JPH041010B2 - - Google Patents

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JPH041010B2
JPH041010B2 JP7187883A JP7187883A JPH041010B2 JP H041010 B2 JPH041010 B2 JP H041010B2 JP 7187883 A JP7187883 A JP 7187883A JP 7187883 A JP7187883 A JP 7187883A JP H041010 B2 JPH041010 B2 JP H041010B2
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acid
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Akio Takahashi
Masahiro Ono
Ritsuro Tada
Motoyo Wajima
Toshikazu Narahara
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕 本発明は加熱することにより反応し、耐熱性の
すぐれた硬化物を与える熱硬化性組成物に関す
る。 〔発明の背景〕 耐熱区分H種の樹脂成型材料としてビスマレイ
ミドなどの付加重合型ポリイミドがよく知られて
いる。このマレイミドはジアミンあるいはこれと
エポキシ樹脂を組合せて用いることが多い。ま
た、英国特許第1322332号明細書には芳香族ジシ
アナミドの単独重合体が記載されている。このポ
リマは耐熱性の点では前記ポリイミドよりもすぐ
れているが、可撓性に乏しく、成型材料としての
みならず、フイルム、被覆材あるいはプリプレグ
材料として極めて不都合なものである。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、加熱することにより硬化し、
耐熱性、可撓性および成形性のすぐれた硬化物を
与える熱硬化性組成物を提供することにある。 〔発明の概要〕 本発明の熱硬化性組成物は、(a)一般式〔〕 A(−NRCN)m ……〔〕 (式中、Aは少なくとも1個の芳香族環を有す
る有機基,Rは水素,ベンゼンスルホニル基,ベ
ンゼンカルボニル基,ベンジル基,mは2以上)
で示されるシアナミド化合物および一般式〔〕 B(−NH2)n ……〔〕 (式中、Bは少くとも1個の芳香族環を有する
有機基,nは2以上を表わす)で示される芳香族
アミン化合物および(b)エポキシ化合物,マレイミ
ド化合物,アリル化合物,ビニル化合物,カルボ
ン酸化合物,無水酸化合物,ポリブタジエン系化
合物,フエノール系化合物のうち少なくとも1種
の化合物を含むことを特徴とする。この組成物
は、耐熱骨格であるイソメラミン環およびメラミ
ン環を有し、耐熱性と可撓性の優れた成型作業性
の良好な熱硬化性硬化物を与える。 本発明において、芳香族シアナミド化合物と芳
香族アミン化合物との反応により下式〔〕のよ
うなプレポリマが予備加熱によつて生成し、さら
に加熱を続けることにより下式〔〕〔〕に示
される構造を含む硬化物を生成する。 上記の例はジシアナミド化合物およびジアミン
化合物を用いた場合を示すものである。 本発明では式〔〕、あるいは〔〕のような
構造を有する化合物に、それ自体が重合したり、
式〔〕あるいは式〔〕中の分子と結合して重
合する化合物、エポキシ,マレイミド,アリル化
合物,ビニル化合物,カルボン酸化合物,無水酸
化合物,ポリブタジエン系化合物,フエノール系
化合物ポリブタジエン系化合物、フエノール系化
合物のうち少なくとも1種類を配合して成る熱硬
化性組成物であり、成形材料として、また有機溶
媒にも容易に溶解するので、含浸ワニス,積層用
ワニス,被覆剤などとしても有用である。 本発明でいう前記一般式〔〕で示される芳香
族シアナミド化合物としては例えば、m−フエニ
レンジシアナミド、p−フエニレンジシアナミ
ド、4,4′−ジシアナミドジフエニルメタン、
2,2′−ビス(4−シアナミドフエニル)プロパ
ン、4,4′−ジシアナミドフエニルオキシド、
4,4′−ジシアナミドジフエニルスルフオン、ビ
ス(4−シアナミドフエニル)ホスフインオキシ
ド、ビス(4−ジシアナミドフエニル)フエニル
ホスフインオキシド、ビス(4−シアナミドフエ
