JPH0376594B2 - - Google Patents

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JPH0376594B2
JPH0376594B2 JP58194361A JP19436183A JPH0376594B2 JP H0376594 B2 JPH0376594 B2 JP H0376594B2 JP 58194361 A JP58194361 A JP 58194361A JP 19436183 A JP19436183 A JP 19436183A JP H0376594 B2 JPH0376594 B2 JP H0376594B2
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Japan
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free phthalocyanine
phthalocyanine
metal
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JPS6086552A (ja
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Shigemasa Takano
Toshio Enokida
Manabu Sawada
Isao Kumano
Atsushi Tsunoda
Hiroyuki Oka
Yasuki Mori
Toshikazu Narahara
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Hitachi Ltd
Artience Co Ltd
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Hitachi Ltd
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication of JPS6086552A publication Critical patent/JPS6086552A/ja
Publication of JPH0376594B2 publication Critical patent/JPH0376594B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording-members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat or to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0664Dyes
    • G03G5/0696Phthalocyanines

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は特定結晶形を有する無金属フタロシア
ニンからなる光導電性材料に関する。 一般に光導電性物質は、単独あるいは他の物質
と組合せて光起電力素子、光電セル、電子写真感
光板、電気化学光電池などの素子に用いられてい
る。しかしながら、これらはそれぞれに適する特
性、すなわち、固有抵抗値、光電変換量子効率、
粒子形状などが要求され、1種類の光導電性物質
でどの素子にも使用できるわけではなく、各々に
適した素材が別個に作製され、また、その製造に
は難しい制御を必要とし一般に高価であるという
問題がある。例えば代表的な光導電性物質である
シリコンの場合、起電力素子としてはP−N接合
の単結晶あるいは無定形のものが用いられるが、
いずれも数百℃以上の温度下で難しい制御を必要
とする製造法によらねばならない。また、同じ無
定形でも電子写真感光体を作製する際には、起電
力素子に用いるものとは全く異なる方法により所
望の特性を得なければならない。また、これらの
光電変換材料としては、硫化カドミニウム、硫化
鉛、セレンなどの毒性を有するものが多く、ま
た、無定形材質のものは結晶化を防ぐために保管
および使用時の温度管理などをしなければならな
