JPH0380424A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0380424A
JPH0380424A JP21612589A JP21612589A JPH0380424A JP H0380424 A JPH0380424 A JP H0380424A JP 21612589 A JP21612589 A JP 21612589A JP 21612589 A JP21612589 A JP 21612589A JP H0380424 A JPH0380424 A JP H0380424A
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JP
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water
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magnetic layer
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JP21612589A
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Takeshi Katada
片田 武
Akihiro Matsufuji
明博 松藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、非磁性支持体と磁性層、或いは、更にそれら
とバック層よりなる磁気記録媒体の安定保存適性の改良
に関する。更に詳しくは、本発明は、ドロップアウトの
増加が抑制され、且つ、ヘッド目詰まりの抑制に優れた
磁気記録媒体に関するものである。
(従来の技術) −iにオーディオ用、ビデオ用、コンピューター用(デ
ィスク、メモリーテープ)等の磁気記録媒体として、強
磁性粉末を結合剤(バインダー)中に分散させた磁性層
を非磁性支持体上に設けた磁気記録媒体、或いは、更に
非磁性粉末を結合剤中に分散させたバック層を磁性層を
設けた非磁性支持体の裏面に設けた磁気記録媒体が用い
られている。
近年、これらの磁気記録媒体は高密度記録が要求され、
強磁性粉末の微粒子化、合金粉末化、高充填化、磁気記
録媒体の超平滑表面化などにより信号/雑音の高信号化
や低雑音化が達成されている。又、同一時間で高密度記
録を行うには磁気記録媒体への書き込み速度や呼び込み
速度の短縮化が必要で磁気記録媒体の高速搬送が要求さ
れる。
この高速搬送適性の為には、走行性や帯電特性、ヘッド
・クリーニング特性は不可欠である。この目的のため、
磁性層にはカーボンブラックやモース硬度が8以上の研
磨剤と称されるフィラーが用いられ、特開昭59−19
3533号、同59−186125号、同59−191
133号、同58−189831号、同59−6302
9号等に開示されている。また、バック層に関しては走
行耐久性のためカーボンブラックが用いられ、特開昭5
2−96505号、特公昭54−21248号、同52
−17401号、特開昭55−28507号等に開示さ
れている。
更に、これらの磁気記録媒体のもう一つの大きな問題点
は、これらの磁気記録媒体が数10年にわたり安定に磁
気記録を保存できるかどうかと言うことである。磁気記
録媒体における安定保存適性の問題は、主につぎの3点
に要約される。即ち第1に、保存中の強磁性粉末の磁気
特性の変化を抑える事であり、合金粉末における酸化に
よる磁気特性劣化、Co含含有−Fe20.におけるG
oやp e + +の粒子内存在量分布の変化による磁
気特性劣化等を抑えることである。第2に、結合剤(バ
インダー)の劣化を抑えることである。結合剤(バイン
ダー)塗膜は一般的に紫外線や温度・湿度により劣化す
ることが知られている(E、 F、 Cuddhy、 
JEEETrans、 Mag、、 Mag 16.4
.558 (July 1980)参照)塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体樹脂や繊維素系樹脂はポリウレタン
樹脂より劣化しにくいことが知られ、結合剤中の10〜
60重量%はどで使用されている。第3は、磁気記録媒
体における異物の生成であり、これらはドロップアウト
の原因となったり、ヘッド・ギャップの目詰まりを誘発
してスペーシング・ロスを引き起こしたりして磁気記録
の再生を困難にする。この異物の生成には多くの原因が
知られ除去されてきた。例えば、成る種の脂肪酸、成る
種の脂肪酸エステル、高分子支持体のオリゴマー、成る
種の無機塩等である。
このうち無機塩の生成を防止するため、磁性層又はバッ
ク層のカーボンブラック等のNa含量、CI含量を減少
させる提案が特願昭63−257282号、同書63−
257283号、同63−259405号にされている
このような提案により、NaC1が減少し、顕著にドロ
ップアウトが低減されることが分かった。しかしながら
、このようなNa含量、CI含量が少ないものでも他に
アルカリ金属イオン或いはアルカリ土類金属イオンが混
入していると目詰まりやドロップアウトが発生すること
が分かった。
(発明の目的) 本発明は、保存適性の優れた磁気記録媒体を提供するこ
とを特徴とする 特に本発明は、ドロップアウト増加及びヘッド目詰まり
の抑止に優れた磁気記録媒体を提供する事を目的とする
(発明の構成) 上記諸目的は、非磁性支持体の一面に強磁性粉末、バイ
ンダーを含む磁性層を設けた磁気記録媒体において、前
記磁性層に水溶性カリウム含量が200ppm以下であ
るカーボンブラックを含むことを特徴とする磁気記録媒
体、非磁性支持体の一面に強磁性粉末、バインダーを含
む磁性層を設け、他面にバック層を設けた磁気記録媒体
において、前記磁性層中及び/又はバック層中に水溶性
カリウム含量が200ppm以下であるカーボンブラッ
クを含むことを特徴とする磁気記録媒体、および上記各
磁気記録媒体において前記カーボンブラックは、水溶性
カリウム含量が200ppm以下であり、かつ水溶性マ
グネシウム含量が50ppm以下であることを特徴とす
る磁気記録媒体によって達成されることがわかった。
本発明者等は、従来知られていなかった磁性層およびバ
ック層の無機塩の発生源を特定し保存適性との因果関係
