JPH0391967A - ホトダイオードの製造方法 - Google Patents
ホトダイオードの製造方法Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はホトダイオードの製造方法に関するもので、特
に紫外線に感度を有するシリコンホトダイオードの製造
に使用される。
に紫外線に感度を有するシリコンホトダイオードの製造
に使用される。
高速応答、信頼性などの点で、シリコンホトダイオード
が広く用いられている。このホトダイオードはバンドギ
ャップエネルギー等の点から、波長λ−580nm近傍
に高い分光感度を有し、赤外域や紫外域での感度はそれ
ほど高くない。
が広く用いられている。このホトダイオードはバンドギ
ャップエネルギー等の点から、波長λ−580nm近傍
に高い分光感度を有し、赤外域や紫外域での感度はそれ
ほど高くない。
ホトダイオードに紫外線が入射すると、短波長ゆえに光
キャリアはホトダイオードの表面(受光面)近傍で生成
する。従って、紫外線検出感度を向上させるためには、
ホトダイオードのpn接合を受光面の浅い位置に形成す
ること、受光面近傍のトラップ準位を出来るだけ少なく
すること等の工夫が必要である。
キャリアはホトダイオードの表面(受光面)近傍で生成
する。従って、紫外線検出感度を向上させるためには、
ホトダイオードのpn接合を受光面の浅い位置に形成す
ること、受光面近傍のトラップ準位を出来るだけ少なく
すること等の工夫が必要である。
しかしながら、従来はこれらの必要性が一般的に検討さ
れるだけであったため、波長λ−300nm近傍におい
ても優れた検出感度を有するシリコンホトダイオードは
得られなかった。
れるだけであったため、波長λ−300nm近傍におい
ても優れた検出感度を有するシリコンホトダイオードは
得られなかった。
本発明はかかる課題を解決することを目的としている。
本発明者はシリコンホトダイオードの紫外線感度の向上
に関し、p型シリコン基板に砒素(As )をイオン注
入してn型層を形成することを前提として、種々の検討
を行なった結果、本発明を完戊するに至った。すなわち
本発明は、少なくとも表面側がp型にされたシリコン基
板の表面に注入保護膜としての熱酸化膜を形成する第1
の工程と、受光領域形成部に開口を有するポリシリコン
等のマスクを上記の熱酸化膜上に形成する第2の工糎と
、注入保護膜としての上記熱酸化膜を介して砒素イオン
をスルー注入し、上記マスクの開口部のシリコン基板に
pn接合の実効的深さが0,8μm以下となるようにイ
オン注入層を形或する第3の工程と、所定温度の熱処理
によってイオン注入層を活性化する第4の工程とを備え
ることを特徴とする。
に関し、p型シリコン基板に砒素(As )をイオン注
入してn型層を形成することを前提として、種々の検討
を行なった結果、本発明を完戊するに至った。すなわち
本発明は、少なくとも表面側がp型にされたシリコン基
板の表面に注入保護膜としての熱酸化膜を形成する第1
の工程と、受光領域形成部に開口を有するポリシリコン
等のマスクを上記の熱酸化膜上に形成する第2の工糎と
、注入保護膜としての上記熱酸化膜を介して砒素イオン
をスルー注入し、上記マスクの開口部のシリコン基板に
pn接合の実効的深さが0,8μm以下となるようにイ
オン注入層を形或する第3の工程と、所定温度の熱処理
によってイオン注入層を活性化する第4の工程とを備え
ることを特徴とする。
本発明の検討にあたって、p型シリコン基板(少なくと
も表面側がp型にされたシリコン基板)に注入保護膜を
形戊し、これを介して砒素をイオン注入(スルー注入)
することとしたのは、下記の理由による。まず、n型基
板にp型層を形成してホトダイオードを実現するときに
は、現状の技術では不純物として用い得るのはボロン(
B)しかない。ところが、ボロンは拡散係数が大きいの
で、紫外線検出に適した浅いドーピング層を形戊するの
は困難である。これに対し、p型シリコン基板にn型層
を形或するときには、拡散係数の小さいドーバントとし
て砒素を用いることができ、従って浅いドーピング層の
形成を精度よくかつ容易に実現できる。
も表面側がp型にされたシリコン基板)に注入保護膜を
形戊し、これを介して砒素をイオン注入(スルー注入)
することとしたのは、下記の理由による。まず、n型基
板にp型層を形成してホトダイオードを実現するときに
は、現状の技術では不純物として用い得るのはボロン(
B)しかない。ところが、ボロンは拡散係数が大きいの
で、紫外線検出に適した浅いドーピング層を形戊するの
は困難である。これに対し、p型シリコン基板にn型層
を形或するときには、拡散係数の小さいドーバントとし
て砒素を用いることができ、従って浅いドーピング層の
形成を精度よくかつ容易に実現できる。
一方、砒素をドーピングする際の手法としては、イオン
注入法と熱拡散法があるが、熱拡散法では表面に欠陥層
が生成されて紫外線感度が劣化しやすい。そこで、砒素