いなどといつた幾つかの問題点がある。 一方、有機光導電体に関しては、無機材料と異
なり低価格が望めること、塗料などとして分散
し、塗布することによつて可撓性フイルム、シー
トの作製ができること、および無公害であるとい
つた点から注目されクロロフイル、メロシアニン
染料などの染料、アゾ、ペリレン、フタロシアニ
ンなどの顔料などに関し、数多くの検討、提案が
なされている。その中でもフタロシアニン類は耐
光性、光電変換量子効率において優れ、安価なこ
ともあつて注目され、特にX型の金属もしくは無
金属フタロシアニンを光導電性材料として用い、
光起電力素子、光電セルおよび電子写真板用に用
いることが提案されている(特公昭44−14106号
公報、特公昭48−34189号公報、特公昭49−
4338R号公報、特開昭55−9497号公報、特開昭55
−11398号公報など。)。しかしながら、これらX
型フタロシアニンはX線回析図を見れば理解され
るように結晶性が悪く、高い温度、溶剤などに対
する安定性に欠け、また、その電気的特性を自由
に制御することができない。さらに、特公昭44−
14106号公報などには各種製造法が提起されてい
るにも拘わらず、ポツトミルで3週間ミリングし
た物が実験に使用されていることから明らかなよ
うに、光導電特性のよいX型フタロシアニンの製
造は必ずしも工業的に効率よく得られるものでは
なかつた。 本発明は上記のような問題点を解決するもので
あり、τ型、変形τ型、η型もしくは変形η型無
金属フタロシアニンからなる、電子写真感光体を
除く光導電性材料を提供するものである。 本発明におけるτ型、変形τ型、η型もしくは
変形η型無金属フタロシアニンは、結晶性に優れ
ているために高い温度、溶剤などに対する安定性
が良好であり、また、製造条件を若干変えること
によつて各種の用途に適する所望の物性の光導電
性材料を得ることができ、しかも短時間で製造す
ることができるという工業上のメリツトがある。 本発明において用いるτ、変形τ、ηおよび変
形η型無金属フタロシアニンは、(特願昭57−
66963号(特開昭58−182639号)および特願昭58
−126194号(特開昭60−19153号))に詳細に記載
されている。 τ型無金属フタロシアニンは、CuKα1/Niの
1.541ÅのX線を使用した際、ブラツグ角度(2θ
±0.2度)が7.6、9.2、16.8、17.4、20.4および20.9
に強い線を示すX線回折図形を有するものであ
る。特に、赤外線吸収スペクトルが700〜760cm-1
の間に751±2cm-1が最も強い4本の吸収帯を、
1320〜1340cm-1の間に2本のほぼ同じ強さの吸収
帯を、3288±3cm-1に特徴的な吸収を有するもの
が望ましい。 τ型無金属フタロシアニンの代表的な製造方法
はα型無金属フタロシアニンを50〜180℃、好ま
しくは60〜130℃においてτ型を示すに足りる十
分な時間撹拌あるいは機械的歪力をもつてミリン
グするところに特徴がある。なお、X線回折およ
び赤外線吸収スペクトルは、製造時における条件
の相違によつて結晶中の格子欠陥あるいは転移の
でき方等によつて多少のズレがでるために範囲を
もつて示したものである。 τ型無金属フタロシアニンの原料となるα型無
金属フタロシアニンは、モーザーおよびトーマス
の「フタロシアニン化合物」(Moser and
Thomas “Phthalocyanine Compounds”)な
どの公知の方法および他の適当な方法によつて得
られるものが使用できる。例えば、無金属フタロ
シアニンは硫酸などの酸によつて脱金属ができる
金属フタロシアニン、例えばリチウムフタロシア
ニン、ナトリウムフタロシアニン、カルシウムフ
タロシアニン、マグネシウムフタロシアニンなど
の酸処理によつて、また、フタロジニトリル、ア
ミノイミノイソインドレニンもしくはアルコキシ
イミノイソインドレニンなどから直接合成したも
のが使用できる。 この無金属フタロシアニンを望ましくは5℃以
下で硫酸などの酸に溶解もしくは酸塩にしたもの
を水、好ましくは氷水中に注ぎ再析出、もしくは
加水分解することによつてα型の無金属フタロシ
アニンが得られる。α型無金属フタロシアニンは