ニル)メチルアミン、1,5−ジシアナミドナフ
タレン、m−キシリレンジシアナミド、1,1−
ビス(p−シアナミドフエニル)フラン、p−キ
シリレンジシアナミド、ヘキサメチレンジシアナ
ミド、6,6′−ジシアナミド−2,2′−ジピリジ
ル、4,4′−ジシアナミドベンゾフエノン、4,
4′−ジシアナミドアゾベンゼン、ビス(4−シア
ナミドフエニル)フエニルメタン、1,1−ビス
(4−シアナミドフエニル)シクロヘキサン、1,
1−ビス(4−シアナミド−3−メチルフエニ
ル)−1,3,4−オキサジアゾール、4,4′−
ジシアナミドジフエニルエーテル、4,4′−ビス
(p−シアナミドフエニル)−2,2′−ジチアゾー
ル、m−ビス(4−p−シアナミドフエニル−2
−チアゾリル)ベンゼン、4,4′−ジシアナミド
ベンズアニリド、4,4′−ジシアナミドフエニル
ベンゾエート、2,2′−ビス〔4−(4−シアナ
ミドフエノキシ)フエニル〕プロパン、2,2′−
ビス〔3−メチル−4−(4−シアナミドフエノ
キシ)フエニル〕プロパン、2,2−ビス〔3−
エチル−4−(4−シアナミドフエノキシ)フエ
ニル〕プロパン、2,2−ビス〔3−プロピル−
4−(4−シアナミドフエノキシ)フエニル〕プ
ロパン、2,2−ビス〔3−イソプロピル−4−
(4−シアナミドフエノキシ)フエニル〕プロパ
ン、ビス〔4−(4−シアナミドフエノキシ)フ
エニル〕メタンおよび下式〔〕 (xは0〜3である。)で示されるシアナミド
末端スルホンエーテルオリゴマ、などの少なくと
も1種類が用いられる。本発明で芳香族シアナミ
ド化合物を用いる理由は、芳香族のものは耐熱性
の点で有利であるためである。 一般式〔〕で示される芳香族アミン化合物と
しては例えばアニリン、m−フエニレンジアミ
ン、p−フエニレンジアミン、4,4′−ジアミノ
ジフエニルメタン、2,2′−ビス(4−アミノフ
エニル)プロパン、ベンジジン、4,4′−ジアミ
ノフエニルオキシド、4,4′ジアミノフエニルス
ルホン、ビス−(4−アミノフエニル)メチルホ
スフインオキシド、ビス(4−アミノフエニル)
フエニルホスフインオキシド、ビス(4−アミノ
フエニル)メチルアミン、1,5−ジアミノナフ
タレン、m−キシリレンジアミン、1,1−ビス
(p−アミノフエニル)フラン、p−キシリレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、6,6′−ジ
アミノ−2,2′−ジピリジル、4,4′−ジアミノ
ベンゾフエノン、4,4′−ジアミノアゾベンゼ
ン、ビス(4−アミノフエニル)フエニルメタ
ン、1,1−ビス(4−アミノフエニル)シクロ
ヘキサン、1,1−ビス(4−アミノ−3−メチ
ルフエニル)シクロヘキサン、2,5−ビス(m
−アミノフエニル)−1,3,4−オキサジアゾ
ール、2,5−ビス(p−アミノフエニル)−1,
3,4−オキサジアゾール、2,5−ビス(m−
アミノフエニル)チアゾロ(4,5−d)チアゾ
ール、5,5′−ジ(m−アミノフエニル)−(2,
2′)ビス(1,3,4−オキサジアゾリル)、4,
4′−ジアミノジフエニルエーテル、4,4′−ビス
(p−アミノフエニル)−2,2′−ジアゾール、m
−ビス(4−p−アミノフエニル−2−チアゾリ
ル)ベンゼン、4,4′−ジアミノベンズアニリ
ド、4,4′−ジアミノフエニルベンゾエート、
N,N′−ビス(4−アミノベンジル)−p−フエ
ニレンジアミン、4,4′−メチレンビス(2−ジ
クロロアニリン)、ベンゾグアナミン、メチルグ
アナミン、1,2,4−トリアミノベンゼン、
1,3,5−トリアミノベンゼン、2,4,6−
トリアミノトルエン、2,4,6−トリアミノ−
1,3,5−トリメチルベンゼン、2,4,4′−
トリアミノジフエニルエーテル、2,4,4′−ト
リアミノジフエニルメタン、2,4,4′−トリア
ミノジフエニルスルフオン、2,4,4′−トリア
ミノベンゾフエノン、3,5,3′,5′−テトラア
ミノベンゾフエノン、1,2,4,5−テトラア
ミノベンゼンあるいは (式中、yは1〜6である。) で示されるアニリン樹脂が用いられる。アミン化
合物の場合も、シアナミド化合物の場合と同様
に、脂肪族のものに比べて芳香族のものは耐熱性
の点で有利である。芳香族アミン化合物は1種も
しくは2種以上用いられる。 多官能エポキシ化合物としては例えばビスフエ
