JPH0393596A - 熱転写記録媒体 - Google Patents
熱転写記録媒体Info
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- JPH0393596A JPH0393596A JP1232297A JP23229789A JPH0393596A JP H0393596 A JPH0393596 A JP H0393596A JP 1232297 A JP1232297 A JP 1232297A JP 23229789 A JP23229789 A JP 23229789A JP H0393596 A JPH0393596 A JP H0393596A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は熱転写記録媒体に関し、詳しくは、低平滑度の
被転写体(記録紙)にも詳細な文字・画像が転写印字で
きる熱転写記録媒体に関する.〔従来技術〕 記録方式は数多く知られており,それらはいずれも長所
・短所をもち併せているが、そのうちの一つである転写
型感熱記録方式(熱転写記録方式)は使用される装置が
比較的簡単でかつ普通紙に印字できることから、多いに
利用されている.だが、この熱転写記録方式は、被転写
紙の表面の平滑性に印字品質が左右されやすく,表面の
平滑性が劣った被転写紙に対して鮮明な印字を行なうの
が困難である. このような欠点を改善する為に;従来、印字後熱処理を
する(特開昭58−76276号),転写時に磁力(特
開昭52−96549号)や静電気力(特開昭55−6
5590号〉等による補助手段を用いる、あるいは油状
物質を大量に添加しておいて転写時の溶融粘度をさげる
(特開昭60−25762号)、更には、熱分解性(特
開昭60−82389号)、熱膨張性(特開昭60−2
5762号)の物質を添加して熱増感する等の手段が提
案されている.また,熱溶融性のインク層を多層化する
事により印字品質を改善しようとする技術も従来提案さ
れており、融点のみが少しづつ異なる熱溶融性インクを
積層し、何れかの層又は両層に顔料を添加する(特開昭
59−224392号)、熱溶融性インク層の上に色材
を含まない熱溶融性の物質からなる層を設ける(特開昭
60−97888号)等の技術が提案されている. しかしながら,このように溶融して液状となったインク
を転写して記録する方法では、被転写紙の表面の平滑性
が低い場合には、表面の平滑性が高い被転写紙に対する
印字品質に比較すると,どうしても劣った印字品質しか
得られず、印字品質が被転写紙の表面の平滑性に依存す
るという転写型感熱記録の欠点の根本的解決はなされて
いないのが実情である. 一方、熱エネルギーを印加した時粘着性を示すが溶融し
て低粘度の液体になる事なくある程度の機械的強度を有
する樹脂を主成分とするインクによって、表面の平滑性
が劣る被転写紙の表面の凸部に粘着し凹部を覆う様にし
て転写されるインクを用いれば、表面の平滑性が劣った
被転写紙に高い品質で印字できるものと思われる.だが
、この様な樹脂インクは、従来のワックスインクに比べ
て,印字に際して大きなエネルギーを必要とするので、
特に耐熱性に優れた支持体フィルムを使用する必要があ
る上、サーマルヘッドの寿命や蓄熱の問題が新たに生じ
てきて必ずしも良好なものとは言い難い. また,インク層中に油状物質を大量に添加しておき転写
時の溶融粘度を下げる方法(特開昭60−25762号
)も知られているが、ここではマシン油、ひまし油,オ
リーブ油、菜種油等を用いるため、地汚れが生じるとい
う問題がある. 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は上記のような欠点・問題点を解消し,表面平滑
性の劣った被転写紙に対しても鮮明な印字が得られ、し
かも地汚れを発生させない熱転写記録媒体の提供を目的
とするものである。
被転写体(記録紙)にも詳細な文字・画像が転写印字で
きる熱転写記録媒体に関する.〔従来技術〕 記録方式は数多く知られており,それらはいずれも長所
・短所をもち併せているが、そのうちの一つである転写
型感熱記録方式(熱転写記録方式)は使用される装置が
比較的簡単でかつ普通紙に印字できることから、多いに
利用されている.だが、この熱転写記録方式は、被転写
紙の表面の平滑性に印字品質が左右されやすく,表面の
平滑性が劣った被転写紙に対して鮮明な印字を行なうの
が困難である. このような欠点を改善する為に;従来、印字後熱処理を
