JPH037772B2 - - Google Patents
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- JPH037772B2 JPH037772B2 JP10905488A JP10905488A JPH037772B2 JP H037772 B2 JPH037772 B2 JP H037772B2 JP 10905488 A JP10905488 A JP 10905488A JP 10905488 A JP10905488 A JP 10905488A JP H037772 B2 JPH037772 B2 JP H037772B2
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- Japan
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- locking
- roof
- horizontal
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- folded
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、金属製横葺き屋根板と吊子部材と
の組合せに関し、さらに詳しくは、建築物などの
金属薄鋼板からなる横葺き屋根構造において、一
般的な形態をもつ金属製横葺き屋根板と、この横
葺き屋根板を屋根下地面に対して、容易かつ簡単
に手際よく取付け止着させるための吊子部材との
組合せ構造の改良に係るものである。
の組合せに関し、さらに詳しくは、建築物などの
金属薄鋼板からなる横葺き屋根構造において、一
般的な形態をもつ金属製横葺き屋根板と、この横
葺き屋根板を屋根下地面に対して、容易かつ簡単
に手際よく取付け止着させるための吊子部材との
組合せ構造の改良に係るものである。
建築物などの金属製横葺き屋根構造としての、
この種の横葺き屋根板とこれに付帯される取付け
用の吊子部材との組合せ、つまり、横葺き屋根板
相互の係合止着と、同係合部における吊子部材の
係合取付けとについては、従来から既に数多くの
提案がなされている。
この種の横葺き屋根板とこれに付帯される取付け
用の吊子部材との組合せ、つまり、横葺き屋根板
相互の係合止着と、同係合部における吊子部材の
係合取付けとについては、従来から既に数多くの
提案がなされている。
通常の場合、このような横葺き屋根構造におい
ては、長尺金属薄鋼板の両側縁部、こゝでは、棟
側、および軒側となる両側越部を所期通りの相互
に係合し得る断面形状に賦形成形させてなる所定
長さの個々の横葺き屋根板を用い、一般的には、
まず、屋根下地面の所定位置に固定されるそれぞ
れの吊子部材に対して、この横葺き屋根板の一方
の側縁部に形成された棟側成形部を係合させて取
付け、ついで、このように取付けられた横葺き屋
根板の棟側成形部に、上段の横葺き屋根板の他方
の側縁部に形成された軒側成形部を係合させると
共に、その棟側成形部を上段の吊子部材に対して
同様に係合止着し、以上の操作を順次に繰り返す
ことによつて、個々の横葺き屋根板を軒側から棟
側へ、すなわち換言すると、下から上へ葺き上げ
るようにしている。
ては、長尺金属薄鋼板の両側縁部、こゝでは、棟
側、および軒側となる両側越部を所期通りの相互
に係合し得る断面形状に賦形成形させてなる所定
長さの個々の横葺き屋根板を用い、一般的には、
まず、屋根下地面の所定位置に固定されるそれぞ
れの吊子部材に対して、この横葺き屋根板の一方
の側縁部に形成された棟側成形部を係合させて取
付け、ついで、このように取付けられた横葺き屋
根板の棟側成形部に、上段の横葺き屋根板の他方
の側縁部に形成された軒側成形部を係合させると
共に、その棟側成形部を上段の吊子部材に対して
同様に係合止着し、以上の操作を順次に繰り返す
ことによつて、個々の横葺き屋根板を軒側から棟
側へ、すなわち換言すると、下から上へ葺き上げ
るようにしている。
また、本発明者が先に提案した横葺き屋根構造
においては、長尺金属薄鋼板の棟側、および軒側
となる両側縁部を相互に係合し得る特定された断
面形状に賦形成形された所定長さの個々の横葺き
屋根板を用い、まず、この横葺き屋根板の棟側成
形部を予め適宜に止着させておき、その軒側成形
部を同様に特定された断面形状の吊子部材に係合
させた状態で、この吊子部材を屋根下地面に取付
け、ついで、このように取付けられた横葺き屋根
板の軒側成形部に、下段の横葺き屋根板の棟側成
形部を係合させて止着すると共に、その軒側成形
部を下段の吊子部材に対して同様に係合させ、か
つこの下段の吊子部材を同様に屋根下地面に取付
け、以上の操作を繰り返すことによつて、個々の
横葺き屋根板のそれぞれを棟側から軒側へ、すな
わち換言すると、上から下へ葺き上げるようにし
ている。
においては、長尺金属薄鋼板の棟側、および軒側
となる両側縁部を相互に係合し得る特定された断
面形状に賦形成形された所定長さの個々の横葺き
屋根板を用い、まず、この横葺き屋根板の棟側成
形部を予め適宜に止着させておき、その軒側成形
部を同様に特定された断面形状の吊子部材に係合
させた状態で、この吊子部材を屋根下地面に取付
け、ついで、このように取付けられた横葺き屋根
板の軒側成形部に、下段の横葺き屋根板の棟側成
形部を係合させて止着すると共に、その軒側成形
部を下段の吊子部材に対して同様に係合させ、か
つこの下段の吊子部材を同様に屋根下地面に取付
け、以上の操作を繰り返すことによつて、個々の
横葺き屋根板のそれぞれを棟側から軒側へ、すな
わち換言すると、上から下へ葺き上げるようにし
ている。
しかしながら、前記のような従来例による各金
属製横葺き屋根構造においては、その構成上、こ
の種の屋根構造が備えなければならない各種の要
件を充足していて、それなりの作用、効果を奏し
得るとは云うものゝ、一方では、屋根下地面への
葺き上げ操作に際して、この屋根下地面に横葺き
屋根板を葺き込む度毎に、その棟側成形部、もし
くは、軒側成形部のそれぞれを吊子部材で個別に
係合させると共に、この吊子部材を同様にそれぞ
れ個別に屋根下地面へ取付けてゆく必要があり、
