JPH038491A - 六価クロムの還元処理方法 - Google Patents
六価クロムの還元処理方法Info
- Publication number
- JPH038491A JPH038491A JP14160989A JP14160989A JPH038491A JP H038491 A JPH038491 A JP H038491A JP 14160989 A JP14160989 A JP 14160989A JP 14160989 A JP14160989 A JP 14160989A JP H038491 A JPH038491 A JP H038491A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste
- hexavalent chromium
- acid solution
- pickling
- nitric acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、例えばステンレス鋼等の高合金鋼のスケー
ル除去を実施するために行われるソルト処理において廃
ソルト中に含まれる有害な六価クロムを還元処理して無
害化するのに利用される六価クロムの還元処理方法に関
するものである。 (従来の技術) 従来、ステンレス鋼等の高合金鋼のスケール除去をア施
するにあたってはソルト処理が行われているが、このン
ルト処理によって排出される廃ソルト中には有害な六価
クロム(2Na2Cry4)が含まれている。 そこで、廃ソルト中に含まれる有害な六価クロム(Cr
t+ + )を還元処理して無害な三価クロム(CrA
+ )に変えることが必要となってくる。 従来、このような廃ソルト中に含まれる有害な六価クロ
ムを無害な三価クロムに変換する還元処理を行うに際し
ては、第2図に示すように、廃ソルト中の六価クロム(
2Na2Cr04 )と廃酸洗液C6FeCl2 +1
6HCJ1)とを混合して反応させることにより、還元
処理後に生成した三価のクロムを含む混合液(2CrC
Jl、+6 F e C13+ 8 H20)を中和処
理装首へ送ると共に、塩化ナトリウム(4NaCfL)
についてはスラッジ処理するようにしていた。 しかしながら、この六価クロムの還元処理に使用する廃
酸洗液(廃HC文液)は価格が高凰してきており、還元
処理コストの上昇をきたしているのが実情である。 一方、従来、ステンレス鋼、耐熱鋼、Ni基合金、Cr
基合金、Ti基合金などの高合金等の金属の酸洗処理に
おいては、弗酸(HF)と硝酸(HNO3)との混合液
である弗硝酸液を使用する方法がある。このステンレス
鋼などの高合金等の金属の酸洗処理において用いられる
弗硝酸液は、酸洗処理を行うにつれてその濃度が低下す
る。そこで、酸洗処理によって濃度が低下した弗硝酸液
を回収し、所定の濃度に回復させた弗硝酸液を還流しな
がら一定濃度で酸洗処理を行うようにした技術を開発し
た。 第3図は弗硝酸液を回収するのに開発した技術の一例を
示すもので、弗硝酸液1を収容した酸洗処理槽2と、イ
オン交換膜による拡散透析法を利用した酸回収装置3と
を配管4で接続し、酸回収装置3の回収液出口に接続し
た配管5を酸洗処理槽2に延長して設けたものである。 そこで、ステンレス鋼などの高合金等の金属の酸洗処理
によって濃度が低下した酸洗処理槽2内の弗硝酸液1を
配管4を通して酸回収装置3内に原液として送り込むと
ともに、配管6を通して水を送り込む、この酸回収装ご
3内では、前記原液と水とが供給されつつイオン交換膜
を用いた拡散透析法によって酸回収処理がなされ、弗酸
(HF)および硝酸(HNO3)を回収した回収液と洗
卵硝醸液とが送り出され、回収液は配管5を通して酸洗
処理槽2に送られ、座部硝酸液は配管7を通して排出さ
れ、この座部硝酸液は中和処理したのち廃棄していた。 (発明が解決しようとする課題) 上述したように、ステンレス鋼等の高合金鋼のスケール
除去を実施するために行われるンルト処理において廃ソ
ルト中に含・まれる六価クロムを無害化する還元処理の
際に用いられる廃酸洗液(廃HC交液)は価格が高1し
てきているという課題がある一方で、ステンレス鋼など
の高合金等の金属の酸洗処理に使用した弗硝酸液から弗
酸と硝酸とを回収した際に発生する座部硝酸液は有効な
用途がないとして廃棄処分としており、廃棄処分のため