をイオン注入することとし、かつ受光部の表面の照射損
傷を低減するため、薄い注入保護膜(熱酸化膜)を介し
てスルー注入することとした。このとき、イオン注入に
よって保護膜(熱酸化SIO2膜)中にはプラスの電荷
が蓄積しやすくなるが、本発明ではp型シリコン基板に
n型層を形成しているので、表面(受光面)に反転層が
生起したりすることはない。ちなみに、n型基板にp型
層を形戊したときには、プラスのチャージによってp型
層の表面にn型の反転層が形成され、これがトラップ準
位となって紫外線感度が低下してしまうのである。
注入法と熱拡散法があるが、熱拡散法では表面に欠陥層
が生成されて紫外線感度が劣化しやすい。そこで、砒素
をイオン注入することとし、かつ受光部の表面の照射損
傷を低減するため、薄い注入保護膜(熱酸化膜)を介し
てスルー注入することとした。このとき、イオン注入に
よって保護膜(熱酸化SIO2膜)中にはプラスの電荷
が蓄積しやすくなるが、本発明ではp型シリコン基板に
n型層を形成しているので、表面(受光面)に反転層が
生起したりすることはない。ちなみに、n型基板にp型
層を形戊したときには、プラスのチャージによってp型
層の表面にn型の反転層が形成され、これがトラップ準
位となって紫外線感度が低下してしまうのである。
受光面の注入保護膜におけるプラス電荷の蓄積は、イオ
ン注入時だけでなく紫外線の照射時(センサとしての使
用時)においても生じる。このため、n型基板にp型層
を形成したホトダイオードでは、反転層による紫外線感
度の経時的劣化が避けられない。本発明によればかかる
感度劣化は生じないだけでなく、注入保護膜のプラス電
荷がn型層表面のマイナス電荷を増加させる働きをする
ので、感度は逆に向上するものと考えられる。
ン注入時だけでなく紫外線の照射時(センサとしての使
用時)においても生じる。このため、n型基板にp型層
を形成したホトダイオードでは、反転層による紫外線感
度の経時的劣化が避けられない。本発明によればかかる
感度劣化は生じないだけでなく、注入保護膜のプラス電
荷がn型層表面のマイナス電荷を増加させる働きをする
ので、感度は逆に向上するものと考えられる。
このように本発明者は、
■ p型シリコン基板にn型層を形成してホトダイオー
ドを構或すること、 ■ n型不純物として拡散係数の小さい砒素を用い、か
つ熱酸化膜を介したスルー注入でドーピングすること を特徴とする製造方法を採用すれば、従来のものと比べ
て著しく紫外線感度の優れたシリコンホトダイオードを
実現できるものと考え、更に下記の検討を行なった。
ドを構或すること、 ■ n型不純物として拡散係数の小さい砒素を用い、か
つ熱酸化膜を介したスルー注入でドーピングすること を特徴とする製造方法を採用すれば、従来のものと比べ
て著しく紫外線感度の優れたシリコンホトダイオードを
実現できるものと考え、更に下記の検討を行なった。
第1は、スルー注入時の保護膜とその厚さについての検
討である。注入保護膜にはCVD膜、熱酸化膜、スバッ
タ膜など各種のものが考えられるが、紫外線感度に着目
したときには保護膜とn型層の間の界面準位の低減が極
めて重要であり、このような界面準位を低減し得るもの
として熱酸化SIO2膜が用い得る。
討である。注入保護膜にはCVD膜、熱酸化膜、スバッ
タ膜など各種のものが考えられるが、紫外線感度に着目
したときには保護膜とn型層の間の界面準位の低減が極
めて重要であり、このような界面準位を低減し得るもの
として熱酸化SIO2膜が用い得る。
第2は、砒素注入層の深さ、すなわちpn接合の深さに
ついての検討である。波長λ−300nm程度の紫外線
による光キャリアは、シリコン表面のごく浅いところ(
0.1〜0.3μm深さ)で生成していると思われる。
ついての検討である。波長λ−300nm程度の紫外線
による光キャリアは、シリコン表面のごく浅いところ(
0.1〜0.3μm深さ)で生成していると思われる。
このため、p型シリコン基板とn型層の間の接合深さが
0.01〜0.4μm程度であるときには、優れた紫外
線感度を実現し得ることは容易に予測できる。しかし、
pn接合がこれよりも深くなっていくと、表面近くで生
成した光キャリアは光電流とならずに再結合してしまう
確率が高くなる。このため、紫外線感度は接合が深くな
るつれて、徐々に低下していくと予想される。
0.01〜0.4μm程度であるときには、優れた紫外
線感度を実現し得ることは容易に予測できる。しかし、
pn接合がこれよりも深くなっていくと、表面近くで生
成した光キャリアは光電流とならずに再結合してしまう
確率が高くなる。このため、紫外線感度は接合が深くな
るつれて、徐々に低下していくと予想される。
そこで、これを実験的に検討したところ、接合深さが0
.9μm前後で紫外線感度は急激に低下することがわか
った。このような感度の急変は、光生或キャリアの再結
合のみでは説明が難しい。
.9μm前後で紫外線感度は急激に低下することがわか
った。このような感度の急変は、光生或キャリアの再結
