JPH0399846A - 延伸多層シート - Google Patents

延伸多層シート

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JPH0399846A
JPH0399846A JP1237124A JP23712489A JPH0399846A JP H0399846 A JPH0399846 A JP H0399846A JP 1237124 A JP1237124 A JP 1237124A JP 23712489 A JP23712489 A JP 23712489A JP H0399846 A JPH0399846 A JP H0399846A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規なスチレンを主成分とする樹脂、アルリ
ル系樹脂、ポリカーボネート樹脂等よりなる延伸多層シ
ートに関するものである。
さらに詳しくは、本発明は、真空成形、圧空成形、ブロ
ー成形などの手段で成形され、軽量食品包装容器やその
他物品の包装、その他任意な広い範囲の用途等に好適に
用いられる透明性、剛性、強度、成形性などに優れた、
延伸多層シートに関するものである。
(従来の技術) ポリスチレンの二軸延伸シートは、その透明性、光沢、
剛性に優れていることから、食品包装用の軽量容器等に
使用されている。
これら容器への成形は、例えば通常シートを熱板に接触
させる熱板圧空成形法等が用いられている。しかし、こ
の方法においては、二輪延伸ポリスチレンシートの成形
可能な熱板温度は、狭い範囲である。
すなわち、熱板温度が高い場合には、シートは、熱板に
粘着しやすく、いわゆるレインドロップ(成形品表面の
凹凸)といわれる不良現像が発生する。逆に、熱板温度
が低い場合には、シートは十分に延ばされない、このた
め、成形品は、金型の形状を正確に再現していない、い
わゆる型再現性不良が発生し、成形品の偏肉も悪くなる
この二つの不良現象のために、二軸延伸ポリスチレンシ
ートの成形可能な熱板温度は、狭い範囲に限定される。
このため、深絞り成形も困難である。
また、別の方法で、赤外線、熱媒体等を利用し、非接触
状で加熱成形する場合でも紋り比とともに偏肉が大きく
なるのが従来であった。
そこで、前者のレインドロップ発生を防ぐ方法として、
例えば特開昭57−193321号公報には、スチレン
系シートにジエンゴム変性ポリスチレンフィルムを積層
した二輪延伸シートが提案されている。また、特開昭5
8−98222号公報には、スチレン系シートに無機物
質を含有させた表皮層を積層した二軸延伸シートが提案
されている。
しかしながら、これらの方法においては、ポリスチレン
シートの表面を粗面化し、空気を逃散させレインドロッ
プを防いでいる。このため、透明性に優れた成形品を得
ることは困難である。
また、後者の型再現性を改良する方法として、例えば特
開昭55−144158号公報には、スチレン系シート
にポリオレフィン系樹脂を表皮層として積層した二軸延
伸シートが提案されている。
しかしながら、この方法においては、透明性、及び剛性
に劣るポリオレフィン樹脂を表層に使用しているため、
成形品は不透明で剛性の無いものになる。さらに、異種
の樹脂を積層しているため、接着層を必要とし、且つ成
膜時及び、成形時に発生するスクラップを有効に回収す
ることができず、コスト的にも不利である。
このように、シート及びその成形品の剛性、強度及び透
明性に優れる上、成形可能温度範囲が広く、かつ深絞り
成形に優れたスチレン系樹脂延伸シートは、これまで見
い出されていないのが実情である。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、このような事情のもとで、スチレン系樹脂、
アクリル系樹脂、ポリカーボネート樹脂の特徴である透
明性及び剛性を保持するとともに、圧空成形、真空成形
などにおける成形可能温度範囲が広く、かつ深絞り成形
性に優れている上、コスト的にも有利な、上記樹脂より