する(特開昭58−76276号),転写時に磁力(特
開昭52−96549号)や静電気力(特開昭55−6
5590号〉等による補助手段を用いる、あるいは油状
物質を大量に添加しておいて転写時の溶融粘度をさげる
(特開昭60−25762号)、更には、熱分解性(特
開昭60−82389号)、熱膨張性(特開昭60−2
5762号)の物質を添加して熱増感する等の手段が提
案されている.また,熱溶融性のインク層を多層化する
事により印字品質を改善しようとする技術も従来提案さ
れており、融点のみが少しづつ異なる熱溶融性インクを
積層し、何れかの層又は両層に顔料を添加する(特開昭
59−224392号)、熱溶融性インク層の上に色材
を含まない熱溶融性の物質からなる層を設ける(特開昭
60−97888号)等の技術が提案されている. しかしながら,このように溶融して液状となったインク
を転写して記録する方法では、被転写紙の表面の平滑性
が低い場合には、表面の平滑性が高い被転写紙に対する
印字品質に比較すると,どうしても劣った印字品質しか
得られず、印字品質が被転写紙の表面の平滑性に依存す
るという転写型感熱記録の欠点の根本的解決はなされて
いないのが実情である. 一方、熱エネルギーを印加した時粘着性を示すが溶融し
て低粘度の液体になる事なくある程度の機械的強度を有
する樹脂を主成分とするインクによって、表面の平滑性
が劣る被転写紙の表面の凸部に粘着し凹部を覆う様にし
て転写されるインクを用いれば、表面の平滑性が劣った
被転写紙に高い品質で印字できるものと思われる.だが
、この様な樹脂インクは、従来のワックスインクに比べ
て,印字に際して大きなエネルギーを必要とするので、
特に耐熱性に優れた支持体フィルムを使用する必要があ
る上、サーマルヘッドの寿命や蓄熱の問題が新たに生じ
てきて必ずしも良好なものとは言い難い. また,インク層中に油状物質を大量に添加しておき転写
時の溶融粘度を下げる方法(特開昭60−25762号
)も知られているが、ここではマシン油、ひまし油,オ
リーブ油、菜種油等を用いるため、地汚れが生じるとい
う問題がある. 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は上記のような欠点・問題点を解消し,表面平滑
性の劣った被転写紙に対しても鮮明な印字が得られ、し
かも地汚れを発生させない熱転写記録媒体の提供を目的
とするものである。
本発明は、支持体上に少なくとも熱溶融性或いは熱軟化
性インク層を形成した熱転写記録媒体において、前記イ
ンク層の存在する側の表面層に粒状エラストマーが含有
されていることを特徴としている.なお、ここにいう『
表面層」とは、例えば,支持体上にインク層が形成され
ただけの熱転写記録媒体であればインク層それ自体が表
面層となり.また,例えば支持体上にインク層,オーバ
ーコート層が積層された熱転写記録媒体であれば、オー
バーコート層が表面層となる.従って、端的にいえば,
記録の際、被転写紙に接するところの層を表面層と称す
ることができる. ちなみに、本発明者は前記目的を達成する光めにいろい
ろ検討とした結果、熱転写記録媒体の被転写紙と接する
側の表面層に粒状エジストマーを含有させておけば、記
録時サーマルヘッドの圧力で低平滑度の被転写紙の凹部
へ前記粒状エラストマーが入りこみ、その結果、被転写
紙と熱転写記録媒体における表面層との接触面積が大き
くなりインク層の転写性も向上し良質の印字画像が得ら
れることを確めた.本発明はこうしたことによりなされ
たものである. 以下に、本発明の熱転写記録媒体についてさらに詳細に
説明する. 本発明における熱転写記録媒体の層構成としては,これ
までの記述から容易に推察されるように,(1)支持体
上に粒状エラストマーを含有したインク層が形成された
もの、(2)前記(1)の支持体とインク暦との間に剥
離層を形成したもの、(3)支持体上に直接又は剥離層
を介してインク層を設け,そのインク層上に粒状エジス
トマーを含有したオーバーコート層を形成したもの、(
4)前記(2)及び(3)の支持体と剥離層との間に接
着層を形成したもの、等が例示できる.なお,前記(1
)及び(2)のものではインク層が,また.前記(3)
のものではオーバーコート層がそれぞれ本発明に係る熱
転写記録媒体の“表面層”とされていることは先に触れ
たとおりである. 本発明における支持体(ベースフィルム)としては、例
えば,ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアセチル
