JPH039514B2 - - Google Patents

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JPH039514B2
JPH039514B2 JP56030648A JP3064881A JPH039514B2 JP H039514 B2 JPH039514 B2 JP H039514B2 JP 56030648 A JP56030648 A JP 56030648A JP 3064881 A JP3064881 A JP 3064881A JP H039514 B2 JPH039514 B2 JP H039514B2
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JP56030648A
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English (en)
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JPS57146395A (en
Inventor
Tomikazu Nishikoji
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、例えば、銀行業務において使用さ
れる自動預金支払機、入出金機などのように、受
入れる入金紙幣と、出金する出金紙幣とがある場
合、入金紙幣を出金紙幣として循環して使用する
循環式入出金装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、上述の循環式入出金装置としては、例え
ば、特開昭52−136690号公報に開示の装置があ
る。
この従来装置は、金種別に収納箱を備え、それ
ぞれの金種に対応する金種の紙幣を入金収納した
り、出金放出したりしている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 上述の循環式入出金装置が稼動する初期状態で
は、各金種別の収納箱毎に出金用の準備金を予め
装填する必要があり、また、稼動中に出金紙幣が
切れた場合も、紙幣を装填する必要があり、これ
ら紙幣の装填は係員の手作業によつて行なわれる
ため、手数と時間を要し、手間が掛る問題点を有
している。
そこで、各金種の収納箱を着脱可能なカセツト
タイプにして、これらを金種毎に紙幣を装填して
装置本体に装着するように設けると、取扱う金種
が多い程、また、入出金装置が多い程、収納箱の
数が多く必要となり、それらの運搬、着脱作業、
管理作業等の取扱いが極めて大変な問題点を有す
る。
そこでこの発明は、上述の問題点を解決し、紙
幣の装填が容易迅速にできる循環式入出金装置の
提供を目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この発明は、受入れた入金紙幣を金種判別して
一時ストア部にストアした後金種別に設けた収納
箱に金種に対応して収納し、これら収納箱の紙幣
を出金紙幣として放出する循環式入出金装置であ
つて、前記各収納箱相互の出金側と入金側とを振
分け板を介して紙幣の収納が可能に接続し、前記
収納箱の少なくとも1つを着脱自在に設け、紙幣
装填時に、1つの着脱自在な収納箱に各金種の紙
幣を収納して、この収納紙幣を一時ストア部に送
出し、かつ一時ストア部より各金種に対応する収
納箱に収納した循環式入出金装置であることを特
徴とする。
(ホ) 作 用 この発明の循環式入出金装置によれば、1つの
着脱自在な収納箱に各金種の紙幣を収納し、この
収納箱を入出金装置に装着して、該収納箱から一
時ストア部にストアし、この後各金種に対応する
他の収納箱に紙幣を分配収納する。
(ヘ) 発明の効果 上述の結果、この発明によれば、1台の循環式
入出金装置に対して1個の収納箱で取扱う金種の
各紙幣を装填することができ、そのため例えば、
始業時に準備するための収納箱の数量が少なくて
済み、運搬、着脱作業、管理等の取扱いが容易と
なる。
さらに、紙幣の分配は着脱自在な収納箱から一
時ストア部に送出し、この一時ストア部から収納
箱に行うので、上述の着脱自在な収納箱にセツト
する紙幣は、各金種毎にブロツク状態であるも、
混合状態であるも、いずれの場合でも、各収納箱
に紙幣を分配収納することができ、例えば、着脱
自在な収納箱に分配収納されるべき紙幣が他の収
納箱に分配される紙幣より先に送出されても、こ
れを分配収納することができ、着脱自在の収納箱
に分配収納が不可に基づく分配中止の生じること
がない。
(ト) 発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は銀行業務で使用される自動預金・支払機
を示し、第1図において、この自動預金・支払機
は、預金取引処理と、支払取引処理とを行ない、
預金取引時に受入れられた各金種の入金紙幣は支
払引取時の出金紙幣として循環使用する循環式入
出金装置に構成されている。
1は操作手順表示器で、操作の手順を順次表示
し、客はこの表示された手順により操作する。2
はカード挿入口で、内部にはカードリーダが設け
られ、客に付与したカードがこれに挿入されるこ
とによつて、カードデータが読取られる。なお、
カードに代えて、あるいはカードとともに、通帳
を用いるようにしてもよい。
3はレシート放出口で、内部には伝票発行装置
が設けられ、預金取引時または支払取引時に取引
明細を印字したレシートを発行して放出する。
4は金額表示器で、預金取引時または支払取引
時の金額を表示する。5は金種枚数表示器で、預
金取引時に投入された各金種の枚数を表示する。
6は預金キー、7は支払キーで、それぞれ預金
取引、支払取引を指定する。
8はテンキーで、暗証番号や支払金額などを置
数する。9は金種キーで、支払時の金種を指定す
る。
10は確認キーで、預金取引時に取引きを中止
することなく了承したとき操作する。11は取消
キーで、上述の預金取引きにおいて中止するとき
操作する。
12は入金口で、預金取引時に預金するための
紙幣を投入する。13は出金口で、預金取引時に
投入された紙幣が不良紙幣として判定された紙幣
と、取消キー11を押したときの紙幣の返却と、
支払取引時に支払い紙幣として繰出された紙幣を
放出する。
上述のように構成した自動預金・支払機は、ま
ず預金キー6または支払キー7を操作して取引き
を指定したのち、カードをカード挿入口2に挿入
し、テンキー8で暗証番号を入力することによつ
てカードと客との対応がチエツクされる。なお、
預金の場合はこのチエツクは必ずしも必要でな
い。
預金取引の場合は、預金紙幣(入金紙幣)が入
金口12に投入され、紙幣は内部に一枚ずつ取込
まれて真偽判別、金種判別が行なわれ、読取り不
良や偽造紙幣と認められた紙幣などの不良紙幣は
出金口13に放出され返却される。