なる共延伸多層シートを提供することを目的としてなさ
れたものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明では、表層と内層を
有する多層延伸シートにおいて、少なくとも1つの表層
を構成する熱可塑性樹脂(A)のビカット軟化点(va
:℃)と、少なくとも1つの他層又は内層を構成熱可塑
性樹脂(B)のビカット軟化点(vt:℃)とが、その
比(v−/ Vb )で少なくとも1.10である該樹
脂を選定し、各層に配置し、且つ該表層の合計厚みを比
率が全層に対し5〜70%であることを特徴とする、共
延伸多層シートを採用した。
以下、本発明をその〜用途例として熱板接触加熱による
成形法を例に詳細に説明するが、この用途に限定される
ものではない。
揉底間服 本発明の二軸延伸多層シートにおいては、少なくとも一
つの表層を形成する熱可塑性樹脂(A)のビカット軟化
点が、少なくとも1つの他層または、内層を形成する熱
可塑性樹脂(B)のビカット軟化点より高く、少なくと
も1つの表層を形成する樹脂のビカット軟化点(Va:
”C)と、少なくとも1つの他層又は内層を形成する樹
脂のビカット軟化点(vb:℃)との比(v、/ Vi
、)が1.10以上、好ましくは1.15以上であるこ
とが重要である。
また、その上限は、2.70以下、好ましくは2.00
以下、より好ましくは1.70以下である。
このビカット軟化点の比V、/ V、が、1.10未満
の場合、シートの成形可能温度範囲、深絞り性、成形品
偏肉の改良効果が現れず、好ましくない、特に、深絞り
性、成形品偏肉を高度に改良する観点からは、V、/V
、を1.15以上にすることが有効である。
また、V、/ V、が2.70を超えると、成形可能温
度範囲は広く、深絞り性も良好なシートが得られるもの
の、内層に有効な延伸配向をかけるのが、シート成膜時
及び二次成形時において、困難となり、結果としてタフ
ネス(耐折強度)が弱くなり、脆いシートとなるため、
好ましくない。
但し、内層に低延伸配向時においても、タフネスの強い
樹脂を選定する場合は、その限りではないが、相乗効果
として付与される剛性のより一層の向上を期待するには
不利である。
次に、本発明において、上記表層を構成する熱可塑性樹
脂(A)とはスチレン又はスチレン誘導体を主成分とし
て含有するスチレン系樹脂、脂肪族不飽和カルボン酸及
び該誘導体より選ばれる少なくとも一種の単量体を主成
分としたアクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等よ
り選ばれる樹脂を主体とするビカット軟化点が100〜
160°C1好ましくは105〜150°Cの樹脂であ
る。これら樹脂は、1種用いても良いし、2種以上を組
合せ、混合して用いても良い。
上記スチレン又は、スチレン誘導体を主成分として含有
するスチレン系樹脂とは、例えば;■ 一般用ポリスチ
レン。
■ α−メチルスチレン等のアルキル置換スチレン重合
体、及び該単量体とスチレンとの共重合体。
■ 少量のゴムを含む耐衝撃性ポリスチレン。
■ スチレン成分が95〜70重量%のスチレン−共役
ジエンブロック共重合体。
■ スチレン成分、アルキル置換スチレン系樹脂から選
ばれる1種又は2種以上の合計が50重量%以上、好ま
しくは、60重量%以上を含有するスチレンおよび/ま
たは、アルキル置換スチレン類と共重合可能な単量体と
の共重合体または、これらの分子内、分子間反応物。
などをいう、これら1種用いてもよいし、2種以上を組
合せてもよい。
また、上記スチレンおよび/または、α−メチルスチレ
ンと共重合可能な単量体としては、アクリル酸および/
またはそのエステル類、メタクリル酸および/またはそ
のエステル類、無水マレイン酸、マレイミド、アクリロ
ニトリルなどが挙げられる。これらの共重合可能な単量
体は、1種用いても良いし、2種以上を組合せても良い
本発明でいう脂肪族カルボン酸および該誘導体り選ばれ
る少なくとも1種の単量体を主成分としたアクリル系樹
脂とは、例えば; ■ メタクリル酸および/またはそのエステル類、アク
