JPH0377637B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0377637B2 JPH0377637B2 JP61129643A JP12964386A JPH0377637B2 JP H0377637 B2 JPH0377637 B2 JP H0377637B2 JP 61129643 A JP61129643 A JP 61129643A JP 12964386 A JP12964386 A JP 12964386A JP H0377637 B2 JPH0377637 B2 JP H0377637B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elongation
- metal pipe
- titanium
- pure titanium
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Resistance Heating (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、カートリツジヒータの製造方法に関
し、特に耐食性に優れたチタン管を用いたチタン
管カートリツジヒータの製造方法に関するもので
ある。 従来の技術 チタンは周知のように耐食性に優れており、金
属パイプとしてチタン管を用いたカートリツジヒ
ータは、腐食性の強い写真の現像液や海水など
を、所定の温度に加熱するのに使用されている。 これは、前述したようにチタンの持つ耐食性を
応用したものであり、コスト的に高価なものであ
るにもかかわらず、最近、用途が拡大しつつあ
る。 一般に、カートリツジヒータは、片側を封止し
た金属パイプと、中央部に2本の電気取り出し用
の電極線を挿入すると共に、円周部に電熱線を巻
きつけたマグネシアコアを、それぞれ準備し、こ
のマグネシアコアを、片側を封止した金属パイプ
の中央部に挿入し、かつ前記マグネシアコアと金
属パイプとの隙間にマグネシア粉末を充填し、そ
して金属パイプを圧延減径することにより製造さ
れる。一方、金属パイプの封止方法にはいろいろ
な方法があるが、一般的には、あらかじめ金属板
をプレス加工により成形し、準備した凹状の封止
金具を用い、これを金属パイプの片側に挿入し、
これらを溶接することにより行なわれる。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、チタンを使用するチタン管カー
トリツジヒータの製造方法においては、プレス加
工による封止金具の成形時に、“しわ”や“割れ”
が生じ、この部分より、耐食性の劣化や溶液の侵
入等が生じ、実用化が難しかつた。 本発明はこのような問題点を解決するもので、
製造が容易で、かつ耐食性に優れたチタン管カー
トリツジヒータの製造方法を提供すことを目的と
するものである。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、JIS規
格(JIS H 4600)の第1種相当の引張試験によ
る伸びが27%以上ある純チタン板をプレス加工に
より凹状に成形した封止金具を、IJS規格(JIS
H 4600)の第1種および第2種もしくは第3種
の少なくともいずれかに相当する引張試験による
伸びが18%以上ある純チタン板を用いて管状に成
形した金属パイプの片側に挿入し、かつアルゴン
溶接により封止すようにしたものである。 作 用 一般に市場に出回つているチタンは、(1)純チタ
ンと(2)チタン合金の大きく分けて2つに分類され
る。 特に、この2つのチタンについては、硬さ等が
大きく異なるため、はつきりと区分されている
が、前者の純チタンについては、JIS規格におい
て、第1種〜第3種の3つに区分されているにも
かかわらず、はつきりと区分して使用されていな
いのが実情である。 本発明者らは、市場に出回つている純チタンを
いろいろ入手し、従来の方法にのつとり封止金具
を製造したが、“しわ”や“割れ”がほとんど発
生せず、うまく成形できるものと、著しく“し
わ”や“割れ”の発生するものという具合に、大
きく2つの現象が見られた。 本発明者らは、この点について検討を加えたと
ころ、JIS規格における引張試験での伸びが27%
以上ある第1種相当の純チタン板を使用すること
により、“しわ”または“割れ”のない品質特性
に優れた封止金具を得ることができることを見い
出した。これは、伸び性に優れるため、プレス加
工時に金型に充分追従できるためであると考え
る。 一方、このようにして得られる封止金具を、チ
タンからなる金属パイプの片側に挿入して封止す
る場合、特に金属パイプのチタンの材質として、
限定する必要はなく、前述した伸びが18%以上の
純チタン板であればよい。 これは、アルゴン容接により、封止金具と、金