受入れた正常紙幣の金額および各金種の枚数は
それぞれ金額表示器4、金種枚数表示機5に表示
され客の確認でOKであれば確認キー10を押下
することによよつて取引が成立し、カードは返却
されてレシート放出口3よりレシートが放出され
る。
取消キー11が押下されたときは、取引きが中
止されて、受入れた紙幣は出金口13に放出され
返却される。
支払取引の場合は、テンキー8と金種キー9と
によつて支払請求金額とその各金種とが入力さ
れ、これらの金額および各金種の枚数が金額表示
器4および金種枚数表示器5で表示され、客の確
認でOKであれば確認キー10を押下することに
より取引きは成立し、支払い紙幣(出金紙幣)は
出金口13に放出され、カードは返却され、レシ
ート放出口3よりレシートが放出される。
第2図は前述の入金口12および出金口13の
内部に構成される循環式入出金装置を示し、取込
部14は入金口12の下側に構成され、投入され
た入金紙幣の一方の面に対向して偏心ローラ15
と、その下部に取込みローラ16を設け、他方の
面に対向して押え板17を設け、また、底面には
底板18を有している。
上述の押え板17はローラ15,16側に紙幣
19を押圧するが、紙幣19を受け入れるとき
は、適宜のカム機構により後退されて受け入れを
可能にする。そして紙幣19の受入れを検知する
ことにより押圧姿勢にされる。
前述の取込みローラ16には摩擦ローラ20が
対設され、前述の偏心ローラ15が回動されて紙
幣19の重さなりをほぐし取込みローラ16が回
動することにより摩擦ローラ20とによつて紙幣
19を一枚づつ取込む。
なお、図中21は光電センサで構成される取込
み空センサで、取込部14の紙幣19が順次取込
まれて空になつたことを検知する。
前述の取込ローラ16により取込まれた紙幣
は、この取込み速度より速い搬送速度で搬送され
る第1搬送ベルト22と第2搬送ベルト24の頭
部とで紙幣判別部23に搬送される。
紙幣判別部23は、たとえば磁気ヘツドにより
構成され、紙幣の印刷パターンを読取つて真偽判
別、金種判別、2枚重なり判別を行なう。
上述の紙幣判別部23で読取られた紙幣は第2
搬送ベルト24に沿つて第1振分ま板25まで搬
送される。真紙幣の場合、紙幣は回転している羽
根車26に突入し、櫛歯状の固定ガイド板27で
すき取られて静止している第3搬送ベルト28に
沿つてプールされる。そして羽根車26、ベルト
28によつて一旦プール部29を構成している。
偽紙幣と判定された場合、第1振分け板25に
より搬送路を切り換えられ、第2振分け板30ま
で搬送される。次に振分け板30が動作し、紙幣
は第1搬送ベルト22と第2搬送ベルト24によ
つて上方に搬送され、再び紙幣判別部23に送ら
れて再判別される。この動作を規定回数くり返し
た後、偽紙幣と判定されれば第2振分け板30か
ら、第4搬送ベルト31に搬送され出金口13へ
返却される。なお、振分け板25,30の振分け
動作は、適宜のソレノイドにより行なわれる。
前述の第3搬送ベルト28にプールされた紙幣
群は、全ての紙幣がプールされて後、図示しない
駆動機構によつて上下動作される押えベルト32
の下動によつてはさまれる。つぎに第3搬送ベル
ト28、押えベルト32が回転動作し、紙幣群
は、第3振分け板33の下側を通過して受箱34
に搬送される。顧客が取消キー11で入金取消し
を要求した場合は、第3振分け板33の上側を通
過し、第4搬送ベルト31によつて出金口13ま
で搬送され返却される。なお前述の第3振分け板
33も適宜のソレノイドで振分け動作される。な
お35は光電センサで構成された一旦プール空セ
ンサであつて、プールされた紙幣19が送出され
て空になつたことを検知する。
前述の受箱34は、上面を開放した箱形に形成
され、さらに底部は下方に開閉すべく設けられ、
適宜のソレノイドによつて開閉操作されて、プー
ルした紙幣を下方に供給することができる。受箱
34の下部には上段からの紙幣を収納する一時ス
トア箱36を有している。
第3図、第4図は一時ストア箱36を示す。受
箱34の底板37,37は、2分割にされて左右
が下方に開くように設けられ、これらの開閉は適
宜のソレノイドあるいは、カム駆動機構により行
なわれる。しかもそれぞれの底板37,37は、
櫛歯状になつていて、開放されたとき、下部の一
時ストア箱36の側壁に形成された切欠き(図
外)を利用して側壁外へ出るように設けられ、そ
の結果受箱34でプールされた紙幣は底板37,
37が開放されることによつて重なつた状態のま
まで落下される。
一時ストア箱36は繰出す紙幣の繰出し端縁が
傾斜下方になるように紙幣を傾斜して収納するよ
うに設けられ、内部には上述の傾斜方向側に支え
レバー38と、これに対向させて押えレバー39
を突入させている。
上述の支えレバー38および押えレバー39は
共に左右一対に形成され、かつ上下動ができるよ
うに長孔を介して内部に突入される。
支えレバー38はその基端部が上下動する可動
枠40に軸受された軸41に固定され、またこの
軸41にはピニオン42が固定され、このピニオ
ン42が正逆に回転されることによつて前述の支
えレバー38は一時ストア箱36内の支える位置
と、一時ストア箱36外の外部位置とに可動され
る。
そして前述のピニオン42にはラツク43が適
宜のソレノイドによつて係脱自在に設けられ、ラ
ツク43がピニオン42に噛合した状態で、前述
の可動枠40の上下動によりピニオン42は正逆
に回転される。
上述の可動枠40はガイド杆44によつて上下
動が案内され、さらに正逆転モータ45により駆
動されるベルト46が固定されていて、前述のモ
ータ45が正逆転制御されることにより上下動が
行なわれる。
なおスイツチ47,48は可動枠40に作用
し、スイツチ47は上限、スイツチ48は下限を
検知して前述のモータ45を制御する。
前述の押えレバー39は保持枠49に固定さ
れ、またこの保持枠49はガイド杆50によつて
上下動がガイドされると共に、この保持枠49に
はスプリング51が係止されて下方に付勢されて
いる。
そして上述の保持枠49に形成された突出端5
2が前述の可動枠40の突出端53の上面に係止
されて、スプリング51による下動が規制されて
いる。
そのために可動枠40が下動されると保持枠4
9はスプリング51の作用力により下動し、下動
途中で保持枠49の押えレバー39が収納紙幣の
上面に接すると、この保持枠49は下動が阻止さ
れて、可動枠40と離れる。
スイツチ54は上述の分離を検知するものであ
つて、この検知信号に基づいて前述のラツク43
が操作される。
すなわち、受箱34より一時ストア箱36に紙
幣を受入れるときは、支えレバー38と押えレバ
ー39とは上方位置にあつて、受箱34からの紙
幣を受入れる。このとき紙幣は傾斜状に受入れら
れて、傾斜下端縁は支えレバー38で支えられ
る。
モータ45が正転して可動枠40が下動するこ
とにより支えレバー38は下動し、また押えレバ
