JPH038670B2 - - Google Patents

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JPH038670B2
JPH038670B2 JP60126990A JP12699085A JPH038670B2 JP H038670 B2 JPH038670 B2 JP H038670B2 JP 60126990 A JP60126990 A JP 60126990A JP 12699085 A JP12699085 A JP 12699085A JP H038670 B2 JPH038670 B2 JP H038670B2
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JP
Japan
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liquid
recording liquid
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dye
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JP60126990A
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JPS61285275A (ja
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Norya Oota
Masatsune Kobayashi
Juko Suga
Konoe Miura
Hiroshi Takimoto
Tomio Yoneyama
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Canon Inc
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Canon Inc
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Priority to US06/872,605 priority patent/US4841037A/en
Priority to GB8614171A priority patent/GB2178439B/en
Priority to DE3619573A priority patent/DE3619573C2/de
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Publication of JPH038670B2 publication Critical patent/JPH038670B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規な記録液、特には記録ヘツドに設
けられた微細な吐出口(吐出オリフイス)から吐
出させ、液滴として飛翔させて記録を行なう記録
方式に適した記録液及びその記録液を用いて行な
う記録方法に関する。 従来から紙等の被記録材に記録を行なう筆記具
(万年筆、フエルトペン等)には、インクとして
各種の染料を水またはその他の有機溶剤に溶解せ
しめたものが使用されている。 またピエゾ振動子による振動或いは高電圧印加
による静電引力等により記録ヘツド内の液体を吐
出オリフイスから吐出させて記録を行なう所謂イ
ンクジエツト記録方式に於いても各種染料を水又
は有機溶剤等に溶解した組成物が使用されること
が知られている。しかし、一般の万年筆、フエル
トペンのような文具用インクに比べると、インク
ジエツト用記録液は多くの特性で一層厳密な条件
が要求される。 このようなインクジエツト記録法は、所謂イン
クと称され記録液の液滴(droplet)を飛翔させ、
これを被記録材に付着させて記録を行なうもので
ある。斯かる記録液は、記録剤(染料又は顔料が
用いられる)及びこれを溶解又は分散する液媒体
(水又は各種有機溶剤或いはこれらの混合物が用
いられる)を基本的成分とし、また必要に応じて
各種添加剤が添加されている。 このような記録法には、液滴の発生方法及び液
