JPH039517B2 - - Google Patents

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JPH039517B2
JPH039517B2 JP19505182A JP19505182A JPH039517B2 JP H039517 B2 JPH039517 B2 JP H039517B2 JP 19505182 A JP19505182 A JP 19505182A JP 19505182 A JP19505182 A JP 19505182A JP H039517 B2 JPH039517 B2 JP H039517B2
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JP
Japan
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terminal
control unit
signal
terminal control
control
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JP19505182A
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Tosha Akita
Shiro Kawakatsu
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動車の集約配線システムにおける
異常警報装置に関し、特に自動車などにおけるイ
ンストルメントパネルの操作スイツチと車体の各
所に設けられたランプ類や各種センサなどの制御
対象との間で連絡を行なうのに用いられる集約配
線システムにおいて、各制御対象の動作異常を警
報する装置に関する。
最近、自動車に装備されたランプ類や各種セン
サなどの制御対象の増加に伴い、電気配線が複雑
となり、配線作業が複雑化し、誤配線を生じやす
く、使用電線量が加して高価になるという問題点
がある。この問題点を解消するために、1本のデ
ータ伝送ライン(制御信号線)で多数の制御対象
を遠隔的に制御する集約配線システムが提案され
ている。この制御信号線としては、電線を用いて
電気信号的に結合するものと、光フアイバを用い
て光信号的に結合するものとがある。いずれにし
ても、データ伝送ラインの一方端には中央処理装
置(CPU)を含む中央制御部が設けられる。こ
の中央制御部が操作スイツチの操作状態に応答し
て、データ伝送ラインの他方端に接続されている
制御対象を遠間的に制御するものである。
ところが、集約配線システムにおいては、制御
対象が各種のランプ類の場合、ランプ切れによつ
て正常な動作が行なわれないのか、または中央制
御部と端末制御部とのデータ伝送異常によつて正
常に動作しないのか判明できず、各種の制御対象
の異常検出を正確に行なうことのできない問題点
があつた。
それゆえに、この発明の目的は、自動車の集約
配線システムにおいて、複数の制御対象の動作異
常状態を遠隔的に検出でき、制御対象の故障(ま
たは異常)か、または中央制御部と端末制御部と
のデータ伝送系の異常かを判断でき、安全運転に
役立つような、自動車の集約配線システムにおけ
る異常警報装置を提供することである。
この発明は、要約すれば、自動車に装備される
複数の制御対象を配設位置の近いものでグループ
化し、各グループに含まれる制御対象を対応する
端末制御部によつて制御可能に構成し、複数の端
末制御部に対して1つの中央制御部を設け、中央
制御部と各端末制御部とをデータ伝送ラインで接
続する。そして、中央制御部は或る端末制御部の
すべての制御対象を動作させるためのテスト信号
を導出してデータ伝送ラインを介して端末制御部
へ伝する。対応する端末制御部は、すべての制御
対象を動作させ、そのときの動作状態を検出して
中央制御部へ伝送する。中央制御部は、制御対象
の動作状態の検出信号とテスト信号とに基づい
て、各制御対象が正常に動作したか否かを判断
し、その結果を警報するようにしたものである。
以下に、図面を参照してこの発明の具体的な実
施例について説明する。
第1図はこの発明が適用される自動車の集約配
線システムの概略を示すブロツク図である。構成
において、自動車の運転席に近い箇所(たとえば
ダツシユボードの下)には、中央制御部の一例の
マスタプロセツサ(以下マスタMPU)10が設
けられる。マスタMPU10には、蓄電池1から
直流電圧が供給される。マスタMPU10には、