を明確にして保存適性良化の顕著な効果を得ることによ
り本発明を完成するに到った。
本発明における水溶性カリウム含量、水溶性マグネシウ
ム含量とは、カーボンブラックツクの表面もしくは表面
近傍に存在する可溶な画分を意味し、本発明においては
、下記測定法によって検定した量を意味する。
■ 試料Logに蒸留水200g (各々正確に重量を
測定しておく)を加え15分間煮沸後、冷却し、蒸発し
た水分量を蒸留水で補い上澄み液をデカンテーション法
で得る。
■ 上記方法でデカンテーションした為に不足した水分
量を蒸留水で補い15分間煮沸した後、冷却し、蒸発し
た水分量を蒸留水で補い上澄み液をデカンテーション法
で得る。
■ 上記■の工程を更に2回繰り返す。
■ 上記工程が終了した後、デカンテーションした為に
不足した水分量を蒸留水で補い15分間煮沸した後、冷
却し、蒸発した水分量を蒸留水で補い、No5Cの濾紙
で濾過し、上澄み液を得る。
■ ■〜■の工程で得られた上澄み液を混合した液及び
■の工程で得られた濾液をそれぞれ測定試料として原子
吸光法で測定試料の所要量中のカリウム及びマグネシウ
ム量を測定し、蒸留水使用量からカリウム及びマグネシ
ウムの各総重量を算出し、これを該試料重量で除すこと
によって得られたカリウム及びマグネシウム量を水溶性
カリウム含量及び水溶性マグネシウム含量とする。
本発明における水可溶性K及びMg含有量の値は極微量
であるため有機溶剤中への溶解が可能であり、磁気記録
媒体の製造工程中のK及びMg溶出量の割合の推定は水
可溶性K及びMg含有量の値で行う事ができる(化学便
覧、2版、基礎’tM II、809頁)。また、磁気
記録媒体保存中のKCI、 MgC1z生成量の推定は
水可溶性K及びMg含有量の値で行う事ができる。
本発明の磁気記録媒体においては、磁性層と非磁性支持
体との間に密着強化層(下塗り層、中間層)、磁性層の
上に潤滑層(上塗り層、保護層)、磁性層の重層構造(
特開昭59−144037号、同59−144039〜
144043号、同53−21904号、同53−21
905号、同52−79905号等参照)や3重層構造
、バック層と非磁性支持体との間に密着強化層(下塗り
層、中間N)、バック層の上に潤滑N(上塗り層、保護
層)を設けても良い。
磁性層および/またはバック層のカーボンブラックに含
まれる水溶性に含有量を200 ppm以下あるいは更
に水溶性陶含有量を50ppm以下に低減するとカーボ
ンブラック或いはカーボンブラック以外の粉体に含まれ
るC1原子との反応によって出来るKCj!、 MgC
j!zの生成を著しく低減できる。
更に、カーボンブラック中に含まれる水溶性K、水溶性
Mg以外の金属、例えば、水溶性Na及びCa含有量(
上記水溶性に含有量測定法と同様に測定される。)も各
々好ましくは1100pp以下、より好ましくは50p
pm以下、特に好ましくは25ppm以下、に低減する
とカーボンブラック中或いはカーボンブラック以外の粉
体に含まれるハロゲン原子との反応によって出来る塩の
生成を著しく低減でき、より好ましい。
本発明の磁性層および/またはバック層に用いられるカ
ーボンブラックとしては、上記したように、その水溶性
に含有量が200ppm以下、好ましくは 水溶性助合
有量が50ppm以下と極めて少なく調整したものであ
る限り、特に制限はなく、種々のカーボンブラックをそ
の儂または更に脱におよびMg処理することにより使用
することができる。
すなわち、本発明の磁性層およびバック層に使用される
カーボンブラックはゴム用ファーネス、ゴム用サーマル
、カラー用ブラック、アセチレンブラック等を挙げる事
ができる。これらカーボンブラックの米国における略称
の具体例をしめすとSAF、、l5AF、I l5AF
、T、HAF、SPF、FFXFEF、HMF、GPF
、APF。
SRF、MPF、、ECF、SCF、CF、FT。
MT、HCC,HCF、MCF、LFF、RCF等があ
り、米国のASTM規格のD −1765−82aに分
類されているものを使用することができる。本発明に使
用されるこれらカーボンブラックの平均粒子サイズは5
〜1000ミリ短クロン(mμ)(電子顕微鏡)、窒素
吸着法比表面積は1〜800 %/g、pl+は7〜1
0 (JIS規格K −6221−1982法)、ジブ
チルフタレー) (DBP)吸油量は5〜2000戚/
100g (JIS規格K −6221−1982法)
、沃素吸着量は1〜1000■/g (JIS規格K 
−6221−1982法)、灰分は0.2wt%以下(
JIS規格K −6221−1982法)である。本発
明に使用されるカーボンブラックのサイズは、塗布膜の
表面電気抵抗を下げる目的で、5〜100 ミリミクロ
ンのカーボンブラックを、また塗布膜の強度を制御する
ときに50〜1000ミリミクロンのカーボンブラック
をもちいる。また塗布膜の表面粗さを制御する目的でス
ペーシングロス減少のための平滑化のためにより微粒子
のカーボンブラック(100ミリミクロン以下)を、粗
面化して摩擦係数を下げる目的で粗粒子のカーボンブラ
ック(50ミリミクロン以上)をもちいる。このように
カーボンブラックの種類と添加量は磁気記録媒体に要求
される目的に応じて使い分けられる。
また、これらのカーボンブラックを、後述の分散剤など
で表面処理したり、樹脂でグラフト化して使用してもよ
い。また、カーボンブラックを製造するときの炉の温度
を2000°C以上で処理して表面の一部をグラファイ
ト化したものも使用できる。
また、特殊なカーボンブラックとして中空カーボンブラ
ックを使用することもできる。
これらのカーボンブラックは磁性層の場合、強磁性粉末
100重量部に対して0.5〜10重量部で用いること
が望ましい。また、バック層のカーボンブラックと結合
剤(バインダー)の混合割合は重量比でカーボンブラッ
ク100重量部に対して結合剤30〜200重量部の範
囲で用いることが望ましい。
本発明に使用出来るカーボンブラックは例えば「カーボ
ンブラック便覧」、カーボンブラック協会編(昭和46
年発行)を参考にすることが出来る。
従来公知のカーボンブラックは、一般に原料(例えば、
重油)を高温の反応炉で反応させて製造し、反応生成物
を水で急冷し、粉砕、乾燥して製造されるものであるが
、急冷の際に使用される水は工業用水である。この工業
用水中には微量の無機塩(KCj2塩およびMgCj!