ー39も下動し、紙幣は一時ストア箱36に収納
される。
押えレバー39が既に収納された紙幣の上面に
接当すると、その下動が阻止され、可動枠40の
突出端53は保持枠49の突出端52と離れ、こ
れをスイツチ54が検知し、その信号に基づいて
ラツク43がピニオン42と接するように可動さ
れる。
可動枠40は上述の信号出力後、適宜のタイマ
で設定された時間下動される。この下動によつて
ピニオン42が回転されるために支えレバー38
は側壁外に退出し、退出を維持して、ラツク43
はピニオン42より離される。
そのため支えレバー38で支えられた紙幣は既
収納紙幣の上面に載置される。
その後モータ45は一定時間逆転されて可動枠
40は上動し、これによつて押えレバー39は上
動して、覆つた紙幣を滑らせて下部に移し、さら
にモータ45は一定時間逆転されて可動枠40は
下動して、今収納した紙幣の上面を押下すること
になる。
そしてこの押下した姿勢が紙幣の繰出し姿勢と
なる。
この繰出し姿勢より上部の収納姿勢に至るに
は、まずモータ45が逆転されることにより可動
枠40が上動し、これに伴なつて保持枠49も上
動するので、支えレバー38と押えレバー39は
上動する。
スイツチ47が可動枠40の上動を検知する
と、その信号に基づいてラツク43がピニオン4
2に噛合され、信号出力後に設定された時間引き
続いて上動されることにより支えレバー38は一
時ストア箱36内に突入し、ラツク43が離され
る。
これによつて支えレバー38および押えレバー
39が収納姿勢となる。
一時ストア箱36の下部には紙幣を繰出す繰出
部55を構成し、この繰出部55は一時ストア箱
36の下面部の紙幣19の傾斜下部側に位置させ
た繰出しローラ56と、紙幣19の下面中央に接
して設けた偏心ローラ57と、繰出しローラ56
に対接された摩擦ローラ58で構成され、繰出し
ローラ56と偏心ローラ57とが繰出し方向に回
転制御されることによつて、紙幣19は重なり状
態をほぐしながら一時ストア箱36より1枚ずつ
繰出される。
なお、図中59は一時ストア箱満杯センサで、
一時ストア箱36に収納される紙幣の満杯を検知
し、60は一時ストア箱空センサで、一時ストア
箱36が空であることを検知する。各センサは光
電センサによつて構成されるが、マイクロスイツ
チなどを用いてもよい。
第2図において、前述の繰出部55の繰出し方
向側には第5搬送ベルト61が接続され、繰出さ
れた紙幣はこの搬送経路に沿つて搬送される。
この第5搬送ベルト61の搬送経路中には、繰
出された紙幣の長さを検知する長さ異常検知器6
2と繰出し紙幣の2枚重なりを検知する2枚重な
り検知器63を有し、また、紙幣再鑑部64を設
けている。
上述の長さ異常検知器62は光電センサで構成
され、紙幣の通過時間を計時して長さをチエツク
し、また2枚重なり検知器63は、カムと、これ
と紙幣厚み一枚半分の間隙を形成したローラとの
対設間に紙幣を通過させることによつて紙幣の2
枚以上の重なりをチエツクする。なお、この構成
自体は周知である。また、紙幣再鑑部64はたと
えば磁気ヘツドあるいは光電センサで構成されて
繰出された紙幣の印刷パターンを読取つて金種を
再鑑する。
さて、一時ストア箱36から繰出された紙幣は
紙幣再鑑部64で金種判定されるわけであるが、
破損紙幣のような出金紙幣として使用不能な紙幣
は、第4振分け板65が第5搬送ベルト61の搬
送経路に突入して、これを損券収納箱66に回収
される。なお第4振分け板65は適宜のソレノイ
ドによつて振分け操作される。
紙幣再鑑部64で金種判定された紙幣は、たと
えば万円札、五千円札、千円札、五百円札などの
各金種A〜D別に設けらられた収納箱67A,6
7B,67C,60Dに振分け、収納される。第
6搬送ベルト68は前述の第5搬送ベルト61の
搬送経路に接続して設けられると共に、上下方向
に配設された収納箱67A〜67Dの前面に沿つ
て設けられている。そして各収納箱67の前面側
には第6搬送ベルト68で搬送される入金紙幣を
取込むための第5振分け板69A,69B,69
C,69Dが設けられ、これらの第5振分け板6
9は紙幣再鑑部64からの判定信号に基づいて振
分け制御され、また各第5振分け板69は適宜の
ソレノイドで振分け操作される。
そして前述の各第5振分け板69によつて入金
紙幣は各収納箱67側に取込まれ、収納箱67に
供給される。
上述の各収納箱67の前面側には紙幣19の取
込みと送出しを切換え制御する第6振分け板70
A,70B,70C,70Dが設けられ、自動預
金支払機が入金処理のときは収納箱67に紙幣を
供給し得る取込み方向に振分け制御され、また自
動預金支払機が出金処理のときは収納箱67が送
出された紙幣を第6搬送ベルト68に供給する送
出し方向に振分け制御する。そして各第6振分け
板70は適宜のソレノイドによつて振分け操作さ
れる。
前述の各収納箱67の紙幣の出入口部分には光
電センサで構成された紙幣通過センサ71A,7
1B,71C,71Dが設けられ、各収納箱67
に対して出入りする紙幣を検知する。
さらに前述の各収納箱67から送出される出金
紙幣は第6搬送ベルト68で第2搬送ベルト24
に搬送され、さらに第1振分け板25で振分け制
御されて羽根車26に供給され、第3搬送ベルト
28にプールされる。すなわち一旦プール部29
にプールされる。
そしてこのプールは出金紙幣の所定の枚数に達
するまで行なわれ、所定の出金枚数になれば押え
ベルト32の下動と第3振分け板33の振分け制
御とによつて第3搬送ベルト28が回動すれば出
金紙幣は第4搬送ベルト31に送出されて出金口
13に放出される。
前述の第6搬送ベルト68の搬送経路後端には
紙幣の長さ異常検知器72と2枚重なり検知器7
3とが設けられ、これらはそれぞれ紙幣の2枚連
れ出しや2枚重なりを検知する。なおこれらの構
成は前述した検知器62,63と同じである。
さらに前述の各収納箱67はカセツトタイプ
で、装置本体のパネル74が前面側とすれば後面
側のパネル75を適宜の扉状にして、これを開閉
し、このパネル75側から水平方向に抜き差して
着脱が可能であり、かつ各収納箱67は入金紙幣
を取込みまた出金紙幣を繰出す入出金両用タイプ
であり、そしてこれらの各収納箱67は同一の構
成よりなつている。なお特定すれば収納箱67の
着脱はたとえば最上段の収納箱67Aの1個であ
るもよい。
第5図〜第9図はその一つの収納箱67の構成
を示し、第5図〜第7図において、収納箱67は
長方体を形成し、上面は一側が蝶番76により枢
着されて蓋体77を形成し、この蓋体77を開閉
して紙幣19が収納箱78に収納される。
なお、上述の蓋体77は適宜のキーによつて施
錠されるように設けられ、さらに把手79により
持運びが行なわれる。
前述の収納部78は底部に底板80を有し、こ
の底板80の中央部には溝(図示省略)が形成さ
れている。押え板81は底板80の後方側に位置