その葺き上げに手間がかゝつて作業性に欠け、ま
た、当然のことではあるが、こゝでの横葺き屋根
板の葺き込みは、下から上、もしくは上から下へ
順序よく次第に葺き上げてゆかなければならない
ので、広い面積の屋根面を葺き上げるのが容易で
はなく、特に、比較的簡易構造による金属製横葺
き屋根を構成させる場合などにあつては、必ずし
も適さないものであつた。
属製横葺き屋根構造においては、その構成上、こ
の種の屋根構造が備えなければならない各種の要
件を充足していて、それなりの作用、効果を奏し
得るとは云うものゝ、一方では、屋根下地面への
葺き上げ操作に際して、この屋根下地面に横葺き
屋根板を葺き込む度毎に、その棟側成形部、もし
くは、軒側成形部のそれぞれを吊子部材で個別に
係合させると共に、この吊子部材を同様にそれぞ
れ個別に屋根下地面へ取付けてゆく必要があり、
その葺き上げに手間がかゝつて作業性に欠け、ま
た、当然のことではあるが、こゝでの横葺き屋根
板の葺き込みは、下から上、もしくは上から下へ
順序よく次第に葺き上げてゆかなければならない
ので、広い面積の屋根面を葺き上げるのが容易で
はなく、特に、比較的簡易構造による金属製横葺
き屋根を構成させる場合などにあつては、必ずし
も適さないものであつた。
この発明は、従来のこのような問題点を改善し
ようとするものであつて、その目的とするところ
は、金属製横葺き屋根板の隣接する棟側成形部と
軒側成形部との相互の係合操作、ならびに吊子部
材に対するこれらの各成形部の係合操作を可及的
容易に行ない得るようにする、つまり金属製横葺
き屋根板による屋根葺き操作を可及的容易に行な
い得るようにすると共に、必要に応じて、この金
属製横葺き屋根板による屋根葺き操作を屋根下地
面の任意の位置、もしくは任意の複数位置から、
軒側にも、将亦、棟側にも容易に行ない得るよう
にした、この種の金属製横葺き屋根板と吊子部材
との組合せを提供することである。
ようとするものであつて、その目的とするところ
は、金属製横葺き屋根板の隣接する棟側成形部と
軒側成形部との相互の係合操作、ならびに吊子部
材に対するこれらの各成形部の係合操作を可及的
容易に行ない得るようにする、つまり金属製横葺
き屋根板による屋根葺き操作を可及的容易に行な
い得るようにすると共に、必要に応じて、この金
属製横葺き屋根板による屋根葺き操作を屋根下地
面の任意の位置、もしくは任意の複数位置から、
軒側にも、将亦、棟側にも容易に行ない得るよう
にした、この種の金属製横葺き屋根板と吊子部材
との組合せを提供することである。
前記目的を達成させるために、この発明におい
ては、屋根下地面上に与め固定された吊子部材に
対して、横葺き屋根板の棟側成形部を一動作、い
わゆるワンタツチ動作で押圧係合し得るようにし
たものである。
ては、屋根下地面上に与め固定された吊子部材に
対して、横葺き屋根板の棟側成形部を一動作、い
わゆるワンタツチ動作で押圧係合し得るようにし
たものである。
すなわち、この発明は、面板部を介して棟側成
形部と軒側成形部とをそれぞれに形成させた横葺
き屋根板と、上段側横葺き屋根板の軒側成形部に
下段側横葺き屋根板の棟側成形部を係合させた状
態で、これらの各係合部を屋根下地面上に引留め
止着する吊子部材との組合せ構造において、少な
くとも前記棟側成形部には、上方へ立上る上端部
に折返された係合部を形成させると共に、これを
同係合部の折返し端上部付近まで折返して横方向
折返しバネ部、これを立上げて縦方向折返しバネ
部をそれぞれに形成させ、かつこれを下方へ折返
して保持壁部を形成させて、係合部での折返し端
上部の係止縁と、各折返しバネ部での折曲部分対
応の押止部とからなる係止部を形成させ、また、
前記軒側成形部には、垂下される下端縁を折曲し
て前記係合部に挿入係合される係合片部を形成さ
せ、さらに、前記屋根下地面上の所定位置に予め
固定して配置される吊子部材には、取付け部から
前記係止部の高さ位置対応に立上げた基体壁部を
設け、この基体壁部の上端部に前記保持壁部によ
る裏当て規制のもとに係止部に係止される係止顎
部を形成させたことを特徴とする金属製横葺き屋
根板と吊子部材との組合せである。
形部と軒側成形部とをそれぞれに形成させた横葺
き屋根板と、上段側横葺き屋根板の軒側成形部に
下段側横葺き屋根板の棟側成形部を係合させた状
態で、これらの各係合部を屋根下地面上に引留め
止着する吊子部材との組合せ構造において、少な
くとも前記棟側成形部には、上方へ立上る上端部
に折返された係合部を形成させると共に、これを
同係合部の折返し端上部付近まで折返して横方向
折返しバネ部、これを立上げて縦方向折返しバネ
部をそれぞれに形成させ、かつこれを下方へ折返
して保持壁部を形成させて、係合部での折返し端
上部の係止縁と、各折返しバネ部での折曲部分対
応の押止部とからなる係止部を形成させ、また、
前記軒側成形部には、垂下される下端縁を折曲し
て前記係合部に挿入係合される係合片部を形成さ
せ、さらに、前記屋根下地面上の所定位置に予め
固定して配置される吊子部材には、取付け部から
前記係止部の高さ位置対応に立上げた基体壁部を
設け、この基体壁部の上端部に前記保持壁部によ
る裏当て規制のもとに係止部に係止される係止顎
部を形成させたことを特徴とする金属製横葺き屋
根板と吊子部材との組合せである。
従つて、この発明に係る金属製横葺き屋根板と
吊子部材との組合せおいては、一方で、屋根下地
面上の所定位置に固定配置されている吊子部材に
対して、上段側横葺き屋根板での棟側成形部の保
持壁部を圧接させて、この棟側成形部を屋根下地
面方向へ押付けておき、軒側成形部をバネ弾性に
抗して上方へ引上げて、係止縁、および押止縁に
よる係止部と保持壁部との間を開き気味にさせて
バネ弾性を撓め、同部分に吊子部材の係止顎部を
受入れるように押圧することで、保持壁部による
バツクアツプのもとに、吊子部材の係止顎部に棟
側成形部の係止部を、一動作、いわゆるワンタツ
チ動作で引留め係合して葺き上げ得るのであり、
また、他方では、吊子部材に対して、下段側とな
る横葺き屋根板での棟側成形部の係合部を突当て
るように被嵌させ、この棟側成形部に押圧力を加
えることで、こゝでも、保持壁部によるバツクア