滴の飛翔方向の制御方法によつて、種々の方式が
ある。その一例を第1図に示す。 即ち、第1図の装置はピエゾ振動子を有する記
録ヘツド部に記録信号を与え、該信号に応じて記
録液の液滴を発生させて記録を行うものである。
第1図において、1は記録ヘツドで、ピエゾ振動
子2a、振動板2b、記録液の流入口3、ヘツド
内の液室4及び吐出口(吐出オリフイス)5を有
している。液室4内には貯蔵タンク6に貯えられ
た記録液7が、供給管8によつて導入されてい
る。尚、供給管8の途中には場合によつて、ポン
プ或いはフイルター等の中間処理手段9が設けら
れることもある。そしてピエゾ振動子2aには、
信号処理手段(例えばパルス変換器)10によつ
て記録信号Sからパルスに変換された信号が印加
され該信号に応じて液室4内の記録液に圧力変化
が生ずる。その結果、記録液7は吐出オリフイス
5から液滴11となつて吐出し、被記録材12の
表面に記録が行なわれる。 また、上記の装置以外にも種々のタイプの装置
が知られており、例えば第2図に示すように、第
1図の変形例として液室4をノズル状にし、その
外周部に円筒状のピエゾ振動子を設置した装置が
ある(この装置に於ける液滴の発生の機構は、本
質的に第1図に示した装置と同じである)。また
帯電した液滴を連続的に発生させ該液滴の一部を
記録に使用する装置或いはまた、記録ヘツド部の
室内の記録液に記録信号に対応した熱エネルギー
を与え、該エネルギーにより液滴を発生させる装
置等も知られている。 その1例を第3−a図、第3−b図、第4図に
示す。 ヘツド13はインクを通す溝14を有するガラ
ス、セラミツクス、又はプラスチツク板等と、感
熱記録に用いられる発熱ヘツド15(図では薄膜
ヘツドが示されているが、これに限定されるもの
ではない)とを接着して得られる。発熱ヘツド1
5は酸化シリコン等で形成される保護膜16、ア
ルミニウム電極17−1,17−2、ニクロム等
で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層19、ア
ルミナ等の放熱性の良い基板20より成つてい
る。 インク21は吐出オリフイス22まで来てお
り、圧力Pによりメニスカス23を形成してい
る。 今、電極17−1,17−2に電気信号が加わ
ると、発熱ヘツド15のnで示される領域が急激
に発熱し、ここに接しているインク21に気泡が
発生し、その圧力でメニスカス23が突出し、イ
ンク21が吐出しオリフイス22より記録小滴2
4となり、被記録材25に向つて飛翔する。第4
図には第3−a図に示すヘツドを多数並べたマル
チヘツドの外観図を示す。該マルチヘツドはマル
チ溝26を有するガラス板27と、第3−a図に
説明したものと同様な発熱ヘツド28を接着して
製作されている。 なお、第3−a図は、インク流路に沿つたヘツ
ド13の断面図であり、第3−b図は第3−a図
のA−B線での切断面である。 従来、この種の記録液として、例えば特公昭50
−8361号、特公昭51−40484号、特公昭52−13126
号、特公昭52−13127号、特開昭50−95008号に示
されるように各種染料、顔料を水系または非水系
溶媒に溶解或いは分散させたものが知られてい
る。この種の記録液の好ましい条件としては (1) 吐出条件(圧電素子の駆動電圧、駆動周波
数、オリフイスの形状と材質、オリフイス径
等)にマツチングした液物性(粘度、表面張
力、電導度等)を有していること。 (2) 長期保存に対して安定で目詰まりを起さない
こと。 (3) 被記録材(紙、フイルム等)に対して定着が
速くドツトの周辺が滑らかでにじみの小さいこ
と。 (4) 印字された画像の色調が鮮明で濃度が高いこ
と。 (5) 印字された画像の耐水性・耐光性が優れてい
ること。 (6) 記録液が周辺材料(容器、連結チユーブ、シ
ール材等)を侵さないこと。 (7) 臭気、毒性、引火性等の安全性に優れたもの
であること 等が挙げられる。 上記の様な諸特性を同時に満足させることは相
当に困難である。前記した従来技術は、この点で
不満足なものであつた。 斯かる目的の記録に適用する記録液は基本的に
染料とその溶媒とから組成されるものであるの
で、上記の記録液特性は染料固有の性質に左右さ
れるところが大きい。従つて、記録液が上記特性