合のみでは説明が難しい。
砒素ドーピングによるpn接合が深くなると注入エネル
ギーはそれだけ大きくなり、従って照射損傷も大きくす
ることが必要になる。この損傷によ?準位が光生成キャ
リアをトラップし、そのために紫外線感度が急変した可
能性が考えられる。また、接合深さが一定であるならば
、注入保護用の熱酸化膜厚を変えても紫外線感度は変化
しないことが判明した。従って、p型領域が砒素注入に
よりn型領域に反転する接合の深さは0.8μm程度以
下であることが必要で、望ましくは0.7μm以下に設
定される。
ギーはそれだけ大きくなり、従って照射損傷も大きくす
ることが必要になる。この損傷によ?準位が光生成キャ
リアをトラップし、そのために紫外線感度が急変した可
能性が考えられる。また、接合深さが一定であるならば
、注入保護用の熱酸化膜厚を変えても紫外線感度は変化
しないことが判明した。従って、p型領域が砒素注入に
よりn型領域に反転する接合の深さは0.8μm程度以
下であることが必要で、望ましくは0.7μm以下に設
定される。
本発明によれば、p型シリコン基板に所定厚さの熱酸化
SlO■からなる注入保護膜が形成され、これを介して
砒素がスルー注入されて0.8μm以下の深さでn型層
が形成される。そして、アニールのための熱処理がされ
る。このため、上記の工程を採用したことによる作用と
、これら工程を組み合わせたことで奏される相互作用と
により、ホトダイオードにおける紫外線による光生成キ
ャリアのトラップ、再結合は十分に抑えられ、波長λ−
300nm程度の紫外線おいても高い感度が実現される
。
SlO■からなる注入保護膜が形成され、これを介して
砒素がスルー注入されて0.8μm以下の深さでn型層
が形成される。そして、アニールのための熱処理がされ
る。このため、上記の工程を採用したことによる作用と
、これら工程を組み合わせたことで奏される相互作用と
により、ホトダイオードにおける紫外線による光生成キ
ャリアのトラップ、再結合は十分に抑えられ、波長λ−
300nm程度の紫外線おいても高い感度が実現される
。
以下、添付図面に従って本発明を詳細に説明する。
第1図は実施例の製造工程を示す素子断面図である。ま
ず、比抵抗が1〜500cmのp型シリコン基板1を用
意し、その(1 0 0)面を鏡面に仕上げる。なお、
シリコン基板上にp型エビタキシャル層を形成したもの
をp型シリコン基板1としてもよい。次に、このp型シ
リコン基板1上に厚さt の熱酸化膜2を形或し、その
上にボリシリOx コン膜3を形成する(第1図(a)図示)。熱酸化膜は
p型シリコン基板1を900〜1050℃の酸素中で熱
処理することで形成される。なお、上記のポリシリコン
膜3は同一の基板1上に集積されるMOSトランジスタ
等のゲート電極(図示せず)と共用してもよい。
ず、比抵抗が1〜500cmのp型シリコン基板1を用
意し、その(1 0 0)面を鏡面に仕上げる。なお、
シリコン基板上にp型エビタキシャル層を形成したもの
をp型シリコン基板1としてもよい。次に、このp型シ
リコン基板1上に厚さt の熱酸化膜2を形或し、その
上にボリシリOx コン膜3を形成する(第1図(a)図示)。熱酸化膜は
p型シリコン基板1を900〜1050℃の酸素中で熱
処理することで形成される。なお、上記のポリシリコン
膜3は同一の基板1上に集積されるMOSトランジスタ
等のゲート電極(図示せず)と共用してもよい。
次に、フォトリソグラフィによりポリシリコン膜3をパ
ターンニングし、受光部4に開口を有するポリシリコン
マスク31を形或する(第1図(b)図示)。次に、ポ
リシリコンマスク31を注入マスクとして、熱酸化膜2
を介して砒素イオンをスルー注入する。この注入エネル
ギーの制御により、受光部4のp型シリコン基板1中に
形成されるn型注入層5は所望の深さX.に設定されJ る(第1図(c)図示))。
ターンニングし、受光部4に開口を有するポリシリコン
マスク31を形或する(第1図(b)図示)。次に、ポ
リシリコンマスク31を注入マスクとして、熱酸化膜2
を介して砒素イオンをスルー注入する。この注入エネル
ギーの制御により、受光部4のp型シリコン基板1中に
形成されるn型注入層5は所望の深さX.に設定されJ る(第1図(c)図示))。
次に、上記のp型シリコン基板1を熱処理炉にセットし
、1025℃で30〜60分間の熱処理を行なう。なお
、この熱処理は950℃程度で行なってもよいが、逆方
向リーク電流を低減するためにはより高温(一例として
1025℃程度)がよ・り望ましい。これにより、本実
施例のホトダイオードが得られる。
、1025℃で30〜60分間の熱処理を行なう。なお
、この熱処理は950℃程度で行なってもよいが、逆方
向リーク電流を低減するためにはより高温(一例として
1025℃程度)がよ・り望ましい。これにより、本実
施例のホトダイオードが得られる。
本発明者は上記の製造工程により試料を作製し、次のよ
うな実験を行なった。なお、p型シリコン基板1として