操作手段2Aおよび指示器2Bが接続される。操
作手段2Aは、たとえばインストルメントパネル
またはハンドルに関連して設けられる各種の操作
スイツチを含む。
さらに、マスタMPU10には、自動車の適宜
の箇所に設けられた端末制御部の一例の端末プロ
セツサ(以下端末MPU)20A〜20Dがケー
ブル30A〜30Dを介して接続される。各端末
MPU20A〜20Dには、複数の制御対象およ
び/または検出対象(以下これらを総称する場合
は制御対象群という)40A〜40Dが接続され
る。こで、制御対象とは、後述の第2A図〜第2
D図を参照して説明するように、各種のランプや
ワイパなどの自動車に装備される電装部品をい
う。検出対象とは、各種のセンサ類であつて、自
動車のインストルメントパネルに含まれる各種指
示器の指示対象となるものを検出するものであ
る。これらの制御対象群40A〜40Dは、複数
の制御対象を配置位置の近いものでグループ化し
たものであつて、各グループに対応する端末
MPU20A〜20Dによつて制御されるもので
ある。ここで、図示では、端末MPUが4個の場
合を示しているが、これは自動車の前後および左
右に各種制御対象を分けてグループ化した場合を
表わすためである。その目的で、制御対象群40
Aは自動車の前左側部分に設けられる各種制御対
象を含み、端末MPU20Aは自動車の前左側部
分に近い位置に設けられる。同様して、制御対象
群40B,40Cおよび40Dは自動車の前右側
部分、後左側部分および後右側部分にそれぞれ関
連的に設けられ、それに対応して端末MPU20
B,20Cおよび20Dが設けられる。
第2A図〜第2D図は各端末MPU20A〜2
0Dの出力端子または入力端子に関連的に接続さ
れる制御対象または検出対象の一例を図解的に示
した図である。したがつて、各出力端子には、図
示している各種の制御対象の信号線またはこれら
の制御対象を動作状態にさせるためのスイツチが
関連的に接続されるものである。図示から明らか
なように、各端末MPU20A〜20Dの出力端
子および入力端子は、それぞれ一定ビツト数(た
とえば8ビツト)からなり、1つのビツトから出
力される論理状態によつて制御対象の動作状態を
制御するものである。なお、第2B図および第2
C図に示すように、端末MPU20B,20Cの
それぞれに入力されるデータは、検出対象の一例
の水温を検出するためのセンサまたはガソリン量
を検出するためのセンサによつて検出された値で
ある。
さらに、第2A図〜第2D図では図示を省略し
ているが、各端末MPU20A〜20Dのそれぞ
れには各制御対象の検出電流が入力される。
また、この実施例では、マスタMPU10自体
も端末としての機能を有しており、その入出力端
子には第2E図に示すような主として操作手段
(スイツチ手段)や指示器類が接続されている。
図示のように操作手段の数が1バイト(たとえば
8ビツト)よりも多い場合であれば、複数バイト
ですべての操作手段の出力を入力として受ける。
これらの各端末MPU20A〜20Dおよびマ
スタMPU10に接続される制御対象および検出
対象の種類は、一例を示したのにすぎず、自動車
の機種や車種よつて異なるものである。
第3図はケーブル30A〜30Dの具体的な構
成を示す断面図である。ケーブル30A〜30D
は、その中心部に電源ラインの一例のパワーライ
ン31を含む。パワーライン31の周囲部分に
は、1組のシステム電源用ライン32および1組
の光フアイバ331,332を含むデータ伝送ラ
イン33が配置される。各ラインまたは光バツフ
アの周囲部分が絶縁物34で被覆される。
第4図はこの発明の特徴となる集約配線システ
ムの一実施例の具体的な回路図である。なお、図
示の実施例では、マスタMPU10と1つの端末
MPU(たとえば20A)との関係を示す。
構成において、マスタMPU10は、中央処理
装置(以下CPU)11を含む。CPU11には、
バスライン12を介してプログラム記憶用メモリ
(以下ROM)13、データ記憶用メモリ(以下
RAM)14、伝送制御回路15および入出力イ
ンタフエース16が接続される。また、マスタ
MPU10には、各部に電力を供給するためのシ
ステム電源回路17が接続される。入出力インタ
フエース16には、各端末MPU20A〜20D
に対応する複数の制御対象の動作状態を指示また
は選択するための操作手段2Aおよび各種指示器
2Bが接続される。操作手段2Aには、複数の操
作スイツチ2a〜2nが含まれる。
伝送制御回路15には、各ケーブル30A〜3
0D(図示では30Aのみを示す)に含まれる1