乾燥状態もしくは水ペースト状態で撹拌もしくは
ミリングされる。このときの分散メデイアとして
は通常顔料の分散、乳化、混合などに用いられる
ものでよく、例えばガラスビーズ、スチールビー
ズ、アルミナボール、フリント石などを挙げるご
とができる。しかし、分散メデイアは必ずしも必
要ではない。磨砕助剤としては、通常顔料分散の
磨砕助剤として用いられるもの、例えば食塩、重
炭酸ソーダ、ぼう硝などを挙げることができる。
撹拌、ミリング時分散媒を必要とする場合には撹
拌、ミリング時の温度において液状のもの、例え
ば、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコールなどのアルコール系溶剤、ポリエチ
レングリコール系分散媒、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコールモノブチ
ルエーテルなどのセロソルブ系分散媒、ケトン系
分散媒、エステルケトン系などの分散媒を使用す
ることができる。 結晶転移工程において使用される撹拌、ミリン
グ装置としては、例えばサンドミル、ニーダー、
ホモミキサー、アジター、スターラー、バンバリ
ーミキサー、ボールミル、アトライターなどを挙
げることができる。 結晶転移工程における温度範囲は50〜180℃、
好ましくは60〜130℃で行う。また、通常の結晶
転移工程におけると同様に結晶核を用いるのも有
効な方法である。 τ型への結晶転移速度は撹拌、ミリングの効
率、歪力、原料の粒子径、温度などの種々の条件
に依存する。結晶転移工程終了後、通常の精製法
で磨砕助剤および分散媒などを除去し、乾燥する
ことによつて目的とするτ型無金属フタロシアニ
ンを得ることができる。 変形τ型無金属フタロシアニンは、ブラツグ角
度(2θ±0.2度)が7.5、9.1、16.8、17.3、20.3、
20.8、21.4および21.7に強い線を示すX線回折図
形を有するものである。特に赤外線吸収スペクト
ルが700〜760cm-1の間に753±2cm-1が最も強い
4本の吸収帯を、1320〜1340cm-1の間に2本のほ
ぼ同じ強さの吸収帯を、3297±3cm-1に特徴的な
吸収を有するものが望ましい。 変形τ型無金属フタロシアニンは、τ型無金属
フタロシアニンとほぼ同様な製造方法によつて得
ることができる。 η型無金属フタロシアニンは、赤外線吸収スペ
クトルが700〜760cm-1の間に753±1cm-1が最も
強い4本の吸収帯を、1320〜1340cm-1の間に2本
のほぼ同じ強さの吸収帯を、3285±5cm-1に特徴
的な吸収を有するものであり、本発明者等の研究
によると、η型無金属フタロシアニンは、ブラツ
グ角度が7.6、9.2、16.8、17.4および28.5に強いピ
ークを示すX線回折図形を有するものと、7.6、
9.2、16.8、17.4、21.5および27.5に強いピークを
示すX線回折図形を有するものとがある。η型無
金属フタロシアニンの代表的な製造法としては、
無金属フタロシアニン、特にα型無金属フタロシ
アニン100重量部と、ベンゼン核に置換基を有す
る無金属フタロシアニン、またはベンゼン核に置
換基を有してもよいフタロシアニン窒素同構体も
しくは金属フタロシアニンの1種もしくは2種以
上50重量部以下との混合物を、30〜220℃、好ま
しくは60〜130℃においてτ型無金属フタロシア
ニンを得ると同様の撹拌もしくはミリングするこ
とによつて製造する方法であり、純粋な無金属フ
タロシアニンに限らず、他のフタロシアニン類と
の混合物をも指称するものである。 変形η無金属フタロシアニンは、η型無金属フ
タロシアニンとほぼ同様にして得ることができ、
赤外線吸収スペクトルが700〜760cm-1の間に753
±1cm-1が最も強い4本の吸収帯を、1320〜1340
cm-1の間に2本のほぼ同じ強さの吸収帯を、3297
±5cm-1に特徴的な吸収を有するものである。本
発明者等の研究によると、変形η型無金属フタロ
シアニンは、ブラツグ角度が7.5、9.1、16.8、
17.3、20.3、20.8、21.4および27.5に強いピークを
示すX線回折図形を有するものと、7.5、9.1、