属パイプとを封止するだけであるため、特に、異
種不純物が多量に含有されていない範囲であり、
問題はない。また充填後の圧延減径工程において
も、所定の圧化率以下であれば、チタンの種類に
関係なく、金属パイプの割れなどは生じず、問題
はない。 以上の理由により、従来の一般的なカートリツ
ジヒータの製造方法をそのまま応用することがで
きるため、製造が容易であると共に、これにより
得られるチタン管カートリツジヒータは、耐食性
に優れたものとなる。 実施例 以下、本発明の具体的な実施例を第1図〜第2
図にもとづいて説明する。 まず、電気取り出し用の電極線1を貫通させる
穴2aを設けたマグネシアコア2を準備し、この
マグネシアコア2に電熱線3を巻きつけると共
に、前記穴2aに電極線1を貫通させた。 一方、第1表に示す特性を有するJIS規格第1
種相当の伸びが27%以上ある純チタン板をプレス
加工し、第2図に示す形状の封止金具4を準備し
た。
し、特に耐食性に優れたチタン管を用いたチタン
管カートリツジヒータの製造方法に関するもので
ある。 従来の技術 チタンは周知のように耐食性に優れており、金
属パイプとしてチタン管を用いたカートリツジヒ
ータは、腐食性の強い写真の現像液や海水など
を、所定の温度に加熱するのに使用されている。 これは、前述したようにチタンの持つ耐食性を
応用したものであり、コスト的に高価なものであ
るにもかかわらず、最近、用途が拡大しつつあ
る。 一般に、カートリツジヒータは、片側を封止し
た金属パイプと、中央部に2本の電気取り出し用
の電極線を挿入すると共に、円周部に電熱線を巻
きつけたマグネシアコアを、それぞれ準備し、こ
のマグネシアコアを、片側を封止した金属パイプ
の中央部に挿入し、かつ前記マグネシアコアと金
属パイプとの隙間にマグネシア粉末を充填し、そ
して金属パイプを圧延減径することにより製造さ
れる。一方、金属パイプの封止方法にはいろいろ
な方法があるが、一般的には、あらかじめ金属板
をプレス加工により成形し、準備した凹状の封止
金具を用い、これを金属パイプの片側に挿入し、
これらを溶接することにより行なわれる。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、チタンを使用するチタン管カー
トリツジヒータの製造方法においては、プレス加
工による封止金具の成形時に、“しわ”や“割れ”
が生じ、この部分より、耐食性の劣化や溶液の侵
入等が生じ、実用化が難しかつた。 本発明はこのような問題点を解決するもので、
製造が容易で、かつ耐食性に優れたチタン管カー
トリツジヒータの製造方法を提供すことを目的と
するものである。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、JIS規
格(JIS H 4600)の第1種相当の引張試験によ
る伸びが27%以上ある純チタン板をプレス加工に
より凹状に成形した封止金具を、IJS規格(JIS
H 4600)の第1種および第2種もしくは第3種
の少なくともいずれかに相当する引張試験による
伸びが18%以上ある純チタン板を用いて管状に成
形した金属パイプの片側に挿入し、かつアルゴン
溶接により封止すようにしたものである。 作 用 一般に市場に出回つているチタンは、(1)純チタ
ンと(2)チタン合金の大きく分けて2つに分類され
る。 特に、この2つのチタンについては、硬さ等が
大きく異なるため、はつきりと区分されている
が、前者の純チタンについては、JIS規格におい
て、第1種〜第3種の3つに区分されているにも
かかわらず、はつきりと区分して使用されていな
いのが実情である。 本発明者らは、市場に出回つている純チタンを
いろいろ入手し、従来の方法にのつとり封止金具
を製造したが、“しわ”や“割れ”がほとんど発
生せず、うまく成形できるものと、著しく“し
わ”や“割れ”の発生するものという具合に、大
きく2つの現象が見られた。 本発明者らは、この点について検討を加えたと
ころ、JIS規格における引張試験での伸びが27%
以上ある第1種相当の純チタン板を使用すること
により、“しわ”または“割れ”のない品質特性
に優れた封止金具を得ることができることを見い
出した。これは、伸び性に優れるため、プレス加
工時に金型に充分追従できるためであると考え
る。 一方、このようにして得られる封止金具を、チ
タンからなる金属パイプの片側に挿入して封止す
る場合、特に金属パイプのチタンの材質として、
限定する必要はなく、前述した伸びが18%以上の
純チタン板であればよい。 これは、アルゴン容接により、封止金具と、金
属パイプとを封止するだけであるため、特に、異
種不純物が多量に含有されていない範囲であり、
問題はない。また充填後の圧延減径工程において
も、所定の圧化率以下であれば、チタンの種類に