ツプのもとに、吊子部材の係止顎部に棟側成形部
の係止部を、同様に一動作、いわゆるワンタツチ
動作で押圧係合させて引留め係止して葺き上げ得
るのであり、さらに、このようにして、随所にあ
る各吊子部材のそれぞれの起点として、任意に屋
根葺き作業を行なうことができるのである。
吊子部材との組合せおいては、一方で、屋根下地
面上の所定位置に固定配置されている吊子部材に
対して、上段側横葺き屋根板での棟側成形部の保
持壁部を圧接させて、この棟側成形部を屋根下地
面方向へ押付けておき、軒側成形部をバネ弾性に
抗して上方へ引上げて、係止縁、および押止縁に
よる係止部と保持壁部との間を開き気味にさせて
バネ弾性を撓め、同部分に吊子部材の係止顎部を
受入れるように押圧することで、保持壁部による
バツクアツプのもとに、吊子部材の係止顎部に棟
側成形部の係止部を、一動作、いわゆるワンタツ
チ動作で引留め係合して葺き上げ得るのであり、
また、他方では、吊子部材に対して、下段側とな
る横葺き屋根板での棟側成形部の係合部を突当て
るように被嵌させ、この棟側成形部に押圧力を加
えることで、こゝでも、保持壁部によるバツクア
ツプのもとに、吊子部材の係止顎部に棟側成形部
の係止部を、同様に一動作、いわゆるワンタツチ
動作で押圧係合させて引留め係止して葺き上げ得
るのであり、さらに、このようにして、随所にあ
る各吊子部材のそれぞれの起点として、任意に屋
根葺き作業を行なうことができるのである。
以下、この発明に係る金属製横葺き屋根板と吊
子部材との組合せの各別の実施例につき、第1図
ないし第10図を参照して詳細に説明する。
子部材との組合せの各別の実施例につき、第1図
ないし第10図を参照して詳細に説明する。
第1図a,bはこの発明の第1実施例による金
属製横葺き屋根板と吊子部材とをそれぞれに示す
斜視図、第2図は同上金属製横葺き屋根板と吊子
部材とを葺き上げた状態での組合せ構造の概要構
成を示す縦断面図、第3図は同上組合せ係合部分
を拡大して示す縦断面図、第4図は同上屋根下地
面の概面構成を示す斜視図、第5図、および第6
図は同上構成での棟側から軒側への上から下、お
よび軒側から棟側への下から上に葺き上げる場合
でのそれぞれに係合止着態様を示す作用説明図で
ある。
属製横葺き屋根板と吊子部材とをそれぞれに示す
斜視図、第2図は同上金属製横葺き屋根板と吊子
部材とを葺き上げた状態での組合せ構造の概要構
成を示す縦断面図、第3図は同上組合せ係合部分
を拡大して示す縦断面図、第4図は同上屋根下地
面の概面構成を示す斜視図、第5図、および第6
図は同上構成での棟側から軒側への上から下、お
よび軒側から棟側への下から上に葺き上げる場合
でのそれぞれに係合止着態様を示す作用説明図で
ある。
すなわち、これらの第1図ないし第4図に示す
第1実施例での金属製横葺き屋根板と吊子部材と
の組合せ構造において、横葺き屋根板11は、例
えば防錆用の焼付け塗装などを施した所定幅、所
定単位長さのバネ弾性を有する長尺金属薄鋼板を
用い、この金属薄鋼板をロール成形などの手段に
よつて、長手方向に沿う中央部に面板部12を残
し、一側部に棟側成形部13、他側部に軒側成形
部14をそれぞれ連続的に形成させて構成してお
り、また、吊子部材15は、所定長さの単別にさ
れた比較的厚目の金属鋼板をプレス成形などの手
段によつて構成する。
第1実施例での金属製横葺き屋根板と吊子部材と
の組合せ構造において、横葺き屋根板11は、例
えば防錆用の焼付け塗装などを施した所定幅、所
定単位長さのバネ弾性を有する長尺金属薄鋼板を
用い、この金属薄鋼板をロール成形などの手段に
よつて、長手方向に沿う中央部に面板部12を残
し、一側部に棟側成形部13、他側部に軒側成形
部14をそれぞれ連続的に形成させて構成してお
り、また、吊子部材15は、所定長さの単別にさ
れた比較的厚目の金属鋼板をプレス成形などの手
段によつて構成する。
しかして、前記棟側成形部13には、前記面板
部12の一側部の所定の長さで上方へ折曲して下
部前壁部21を立上らせ、その上端縁を一旦、外
側に折曲してから内側に折返して係合部22を形
成させると共に、これを同係合部22の折返し端
上部付近に至るまで折返して横方向折返しバネ部
23とし、またこれを立上げて縦方向折返しバネ
部24とした上で、下方へ面板部12と同一程度
のレベルまで再度、折返して保持壁部25を形成
させ、さらにこれを外側に折曲して取付け延長部
26としてあり、このような成形によつて、前記
係合部22での折返し端上部々分に設定される係
止縁28と、前記横方向、縦方向の各折返しバネ
縁23,24の折曲部分に設定される押止部29
とからなつていて、前記保持壁部25で係止間隔
が所期通りに規制された係止部27を形成させて
ある。
部12の一側部の所定の長さで上方へ折曲して下
部前壁部21を立上らせ、その上端縁を一旦、外
側に折曲してから内側に折返して係合部22を形
成させると共に、これを同係合部22の折返し端
上部付近に至るまで折返して横方向折返しバネ部
23とし、またこれを立上げて縦方向折返しバネ
部24とした上で、下方へ面板部12と同一程度
のレベルまで再度、折返して保持壁部25を形成
させ、さらにこれを外側に折曲して取付け延長部
26としてあり、このような成形によつて、前記
係合部22での折返し端上部々分に設定される係
止縁28と、前記横方向、縦方向の各折返しバネ
縁23,24の折曲部分に設定される押止部29
とからなつていて、前記保持壁部25で係止間隔
が所期通りに規制された係止部27を形成させて
ある。
そして、前記軒側成形部14には、前記面板部
12の他側部を、前記横方向、縦方向の各折返し
バネ部23,24が覆われる程度に、所定長さで
下方に折曲して上部前壁部31を垂下させると共
に、その下端縁を内側に折曲して前記係合部22
に対応するこれよりも長い係合片部32としてあ
る。
12の他側部を、前記横方向、縦方向の各折返し
バネ部23,24が覆われる程度に、所定長さで
下方に折曲して上部前壁部31を垂下させると共
に、その下端縁を内側に折曲して前記係合部22
に対応するこれよりも長い係合片部32としてあ
る。
また、前記吊子部材15は、基部側に前記係合
