JPH0393768A - ビス(4―アリルオキシ―3,5―ジブロモフェニル)スルホンの製法 - Google Patents
ビス(4―アリルオキシ―3,5―ジブロモフェニル)スルホンの製法Info
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- JPH0393768A JPH0393768A JP22834089A JP22834089A JPH0393768A JP H0393768 A JPH0393768 A JP H0393768A JP 22834089 A JP22834089 A JP 22834089A JP 22834089 A JP22834089 A JP 22834089A JP H0393768 A JPH0393768 A JP H0393768A
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- tbs
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- sulfone
- dibromophenyl
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ビス(4−アリルオキシ−3.5−ジブロモ
フェニル〉スルホン(以下、TBS−BAと略記する)
を高収率かつ高純度で得るための製造法に関するもので
ある。
フェニル〉スルホン(以下、TBS−BAと略記する)
を高収率かつ高純度で得るための製造法に関するもので
ある。
TBS−BAは、ポリオレフィン樹脂等の難燃剤及び難
燃剤の中間体として有用なものであり、特にアリル基を
臭素化して得られるビス(3,5−ジブロモ−4−ジブ
ロモブロポキシフエニル)スルホン(以下、TBS−B
Pと略記する)は、ポリプロピレン等の難燃剤として極
めて有用であることが特公昭50−35103号,特公
昭50−23693号などに述べられている。
燃剤の中間体として有用なものであり、特にアリル基を
臭素化して得られるビス(3,5−ジブロモ−4−ジブ
ロモブロポキシフエニル)スルホン(以下、TBS−B
Pと略記する)は、ポリプロピレン等の難燃剤として極
めて有用であることが特公昭50−35103号,特公
昭50−23693号などに述べられている。
従来、アリルクロライドをアリル化剤に用いてTBS−
BAを製造した場合、臭化物又はよう化物等の触媒を添
加しなければエーテル化速度は非常に遅く、TBS−B
Aは殆ど生威しないことが知られている(特公昭60−
39585号)。この製造法は、ビス(4−ヒドロキシ
−3.5−ジブロモフェニル)スルホン(以下、TBS
と略記する)を、アルカリと共にアルコール,水等の溶
媒中に溶解し、ついで臭化物又はよう化物等の触媒を添
加し、そしてアリルクロライドを一括して加えた後、加
熱還流させてTBS−BAを生成させる方法である。
BAを製造した場合、臭化物又はよう化物等の触媒を添
加しなければエーテル化速度は非常に遅く、TBS−B
Aは殆ど生威しないことが知られている(特公昭60−
39585号)。この製造法は、ビス(4−ヒドロキシ
−3.5−ジブロモフェニル)スルホン(以下、TBS
と略記する)を、アルカリと共にアルコール,水等の溶
媒中に溶解し、ついで臭化物又はよう化物等の触媒を添
加し、そしてアリルクロライドを一括して加えた後、加
熱還流させてTBS−BAを生成させる方法である。
しかしながら、この方法では高価な臭化物又はよう化物
等の触媒を比較的多量に使用するため、経済性において
工業規模の製造プロセスとしては、必ずしも未だ満足出
来るものではなかった。
等の触媒を比較的多量に使用するため、経済性において
工業規模の製造プロセスとしては、必ずしも未だ満足出
来るものではなかった。
そこで、本発明者らはこの様な従来技術において触媒を
添加しなければエーテル化速度が非常に遅いといった問
題を解消すべく、反応速度の向上方法について検討を行
った結果、反応溶媒として水に可溶な特定の有機溶剤を
