状体である特許請求の範囲
    第1項に記載の血液成分分離用器具。 3 連結手段が連通可能な流路閉鎖手段を備えて
    なる特許請求の範囲第2項に記載の血液成分分離
    用器具。 4 流路閉鎖手段が破断により流路を開放可能に
    する被破断部を備えてなる特許請求の範囲第3項
    に記載の血液成分分離用器具。 5 乏クリオプレシピテート血漿移送用管状体の
    一端が血漿収納用容器に接続され、かつ他端が乏
    クリオプレシピテート血漿収納用容器に接続され
    てなる特許請求の範囲第1項に記載の血液成分分
    離用器具。 6 血漿収納用容器と乏クリオプレシピテート血
    漿収納用容器とが乏クリオプレシピテート血漿移
    送用管状体を介して接続されてなる特許請求の範
    囲第1項または第2項に記載の血液成分分離用器
    具。 7 血漿収納用容器と乏クリオプレシピテート血
    漿収納用容器とが乏クリオプレシピテート血漿移
    送用管状体を介して接続可能に形成されてなる特
    許請求の範囲第1項または第2項に記載の血液成
    分分離用器具。 8 クリオプレシピテート溶解剤が血液凝固第
    因子の安定剤であるL−グリシン、L−リジン、
    L−アラニン、L−グルタミン酸等の水溶性アミ
    ノ酸、庶糖、ブドウ糖、マンニトール等の糖類あ
    るいは塩化ナトリウム、塩化カリウム等の中性塩
    のうち少なくとも1種類を含む中性水溶液である
    特許請求の範囲第1項に記載の血液成分分離用器
    具。
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