部22の長さよりも短くした取付け部41を有し
ており、この取付け部41の一側部を前記係止部
27の高さ位置対応に上方へ折曲することで基体
壁部42とすると共に、この基体壁部42の上端
部にあつて、前記保持壁部25による裏当て規制
のもとに係止部27に係止される係止顎部43を
斜め下方に折曲させてある。
部22の長さよりも短くした取付け部41を有し
ており、この取付け部41の一側部を前記係止部
27の高さ位置対応に上方へ折曲することで基体
壁部42とすると共に、この基体壁部42の上端
部にあつて、前記保持壁部25による裏当て規制
のもとに係止部27に係止される係止顎部43を
斜め下方に折曲させてある。
従つて、この第1実施例による横葺き屋根構造
の場合には、いわゆる、屋根組を構成している母
屋部材61に対して、棟側から軒側へ下り方向の
屋根勾配を与えて所定間隔毎に配置固定された横
断面ハツト型の垂木部材62、およびこれらの各
垂木部材62の相互間に敷込んで固定された野地
板63の各面上、つまりこゝでは、屋根下地面上
にあつて、前記した横葺き屋根板11の相互の組
合せ部材と、吊子部材15による同係合部の引留
め止着とにより、目的とする横葺き屋根を葺き上
げる。
の場合には、いわゆる、屋根組を構成している母
屋部材61に対して、棟側から軒側へ下り方向の
屋根勾配を与えて所定間隔毎に配置固定された横
断面ハツト型の垂木部材62、およびこれらの各
垂木部材62の相互間に敷込んで固定された野地
板63の各面上、つまりこゝでは、屋根下地面上
にあつて、前記した横葺き屋根板11の相互の組
合せ部材と、吊子部材15による同係合部の引留
め止着とにより、目的とする横葺き屋根を葺き上
げる。
すなわち、この第1実施例構成の場合での具体
的な屋根葺き作業の操作は、第4図に示されてい
るように、最初に、前記垂木部材62、および必
要に応じて野地板63上で、予め設定された所定
の各段、各位置毎に、前記個々の吊子部材15の
取付け部41を適当な手段、例えば、止めボール
ト64などによつて固定しておく。なお、この場
合、野地板63が、木毛板などのように比較的強
靭さに欠ける材料であるときには、吊子部材15
の止めボールト64などによる固定を、同木毛板
などと同一厚さのブツシユを介して行なうのが、
強度保持、係合組上げ操作などの上から好ましい
ものと言える。
的な屋根葺き作業の操作は、第4図に示されてい
るように、最初に、前記垂木部材62、および必
要に応じて野地板63上で、予め設定された所定
の各段、各位置毎に、前記個々の吊子部材15の
取付け部41を適当な手段、例えば、止めボール
ト64などによつて固定しておく。なお、この場
合、野地板63が、木毛板などのように比較的強
靭さに欠ける材料であるときには、吊子部材15
の止めボールト64などによる固定を、同木毛板
などと同一厚さのブツシユを介して行なうのが、
強度保持、係合組上げ操作などの上から好ましい
ものと言える。
続いて、前記のように屋根下地面上にそれぞれ
に固定された個々の吊子部材15に対しては、各
段毎の横葺き屋根板11を、棟側から軒側への上
から下、もしくは、軒側から棟側への下から上に
向けて、次のようにして葺き上げる。
に固定された個々の吊子部材15に対しては、各
段毎の横葺き屋根板11を、棟側から軒側への上
から下、もしくは、軒側から棟側への下から上に
向けて、次のようにして葺き上げる。
なお、第2図、第3図は横葺き屋根板11を軒
側から棟側への下から上に葺いた場合を示し、第
2図中、66は横葺き屋根板11の棟側成形部1
3の保持壁25に連らなる取付け延長部26を必
要に応じて屋根下地面に固定する止めボールトで
ある。
側から棟側への下から上に葺いた場合を示し、第
2図中、66は横葺き屋根板11の棟側成形部1
3の保持壁25に連らなる取付け延長部26を必
要に応じて屋根下地面に固定する止めボールトで
ある。
前者の横葺き屋根板11を棟側から軒側への上
から下に葺き上げるためには、第5図に示すよう
に、この図の右側に位置する最上段の横葺き屋根
板11の棟側成形部を、前記した屋根下地面上で
の棟近くに固定配置されている最上段の吊子部材
(図示省略)などの適宜の部材に係止し、最上段
の横葺き屋根板11と屋根下地面との間にバツク
アツプ材(図示省略)を介在させた状態で、上段
側の横葺き屋根板11の軒側成形部14をそれ自
身の弾性に抗して軽く上方に引上げる。この状態
で、最上段の横葺き屋根板11に設けた軒側成形
部14の係合片部32を第5図の左側に位置し下
段側となる横葺き屋根板11での棟側成形部13
の係合部22に挿入し、係合片部32と係合部2
2を係合させる。そして、吊子部材15の基体壁
部42に対して、下段側の横葺き屋根板11に設
けた棟側成形部13の保持壁部25を棟側から圧
接させる。これと共に、最上段の横葺き屋根板1
1の軒側成形部14上から、この軒側成形部14
を介して下段側の横葺き屋根板11の棟側成形部
13を、矢印Aに示すように屋根下地面方向への
作業者の一方の手によつて軽く押付けておく。こ
の状態で、下段側の横葺き屋根板11の軒側成形
部(第5図には図示省略)側を、矢印Bに示すよ
うに下段側の横葺き屋根板11自身の弾性に抗し
て軽く上方へ引上げるように操作することで、下
段側の横葺き屋根板11に設けた棟側成形部13
の係合部22に対応する折返端上部の係止縁28
および横方向、縦方向の各折返しバネ部23,2
4の押止縁29による係止部27と、保持壁部2
5との間をやや開き気味にさせ、この開き気味に
させた部分に吊子部材15の係止顎部43を受入
れされて、一方の手による棟側成形部13への上
方から矢印A方向の押付け力を強くする。なお、
押付け力を強くするには、作業者の体重を一方の
手に掛けるなどの手段によつて行う。前記のよう
に押付け力を強くすることで、保持壁部25によ
るバツクアツプのもとに、吊子部材15の係止顎
部43に下段側の横葺き屋根板11に設けた棟側
成形部13の係止部を、一動作すなわちいわゆる
ワンタツチ動作で押圧係合させて引留め係止させ
ることができる(第3図参照)。その後、下段側
の横葺き屋根板11の面板部12裏面と屋根下地