セルロース、ナイロン、ポリイミド等の比較的耐熱性の
良いプラスチックフィルムの他、グラシン紙、コンデン
サー紙、金属箔等及び前記各材料の複合体を例示するこ
とができる.複合体としては、例えばアルミニウム/紙
複合体、金属蒸着紙,もしくは金属蒸着プラスチックフ
ィルム等を挙げることができる. 支持体の厚さは熱転写に際しての熱源として熱ヘッドを
考慮する場合は2〜15ミクロン程度であることが望ま
しいが、例えばレーザー光等の熱転写性インク層を選択
的に加熱できる熱源を使用する場合には特に制限はない
.また、熱ヘッドを使用する場合は、熱ヘッドと接触す
る支持体の表面にシリコーン樹脂、ふっ素樹脂、ポリイ
ミド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹
脂、ニトロセルロース等からなる耐熱性保護層を設ける
ことにより支持体の耐熱性を向上することができ、ある
いは、従来用いることのできなかった支持体材料を用い
ることもできる. 必要に応じて設けられる接着層は,ゴムあるいはゴムと
ワックス類との混合を用いることができる.使用される
ゴムとしては,イソプレンゴム、ブタジェンゴム、スチ
レンブタジェンゴム,ニトリルゴム、エチレンプロピレ
ンゴム,スチレンプロピレンゴム,ブチルゴム,シリコ
ーンゴム,フッ素系ゴム、ウレタンゴムなどがあげられ
る.特に好ましいものとしては,イソプレンゴム、ブタ
ジエンゴム、エチレンプロピレンゴム,プチルゴム、ニ
トリルゴムである.融点としては、60〜200℃のも
のが好ましい.ワックス類としては、天然系の物質とし
て蜜ロウ、鯨ロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ
,米ぬかロウ,モンタンロウ、オゾケライト等があげら
れ,また、石油系ワックスとしてパラフィンワックス、
ポリエチレンワックス,マイクロクリスタリンワックス
等があげられる他,各種変性ワックス,水素化ワックス
.長鎖脂肪酸等があげられる. 接着層の厚さは0.Ol〜3−、好ましくはo.1〜1
μ一である. 印字時にベースフィルムと着色層(インク層)の剥離性
を良くするMfit ffは,サーマルヘッドにより加
熱された後、熱溶融して低粘度液体となり,加熱部分と
非加熱部分の界面近傍で層が切れ易いように構成されて
いればよい.従って,剥離層の主或分としては、常温で
は硬く加熱時には溶融するワックス様物質が好ましく用
いられる.このようなワックス様物質としては、例えば
、蜜ロウ,カルナウバワックス,鯨ロウ、木ロウ,キャ
デリラワックス,米ぬかロウ,モンタンワックス等の天
然ワックス:パラフィンワックス、マイクロクリスタリ
ンワックス、酸化ワックス,オゾケライト、セレシン、
エステルワックス、ポリエチレンワックス等の合成ワッ
クスが好適に用いられる他,マルガリン酸,ラウリン酸
、ミリスチン酸、パルミチン酸,ステアリン酸、フロメ
ン酸、ベヘニン酸等の高級脂肪酸:ステアリルアルコー
ル,べヘニルアルコール等の高級アルコール:ソルビタ
ンの脂肪酸エステル等のエステル類:ステアリンアミド
,オレインアミド等のアミド類が挙げられる. 剥離層の厚さは0.5〜8μ好ましくは1〜5−くらい
である.インク層は、結着剤及び着色剤を主威分として
おり、被転写紙が低平滑度の場合その紙へインクがしみ
込んでしまうとヌケが発生しやすいために,サーマルヘ
ッドにより加熱された際明確な融点を持たず、記録時の
熱エネルギーで被転写紙への粘着性を生ずるが溶融して
低粘度液体にはならないように調製されているのが望ま
しい.結着剤としては,エチレンー酢酸ビニル共重合体
,エチレンーエチルアクリレート共重合体,ポリエステ
ル樹脂が好適に挙げられる他,ポリアミド系樹脂,エポ
キシ樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂,塩化
ビニル系樹脂,セルロース系樹脂,ポリビニルアルコー
ル系樹脂、石油系樹脂,フェノール系樹脂,スチレン系
樹脂、天然ゴム,スチレンブタジエンゴム、イソブレン
ゴム,クロロプレンゴムなどのエラストマー類が挙げら
れる.また、これら結着剤の補助材として、テルペン樹
脂,クマロン樹脂、ロジンとその誘導体の゜様な粘着性
付与剤やワックス,オイルなどを添加することもできる
. 一方、着色剤としては、従来公知の染料及び顔料の中か
ら適宜選択されるが,染料しては、塩基性染料、油溶性