、塩等)が含有されている。また工業用水中にはに、M
g含有有機化合物が含まれていることがある。これら無
機塩等がカーボンブラックに吸着され、その後の工程に
おいて除去されることなくカーボンブラック中に濃縮さ
れたかたちで残存してしまう。
本発明の磁気記録媒体に使用されるカーボンブラックは
、例えば、カーボンブラックの製造時に用いる原料の重
油として脱塩処理したものを使用したり、カーボンブラ
ックの製造時に急冷する水として無機塩等の含有量が極
めて少ない水(イオン交換水あるいは蒸留水)を使用し
たり、また、通常のカーボンブラックを純水(イオン交
換水あるいは蒸留水)で煮沸・洗浄することによって、
製造することができる。尚、所定の金属含有量を得るた
めに、純水に代えて該金属を含有しない任意の溶媒、例
えば、水、有機溶媒、それらの混合物で処理することも
可能である。
後者の製造方法は、−船釣に次のような方法である。即
ち、カーボンブラックを容器内に投入し、イオン交換水
あるいは蒸留水を次いで投入撹拌しカーボンブラックを
洗浄する。必要により再洗浄を繰り返しカーボンブラッ
クを脱塩する。水を除去したあと乾燥し目的のカーボン
ブラックを得る。
本発明の磁気記録媒体において、磁性層に使用される強
磁性粉末には特に制限はなく、酸化鉄オキサイド系強磁
性粉末、金属あるいは合金の強磁性粉末、フェライト系
強磁性粉末、Cr0z、窒化鉄など、公知の強磁性粉末
が使用できる。
これら強磁性粉末の粒子サイズは約0.005〜1ミク
ロンの長さで、軸長/軸幅の比は1/1〜5071程度
である。又、これらの強磁性粉末の比表面積は1rrf
/g〜70rrf/g程度である。これらの強磁性粉末
の表面に、後に述べる分散剤、潤滑剤、帯電防止剤等を
それぞれの目的の為に分散に先だって溶剤中で含浸させ
て、吸着させてもよい。
酸化鉄オキサイド系強磁性粉末の具体例としては、7−
FezO3、Co含有(被着、変成、ドープ)の7−F
ezO*、FezO4、Co含有(被着、変成、ドープ
)のFe、0.、T−FeO,、Co含有(被着、変成
、ドープ)のr −FeOx  (x−t、3a〜1.
50)を挙げることができる。
フェライト系強磁性粉末としては、変性バリウムフェラ
イトおよび変性ストロンチウムフエライトなどを挙げる
ことができる。また、板状六方晶のバリウムフェライト
も使用できる。バリウムフェライトの粒子サイズは約o
、ooi〜1ξクロンの直径で厚みが直径の1/2〜1
/20である。バリウムフェライトの比重は4〜6g/
ccで、比表面積は1rrr/g〜70n?/gである
。これらの強磁性粉末の表面に、後に述べる分散剤、潤
滑剤、帯電防止剤等をそれぞれの目的の為に分散に先だ
って溶剤中で含浸させて、吸着させてもよい。
金属あるいは合金の強磁性粉末としては、強磁性粉末中
の金属分が75重量%以上であり、そして金属分の80
重量%以上が少なくとも1種類の強磁性金属あるいは合
金(例えば、Fe、 Co、 Ni、Fe−C0XFe
−Ni、 Co−Ni、 Co−N1−Fe)であり、
該金属分の20重量%以下の範囲内で他の成分(例えば
、八ItSSt、 S、 Sc、 Ti、 V、Cr、
 Mn、 Cu、 Zn。
Y、Mo、Rh、 Pb、 Ag、 Sn、 Sb、 
Te、 Ha、 Ta、 W。
Re、 Au、 Hg、 Pb、 Bi、 La、 C
e、 Pr、 Nd、 B、 P )を含むことのある
合金や、窒化鉄等を挙げることができる。特に鉄、コバ
ルトあるいはニッケルを含む強磁性合金粉末であって、
その比表面積が35rd/g以上の強磁性合金粉末を使
用することが好ましい。代表的な具体的としてはCo−
N1−P合金、Co−Ni−Fe −B合金、Fe −
N t −Zn合金、Ni −Co合金、Co−Ni−
Fe合金などが挙げられる。
また、上記強磁性金属が少量の水、水酸化物または酸化
物を含むものなどであってもよい。これらの強磁性金属
粉末の製造方法は既に公知であり、本発明で用いる強磁
性粉末の代表例である強磁性合金粉末についてもこれら
公知の方法に従って製造することができる。
すなわち、強磁性合金粉末の製造方法の例としては、下
記の方法を挙げることができる。
(a)複合有機酸塩(主としてシュウ酸塩)を水素など
の還元性気体で還元する方法: (b)酸化鉄を水素などの還元性気体で還元してPeあ
るいはFe −Co粒子などを得る方法:(c)金属カ
ルボニル化合物を熱分解する方法:(d)強磁性金属の
水溶液に水素化ホウ素ナトリウム、次亜リン酸塩あるい
はヒドラジンななどの還元剤を添加して還元する方法:
(e)水銀陰極を用い強磁性金属粉末を電解析出させた
のち水銀と分離する方法: (f)金属を低圧の不活性気体中で蒸発させて微粉末を
得る方法: 強磁性合金粉末を使用する場合に、その形状にとくに制
限はないが通常は針状、粒状、サイコロ状、米粒状およ
び板状のものなどが使用される。
この強磁性合金粉末の比表面積(SIET)は40ホ/
g以上であることが好ましく、さらに45nf/g以上
のものを使用することが特に好ましい。
本発明に用いる強磁性粉末としては、水溶性CZ含有量
(上記水溶性に含有量測定法と同様に測定される。) 
300ppm以下の強磁性粉末が好ましく、水溶性C1
含有量200ppm以下の強磁性粉末が特に好ましい。
強磁性粉末のC1含有量を上記のように低減すると強磁
性粉末中或いは強磁性粉末以外のカーボンブラックやそ
の他の粉体に含まれるK。
Ag原等との反応によって出来る塩(例えば、KCl、
 MgCj!z)の生成を著しく低減でき、好ましい。
更に、強磁性粉末中に含まれるNa、 Ca及びに含有
量も各々好ましくは1100pp以下、特に好ましくは
50ppm以下、に低減すると強磁性粉末中或いは強磁
性粉末以外の粉体に含まれるハロゲン原子との反応によ
って出来る塩の生成を著しく低減でき、好ましい。
本発明に用いる強磁性粉末のCj!含有量を300pp
m以下に抑制し、Na、 Ca及びに含有量を各々11
00pp以下に抑制する方法は、例えば、■硫酸第一鉄
(Peso、) と水酸化ナトリウムあるいは水酸化カ
リウムとの反応において過剰の水酸化ナトリウムあるい
は水酸化カリウムの量を厳しく制限することによりNa
あるいはKの混入を減らすこと、■この反応によって得
られた酸化物あるいは水酸化物をイオン交換水あるいは
蒸留水で煮沸・洗浄すること、および■Co被着を行う
時にCo50a等を用い、CoCJ! 2の使用を避け
ること等である。
本発明の磁気記録媒体の磁性層及びバック層に使用され
るバインダーとしては従来公知の熱可塑性樹脂、熱硬化