面との間に適宜バツクアツプ材65(第2図参
照)を挿入して介在させればよい。以下、前記の
操作を順次返すことによつて、各段毎の横葺き屋
根板11を所期通りに棟側から軒側つまり上から
下へ極めて容易かつ手軽に葺き上げ得るのであ
る。
から下に葺き上げるためには、第5図に示すよう
に、この図の右側に位置する最上段の横葺き屋根
板11の棟側成形部を、前記した屋根下地面上で
の棟近くに固定配置されている最上段の吊子部材
(図示省略)などの適宜の部材に係止し、最上段
の横葺き屋根板11と屋根下地面との間にバツク
アツプ材(図示省略)を介在させた状態で、上段
側の横葺き屋根板11の軒側成形部14をそれ自
身の弾性に抗して軽く上方に引上げる。この状態
で、最上段の横葺き屋根板11に設けた軒側成形
部14の係合片部32を第5図の左側に位置し下
段側となる横葺き屋根板11での棟側成形部13
の係合部22に挿入し、係合片部32と係合部2
2を係合させる。そして、吊子部材15の基体壁
部42に対して、下段側の横葺き屋根板11に設
けた棟側成形部13の保持壁部25を棟側から圧
接させる。これと共に、最上段の横葺き屋根板1
1の軒側成形部14上から、この軒側成形部14
を介して下段側の横葺き屋根板11の棟側成形部
13を、矢印Aに示すように屋根下地面方向への
作業者の一方の手によつて軽く押付けておく。こ
の状態で、下段側の横葺き屋根板11の軒側成形
部(第5図には図示省略)側を、矢印Bに示すよ
うに下段側の横葺き屋根板11自身の弾性に抗し
て軽く上方へ引上げるように操作することで、下
段側の横葺き屋根板11に設けた棟側成形部13
の係合部22に対応する折返端上部の係止縁28
および横方向、縦方向の各折返しバネ部23,2
4の押止縁29による係止部27と、保持壁部2
5との間をやや開き気味にさせ、この開き気味に
させた部分に吊子部材15の係止顎部43を受入
れされて、一方の手による棟側成形部13への上
方から矢印A方向の押付け力を強くする。なお、
押付け力を強くするには、作業者の体重を一方の
手に掛けるなどの手段によつて行う。前記のよう
に押付け力を強くすることで、保持壁部25によ
るバツクアツプのもとに、吊子部材15の係止顎
部43に下段側の横葺き屋根板11に設けた棟側
成形部13の係止部を、一動作すなわちいわゆる
ワンタツチ動作で押圧係合させて引留め係止させ
ることができる(第3図参照)。その後、下段側
の横葺き屋根板11の面板部12裏面と屋根下地
面との間に適宜バツクアツプ材65(第2図参
照)を挿入して介在させればよい。以下、前記の
操作を順次返すことによつて、各段毎の横葺き屋
根板11を所期通りに棟側から軒側つまり上から
下へ極めて容易かつ手軽に葺き上げ得るのであ
る。
また、後者の横葺き屋根板11を軒側から棟側
への下から上に葺き上げるためには、第6図に示
したように、まず、前記した屋根下地面上での所
定位置に固定されている吊子部材15での基体壁
部42の係止顎部43の上端に対して、下段側と
なる横葺き屋根板11での棟側成形部13の係合
部27を突当てるように被嵌させると共に、面板
部12の下側、屋根下地面との間に、適宜、バツ
クアツプ材65などを挿入して介在させたのち、
ついで、この状態で、矢印Cに示すように、この
棟側成形部13に上方から下方への押圧力を加え
る。
への下から上に葺き上げるためには、第6図に示
したように、まず、前記した屋根下地面上での所
定位置に固定されている吊子部材15での基体壁
部42の係止顎部43の上端に対して、下段側と
なる横葺き屋根板11での棟側成形部13の係合
部27を突当てるように被嵌させると共に、面板
部12の下側、屋根下地面との間に、適宜、バツ
クアツプ材65などを挿入して介在させたのち、
ついで、この状態で、矢印Cに示すように、この
棟側成形部13に上方から下方への押圧力を加え
る。
こゝでこの場合には、前記した棟側から軒側、
上から下への葺き上げのときとは異なり、対応す
る係止部27と保持壁部25との間が開き気味に
されてはおらず、同係止部27、保持壁部25間
が自身に与えられているバネ弾性力で、却つて
やゝ閉じ気味に付勢されたまゝになつているた
め、上方から下方に加えられる押圧力をより以上
強力にすることが必要となる。すなわちこゝで
は、例えば、木槌などによる比較的強力な打撃を
加えることによつて、こゝでも、第3図に示す通
り、保持壁部25によるバツクアツプのもとに、
吊子部材15の係止顎部43に棟側成形部13の
係止部27を、一動作、いわゆるワンタツチ動作
で押圧係合させて引留め係止させ得るのである。
上から下への葺き上げのときとは異なり、対応す
る係止部27と保持壁部25との間が開き気味に
されてはおらず、同係止部27、保持壁部25間
が自身に与えられているバネ弾性力で、却つて
やゝ閉じ気味に付勢されたまゝになつているた
め、上方から下方に加えられる押圧力をより以上
強力にすることが必要となる。すなわちこゝで
は、例えば、木槌などによる比較的強力な打撃を
加えることによつて、こゝでも、第3図に示す通
り、保持壁部25によるバツクアツプのもとに、
吊子部材15の係止顎部43に棟側成形部13の
係止部27を、一動作、いわゆるワンタツチ動作
で押圧係合させて引留め係止させ得るのである。
そして、こゝでも、このようにして葺き上げた
該当段の横葺き屋根板11での棟側成形部13の
係合部22に、上段側となる横葺き屋根板11で
の軒側成形部14の係合片部32を挿入して係合
させたまゝ、前記の操作を順次に繰返すことによ
つて、各段毎の横葺き屋根板11を所期通りに軒
側から棟側つまり下から上へ極めて容易かつ手軽
に葺き上げ得るのである。
該当段の横葺き屋根板11での棟側成形部13の
係合部22に、上段側となる横葺き屋根板11で
の軒側成形部14の係合片部32を挿入して係合
させたまゝ、前記の操作を順次に繰返すことによ
つて、各段毎の横葺き屋根板11を所期通りに軒
側から棟側つまり下から上へ極めて容易かつ手軽
に葺き上げ得るのである。
しかして、前記したこれらの棟側から軒側への
上から下、および軒側から棟側への下から上に向
けた葺き上げは、それぞれに各段毎の横葺き屋根
板11をして、事前に屋根下地面の所定位置へ固