染料,酸性染料,直接染料,分散染料等が好適に使用さ
れ、また顔料としては、カーボンブラック、フタ口シア
ニン系顔料等が好ましく用いられる. インク層の厚さは0.5〜4−,好ましくは1〜3IJ
sが適当である. 必要に応じて設けられるオーバーコート層は地汚れの防
止、低平滑度紙への印字品質を良好にするための層であ
って,ワックス類を主成分とし、必要により粘着剤,粘
度調整剤などを含有させたものである. オーバーコート層の厚さは0.1〜3pm、好ましくは
0.5−2p麿くらいである. ところで、本発明の熱転写記録媒体は,先に触れたよう
に,被転写紙に接触する層(表面層)に粘状エラストマ
ーが含有されている必要がある.この粒状エラストマー
の粒径は0.5−10pm、好ましくはl〜57mの範
囲であって、かつ、これが含有される層の厚さより小さ
いものでなければならない.また,層中に占める粒状エ
ジストマーの量は5〜60容量2好ましくは20〜40
容量瓢である.『エラストマー」とは一般に顕著な弾性
を示す高分子物質を意味し、これを分類すれば(1)加
硫ゴム、(2)熱可塑性エラストマー,(3)弾性繊維
、(4)弾性発泡体などにわけられるが、本発明で特に
好ましいエラストマーは天然ゴムやブタジエンゴム、ス
チレンプタジエンゴム、ニトリルブタジエンゴムなどの
合成ゴムがあげられる. 実際に本発明の熱転写記録媒体をつくるには、支持体フ
ィルムにホットメルト法、溶剤分散塗工法、水系エマル
ジョン塗工法などにより,前記各層を順次形成すればよ
いが,表面層の形成にあっては粒子化されたエラストマ
ーを溶解しない溶剤を選ばねばならない. 〔実施例〕 次に実施例及び比較例を示す.ここでの部はすべて重量
部である. 実施例1 (剥離層形成液の調製〉 パラフィンワックス 95部エチレ
ンー酢酸ビニル共重合体 5部からなる混合
物を約120℃に加温後、ボールミルにて3時間分散し
て剥離層形或液を得た.(着色層形成液の調製) エチレンー酢酸ビニル共重合体 4部力一ボ
ンブラック 2部イソオクタン
20部トルエン
20部からなる混合物をボール
ミルにて15時間分散して着色層形或液を得た。
性インク層を形成した熱転写記録媒体において、前記イ
ンク層の存在する側の表面層に粒状エラストマーが含有
されていることを特徴としている.なお、ここにいう『
表面層」とは、例えば,支持体上にインク層が形成され
ただけの熱転写記録媒体であればインク層それ自体が表
面層となり.また,例えば支持体上にインク層,オーバ
ーコート層が積層された熱転写記録媒体であれば、オー
バーコート層が表面層となる.従って、端的にいえば,
記録の際、被転写紙に接するところの層を表面層と称す
ることができる. ちなみに、本発明者は前記目的を達成する光めにいろい
ろ検討とした結果、熱転写記録媒体の被転写紙と接する
側の表面層に粒状エジストマーを含有させておけば、記
録時サーマルヘッドの圧力で低平滑度の被転写紙の凹部
へ前記粒状エラストマーが入りこみ、その結果、被転写
紙と熱転写記録媒体における表面層との接触面積が大き
くなりインク層の転写性も向上し良質の印字画像が得ら
れることを確めた.本発明はこうしたことによりなされ
たものである. 以下に、本発明の熱転写記録媒体についてさらに詳細に
説明する. 本発明における熱転写記録媒体の層構成としては,これ
までの記述から容易に推察されるように,(1)支持体
上に粒状エラストマーを含有したインク層が形成された
もの、(2)前記(1)の支持体とインク暦との間に剥
離層を形成したもの、(3)支持体上に直接又は剥離層
を介してインク層を設け,そのインク層上に粒状エジス
トマーを含有したオーバーコート層を形成したもの、(
4)前記(2)及び(3)の支持体と剥離層との間に接
着層を形成したもの、等が例示できる.なお,前記(1
)及び(2)のものではインク層が,また.前記(3)
のものではオーバーコート層がそれぞれ本発明に係る熱
転写記録媒体の“表面層”とされていることは先に触れ
たとおりである. 本発明における支持体(ベースフィルム)としては、例
えば,ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアセチル
セルロース、ナイロン、ポリイミド等の比較的耐熱性の
良いプラスチックフィルムの他、グラシン紙、コンデン
サー紙、金属箔等及び前記各材料の複合体を例示するこ
とができる.複合体としては、例えばアルミニウム/紙
複合体、金属蒸着紙,もしくは金属蒸着プラスチックフ