を具備するように染料を選択することは斯かる技
術分野に於てきわめて重要な技術である。 而して、本発明は、鋭意検討の結果、斯かる目
的に用いる記録液に好適な染料を見出すことによ
り完成されたものである。 即ち、本発明は、記録像を形成する成分である
記録剤、この記録剤を溶解又は分散するための液
媒体を含む記録液に於いて、記録剤として、下記
一般式〔A〕 (式中、Xは水素原子、低級アルキル基は
SO3M基で置換されていてもよいフエニル基を表
わし、mは0又は1を表わし、Mはアルカリ金
属、アンモニウム又はアミン類を表わし、A、B
及びCは置換基を有していてもよいベンゼン又は
ナフタレン環を表わし、そしてB及びCは同時に
ナフタレン環を表わす事はない)で表わされる染
料の少なくとも1種が含有されていることを黒色
記録液に関する。 前記一般式〔〕の化合物においてA、B、C
の置換基としてはSO3M基、低級アルキル基、低
級アルコキシ基、低級アルキルカルボニルアミノ
基、COOM基、ハロゲン原子等が挙げられる。
なお、ここに言う低級とは炭素数1〜4を意味す
る。 またMとしてはアルカリ金属、アンモニウム、
置換していても良いアルキルアミン類が挙げられ
る。 本発明においてより好ましい色素として AがSO3Mで置換されており、更に低級アルキ
ル基あるいは低級アルコキシ基で置換されていて
も良いフエニルを、 Bが低級アルキル基、あるいは低級アルコキシ
基で置換されたフエニル基を、 CがSO3Mで置換されたナフチル基又は低級ア
ルキル基あるいは低級アルコキシ基で置換された
フエニル基を、 XがHを mが1を、 MがNa、Liを、 それぞれ表わす色素を挙げる事ができる。 本発明の記録液に含有される一般式〔〕の染
料としては具体的には第1表に示すような構造式
を持つものが挙げられる。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 本発明の染料は例えば、細田豊著「新染料化
学」(昭和48年12月21日発行)技報堂第397頁第27
行〜第398頁第19行等の記載に従い、以下の方法
で得られる。 下記一般式〔〕 A−NH2 ……〔〕 〔式中Aは前記定義に同じ〕 で示されるアミン類を塩酸、硫酸等の鉱酸中で亜
硝酸ソーダを用いてジアゾ化した後、下記一般式
〔〕 H−B−NH2 ……〔〕 〔式中Bは前記定義に同じ〕 で示されるアミン類とカツプリングすることによ
り、下記一般式〔〕 〔式中A、Bは前記定義に同じ〕 A−N=N−B−NH2 ……〔〕 で示されるモノアゾ化合物を得られる。 得られたモノアゾ化合物を塩酸、硫酸等の鉱酸
中で亜硝酸ソーダ等を用いてジアゾ化した後、下
記一般式〔〕 H−C−NH2 ……〔〕 〔式中Cは前記定義に同じ〕 で示されるアミン類とカツプリングする事により
下記一般式 A−N=N−B−N=N−C−NH2
……〔〕 〔式中A,B,Cは前記定義に同じ〕 で示されるジスアゾ化合物が得られる。 得られたジスアゾ化合物を塩酸、硫酸等の鉱酸
あるいは酢酸等の有機酸中亜硝酸ソーダ等を用い
てジアゾ化した後、下記一般式〔〕 〔式中X、M、mは前記定義に同じ〕 で示されるナフトール類とカツプリングすること
により本発明の水溶性トリスアゾ化合物が得られ
る。 これらの染料は、下記(1)〜(5)の類似した化学構
造式を有する従来知られている染料を用いた記録
液に較べ、前記要求諸特性のうち、特に長期保存
に対して安定であり、目詰りを起こさない点にお
いて著しく優れている他、耐光性においても良好
であり、明確な優位性が認められる。 インクジエツト記録法に於いて、ノズルの目詰
りは記録方式の信頼性の面からも非常に重要な要
素であり、従来は、例えばノズルの自動キヤツピ
ング(不使用時にノズル周囲を飽和蒸気状態に包
む)や手動ポンプ等の主として機械的な面からの
対策が構じられているが、必ずしも十分な効果を
発揮するに至つていない。 インクジエツト用の記録液は、主に安全性の面
から水を主体とする液媒が使用され、一般的には
これに湿潤剤としてグリコール類等の低揮発性の
水溶性有機溶剤が添加されている。染料のこれら
液媒体に対する溶解度はその構造により微妙に変
化すると共に、一般に水に対する溶解性とグリコ