し、この押え板81の後面には支持板82が連設
され、この支持板82の下部は前述の底板80の
溝を介して底板80の下方に延設され、この支持
板82には3点支持によるガイドローラ83…を
軸支して、押え板81が底板80上を前方側に移
動および後退できるように設けると共に、スプリ
ング84の係止によつて前方側に付勢された状態
で移動可能に設けられ、これに収納される紙幣1
9は横長状にして押え板81にもたれかけた状態
で重ねられて載置される。
前述の収納部78の前方側、すなわち押え板8
1の紙幣19を移送する方向側であつて、かつ紙
幣19の下側縁部分と対向する位置の中央部には
紙幣送りローラ85が位置し、このローラ85は
周面がゴム材でしかも円周方向に凹凸状に形成さ
れ、そして収納箱67の側壁86,86の内壁部
分に軸受を介して架設された回転軸87に固定さ
れている。
上述の回転軸87の一側方には電磁クラツチ8
8が設けられ、このクラツチ88の入力部は収納
箱67の側壁86の外部に延設され、この部分に
入力ギヤー89を固定しており、この入力ギヤー
89に装置本体側から正逆転の動力が伝導され、
かつクラツチ88がON動作することにより、前
述の回転軸87は正逆転し、紙幣送りローラ85
を送出し支払および取込み方向に回転させること
ができる。
前述の紙幣送りローラ85の上方位置、すなわ
ち押え板81と対向する側で、紙幣19の上下中
間位置より若干上部の位置に対向して、左右の位
置には偏心ローラ90,90が位置し、これらの
ローラ90,90は軸91に固定され、また軸9
1の両端は側壁86,86から所定の間隔を隔て
て配設された支持部材92,92に軸受を介して
軸支されている。なお、上述の支持部材92,9
2は側壁86,86に固定されている。
前述の一方の偏心ローラ90にはプーリ93が
連設され、また紙幣送りローラ85の一側にもプ
ーリ94が連設され、そしてこれらプーリ93,
94にはベルト95が張設されていて、紙幣送り
ローラ85の回転に連動して偏心ローラ90,9
0は偏心状に軸91に取付けられているため、回
転することによつて、これに接する紙幣19に対
して振動を付与し、紙幣19の重なりをほぐす作
用を行なう。
前述の紙幣送りローラ85の下面側で底板80
と接近する位置には周面ゴム材からなる摩擦ロー
ラ96が対設され、この摩擦ローラ96は一対の
レバー97,97の遊端部に固定された固定軸9
8に一方向クラツチ99…を介して軸支され、ま
たレバー97,97の基端は側壁86,86間に
架設された固定軸100に枢着されて上下動する
ように設けられていると共に、スプリング101
によつて摩擦ローラ96が紙幣送りローラ85に
押圧付勢されるように設けられ、この押圧によつ
て紙幣19に移送力を付与する。
前述の一方向クラツチ99…は紙幣19が送出
される方向に対して動力伝導状態となり、紙幣1
9の取込み方向に対してはフリーとなる。そのた
め摩擦ローラ96が送出し方向に駆動されるべく
紙幣送りローラ85から回転力を受けると、固定
軸98が回転しないため、この摩擦ローラ96は
回転が阻止される。
このとき紙幣19は紙幣送りローラ85の摩擦
力で送出されるため紙幣19の二枚重なり送出し
が防止される。また紙幣送りローラ85が取込み
方向に回転されると、摩擦ローラ96も同じ方向
に回転され、紙幣19を取込むことができる。
なお、紙幣送りローラ85の下面側には湾曲し
た紙幣ガイド板102が配設され、また収納箱6
7の前面壁103にはガイド板104とによつて
紙幣出入口105を形成している。
第7図にも示すように、前述の紙幣送りローラ
85と対向する底板80の前縁位置には適宜の切
欠きを介して、この底板80の上面側に周面の一
部が突出したり、底板80の下面に引込んだりす
る3個の整列ローラ106…が横方向に均等配合
して位置され、これらの整列ローラ106…周面
ゴム材で形成され、軸107に固定されている。
上述の軸107の両端は一対のレバー108,
108の遊端に軸受を介して支持され、またレバ
ー108,108の基端は側壁86,86間に架
設された軸109に揺動可能に軸支されている。
前述のレバー108,108の一方はL字形に
形成され、その下端部には前述の整列ローラ10
6…を底板80から下方に引込める方向に作用す
るスプリング110と、また整列ローラ106…
を底板80上に押上げる操作を行なうソレノイド
111とが接続されている。
前述の摩擦ローラ96の中間部にはプーリ11
2が形成され、またこれと対向する軸109の部
分にも軸受を介して二連プーリ113が軸支さ
れ、これらプーリ112,113にはベルト11
4が張設されている。
また前述の整列ローラ106…の内中央の整列
ローラ106にはプーリ115が連設され、この
プーリ115と前述の二連プーリ113にもベル
ト116が張設されている。
そのために摩擦ローラ96が回転されると、前
述のベルト114,115を介して整列ローラ1
06…も回転し、また摩擦ローラ96は一方向ク
ラツチ99の介装によつて紙幣19の取込み方向
のみに回転するので、前述の整列ローラ106…
も上述の取込み方向のみに回転する。
第5図、第6図において、前述の紙幣送りロー
ラ85および偏心ローラ90,90の位置には取
込みガイド117が位置し、この取込みガイド1
17には両側壁86,86側に紙幣19の両側縁
と対向する当り部118,118が垂設され、こ
の当り部118,118はその傾斜状態が収納部
78の紙幣19の収納姿勢と一致する状態に設け
られている。
そして前述の当り部118,118は前述の偏
心ローラ90,90およびその軸91の外側に位
置している。
第8図に示すように、紙幣19の横方向の長さ
をLとしたとき、前述の偏心ローラ90,90は
その中心位置がL/2の間隔をもつて紙幣19の
中心位置に設けられ、前述の当り部118,11
8はその内側が紙幣19の側端縁からL/6の部
分に位置するように設けられ、その結果当り部1
18,118の各内側と偏心ローラ90,90の
外側との間には隙間が形成され、この隙間は当り
部118,118が紙幣19を偏心ローラ90,
90および紙幣送りローラ85と当り部118,
118の裏面側に介装した状態で前面壁103側
に移動したとき、紙幣19の側縁部分が折れ曲る
ことなく湾曲状態で通り抜ける程度に形成され
る。
第5図、第6図において、前述の取込みガイド
117の一側部にはロツド119の前端が固定さ
れ、このロツド119は一方の側壁86に支持部
材120,120を介して前後摺動が可能に取付
けられ、このロツド119の後端にはラツク12
1が形成されていて、このラツク121は正逆転
モータ122の出力軸に固定されたピニオン12
3と噛合している。
なおモータ122は収納箱67の内部で適宜の
固定手段で固定されている。
前述の取込みガイド117の当り部118,1
18は通常偏心ローラ90,90および紙幣送り