対の光フアイバ331,332に対応して、送信
バツフアアンプ51a〜51dおよび受信バツフ
アアンプ58a〜58bが接続される。
端末MPU(たとえば20A)は、CPU21を
含み、バスライン22を介してCPU21に接続
されるROM23、RAM24、伝送制御回路2
5および入出力インタフエース26を含む。さら
に、端末MPU20Aは、各部に電力を供給する
ためのシステム電源回路27を含む。伝送制御回
路25には、受信バツフアアンプ54aおよび送
信バツフアアンプ55aが接続される。送信バツ
フアアンプ51aと受信バツフアアンプ54aと
は、光結合器52a、光フアイバ331および光
結合器53aを介して接続される。送信バツフア
55aと受信バツフア58aとは、光結合器56
a、光フアイバ332、光結合器57aを介して
接続される。システム電源回路27は、システム
電源ライン32を介して蓄電池1に接続される。
制御対象群40Aに含まれる複数の制御対象、
たとえば前照灯410とワイパ415に関連し
て、駆動回路が設けられる。この駆動回路には、
前照灯410に直列接続されるパワースイツチ4
30およびダイオード441と、ワイパ415に
直列接続されるパワースイツチ435およびダイ
オード445などが含まれる。これらのパワース
イツチ430……435は、パワーライン31を
介して蓄電池1の+極端子に接続される。CPU
21の出力で各パワースイツチ430……435
を選択的にオンまたはオフ動作させるために、ド
ライバ42が設けられる。
なお、その他の端末MPU20B〜20Dは、
20Aと同様に回路構成され、接続される制御対
象群が異なるのみであるので、その詳細な構成を
省略する。
第5A図はマスタMPU10に含まれるRAM
14の記憶領域を図解的に示した図である。
RAM14は、各端末MPU20A〜20Dの動
作状態やそれぞれの制御対象群の動作状態をテス
トするのに用いられる記憶エリア14a〜14d
を含む。各記憶エリア14a〜14dは、それぞ
れ端末MPU20A〜20Dに対応して少なくと
も各端末MPUごとに3バイトの記憶エリアM1
1〜M43を含む。ここで、エリアM12,M1
3,M22,M23,M32,M33,M42お
よびM43は、各端末MPU20A〜20Dへ伝
送すべきテストデータ、たとえば送受信データ一
致チエツクデータを記憶するのに用いられる。エ
リアM11,M21,M31およびM41は、各
端末MPU20A〜20Dから送信されたデータ
を一時記憶するのに用いられる。
第5B図は各端末MPU20A〜20Dにそれ
ぞれ含まれるRAM24の記憶領域の一部を図解
的に示した図である。図において、各端末MPU
20A〜20Dに含まれるRAM24は、マスタ
MPU10からの受信データを一時記憶し、また
はマスタMPU10へ送信すべきデータを一時記
憶するためのエリア(レジスタ)R1〜R4を含
む。各レジスタR1〜R4は、各端末MPU20
A〜20Dに対応して設けられた制御対象(すな
わち負荷L10〜L17、負荷L20〜L27、
負荷L30〜L37、負荷L40〜L47)に対
応するビツトを含む。
第6図はこの発明の一実施例のテストモードの
動作を説明するためのタイムチヤートである。特
に、図示では、テスト項目として、送受信データ
一致チエツクおよび各端末の負荷断線チエツク別
のマスタMPU10、端末MPU20A〜20D
(これらの端末MPU20A〜20Dを端末番号と
してRS#1〜RS#4で示す)別のデータ送信期
間を示す。ここで、テストモードにおいて行なわ
れる各種のテストまたはチエツク動作としては、
各端末MPU20A〜20Dの動作状態および光
フアイバ331,332の断線状態のチエツクを
行なうための送受信データ一致チエツク、ならび
に各端末MPU20A〜20Dに接続されている
制御対象すなわち負荷の断線チエツクなどであ
る。これらのチエツクは、電源投入直後であつ
て、通常の動作ルーチンに入る前に行なわれる。
この場合、チエツク動作手順は、マスタMPU1
0から端末MPU20A(RS#1)へチエツクデ
ータを送信し、端末MPU20Aが受信データに
応答して確認した後それをマスタMPU10へ送
信し、以後同様にして端末MPU20B(RS
#2)、20C(RS#3)、20d(RS#4)の順
序で順次繰返して行なわれる。なお、送受信デー
タとしては、たとえば4バイトのデータ長からな
り、最初の1バイトでマスタMPU10からデー
タを伝送すべき送信先の端末MPUのコードまた
は端末番号を示すデータ(SDA)を表わし、次