一定の濃度範囲で混合した均一水溶液を用いると、著し
い反応加速が見られ、副反応が抑制されてTBS−BA
の収率が向上することを見出だし、先に特許出願した。
添加しなければエーテル化速度が非常に遅いといった問
題を解消すべく、反応速度の向上方法について検討を行
った結果、反応溶媒として水に可溶な特定の有機溶剤を
一定の濃度範囲で混合した均一水溶液を用いると、著し
い反応加速が見られ、副反応が抑制されてTBS−BA
の収率が向上することを見出だし、先に特許出願した。
しかし、該方法で得られるTBS−BAの収率は、24
時間以上反応しても約85%と未だ若干低く、また反応
後TBS−BAを濾過分離した濾液中に溶解して含まれ
てくる反応中間体である4−アリルオキシ−4″−ヒド
ロキシー3,3′5,5゛−テトラブ口モジフェニルス
ルホン(以下、TBS−MAと略記する)の処理も問題
となるため、該方法は工業的な製造法としては未だ満足
できるものではなかった。
時間以上反応しても約85%と未だ若干低く、また反応
後TBS−BAを濾過分離した濾液中に溶解して含まれ
てくる反応中間体である4−アリルオキシ−4″−ヒド
ロキシー3,3′5,5゛−テトラブ口モジフェニルス
ルホン(以下、TBS−MAと略記する)の処理も問題
となるため、該方法は工業的な製造法としては未だ満足
できるものではなかった。
本発明の目的は、触媒の添加を必要としないで高収率か
つ高純度にTBS−BAを製造する工業的な方法を提出
することにある。
つ高純度にTBS−BAを製造する工業的な方法を提出
することにある。
本発明者らは、この様な従来技術において工業的に未だ
満足出来なかった問題を解消すべく、鋭意検討を行った
。その結果、 (1)TBSとアリルクロライドとの反応において、反
応終了後、析出する結晶は殆どTBS−BAのみであり
、未反応のTBS及び反応中間体T B S−MAは濾
液中に溶解していること、(2)その濾液に酸を加え、
晶析させると、析出した結晶は不純物の極めて少ないT
BS−MAを主体とする成分となること、 (3)また、TBS−MAをTBS中に加え、アリル化
反応を行うと、著しい反応加速が見られ、短時間のうち
に高い収率が達成出来ることを見出した。
満足出来なかった問題を解消すべく、鋭意検討を行った
。その結果、 (1)TBSとアリルクロライドとの反応において、反
応終了後、析出する結晶は殆どTBS−BAのみであり
、未反応のTBS及び反応中間体T B S−MAは濾
液中に溶解していること、(2)その濾液に酸を加え、
晶析させると、析出した結晶は不純物の極めて少ないT
BS−MAを主体とする成分となること、 (3)また、TBS−MAをTBS中に加え、アリル化
反応を行うと、著しい反応加速が見られ、短時間のうち
に高い収率が達成出来ることを見出した。
そこで、TBS−BA製造工程で得られた反応濾液に酸
を加え、TBS−MAを主体とする成分を晶析させて分
離回収し、その回収したTBS−MAを主体とする成分
を次回の反応に循環して再反応し、以下この操作を反復
継続すれば、従来の方法よりも短い反応時間でTBS−
BAの収率が大巾に向上していくだけでなく、さらに得
られた結晶が高純度であることを見出だし、本発明を完
成するに至った。
を加え、TBS−MAを主体とする成分を晶析させて分
離回収し、その回収したTBS−MAを主体とする成分
を次回の反応に循環して再反応し、以下この操作を反復
継続すれば、従来の方法よりも短い反応時間でTBS−
BAの収率が大巾に向上していくだけでなく、さらに得
られた結晶が高純度であることを見出だし、本発明を完
成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、TBSをアリルクロライド
を用いてアリルエーテル化し、TBS−BAを製造する
方法に於いて、 (A)TBSを、アルカリの存在下、アリルクロライド
を用いてアリルエーテル化する工程;(B)(A)工程
で14られたスラリー溶液を濾過し、TBS−BAを結
晶として分離回収する工程; (C)(B)工程で得られた濾液に酸を加え、TB S