リル酸および/またはそのエステル類等のアクリル系単
量体の中から選ばれる少なくとも1[!の単量体よりな
る樹脂及びこれらの分子内反応物。
■ 上記1.のアクリル系単量体成分から選ばれる1種
または2種以上の合計が50重量%以上、好ましくは、
60重量%以上を含有する該アクリル系単量体と共重合
可能な単量体との共重合体。
などをいう。これらは、1種用いてもよいし、2種以上
を組合せてもよい。
また、上記アクリル系単量体と共重合可能な単量体とし
ては、スチレン、α−メチルスチレン等のアルキル置換
スチレン類、無水マレイン酸、マレイミド、アクリロニ
トリルなどが挙げられる。
これらの共重合可能な単量体は、1種用いてもよいし、
2種以上を組合せてもよい。
本発明でいう上記ポリカーボネート系樹脂とは、例えば
芳香族ジヒドロキシ化合物を公知のエステル交換法、ホ
スゲン反応、ソルベント法などで剛性したものである。
上記芳香族ジヒドロキシ化合物としては、2.2− (
4,4−ビスヒドロキシフェニル)プロパンが特に好ま
しい、さらには、これらジヒドロ化合物と、ジオール、
二塩基酸、ジアミン等とを公知の方法で共重合させたも
のでも良い。
また、上記表層樹脂には、必要に応じて、離型剤、熱安
定剤、滑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、オリ
ゴマー、その他慣用の添加剤が含まれてもよい。
次に、本発明において、表層以外の少なくとも1つの他
層または内層を構成する熱可塑性樹脂(B)とは、スチ
レン又はスチレン誘導体を主成分として含有するスチレ
ン系樹脂、スチレン又はスチレン誘導体と共役ジエン又
は共役ジエン誘導体との共重合体、スチレン又はスチレ
ン誘導体と脂肪族不飽和カルボン酸及び該誘導体より選
ばれる少なくとも1種の単量体との共重合体等より選ば
れる樹脂を主体とするビカット軟化点が60〜140°
Cの樹脂である。
上記スチレン又はスチレン誘導体を主成分として含有す
るスチレン系樹脂とは、例えば一般用ポリスチレン又は
、ポリα−メチルスチレン等のポリアルキル置換スチレ
ン類、スチレン単量体とアルキル置換スチレン単量体と
の共重合体をいう。
また、スチレン又はスチレン誘導体と共役ジエン又は共
役ジエン誘導体との共重合体とは、例えばスチレン又は
アルキル置換スチレンからなる少なくとも1つのユニッ
トと共役ジエンからなる少なくとも1つのユニットから
構成されるブロック共重合体、または該共重合体の共役
ジエンに由来する二重結合が80%以上飽和しているも
の、さらに、例えばこれらを無水マレイン酸等のカルボ
ン酸基を有する公知のモノマーをモデファイしたもので
ある。これら樹脂のスチレン成分は95〜70重量%、
共役ジエン成分は5〜30重量%のものが使われる。共
役ジエン成分としては、ブタジェン、イソプレンなどが
挙げられる。
また、上記スチレン又はスチレン誘導体と脂肪族不飽和
カルボン酸及び該誘導体より選ばれる少なくとも1種の
単量体との共重合体とは、例えばスチレンおよび/また
はアルキル置換スチレン成分の合計が50重量%以上、
好ましくは60重量%以上を含有する共重合体である。
また、他の共重合する単量体は、メタクリル酸および/
またはそのエステル類、アクリル酸および/またはその
エステル類、無水マレイン酸、アクリロニトリルなどが
挙げられる。また、上記のエステル類とし好ましいもの
は、C1〜C目のアルコールとのエステル、例えばプロ
ピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル等のアル
コール類である0例えばスチレンとブチルアクリレート
を2〜18重量%で共重合されたそれは、ビカット軟化
点が71〜74℃にコントロールされる。
これら単量体は、1種用いても良いし、2種以上組合せ
てもよい、さらには、これら共重合体を、分子内脱水反
応や分子内脱アルコール反応などの分子内反応させたも
のでもよい。
上記樹脂は、1種用いてもよいし、二種以上組合せても