16.8、17.3、20.3、20.8、21.4、22.1、27.4および
28.5に強いピークを示すX線回折図形を有するも
のとがある。 以下参考例によつて、本発明におけるτ、変形
τ、η型もしくは変形η型無金属フタロシアニン
の製造法を例示する。例中部は重量部を示す。 参考例 1 α型無金属フタロシアニン10部に、表1に示す
磨砕助剤20部、溶媒8部をニーダーに入れ、それ
ぞれ80℃で7〜15時間ニーデイングし、サンプリ
ングして、X線回折図でη型に転移したことを確
認の後、ニーダーより取り出し、水およびメタノ
ールで磨砕助剤、溶媒を洗浄除去後、2%の希硫
酸水溶液中で撹拌、精製し、ろ過、水洗、乾燥し
て鮮明な色相の青色結晶を得た。これらの結晶は
赤外線吸収スペクトルの測定によつてもτ型無金
属フタロシアニンであることが確認された。
【表】 参考例 2 α型無金属フタロシアニン10部、食塩200部お
よび溶媒としてエチレングリコール300部をサン
ドミルに入れ、100℃で20時間ミリングした。サ
ンプリングして、X線回折図で変形τ型に転移し
たことを確認の後、ニーダーより取り出し、参考
例1と同様にして青色結晶を得た。この結晶は赤
外線吸収スペクトルの測定によつても変形τ型無
金属フタロシアニンであることが確認された。 参考例 3 無金属フタロシアニン100部、表2に示す各種
フタロシアニンの誘導体各々10部を氷冷した98%
硫酸に溶解し、この溶液を水中に投入し、沈でん
物をろ過、水洗、乾燥することによつて均一な混
合物を得た。この混合物100部、粉砕食塩200部お
よびポリエチレングリコール80部をニーダーに入
れ、それぞれ90℃で7〜20時間ニーデイングし
た。サンプリングして、X線回折図でτ型に転移
したことを確認の後、ニーダーより取り出し、参
考例1と同様にして青色結晶を得た。この結晶は
赤外線吸収スペクトルの測定によつてもη型無金
属フタロシアニンであることが確認された。
【表】 表2中、CuPcは銅フタロシアニン残基を、Pc
はフタロシアニン残基を表わす。また、ジエチル
アミノメチル基は平均1.1個、ピペリジノメチル
基は平均2.2個導入されたものである。 参考例 4 α型無金属フタロシアニン100部、下記フタロ
シアニン誘導体をそれぞれ15部、粉砕食塩200部
およびポリエチレングリコール80部をニーダーに
入れ、100℃で8時間ニーデイングした。サンプ
リングして、X線回折図で変形η型に転移したこ
とを確認の後、ニーダーより取り出し、参考例1
と同様にして青色結晶を得た。この結晶は赤外線
吸収スペクトルの測定によつても変形η型無金属
フタロシアニンであることが確認された。 4−A Pc−(COCH2NHC8H172.1 4−B Pc−(Br)4 以上の参考例に示したように、これら無金属フ
タロシアニンは溶媒、磨砕助剤、温度、撹拌条
件、およびη型および変形η型の製造に使用され
るフタロシアニン誘導体の種類および量などの
種々の条件を挙げることができる。これらの製造
条件を変更することによつて、X線回折図、赤外
線吸収スペクトルなどが同様でありながら、光導
電性材料としての諸特性、例えば固有抵抗、光電
変換量子効率あるいは粒子径などの異なるものを
かなり自由に得ることができ、かつその光電変換
量子効率が一般のものより優れている。 この特性差は、各条件の相違によつて結晶粒子
の径、各結晶面の成長度あるいはその比率の異な
るものができ、各結晶面毎の特性が異なることに
よつて生ずるものと考えられる。さらに、それら
の製造法はほとんど同一の装置によつて可能であ
り、しかもその製造には1〜50時間、通常は10時
間以内でも十分結晶形の良好であり、安定で、優
れた光電変換特性の材料を得ることができるた
め、安価で種々の特性を有する光導電性材料とし
て多方面への応用が可能である。例えば、τ型無
金属フタロシアニンの場合の特性の変化を例にす
ると、溶媒としてグリセリンを使用して得たもの
の固有抵抗値は108であり、溶媒をポリエチレン
グリコール(分子量約400)として得たものの固
有抵抗値は1014であり、106倍もの相違がある。
また、磨砕剤としてぼう硝を用いた場合の平均粒