−MAを主体とする成分を晶析させて分離回収する工程
;および (D)(C)工程で得られたTBS−MAを主体とする
成分を再反応させるために(A)工程に循環する工程 からなることを特徴とするTBS−BAの製法にある。
を用いてアリルエーテル化し、TBS−BAを製造する
方法に於いて、 (A)TBSを、アルカリの存在下、アリルクロライド
を用いてアリルエーテル化する工程;(B)(A)工程
で14られたスラリー溶液を濾過し、TBS−BAを結
晶として分離回収する工程; (C)(B)工程で得られた濾液に酸を加え、TB S
−MAを主体とする成分を晶析させて分離回収する工程
;および (D)(C)工程で得られたTBS−MAを主体とする
成分を再反応させるために(A)工程に循環する工程 からなることを特徴とするTBS−BAの製法にある。
アリルクロライドをアリル化剤として用いた場合、上記
した様に触媒の添加を必要とせずとも、反応溶媒として
水に可溶な特定の有機溶剤を一定の濃度範囲で混合した
均一水溶液を用いれば、エーテル化の速度が加速され、
TBS−BAの収率が向上するが、工業的にみればその
方法は未だ満足できるものではない。
した様に触媒の添加を必要とせずとも、反応溶媒として
水に可溶な特定の有機溶剤を一定の濃度範囲で混合した
均一水溶液を用いれば、エーテル化の速度が加速され、
TBS−BAの収率が向上するが、工業的にみればその
方法は未だ満足できるものではない。
しかしながら、回収したT B S−MAを主体とする
戊分を次回の反応に循環するという本発明の方法では、
さらにエーテル化反応が促進され、その結果、従来の方
法よりも短い反応時間でTBS−BAの収率を大巾に向
上することが出来る。
戊分を次回の反応に循環するという本発明の方法では、
さらにエーテル化反応が促進され、その結果、従来の方
法よりも短い反応時間でTBS−BAの収率を大巾に向
上することが出来る。
本発明の方法で収率が増大していく理由としては、必ず
しも明確ではないが反応の初期から反応中間体であるT
B S−MAが反応系中に存在することによりTBS
アルカリ塩の有機溶媒への溶解度が向上し、TBSと7
リルクロライドの反応性がより加速されるためと考えら
れる。
しも明確ではないが反応の初期から反応中間体であるT
B S−MAが反応系中に存在することによりTBS
アルカリ塩の有機溶媒への溶解度が向上し、TBSと7
リルクロライドの反応性がより加速されるためと考えら
れる。
また、本発明の方法では反応濾液から濾液中の主成分で
あるTBS−MAを回収するため、製品コストも安価に
出来、また濾液の処理も容易になるため、工業的に非常
に有利な方法であるといえる。
あるTBS−MAを回収するため、製品コストも安価に
出来、また濾液の処理も容易になるため、工業的に非常
に有利な方法であるといえる。
一方、T B S−MAの循環に於いてTBS−MAを
含む濾液自体を循環させた場合、反応副生物であるNa
Cl等の塩が循環する毎に反応系中に蓄積されていくた
め、有機溶剤と水の混合である反応溶媒が塩析されて二
相分離を起こし、反応性が著しく低下していくという問
題を有している。
含む濾液自体を循環させた場合、反応副生物であるNa
Cl等の塩が循環する毎に反応系中に蓄積されていくた
め、有機溶剤と水の混合である反応溶媒が塩析されて二
相分離を起こし、反応性が著しく低下していくという問
題を有している。
以下、本発明の各工程について詳細に説明する。
(A)工程
TBSをアルカリの存在下、アリルクロライドを用いて
アリルエーテル化する。
アリルエーテル化する。
本工程は、次の反応式を用いて説明することが出来る。
Br BrBr
Br本発明の方法において使用され
るアリルクロライドの使用量は、TBS1モルに対して
2モル以上であり、好ましくは2.0〜3.0モルであ
る。
Br本発明の方法において使用され
るアリルクロライドの使用量は、TBS1モルに対して
2モル以上であり、好ましくは2.0〜3.0モルであ
る。
3.0モル以上加えても収率の向上は認められない。