よい、さらに、ビカット軟化点を調整するために、可塑
剤、オリゴマー、その他のポリマー等の添加剤を加えて
も良いし、必要に応じて、表層との接着性樹脂、回収ポ
リマー、安定剤、その他慣用の添加剤が含まれても良い
また、さらに、本発明の二輪延伸シートのタフネス、成
形性をより改良するために、スチレン−共役ジエンブロ
ック共重合体、または/および該共重合体の水素添加物
等を上記熱可塑性樹脂に混合しても良い。また、これら
共重合体から成る層を内層に追加しても良い。
該スチレンー共役ジエンブロック共重合体は、スチレン
からなる少なくとも1つのユニットと共役ジエンからな
る少なくとも1つのユニットから構成されるブロック共
重合体であって、スチレン成分が50〜80重景%、共
役ジエン成分が20〜50重量%のものが挙げられる。
また、該スチレンー共役ジエンブロック共重合体水素添
加物は、上記スチレン−共役ジエンブロック共重合体と
同様のユニットから構成される共重合体であって、スチ
レン成分が20〜60重量%、共役ジエン成分が40〜
80重量%のもので、共役ジエンに由来する二重結合が
80%以上飽和しているものが挙げられる。また、共役
ジエン成分としては、ブタジェン、イソプレンなどが挙
げられる。さらに、例えばこれらを無水マレイン酸等の
カルボン酸基を有する公知のモノマーでモデファイした
ものでも良い。
これら共重合樹脂は、内層、表層いずれにも混合が可能
である。しかし、剛性および透明性を保持する観点から
、表層への添加は、15%以下、より好ましくは、10
%以下にする必要がある。
一方、内層への添加による剛性および透明性の悪化は少
ないため、上記共重合樹脂を任意に添加することができ
る。従って、該共重合樹脂は、内層へ混合することがよ
り好ましい。
層」1欠 本発明の延伸多層シートにおいては、上記画表層の厚み
比率は、シー日7み全体の5〜70%にする必要がある
この厚み比率が5%未満では内層構成樹脂シートに比べ
、成形可能温度の上限(レインドロップが発生しない最
高熱板温度)が十分に上昇せず、結果として、成形可能
温度範囲が広がらない。また、70%を超えても成形可
能温度の上限は変わらず、逆に、成形可能温度の下限は
上昇し、温度範囲は狭くなり、好ましくない。
また、本発明の二次的効果として画表層を上記範囲内に
することで、シート成膜時、および成形時において、各
層の相乗効果が働き、剛性、およびタフネス(耐折強度
)に優れた、シート、成形品が得られる。
この相乗効果を発現させる観点からは、画表層の厚み比
率を、好ましくは5〜50%、より好ましくは10〜4
0%にすることがより効果的である。
また、本発明の要旨を逸脱しない限り、内層にはビカッ
ト軟化点が表層樹脂のビカット軟化点の1/1.10倍
以下の樹脂よりなる少なくとも一層の他に、少なくとも
一層例えば、回収ポリマー−層、接着剤層、ビカット軟
化点が表層樹脂を超えない他のスチレン系樹脂層などが
含まれてもよい、または、場合により表層と同類の樹脂
層が全内層の173を越えなく、かつ前述表層の層構成
比率内で含まれる場合があってもよい。
また、本発明の延伸多層シートにおける、各層の配置の
様式としては、例えば、ビカット軟化点がv、℃の樹脂
層をa、ビカット軟化点がVb’cの樹脂層をb (V
a/Vh≧1.10)とすると、a / b 、 a 
/ b / a 、 a / b / a / b /
 a 、 a /b/a/b/a  b/a、・・・な
どがある。
また、さらに内層に前述その他の樹脂層(Cとする)を
追加した場合の配置の様式としては、例えば、a/c/
b、a/b/c/b/aSa/c/b/c/a、a/b
/c/a/c/b/a。
・・などがある。但し、本発明の多層シートの特性が川
なわれない範囲で、上記例示に限定されないものとする
本発明において、表層とは、二層シートの場合は、成形
時の熱板接触面側の層をいう。また、三層以上のシート
の場合は、表裏両最外層をいう。
また、内層とは、2層シートの場合は成形時の熱板非接
触面側の層をいい、3層以上のシートの場合は、画表層