性樹脂、反応型樹脂やこれらの混金物が使用される。
熱可塑性樹脂としては軟化温度が150°C以下、平均
分子量が10,000〜300,000 、重合度が約
50〜2.000程度のもので、例えば塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体、塩化ビニル共重合体、塩化ビニル塩
化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル
共重合体、アクリル酸エステル−アクリロニトリル共重
合体、アクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、
アクリル酸エステル−スチレン共重合体、メタクリル酸
エステル−アクリロニトリル共重合体、メタクリル酸エ
ステル−塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステ
ル−スチレン共重合体、ウレタンエラストマー、ナイロ
ン−シリコン系樹脂、ニトロセルロースーホ+Jアミド
樹脂、ポリフッ化ビニル、塩化ビニリデンアクリロニト
リル共重合体、ブタジェン−アクリロニトリル共重合体
、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロース
誘導体(例えば、セルロースアセテートブチレート、セ
ルロースダイアセテート、セルローストリアセテート、
セルロースプロピオネート、ニトロセルロース、エチル
セルロース、メチルセルロース、プロピルセルロース、
メチルエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
、アセチルセルロース等)、スチレン−ブタジェン共重
合体、ポリエステル樹脂、クロロビニルエーテル−アク
リル酸エステル共重合体、アミノ樹脂、各種の合成ゴム
系の熱可塑性樹脂及びこれらの混合物等が使用される。
熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の状態では
200.000以下の分子量であり、塗布、乾燥後に加
熱することにより、縮を、付加等の反応により分子量は
無限大のものとなる。又、これらの樹脂のなかで、樹脂
が熱分解するまでの間に軟化又は溶融しないものが好ま
しい。具体的には例えばフェノール樹脂、フェノキシ樹
脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂
、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アク
リル系反応樹脂、エポキシ−ポリアミド樹脂、ニトロセ
ルロースメラミン樹脂、高分子量ポリエステル樹脂とイ
ソシアネートプレポリマーの混合物、メタクリル酸塩共
重合体とジイソシアネートプレポリマーの混合物、ポリ
エステルポリオールリイソシアネートとの混合物、尿素
ホルムアルデヒド ル/トリフエニルメタントリイ゛ノシアネートのン昆合
吻、ボリアξン樹脂、ポリイミン樹月旨及びこれらの混
合物等である。
これらの結合剤の単独又は組合わされたもの力く使われ
、ほかに添加剤が加えられる。+i↑生層の強磁性粉末
と結合剤との混合割合(ま重量比で強磁性粉末100重
量部に対して結合剤5〜300重量g6の範囲で使用さ
れる。添加剤は分散剤、潤滑弁I、研磨剤、帯電防止剤
、酸化防止剤、溶剤等力(力Uえられる。
これらの熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂は、
主たる官能基以外に官能基としてカルボン酸、スルフィ
ン酸、スルホン酸、燐酸、硫酸、硫酸エステル基、燐酸
エステル基、これらのアルキルエステル基等の酸性基、
アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコール 酸エステル類、アルキルベタイン型等の両性類基、アミ
ノ基、イミノ基、イミド基、アミド基等、また水酸基、
アルコキシル基、チオール基、ハロゲン基、シリル基、
シロキサン基を通常1種以上6種以内含み、各々の官能
基は樹脂1gあたり1×10−6eq〜l X10−2
eq含む事が好ましい。
本発明では架橋剤としてポリイソシアネートを用いるこ
とができる。
本発明に用いるポリイソシアネートとしては、トリレン
ジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネート、ナフチレン−1.5−ジイソシ
アネート、0−トルイジンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシア
ネート、等のイソシアネート類、又当該イソシアネート
類とポリアルコールとの生成物、又イソシアネート類の
縮合に依って生成した2〜10量体のポリイソシアネー
ト等を挙げることが出来る。これらポリイソシアネート
類の平均分子量は100〜20 、 000のものが好
適である。これらポリイソシアネートの市販されている
商品名としては、コロネートし、コロネートHL、コロ
ネート2030、コロネート2031、主すオネートM
R、ミリオネートMTL (日本ポリウレタン■製)、
タケネー)D−102、タケネートD11ON、タケネ
ートD−200、タケネートD−202、タケネート3
00S、タケネート500(武田薬品■製)、スミジュ
ールT−80、スミジュール44S、スミジュールPF
、スミジュールし、スミジュールN1デスモジュールし
、デスモジュールIL、デスモジュールN1デスモジュ
ールHL、デスモジュールT65、デスモジュール15
、デスモジュールR、デスモジュールN1デスモジュー
ルSL、デスモジュールZ4273(住友バイエル社製
)等があり、これらを単独若しくは硬化反応性の差を利
用して二つ若しくはそれ以上の組み合わせによって使用
することができる。これらのポリイソシアネートは磁性
層のバインダー総量の5〜40−t%で用し)ることか
好ましい。又、硬化反応を促進する目的で、水酸基(ブ
タンジオール、ヘキサンジオール等)、アミノ基(モノ
メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアごン等)
を有する化合物や金属酸化物の触媒を併用する事も出来
る。これらの水酸基やアミノ基を有する化合物は多官能
である事が望ましい。
特に、本発明の磁気記録媒体の磁性層には、分散性・耐
久性の優れたハロゲン系樹脂(特に、塩素系樹脂、例え
ば、塩化ビニル−酢酸ビニルなどの塩化ビニル系共重合