径は0.01μmであり、2mmφのガラスビーズを用
いた場合のそれは2μmのものが得られ、前者の
光電流は後者の102倍程度も大きくなる。さらに、
磨砕装置としてニーダーとアトライターとでは平
均粒径が、それぞれ0.01μm、0.5μmのものが得
られ、光電流もニーダーを用いたものの方が約50
倍も大きい。 また、η型もしくは変形η型無金属フタロシア
ニンのように、金属もしくは無金属フタロシアニ
ンなどの誘導体を含有する場合には、それらの誘
導体の種類によつても得られたものの特性が変化
する。例えば、抵抗値の低いハロゲン化フタロシ
アニン、テトラピリジンポルフインなどの窒素同
構体、あるいは正孔移動型のニトロ化フタロシア
ニンなどの誘導体を5〜40重量%程度用いると、
固有抵抗値が106Ωcm程度となり、上記のような
置換基を有していないものと比較して103倍程度
も大きいものが得られる。 本発明に係る光導電性材料はそのままでもよい
が、さらに各種の色素、一般に電子写真感光体に
用いられている電荷輸送剤、あるいは顔料用途で
用いられている各種の分散剤、表面処理剤などを
添加したものとして使用することができる。これ
らの処理、あるいは添加により、光電流、抵抗な
どの制御、分散安定性などの所望の適正を付与す
ることができる。添加方法としては、フタロシア
ニンの合成時、生成時、あるいは後添加、後処理
などの適宜の時期に自体公知の方法によつて行う
ことができる。 上記色素としては、各種有機顔料、染料などが
あり、例えばペリレン類、インダスレン類、キナ
クリドン類、アゾ類、フタロシアニン類などの顔
料、およびブリリアントグリーン、ビクトリアブ
ルーB、メチルバイオレツト、クリスタルバイオ
レツト、アシツドバイオレツト6Bのようなトリ
アリルメタン系染料、ローダミン6G、ローダミ
ンB、ローダミン6Gエクストラ、エオシンS、
エリトロシン、ローズベンガル、フルオレセイン
のようなキサンテン染料、メチレンブルーのよう
なチアジン染料、シアニンのようなシアニン染
料、2−6−ジフエニル−4−(N,N−ジメチ
ルアミノフエニル)チアピリリウムパークロレー
ト、ベンゾピリリウム塩などのピリリウム染料、
メロシアン染料などを挙げることができる。 本発明に用いられる電荷輸送剤としては、オキ
サゾール誘導体、スチリル色素ベース、シアニン
色素ベース、オキサジアゾール誘導体、ピラゾリ
ン誘導体、ヒドラジン誘導体、トリフエニルアミ
ン誘導体、トリフエニルメタン誘導体、ニトロフ
ルオレノン誘導体などの各種の光導電性化合物を
挙げることができ、また、ポリ−N−ビニルカル
バゾール、ポリ−9−P−ビニルフエニルアント
ラセンなどのカルバゾール環、アントラセン環を
側鎖に有する高分子、あるいはピラゾリン環、ジ
ベンゾチオフエン環を側鎖に有する高分子も用い
ることができ、これら高分子は結着剤樹脂として
も作用する。さらに具体的には、例えばo−クロ
ルアニル、o−ブロムアニル、テトラシアノエチ
レン、テトラシアノキノジメタン、2,4,7,
−トリニトロ−9−フルオレノン、2,4,5,
7−テトラニトロ−9−フルオレノン、2,4,
5,7−テトラニトロキサントン、2,4,8−
トリニトロチオキサントン、ピレン、N−エチル
カルバゾール、N−イソプロピルカルバゾール、
2,5−ビス(4−N,N−ジエチルアミノフエ
ニル)−1,3,4−オキサジアゾール、1−フ
エニル−3−(4−N,N−ジエチルアミノスチ
リル)−5−(4−N,N−ジエチルアミノフエニ
ル)ピラゾリン、1−〔ピリジル−(2)〕−3−(4
−N,N−ジエチルアミノスチリル)−5−(4−
N,N−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリン、
1−〔キノリノ−(4)〕−3−(4−N,N−ジエチ
ルアミノスチリル)−5−(4−N,N−ジエチル
アミノフエニル)ピラゾリン、トリフエニルアミ
ン、N−エチルカルバゾール−3−カルボアルデ
ヒドフエニルメチルヒドラゾン、N−エチルカル
バゾール−3−カルボアルデヒドジフエニルヒド
ラゾン、P−ジエチルアミノベンズアルデヒドジ
フエニルヒドラゾン、α−アントリル−β−(4