ール類に対する溶解性とは相反する傾向にすらあ
る。ノズルの先端部においては、インク中の高揮
発成分である水が揮散しやすく、したがつてこの
部分ではグリコール類の濃度が高くなりやすい傾
向にある。したがつて、記録液中にグリコール類
に対する溶解性の低い染料が添加されている場合
には、染料が析出してノズルの目詰りを生じさせ
る危険性が大である。 先に挙げた(1)〜(5)の染料は、水に対しては非常
に良好な溶解性を示すが、グリコール類に対する
溶解性に劣つている。一方、本発明の記録液に使
用される前記一般式〔〕で表わされる染料は、
水に対する溶解性を実用上十分な領域に保ちつ
つ、グリコール類に対する溶解性を改良させたも
のであり、したがつて非常にノズルの目詰りを生
じさせ難いものである。 このような本発明によれば、粘度・表面張力等
の物性値が適正範囲内にあり、微細な吐出オリフ
イスを目づまりさせず、充分に高い濃度の記録画
像を与え、保存中に物性値変化あるいは固形分の
析出を生じることなく、被記録材の種類を制限せ
ずに種々の部材に記録が行なえ、定着速度が大き
く、耐水性・耐摩耗性および解像度のすぐれた画
像を与える記録液が得られる。 上述の色成分、つまり染料の含有量は、液媒体
成分の種類、記録液に要求される特性等に依存し
て決定されるが、一般には記録液全重量に対し
て、重量パーセントで0.1〜20%、好ましくは0.5
〜15%、より好ましくは1〜10%の範囲とされ
る。該染料はもちろん単独で若しくは2種以上を
組合わせて、あるいは該染料を必須成分としてこ
の他に他の直接染料、酸性染料などの各種染料を
併用して使用することができる。 本発明の記録液を組成するための液媒体成分と
しては、水あるいは水と水溶性の各種有機溶剤と
の混合物が使用される。水溶性の有機溶剤として
は、例えば、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、n−プロピルアルコール、イソプロピルアル
コール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルア
ルコール、tert−ブチルアルコール、イソブチル
アルコール等の炭素数1〜4のアルキルアルコー
ル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコ
ール等のケトン又はケトンアルコール類;テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;N−
メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2
−イミダゾリジノン等の含窒素複素環式ケトン
類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール等のポリアルキレングリコール類;エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、1,
2,6−ヘキサントリオール、チオジグリコー
ル、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコー
ル等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含む
アルキレングリコール類:グリセリン;エチレン
グリコールメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレン
グリコールモノメチル(又はエチル)エーテル等
の多価アルコールの低級アルキルエーテル類等が
あげられる。 記録液中の上記水溶性有機溶剤の含有量は、一
般には記録液全重量に対して重量パーセントで5
〜95%、好ましくは10〜80%、より好ましくは20
〜50%の範囲とされる。 この時の水の含有量は、上記溶剤成分の種類、
その組成或いは所望される記録液の特性に依存し
て広い範囲で決定されるが、記録液全重量に対し
て一般に10〜90%、好ましくは10〜70%、より好
ましくは20〜70%の範囲内とされる。 この様な成分から調合される本発明の記録液
は、それ自体で記録特性(信号応答性、液滴形成
の安定性、吐出安定性、長時間の連続記録性、長