以外の少なくとも1つの層をいう。
また、本発明でいうビカット軟化点とは、ASTM  
D−1525に準拠して測定した値(荷重1kg、昇温
速度 2°C/m1n)である。
好ましい組合せの例は、表層樹脂(A)が、ポリスチレ
ン系樹脂を主体とした場合(ビカット軟化点−104〜
108°C)、少なくともlNの多層又は内層樹脂(B
)は、スチレン−ブタジェンブロック共重合体くビカッ
ト軟化点=80〜9 B ’C)単独、又はこれ等を5
〜30重量%、上記表層樹脂に混合した場合、また前述
のスチレンとアクリル酸エステル(アルコール成分とし
て、プロピル、ブチルの各アルコール)を95:5〜7
0:30(各重量%)の比率で共重合した重合体を単独
又は上記ポリスチレン系樹脂、スチレン−ブタジェンブ
ロック重合体等に任意な範囲で混合した場合である。
また、表層樹脂(A)が前述のスチレン系の耐熱性樹脂
の場合(ビカット軟化点が110〜150”C)は、内
層は上述同様の内層、ポリスチレン系樹脂V、/V、が
1.10以上となる如きに選定した上記耐熱性樹脂単体
又はブレンド物等から任意選定すればよい、しかし、本
発明はこれ等に限定されないものとする。
本発明の延伸多層シートは、樹脂の選定条件により脆く
ならなければ一軸延伸シートでも良いが、好ましくは二
軸延伸シートの場合である。また、両者の場合、同様に
脆くなければ表層に主配向を、内層及び他層に弱配向を
セットし、二次成形性を大巾に改良せしめても良い。
冠」L(厘多21L 本発明において、上記表層および/または、内層に2種
以上の樹脂を混合して用いる場合、および/または、オ
リゴマー、離型剤、安定剤、可塑剤、その他の薬剤など
の添加剤を加える場合に、トライブレンドして用いても
よいし、さらに押出機、バンバリーミキサ−、コニーダ
ーなどで予備混練した後、ペレットとして用いてもよい
本発明の二輪延伸多層シートの製造方法についてはとく
に制限はなく、従来二輪延伸多層シートの製造において
慣用されている方法、例えば共押出しによって多層シー
トを作成し、これを逐次又は同時に二軸延伸する方法や
、シートを溶融押出して、高温状態にあるうちに、他の
シートと貼り合わせて多層シートを作成し、これを同様
に二輪延伸する方法または、本発明の延伸シートを他の
シートにラミネートする方法などを採用することができ
る。
また、二軸延伸する方法については、一般に知られてい
るテンタ方式、インフレーション方式などがある。
これらの延伸倍率は、少なくとも一方向において1.5
〜8倍、好ましくは2〜6倍にするのが良い、延伸温度
は、通常(表層樹脂のビカット軟化点)〜(表層樹脂の
ビカット軟化点+60 ) ”C1好ましくは、(表層
樹脂のビカット軟化点モ10)〜(表層樹脂のビカット
軟化点+40 ) ”Cの範囲で選ばれる。
本発明の二軸延伸多層シートは、全体の厚みが0.01
mm 〜1.0mm、好ましくは0.03〜0.5mm
の範囲にある。
また、ASTM  D−1504に準じて測定した加熱
収縮応力(温度、表層樹脂のビカット軟化点+30℃、
熱媒シリコン油条件下でのピーク応力値)が、通常2〜
18kg/cd、好ましくは3〜13kg/cjの範囲
にあるものが適当である。該加熱収縮応力が2kg/C
Ii未満では、配向レベルが低すぎて成形品の打ち抜き
時に割れが生じる恐れがあるし、18kg/dを越える
と、一般の成形機では型再現性の悪い成形品しか得られ
ない上、過剰配向による成形品の白化、割れが多くなる
原因ともなり、好ましくない。
(実施例) 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらによってなんら限定されるものではない
なお、各特性は次の方法に従って評価した。
■ 威星可生温度範皿 テストシートを接触加熱式圧空成形機を用い、熱板温度
〔テストシートの表層樹脂のビカット軟化点+(15〜
55))”C1加熱時間3.0秒、成形時間1.5秒、
成形圧力3kg/cdの条件で開口径100mm、深さ
20mmの円柱成形体に成形した。50ショット分の成