は比抵抗が10Ω(1)のものを用いた。
うな実験を行なった。なお、p型シリコン基板1として
は比抵抗が10Ω(1)のものを用いた。
pn接合深さX.と熱酸化膜の厚さt を変化さJ
OXせて分
光感度特性を調べた。
OXせて分
光感度特性を調べた。
熱酸化膜厚t。X
−300, 500, 700, 1000,1
200, 1500. 2000A接合深さX. J −0.3, 0.5.0.7,0.9,1・ 1 μ
m その結果を第2図ないし第5図に示す。
200, 1500. 2000A接合深さX. J −0.3, 0.5.0.7,0.9,1・ 1 μ
m その結果を第2図ないし第5図に示す。
理解を容易にするため、横軸に接合深さX.をJ
とり、縦軸に感度(相対感度、絶対感度)をとって波長
λ−300nmの紫外線の分光感度を図示したところ、
第6図のグラフが得られた。このグラフにより、次のこ
とがわかる。
λ−300nmの紫外線の分光感度を図示したところ、
第6図のグラフが得られた。このグラフにより、次のこ
とがわかる。
第1に、熱酸化膜厚t がIOOOA以下のとOx
きには紫外線感度が良好で、t −1200〜Ox
1300A程度のと′ころで急に感度は低下し始める。
そして、t −1500Aを越えると、感度Ox
は1/3以下になってしまうことである。熱酸化膜の厚
さに関しては、あまり薄いと注入保護の機能を奏し得な
いので、数A〜数10A程度以上は必要であると考えら
れる。また、イオン注入層の深さを略一定にしたときに
は、熱酸化膜を厚くするに従ってイオン注入エネルギー
を大きくすればよい筈である。このとき、注入エネルギ
ーの増大に応じて保護膜は厚くなっているので、照射損
傷は保護膜長では大きくなってもn型層までは及ばず、
従って紫外線に対する感度は熱酸化膜厚にあまり影響さ
れないとも考えられる。ところが、実験によれば熱酸化
膜が1200A前後より厚くなったときに、紫外線感度
が急に低下した。
さに関しては、あまり薄いと注入保護の機能を奏し得な
いので、数A〜数10A程度以上は必要であると考えら
れる。また、イオン注入層の深さを略一定にしたときに
は、熱酸化膜を厚くするに従ってイオン注入エネルギー
を大きくすればよい筈である。このとき、注入エネルギ
ーの増大に応じて保護膜は厚くなっているので、照射損
傷は保護膜長では大きくなってもn型層までは及ばず、
従って紫外線に対する感度は熱酸化膜厚にあまり影響さ
れないとも考えられる。ところが、実験によれば熱酸化
膜が1200A前後より厚くなったときに、紫外線感度
が急に低下した。
原因については、イオン注入時のエネルギーがあまりに
大きくなると、シリコン表面にアニールでは回復し得な
い程度の損傷が生じ、これが紫外線による光キャリアの
トラップとして働くためであると考えることが可能であ
る。あるいはまた、大きな注入エネルギーにより熱酸化
膜が大きな損傷を受け、これがn型層に影響を及ぼして
紫外線感度を劣化させているとも考えられ、さらにこれ
らの原因が複雑に結びついて紫外線感度を低下させてい
るとも考えられる。一方、熱酸化膜が厚くなりすぎると
、シリコン基板への砒素のドーピング自体が好適になさ
れず、所望の注入プロファイルが実現できなくなること
も考えられる。このように、熱酸化膜厚と注入エネルギ
ーの大小が紫外線感度に影響を与える原因は、必ずしも
完全に明確であるとは言えないが、実験によれば130
0Aの熱酸化膜厚を境界としてその影響が相違していた
。従って、実施例のホトダイオードにおいて紫外線の感
度の改善のためには、注入保護用の熱酸化膜厚は130
0A以下とすることが必要であり、望ましくは1200
A以下に設定される。
大きくなると、シリコン表面にアニールでは回復し得な
い程度の損傷が生じ、これが紫外線による光キャリアの
トラップとして働くためであると考えることが可能であ
る。あるいはまた、大きな注入エネルギーにより熱酸化
膜が大きな損傷を受け、これがn型層に影響を及ぼして
紫外線感度を劣化させているとも考えられ、さらにこれ
らの原因が複雑に結びついて紫外線感度を低下させてい
るとも考えられる。一方、熱酸化膜が厚くなりすぎると
、シリコン基板への砒素のドーピング自体が好適になさ
れず、所望の注入プロファイルが実現できなくなること
も考えられる。このように、熱酸化膜厚と注入エネルギ
ーの大小が紫外線感度に影響を与える原因は、必ずしも
完全に明確であるとは言えないが、実験によれば130
0Aの熱酸化膜厚を境界としてその影響が相違していた
。従って、実施例のホトダイオードにおいて紫外線の感
度の改善のためには、注入保護用の熱酸化膜厚は130
0A以下とすることが必要であり、望ましくは1200
A以下に設定される。
第2に、砒素のドーピングによる接合深さX.J
が0.7μm以下のときには紫外線感度が良好で、x.
−0.9μm程度のところで感度は急に低下J する。そして、x.=1.1μmを越えると、感J 度は1/3以下の値にべっでしまうことである。