期間の記録休止後の吐出安定性)、保存安定性、
被記録材への定着性、或いは記録画像の耐光性、
耐候性、耐水性等いずれもバランスのとれた優れ
たものである。そしてこのような特性を更に改良
するために、従来から知られている各種添加剤を
更に添加含有せしめても良い。 例えば、ポリビニルアルコール、セルロース
類、水溶性樹脂等の粘度調整剤;カチオン、アニ
オン或いはノニオン系の各種界面活性剤、ジエタ
ノールアミン、トリエタノールアミン等の表面張
力調整剤;緩衝液によるPH調整剤、防カビ剤等を
挙げることができる。 また、記録液を帯電するタイプのインクジエツ
ト記録方法に使用される記録液を調合する為には
塩化リチウム、塩化アンモニウム、塩化ナトリウ
ム等の無機塩類等の比抵抗調整剤が添加される。 なお、熱エネルギーの作用によつて記録液を吐
出させるタイプのインクジエツト方式に適用する
場合には、熱的な物性値(例えば、比熱、熱膨張
係数、熱伝導率等)が調整されることもある。 本発明を以下の実施例で更に詳細に説明する。 実施例 1 イオン交換水(以後水と略す) 71重量部 ジエチレングリコール 25 〃 No.1の染料 4 〃 上記の各成分を容器の中で充分混合溶解し、孔
径1μのテフロンフイルターで加圧ろ過したのち、
真空ポンプを用いて脱気処理した記録液とした。
得られた記録液を用いて、ピエゾ振動子によつて
記録液を吐出させるオンデマンド型記録ヘツド
(吐出オリフイス径50μ・ピエゾ振動子駆動電圧
60V、周波数4KHz)を有する記録装置により、
下記のT1〜T5の検討を行なつたところ、いずれ
も良好な結果を得た。 (T1) 記録液の長期保存性;記録液をガラス
容量に密閉し、−30℃と60℃で6カ月間保存し
たのちでも不溶分の析出は認められず、液の物
性や色調にも変化がなかつた。 (T2) 吐出安定性;室温、5℃、40℃の雰囲
気中でそれぞれ24時間の連続吐出を行なつた
が、いずれの条件でも終始安定した高品質の記
録が行なえた。 (T3) 吐出応答性;2秒間の間欠吐出と2カ
月間放置後の吐出について調べたが、いずれの
場合もオリフイス先端での目詰りがなく安定で
均一に記録された。 (T4) 記録画像の品質;記録された画像は濃
度が高く鮮明であつた。室内光に3カ月さらし
たのちの濃度の低下率は1%以下であり、ま
た、水中に1分間浸した場合、画像のにじみは
きわめてわずかであつた。 (T5) 各種被記録材に対する定着性; 下表に記載の被記録材で印字15秒後印字部を指
でこすり画像ずれ・ニジミの有無を判定した、
いずれも画像ずれ・ニジミ等がなく優れた定着
性を示した。
【表】 ただし、被記録材名は、商品名である。 実施例 2 水 62重量部 N−メチル−2−ピロリドン 15 〃 ジエチレングリコール 19 〃 No.2の染料 4 〃 実施例1と同様にして上記の組成の記録液を調
製し、記録ヘツド内の記録液に熱エネルギーを与
えて液滴を発生させ記録を行なうオンデマンドタ
イプのマルチヘツド(吐出オリフイス径35μ、発
熱抵抗体抵抗値150Ω、駆動電圧30V、周波数2K
Hz)を有する記録装置を用いて実施例1と同様に
T1〜T5の検討を行なつたが、全ての検討実験に
於て優れた結果を得た。 実施例 3 水 45重量部 エチレングリコール 20 〃 1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
30 〃 No.7の染料 5 〃 実施例1と同様にして上記の組成の記録液を調
製し、記録ヘツド内の記録液に熱エネルギーを与
えて液滴を発生させ記録を行なうオンデマンドタ
イプのマルチヘツド(吐出オリフイス径35μ、発
熱抵抗体抵抗値150Ω、駆動電圧30V、周波数2K
Hz)を有する記録装置を用いて実施例1と同様に
T1〜T5の検討を行なつたが、全ての検討実験に
於て優れた結果を得た。 実施例 4 水 60重量部 ジエチレングリコール 36 〃 No.10の染料 4 〃 実施例1と同様にして上記の組成の記録液を調
製し、記録ヘツド内の記録液に熱エネルギーを与
えて液滴を発生させ記録を行なうオンデマンドタ
イプのマルチヘツド(吐出オリフイス径35μ、発
熱抵抗体抵抗値150Ω、駆動電圧30V、周波数2K
Hz)を有する記録装置を用いて実施例1と同様に