定配置させた各吊子部材15に対して係合止着さ
せ、かつ個々の横葺き屋根板11の相互を断立的
に組上げ係合させることで、その葺き上げをなし
てゆくものであることから、これを換言するとき
は、各吊子部材15に対して、その随所で横葺き
屋根板11を葺き上げ得るのを意味しており、こ
れによつて、この第1実施例構成の場合には、諸
所適当な位置での各吊子部材15を起点として、
目的とする屋根葺き作業を行なうことができるこ
とになる。
上から下、および軒側から棟側への下から上に向
けた葺き上げは、それぞれに各段毎の横葺き屋根
板11をして、事前に屋根下地面の所定位置へ固
定配置させた各吊子部材15に対して係合止着さ
せ、かつ個々の横葺き屋根板11の相互を断立的
に組上げ係合させることで、その葺き上げをなし
てゆくものであることから、これを換言するとき
は、各吊子部材15に対して、その随所で横葺き
屋根板11を葺き上げ得るのを意味しており、こ
れによつて、この第1実施例構成の場合には、諸
所適当な位置での各吊子部材15を起点として、
目的とする屋根葺き作業を行なうことができるこ
とになる。
すなわち、一般的にみて、広い面積の屋根下地
面をこの種の横葺き屋根板11で葺き上げるとき
は、従来、棟側あるいは軒側の各端部を起点とし
て、棟側から軒側への上から下、および軒側から
棟側への下から上に向けた葺き上げを、その何れ
か一方からのみ順序よく整然と行なう必要があつ
て、必ずしも定められた作業時間内に、その屋根
下地面の全てを完全には葺き上げ得ない場合があ
つたが、この第1実施例構成では、前記したよう
に随所にある各吊子部材15をそれぞれの起点と
して、任意に屋根葺き作業を行なうことができる
ために、このような不利を充分に克服して、その
作業性を格段に向上し得るのである。
面をこの種の横葺き屋根板11で葺き上げるとき
は、従来、棟側あるいは軒側の各端部を起点とし
て、棟側から軒側への上から下、および軒側から
棟側への下から上に向けた葺き上げを、その何れ
か一方からのみ順序よく整然と行なう必要があつ
て、必ずしも定められた作業時間内に、その屋根
下地面の全てを完全には葺き上げ得ない場合があ
つたが、この第1実施例構成では、前記したよう
に随所にある各吊子部材15をそれぞれの起点と
して、任意に屋根葺き作業を行なうことができる
ために、このような不利を充分に克服して、その
作業性を格段に向上し得るのである。
次に、前記第1実施例の構成は、第7図と第8
図、および第9図と第10図に示す構成通りに実
施することも可能である。
図、および第9図と第10図に示す構成通りに実
施することも可能である。
すなわち、この第7図と第8図に示す第2実施
例の構成においては、横葺き屋根板11での棟側
成形部13の保持壁部26の上部側に対しても、
前記と同様に、縦方向折返しバネ部24a、横方
向折返しバネ部23aと、係合部22に対応した
折返し部22aとを設け、これらの折返し部22
aでの折返し端上部々分に設定される係止縁28
aと、前記横方向、縦方向の各折返しバネ部23
a,24aでの折曲部分に設定される押止部29
aとからなる係止部27aを設けて、前記した係
止部27とこの係止部27aとの相対向する構成
で、これらの両者が相互に弾性規制し合えるよう
にさせ、また、前記吊子部材15の一組を背中合
せに一体化させて配置したものであり、この第2
実施例構成においても、前記第1実施例構成の場
合と全く同様な作用、効果が得られるほか、係合
止着態様と保持強度との一層の向上を図ることが
できる。
例の構成においては、横葺き屋根板11での棟側
成形部13の保持壁部26の上部側に対しても、
前記と同様に、縦方向折返しバネ部24a、横方
向折返しバネ部23aと、係合部22に対応した
折返し部22aとを設け、これらの折返し部22
aでの折返し端上部々分に設定される係止縁28
aと、前記横方向、縦方向の各折返しバネ部23
a,24aでの折曲部分に設定される押止部29
aとからなる係止部27aを設けて、前記した係
止部27とこの係止部27aとの相対向する構成
で、これらの両者が相互に弾性規制し合えるよう
にさせ、また、前記吊子部材15の一組を背中合
せに一体化させて配置したものであり、この第2
実施例構成においても、前記第1実施例構成の場
合と全く同様な作用、効果が得られるほか、係合
止着態様と保持強度との一層の向上を図ることが
できる。
さらに、前記第2実施例の構成を敷〓するとき
は、第9図と第10図に示す第3実施例のように
も構成させることができる。
は、第9図と第10図に示す第3実施例のように
も構成させることができる。
すなわち、この第9図と第10図に示す第3実
施例の構成では、前記第2実施例の構成中、前記
係合部27よりも上方に係止部27aを形成させ
るようにし、かつこれに対応される吊子部材51
については、基部側に前記係合部22の長さより
も短くした取付け部52を設け、かつこの取付け
部52の一側部を前記係止部27aの高さ位置対
応に上方へ折曲することで基体壁部53とし、こ
の基体壁部42の上端部側にあつて、前記保持壁
部25による裏当て規制のもとに係止部27に係
止される係止顎部54と、前記縦方向の折返しバ
ネ部24による裏当て規制のもとに係止部27a
に係止される係止顎部54aとを斜めに下方に折
曲させたものであり、こゝでも、前記第2実施例
構成の場合と全く同様な作用、効果が得られるほ
かに、吊子部材51を1個のみで済ませることが
できるのである。
施例の構成では、前記第2実施例の構成中、前記
係合部27よりも上方に係止部27aを形成させ
るようにし、かつこれに対応される吊子部材51
については、基部側に前記係合部22の長さより
も短くした取付け部52を設け、かつこの取付け
部52の一側部を前記係止部27aの高さ位置対
応に上方へ折曲することで基体壁部53とし、こ
の基体壁部42の上端部側にあつて、前記保持壁
部25による裏当て規制のもとに係止部27に係
止される係止顎部54と、前記縦方向の折返しバ
ネ部24による裏当て規制のもとに係止部27a
に係止される係止顎部54aとを斜めに下方に折
曲させたものであり、こゝでも、前記第2実施例