本発明の方法において使用される反応溶媒としては、水
に可溶な有機溶剤を25〜60容量%の濃度範囲で混合
した均一水溶液を用いる。水に可溶な有機溶剤とは、炭
素数1〜3の1価低級アルコール類、炭素数2〜5のエ
ーテル類であり、具体的には、例えばメタノール、エタ
ノール、n−プロバノール、イソプロパノール、ジオキ
サン、THF.メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等
である。これらの中でも、水一イソブロパノール及び水
一ジオキサン混合溶媒系は反応性の高さ等により、特に
好ましいものである。
に可溶な有機溶剤を25〜60容量%の濃度範囲で混合
した均一水溶液を用いる。水に可溶な有機溶剤とは、炭
素数1〜3の1価低級アルコール類、炭素数2〜5のエ
ーテル類であり、具体的には、例えばメタノール、エタ
ノール、n−プロバノール、イソプロパノール、ジオキ
サン、THF.メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等
である。これらの中でも、水一イソブロパノール及び水
一ジオキサン混合溶媒系は反応性の高さ等により、特に
好ましいものである。
これら反応溶媒中のTBSの基質濃度については、格別
の限定はないが、通常、約15〜35重瓜%程度のもの
を用いる。
の限定はないが、通常、約15〜35重瓜%程度のもの
を用いる。
本発明の方法において使用されるアルカリとしては、ア
ルカリ金属の水酸化物,炭酸塩,炭酸水素塩であり、例
えば水酸化ナトリウム.水酸化カリウム.炭酸ナトリウ
ム,炭酸カリウム,炭酸水素ナトリウム8炭酸水素カリ
ウム等を挙げることが出来る。
ルカリ金属の水酸化物,炭酸塩,炭酸水素塩であり、例
えば水酸化ナトリウム.水酸化カリウム.炭酸ナトリウ
ム,炭酸カリウム,炭酸水素ナトリウム8炭酸水素カリ
ウム等を挙げることが出来る。
このアルカリの使用量については、TBS1モルに対し
て2モル以上であり、好ましくは2. 0〜3.0モ
ルであるのが良く、3.0モル以上加えても収率の格別
の向上は認められない。
て2モル以上であり、好ましくは2. 0〜3.0モ
ルであるのが良く、3.0モル以上加えても収率の格別
の向上は認められない。
尚、アルカリの使用量がTBS1モルに対して2.2モ
ル以下の場合、反応の途中にTBS及びT B S−M
Aが析出しやすくなり、その結果、それらがTBS−B
Aの結晶に取り込まれ、純度低下を起こしやすくなるた
め、反応の途中にアルカリを若干追加することが必要で
ある。
ル以下の場合、反応の途中にTBS及びT B S−M
Aが析出しやすくなり、その結果、それらがTBS−B
Aの結晶に取り込まれ、純度低下を起こしやすくなるた
め、反応の途中にアルカリを若干追加することが必要で
ある。
反応は、通常、常圧下もしくは加圧下において室温から
150℃の範囲で行われる。常圧下での反応では、反応
速度を高めるために、反応液の還流温度で実施する事が
望ましい。反応時間は、反応温度にも依存し、一概には
決められないが、通常、1時間から30時間程度である
。
150℃の範囲で行われる。常圧下での反応では、反応
速度を高めるために、反応液の還流温度で実施する事が
望ましい。反応時間は、反応温度にも依存し、一概には
決められないが、通常、1時間から30時間程度である
。
(B)工程
上記(A)工程で得られたスラリー溶液を濾過し、TB
S−BAを結晶として分離回収する。
S−BAを結晶として分離回収する。
分離した結晶は、水洗を行った後、乾燥して製品とする
。得られたTBS−BAの結晶は、高純度なものであり
、そのまま特別な精製工程なしでポリオレフィン樹脂等
の難燃剤及びポリプロピレン等の難燃剤として極めて有
用であるTBS−BPの原料に使用出来る。
。得られたTBS−BAの結晶は、高純度なものであり
、そのまま特別な精製工程なしでポリオレフィン樹脂等
の難燃剤及びポリプロピレン等の難燃剤として極めて有
用であるTBS−BPの原料に使用出来る。
(C)工程