−0.9μm程度のところで感度は急に低下J する。そして、x.=1.1μmを越えると、感J 度は1/3以下の値にべっでしまうことである。
以上の結果より、注入保護膜としての熱酸化膜厚は13
00A以下とすることが必要であり、砒素の注入による
n型層の深さは0.8μm以下とすることが必要である
と言える。
00A以下とすることが必要であり、砒素の注入による
n型層の深さは0.8μm以下とすることが必要である
と言える。
以上の通り本発明によれば、p型シリコン基板に熱酸化
S102からなる注入保護膜が形成され、これを介して
砒素がイオンスルー注入されて0.8μm以下の深さで
n型層が形成される。このため、上記の工程を採用した
ことによる作用と、これら工程を組み合わせたことで奏
される相互作用により、紫外線による光生成キャリアの
トラップ、再結合は十分に抑えられ、波長λ−300n
m程度の紫外線おいても高い感度が実現される効果があ
る。また、本発明によるホトダイオードは紫外線による
感度の劣化が少ないので、高い信頼性を有している。
S102からなる注入保護膜が形成され、これを介して
砒素がイオンスルー注入されて0.8μm以下の深さで
n型層が形成される。このため、上記の工程を採用した
ことによる作用と、これら工程を組み合わせたことで奏
される相互作用により、紫外線による光生成キャリアの
トラップ、再結合は十分に抑えられ、波長λ−300n
m程度の紫外線おいても高い感度が実現される効果があ
る。また、本発明によるホトダイオードは紫外線による
感度の劣化が少ないので、高い信頼性を有している。
第1図は本発明の実施例に係るホトダイオードの製造方
法を示す工七別の素子断面図、第2図、第3図、第4図
、第5図および第6図は熱酸化膜厚t 1接合深さX,
と分光感度の関係を示すグOX
Jラフである。 1・・・p型シリコン基板、2・・・熱酸化膜、3・・
・ポリシリコン膜、31・・・ポリシリコンマスク、4
・・・受光部、5・・・n型注入層。
法を示す工七別の素子断面図、第2図、第3図、第4図
、第5図および第6図は熱酸化膜厚t 1接合深さX,
と分光感度の関係を示すグOX
Jラフである。 1・・・p型シリコン基板、2・・・熱酸化膜、3・・
・ポリシリコン膜、31・・・ポリシリコンマスク、4
・・・受光部、5・・・n型注入層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、少なくとも表面側がp型にされたシリコン基板の表
面に注入保護膜としての熱酸化膜を形成する第1の工程
と、 受光領域形成部に開口を有するマスクを前記熱酸化膜上
に形成する第2の工程と、 前記熱酸化膜を介して砒素イオンをスルー注入し、前記
マスクの開口部の前記シリコン基板に接合の実効的深さ
が0.8μm以下となるようにイオン注入層を形成する
第3の工程と、 所定温度の熱処理によって前記イオン注入層を活性化す
る第4の工程と を備えることを特徴とするホトダイオードの製造方法。 2、前記第2の工程は、ポリシリコンのマスクを形成す
る工程であることを特徴とする請求項1記載のホトダイ
オードの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1229589A JPH0391967A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | ホトダイオードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1229589A JPH0391967A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | ホトダイオードの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0391967A true JPH0391967A (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=16894550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1229589A Pending JPH0391967A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | ホトダイオードの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0391967A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006147798A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Hamamatsu Photonics Kk | 光検出素子 |