ノールAのジグリシジルエーテル、3,4−エポ
キシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシ
クロヘキサンカルボキシレート、4,4′−(1,
2−エポキシエチル)ビフエニル、4,4′−ジ
(1,2−エポキシエチル)ジフエニルエーテル、
レゾルシンジグリシジルエーテル、ビス(2,3
−エポキシシクロペンチル)エーテル、N,
N′−m−フエニレンビス(4,5′−エポキシ−
1,2−シクロヘキサンジカルボジイミド)など
の2官能エポキシ化合物、p−アミノフエノール
のトリグリシジル化合物、1,3,5−トリ
(1,2−エポキシエチル)ベンゼン、テトラグ
リシドキシテトラフエニルエタン、フエノールホ
ルムアルデヒドノボラツク樹脂のポリグリシジル
エーテルなどの3官能以上のエポキシ化合物、ヒ
ダントイン骨格を有するエポキシ化合物、臭素化
エポキシ化合物のようなハロゲン原子を含むエポ
キシ化合物などの少なくとも1種が用いられる。
また、上記エポキシ化合物はフエノール樹脂系化
合物あるいはトリアリルイソシアヌレート系化合
物と予備反応させて用いてもよい。 本発明において、前記(a)の化合物と多官能エポ
キシ化合物との配合割合は広範囲にわたつて任意
に選ぶことができる。 マレイミド系化合物としては、例えばN,
N′−メチレンビスマレイミド、N,N′−エチレ
ンビスマレイミド、N,N′−ヘキサメチレンビ
スマレイミド、N,N′−トリメチレンビスマレ
イミド、N,N′−m−フエニレンビスマレイミ
ド、N,N′−p−フエニレンビスマレイミド、
N,N′−4,4′−ジフエニルメタンビスマレイミ
ド、N,N′−4,4′−ジフエニルエーテルビスマ
レイミド、N,N′−メチレンビス(3−クロロ
−p−フエニレン)ビスマレイミド、N,N′−
4,4′−ジフエニルサルフオンビスマレイミド、
N,N′−4,4′ジシクロヘキシルメタンビスマレ
イミド、N,N′−α,α′−4,4′−ジメチレンシ
クロヘキサンビスマレイミド、N,N′−m−キ
シレンビスマレイミド、N,N′−4,4′−ジフエ
ニルシクロヘキサンビスマレイミド等のビスマレ
イミド化合物、アニリンとホルムアルデヒドの縮
合物と無水マレイン酸とを反応させて得られる次
式〔〕で示される多価マレイミド〔〕式 (nは0.1〜3) また、本発明においては、次のようなモノマレ
イミド化合物を併合することもできる。例えばN
−メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N
−プロピルマレイミド、N−ブチルマレイミド、
N−アリルマレイミド、N−ビニルマレイミド、
N−フエニルマレイミド、N−3−クロロフエニ
ルマレイミド、N−o−トリルマレイミド、N−
m−トリルマレイミド、N−p−トリルマレイミ
ド、N−o−メトキシフエニルマレイミド、N−
m−メトキシフエニルマレイミド、N−p−メト
キシフエニルマレイミド、N−ベンジルマレイミ
ド、N−ピリジルマレイミド、N−ヒドロキシフ
エニルマレイミド、N−アセトキシフエニルマレ
イミド、N−ジクロロフエニルマレイミド、N−
ベンゾフエノンマレイミド、N−ジフエニルエー
テルマレイミド、N−アセチルフエニルマレイミ
ド、N−シクロヘキシルマレイミド等のモノマレ
イミド化合物の少なくとも1種を併用することが
できる。 アリル化合物としては、トリアリルトリメリテ
ート、ジアリルテレフタレート、ジアリルイソフ
タレート、ジアリルオルソフタレート、トリアリ
ルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレート、
p,p′−ジアリロキシカルボニルジフエニルエー
テル、m,p′−ジアリロキシカルボニルジフエニ
ルエーテル、o,p′−ジアリロキシカルボニルジ
フエニルエーテル、m,m′−ジアリロキシカル
ボニルジフエニルエーテル、ジアリルクロレンデ
ートなどの多価カルボン酸アリルエステル、メチ
ルアクリレート、エチルアクリレート、n−ブチ
ルアクリレート、イソブチルアクリレート、n−
プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレー
ト、n−ペンチルアクリレート、n−ヘキシルア
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−