に中和処理を行う必要があって、座部硝酸液の廃棄およ
び廃棄のための中和処理といったコスト的な損失が生ず
るという課題があることから、座部硝酸液の有効利用が
望まれているという課題があった。 (発明の目的) この発明は、上述した従来の各課題に看目し、これらの
課題を関連付ける思考錯誤をくりかえした結果ようやく
なしえたものであって、ステンレス鋼などの高合金等の
金属の酸洗処理に使用した弗硝酸液を回収処理した際に
発生する座部硝酸液の有効利用をはかることが可能であ
り、座部硝酸液の廃棄および廃棄のための中和処理など
によるコスト的な損失を大幅に低減することが可能であ
ると同時に、高価な廃酸洗液(廃HCJI液)を使用す
ることなく例えばステンレス鋼等の高合金鋼のスケール
除去に使用されたソルト処理後の廃ソルト中に含まれる
有害な六価クロムを前記座部硝酸液を使用した還元処理
を行うことによって無害化することが可能である六価ク
ロムの還元処理方法を提供することを目的としているも
のである。
ル除去を実施するために行われるソルト処理において廃
ソルト中に含まれる有害な六価クロムを還元処理して無
害化するのに利用される六価クロムの還元処理方法に関
するものである。 (従来の技術) 従来、ステンレス鋼等の高合金鋼のスケール除去をア施
するにあたってはソルト処理が行われているが、このン
ルト処理によって排出される廃ソルト中には有害な六価
クロム(2Na2Cry4)が含まれている。 そこで、廃ソルト中に含まれる有害な六価クロム(Cr
t+ + )を還元処理して無害な三価クロム(CrA
+ )に変えることが必要となってくる。 従来、このような廃ソルト中に含まれる有害な六価クロ
ムを無害な三価クロムに変換する還元処理を行うに際し
ては、第2図に示すように、廃ソルト中の六価クロム(
2Na2Cr04 )と廃酸洗液C6FeCl2 +1
6HCJ1)とを混合して反応させることにより、還元
処理後に生成した三価のクロムを含む混合液(2CrC
Jl、+6 F e C13+ 8 H20)を中和処
理装首へ送ると共に、塩化ナトリウム(4NaCfL)
についてはスラッジ処理するようにしていた。 しかしながら、この六価クロムの還元処理に使用する廃
酸洗液(廃HC文液)は価格が高凰してきており、還元
処理コストの上昇をきたしているのが実情である。 一方、従来、ステンレス鋼、耐熱鋼、Ni基合金、Cr
基合金、Ti基合金などの高合金等の金属の酸洗処理に
おいては、弗酸(HF)と硝酸(HNO3)との混合液
である弗硝酸液を使用する方法がある。このステンレス
鋼などの高合金等の金属の酸洗処理において用いられる
弗硝酸液は、酸洗処理を行うにつれてその濃度が低下す
る。そこで、酸洗処理によって濃度が低下した弗硝酸液
を回収し、所定の濃度に回復させた弗硝酸液を還流しな
がら一定濃度で酸洗処理を行うようにした技術を開発し
た。 第3図は弗硝酸液を回収するのに開発した技術の一例を
示すもので、弗硝酸液1を収容した酸洗処理槽2と、イ
オン交換膜による拡散透析法を利用した酸回収装置3と
を配管4で接続し、酸回収装置3の回収液出口に接続し
た配管5を酸洗処理槽2に延長して設けたものである。 そこで、ステンレス鋼などの高合金等の金属の酸洗処理
によって濃度が低下した酸洗処理槽2内の弗硝酸液1を
配管4を通して酸回収装置3内に原液として送り込むと
ともに、配管6を通して水を送り込む、この酸回収装ご
3内では、前記原液と水とが供給されつつイオン交換膜
を用いた拡散透析法によって酸回収処理がなされ、弗酸
(HF)および硝酸(HNO3)を回収した回収液と洗
卵硝醸液とが送り出され、回収液は配管5を通して酸洗
処理槽2に送られ、座部硝酸液は配管7を通して排出さ
れ、この座部硝酸液は中和処理したのち廃棄していた。 (発明が解決しようとする課題) 上述したように、ステンレス鋼等の高合金鋼のスケール
除去を実施するために行われるンルト処理において廃ソ
ルト中に含・まれる六価クロムを無害化する還元処理の
際に用いられる廃酸洗液(廃HC交液)は価格が高1し
てきているという課題がある一方で、ステンレス鋼など
の高合金等の金属の酸洗処理に使用した弗硝酸液から弗
酸と硝酸とを回収した際に発生する座部硝酸液は有効な
用途がないとして廃棄処分としており、廃棄処分のため
に中和処理を行う必要があって、座部硝酸液の廃棄およ
び廃棄のための中和処理といったコスト的な損失が生ず