ローラ85の収納部78側周面より若干前面壁1
03側の位置をホームポジシヨンXとし、ついで
最前位置の紙幣19を押え板81側に押し戻して
当り部118,118の裏面側と偏心ローラ9
0,90および紙幣送りローラ85との間に紙幣
取込み空隙を形成するための第1ストロークYの
位置と、さらに上述のホームポジシヨンXを越え
た前面壁103側であつて、前述の空隙に取込ん
だ紙幣19を紙幣部78に残すことのできる第2
のストロークZの位置とに移動する。
そしてこの移動は前述の正逆転モータ122の
正逆転制御によつて操作される。
なお、図中124は収納紙幣が切れたことを検
知する紙幣切れセンサ、125は収納紙幣が残少
であることを検知する紙幣残少センサ、126は
収納紙幣が満杯であることを検知する紙幣満杯セ
ンサであつて、いずれも周知の光電センサにより
構成され、センサ124〜126は支持板82の
下部の移動位置を検知して対応する信号を出力す
る。
上述の各センサ124〜126の信号、電磁ク
ラツチ88の制御信号、正逆転モータ122の駆
動制御信号は適宜のコンタクト基板およびコンタ
クトブラシによつて装置本体と接続される。
このように構成された収納箱67の紙幣19の
送出しおよび取込みについて説明する。
まず、収納箱67に対して設定された金種およ
び枚数の紙幣19が蓋体77を開放してこれより
収納部78に収納され、そしてこの収納箱67は
装置本体にセツトされる。
つぎに紙幣19の送出しを行なう場合、取込み
ガイド117がホームポジシヨンXに位置してい
るかをチエツクし、ホームポジシヨンXにないと
きはモータ122を正または逆の方向に駆動して
ホームポジシヨンXに移動させる。
さらに整列ローラ106が非整列状態の位置に
あるかをチエツクし、この位置にないときはソレ
ノイド111をOFFにして整列ローラ106を
底板80の下面側に位置させる。
そしてセンサ124,125によつて紙幣19
の残存を確認し送出しが可能かを判定する。
紙幣19の送出しが可能であれば、収納箱67
の入力ギヤー89に動力伝導するための装置本体
側のモータ(図外)を正転駆動し、電磁クラツチ
88をONする。
紙幣送りローラ85は送出し方向に回転し、さ
らに偏心ローラ90,90も回転する。しかし摩
擦ローラ96は一方向クラツチ99により回転が
阻止される。その結果紙幣19は偏心ローラ9
0,90で重なりをほぐされて紙幣送りローラ8
5で送出され、摩擦ローラ96で紙幣19の二枚
重ね出しを防止されながら紙幣出入口105より
装置本体側に供給される。
紙幣19の送出しは紙幣出入口105の外側に
設けられた紙幣通過センサ71により検知され、
この検知信号に基づいて送出し枚数が計数され、
送出し所定枚数になるまで行なわれる。
そして紙幣19が所定枚数に達すると電磁クラ
ツチ88はOFFとなり、また入力ギヤー89を
駆動するモータもOFFとなつて紙幣19の送出
し処理を終了する。
つぎに紙幣19の取込みの場合、まずセンサキ
126の出力信号に基づいて収納部78の紙幣1
9が満杯かを判定する。
紙幣19の取込みが可能なときは、取込みガイ
ド117を第1ストロークYの位置に移動させ
る。すなわちモータ122を正転制御して、ラツ
ク121を引込むことによつて、取込みガイド1
17押え板81側に引き、当り部118,118
は最前部の紙幣19を押え板81側に押し戻し
て、この当り部118,118の裏面側と紙幣送
りローラ85および偏心ローラ90,90との間
に空隙を形成する。
さらにソレノイド111をONし、これにより
整列ローラ106…を底板80の上面側に臨ませ
て整列状態に置き、その後入力ギヤー89に動力
を入力するモータ(図外)を逆転駆動し、電磁ク
ラツチ88をONする。
紙幣送りローラ85は取込み方向に駆動され、
また摩擦ローラ96は一方向クラツチ99がフリ
ーとなるため紙幣送りローラ85によつて取込み
方向に回転される。そして摩擦ローラ96の回転
は整列ローラ106…に伝導されて、これを取込
み方向に回転させる。
紙幣出入口105に装置本体側より紙幣19が
供給されると紙幣送りローラ85と摩擦ローラ9
6はこれを挾持して収納部78の前述の取込み空
隙部分にこれを取込む。
整列ローラ106…は取込まれた紙幣19の後
端縁を当り部118,118の裏面側に送り込
み、同時にこの送り込みによつて取込み紙幣19
の下縁は底板80の面に整列される。
つづいて取込まれてくる紙幣19は先行紙幣が
当り部118,118の裏面側に送り込まれてい
るためその先端縁が先行紙幣の後端縁に衝突する
ことなく空隙部分に取込まれる。
上述の空隙部分に設定された紙幣の枚数、たと
えば20枚が取込まれるか、または設定された枚数
以下であつて取込み指令が出力されると、電磁ク
ラツチ88はOFFにされて紙幣送りローラ85
の駆動が停止され、これに伴ない摩擦ローラ96
および整列ローラ106…の回転も停止される。
ついでソレノイド111もOFFにされるため、
整列ローラ106…はスプリング110の作用力
によつて底板80の下面位置に引つ込められる。
その後取込みガイド117側のモータ122が
逆転制御されて、取込みガイド117は第2スト
ロークZの位置に移動される。
このとき取込んだ紙幣19はその中間部分が偏
心ローラ90,90および紙幣送りローラ85に
よつて押えられ、その両側縁が当り部118,1
18によつて前面壁103側に移行し、ついには
当り部118,118より外れて、この当り部1
18,118の前面側に移行されて、収納部78
に残されて紙幣19の取込みが完了する。
ついで取込みガイド117はホームポジシヨン
Xに戻すべくモータ122が正転制御され、また
入力ギヤー89を駆動していたモータも停止され
て紙幣19の取込み処理を終了する。
なお、前述の整列ローラ106…は第9図に示
すように、その周面にゴム材のような可撓性の羽
根板127…を放射状に植設することによつて、
この羽根板127…の回転で紙幣19の後端縁を
たたく状態に作用して送り込むことができ、この
ように構成することによつて、紙幣19の送り込
みおよび整列をより確実にすることができる。第
10図は制御回路を示し、制御部128は、各回
路装置の駆動制御を行なうと共に、演算処理も行
なう。この制御部128は、たとえば、図示しな
いプログラムにより制御される周知のマイクロプ
ロセツサで構成され、各種の入出力機器とはバス
等により適宜接続されている。
始業設定スイツチ129、終業設定スイツチ1
30は装置本体内部に設けられて、係員が操作
し、スイツチ129は始業時に操作し、そのスイ
ツチ信号により、一つの収納箱67たとえば収納
箱67Aに各金種の紙幣19を一括して収納し、
この一括紙幣を各収納箱67A〜67Dに対し金
種に対応して収納させる作業を行なわせ、スイツ
チ130は終業時に操作し、そのスイツチ信号に
より、各収納箱67A〜67Dに収納されている