ヒドロキシエチルアクリレート、テトラエチレン
グリコールジアクリレート、ヘキサンジオールジ
アクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート
などのアクリル酸エステル、メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、n−プロプルメタク
リレート、イソプロプルメタクリレート、n−ブ
チルメタクリレート、イソブチルメタクリレー
ト、n−ペンチルメタクリレート、n−ヘキシリ
メタクリレート、トリメチロールプロパントリメ
タクリレート、エチレンジメタクリレート、ジエ
チレンジメタクリレートなどのメタクリル酸エス
テル、トリス(アクリロイルオキシエチル)イソ
シアヌレート、トリス(メタクリロイルオキシエ
チル)イソシアヌレートなどが用いられる。 また、ビニル化合物としては、例えばスチレ
ン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニ
ルベンゼン、N−ビニルピロリドン、カルボン酸
としては例えばマレイン酸、イタコン酸、イソフ
タル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸、
ヘキサヒドロフタル酸、フマル酸、こはく酸、ア
ジピン酸、トリメリツト酸、ピロメリツト酸、ベ
ンゾフエノンテトラカルボン酸など、酸無水物と
しては例えば無水マレイン酸、無水フタル酸、テ
トラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタ
ル酸、ピロメリツト酸無水物、シクロペンタテト
ラカルボン酸二無水物、ベンゾフエノンテトラカ
ルボン酸二無水物、無水マレイン酸とビニルエー
テルのコポリマ、無水マレイン酸とスチレンのコ
ポリマなど。 ポリブタジエン系化合物としては、ブタジエン
ホモポリマ、α,ω−ポリブタジエングリコー
ル、α,ω−ポリブタジエンジカルボン酸など。 フエノール系化合物としては、フエノリツクノ
ボラツク樹脂、フエノリツクレゾール樹脂、クレ
ゾールノボラツク樹脂、クレゾールレゾール樹
脂、ポリ−p−ビニルフエノール樹脂、ジフエニ
ルエーテル変性フエノリツクノボラツク樹脂、フ
エノールとp−キシレン−ジメチルエーテルとの
縮合樹脂等が使用される。 本発明においては、反応を促進するために、硬
化触媒例えば従来のマレイミド用硬化触媒あるい
はエポキシ樹脂用硬化触媒を併用することができ
る。具体例としては、テトラメチルブタンジアミ
ン、ベンジルジメチルアミン、2,4,6−トリ
ス(ジメチルアミノフエノール)、テトラメチル
グアニジン、グアニジン、2−メチルイミダゾー
ル、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−
エチルイミダゾール、2−イソプロピルイミダゾ
ール、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタ
デシルイミダゾール、2−フエニルイミダゾー
ル、2,4′−ジメチルイミダゾールなどのイミダ
ゾール系化合物、上記イミダゾール化合物のアジ
ン誘導体、オニウム塩、トリメリツト酸塩、ニト
リルエチル誘導体、テトラフエニルホスホニウム
テトラフエニルボレート、テトラフエニルアンモ
ニウムテトラフエニルボレート、テトラブチルア
ンモニウムテトラフエニルボレート、テトラメチ
ルアンモニウムフルオライトなどがある。また、
アリル化合物、ビニル化合物の硬化触媒として
は、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオ
キサイド、等がある。これら硬化触媒の一般的な
使用量としては組成物全体の0.1〜5重量%が適
当である。 本発明の組成物には公知の無機充填剤、ガラス
繊維、難燃剤、可撓化剤、顔料、カツプリング剤
あるいは離型剤などを配合することができる。 硬化物の性質から言えば、(a)の化合物の割合が
増加するに従つて耐熱性及び硬さが増し、逆の場
合は可とう性に富んだ硬化物を与える傾向を示
す。また、プレポリマーの性質から言えば、(b)の
化合物の量が増加する程、成形性(流動性)や有
機溶剤に対する溶解性は向上する。 本発明の組成物における配合割合は、かなり広
範囲にわたつて変更しても良好な耐熱性を有する