−N,N,−ジエチルアミノフエニル)エチレン、
ポリ−N−ビニルカルバゾール、ハロゲン化ポリ
−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルアントラ
セン、ポリビニルアクリジン、ポリ−9−P−ビ
ニルフエニルアントラセン、ピレン−ホルムアル
デヒド樹脂、エチルカルバゾール−ホルムアルデ
ヒド樹脂、ポリアセチレンなどを挙げることがで
きる。 また、分散剤、表面処理剤としては、各種フタ
ロシアニン誘導体、無機顔料、樹脂などがあり、
例えば酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、エ
ステルガム、ロジン系樹脂類などを挙げることが
できる。 以上のようにして得られた本発明に係る光導電
性材料は、必要ならば他のフタロシアニン類、ベ
ペリレン、アゾなどの有機光導電性材料、あるい
は酸化亜鉛、酸化チタン、硫化カドミウム、硫化
鉛などの無機光導電性材料を併用し、結着剤樹脂
および必要に応じて溶媒を用い、必要ならば所望
の添加剤を添加して、各種基板上に塗布したり、
キヤストフイルムとしたりして、周知のような各
種の光電変換素子に適用される。結着剤樹脂とし
ては、例えばポリウレタン樹脂、メラミン樹脂、
ユリア樹脂、フエノール樹脂、エポキシ樹脂、ケ
イ素樹脂、ポリエステル樹脂、アルキツド樹脂、
アクリル樹脂、キシレン樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体樹脂、酢酸ビニル−メタクリル酸
エステル共重合体樹脂、ポリフツ化ビニリデンな
どのフツ素樹脂、ポリカーボネート樹脂、繊維素
誘導体などの結着剤、あるいはポリビニルカルバ
ゾールなどの光導電性を有する結着剤などを挙げ
ることができる。 本発明に係る光導電性材料を適用することがで
きる光電変換素子としては、一般に光導電体が使
用されている用途であればよく、例えば光起電力
素子、光導電セル、電気化学光電池などを挙げる
ことができる。 このうち光起電力素子としては、整流接触
(Shottky−Barrier)を利用するものと、P−N
接合を利用するものとがあり、太陽電池、ホトダ
イオード、ホトトランジスタなどに適用される。
また、光導電セルは主として光の検出器として用
いられる。電気化学光電池としては、電解質溶液
中で各種電極と組合せて、膜として、あるいは分
散系として用いられる。 以上のように、本発明に係る光導電体材料は、
光電変換材料としての各種の特性を製造条件を変
えることによつて、比較的容易に制御することが
できるという特長があり、また、光、熱、溶媒な
どに対する安定性に優れ、可撓性のある膜とする
こともできるため、各種光電変換素子に応用が可
能である。 以下実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。例中部は重量部を示す。 実施例 1 前記参考例1−A、参考例2、参考例3−Aお
よび参考例4−Aにより得られたτ型、変形τか
た、η型および変形η型無金属フタロシアニン、
および表3に示す処理剤によつて予め処理された
無金属フタロシアニン50部、表3に示す電荷輸送
剤40部、溶媒200部を往復型振とう機にて2時間
分散し、第1図に示すように厚さ1mmの透明導電
ガラス(ネサガラス)1上にアプリケータで乾燥
膜厚が1.5μmとなるように塗布し、乾燥させて光
電変換材料膜2を形成し、さらにその上にアルミ
ニウム蒸着層3を対電極として形成し、光起電力
素子4を得ることができる。この光起電力素子4
の特性は、750nm、10μW/cm2の光に対してVoc
は0.85〜0.95V、Jscは10〜10Aであり、下記で定
義する効率(n)を表3に示す。 n=Jsc・Voc/I・Tm×ff×100 (式中Tmは金属電極を通る光の透過量であり、
Iは特定波長における入射光強度をワツトで示す
ものであり、Jscは適用電位ゼロにおける外部負
荷を通過する光電流であり、そしてVocは電流ゼ
ロにおいて電池の両端面に発生する電位差であ
り、記号ffは補助フアクターを表わし、本発明の
素子では0.33である。) 無金属フタロシアニンを予め処理する方法は、