の1バイトで送信した端末(この場合はマスタ
MPU10)の端末番号を表わすデータ(SSA)
を示し、残りの2バイトで制御またはテストデー
タを示す。
第7A図および第7B図はテストモードの一例
の送受信データの一致チエツク動作を示すフロー
チヤートであり、特に第7A図はマスタ側の動作
フローを示し、第7B図は端末の一例としての
MPU20Aの動作フローを示す。
次に、第1図ないし第7B図を参照して、送受
信データの一致チエツク動作について説明する。
電源投入直後において、マスタMPU10に含
されるCPU11はステツプ11において送受信
データ一致チエツクのための初期設定を行なう。
この動作は、より具体的には、記憶エリア14a
〜14dのそれぞれの3バイトのエリアM11,
M12,M13〜M41,M42,M43のすべ
てのビツトに論理「1」を設定記憶させることに
よつて行なわれる。その後、ステツプ12〜16
において、端末MPU20Aについて、送受信デ
ータ一致チエツク動作が行なわれる。すなわち、
ステツプ12において、CPU11は、端末MPU
20Aを指定するために、SDAを端末番号#1
としかつ2バイトの全ビツトが論理「1」のテス
トデータ(M12,M13に設定したデータ)を
伝送制御回路15に与える。伝送制御回路15
は、端末MPU20Aを選択すべきタイミングに
おいて、端末MPU20Aを選択する送信先デー
タ(SDA=#1)および2バイトの全ビツトが
論理「1」のテストデータを送信バツフアアンプ
51a〜51dに与える。このデータは、各ケー
ブル30A〜30Dに含まれる光フアイバ331
を介して各端末MPU20A〜20Dに含まれる
伝送制御回路25に与えられる。このとき、端末
MPU20AのCPU21は、ステツプ21におい
てマスタMPU10からのデータを受信している。
そして、ステツプ22において、送信先データ
SDAが自己の端末を指定するデータ(#1)か
否かを判断し、自己が指定されていることを判断
するとステツプ23の動作を行なう。すなわち、
ステツプ23において、CPU21は受信した2
バイトのデータをそのまま送信バツフア50a、
光結合器56a、光フアイバ332、光結合器5
7a、受信バツフア58aを介して伝送制御回路
15へ送信する。
一方、CPU11は、ステツプ12においてテ
ストデータを送信した後、ステツプ13において
受信待機状態となる。そして、もしいずれかの端
末MPUから応答データが送信されると、応答デ
ータの送信元データSSAが端末MPU20Aを特
定する端末番号#1が否かを判断する。もし、端
末MPU20Aからのデータであることが判断さ
れると、ステツプ15へ進む。ステツプ15にお
いて、CPU11は受信データが2バイトの全ビ
ツトが論理「1」か否かを判断する。もし、全ビ
ツトが論理「1」であれば、テストデータとして
送信したデータがそのまま返送されているので、
データ伝送エラーのないことすなわち送受信デー
タが一致したことを判断して、次の端末MPU2
0Bの送受信データ一致チエツク動作へ進む。一
方、受信データのうちの2バイトの全ビツトが論
理「1」でなければ、データ伝送エラーが発生し
ていることを判断して、ステツプ16へ進む。
ここで判断されるデータ伝送エラーとは、端末
MPU20Aが正常に動作できないこと、または
ケーブル30Aに含まれる光フアイバ331,3
32のいずれかに断線が発生していることなどで
ある。そして、ステツプ16において、受信した
2バイトのデータがエリアM12,M13に記憶
される。
なお、端末MPU20B,20Cおよび20D
の送受信データ一致チエツク動作は、ステツプ1
2,14における端末番号が2,3または4であ
る点を除て、端末MPU20Aの場合の動作と同
様であるので、その詳細な説明を省略する。
このようにして、各端末MPU20A〜20D
ごと順次送受信データの一致チエツクが行なわれ
ると、後述の第8A図および第8B図に示す負荷
断線チエツクルーチンへ進む。
第8A図および第8B図はこの発明の特徴とな
る負荷断線チエツクルーチンのフローチヤートで
あり、特に第8A図はマスタMPU10側の動作
フローを示し、第8B図は端末MPU(たとえば2
0A)側の動作フローを示す。次に、第1図〜第
6図、第8A図および第8B図を参照して、負荷
断線チエツクを行なう場合の動作を説明する。こ
こで、負荷の断線とは、制御対象がランプであれ
ばランプ切れやランプとパワースイツチとを結ぶ
電線の断線などを意味する。
ステツプ31〜34では、端末MPU20Aの