ィルム等を挙げることができる. 支持体の厚さは熱転写に際しての熱源として熱ヘッドを
考慮する場合は2〜15ミクロン程度であることが望ま
しいが、例えばレーザー光等の熱転写性インク層を選択
的に加熱できる熱源を使用する場合には特に制限はない
.また、熱ヘッドを使用する場合は、熱ヘッドと接触す
る支持体の表面にシリコーン樹脂、ふっ素樹脂、ポリイ
ミド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹
脂、ニトロセルロース等からなる耐熱性保護層を設ける
ことにより支持体の耐熱性を向上することができ、ある
いは、従来用いることのできなかった支持体材料を用い
ることもできる. 必要に応じて設けられる接着層は,ゴムあるいはゴムと
ワックス類との混合を用いることができる.使用される
ゴムとしては,イソプレンゴム、ブタジェンゴム、スチ
レンブタジェンゴム,ニトリルゴム、エチレンプロピレ
ンゴム,スチレンプロピレンゴム,ブチルゴム,シリコ
ーンゴム,フッ素系ゴム、ウレタンゴムなどがあげられ
る.特に好ましいものとしては,イソプレンゴム、ブタ
ジエンゴム、エチレンプロピレンゴム,プチルゴム、ニ
トリルゴムである.融点としては、60〜200℃のも
のが好ましい.ワックス類としては、天然系の物質とし
て蜜ロウ、鯨ロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ
,米ぬかロウ,モンタンロウ、オゾケライト等があげら
れ,また、石油系ワックスとしてパラフィンワックス、
ポリエチレンワックス,マイクロクリスタリンワックス
等があげられる他,各種変性ワックス,水素化ワックス
.長鎖脂肪酸等があげられる. 接着層の厚さは0.Ol〜3−、好ましくはo.1〜1
μ一である. 印字時にベースフィルムと着色層(インク層)の剥離性
を良くするMfit ffは,サーマルヘッドにより加
熱された後、熱溶融して低粘度液体となり,加熱部分と
非加熱部分の界面近傍で層が切れ易いように構成されて
いればよい.従って,剥離層の主或分としては、常温で
は硬く加熱時には溶融するワックス様物質が好ましく用
いられる.このようなワックス様物質としては、例えば
、蜜ロウ,カルナウバワックス,鯨ロウ、木ロウ,キャ
デリラワックス,米ぬかロウ,モンタンワックス等の天
然ワックス:パラフィンワックス、マイクロクリスタリ
ンワックス、酸化ワックス,オゾケライト、セレシン、
エステルワックス、ポリエチレンワックス等の合成ワッ
クスが好適に用いられる他,マルガリン酸,ラウリン酸
、ミリスチン酸、パルミチン酸,ステアリン酸、フロメ
ン酸、ベヘニン酸等の高級脂肪酸:ステアリルアルコー
ル,べヘニルアルコール等の高級アルコール:ソルビタ
ンの脂肪酸エステル等のエステル類:ステアリンアミド
,オレインアミド等のアミド類が挙げられる. 剥離層の厚さは0.5〜8μ好ましくは1〜5−くらい
である.インク層は、結着剤及び着色剤を主威分として
おり、被転写紙が低平滑度の場合その紙へインクがしみ
込んでしまうとヌケが発生しやすいために,サーマルヘ
ッドにより加熱された際明確な融点を持たず、記録時の
熱エネルギーで被転写紙への粘着性を生ずるが溶融して
低粘度液体にはならないように調製されているのが望ま
しい.結着剤としては,エチレンー酢酸ビニル共重合体
,エチレンーエチルアクリレート共重合体,ポリエステ
ル樹脂が好適に挙げられる他,ポリアミド系樹脂,エポ
キシ樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂,塩化
ビニル系樹脂,セルロース系樹脂,ポリビニルアルコー
ル系樹脂、石油系樹脂,フェノール系樹脂,スチレン系
樹脂、天然ゴム,スチレンブタジエンゴム、イソブレン
ゴム,クロロプレンゴムなどのエラストマー類が挙げら
れる.また、これら結着剤の補助材として、テルペン樹
脂,クマロン樹脂、ロジンとその誘導体の゜様な粘着性
付与剤やワックス,オイルなどを添加することもできる
. 一方、着色剤としては、従来公知の染料及び顔料の中か
ら適宜選択されるが,染料しては、塩基性染料、油溶性
染料,酸性染料,直接染料,分散染料等が好適に使用さ
れ、また顔料としては、カーボンブラック、フタ口シア
ニン系顔料等が好ましく用いられる. インク層の厚さは0.5〜4−,好ましくは1〜3IJ
sが適当である. 必要に応じて設けられるオーバーコート層は地汚れの防
止、低平滑度紙への印字品質を良好にするための層であ