各金種の紙幣19を一つの収納箱67たとえば収
納箱67Aに他の収納箱67B〜67Dに収納さ
れている紙幣を送り出してこれを収納する作業を
行なわせる。
取り込み駆動回路131は取込部14の取込み
ローラ16を駆動制御する。
搬送駆動回路132は各搬送ベルト22,2
4,28,31,61,68を駆動制御する。
監視制御回路133は、装置に異常が生じた場
合など各種の報知を係員に警報する。
羽根車制御回路134は、羽根車26の駆動制
御をする。
押さえベルト制御回路135は、押さえベルト
32の駆動制御をする。
一時ストア箱制御回路136は、受箱34の底
板37の開閉制御および、一時ストア箱36での
紙幣収納制御を行なう。
一時ストア箱の繰出部制御回路137は、一時
ストア箱36の繰出部55の繰出しローラ56の
駆動制御を行なう。
振分け制御回路138は、各振分け板25,3
0,33,65,69,70の制御を行なう。
金種別収納箱制御回路139は、金種別収納箱
67A〜67Dの紙幣送りローラ85や取込みガ
イド117等、紙幣の送出しや取込みの制御を行
なう。
データメモリ140は入出力データなどが記憶
されている。すなわち、預金時に投入された各金
種毎の枚数、預金額、支払時に設定された各金種
の枚数、各収納箱67A〜67Dの紙幣残少セン
サ125が残少信号を出力して、各金種の収納枚
数が残少のため補充が必要であることなどを記憶
する。なお図中においてA,B,C,Dの符号は
各収納箱67A〜67Dとの対応を示す。
ついで上述のように構成した自動預金支払機の
入出金処理動作を説明する。
この自動預金支払機は五つの処理、すなわち、
始業処理、入金処理、循環処理、出金処理、終業
処理を行なう。
始業処理は各収納箱67に対して、出金のため
の紙幣を準備金として始業時に収納する作業であ
り、入金処理は預金のために投入された入金紙幣
を受入れる作業であり、循環処理は受入れた入金
紙幣をその金種に対応して各収納箱67に収納す
る作業であり、出金処理は支払いのために請求さ
れた金種の紙幣を対応する収納箱67から送出し
て放出する作業であり、終業処理は各収納箱67
に収納された紙幣を終業時に抜取る作業である。
始業処理について第11図を参照してその動作
を説明する。
この自動預金支払機では特定された一つの収納
箱67を利用して出金のための準備金すなわち各
金種の紙幣が各金種に対応した収納箱67A〜6
7Dに収納される。
そしてこの実施例では最上段の収納箱67Aを
特定し、これによつて紙幣の収納が行なわれる。
すなわち収納箱67Aに対し予め設定された枚
数の各金種の紙幣を一括して収納する。たとえば
各金種共500枚を始業時の準備金とし、4金種の
合計2000枚を収納箱67Aに収納する。なお各金
種の枚数設定は自由に設定することができ、また
その収納状態は各金種ごとにブロツクにして行な
うも、また混合状態に行なうもよい。そして紙幣
の収納は所定の管理室で係員が行ない、これを始
業時に自動預金支払機まで運搬する。
装置本体に対する上述の収納箱67Aのセツト
は、本体後部のパネル75を開放して、これより
収納部分の最上段位置に差込んで行なう。なおこ
のセツト完了は適宜のセンサによつて検知され、
また収納箱67Aに対する駆動力の伝動も行なわ
れる。
ついで始業設定スイツチ129が押下されるこ
とに基づいて始業処理が始動される。
すなわち、振分け制御回路138は第6振分け
板70A〜70Dを送出し方向、また第1振分け
板25を一旦プール方向に振分け制御し羽根車制
御回路134は羽根車26を回転させて収納紙幣
の送出しの準備を行ない、ついで金種別収納箱制
御回路139は収納箱67Aの紙幣送りローラ8
5を送出し方向に回動制御して収納紙幣を一枚ず
つ送出す。このとき送り出された紙幣は紙幣通過
センサ71Aで検知され、この検知信号に基づい
て送出し枚数が計数されてデータメモリ140に
ストアされる。
送出された紙幣は検知器72,73での長さチ
エツク二枚重なりチエツクを行なうことなく一旦
プール部29にプールされる。そして送出し枚数
が一旦プール部29のプール限度になると、たと
えばこの一旦プール部29が100枚をプール限度
とすれば、この枚数を計数することによつて、紙
幣の送出しは一旦停止され、ついで一時ストア箱
36へのストアが行なわれる。
搬送駆動回路132は紙幣のプール中停止して
いた第3搬送ベルト28を駆動し、押えベルト制
御回路135は押えベルト32を下動させ、振分
け制御回路138は第3振分け板33をストアす
る方向に振分け制御する。この動作によつて一旦
プール部29にプールされていた紙幣は受箱34
に移される。
ついで一時ストア箱制御回路136は一時スト
ア箱36を制御して、受箱34の底板37を開放
して、これに移された紙幣を一時ストア箱36に
落下させ、さらに一時ストア箱36は落下された
紙幣を下部の繰出部55の位置に移動させてスト
アする。
このような動作が一旦プール部29に所定量の
紙幣がプールされるごとに繰返し行なわれ、そし
て一時ストア箱36の満杯センサ59が紙幣の満
杯を検知するか、あるいは収納箱67Aの紙幣切
れセンサ124が紙幣切れを検知するまで行なわ
れる。
一時ストア箱36が満杯かまたは収納箱67A
が空になると、つぎに一時ストア箱36内の各金
種の紙幣を対応する収納箱67A〜67Dに収納
される。このとき収納箱67Aに収納されるべき
金種の紙幣は最後に行なわれる。
すなわち、振分け制御回路138は第6振分け
板70を取込み方向に振分け制御し、金種別収納
箱制御回路139は各収納箱67A〜67D内の
取込みガイドを移動させて取込み空隙を形成さ
せ、紙幣取込みの準備を行なう。
なお、このとき一旦プール部29も紙幣をプー
ルし得る状態下に制御される。
紙幣取込みの準備が完了すると、一時ストア箱
繰出部制御回路137は一時ストア箱36の繰出
部55を駆動制御してストア紙幣を繰出し、繰出
された紙幣は検知器62,63で長さチエツクお
よび2枚重なりチエツクが行なわれ、紙幣再鑑部
64で金種が判定され、そして繰出し枚数が判定
信号に基づいて計数される。
繰出された紙幣が2枚連れ出しや2枚重なり、
あるいは収納箱67Aに収納されるべき金種であ
れば、これらの紙幣は一旦プール部29にプール
され、またこの一旦プール部29でのプール枚数
の管理は繰出された紙幣の総数より正常に収納箱
67B〜67Dに取込まれた枚数を減算すること
によつて行なわれ、プール限度に達すると、一旦
プール部29は制御されてそのプール紙幣は受箱
34に移される。そしてこの状態は一時ストア箱
36の紙幣がなくなるまで維持される。
また繰出された紙幣が紙幣再鑑部で判別不能の
場合は振分け制御回路138が第4振分け板65
を振分け制御してこれを損券収納箱66に回収す
る。
一方正常に繰出され金種の判定し得た紙幣はそ
の判定に基づいて振分け制御回路138が該当す