構成の場合と全く同様な作用、効果が得られるほ
かに、吊子部材51を1個のみで済ませることが
できるのである。
以上詳述したように、この発明によれば、棟側
成形部と軒側成形部とを形成させた横葺き屋根板
と、上段側横葺き屋根板の軒側成形部に下段側横
葺き屋根板の棟側成形部を係合させた状態で、こ
れらの各係合部を屋根下地面上に引留め止着する
吊子部材との組合せ構造において、少なくとも棟
側成形部には、上方へ立上る上端部に折返された
係合部を形成させ、これを同係合部の折返し端上
部付近まで折返して横方向折返しバネ部、これを
立上げて縦方向折返しバネ部をそれぞれに形成さ
せ、かつこれを下方へ折返して保持壁部を形成さ
せて、係合部での折返し端上部の係止縁と、各折
返しバネ部での折曲部分対応の押止部とからなる
係止部を形成させ、また、軒側成形部には、垂下
される下端縁を折曲して係合部に挿入係合される
係合片部を形成させ、さらに、屋根下地面上の所
定位置に予め固定して配置される吊子部材には、
取付け部から係止部の高さ位置対応に立上げた基
体壁部を設け、この基体壁部の上端部に保持壁部
による裏当て規制のもとに係止部に係止される係
止顎部を形成させたものであるから、一方では、
屋根下地面上の所定位置に固定配置されている吊
子部材に対して、上段側横葺き屋根板での棟側成
形部の保持壁部を圧接させて、この棟側成形部を
屋根下地面方向へ押付けておき、軒側成形部をバ
ネ弾性に抗して上方へ引上げ、係止縁、および押
止縁による係止部と保持壁部との間を開き気味に
させてバネ弾性を撓めて、同部分に吊子部材の係
止顎部を受入れるように押圧することで、保持壁
部によるバツクアツプのもとに、吊子部材の係止
顎部に棟側成形部の係止部を、一動作で引留め係
止して葺き上げ得るのであり、また、他方では、
吊子部材に対し、下段側となる横葺き屋根板での
棟側成形部の係止部を突当てるように被嵌させ、
この棟側成形部に押圧力を加えることで、こゝで
も、保持壁部によるバツクアツプのもとに、吊子
部材の係止顎部に棟側成形部の係止部を、同様に
一動作で引留め係止して葺き上げ得るのであり、
さらに、このようにして、随所にある各吊子部材
をそれぞれの起点として、任意に屋根葺き作業を
行なうことができ、構造的にも極めて簡単で、こ
の種の比較的簡易構造による金属製横葺き屋根を
容易かつ安価に提供し得るなどの優れた特長を有
するものである。
成形部と軒側成形部とを形成させた横葺き屋根板
と、上段側横葺き屋根板の軒側成形部に下段側横
葺き屋根板の棟側成形部を係合させた状態で、こ
れらの各係合部を屋根下地面上に引留め止着する
吊子部材との組合せ構造において、少なくとも棟
側成形部には、上方へ立上る上端部に折返された
係合部を形成させ、これを同係合部の折返し端上
部付近まで折返して横方向折返しバネ部、これを
立上げて縦方向折返しバネ部をそれぞれに形成さ
せ、かつこれを下方へ折返して保持壁部を形成さ
せて、係合部での折返し端上部の係止縁と、各折
返しバネ部での折曲部分対応の押止部とからなる
係止部を形成させ、また、軒側成形部には、垂下
される下端縁を折曲して係合部に挿入係合される
係合片部を形成させ、さらに、屋根下地面上の所
定位置に予め固定して配置される吊子部材には、
取付け部から係止部の高さ位置対応に立上げた基
体壁部を設け、この基体壁部の上端部に保持壁部
による裏当て規制のもとに係止部に係止される係
止顎部を形成させたものであるから、一方では、
屋根下地面上の所定位置に固定配置されている吊
子部材に対して、上段側横葺き屋根板での棟側成
形部の保持壁部を圧接させて、この棟側成形部を
屋根下地面方向へ押付けておき、軒側成形部をバ
ネ弾性に抗して上方へ引上げ、係止縁、および押
止縁による係止部と保持壁部との間を開き気味に
させてバネ弾性を撓めて、同部分に吊子部材の係
止顎部を受入れるように押圧することで、保持壁
部によるバツクアツプのもとに、吊子部材の係止
顎部に棟側成形部の係止部を、一動作で引留め係
止して葺き上げ得るのであり、また、他方では、
吊子部材に対し、下段側となる横葺き屋根板での
棟側成形部の係止部を突当てるように被嵌させ、
この棟側成形部に押圧力を加えることで、こゝで
も、保持壁部によるバツクアツプのもとに、吊子
部材の係止顎部に棟側成形部の係止部を、同様に
一動作で引留め係止して葺き上げ得るのであり、
さらに、このようにして、随所にある各吊子部材
をそれぞれの起点として、任意に屋根葺き作業を
行なうことができ、構造的にも極めて簡単で、こ
の種の比較的簡易構造による金属製横葺き屋根を
容易かつ安価に提供し得るなどの優れた特長を有
するものである。
添付図面はこの発明に係る金属製横葺き屋根板
と吊子部材との組合せの各別の実施例であつて、
第1図a,bは第1実施例による金属製横葺き屋
根板と吊子部材とをそれぞれに示す斜視図、第2
図は同上金属製横葺き屋根板と吊子部材とを葺き
上げた状態での組合せ構造の概要構成を示す縦断
面図、第3図は同上組合せ係止部分を拡大して示
す縦断面図、第4図は同上屋根下地面の概要構成
を示す斜視図、第5図、および第6図は同上構成
での棟側から軒側への上から下、および軒側から
棟側への下から上に葺き上げる場合でのそれぞれ
係合止着態様を示す作用説明図であり、また、第
7図は第2実施例による金属製横葺き屋根板と吊
子部材とを葺き上げた状態での係合部分の概要構
成を拡大して示す縦断面図、第8図は同上吊子部
材を取出して示す斜視図であり、さらに、第9図
は第3実施例による金属製横葺き屋根板と吊子部
材とを葺き上げた状態での係合部分の概要構成を
拡大して示す縦断面図、第10図は同上吊子部材
を取出して示す斜視図である。 11……横葺き屋根板、12……面板部、13
……棟側成形部、14……軒側成形部、15およ
び51……吊子部材。21……棟側成形部での下
部前壁部、22および22a……係合部、23お
よび23a……横方向折返しバネ部、24および
24a……縦方向折返しバネ部、25……保持壁
部、26……取付け延長部、27および27a…
…係止部、28および28a……係止縁、29お
よび29a……押止縁。31……軒側成形部での
上部前壁部、32……係合片部。41および52