って,ワックス類を主成分とし、必要により粘着剤,粘
度調整剤などを含有させたものである. オーバーコート層の厚さは0.1〜3pm、好ましくは
0.5−2p麿くらいである. ところで、本発明の熱転写記録媒体は,先に触れたよう
に,被転写紙に接触する層(表面層)に粘状エラストマ
ーが含有されている必要がある.この粒状エラストマー
の粒径は0.5−10pm、好ましくはl〜57mの範
囲であって、かつ、これが含有される層の厚さより小さ
いものでなければならない.また,層中に占める粒状エ
ジストマーの量は5〜60容量2好ましくは20〜40
容量瓢である.『エラストマー」とは一般に顕著な弾性
を示す高分子物質を意味し、これを分類すれば(1)加
硫ゴム、(2)熱可塑性エラストマー,(3)弾性繊維
、(4)弾性発泡体などにわけられるが、本発明で特に
好ましいエラストマーは天然ゴムやブタジエンゴム、ス
チレンプタジエンゴム、ニトリルブタジエンゴムなどの
合成ゴムがあげられる. 実際に本発明の熱転写記録媒体をつくるには、支持体フ
ィルムにホットメルト法、溶剤分散塗工法、水系エマル
ジョン塗工法などにより,前記各層を順次形成すればよ
いが,表面層の形成にあっては粒子化されたエラストマ
ーを溶解しない溶剤を選ばねばならない. 〔実施例〕 次に実施例及び比較例を示す.ここでの部はすべて重量
部である. 実施例1 (剥離層形成液の調製〉 パラフィンワックス 95部エチレ
ンー酢酸ビニル共重合体 5部からなる混合
物を約120℃に加温後、ボールミルにて3時間分散し
て剥離層形或液を得た.(着色層形成液の調製) エチレンー酢酸ビニル共重合体 4部力一ボ
ンブラック 2部イソオクタン
20部トルエン
20部からなる混合物をボール
ミルにて15時間分散して着色層形或液を得た。
約4.5.原のポリエステルフイルムに、剥離層形成液
を乾燥時約4pmJ’Jになるようにホットメルト塗工
し、その上に着色層形成液を乾燥時約2μ厚になるよう
にワイヤバー塗工して,熱転写記録媒体をつくった.こ
のとき、ゴムの粒aは1〜2,nであった. 実施例2 (着色層形成液の調製) エチレンーエチルアクリレート共重合体 5部ポリエ
チレンワックス 3部カーボンブラ
ック 2部トルエン
90部からなる混合物をボール
ミルにて15時間分散して着色層形成液を得た. (オーバーコート層形成液の調製製) 水
30部メタノール 26
部からなる混合体を撹拌してオーバーコート層形成液を
得た. 約4.51Ja厚のポリエステルフイルムに実施例lと
同じ剥離層を形成した後,上記の調製液を用いて,約2
4厚の着色層,約2IJs厚のオーバーコート層を設け
て熱転写記録媒体をつくった. 実施例3 (着色層形成液の調1!) 水
32部メタノール 2
0部からなる混合物を撹拌して着色層形成を得た。約4
.5μs+,F[のポリエステルフイルム番こ実施例l
と同じ剥Wi層を形戊した後、上記の調製液を用b)て
、約3pm厚の着色層を設けて熱転写記録媒体をつくっ
た. 比較例1 二トリルゴム4部を着色層形成液から除いた以外は実施
例lと同様にして熱転写記録媒体をつくった・ 比較例2 ブタジエンゴムエマルジョン14部をオーバーコート層
形戊液から除いた以外は実施例2と同様にして熱転写記
録媒体をつくった。
を乾燥時約4pmJ’Jになるようにホットメルト塗工
し、その上に着色層形成液を乾燥時約2μ厚になるよう
にワイヤバー塗工して,熱転写記録媒体をつくった.こ
のとき、ゴムの粒aは1〜2,nであった. 実施例2 (着色層形成液の調製) エチレンーエチルアクリレート共重合体 5部ポリエ
チレンワックス 3部カーボンブラ
ック 2部トルエン
90部からなる混合物をボール
ミルにて15時間分散して着色層形成液を得た. (オーバーコート層形成液の調製製) 水
30部メタノール 26
部からなる混合体を撹拌してオーバーコート層形成液を
得た. 約4.51Ja厚のポリエステルフイルムに実施例lと
同じ剥離層を形成した後,上記の調製液を用いて,約2
4厚の着色層,約2IJs厚のオーバーコート層を設け
て熱転写記録媒体をつくった. 実施例3 (着色層形成液の調1!) 水
32部メタノール 2
0部からなる混合物を撹拌して着色層形成を得た。約4
.5μs+,F[のポリエステルフイルム番こ実施例l
と同じ剥Wi層を形戊した後、上記の調製液を用b)て
、約3pm厚の着色層を設けて熱転写記録媒体をつくっ
た. 比較例1 二トリルゴム4部を着色層形成液から除いた以外は実施