る第5振分け板69B〜69Dを振分け制御し
て、金種に対応する収納箱67B〜67Dに供給
される。
そしてこの供給は紙幣通過センサ71B〜71
Dによつて検知されて、収納箱67B〜67Dに
取込まれたが判定されると共に取込み枚数が計数
される。
なお取込みミスの場合動作を停止して係員によ
り処理される。
このような紙幣の繰出しが順次行なわれ、収納
箱67B〜67Dの取込み枚数が取込み動作の行
ない得る取込み動作限度枚数たとえば20枚になる
か、または一時ストア箱36のストア紙幣がなく
なると、繰出部55は停止される。
ついで金種別収納箱制御回路139は紙幣送り
ローラ85の回動を停止し、取込みガイド117
を可動して取込んだ紙幣を出金し得る状態にす
る。
このような取込み動作が順次繰返し行なわれ一
時ストア箱36が空になると、また収納箱67A
から紙幣を一時ストア箱36に補給して行なう。
そして上述の収納箱67Aが空になり、また一
時ストア箱36が空になると、上述の収納箱67
Aに収納されるべき金種の紙幣が一旦プール部2
9および受箱34にプールされているので、これ
らの紙幣一時ストア箱36内に移し、前述と同様
にしてこの紙幣を収納箱67Aに収納する。
なお、上述の紙幣群の中には2枚連れ出しや2
枚重なりによる他金種の紙幣が含まれている場合
があるが、収納箱67Aへの紙幣収納時にはこの
箱67Aに入るべき金種のみの収納動作が行なわ
れ、他金種は一旦プール部29にプールされる。
そして収納箱67Aに対する紙幣の収納が終了
した後一旦プール部29にプールされている紙幣
は一時ストア箱36に収納されて始業処理が終了
する。
なお営業中に各金種の紙幣を補充する場合も上
述の始業処理と同様に行なわれる。この場合各収
納箱67B〜67Dに対しては紙幣を収納するた
びにその収納箱が満杯になつたか否かが紙幣満杯
センサ126によつてチエツクされる。
入金処理について第12図を参照して述べる。
入金処理は預金キー6の操作によつて預金取引で
あることが入力され、続いてカードが挿入され
る。
預金紙幣は一括して入金口12に投入される。
ついで取込み駆動回路131は、取込部14の取
込みローラ16を駆動し、搬送駆動回路132は
各搬送ベルトを駆動して紙幣の取込みが行なわれ
る。紙幣判別部23は紙幣の真偽、金種、2枚重
なりを判別する。
これら判別で異常が認められたときは、振分け
制御回路138が第1、第2振分け板25,30
を振分け制御して、その異常紙幣は再び紙幣判定
部23に導かれ、再読取りをうける。規定回数の
読取り後でも異常と判定されれば、振分け制御回
路138が第1、第2の振分け板25,30を振
分け制御して、その紙幣は搬送ベルト24,31
によつて出金口13に返却される。そして、上述
の異常紙幣が顧客のチエツク後再投入されたとき
は、再び預金の受入れを行ない、再投入されない
ときは異常として預金取引は終了する。
紙幣判定部23で正常であると判定された紙幣
は、金種毎に計数され、この計数値はデータとし
てデータメモリ140にストアされる。
正常紙幣は、取込み空センサ211が空になつ
たことを検知した信号を出力するまで羽根車制御
回路134で回転制御されている羽根車26に突
入し、搬送駆動回路132で停止制御されている
第3搬送ベルト27上の一旦プール部29に一括
してプールされる。顧客が取消しキー11で預金
を取消した場合、または、装置本体側から取消し
指令があつた場合、一旦プール部29にプールさ
れた紙幣は、搬送駆動回路132の指令で第3搬
送ベルト28が回動され、また押えベルト制御回
路135で押えベルト32が下動することによ
り、一括して出金口13に返却される。
顧客が確認キー10を押下すると預金取引が成
立し、上述のようにプールされた紙幣は振分け制
御回路138で第3振分け板33が振分け動作さ
れて受箱34へ搬送され、一時ストア箱制御回路
136に制御されて一時ストア箱36で収納され
て入金処理が終了する。
つぎに、循環処理について第13図を参照して
説明する。一時ストア箱34に収納された紙幣の
循環処理は同時に行なわれる伝票やカードの処理
と併行して実施される。
まず、循環処理の準備段階として、各第6振分
け板70A〜70Dが振分け制御回路138に制
御されて取込み方向に移動し、各収納箱67への
紙幣の受け入れ可能な状態にする。さらに、各収
納箱7は金種別収納箱制御回路139に制御され
て、すでに収納されている紙幣を押し戻して移動
し、新たに収納される紙幣の取込み空隙を確保す
る動作が行なわれる。
つぎに、一時ストア箱36内の紙幣が繰出部5
5の動作によつて繰出され、紙幣再鑑部60で金
種が判定される。
金種判定不能な紙幣は、振分け制御回路138
の制御による第4振分け板65の動作により搬送
径路を切り換えられ、損券収納箱66内に取り込
まれる。
2枚連れ出しや2枚重なり紙幣は、いづれの振
分け板69A〜69Dも動作せず、羽根車26ま
で搬送されて、第3搬送ベルト28上の一旦プー
ル部29にプールされ、この循環処理終了後に受
箱34に搬送され、一時ストア箱制御回路136
に制御され一時ストア箱36内に収納される。
さて、正常な紙幣は、紙幣再鑑部64で判定さ
れた金種に対応した第5振分け板69A〜69D
が振分け制御回路138に制御されて取込み方向
に動作し、対応する収納箱67A〜67Dに収納
される。このとき金種に対応する紙幣通過センサ
71A〜71Dが紙幣の通過を検出しており、誤
収納を防止している。
すべての紙幣が繰出されたことを一時ストア箱
空センサ60が検知すると、繰出しローラ56が
停止する。つぎに、各収納箱67A〜67D内の
紙幣送りローラ85A〜85Dも停止し、各収納
箱67A〜67D内に収納された紙幣をすでに収
納されている紙幣と重ねあわせ、出金可能な状態
に金種別収納箱制御回路139は制御して収納箱
67A〜67Dを復帰させる。
なお、循環処理中に収納箱67A〜67Dのい
ずれかが満杯になつたという信号が紙幣満杯セン
サ126A〜126Dより出力されると、その金
種の紙幣は収納箱に収納されず、羽根車26側に
送られ、一旦プール部29でプールされ、この循
環処理終了後に一時ストア箱36に収納される。
以上で循環処理は終了し、次の取引を待機する
状態となる。
出金処理について第14図参照して述べる。出
金処理は、支払キー7の操作によつて支払取引で
あることが入力され、続いてカードが挿入される
とともにテンキー8から秘密番号が入力され、顧
客との対応が検査される。つぎに顧客はテンキー
8で支払いの請求金額を入力し、このデータはデ
ータメモリ140にストアされるとともに、セン
ター交信により支払取引の可否がセンターから指
示される。支払取引可のときは、搬送駆動回路1
32は、各搬送ベルトを駆動して搬送の準備を行
ない、第5、第6の振分け板67A〜67D、6
8A〜68Dは第2図に示す位置に振分け制御回