| JP2006147791A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Hamamatsu Photonics Kk | 光検出素子の製造方法 |
| WO2012169462A1 (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-13 | 国立大学法人東北大学 | フォトダイオード及びその製造方法、フォトダイオードアレイ、分光光度計、並びに固体撮像装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5238385A (en) * | 1975-09-23 | 1977-03-24 | Osamu Nakagawa | Accelerateefiring device for casttangling |
| JPS5673479A (en) * | 1979-11-07 | 1981-06-18 | Yokogawa Hewlett Packard Ltd | Photodiode array |
| JPH01207640A (ja) * | 1988-02-16 | 1989-08-21 | Hamamatsu Photonics Kk | 半導体光検出装置と紫外線検出方法および半導体光検出素子とその製造方法 |
-
1989
- 1989-09-05 JP JP1229589A patent/JPH0391967A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS5238385A (en) * | 1975-09-23 | 1977-03-24 | Osamu Nakagawa | Accelerateefiring device for casttangling |
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| JPH01207640A (ja) * | 1988-02-16 | 1989-08-21 | Hamamatsu Photonics Kk | 半導体光検出装置と紫外線検出方法および半導体光検出素子とその製造方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2006147798A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Hamamatsu Photonics Kk | 光検出素子 |
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| EP2720281A4 (en) * | 2011-06-07 | 2014-10-22 | Univ Tohoku | PHOTODIODE, METHOD OF PRODUCTION THEREOF, PHOTODIODENARY ARRAY, SPECTROPHOTOMETER AND DEVICE FOR IMMOBILIZING BODIES |
| JPWO2012169462A1 (ja) * | 2011-06-07 | 2015-02-23 | 国立大学法人東北大学 | フォトダイオード及びその製造方法、フォトダイオードアレイ、分光光度計、並びに固体撮像装置 |
| JP2015122527A (ja) * | 2011-06-07 | 2015-07-02 | 国立大学法人東北大学 | フォトダイオード及びその製造方法、フォトダイオードアレイ、分光光度計、並びに固体撮像装置 |
| US9214489B2 (en) | 2011-06-07 | 2015-12-15 | National University Corporation Tohoku University | Photodiode and method for producing the same, photodiode array, spectrophotometer and solid-state imaging device |
| US9568364B2 (en) | 2011-06-07 | 2017-02-14 | Tohoku University | Photodiode and method for producing the same, photodiode array, spectrophotometer and solid-state imaging device |
| EP3182454A1 (en) * | 2011-06-07 | 2017-06-21 | Tohoku University | Photodiode and method for producing the same, photodiode array, spectrophotometer and solid-state imaging device |
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