負荷断線チエツクを行なうためのCPU11の動
作を示す。すなわち、CPU11は、ステツプ3
1において、端末MPU20Aを選択してすべて
の負荷をオン指令するデータ(たとえばエリアM
11にストアされている全ビツト論理「1」)を
送信する。一方、端末MPU20A側のCPU21
は、ステツプ41において初期設定(たとえばレ
ジスタR1の全ビツトに論理「1」を設定記憶)
する。そして、ステツプ42において、受信待機
状態となる。続いて、CPU21はマスタMPU1
0から送信されたデータを受信すると、ステツプ
43においてその受信データに含まれるデータ
SDAが#1か否かを判断する。もし、SDA=
#1であることを判断すると、ステツプ44〜4
7において、第2A図に示す第0ビツトに対応す
る負荷(制御対象)の断線検出動作を行なう。す
なわち、ステツプ44において、CPU21は第
0ビツトに対応する負荷(L10:たとえば前照
灯410)をオンさせるための信号を入出力イン
タフエース26を介してドライバ42に与えて、
パワースイツチ430をオンさせる。続いて、ス
テツプ45において、第0ビツトに対応する負荷
の電流が検出される。この負荷電流は、たとえば
前照灯410と接地との間に接続された抵抗の端
子電圧に基づいて検出される。ステツプ46にお
いて、検出電流が0か否かが判断される。もし、
検出電流が0であることを判断した場合は、第0
ビツトに対応する負荷が断線しているこを判断し
て、ステツプ47へ進む。ステツプ47におい
て、CPU11はレジスタR1の第0ビツトに論
「0」を書込む。
一方、検出電流が0でないことが判断される
と、第0ビツトに対応する負荷が断線でないの
で、第1ビツトに対応する負荷の断線検出動作が
言なわれる。この動作は、ステツプ44〜47の
動作においてテスト対象とされる負荷の番号およ
び異常を検出したときに論理「1」を書込むべき
レジストR1のビツトが異なるのみであり、それ
以外の動作はほぼ同様であるので省略する。以後
同様にして、負荷番号2〜7(L12〜L17)
のそれぞれについて、断線検出動作が行なわれ
る。そして、端末MPU20Aに対応する複数の
負荷の断線検出動作が終了すると、ステツプ48
へ進む。ステツプ48において、データSSAを
1としかつレジスタR1の内容をマスタMPU1
0へ送信する。その後、端末MPU20AのCPU
21は、通常の動作モードへ進む。
一方、マスタMPU10に含まれるCPU11
は、ステツプ32において各端末MPU20A〜
20Dからの送信データを受信している。そし
て、ステツプ33において、データSSAが#1
であることを判断すると、ステツプ34へ進む。
ステツプ34において、端末MPU20Aからの
受信データがエリアM11書込まれる。
以後同様にして、CPU11は端末MPU20
B,20C,20Dの断線をチエツクするための
動作を順次行なう。この動作は、指定すべき端末
MPUが端末番号2〜4である点を除いて、ステ
ツプ30〜34の動作とほぼ同様であるので、そ
の詳細な説明を省略する。その後、CPU11は、
後述の第9図に示す故障警報ルーチンへ進む。
第9図はマスタMPU10側で故障処理および
警報を行なうためのフローチヤートである。次
に、故障処理・警報ルーチンの動作を説明する。
ステツプ51において、CPU11はエリアM
12,M13のすべてのビツトが論理「1」が否
かを判断する。もし、いずれかのビツトに論理
「0」が記憶されていれば、端末MPU20A自体
またはこれに対応するケーブル30A等の伝送系
に何らかの異常があるので、ステツプ52へ進
む。ステツプ52において、端末MPU20Aの
切り離し処理が行なわれる。この処理は、たとえ
ば操作手段2Aに含まれる各種スイツチが操作さ
れても、そのスイツチの操作状態に基づいて作動
させるべき制御対象の動作を禁止するために、端
末MPU20Aに作動指令信号を与えないように
する。ステツプ52の後、またはステツプ51に
おいてエリアM12,M13のすべてのビツトに
論理「1」が記憶されれていることを判断した
後、ステツプ53へ進む。そして、ステツプ53
において、エリアM22,M23のすべてのビツ
トに論理「1」が記憶されているか否かが判断さ
れる。もし、エリアM22,M23のすべてのビ
ツトに論理「1」が記憶されていないこを判断し
た場合は、ステツプ54において端末MPU20
Bの切り離し処理が行なわれる。以後同様にし
て、ステツプ55,57において端末MPU20
C,20Dのそれぞれに含まれる制御対象に異常