路138に振分け制御されて移動し、金種別収納
制御回路139は前述の金種枚数のデータに基づ
いて金種Aより順次金種B,C,Dについて送り
出すべく、収納箱67A〜67Dの紙幣送りロー
ラ85を駆動する。そして送出された紙幣は第1
振分け板25を介して羽根車26より停止してい
る第3搬送ベルト28上の一旦プール部29に一
旦プールされる。
たとえば、金種Aが指定された場合、紙幣送り
ローラ85Aが駆動され、金種Aの紙幣が別収納
箱67Aより送り出され、紙幣通過センサ71A
で検知されて、この信号に基づいて金種Aの枚数
が計数され、データメモリ140にストアされた
請求金額の金種Aの枚数より減算される。第6搬
送ベルト68に沿つて設けられた長さ異常検知器
72、2枚重なり検知器73にて送出された紙幣
の2枚連れ出し2枚重なりが検知されると、金種
別収納箱制御回路139は紙幣送りローラ85A
を停止して紙幣の送出しを中止する。このとき既
に一旦プール部29にプールされている紙幣は一
括して受箱34に搬送され、一時ストア箱36に
収納される。
つぎに再び送り出し動作が開始される。そして
規定回数だけ回収動作が行なわれると装置は動作
停止となる。
金種Aの送り出しが順次行なわれてデータメモ
リ140の金種Aの指定枚数が零になると金種別
収納箱制御回路139は、紙幣送りローラ85A
の駆動を停止し、ついで金種B,C,Dと順次上
述の動作と同様にして指定された枚数の送り出し
が行なわれる。
各金種の紙幣が指定された枚数分送り出される
と、すなわちデータメモリ140にストアされた
各金種の指定枚数が零になると、送り出された全
紙幣を顧客に放出してよいかどうかをチエツクさ
れる。
伝票発行機や通帳印字機など他の機構部に異常
が発生した場場合は、放出が不可となり、送り出
された全紙幣は一旦プール部29より受箱34へ
搬送され、一時ストア箱36内に回収される。
回収された紙幣は、つぎの入金処理で循環動作
をするときに同時に循環される。
終業処理について第15図を参照してその動作
を説明する。
始業処理時には最上段の収納箱67Aを特定し
てこれより各収納箱67に紙幣を分配したので、
この終業処理時においても最上段の収納箱67A
を特定し、これに他の収納箱67B〜67Dに収
納されている紙幣を回収する。
すなわち、終業設定スイツチ130が押下され
ることに基づいて終業処理が始動され、まず収納
箱67Bが空か否かがその紙幣切れセンサ124
Bの出力に基づいて判定され、紙幣が収納されて
いるときは金種別収納箱制御回路139に制御さ
れてその紙幣を一旦プール部29に送出される。
上述の紙幣の送出しが順次行なわれ、紙幣通過
センサ71Bはこれを検知しその検知信号に基づ
いて送出し枚数が計数される。
一旦プール部29にプールされた紙幣の枚数が
プール限度枚数になるか、または収納箱67Bの
紙幣切れセンサ124が紙幣のなくなつたことを
検知すると、紙幣の送出しは停止される。
そこで一旦プール部29のプール紙幣は受箱3
4に移され、さらに一時ストア箱制御回路136
に制御されて一時ストア箱36にストアされる。
このような紙幣の送出しおよびストアの動作は
収納箱67Bが空になるか、または一時ストア箱
36が満杯になるまで繰返し行なわれる。
そして収納箱67Bが空または一時ストア箱3
6が満杯になることによつて紙幣の送出しまたは
紙幣のストアが停止され、ついで一時ストア箱3
6より最上段の収納箱67Aに回収される。
上述の回収は前述した入金処理時の入金紙幣を
収納箱67に収納する動作と同じであつて、一時
ストア箱繰出部制御回路137は繰出部55を制
御してストア紙幣を繰出し、金種別収納箱制御回
路139は収納箱67Aを制御してたとえば20枚
単位置ごとに取込み動作を行なつて回収する。
このような回収動作は収納箱67Aが満杯にな
るか、一時ストア箱36が空になるまで行なわ
れ、収納箱67Aが満杯になると紙幣満杯センサ
126の信号に基づいて監視制御回路133は満
杯になつたことを係員に報知すると共にまだ残量
が有ることをも報知する。
この報知により係員は新たな空の収納箱に最上
段の収納箱67Aをセツトしなおし、そして紙幣
の回収動作は再開される。
また一時ストア箱36が空になると、それまで
収納箱67Aに送り込まれた紙幣は取込み動作に
よつて回収され、そして収納箱67Bが空になつ
たか否かが判定される。
上述のような収納箱67Bに対する紙幣の回収
動作はこの収納箱67Bが空になるまで繰返し行
なわれ、そしてこの収納箱67Bが空になると、
つぎの収納箱67Cに回収動作が移される。
そしてこのような回収動作が最後の収納箱67
Dに対しても行なわれて、この収納箱67Dが空
になることによつて終業処理が終了する。
その後係員は最上段の収納箱67Aを抜取り、
これを管理室に運搬することになる。
なお上述の実施例では顧客操作の自動預金支払
機について述べたが、この発明はテラー操作の入
出金機についても適用される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は自
動預金支払機の一部切欠き外観斜視図、第2図は
循環式入出金装置の機構側面図、第3図は一時ス
トア箱の断面側面図、第4図はその正面図、第5
図は収納箱の断面側面図、第6図はその断面正面
図、第7図は整列ローラ部分の平面図、第8図は
取込みガイドの配置を示す説明図、第9図は整列
ローラの他の例を示す斜視図、第10図は制御回
路ブロツク図、第11図は始業処理のフローチヤ
ート、第12図は入金処理のフローチヤート、第
13図は循環処理のフローチヤート、第14図は
出金処理のフローチヤート、第15図は終業処理
のフローチヤートである。 12…入金口、13…出金口、19…紙幣、3
6…一時ストア箱、67…収納箱。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受入れた入金紙幣を金種判別して一時ストア
    部にストアした後金種別に設けた収納箱に金種に
    対応して収納し、これら収納箱の紙幣を出金紙幣
    として放出する循環式入出金装置であつて、 前記各収納箱相互の出金側と入金側とを振分け
    板を介して紙幣の収納が可能に接続し、前記収納
    箱の少なくとも1つを着脱自在に設け、 紙幣装填時に、1つの着脱自在な収納箱に各金
    種の紙幣を収納して、この収納紙幣を一時ストア
    部に送出し、かつ一時ストア部より各金種に対応
    する収納箱に収納した循環式入出金装置。
JP3064881A 1981-03-03 1981-03-03 Circulation type money paying/receiving apparatus Granted JPS57146395A (en)

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