体樹脂や、塩化ビニリデン系共重合体樹脂等)が好まし
く用いられる。しかし、ハロゲン系樹脂の場合は、経年
変化によりハロゲン化水素(特に塩化水素)が遊離し、
磁性層中にに、 Mg、 Na、 Ca等の金属がある
と無機塩が生成・戒長し、これが保存適性に係わるドロ
ップアウトの増加やヘッド目詰まりをもたらし好ましく
ない。この事から、磁性層にハロゲン系樹脂を用いる場
合には、磁性層に用いるカーボンブラックの他、強磁性
粉末、およびその他のフィラー(例えば、後述する研磨
剤)に含まれるに、 Mg、 Na、およびCa含有量
を極力抑制することが好ましい。
具体的には、前述したように、強磁性粉末に含まれる水
溶性に−,Mgz NaおよびCa等の含有量を各々好
ましくは1100pp以下、特に好ましくは50ppm
以下に抑制することであり、またカーボンブラックにつ
いては、Nas Caおよびに含有量を各々好ましくは
1100pp以下、更に好ましくは50ppm以下、特
に好ましくは25ppm以下に抑制することである。
また、研磨剤については後述するように、その水溶性に
、 Mg、 NaおよびCa等の含有量を各々50pp
m以下に抑制することが好ましい。
本発明において、磁性層および/またはツク・ツク層に
は研磨剤を用いる事が出来る。用いられる研磨剤は一般
に用いられる研磨作用若しくは琢磨作用をもつ材料であ
り、α−アルミナ、γ−アルミナ、α−γ−アルξす、
熔融アルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、酸化セリウム
、コランダム、人造ダイヤモンド、α−酸化鉄、ザクロ
石、エメリー(主成分:コランダムと磁鉄iI2:)、
ガーネ・ノド、ケイ石、窒化ケイ素、窒化硼素、炭化モ
リブデン、炭化硼素、炭化タングステン、チタンカーツ
マイド、リトポン、ケイソウ土、ドロマイト等で、主と
してモース硬度6以上の材料が1内至4種迄の組合わせ
で使用される。これらの研磨剤は平均粒子サイズがo、
oos〜5ミクロン(μ)の大きさのものが使用され、
特に好ましくは0.01〜2.:クロンである。これら
の研磨剤は結合剤100重量部に対して0.01〜20
重量部の範囲で添加される。
本発明に用いる研磨剤として特に好ましくは、モース硬
度が8以上、平均粒子サイズが0.05〜0.5μ−で
且つCIA含有量が100ppn+以下であり、またに
、 Mg、 NaおよびCa等の含有量も各々50pp
m以下である研磨剤が挙げられる。
本発明に用いる研磨剤の水溶性Cj!含有量を1100
pp以下に抑制し、水溶性に、 Mg、 NaおよびC
a等の含有量を各々50ppm以下に抑制する方法は、
前記カーボンブラックの調整と同様な方法、例えば、研
磨剤をイオン交換水あるいは蒸留水で煮沸・洗浄する方
法が挙げられる。
また、本発明に用いる研磨剤の特に好ましい具体例とし
ては、cx−Atlz03、Crz03、β−5iCが
挙げられる。
本発明において、磁性層及びバック層には潤滑剤を使用
する事が出来る。使用される潤滑剤としては、二硫化モ
リブデン、チッカ硼素、フッカ黒鉛、炭酸カルシウム、
硫酸バリウム、酸化ケイン、酸化チタン、酸化亜鉛、酸
化錫、二硫化タングステン等の無機微粉末、アクリルス
チレン系樹脂微粉末、ベンゾグアナミン系樹脂微粉末、
メラミン系樹脂微粉末、ポリオレフィン系樹脂微粉末、
ポリエステル系樹脂微粉末、ポリアミド系樹脂微粉末、
ポリイミド系樹脂微粉末、ポリフッカエチレン系樹脂微
粉末等の樹脂微粉末、シリコーンオイル、脂肪酸変性シ
リコーンオイル、グラファイト、フッ素アルコール、ポ
リオレフィン(ポリエチレンワックス等)、ポリグリコ
ール(ポリエチレンオキシドワックス等)、テトラフル
オロエチレンオキシドワックス、ポリテトラフルオログ
リコール、パーフルオロ脂肪酸、パーフルオロ脂肪酸エ
ステル、パーフルオロアルキル硫酸エステル、パーフル
オロアルキル燐酸エステル、アルキル燐酸エステル、ポ
リフェニルエーテル、炭素数10〜20の一塩基性脂肪
酸と炭素数3〜12個の一価のアルコールもしくは二価
のアルコール、三価のアルコール、四価のアルコール、
六価のアルコールのいずれか1つもしくは2つ以上とか
ら成る脂肪酸エステル類、炭素数10個以上の一塩基性
脂肪酸と該脂肪酸の炭素数と合計して炭素数が11〜2
8個と戒る一価〜六価のアルコールから成る脂肪酸エス
テル類等の有機化合物潤滑剤が挙げられる。又、炭素数
8〜22の脂肪酸或いは脂肪酸アミド、脂肪族アルコー
ルも使用できる。これら有機化合物潤滑剤の具体的な例
としては、カプリル酸ブチル、カプリル酸オクチル、ラ
ウリン酸エチル、ラウリン酸ブチル、ラウリン酸オクチ
ル、ミリスチン酸エチル、ミリスチン酸ブチル、ミリス
チン酸オクチル、バルミチン酸エチル、パルミチン酸ブ
チル、パル〔チン酸オクチル、ステアリン酸エチル、ス
テアリン酸ブチル、ステアリン酸オクチル、ステアリン
酸アミル、アンヒドロソルビタンジステアレート、アン
ヒドロソルビタンジステアレート、アンヒドロソルビタ
ントリステアレート、アンヒドロソルビタンテトラステ
アレート、オレイルオレート、オレイルアルコール、ラ
ウリルアルコール等が挙げられ、単独若しくは組み合わ
せて使用出来る。また本発明に使用される潤滑剤として
は所謂潤滑油添加剤も単独若しくは組み合わせて使用出
来、酸化防止剤(アルキルフェノール等)、錆どめ剤(
ナフテン酸、アルケニルコハク酸、ジラウリルフォスフ
ェート等)、油性剤(ナタネ油、ラウリルアルコール等
)、極圧剤(ジベンジルスルフィド、トリクレジルフォ
スフェート、トリブチルホスファイト等)、清浄分散剤
、粘度指数向上剤、流動点降下剤、泡とめ剤等がある。
これらの潤滑剤は結合剤100重量部に対して0.05
〜20重量部の範囲で添加される。
本発明に使用する分散剤としては、カプリル酸、カプリ
ン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リ
ルン酸、ステアロール酸等の炭素数10〜22個の脂肪
酸(R+C00)I、 R+は炭素数9〜21個の脂肪
族基)、上記脂肪酸とアルカリ金属(例えば、L1% 
Nas K−、NH4”等)、アルカリ土類金属(例え
ば、Mg5Ca、 Ba等) 、Cuまたはpb等から
成る金属石鹸、上記脂肪酸の脂肪酸アミド、レシチン等
が使用される。この他に炭素数4以上の高級アルコール
(例えば、ブタノール、オクチルアルコール、ミリスチ
ルアルコール、ステアリルアルコール)及びこれらの硫
酸エステル、燐酸エステル、ア逅ン化合物等も使用可能
である。また、ポリアルキレンオキサイド、スルホ琥珀