形品を検品し、レインドロップが5%以上の成形品で発
生しはじめた熱板温度をA”C2成形品の型決まり不良
が5%未満になる熱板温度をB″Cとし、(A−B)”
Cにより成形可能温度範囲を求め、次の記号に従って評
定した。
テストシートを接触加熱式圧空成形機を用い、熱板温度
〔テストシートの表層樹脂のビカット軟化点+35 )
 ”C1加熱時間5.0秒、成形時間2゜q秒、成形圧
力5 kg / cdの条件で、開口径100mm、深
さ40〜70mmの円柱成形体に成形した。50ショッ
ト分の成形品を検品し、成形品に白化、破れが無く、か
つ、壁面と底面が95%以上である最大絞り深さを求め
、次の記号に従って評定した。
テストシートを接触加熱式圧空成形機を用い、熱板温度
〔テストシートの表層樹脂のビカット軟化点+30〕℃
、加熱時間3.0秒、成形時間2゜0秒、成形圧力5 
kg / c−の条件で、開口径100mm、深さ20
mmの円柱成形体に成形した。lOショット分の成形品
の壁面と底面とのコーナー部厚みをマイクロゲージ(最
小目盛り0.001mm)で測定しく各成形品1個当た
り5ケ所)、〔コーナ一部厚みの平均値〕/〔元シート
厚みの平均値〕、 を求め、次の記号に従って評定した。
なお、元シート厚みは、未成形シート/mmt当たりの
重量より換算(n・10の平均)した。
■ ■立 テストシートを接触加熱式圧空成形機を用い、熱板温度
〔テストシートの表層樹脂のビカット軟化点+303 
”C5加熱時間3.0秒、成形時間1゜5秒、成形圧力
3 kg/cdの条件で、開口径90mm、底面部径8
0mm、深さ20mmのプリンカップ型成形体に成形し
た。この成形品の底面部前部を23’C,65%RH下
で300mm/minの速度で圧縮して、成形体が5m
m圧縮された際の力を測定しくn−5の平均)、Tkg
とした。
また、同一厚みの市販のポリスチレンニ軸延伸シート(
脂化成製、スタイロシート”3000)についても同様
に測定しくn=5の平均)、Skgとした0両者の比T
/Sを求め、次の記号に従って評価した。
ASTM  D〜2176に準拠(折曲角度、中央より
左右に135度、荷重1kg)して測定しくn=10の
平均値)、次の記号に従って評定した。
なお、この耐折強度は、シートの脆さ改善の代用特性で
あり、耐折回数の多いほどタフネスに優れている。
■ 14u1 STM 1003に準拠してヘイズ値を 測定し くn=5の平均)、 次の記号に従って評定 した。
また、 樹脂として第1表に示すものを用いた。
第1表 *vsp :ビカット軟化点(ASTMD−1525準
拠) R,、R,=Me又はHl 隣接するアクリル酸単位同志の分子内脱水反応また瓜隣
接するアクリル酸単位とメタクリル酸メチル単位の分子
内脱アルコール反応により住成。
(実施例1、比較例1) 65mm径、および40mm径のスクリューを有する共
押出機に3層T−ダイを取付け、40mm径の押出機に
第2表に示した表層樹脂を供給し、65mm径の押出機
に第2表に示した内層樹脂を供給し、溶融押出し、(表
層樹脂のビカット軟化点+15 ) ’Cに加熱された
ロール群の速度差により、縦に2.5倍に延伸し、その
後、テンタで横延伸(〔表層樹脂のビカット軟化点+2
53 ’C13,3倍)を行い、各層の構成比が、10
/80/10の多層シートを得た(シート厚み0.25
mm)。
これらシートの成形可能温度範囲、深絞り性、成形品偏
肉を評価した。結果を第2表に示す(実施例1;実験番
号1〜7、比較例1;実験番号8〜12)。
第2表より、V、 /V 、が1.1以上の二軸延伸多
層シートのみが、成形可能温度範囲、深絞り性、成形品
偏肉に優れていることが分かる。
第2表 内層樹脂のと刀ツ1献1ω亀 (実施例2、比較例2) 第3表に示す樹脂を用い、第3表に示した層構成のシー
トを実施例1と同様に作成した(シート厚み; 0.2
1mm)。この際、縦延伸部のロール温度を〔表層樹脂
のビカット軟化点+18 ) ’C1延伸倍率を2.7
倍とした。また、テンタ温度を〔表層樹脂のビカット軟
化点+30〕℃、延伸倍率を3.7倍とした。