るという課題があることから、座部硝酸液の有効利用が
望まれているという課題があった。 (発明の目的) この発明は、上述した従来の各課題に看目し、これらの
課題を関連付ける思考錯誤をくりかえした結果ようやく
なしえたものであって、ステンレス鋼などの高合金等の
金属の酸洗処理に使用した弗硝酸液を回収処理した際に
発生する座部硝酸液の有効利用をはかることが可能であ
り、座部硝酸液の廃棄および廃棄のための中和処理など
によるコスト的な損失を大幅に低減することが可能であ
ると同時に、高価な廃酸洗液(廃HCJI液)を使用す
ることなく例えばステンレス鋼等の高合金鋼のスケール
除去に使用されたソルト処理後の廃ソルト中に含まれる
有害な六価クロムを前記座部硝酸液を使用した還元処理
を行うことによって無害化することが可能である六価ク
ロムの還元処理方法を提供することを目的としているも
のである。
(課題を解決するための手段)
この発明に係る六価クロムの還元処理方法は、ステンレ
ス鋼、耐熱鋼、Ni基合金、Cr基合金、Ti基合金な
ど、弗酸(HF)系の酸を用いて酸洗する高合金等の金
属の酸洗処理に使用した弗硝酸液(弗酸と硝酸との混合
液)を回収処理した際に発生する廃弗硝酸液をいったん
加熱したのち、六価クロムの還元処理に適用して前記六
価クロムの還元処理を行うようにした構成としたことを
特徴としており、このような六価クロムの還元処理方法
の構成を上述した従来の課題を解決するための手段とし
ている。 この発明に係る六価クロムの還元処理方法の実施態様に
おいては、前記ステンレス鋼などの高合金等の金属の酸
洗処理に使用した弗硝酸液を回収する方法が、イオン交
換膜による拡散透析法であるようにすることができ、ま
た、廃弗硝酸液をいったん加熱するにあたっては、前記
廃弗硝酸液を50〜80℃程度の温度に加熱するように
なすことができ、さらには、弗硝酸液を回収処理した際
に発生する廃弗硝酸液は、HF:0.15N以T、HN
O3:0.15N以下、Fe:0.3〜1、ONの水溶
液であるものとするようになすことができる。 第1図はこの発明に係る六価クロムの還元処理方法を廃
ンルト中に含まれる六価クロムを還元処理する場合に適
用した際の基本構成を示す説明図であって、ステンレス
鋼などの高合金等の金属のの酸洗処理に使用した弗硝酸
液を回収処理した際に発生する廃弗硝酸液(6FeF2
+16HF+Fe (NO3)2 +HNO3)をいっ
たん加熱する。 この加熱によって、硝酸(HNO3)は蒸発することと
なり、このあとここで得た加熱後洗弗硝酸液(6FeF
2+16HF+Fe (NO3) 2 )と、ステンレ
ス鋼等の高合金鋼のスケール除去において実施されたソ
ルト処理によって排出された廃ンルト中の六価クロム(
2Na2Cr04)とを反応させ、三価のクロムに還元
処理された混合液(2CrF3+6FeF2+8H2Q
+)”e (NO3)2 ;この場合、Fe (NO
3)2は反応を生じない)を中和処理装置へ送ると共に
、反応によって生成したフッ化ナトリウム(4NaF)
はスラッジとして回収する。 したがって、廃ソルト中の有害な六価クロム(Cr 6
+ )は還元処理によって無害な三価クロム(Cr’
十)に変換されることとなり、従来廃棄処分としてい
た廃弗硝酸液の有効利用がはかられるようになると共に
高価な廃酸洗液(廃HC1液)の使用が回避されるよう
になる。 この発明に係る六価クロムの還元処理方法では、高合金
等の金属の酸洗処理に使用した弗硝酸液を回収処理した
際に発生する廃弗硝酸液をいったん加熱するようにして
いる。この加熱によって廃残硝酸液中に含まれる硝酸(
HNO3)が蒸発して分離されたものとなっている。 一方、前記廃弗硝酸液を加熱しないときには、廃残硝酸
液中に遊glHNo3が存在することとなFe’ ”
(NO3)2 −+Fe3 ” (NO3)3の
酸化反応が主として進行することとなって、目的とする Cr6十→Cr3十 の還元反応が抑制されてしまうこととなる。 したがって、この発明に係る六価クロムの還元処理方法
では、使用する廃弗硝酸液をいったん加熱して硝酸(H
NO3)を分離させたのち、廃ソルト中の六価クロムと
反応させることにより還元処理して無害な三価クロムに
変換されるようにした。 (発明の作用) この発明に係る六価クロムの還元処理方法では、ステン
レス鋼、#熱鋼、Ni基合金、Cr基合金、Ti基合金