T1〜T5の検討を行なつたが、全ての検討実験に
於て優れた結果を得た。 実施例 5 水 66重量部 ジエチレングリコールモノメチルエーテル
30 〃 No.11の染料 4 〃 実施例1と同様にして上記の組成の記録液を調
製し、記録ヘツド内の記録液に熱エネルギーを与
えて液滴を発生させ記録を行なうオンデマンドタ
イプのマルチヘツド(吐出オリフイス径35μ、発
熱抵抗体抵抗値150Ω、駆動電圧30V、周波数2K
Hz)を有する記録装置を用いて実施例1と同様に
T1〜T5の検討を行なつたが、全ての検討実験に
於て優れた結果を得た。 実施例 6〜13 下記6〜13に示す組成の記録液を実施例1と同
様な方法で調合した。これ等の組成物をフエルト
ペンに充填し、中質紙(白牡丹:本州製紙)に筆
記して耐水性及びキヤツプをはずして24時間放置
後の筆記性を調べた。 本実施例の記録液は耐水性及び放置後の筆記性
共に優れていた。 6水 ジエチレングリコール No.3の染料 71重量部 25 〃 4 〃 7水 エチレングリコール N−メチル−2−ピロリドン No.13の染料 45重量部 20 〃 30 〃 5 〃 8水 エチレングリコールモノメチル エーテル No.15の染料 60重量部 35 〃 5 〃 9水 ジエチレングリコール No.18の染料 76重量部 20 〃 4 〃 10水 N−メチル−2−ピロリドン エチレングリコールジメチル エーテル No.20の染料 60重量部 15 〃 20 〃 5 〃 11水 ジエチレングリコール No.2の染料 71重量部 25 〃 4 〃 12水 エチレングリコールモノメチル エーテル No.4の染料 60重量部 35 〃 5 〃 13水 N−メチル−2−ピロリドン エチレングリコールジメチル エーテル No.16の染料 60重量部 15 〃 20 〃 5 〃 尚、実施例6に於いて染料化合物No.3の代りに
No.6,8,9,17を用い、実施例2に於いて染料
化合物No.5の代りにNo.10,12,14,19を用いた記
録液を調整し、実施例1と同様にT1〜T5の検討
を行なつたが全ての検討実験においていずれも良
好な結果を得た。 参考例 1 〔実施例1のNo.1の化合物の合成〕 (1) 第1ジアゾ液の製造 メタニル酸17.3gを3%塩酸346mlに加え、3
時間撹拌して均一なスラリーとした。これに氷
200gを加えて3℃に冷却した。このスラリー中
に、水73mlに亜硝酸ソーダ7.3gを溶解した水溶
液を加えた。次いで3℃で1時間撹拌してジアゾ
化した後、スルフアミン酸3gを加えて残存する
亜硝酸ソーダを消去し、第1ジアゾ液を得た。 (2) 第1カツプリング オルソアニシジン 12.3gを50%メタノール水450mlに加え、溶解し
た。これに氷300g、前記(1)で得た第1ジアゾ液
及び25%カ性ソーダ10mlを加え、温度0〜3℃、
PH2〜3にて15時間撹拌してカツプリングを行つ
た後、食塩200gを加えて塩析を行つた。析出し
たモノアゾ化合物を過した後、10%食塩水500
mlで洗浄し、乾燥して下記モノアゾ化合物 28.2gを得た。 (3) 第2ジアゾ液の製造 前記(2)で得られたモノアゾ化合物15.4gを5%
塩酸300mlに加え5時間撹拌して均一なスラリー
とした後、氷250gを加えて3℃に冷却した。こ
のスラリー中に、水38mlに亜硝酸ソーダ3.8gを
溶解した水溶液を加えた。次いで3℃にて10時間
撹拌してジアゾ化した後、スルフアミン酸1gを
加えて残存する亜硝酸ソーダを消去し、第2ジア
ゾ液を得た。 (4) 第2カツプリング 1−アミノ−ナフタリン−7−スルホン酸11.2
gを水230mlに加えた後、これに氷400g、前記(2)
で得られた第2ジアゾ液及び25%カ性ソーダ10ml
を加えてPH2〜3、温度2〜5℃でカツプリング
を行つた。同温度、同PHにて5時間撹拌した後、
食塩100gを加えて塩析を行なつた。析出した化
合物を過した後、10%食塩水300mlで洗浄し、
乾燥して下記ジスアゾ化合物23.8gを得た。 (5) 第3ジアゾ液の製造 (4)で得たジスアゾ化合物13.5gを3%塩酸300
ml及び酢酸100mlに加え、3時間撹拌して均一な
スラリーとした後、氷300gを加えて3℃に冷却