前記(B)工程で得られた濾液中に酸を加えてT B
S−MAを主体とする成分を晶析させて分離回収する。
S−MAを主体とする成分を晶析させて分離回収する。
本発明の方法で使用される酸は、特に限定はしないが塩
酸、硫酸又は硝酸等の工業的に安価な鉱酸を用いること
ができる。これら酸をTBS−MAの品析に使用する量
は、通常溶液のpHが2〜3を示す程度まで加える。
酸、硫酸又は硝酸等の工業的に安価な鉱酸を用いること
ができる。これら酸をTBS−MAの品析に使用する量
は、通常溶液のpHが2〜3を示す程度まで加える。
T B S−MAの晶析時の温度は、特に限定はないが
通常室温で良い。
通常室温で良い。
TBS−MAの晶折の方法は、TBS−MAを主或分と
する濾液中に上記の酸を滴下して行うが、その際、攪拌
が行われていることが好ましい。
する濾液中に上記の酸を滴下して行うが、その際、攪拌
が行われていることが好ましい。
尚、晶析させたTBS−MAを主体とする成分は、濾過
分離した後、水洗を行うのみで乾燥等の工程は必要とし
ない。
分離した後、水洗を行うのみで乾燥等の工程は必要とし
ない。
(D)工程
前記(C)工程において得られたT B S − M
Aを主体とする威分を再反応させるために(A)工程に
循環する。具体的にはTBSを仕込む際に(C)工程で
得たTBS−MAを主体とする成分を湿結晶状態のまま
で仕込み、さらにアルカリ、反応溶媒及びアリルクロラ
イドを加えた後、再反応を行う。
Aを主体とする威分を再反応させるために(A)工程に
循環する。具体的にはTBSを仕込む際に(C)工程で
得たTBS−MAを主体とする成分を湿結晶状態のまま
で仕込み、さらにアルカリ、反応溶媒及びアリルクロラ
イドを加えた後、再反応を行う。
尚、アリルクロライド、反応溶媒及びアルカリの仕込み
量は、循環したTBS’−MAの湿結晶量を考應して若
干微調整することが必要である。
量は、循環したTBS’−MAの湿結晶量を考應して若
干微調整することが必要である。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、反応中
間体であるT B S−MAを循環する事により、従来
の方法よりも短い反応時間でTBS−BAの収率を大巾
に増大することが可能である。
間体であるT B S−MAを循環する事により、従来
の方法よりも短い反応時間でTBS−BAの収率を大巾
に増大することが可能である。
また、反応濾液中のT B S−MAを効率よく回収分
離するため、TBS−MAの処理も不要となり、製品コ
ストの低減にもなり、工業的にも有利にTBS−BAを
製造できる極めて有用な技術を示すものである。
離するため、TBS−MAの処理も不要となり、製品コ
ストの低減にもなり、工業的にも有利にTBS−BAを
製造できる極めて有用な技術を示すものである。
以下実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
(A)工程
温度計、攪拌翼及び冷却管を有する容量300一の四ツ
目フラスコに、イソプロビルアルコール87m,水13
0mL NaOH8.4g (210gaol)を仕込
み、更にTBS56.6g (100■ol)を加えて
溶解した。
目フラスコに、イソプロビルアルコール87m,水13
0mL NaOH8.4g (210gaol)を仕込
み、更にTBS56.6g (100■ol)を加えて
溶解した。
水溶媒中のイソブロビルアルコール濃度は4o容量%に
相当する。
相当する。
次に、アリルクロライド19.1g (250ma+o
l)を一括して加え、還流温度まで加熱昇温を行い、1
5時間反応した。
l)を一括して加え、還流温度まで加熱昇温を行い、1
5時間反応した。
尚、反応を開始して8時間目にNaOH1.6g (
4 0 wmol)を追加した。
4 0 wmol)を追加した。
(B)工程
(A)工程で得られたスラリー溶液を吸引濾過し、結晶
と濾液に分離した。得られた結晶を水洗した後、乾燥さ
せて白色針状結晶のTBS−BA49.5gを得た。