関係なく、金属パイプの割れなどは生じず、問題
はない。 以上の理由により、従来の一般的なカートリツ
ジヒータの製造方法をそのまま応用することがで
きるため、製造が容易であると共に、これにより
得られるチタン管カートリツジヒータは、耐食性
に優れたものとなる。 実施例 以下、本発明の具体的な実施例を第1図〜第2
図にもとづいて説明する。 まず、電気取り出し用の電極線1を貫通させる
穴2aを設けたマグネシアコア2を準備し、この
マグネシアコア2に電熱線3を巻きつけると共
に、前記穴2aに電極線1を貫通させた。 一方、第1表に示す特性を有するJIS規格第1
種相当の伸びが27%以上ある純チタン板をプレス
加工し、第2図に示す形状の封止金具4を準備し
た。
【表】
このようにして準備した封止金具4を、JIS規
格第2種相当の伸びが23%以上ある純チタン板を
溶接により管状にした金属パイプ5の片側に挿入
しアルゴン溶接により封止することにより、片側
を封じた金属パイプ5を準備した。 続いて、電極線1および電熱線3を有するマグ
ネシアコア2を、片側を封止金具4で封じた金属
パイプ5の中央部に挿入し、これらの隙間にマグ
ネシア粉末6を充填し、そして金属パイプ5を圧
延減径し、第1図に示す本発明のチタン管カート
リツジヒータを5本完成した。 一方、比較例として、封止金具4をIJS規格第
2種相当の伸びが23%以上ある純チタン板で構成
し、これを用い、上記と同様にして、チタン管カ
ートリツジヒータを5本完成した。 このようにして完成したチタン管カートリツジ
ヒータを評価するため、写真用現像液中で、通電
による実装試験を行なつた。 この試験において、金属パイプ5と電極線1の
間の電気絶縁性を調べることにより、封止金具の
“しわ”または“割れ”による現像液の侵入度合
または耐食性をチエツクし、品質の安定性を調べ
た。 この結果を第2表に示す。
格第2種相当の伸びが23%以上ある純チタン板を
溶接により管状にした金属パイプ5の片側に挿入
しアルゴン溶接により封止することにより、片側
を封じた金属パイプ5を準備した。 続いて、電極線1および電熱線3を有するマグ
ネシアコア2を、片側を封止金具4で封じた金属
パイプ5の中央部に挿入し、これらの隙間にマグ
ネシア粉末6を充填し、そして金属パイプ5を圧
延減径し、第1図に示す本発明のチタン管カート
リツジヒータを5本完成した。 一方、比較例として、封止金具4をIJS規格第
2種相当の伸びが23%以上ある純チタン板で構成
し、これを用い、上記と同様にして、チタン管カ
ートリツジヒータを5本完成した。 このようにして完成したチタン管カートリツジ
ヒータを評価するため、写真用現像液中で、通電
による実装試験を行なつた。 この試験において、金属パイプ5と電極線1の
間の電気絶縁性を調べることにより、封止金具の
“しわ”または“割れ”による現像液の侵入度合
または耐食性をチエツクし、品質の安定性を調べ
た。 この結果を第2表に示す。
【表】
第2表において、通電100時間後および1000時
間後に、1MΩ以上のものを○印で、これ以下の
ものを×印で示した。 第2表から明らかなように、比較例で示した
JIS規格第2種相当の伸びが23%以上ある純チタ
ン板を封止金具4として使用したものは、100時
間後に4本が1MΩ以下となり、また残り1本も
1000時間後には1MΩ以下となつた。これに比較
して本発明のJIS規格第1種相当の伸びが27%以
上ある純チタン板を封止金具4として使用したも
のは、5本とも1000時間後において1MΩ以上あ
り、すぐれた耐食性を示し、“しわ”や“割れ”
の発生がまつたくないことが確認された。 なお、本発明の実施例においては、金属パイプ
として、JIS規格第2種相当の伸びが23%以上あ
る純チタン板を使用したが、特にこれに限定され
るものではなく、JIS規格第1種または第3種相
当の伸びが18%以上ある純チタン板を使用しても
よいものである。 発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明のチタ
ン管カートリツジヒータの製造方法によれば、
JIS規格の第1種相当の引張試験による伸びが27
%以上ある純チタン板をプレス加工により凹状に
成形した封止金具を、JIS規格の第1種および第
2種もしくは第3種の少なくともいずれかに相当
する引張試験による伸びが18%以上ある純チタン
板を用いて管状に成形した金属パイプの片側に挿
入し、かつアルゴン溶接により封止するようにし
ているため、製造が容易で、かつ耐食性に優れた
チタン管カートリツジヒータを提供することがで
きるものである。
間後に、1MΩ以上のものを○印で、これ以下の
ものを×印で示した。 第2表から明らかなように、比較例で示した
JIS規格第2種相当の伸びが23%以上ある純チタ