した。このスラリー中に水20ml中に亜硝酸ソーダ
1.8gを溶解した水溶液を加えた。次いで3℃に
て24時間撹拌してジアゾ化した後スルフアミン酸
0.5gを加えて残存する亜硝酸ソーダを消去し第
3ジアゾ液を得た。 (6) 第3カツプリング 1−ヒドロキシ−7−アミノ−ナフタリン−
3,6−ジスルホン酸8.0gを水320mlに加えた
後、これに氷600g、前記(5)で得られた第3ジア
ゾ液及び25%カ性ソーダ45mlを加えてPH8〜10温
度2〜5℃でカツプリングを行つた。同温度同PH
にて5時間撹拌した後食塩250gを加えて塩析を
行つた。 析出した化合物を過した後20%食塩水400ml
で洗浄し、ウエツトケーキ85gを得た。このウエ
ツトケーキを脱塩処理した後乾燥して目的の化合
18.3gを得た。収率は76.3%であつた。 元素分析の結果は次の通りであつた。
【表】 参考例 2 〔実施例3のNo.7の染料の合成〕 (1) 第1ジアゾ液の製造 メタニル酸の代りに2−アミノ−ナフタリン−
4,8−ジスルホン酸30.2gを用いる以外は参考
例1と同様にして第1ジアゾ液を得た。 (2) 第1カツプリング オルソアニシジンの代りに2−メトキシ−5−
アセチルアミノ−アニリン18.0gを用いる以外は
参考例1と同様にして下記モノアゾ化合物 42.4gを得た。 (3) 第2ジアゾ液の製造 前記(2)で得たモノアゾ化合物24.7gを用い参考
例1と同様にして第2ジアゾ液を得た。 (4) 第2カツプリング 1−アミノ−ナフタリン−7−スルホン酸の代
りにオルソトルイジン5.4gを用いる以外は参考
例1と同様にして下記ジスアゾ化合物 23.2gを得た。 (5) 第3ジアゾ液の製造 前記(4)で得たジスアゾ化合物15.3gを用いる以
外は参考例1と同様にして第3ジアゾ液を得た。 (6) 第3カツプリング 1−ヒドロキシ−7−(3′−スルホ−フエニル)−
アミノ−ナフタリン−3−スルホン酸9.9gを用
いる以外は参考例1と同様にして目的の化合物 19.6gを得た。収率は71.1%であつた。元素分析
の結果は次の通りであつた。
【表】 参考例 3 参考例1、2と同様にして製造した化合物の例
を前記第1表にまとめて記した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々、インクジエツト記録
装置の模式図である。第3−a図、第3−b図は
別の記録装置の要部縦断面図および同横断面図で
ある。第4図は第3−a図、第3−b図で図示し
たヘツドをマルチ化したヘツドの外観斜視図であ
る。 但し、図において、1……記録ヘツド、2a…
…ピエゾ振動子、2b……振動板、3……流入
口、4……液室、5……吐出オリフイス、6……
貯蔵タンク、7……記録液、8……供給管、9…
…中間処理手段、10……信号処理手段、11…
…液滴、12,25……被記録材、S……記録信
号、14……液室、15……発熱ヘツド、16…
…保護層、17……電極、18……発熱抵抗体
層、19……蓄熱層、20……基板、26……溝
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録像を形成する成分である記録剤と、この
    記録剤を溶解又は分散するための溶媒体とを含む
    記録液に於いて、記録剤として下記一般式〔〕 (式中、Xは水素原子、低級アルキル基又は
    SO3M基で置換されていてもよいフエニル基を表
    わし、mは0又は1を表わし、Mはアルカリ金
    属、アンモニウム又はアミン類を表わし、A、B
    及びCは置換基を有していてもよいベンゼン環又
    はナフタレン環を表わし、そしてB及びCは同時
    にナフタレン環を表わすことはない)で表わされ
    る染料の少なくとも1種が含有されていることを
    特徴とする黒色記録液。 2 一般式〔〕で示される染料が記録液全量に
    対して0.1〜20重量パーセント含有されている特
    許請求の範囲第1項記載の黒色記録液。
JP60126990A 1985-06-11 1985-06-11 記録液 Granted JPS61285275A (ja)

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