があつたか否かの判断が行なわれ、異常のある制
御対象に対応する端末MPU20Cまたは20D
の切り離しがステツプ56,58で行なわれる。
その後、ステツプ59へ進む。
ステツプ59〜62では、端末MPU20A〜
20D別に、異常のあつたものの警報が行なわれ
る。たとえば、ステツプ59では、エリアM11
の記憶内容のうち、いずれかのビツトに論理
「0」があれば、そのビツトに対応する制御対象
の異常のあることが判断されて、端末MPU20
Aの異常を示す警報(または表示)が行なわれ
る。ここで、警報(または表示)の具体例として
は、インストルメントパネルに端末MPU20A
〜20Dごとに視覚的な警報のための表示ランプ
を設け、その表示ランプの点灯または点減によつ
て行なわれる。また、その他の方法としては、端
末MPU20A〜20Dごとに数字表示器を設け、
各数字表示器を用いて異常のあつたことを記憶し
ているビツト番号を表示することによつて、どの
端末MPUに対応するどの制御対象(負荷)に異
常があつたかを表示してもよい。また、異常状態
の警報は、視覚的なものに限らず、ブザーなどに
よる聴覚的な警報であつてもよい。
なお、ステツプ60〜62では、異常の有無を
判断する端末MPU20B〜20D別に行なうた
めに、各端末MPUに対応するエリアに基づいて
行なう点で端末MPU20Aの場合と異なるのみ
であり、その他の動作については同様であるので
その詳細な説明を省略する。
そして、ステツプ62の後、通常の動作モード
(フローチヤートには図示せず)へ進む。次に、
通常の動作モード、たとえば或る制御対象の一例
の前照灯410(=L10)を作動させるための
スイツチ2aが操作された場合の動作を簡単に述
べる。この場合は、操作スイツチ2aの操作に基
づく信号が入出力インタフエース16に入力され
る。これに応じて、CPU11は、操作されたス
イツチを識別し、そのスイツチに対応する前照灯
410を作動させるために前照灯410の属する
端末MPU20Aを指定する送信先データおよび
前照灯410を作動させることを表わす制御デー
タを伝送制御回路15に与える。伝送制御回路1
5は、時分割的に各端末MPU20A〜20Dを
指定してデータを伝送する際に、端末MPU20
Aを選択すべきタイミングにおいてそのデータを
複数の端末MPU20A〜20Dに対応する送信
バツフアアンプ51a〜51dに与える。このデ
ータは、各ケーブル30A〜30Dに含まれる光
フアイバ331を介して各端末MPU20A〜2
0Dに含まれる伝送制御回路25に与えられる。
しかし、各端末MPU20B〜20Dに含まれる
伝送制御回路が自己の端末を指定するデータと一
致しなければ受信データを無視するので、結果的
には端末MPU20Aに含まれる伝送制御回路2
5のみが受信データを読込み、それをCPU21
に与える。これに応じて、CPU21は入出力イ
ンタフエース26を介して前照灯410を作動指
令するための信号をドライバ42に与えて、パワ
ースイツチ430をオンさせる。これによつて、
パワースイツチ430がオン動作し、蓄電池1か
らの直流電流がパワースイツチ430およびダイ
オード440を介して前照灯410に供給され、
前照灯410が点灯する。
以上のように、この発明によれば、自動車に装
備される複数の制御対象を集約配線したシステム
において、中央制御部または端末制御部の異常
や、データ伝送ラインの異常やグループ別の制御
対象の異常等を確実にかつ迅速に検出することが
できるなどの特有の効果が奏される。この検出結
果を表示または警報で運転者に知らせるようにす
れば、運転者は、異常のあつた制御対象の種類に
よつて、運転に支障があるか否かを判断でき、安
全運転に寄与できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の概略を示すブロ
ツク図である。第2A図〜第2D図は端末制御部
の一例の端末MPUと各端末MPUに接続される制
御対象の一例を図解的に示した図であり、第2E
図はマスタMPUの入出力端子と各制御対象との
関係を示す図である。第3図はケーブルの詳細を
示す断面図である。第4図はこの発明の一実施例
の具体的な回路図である。第5A図および第5B
図はRAM14および各端末MPU20A〜20
DのRAM24に含まれる記憶領域の一部を図解
的に示した図である。第6図はこの実施例の動作
を説明するためのテストモードにおけるタイムチ
ヤートを示す。第7A図および第7B図はテスト
モードの一例の送受信データの一致チエツク動作