酸、スルホ琥珀酸エステル等も使用可能である。これら
の分散剤は通常一種類以上で用いられ、一種類の分散剤
は結合剤100重量部に対して0.005〜20重量部
の範囲で添加される。これら分散剤の使用方法は、強磁
性粉末や非磁性微粉末の表面に予め被着させても良く、
また分散途中で添加してもよい。このようなものは、例
えば特公昭39−28369号、同44−17945号
、同44−18221号、同49−39402号、同4
8−15001号、米国特許3,387,993号、同
3,470,021号等に於いて示されている。
本発明に用いる帯電防止剤としてはグラファイト、酸化
錫−酸化アンチモン、酸化錫、酸化チタン−酸化錫−酸
化アンチモン、等の導電性粉末;サポニン等の天然界面
活性剤;アルキレンオキサイド系、グリセリン系、グリ
シドール系、多価アルコール、多価アルコールエステル
、アルキルフェノールEO付加体等のノニオン界面活性
剤;高級アルキルアミン類、環状ア〔ン、ヒダントイン
誘導体、アミドアミン、エステルアミド、第四級アンモ
ニウム塩類、ピリジンそのほかの複素環類、ホスホニウ
ムまたはスルホニウム類、等のカチオン界面活性剤;カ
ルボン酸、スルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エ
ステル基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ
酸類;アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸ま
たは燐酸エステル類、アルキルベタイン型等の両性界面
活性剤等が使用される。これらの界面活性剤は単独また
は混合して添加しても良い。磁気記録媒体における、こ
れらの界面活性剤の使用量は、強磁性粉末100重量部
当たり0.01〜10重量部である。これらは帯電防止
剤として用いられるものであるが、時としてそのほかの
目的、例えば分散、磁気特性の改良、潤滑性の改良、塗
布助剤として適用される場合もある。
本発明の分散、混練、塗布の際に使用する有機溶媒とし
ては、任意の比率でアセトン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロン
、テトラヒドロフラン等のケトン系;メタノール、エタ
ノール、プロパツール、ブタノール、イソブチルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、メチルシクロヘキサノ
ールなどのアルコール系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸イソプロピル、乳酸エ
チル、酢酸グリコールモノエチルエーテル等のエステル
系;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、グリコー
ルジメチルエーテル、グリコールモノエチルエーテル、
ジオキサンなどのエーテル系;ベンゼン、トルエン、キ
シレン、クレゾール、クロルベンゼン、スチレンなどの
タール系(芳香族炭化水素):メチレンクロライド、エ
チレンクロライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレ
ンクロルヒドリン、ジクロルベンゼン等の塩素化炭化水
素系;N、N−ジメチルホルムアルデヒド、ヘキサン等
が使用できる。
混線の方法には特に制限はなく、また各成分の添加順序
などは適宜設定することができる。磁性塗料およびバッ
ク層塗料の調製には通常の混練機、例えば、二本ロール
ミル、三本ロールミル、ボールミル、ペブルミル、トロ
ンミル、サンドグラインダー、ツェグバリ(Szegv
ari) 、アトライターロトミル(Rotomill
)、高速インペラー分散機、高速ストーンミル、高速度
衝撃ミル、デイスパーニーダ−、ニーダ−エクストルー
ダー、高速ミキサ−、プラニタリーミキサー、リボンブ
レインダー、コニーダー、インテンシブミキサー、タン
ブラ−、ブレンダー、ディスパーザ−、ホモジナイザー
、単軸スクリュー押し出し機、二軸スクリュー押し出し
機、及び超音波分散機などを用いることができる。混線
分散に関する技術の詳細は、T。
C,PATTON著(チー・シー・バラトン)+ ”P
a1ntFloev and Pigment Dis
per−sion  (ペイント−アンド ピグメント
ディスバージボン)、 1964年、 John Wi
ley & 5ons  (ジョン ウィリーアンド 
サンズ)社発行や田中信−著j工業材料」、25巻、 
37 (1977)などや当該書籍の引用文献に記載さ
れている。また、米国特許第2.581.414号及び
同第2.855.156号などの明細書にも記載がある
。本発明においても上記の書籍や当該書籍の引用文献な
どに記載された方法に準じて混線分散を行い磁性塗料お
よびバック層塗料を調製することができる。
磁性層の形成は上記の組成などを任意に組合せて有機溶
媒に溶解し、塗布溶液として支持体上に塗布・乾燥する
。テープとして使用する場合には支持体の厚み2.5〜
ioo 、:クロン程度、好ましくは3〜70ミクロン
程度が良い。ディスクもしくはカード状の場合は厚みが
0.03〜10mm程度である。
素材としてはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンナフタレート等のポリエステル類、ポリプロピレン等
のポリオレフィン類、セルローストフロ リアセテート、セルロースダイアセテート等のセルロー
ス誘導体、ポリ塩化ビニル等のビニル系樹脂類、ポリカ
ーボネート、ボリアくド、ポリスルホン等のプラスチッ
クのほかにアルミニウム、銅等の金属、ガラス等のセラ
ミックス等も使用出来る。これらの支持体は塗布に先立
って、コロナ放電処理、プラズマ処理、下塗処理、熱処
理、除塵埃処理、金属蒸着処理、アルカリ処理をおこな
ってもよい。これら支持体に関しては例えば西独特許3
.338.854A号、特開昭59−116926号、
米国特許4.388,368号、三石幸夫著、r繊維ト
工業J、31巻、p50〜55.1975年などに記載
されている。
支持体上へ前記の磁性層ならびにバック層を塗布する方
法としてはエアードクターコート、ブレードコード、エ
アナイフコート、スクイズコート、含浸コート、リバー
スロールコート、トランスファーロールコート、グラビ
アコート、キスコート、キャストコート、スプレィコー
ト等が利用出来、その他の方法も可能であり、これらの
具体的説明は朝食書店発行のrコーティング工学125