……吊子部材の取付け部、42および53……基
体壁部、43および54,54a……係止顎部。
61……母屋部材、62……垂木部材、63……
野地板、64……止めボールト、65……バツク
アツプ材、66……止めボールト。
と吊子部材との組合せの各別の実施例であつて、
第1図a,bは第1実施例による金属製横葺き屋
根板と吊子部材とをそれぞれに示す斜視図、第2
図は同上金属製横葺き屋根板と吊子部材とを葺き
上げた状態での組合せ構造の概要構成を示す縦断
面図、第3図は同上組合せ係止部分を拡大して示
す縦断面図、第4図は同上屋根下地面の概要構成
を示す斜視図、第5図、および第6図は同上構成
での棟側から軒側への上から下、および軒側から
棟側への下から上に葺き上げる場合でのそれぞれ
係合止着態様を示す作用説明図であり、また、第
7図は第2実施例による金属製横葺き屋根板と吊
子部材とを葺き上げた状態での係合部分の概要構
成を拡大して示す縦断面図、第8図は同上吊子部
材を取出して示す斜視図であり、さらに、第9図
は第3実施例による金属製横葺き屋根板と吊子部
材とを葺き上げた状態での係合部分の概要構成を
拡大して示す縦断面図、第10図は同上吊子部材
を取出して示す斜視図である。 11……横葺き屋根板、12……面板部、13
……棟側成形部、14……軒側成形部、15およ
び51……吊子部材。21……棟側成形部での下
部前壁部、22および22a……係合部、23お
よび23a……横方向折返しバネ部、24および
24a……縦方向折返しバネ部、25……保持壁
部、26……取付け延長部、27および27a…
…係止部、28および28a……係止縁、29お
よび29a……押止縁。31……軒側成形部での
上部前壁部、32……係合片部。41および52
……吊子部材の取付け部、42および53……基
体壁部、43および54,54a……係止顎部。
61……母屋部材、62……垂木部材、63……
野地板、64……止めボールト、65……バツク
アツプ材、66……止めボールト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 面板部を介して棟側成形部と軒側成形部とを
それぞれに形成させた横葺き屋根板と、上段側横
葺き屋根板の軒側成形部に下段側横葺き屋根板の
棟側成形部を係合させた状態で、これらの各係合
部を屋根下地面上に引留め止着する吊子部材との
組合せ構造において、少なくとも前記棟側成形部
には、上方へ立上る上端部に折返された係合部を
形成させると共に、これを同係合部の折返し端上
部付近まで折返して横方向折返しバネ部、これを
立上げて縦方向折返しバネ部をそれぞれに形成さ
せ、かつこれを下方へ折返して保持壁部を形成さ
せて、係合部での折返し端上部の係止縁と、各折
返しバネ部での折曲部分対応の押止部とからなる
係止部を形成させ、また、前記軒側成形部には、
垂下される下端縁を折曲して前記係合部に挿入係
合される係合片部を形成させ、さらに、前記屋根
下地面上の所定位置に予め固定して配置される吊
子部材には、取付け部から前記係止部の高さ位置
対応に立上げた基体壁部を設け、この基体壁部の
上端部に前記保持壁部による裏当て規制のもとに
係止部に係止される係止顎部を形成させたことを
特徴とする金属製横葺き屋根板と吊子部材との組
合せ。 2 棟側成形部での保持壁部には、係止部に相対
向する第2の係止部を形成させ、吊子部材には、
前記係止部に係止される係止顎部と共に、第2の
係止部に係止される第2の係止顎部を形成させた
ことを特徴とする請求項1記載の金属製横葺き屋
根板と吊子部材との組合せ。 3 棟側成形部での保持壁部には、係止部よりも
上方に第2の係止部を形成させ、吊子部材には、
前記係止部に係止される係止顎部と共に、第2の
係止部に係止される第2の係止顎部を形成させた
ことを特徴とする請求項1記載の金属製横葺き屋
根板と吊子部材との組合せ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10905488A JPH01280153A (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 金属製横葺き屋根板と吊子部材との組合せ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10905488A JPH01280153A (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 金属製横葺き屋根板と吊子部材との組合せ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01280153A JPH01280153A (ja) | 1989-11-10 |
| JPH037772B2 true JPH037772B2 (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=14500436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10905488A Granted JPH01280153A (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 金属製横葺き屋根板と吊子部材との組合せ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01280153A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0784782B2 (ja) * | 1988-11-22 | 1995-09-13 | 株式会社カナメ | 横葺屋根構造 |
-
1988
- 1988-05-06 JP JP10905488A patent/JPH01280153A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01280153A (ja) | 1989-11-10 |
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