ン板を封止金具4として使用したものは、100時
間後に4本が1MΩ以下となり、また残り1本も
1000時間後には1MΩ以下となつた。これに比較
して本発明のJIS規格第1種相当の伸びが27%以
上ある純チタン板を封止金具4として使用したも
のは、5本とも1000時間後において1MΩ以上あ
り、すぐれた耐食性を示し、“しわ”や“割れ”
の発生がまつたくないことが確認された。 なお、本発明の実施例においては、金属パイプ
として、JIS規格第2種相当の伸びが23%以上あ
る純チタン板を使用したが、特にこれに限定され
るものではなく、JIS規格第1種または第3種相
当の伸びが18%以上ある純チタン板を使用しても
よいものである。 発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明のチタ
ン管カートリツジヒータの製造方法によれば、
JIS規格の第1種相当の引張試験による伸びが27
%以上ある純チタン板をプレス加工により凹状に
成形した封止金具を、JIS規格の第1種および第
2種もしくは第3種の少なくともいずれかに相当
する引張試験による伸びが18%以上ある純チタン
板を用いて管状に成形した金属パイプの片側に挿
入し、かつアルゴン溶接により封止するようにし
ているため、製造が容易で、かつ耐食性に優れた
チタン管カートリツジヒータを提供することがで
きるものである。
第1図は本発明の一実施例におけるチタン管カ
ートリツジヒータの断面図、第2図は同カートリ
ツジヒータにおける封止金具の断面図である。 4……封止金具、5……金属パイプ。
ートリツジヒータの断面図、第2図は同カートリ
ツジヒータにおける封止金具の断面図である。 4……封止金具、5……金属パイプ。
Claims (1)
- 1 引張試験による伸びが27%以上ある純チタン
板をプレス加工により凹状に成形した封止金具
を、同引張試験による伸びが18%以上の純チタン
板を用いて管状に成形した金属パイプの片側に挿
入し、かつアルゴン溶接により封止することを特
徴とするチタン管カートリツジヒータの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61129643A JPS62287589A (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | チタン管カ−トリツジヒ−タの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61129643A JPS62287589A (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | チタン管カ−トリツジヒ−タの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62287589A JPS62287589A (ja) | 1987-12-14 |
| JPH0377637B2 true JPH0377637B2 (ja) | 1991-12-11 |
Family
ID=15014585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61129643A Granted JPS62287589A (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | チタン管カ−トリツジヒ−タの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62287589A (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5753850Y2 (ja) * | 1974-07-04 | 1982-11-22 | ||
| JPS5854156B2 (ja) * | 1976-06-28 | 1983-12-02 | 山之内製薬株式会社 | 新セフアロスポリン誘導体およびその製法 |
| JPS6077395A (ja) * | 1983-10-04 | 1985-05-01 | 石原ヒーター製造株式会社 | 2段絶縁構造を有する金属管装電熱体 |
| JPS60181891U (ja) * | 1984-05-14 | 1985-12-03 | 株式会社日立ホームテック | カ−トリツジヒ−タ |
-
1986
- 1986-06-04 JP JP61129643A patent/JPS62287589A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62287589A (ja) | 1987-12-14 |
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