など、弗#(HF)系の酸を用いて酸洗する高合金等の
金属の酸洗処理に使用した弗硝酸液を回収処理した際に
発生する廃弗硝酸液をいったん加熱したのち、例えば、
ステンレス鋼等の高合金鋼のスケール除去に使用された
ンルト処理において発生する廃ンルト中の六価クロムと
反応させるようにしているので、廃ソルト中に含まれる
六価クロムが廃弗硝酸液によって還元処理されて無害な
三価クロムに変換されることとなり、ステンレス鋼など
の高合金等の金属の酸洗処理に使用した弗硝酸を回収処
理した際に発生する廃弗硝酸液が、ステンレス鋼等の高
合金鋼のソルト処理により生成した廃ンルト中に含まれ
る六価クロムの無害化処理に再利用されるものとなり、
廃酸洗液(廃HC!;L)は使用しなくても済むものと
なる。 (実施例) 第3図に示す酸洗処理槽2において、ステンレスn4(
SUS304)の酸洗処理に使用した弗硝酸液(0,5
8−HF 、0.8N−HNO3の混合液)1をイオン
交換膜による拡散透析法を利用した酸回収装置3によっ
て処理し、上記弗硝酸液1から弗酸と硝酸とを配管5を
通して回収した際に配管7より取り出される廃弗硝酸液
を使用した。 この廃弗硝酸液の組成は、HFが0.15N(0,30
W/V%)、HNO3が0.1ON(0,63W/V%
)、Feが0.354N(0,64W/V%)の水溶液
であった。 次に、この洗卵硝醜液を80℃に加熱してこの廃弗硝酸
液中に含まれる硝m (HNO3)を蒸発させて分離し
た状態とした。 他方、ステンレス鋼(SUS 304)のスケール除去
の実施に使用したソルト処理において発生した廃ソルト
中の六価クロム(Cr6+)の含有量はおよそ500p
pmであり、第1表に示す六価クロム含有廃ソルト液の
液量比とした。 そこで、廃ソルト中の六価クロムを前記加熱後の廃弗硝
酸液と反応させるために、同じく第1表に示す液量比で
廃弗硝酸液を添加した。この結果、廃弗硝酸液による廃
ソルト中の六価クロムに対する還元効果は同じく第1表
に示すとおりであった。 第1表に示すように、六価クロム含有廃ソルト液に対す
る焼卵硝酸液の添加割合が少ないと水素イオン濃度(p
H)が大きくなるが、この場合であっても六価クロム(
Cr”)の残量が著しく低減していることが認められ、
水素イオン濃度(pH)が7以下であれば六価クロムは
完全になくなっていることが認められた。
ス鋼、耐熱鋼、Ni基合金、Cr基合金、Ti基合金な
ど、弗酸(HF)系の酸を用いて酸洗する高合金等の金
属の酸洗処理に使用した弗硝酸液(弗酸と硝酸との混合
液)を回収処理した際に発生する廃弗硝酸液をいったん
加熱したのち、六価クロムの還元処理に適用して前記六
価クロムの還元処理を行うようにした構成としたことを
特徴としており、このような六価クロムの還元処理方法
の構成を上述した従来の課題を解決するための手段とし
ている。 この発明に係る六価クロムの還元処理方法の実施態様に
おいては、前記ステンレス鋼などの高合金等の金属の酸
洗処理に使用した弗硝酸液を回収する方法が、イオン交
換膜による拡散透析法であるようにすることができ、ま
た、廃弗硝酸液をいったん加熱するにあたっては、前記
廃弗硝酸液を50〜80℃程度の温度に加熱するように
なすことができ、さらには、弗硝酸液を回収処理した際
に発生する廃弗硝酸液は、HF:0.15N以T、HN
O3:0.15N以下、Fe:0.3〜1、ONの水溶
液であるものとするようになすことができる。 第1図はこの発明に係る六価クロムの還元処理方法を廃
ンルト中に含まれる六価クロムを還元処理する場合に適
用した際の基本構成を示す説明図であって、ステンレス
鋼などの高合金等の金属のの酸洗処理に使用した弗硝酸
液を回収処理した際に発生する廃弗硝酸液(6FeF2
+16HF+Fe (NO3)2 +HNO3)をいっ
たん加熱する。 この加熱によって、硝酸(HNO3)は蒸発することと
なり、このあとここで得た加熱後洗弗硝酸液(6FeF
2+16HF+Fe (NO3) 2 )と、ステンレ
ス鋼等の高合金鋼のスケール除去において実施されたソ
ルト処理によって排出された廃ンルト中の六価クロム(
2Na2Cr04)とを反応させ、三価のクロムに還元
処理された混合液(2CrF3+6FeF2+8H2Q
+)”e (NO3)2 ;この場合、Fe (NO
3)2は反応を生じない)を中和処理装置へ送ると共に