と濾液に分離した。得られた結晶を水洗した後、乾燥さ
せて白色針状結晶のTBS−BA49.5gを得た。
この単離されたTBS−BAの結晶及び.jIfi液に
ついて、液体クロマトグラフィーによる分析を行った結
果、TBS転化率は100%、TBS−BAの単離結晶
収率は76.7%、単離結晶純度は100%であった。
ついて、液体クロマトグラフィーによる分析を行った結
果、TBS転化率は100%、TBS−BAの単離結晶
収率は76.7%、単離結晶純度は100%であった。
尚、濾液中には反応中間体であるT B S−MA9.
7gが溶角イしており、目的物であるTBS−BAはま
ったく溶解していなかった。
7gが溶角イしており、目的物であるTBS−BAはま
ったく溶解していなかった。
(C)工程
(B)工程で得られた濾液に、室温攪拌下、15%HC
j?水溶液を滴下し、TBS−MAの結晶を晶析させた
。この時、濾液中のpHは約2であった。次に、得られ
たスラリー溶液を吸引濾過し、水洗した後、TBS−M
Aの湿結晶56.8gを得た。
j?水溶液を滴下し、TBS−MAの結晶を晶析させた
。この時、濾液中のpHは約2であった。次に、得られ
たスラリー溶液を吸引濾過し、水洗した後、TBS−M
Aの湿結晶56.8gを得た。
この得られたTBS−MAの湿結晶を分析した結果、T
BS−MAは9.7g含有しており、残りは水47.1
gのみであった。
BS−MAは9.7g含有しており、残りは水47.1
gのみであった。
(D)工程
(C)工程で得られたTBS−MAの湿結晶をTBS5
6.6g (100mIIol)と共に四ツロフラスコ
に仕込み、さらにイソブロビルアルコール87−,水8
3mj,NaOH9.Ig (2271IIlo1)を
仕込んで攪拌溶解し、(A)工程に循環した。
6.6g (100mIIol)と共に四ツロフラスコ
に仕込み、さらにイソブロビルアルコール87−,水8
3mj,NaOH9.Ig (2271IIlo1)を
仕込んで攪拌溶解し、(A)工程に循環した。
水の仕込み量は滉結晶Φに含有される水を考慮したうえ
で、常に水溶媒中のイソプロビルアルコール濃度が40
容量%に相当する様に調整して加えた。
で、常に水溶媒中のイソプロビルアルコール濃度が40
容量%に相当する様に調整して加えた。
次に、アリルクロライド22.2g (290gaol
)を一括して加え、還流温度まで加熱昇温を行い、15
時間反応した。
)を一括して加え、還流温度まで加熱昇温を行い、15
時間反応した。
反応開始して8時間目にNaOH1.6g (4 0
msol)を追加した。
msol)を追加した。
以下同様に、(B)、(C)及び(D)工程を第1回目
に準じて行い、さらにこの一連の操作を合計5回繰り返
した。
に準じて行い、さらにこの一連の操作を合計5回繰り返
した。
各回におけるTBS転化率、TBS−BAの単離結晶収
率を表1に示した。
率を表1に示した。
(比較例1)
温度計、攪拌翼及び冷却管を有する容量300一の四ツ
目フラスコに、イソブロビルアルコール874水130
rIdl,NaOH10.Og( 2 5 0 Ilm
ol)を仕込み、さらにTBS56.6g ( 1 0
0a+mol)を加えて溶解した。
目フラスコに、イソブロビルアルコール874水130
rIdl,NaOH10.Og( 2 5 0 Ilm
ol)を仕込み、さらにTBS56.6g ( 1 0
0a+mol)を加えて溶解した。
水溶媒中のイソプロビルアルコール濃度は40容量%に
相当する。
相当する。
次に、アリルクロライド19.1g (250mmo
l )を一括して加え、還流温度まで加熱昇温を行い、
24時間反応した。
l )を一括して加え、還流温度まで加熱昇温を行い、
24時間反応した。
反応終了後、室温まで冷却し、析出している結晶を濾別
し、さらに水洗を行った後、乾燥させて白色針状桔晶の
TBS−BA56.Ogを得た。
し、さらに水洗を行った後、乾燥させて白色針状桔晶の
TBS−BA56.Ogを得た。
この単離されたTBS−BAの結晶及び上記の濾液につ
いて、液体クロマトグラフィーによる分析を行ったとこ