無金属フタロシアニン100部、処理剤30部および
処理剤を溶解する有機溶媒100部をビーカーに入
れ5時間撹拌し、ろ過、乾燥した。 また、表3におけるオキサジアゾール、ピラゾ
リンおよびヒドラジンとしては、 ●オキサジアゾールは、2,5−ビス(4−N,
N−ジエチルアミノフエニル)−1,3,4−
オキサジアゾール ●ピラゾリンは、1−〔キノリノ−(4)〕−3−(4
−N,N−ジエチルアミノスチリル)−5−(4
−N,N−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリ
ン ●ヒドラゾンは、P−ジエチルアミノベンズアル
デヒドジフエニルヒドラゾン を用いた。 また、樹脂としては、 ●ポリエステルは、東洋紡績(株)製バイロン200 ●ポリカーボネートは、帝人(株)製パンライトL−
1250W ●ポリビニルカルバゾールは、亜南産業(株)製ツビ
コール210 ●シリコン樹脂は、信越シリコーン(株)製KR201 を用いた。
【表】 表3中、THFはテトラヒドロフランを、DCM
はジクロルメタンを、TNFはトリニトロフロオ
レノンを、また、PVKはポリビニルカルバゾー
ルを示し、溶媒を2種は同量混合物を使用した。 実施例 2 実施例1と同様にして、表4に示す処方(ただ
し溶媒としてはトルエン/THFの同量混合物200
部を用いた。)で、分散塗液を作製し、第2図に
示すように、金蒸着層5を有する銅板6上にアプ
リケータで乾燥膜厚が1.5μmとなるように塗布
し、乾燥させて光電変換材料膜2を形成し、その
上に厚さ300Åの光透過性の金蒸着薄層7を被覆
して光導電セル(A)8を作製した。また、同塗液を
第1図に示すと同じようにネサガラス上にアプリ
ケータで乾燥膜厚が1.0μmとなるように塗布し、
乾燥させて光電変換材料膜を形成し、その上に対
電極として銅を蒸着し、光導電セル(B)を作製した
(図示していない。)。また、さらに第3図に示す
ように石英ガラス板9上にくし形に銀の蒸着層9
を形成し、その上に上記塗液を乾燥膜厚が1.0μm
となるように塗布、乾燥して光導電セル(C)8を作
製した。 また、一方表4に示すような無金属フタロシア
ニンもしくは処理無金属フタロシアニンを200
Kg/cm2で加圧して10mmφ、厚さ2mmの錠剤を成形
し、第4図に示すように、この錠剤11の表面に
白金蒸着層12を形成し、光導電セル(D)8を作製
した。 これらの光導電セルに10Vを印加し、400〜
800nmの光を照射した時の光電流/暗電流の比
を表4に、実施例2−2および実施例2−10の光
電流/スペクトル依存性を第5図および第6図に
示し、また、実施例2−10の光電流/光強度依存
性を第7図に示す。これらの光導電セルは光強度
に対して極めてリニアであり、また、樹脂のない
ほうが特性が良いことがわかる。また、これらの
セルは密閉型にすることにより、不活性ガス中で
安定化、あるいは酸化性ガス中で抵抗の調節をす
ることができる。 表4中のヒドラドン、ポリカーボネート、
PVKは、実施例1と同じものを使用し、また、
スチリル色素ベースは下記のものを使用した。
【表】 を示す。
実施例 3 参考例2で得られた変形τ型無金属フタロシア
ニン10部を水添加ロジングリセリンエステル(荒
川化学(株)製エステルガムH)50部、トルエン100
部とをボールミルで24時間練肉して塗液とした。
この塗液を親水化処理したアルミニウム板上に
2.5μm厚の熱軟化性樹脂層を形成し、コロナ放電
によつて正帯電させた後、像露光し50〜100℃に
加熱すると、潜像状にフタロシアニン粒子がアル
ミニウム板上に電着された。残りの粒子およびバ
インダーは、キシレン中に静かに浸漬することに
よつて洗い流し、さらに、この後良好な画像にす
るためにケロシンを用いたリンス液中でリンスを
行い、さらに120℃で1時間の加熱によつて定着
した。 次に、このアルミニウム板に電着したフタロシ
アニン粒子濃度を測定し、この結果を第8図に示
す。この結果から、フタロシアニンを用いた熱軟
化性樹脂層は、極めて感度の良い光泳動感剤であ
ることが理解されよう。上記のようにして得たフ
タロシアニンが電着したアルミニウム板はオフセ