これらのシートの成形可能温度範囲、深絞り性、成形品
偏肉、剛性、耐折強度、透明性について評価した。
その結果を第3表に示す(実施例2;実験番号13〜1
5.17〜19及び21〜23、比較例2;実験番号1
6.20及び24)。
(比較例3) 50mm径スクリューを有する押出機に単層Tダイを取
付け、第4表に示した各樹脂を溶融押出し、実施例2と
同条件で延伸成膜した。得られたシートの成形可能温度
範囲、深絞り性、成形品偏肉、剛性、耐折強度、透明性
について評価した。
その結果を第4表に示す。
第3表、第4表より、本発明の二輪延伸多層シートのろ
が、成形可能温度範囲、深絞り性、成形品偏肉、剛性、
耐折強度、透明性に優れていることが分かる。
一方、表層が厚すぎる場合(比較例2)や、単層シート
(比較例3)では、これらをバランスさせることが困難
である。
第3表(実施例2及び比較例2) 第4表 (発明の効果) 本発明の延伸多層シートは; (1)表層樹脂として比較的ビカット軟化点の高い熱可
塑性樹脂を使用し、かつ内層樹脂には、表層より流動性
の良い、比較的ビカット軟化点の低い熱可塑性樹脂を使
用しているために、耐レインドロップ性と耐再現性のバ
ランスに優れており、結果として、広い温度範囲での成
形が可能であり、また、さらに深絞り性に優れ、偏肉の
少ない成形品が得られる。
(2)上記表層と内層の組合せにより、延伸時及び成形
時に相乗効果があるために、特に剛性、タフネスに優れ
たシート及び成形品を得ることができ、シートの薄肉化
も可能である。
(3)透明性、光沢などのポリスチレン系、アクリル系
ポリカーボネート系延伸シートの特性を損なうことなく
、上記(1)、(2)の改質が可能である。
(4)本発明の延伸シートは、必要に応じて、成形品打
抜き時に残るシートの屑を内層に添加することができる
。この場合に、透明性の悪化を最小限にでき、スクラッ
プポリマーの有効回収が可能である。
などの特徴を存し、工業的に利用価値が極めて高い。
このように、本発明の多層シートは、透明性、剛性、タ
フネスに優れ、かつ、広い成形可能温度範囲を有し、深
絞り性、成形品偏肉に優れているために、軽量食品包装
容器をはじめ、その他の容器成形用シートとして好適に
用いられる。
(ほか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  表層と内層を有する多層延伸シートにおいて、少なく
    とも1つの表層を構成する熱可塑性樹脂(A)のビカッ
    ト軟化点(V_a:℃)と、少なくとも1つの他層又は
    内層を構成する熱可塑性樹脂(B)のビカット軟化点(
    V_b:℃)とが、その比〔V_a/V_b〕で少なく
    とも1.10である該樹脂を選定し、各層に配置し、且
    つ該表層の合計厚み比率が全層に対し5〜70%である
    ことを特徴とする、共延伸多層シート。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03292139A (ja) * 1990-04-10 1991-12-24 Mitsubishi Kasei Polytec Co スチレン系二軸延伸シートおよびこれを用いた成形品の製造方法
JPH06238831A (ja) * 1993-02-18 1994-08-30 Toyobo Co Ltd スジ入れ加工性の優れた積層フィルム
EP1020281A4 (en) * 1997-01-21 2001-04-25 Nippon Steel Chemical Co MULTILAYERED, BLOW-MOLDED BODY WITH EXCELLENT RESISTANCE TO ABRASION
JP2008132746A (ja) * 2006-10-31 2008-06-12 Nippon Zeon Co Ltd 積層フィルム、反射防止フィルム、偏光板、および液晶表示装置

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