硬化物を得ることができる。一般的には(a)の成分
としてのプリポリマ100重量部に対し、(b)成分5
〜100重量部が適当である。シアナミド化合物の
割合が増加するにしたがつて、耐熱性は向上する
が逆に粘度が高くなる傾向にある。 本発明において、芳香族シアナミド化合物と芳
香族アミン化合物の予備反応の最も好ましい条件
は、溶媒中、60〜150℃の温度に加熱して行なう
ことである。 本発明においては、B状態で反応を一旦停止す
ることなく、直接硬化物を生成させてもよい。溶
媒としては例えばメチルエチルケトン、メチルア
セチルケトン、2−メトキシエタノール、2−
(メトキシメトキシ)エタノール、2−イソプロ
キシエタノール、2−(エトキシエトキシ)エタ
ノール、ジオキサン、ジメチルジオキサン、モノ
プロピレングリコールメチルエーテル、N,N−
ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセト
アミド、N−メチル−2−ピロリドンなどの1種
もしくはそれらの2種以上の混溶媒を使用するこ
とができる。特に好ましいのはメチルエチルケト
ン、2−メトキシエタノール、N,N−ジメチル
ホルムアミド、N−メチル−2−ピロリドン、ジ
オキサンである。 本発明の組成物は、有機溶剤溶液あるいはワニ
スとして、もしくは溶媒不存在下において加熱す
ることにより反応し、硬化する。後者は所謂溶融
反応である。この反応は、溶剤を使用した場合は
一旦、50〜150℃程度で加熱し、その後上昇し、
好ましくは150〜250℃程度に加熱して行うとよ
い。一方、溶融反応の場合は最初から比較的高温
で、即ち、150〜250℃程度に加熱して行なうこと
ができる。プレポリマを得る場合は好ましくは、
60〜130℃程度で反応させ、B状態の時点で加熱
を停止するのがよい。溶媒中での反応の場合は固
形物(硬化物)が析出する前に加熱を停止する。 実施例 1〜5 表1に示す芳香族シアナミド化合物と芳香族ア
ミン化合物とをメチルセルソルブに溶解し(固形
分として30%)70℃で60分間加熱して予備反応さ
せてプレポリマ化し、これに下表に示す成分を加
えて目的の熱硬化性組成物を得た。ただし、実施
例3と5は予備反応後ベンゾイルパーオキサイド
を1重量部添加した。
【表】 *…フエノールノボラツク型エポキシ化合物
実施例1〜5に示した熱硬化性組成物を240℃
で2時間加熱板上で加熱硬化したものの減量開始
温度、500℃における減量率を測定した。又、厚
さ0.18mmのアミノシラン処理を施したガラスクロ
スにワニスを含浸させた後、90〜150℃で約10分
間乾燥し塗工布を作成し、この塗工布を10枚重ね
て、40Kg/cm2の加圧下において240℃で90分間加
圧成形し積層板を得た。この物のガラス転移温
度、曲げ強度を測定した。これらの結果をまとめ
て表2に示した。なお、表中、減量開始温度は、
4℃/分の昇温速度で空気中で加熱し、減量特性
を測定した際の重量減量開始温度であり、500℃
における減量は、500℃に達したときの減量率で
ある。又、曲げ強度は、20℃における曲げ強度に
対する各温度の曲げ強度の保持率である。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 一般式〔〕 A(−NRCN)m ……〔〕 (式中、Aは少くとも1個の芳香族環を有する
    有機基,Rは水素,ベンゼンスルホニル基,ベン
    ゼンカルボニル基,ベンジル基,mは2以上を表
    わす)で示される芳香族シアナミド化合物および
    一般式〔〕 B(−NH2)n ……〔〕 (式中、Bは少なくとも1個の芳香族環を有す
    る有機基,nは2以上を表わす)で示される芳香
    族アミン化合物とを予備反応させて得られるプレ
    ポリマおよび(b)エポキシ系化合物,マレイミド系
    化合物,アリル化合物,ビニル化合物,カルボン
    酸化合物,無水酸化合物,ポリブタジエン系化合
    物,フエノール系化合物から選ばれる少なくとも
    1種の化合物を含むことを特徴とする熱硬化性組
    成物。
JP7187883A 1983-04-22 1983-04-22 熱硬化性組成物 Granted JPS59196363A (ja)

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