を説明するためのマスタMPU側と端末MPUのフ
ローチヤートを示す。第8A図および第8B図は
テストモードの他の例の負荷断線チエツク動作の
マスタMPUと端末MPU別のフローチヤートを示
す。第9図は故障処理・警報ルーチンのフローチ
ヤートを示す。 図において、2Aは操作手段、10はマスタ
MPU(中央制御部)、20A〜20Dは端末MPU
(端末制御部)、30A〜30Dはケーブル、31
は電源ライン、33は光フアイバ(データ伝送ラ
イン)、40A〜40Dは制御対象/検出対象を
示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車に備される複数の各種の制御対象を配
    置位置の近いものでグループ化し、各グループに
    含まれる或る数の制御対象をグループごとに集約
    配線したシステムにおいて、動作異常を集中的に
    検出する装置であつて、 前記各グループごとに設けられる端末制御部、 前記各端末制御部に含まれる複数の制御対象の
    うちの或る制御対象の動作状態を選択するための
    操作手段、 前記各端末制御部に共通的に設けられ、各端末
    制御部に対応する制御対象の動作状態を前記操作
    手段の操作状態に基づいて制御するための制御信
    号を導出して、各制御対象を遠隔に制御する中央
    制御部、 警報手段、および 前記各端末制御部と前記中央制御部との間にそ
    れぞれ接続され、それぞれが少なくともデータ伝
    送ラインを含む複数のケーブルを備え、 前記中央制御部は、 前記操作手段の操作状態にかかわらず、前記各
    端末制御部に含まれる複数の制御対象のすべてを
    作動指令するためのテスト信号を発生するテスト
    信号発生手段と、 前記操作手段の操作状態に基づく制御信号また
    は前記テスト信号発生手段出力のテスト信号を、
    前記或る端末制御部を指定する端末指定データと
    ともに前記データ伝送ラインを介して各端末制御
    部へ伝送し、かつ各端末制御部からの伝送データ
    を受信する第1の伝送制御手段と、 前記各端末制御部に含まれる制御対象の故障の
    有無を判断する故障判断手段とを含み、 前記各端末制御部は、 前記制御信号に応答して対応の制御対象の動作
    状態を制御し、前記テスト信号に応答して同一グ
    ループのすべての制御対象を作動させる駆動制御
    手段と、 前記テスト信号が与えられたとき、対応するグ
    ループの各制御対象の動作状態を検出る動作状態
    検出手段と、 前記制御信号または前記テスト信号を受信し、
    かつ前記動作状態検出手段の出力信号を前記デー
    タ伝送ラインを介して前記中央制御部へ送信する
    第2の伝送制御手段とを含み、 前記故障判断手段は、或る端末制御部へ送信し
    たテスト信号に応答して当該端末制御部から送信
    された動作状態検出手段の出力信号に基づいて、
    当該端末制御部に含まれる制御対象の動作異常を
    判断し、 前記警報手段は、前記故障判断手段が制御対象
    の動作異常を判断したことに応答して警報するこ
    とを特徴とする、自動車の集約配線システムにお
    ける異常警報装置。 2 前記中央制御部に関連する位置には、蓄電池
    が設けられ、 前記ケーブルは、前記蓄電池と各端末制御部に
    対応する複数の制御対象との間に接続され、かつ
    各制御対象に蓄電池からの電力を供給する電源ラ
    インをさらに含む、特許請求の範囲第1項記載の
    自動車の集約配線システムにおける異常警報装
    置。 3 前記データ伝送ラインは、光フアイバであ
    り、 前記中央制御部および前記端末制御部には、前
    記制御信号またはテスト信号もしくは前記動作状
    態検出手段の出力信号を光信号に変換して前記光
    フアイバへ供給する手段が関連的に設けられる、
    特許請求の範囲第1項記載の自動車の集約配線シ
    ステムにおける異常警報装置。 4 前記第1の伝送制御手段は、各端末制御部を
    指定する端末指定データおよび当該端末制御部に
    含まれる複数の制御対象をテストするためテスト
    信号を、各端末制御部へ予め定める順序で順次的
    に送信する、特許請求の範囲第1項記載の自動車
    の集約配線システムにおける異常警報装置。
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