3頁〜277頁(昭和46年3月20日発行)に詳細に
記載されている。
このような方法により、支持体上に塗布された磁性層は
必要により層中の磁性粉末を直ちに乾燥しながら所望の
方向へ配向させる処理を施したのち、形成した磁性層を
乾燥する。このときの支持体の搬送速度は、通tHom
/分〜900 m/分でおこなわれ、乾燥温度が20″
C〜130″Cで制御される。
又必要により表面平滑化加工を施したり、所望の形状に
裁断したりして、本発明の磁気記録体を製造する。これ
らは、例えば、特公昭40−23625号、同39−2
8368号公報、米国特許第3,473,960号明細
書、等に示されている。又、特公昭41−13181号
公報に示される方法はこの分野における基本的、且つ重
要な技術と考えられている。
本発明に使用される強磁性粉末又は非磁性粉末、結合剤
、添加剤(潤滑剤、分散剤、帯電防止剤、表面処理剤、
研磨剤、遮光剤、酸化防止剤、防黴剤等)、溶剤及び支
持体(下塗層、バック下塗層を有してもよい)或いは磁
気記録媒体の製造等は特公昭56−26890号等に記
載されているものも参考にできる。
(発明の効果) 本発明の磁気記録媒体は、磁性層およびバンク層を構成
する粉体成分のカーボンブラックに水可溶性におよびM
g含有量を低減することによって、磁性塗料やバック塗
料の混練、分散、塗布等の磁気記録媒体の製造工程中、
あるいは磁気記録媒体の経年保存中に生成・生長するK
Cl塩および陶C1t塩の出現を抑制せしめるものであ
る。
水可溶性に含有量が多いとC1と結合しKClとして析
出し易く、特に2価のカチオン、特に、Mg2Φかに・
とともに存在すると層中でKClとMgCj!、が生威
し、これらが共存することにより極めて磁性層表面に出
やすくなる。そして磁性層表面で析出してKCj!、’
 Mg(lz結晶としてドロップアウトの原因となりや
すい。この理由は定かではないが、2種の化合物を混合
すると融点降下する現象があるが、それに類似したよう
な関係で流動性が増加したのではないかと考えられる。
例えば、K、Mg含量が極端に多い場合、白色透明、微
細な結晶が磁性層又はバック層に生威し、それが目視さ
れる場合があり、これらが磁性層からバック層又はバッ
ク層から磁性層へVTR走行中に転写されることにより
磁気記録媒体のVTR上での走行摩擦により磁気記録媒
体からバインダーやカーボンブラックを呼び込み流動性
の高い粘着物質を形成するように思われる。
本発明はカーボンブラックに含有する水溶性におよび水
溶性Mg量を低減することによりKClおよびMgCj
!□の生成量をおよび該流動性を効果的に低減し、ひい
ては、ドロップアウトおよびヘッド目詰まりを抑止した
ものである。
(実施例) 以下に本発明を実施例により更に具体的に説明する。こ
こに示す成分、割合、操作順序等は本発明の精神から逸
脱しない範囲において変更しうるものであることは本業
界に携わるものにとっては容易に理解されることである
。従って、本発明は下記の実施例に制限されるべきでは
ない。猶、実施例中の部は重量部をしめす。
〔実施例1〜4、比較例1〜2〕 尚、バック層中に含有するカーボンブラックの水溶性K
及びMg含量についてはデータ表−1の中で示す。又、
水溶性K及びMg含量は本文記載の測定法によるもので
ある。
〔実施例1〕 厚さ14J!rRのポリエチレンテレフタレートベース
(非磁性支持体)の表面にGo含有磁性酸化鉄を含む厚
さが51nRの磁性層を設け、その反対側に乾燥後の厚
さが1.0−になるようバックコート層形成用塗布液を
塗布、乾燥した。
磁性層形成用塗布液及びバックコート層形成用塗布液は
下記の組成のものである。
〔磁性層形成用塗布液〕
次の組成物をボールミルに入れ充分混線分散し粘土調整
し、デスモジュールL−75(バイエル社製ポリイソシ
アネート化合物)を5部加え、均一に混合分散して磁性
塗料を作成した。
Co含有1−Fe2O3粉末        100部
(窒素吸着比表面積:37rrf/g)塩化ビニル化合
物 (MRllo、日本ゼオン■製) 10部 ポリウレタン樹脂           8部(C72
09、大日本インキ■製) CrzO+  (平均粒子サイズ:0.3mμ)   
  2部ステアリン酸              1
部ステアリン酸ブチル           1部酢酸
ブチル              120部メチルエ
チルケトン         200部〔バックコート
層形成用塗布液〕 下記組成物のバックコート層形成用塗布液をボールミル
で混練調整した後、コロネート2061 (日本ポリウ
レタン社製ポリイソシアネート)5部を加え均一に混合
分散した後、粘度を調整し、磁性層と逆のポリエステル
基体面に乾燥後の厚さが1.5μになるように塗布し、
乾燥した。
カーボンブラック           100部(平
均粒子サイズ: 17部m、後述する実施例2で使用し
たものと同じ) シリコーン              0.1部オレ
イン酸銅             0.4部α−アル
ξす(Ilitloo 、住友化学■製)0.7部ステ
アリン酸             0.3部メチルエ
チルケトン          660部シクロヘキサ
ノン           400部このテープをカレ
ンダー処理で鏡面出しした後、1部2インチ巾にスリッ
トした。
〔比較例1〕 上記、実施例1のバラフコ−)JW側で使用したカーボ
ンブラックの未水洗品(粒子サイズ17nm)をバック
コート層に使用。他は実施例1に同じ。
〔実施例2〕 上記、実施例1のバックコート層側で使用したカーボン
ブランクを更に水洗乾燥したものをバックコート層に使
用。他は実施例1に同じ。
〔実施例3〕 上記、実施例2のバックコート層側に使用したカーボン
ブラックを更に充分に水洗乾燥したものをバックコート
層用として使用した。他は実施例1に同じ。
〔実施例4] 後述する比較例2のバックコート層に使用したカーボン
ブラック(平均粒子サイズ30nm)を水洗し乾燥した
ものをバックコート層に使用した。
他は実施例1に同じ。
〔比較例2〕 平均粒子サイズ30nmカーボンブラック(未水洗品)
をバックコート層側に使用した。他は実施例1に同じ。
表−1つづき 本:殆ど検出せず 〔評価方法〕 D○(ドロップアウト数) 60分長繰り返し走行5パス後の15部秒、−16dB
1分当りの個数を求めた。
目詰まり 記録後テープを60°C180%RHで3日放置した後
、再生し60分長にわたり10巻しらべ、ビデオヘッド
目詰まりが発生した巻数を測定した。