、反応によって生成したフッ化ナトリウム(4NaF)
はスラッジとして回収する。 したがって、廃ソルト中の有害な六価クロム(Cr 6
+ )は還元処理によって無害な三価クロム(Cr’
十)に変換されることとなり、従来廃棄処分としてい
た廃弗硝酸液の有効利用がはかられるようになると共に
高価な廃酸洗液(廃HC1液)の使用が回避されるよう
になる。 この発明に係る六価クロムの還元処理方法では、高合金
等の金属の酸洗処理に使用した弗硝酸液を回収処理した
際に発生する廃弗硝酸液をいったん加熱するようにして
いる。この加熱によって廃残硝酸液中に含まれる硝酸(
HNO3)が蒸発して分離されたものとなっている。 一方、前記廃弗硝酸液を加熱しないときには、廃残硝酸
液中に遊glHNo3が存在することとなFe’ ”
(NO3)2 −+Fe3 ” (NO3)3の
酸化反応が主として進行することとなって、目的とする Cr6十→Cr3十 の還元反応が抑制されてしまうこととなる。 したがって、この発明に係る六価クロムの還元処理方法
では、使用する廃弗硝酸液をいったん加熱して硝酸(H
NO3)を分離させたのち、廃ソルト中の六価クロムと
反応させることにより還元処理して無害な三価クロムに
変換されるようにした。 (発明の作用) この発明に係る六価クロムの還元処理方法では、ステン
レス鋼、#熱鋼、Ni基合金、Cr基合金、Ti基合金
など、弗#(HF)系の酸を用いて酸洗する高合金等の
金属の酸洗処理に使用した弗硝酸液を回収処理した際に
発生する廃弗硝酸液をいったん加熱したのち、例えば、
ステンレス鋼等の高合金鋼のスケール除去に使用された
ンルト処理において発生する廃ンルト中の六価クロムと
反応させるようにしているので、廃ソルト中に含まれる
六価クロムが廃弗硝酸液によって還元処理されて無害な
三価クロムに変換されることとなり、ステンレス鋼など
の高合金等の金属の酸洗処理に使用した弗硝酸を回収処
理した際に発生する廃弗硝酸液が、ステンレス鋼等の高
合金鋼のソルト処理により生成した廃ンルト中に含まれ
る六価クロムの無害化処理に再利用されるものとなり、
廃酸洗液(廃HC!;L)は使用しなくても済むものと
なる。 (実施例) 第3図に示す酸洗処理槽2において、ステンレスn4(
SUS304)の酸洗処理に使用した弗硝酸液(0,5
8−HF 、0.8N−HNO3の混合液)1をイオン
交換膜による拡散透析法を利用した酸回収装置3によっ
て処理し、上記弗硝酸液1から弗酸と硝酸とを配管5を
通して回収した際に配管7より取り出される廃弗硝酸液
を使用した。 この廃弗硝酸液の組成は、HFが0.15N(0,30
W/V%)、HNO3が0.1ON(0,63W/V%
)、Feが0.354N(0,64W/V%)の水溶液
であった。 次に、この洗卵硝醜液を80℃に加熱してこの廃弗硝酸
液中に含まれる硝m (HNO3)を蒸発させて分離し
た状態とした。 他方、ステンレス鋼(SUS 304)のスケール除去
の実施に使用したソルト処理において発生した廃ソルト
中の六価クロム(Cr6+)の含有量はおよそ500p
pmであり、第1表に示す六価クロム含有廃ソルト液の
液量比とした。 そこで、廃ソルト中の六価クロムを前記加熱後の廃弗硝
酸液と反応させるために、同じく第1表に示す液量比で
廃弗硝酸液を添加した。この結果、廃弗硝酸液による廃
ソルト中の六価クロムに対する還元効果は同じく第1表
に示すとおりであった。 第1表に示すように、六価クロム含有廃ソルト液に対す
る焼卵硝酸液の添加割合が少ないと水素イオン濃度(p
H)が大きくなるが、この場合であっても六価クロム(
Cr”)の残量が著しく低減していることが認められ、
水素イオン濃度(pH)が7以下であれば六価クロムは
完全になくなっていることが認められた。
この発明に係る六価クロムの還元処理方法では、高合金
等の金属の酸洗処理に使用した弗硝酸液を回収処理した
際に発生する焼卵硝酸液をいったん加熱したのち、六価
クロムの還元処理に適用して前記六価クロムの還元処理
を行うようにしたから、ステンレス鋼などの高合金等の
金属の酸洗処理に使用した弗硝酸液を回収処理した際に
発生する焼卵硝酸液の有効利用をはかることが可能であ
り、焼卵硝酸液の廃棄および廃棄のための中和処理など
によるコスト的な損失を大幅に低減することが可能であ
ると同時に、高価な廃酸洗液(廃HCJJ液)を使用す
ることなく六価クロムの還元処理を行うことが可能であ