ろ、TBS転化率は100%、TBS−BAの単離結晶
収率は86.7%、単離結晶純度は100%であった。
いて、液体クロマトグラフィーによる分析を行ったとこ
ろ、TBS転化率は100%、TBS−BAの単離結晶
収率は86.7%、単離結晶純度は100%であった。
尚、a液中には反応中間体であるT B S−MAのみ
が溶解しており、目的物であるTBS−BAはほとんど
溶解していなかった。
が溶解しており、目的物であるTBS−BAはほとんど
溶解していなかった。
この反応条件及び結果を表2に示す。
(比較例2〜3)
比較例1に準じて、300rIdlの四ツロフラスコに
表2に示した組成を仕込み、表2の反応条件で反応を行
った。比較例1と同様の後処理を実施し、TBS−BA
を得た。得られた結果を表2に示す。
表2に示した組成を仕込み、表2の反応条件で反応を行
った。比較例1と同様の後処理を実施し、TBS−BA
を得た。得られた結果を表2に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)ス
ルホンを、アリルクロライドを用いてアリルエーテル化
し、ビス(4−アリルオキシ−3,5−ジブロモフェニ
ル)スルホンを製造する方法に於いて、 (A)ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニ
ル)スルホンを、アルカリの存在下、アリルクロライド
を用いてアリルエーテル化する工程; (B)(A)工程で得られたスラリー溶液を濾過し、ビ
ス(4−アリルオキシ−3,5−ジブロモフェニル)ス
ルホンを結晶として分離回収する工程; (C)(B)工程で得られた濾液に酸を加え、4−アリ
ルオキシ−4′−ヒドロキシ−3,3′,5,5′−テ
トラブロモジフェニルスルホンを主体とする成分を晶析
させて分離回収する工程;および (D)(C)工程で得られた4−アリルオキシ−4′−
ヒドロキシ−3,3′,5,5′−テトラブロモジフェ
ニルスルホンを主体とする成分を再反応させるために(
A)工程に循環する工程; からなることを特徴とするビス(4−アリルオキシ−3
,5−ジブロモフェニル)スルホンの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22834089A JPH0393768A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | ビス(4―アリルオキシ―3,5―ジブロモフェニル)スルホンの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22834089A JPH0393768A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | ビス(4―アリルオキシ―3,5―ジブロモフェニル)スルホンの製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0393768A true JPH0393768A (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=16874929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22834089A Pending JPH0393768A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | ビス(4―アリルオキシ―3,5―ジブロモフェニル)スルホンの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0393768A (ja) |
-
1989
- 1989-09-05 JP JP22834089A patent/JPH0393768A/ja active Pending
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