表−1より本発明の製品は、比較品に比べ目詰まり、ド
ロップアウト共に極吟で優れていることが分かる。
〔実施例5〜8、比較例3〜6〕 尚、磁性層中に含有するカーボンブラックの水溶性K及
びMg含量についてはデータ表−1の中で示す。又、水
溶性K及びMg含量は本文記載の測定法によるものであ
る。
(実施例5〕 厚さ14−のポリエチレンテレフタレートベース(非磁
性支持体)の表面にCo含有磁性酸化鉄を含む厚さが5
1Irnの磁性層を設け、その反対側に乾燥後の厚さが
1.OIImになるようバックコート層形成用塗布液を
塗布、乾燥した。
磁性層形成用塗布液及びバックコート層形成用塗布液は
下記の組成のものである。
〔磁性層形成用塗布液〕
次の組成物をボールミルに入れ充分混線分散し粘土調整
し、デスモジュールL−75(バイエル社製ポリイソシ
アネート化合物)を5部加え、均一に混合分散して磁性
塗料を作成した。
Co含有7  F+3203粉末        10
0部(窒素吸着比表面積:35rrf/g)塩化ビニル
化合物           10部(MRIIO、日
本ゼオン■製) ポリウレタン樹脂            8部(C7
209、大日本インキ■製) カーボンブラック            5部(平均
粒子サイズ:30mμ、) Crt(h  (平均粒子サイズ:0.3μm)   
 2部ステアリン酸             1部ス
テアリン酸ブチル           1部酢酸ブチ
ル              120部メチルエチル
ケトン          200部〔パンクコート層
形成用塗布液〕 下記組成物のバックコート層形成用塗布液をボールミル
で混練調整した後、コロネート2061 (日本ポリウ
レタン社製ポリイソシアネート)5部を加え均一に混合
分散した後、粘度を調整し、磁性層と逆のポリエステル
基体面に乾燥後の厚さが1.5IIrLUになるように
塗布し、乾燥した。
フ五ノキシ樹脂            20部(PK
HH、ユニオンカーバイド■製製)ポリウレタン樹脂 30部 にツボラン2304、日本ポリウレタン■製)シリコー
ン              0.1部オレイン酸銅
             0.4部Cr2O31部 ステアリン酸             0.3部メチ
ルエチルケトン         660部シクロへキ
サノン           400部このテープをカ
レンダー処理で鏡面出しした後、1部2インチ巾にスリ
ットした。
〔比較例3〕 磁性層の使用カーボンブラックとして、上記、実施例5
の磁性層側で使用したカーボンブラックの未水洗品を使
用。他は実施例5に同じ。
〔比較例4〕 磁性層の使用カーボンブラックとして、上記、比較例3
の磁性層側で使用したカーボンブラックの不完全に水洗
したものを使用。他は実施例5に同じ。
〔実施例6〕 下記に示す磁性塗料を調整して乾燥後の厚さが3.0−
になるように厚さ14−のポリエチレンテレフタレート
非磁性支持体上に塗布した。
塩化ビニル/酢酸ビニル/無水マレイン酸共重合体(4
00X110A、 白木ゼオン■製)12印 ポリウレタン樹脂 (UR8600、東洋紡■製) 3部 ポリイソシアネート           8部(コロ
ネートHL:日本ポリウレタン■製)α−A12Off
(0,2μ) 3部 メチルエチルケトン          200部シク
ロヘキサノン           100部磁性塗料
が塗布された非磁性支持体を、磁性塗料が、未乾燥の状
態で磁場配向処理を行い、更に乾燥後、カレンダー処理
を行い1部2インチ巾にスリットして、VH5型ビデオ
テープを製造した。
〔比較例5〕 上記、実施例6の磁性層側で使用したカーボンブラック
の未水洗品を使用。他は実施例6に同じ。
〔比較例6〕 上記、比較例5の磁性層側で使用したカーボンブラック
を不完全に水洗したものを使用。他は実施例6に同じ。
〔実施例7〕 実施例6に使用したものと同じカーボンブラックを実施
例5と同じように磁性層に添加使用した。
他は実施例5に同じ。
〔実施例8] 実施例6に使用したものと同じカーボンブラックを更に
良く水洗乾燥し、実施例5と同じように磁性層に添加使
用した。他は実施例5に同じ。
上記実施例5〜8及び比較例3〜6の試料を評価した結
果を表−2に示す。
表−2 *:殆ど検出せず 表−2の評価方法は実施例1と同様である。
表−2より本発明の製品は、実施例1〜4と同様比較品
に比べ目詰まり、ドロップアウト共に極めて優れている
ことが分かる。比較例の場合は水溶性に含有量および水
溶性Mg含有量が多く、明らかに弊害を生じせしめてい
ることが分かる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性支持体の一面に強磁性粉末、バインダーを
    含む磁性層を設けた磁気記録媒体において、前記磁性層
    に水溶性カリウム含量が200ppm以下であるカーボ
    ンブラックを含むことを特徴とする磁気記録媒体。
  2. (2)非磁性支持体の一面に強磁性粉末、バインダーを
    含む磁性層を設け、他面にバック層を設けた磁気記録媒
    体において、前記磁性層中及び/又はバック層中に水溶
    性カリウム含量が200ppm以下であるカーボンブラ
    ックを含むことを特徴とする磁気記録媒体。(3)前記
    カーボンブラックは、水溶性カリウム含量が200pp
    m以下であり、かつ水溶性マグネシウム含量が50pp
    m以下であることを特徴とする請求項(1)又は(2)
    の磁気記録媒体。
JP21612589A 1989-08-24 1989-08-24 磁気記録媒体 Pending JPH0380424A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62209726A (ja) * 1986-03-10 1987-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体
JPS62209806A (ja) * 1986-03-10 1987-09-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁性粉の製造方法
JPS62290764A (ja) * 1986-06-10 1987-12-17 Tokai Carbon Co Ltd 電子部品用カ−ボンブラツク

Patent Citations (3)

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