り、例えばステンレス鋼等の高合金鋼のスケール除去に
使用されるソルト処理後に廃ソルト中に含まれる有害な
六価クロムを前記焼卵硝酸液を使用した還元処理を行う
ことによって無害化することが可能になるという著大な
る効果がもたらされる。
等の金属の酸洗処理に使用した弗硝酸液を回収処理した
際に発生する焼卵硝酸液をいったん加熱したのち、六価
クロムの還元処理に適用して前記六価クロムの還元処理
を行うようにしたから、ステンレス鋼などの高合金等の
金属の酸洗処理に使用した弗硝酸液を回収処理した際に
発生する焼卵硝酸液の有効利用をはかることが可能であ
り、焼卵硝酸液の廃棄および廃棄のための中和処理など
によるコスト的な損失を大幅に低減することが可能であ
ると同時に、高価な廃酸洗液(廃HCJJ液)を使用す
ることなく六価クロムの還元処理を行うことが可能であ
り、例えばステンレス鋼等の高合金鋼のスケール除去に
使用されるソルト処理後に廃ソルト中に含まれる有害な
六価クロムを前記焼卵硝酸液を使用した還元処理を行う
ことによって無害化することが可能になるという著大な
る効果がもたらされる。
第1図はこの発明による六価クロムの還元処理方法を廃
ンルト中に含まれる六価クロムを還元処理する場合に適
用した際の基本構成を示す説明図、第2図は従来の六価
クロムの還元処理方法を示す説明図、第3図はステンレ
ス鋼の酸洗処理に使用した弗硝酸を回収処理する際に用
いられる処理系統の概要を示す説明図である。
ンルト中に含まれる六価クロムを還元処理する場合に適
用した際の基本構成を示す説明図、第2図は従来の六価
クロムの還元処理方法を示す説明図、第3図はステンレ
ス鋼の酸洗処理に使用した弗硝酸を回収処理する際に用
いられる処理系統の概要を示す説明図である。
Claims (4)
- (1)金属の酸洗処理に使用した弗硝酸液を回収処理し
た際に発生する廃弗硝酸液をいったん加熱したのち、六
価クロムの還元処理に適用して前記六価クロムの還元処
理を行うことを特徴とする六価クロムの還元処理方法。 - (2)金属の酸洗処理に使用した弗硝酸 液を回収処理する方法が、イオン交換膜による拡散透析
法であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に
記載の六価クロムの還元処理方法。 - (3)廃弗硝酸液をいったん加熱するにあたり、前記廃
弗硝酸液を50〜80℃に加熱することを特徴とする特
許請求の範囲第(1)項または第(2)項に記載の六価
クロムの還元処理方法。 - (4)弗硝酸液を回収処理した際に発生する廃弗硝酸液
は、HF:0.15N以下、HNO_3:0.15N以
下、Fe:0.3〜1.0Nの水溶液であることを特徴
とする特許請求の範囲第(1)項、第(2)項または第
(3)項のいずれかに記載の六価クロムの還元処理方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14160989A JPH038491A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 六価クロムの還元処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14160989A JPH038491A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 六価クロムの還元処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH038491A true JPH038491A (ja) | 1991-01-16 |
Family
ID=15295999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14160989A Pending JPH038491A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 六価クロムの還元処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH038491A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009224125A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 燃料電池発電装置 |