例lと同様にして熱転写記録媒体をつくった・ 比較例2 ブタジエンゴムエマルジョン14部をオーバーコート層
形戊液から除いた以外は実施例2と同様にして熱転写記
録媒体をつくった。
比較例3
キャンデリラワックス 10部力ルナ
ウバワックス 30部パラフィンワ
ックス 30部エチレンーエチルア
クリレート共重合体 5部カーボンブラック
25部からなる混合物を約120℃に加
温後,ボールミルにて3時間分散してインク層形或液を
調製した.この溶液を約4.5.厚のポリエステルフィ
ルムに乾燥時の厚さが約4.になるようにホットメルト
塗工して熱転写記録媒体をつくった. これら6種の熱転写記録媒体を用いて、市販されている
感熱転写型プリンターでボンド紙(ベック平滑度5〜6
秒)に印字を行ない、自抜けがないか、及び、シャープ
がよいか,の各々を目視によって評価した.結果は表−
1のとおりであった.表−1 ×は悪い、 を表わしている. 〔発明の効果〕 実施例の記載からわかるように,熱転写記録媒体の表面
層に粒子化されたエラストラマーを含有させることによ
り,低平滑度の被転写紙へも白ヌケがなくシャープ性の
良好な印字画像が得られる。
ウバワックス 30部パラフィンワ
ックス 30部エチレンーエチルア
クリレート共重合体 5部カーボンブラック
25部からなる混合物を約120℃に加
温後,ボールミルにて3時間分散してインク層形或液を
調製した.この溶液を約4.5.厚のポリエステルフィ
ルムに乾燥時の厚さが約4.になるようにホットメルト
塗工して熱転写記録媒体をつくった. これら6種の熱転写記録媒体を用いて、市販されている
感熱転写型プリンターでボンド紙(ベック平滑度5〜6
秒)に印字を行ない、自抜けがないか、及び、シャープ
がよいか,の各々を目視によって評価した.結果は表−
1のとおりであった.表−1 ×は悪い、 を表わしている. 〔発明の効果〕 実施例の記載からわかるように,熱転写記録媒体の表面
層に粒子化されたエラストラマーを含有させることによ
り,低平滑度の被転写紙へも白ヌケがなくシャープ性の
良好な印字画像が得られる。
Claims (1)
- (1)支持体上に少なくとも熱溶融性或いは熱軟化性イ
ンク層を形成した熱転写記録媒体において、前記インク
層の存在する側の表面層に粒状エラストマーが含有され
ていることを特徴とする熱転写記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1232297A JP2995682B2 (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 熱転写記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1232297A JP2995682B2 (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 熱転写記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0393596A true JPH0393596A (ja) | 1991-04-18 |
| JP2995682B2 JP2995682B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=16937012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1232297A Expired - Lifetime JP2995682B2 (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 熱転写記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2995682B2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-07 JP JP1232297A patent/JP2995682B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2995682B2 (ja) | 1999-12-27 |
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Legal Events
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