ツト印刷板として使用することができる。 実施例 4 参考例1−Bの平均粒径0.01μmのτ型、参考
例2の変形τ型、参考例3−Dのη型および参考
例4−Bの変形τ型の各無金属フタロシアニン、
および表5に示す処理剤によつて処理した無金属
フタロシアニン50部、溶媒200部をボールミルで
24時間分散して塗液を作製し、これを表5に示す
ような基板電極上に乾燥膜厚が1μmとなるよう
バーコータで塗布し、乾燥して光導電性材料層を
形成した。これを表5の電解質0.1モル溶液中で
対電極と組合せ100mW/cm2の光をフタロシアニ
ン電極側から照射し、起電力Vocと光電流Vscを
測定した結果を表5に示す。この結果からこれら
の光起電力素子が優れた特性を有することが理解
される。 なお、表5中のヒドラジンおよびオキサジアゾ
ールは実施例1と同じものを用いた。
【表】 実施例 5 実施例4と同様に、参考例1−Bの平均粒径
0.01μmのτ型、参考例2の変形τ型、参考例3
−Dのη型および参考例4−Bの変形τ型の各無
金属フタロシアニン、および表6に示す処理剤に
よつて処理した無金属フタロシアニン50部、酸化
チタン50部、溶媒300部をボールミルで24時間分
散して塗液を作製し、これを表6に示すような基
板電極上に乾燥膜厚が1μmとなるようバーコー
タで塗布し、乾燥して光導電性材料層を形成し
た。これを表6の電解質0.1モル溶液中で対電極
と組合せ100mW/cm2の光をフタロシアニン電極
側から照射し、起電力Vocと光電流Vscを測定し
た結果を表5に示す。この結果からこれらの光起
電力素子が優れた特性を有することが理解され
る。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は、本発明に係る光導電性材
料を用いた光電変換素子を説明するものであり、
第1図および第2図は断面図、第3図は斜面図、
第4図は平面図である。第5図および第6図はそ
れぞれ実施例2−2および実施例2−10の光導電
セルの光電流/スペクトル依存性を、また、第7
図は実施例2−10の光導電セルの光電流/光強度
依存性をグラフを示し、第8図は実施例3のフタ
ロシアニン粒子濃度を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 CuKα1/Niの1.541ÅのX線に対し、ブラツ
    グ角度(2θ±0.2度)が7.6、9.2、16.8、17.4、
    20.4および20.9に強い線を示すX線回析図を有す
    るτ型無金属フタロシアニン、 2 CuKα1/Niの1.541ÅのX線に対し、ブラツ
    グ角度(2θ±0.2度)が7.5、9.1、16.8、17.3、
    20.3、20.8、21.4および21.7に強い線を示すX線
    回析図を有する変形τ型無金属フタロシアニン、 3 CuKα1/Niの1.541ÅのX線に対し、ブラツ
    グ角度(2θ±0.2度)が7.6、9.2、16.8、17.4およ
    び28.5に強い線を示す、または7.6、9.2、16.8、
    17.4、21.5および27.5に強い線を示すX線回析図
    を有するη型無金属フタロシアニン、 もしくは 4 無金属フタロシアニン100重量部と、ベンゼ
    ン核に置換基を有する無金属フタロシアニン、ベ
    ンゼン核に置換基を有してもよいフタロシアニン
    窒素同構体もしくは金属フタロシアニンの1種も
    しくは2種以上50重量部以下との混合物であつ
    て、CuKα1/Niの1.541ÅのX線に対し、ブラツ
    グ角度(2θ±0.2度)が7.5、9.1、16.8、17.3、
    20.3、20.8、21.4および27.5に強い線を示す、ま
    たは7.5、9.1、16.8、17.3、20.3、20.8、21.4、
    22.1、27.4および28.5に強い線を示すX線回析図
    を有する変形η型無金属フタロシアニン からなる、電子写真感光体を除く光導電性材料。
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