-
1989
- 1989-06-02 JP JP14160989A patent/JPH038491A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009224125A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 燃料電池発電装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1335150C (en) | Process for the production or recovery of acids from metalliferous solutions of such acid | |
| TWI252840B (en) | Process for treating acidic and metallic waste water | |
| TW515852B (en) | A method for pickling metallic surface, pickling solutions therefor, and process for regenerating spent pickling solutions | |
| JPS61110100A (ja) | 原子炉構造部品の化学的汚染除去方法 | |
| US20140322089A1 (en) | Systems for recovering nitric acid from pickling solutions | |
| JPH01130782A (ja) | 硝フッ酸廃液の再生回収処理方法 | |
| CN113582468A (zh) | 不锈钢酸洗废酸液处理系统及处理方法 | |
| JPH038491A (ja) | 六価クロムの還元処理方法 | |
| JP2001334126A (ja) | 還元炉の排出物処理装置 | |
| JPS6034502B2 (ja) | プルトニウムの還元方法 | |
| JPS62235490A (ja) | 鉄酸化物の溶解除去法 | |
| JPH0219486A (ja) | 金属および合金の脱皮膜処理方法 | |
| JP2778064B2 (ja) | ステンレス鋼の酸洗処理方法 | |
| JPH0336598B2 (ja) | ||
| JP2001089884A (ja) | 酸洗廃液からの硝酸水溶液の回収方法 | |
| JP7478719B2 (ja) | 貴金属の溶解剥離方法および溶解剥離装置 | |
| JP3868069B2 (ja) | ステンレス鋼のデスケール装置及びデスケール方法 | |
| RU2232208C1 (ru) | Травильно-регенерационный процесс и способ регенерации отработанных травильных растворов | |
| JP3377533B2 (ja) | 酸洗廃液中のPt、Pd、Rh金属回収方法 | |
| US2838373A (en) | Method for treatment of spent hydrochloric acid pickle liquor for the recovery of iron oxide, ammonium sulphate and hydrochloric acid | |
| JPH11269677A (ja) | ステンレスの酸洗処理方法 | |
| AU2002248763A1 (en) | Apparatus and method for removing hydrogen peroxide from spent pickle liquor | |
| JPS591800B2 (ja) | 電解加工液の処理方法 | |
| TW497980B (en) | Method for extracting useful material from waste acid liquid and device therefor | |
| FR2428207A1 (fr) | Procede et installation pour le traitement de bains fluonitriques uses |