JPH04102120U - フラツトケーブル用の電磁波シールド材 - Google Patents
フラツトケーブル用の電磁波シールド材Info
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- JPH04102120U JPH04102120U JP1226891U JP1226891U JPH04102120U JP H04102120 U JPH04102120 U JP H04102120U JP 1226891 U JP1226891 U JP 1226891U JP 1226891 U JP1226891 U JP 1226891U JP H04102120 U JPH04102120 U JP H04102120U
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- JP
- Japan
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- sheet
- synthetic resin
- electrically insulating
- flat cable
- electromagnetic shielding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 繰り返しの屈曲を受けても電磁波シールド
特性が減衰するようなことがなく、また、フラットケー
ブル構成体との間に強固な接着が形成され得るフラット
ケーブル用の電磁波シールド材を得ることを目的とす
る。 【構成】 合成樹脂製支持材1の片面に湿式メッキ法に
よって形成されている金属薄膜2を有するシート状物3
が、難燃性の熱可塑性樹脂層7によって積層されてお
り、しかも、前記合成樹脂製支持材1の外側表面には、
電気絶縁性の接着剤層8を有する積層構成からなる。
特性が減衰するようなことがなく、また、フラットケー
ブル構成体との間に強固な接着が形成され得るフラット
ケーブル用の電磁波シールド材を得ることを目的とす
る。 【構成】 合成樹脂製支持材1の片面に湿式メッキ法に
よって形成されている金属薄膜2を有するシート状物3
が、難燃性の熱可塑性樹脂層7によって積層されてお
り、しかも、前記合成樹脂製支持材1の外側表面には、
電気絶縁性の接着剤層8を有する積層構成からなる。
Description
【0001】
本考案は、フラットケーブルを得る際に利用される電磁波シールド材に関する
。
【0002】
従来のフラットケーブル用の電磁波シールド材は、例えば Cu ,Al,Fe等によ
る厚さ7μ以上の金属箔とポリエステルフィルム等の電気絶縁性のプラスチック
フィルムとを、ウレタン系の接着剤等によって積層した後、金属箔の表面に難燃
剤が混入されているアクリル系の粘着剤層を形成させることによって得られる積
層シートが利用されている。
【0003】
かかる積層構成による電磁波シールド材は、難燃性(UL−94規格,VTM
HB、V−1相当)と金属箔による電磁波シールド特性とを兼備するものであっ
て、該シールド材の粘着剤層面に対して別製のフラットケーブル構成体が接着,
固定され、フラットケーブルの信号線が外部からの電磁波の影響を受けることの
ないような遮蔽作用を奏するものである。
【0004】
前記従来のフラットケーブル用の電磁波シールド材は、該シールド材における
金属箔の耐屈曲性が十分でなく、例えば、コピー機の配線用ケーブル等のように
褶動を伴う部分に利用されると、繰り返して受ける屈曲によって金属箔部分にク
ラックが発生するため、電磁波シールド特性が低下するという欠点を有する。
【0005】
なお、繰り返して受ける屈曲によって金属箔部分に発生するクラックは、金属
箔が屈曲を受けた場合に金属箔の内,外で伸縮差が発生することに起因している
。
【0006】
また、前述の従来のフラットケーブル用の電磁波シールド材は、フラットケー
ブルに対して必要とされる難燃性が、電磁波シールド材と別製のフラットケーブ
ル構成体との間の接着剤層によって奏され得るように、電磁波シールド材の表面
に形成されている粘着剤層中に難燃剤が混入されているため、該粘着剤層による
電磁波シールド材とフラットケーブル構成体との間の接着強度が十分でなく、繰
り返しの褶動を受けることによって、電磁波シールド材とフラットケーブル構成
体との間の接着部が剥離するという問題を有する。
【0007】
これに対して本考案は、繰り返しの屈曲を受けても金属薄膜による導電性層に
クラックが発生するようなことがなく、また、フラットケーブル構成体との間の
接着剤層に難燃剤を混入させるまでもなく所定の難燃性が付与されているため、
フラットケーブル構成体との間に安定した接着強度が形成され得るような接着剤
層を具備させることができ、さらには軽量である等の特徴をも有するフラットケ
ーブル用の電磁波シールド材を提供する。
【0008】
本第1の考案のフラットケーブル用の電磁波シールド材は、電気絶縁性の合成
樹脂製支持材と該合成樹脂製支持材の片面に湿式メッキ法によって形成されてい
る金属薄膜による導電性層とからなるシート状物と、電気絶縁性の合成樹脂製支
持材からなるシート状物との2枚のシート状物が1組として利用されているもの
で、これらの2枚のシート状物が、前者のシート状物における金属薄膜による導
電性層側が後者のシート状物と対向するようにして、難燃性の熱可塑性樹脂層を
介して積層されており、しかも、これらの2枚のシート状物における電気絶縁性
の合成樹脂製支持材の少なくとも一方の外側表面には、別製のフラットケーブル
構成体と接着可能な電気絶縁性の接着剤層が形成されている。
【0009】
また、本第2の考案のフラットケーブル用の電磁波シールド材は、電気絶縁性
の合成樹脂製支持材と該合成樹脂製支持材の片面に湿式メッキ法によって形成さ
れている金属薄膜による導電性層とからなるシー状物の2枚が1組として利用さ
れているものであって、これらのシー状物における導電性層同士が対向するよう
にして、難燃性の熱可塑性樹脂層を介して積層されており、しかも、前記2枚の
シー状物における電気絶縁性の合成樹脂製支持材の少なくとも一方の外側表面に
、フラットケーブル構成体と接着可能な電気絶縁性の接着剤層が形成されている
。
【0010】
前記構成からなる本第1及び第2の考案のフラットケーブル用の電磁波シール
ド材において、第1と第2のシート状物における電気絶縁性の合成樹脂製支持材
としては、電気絶縁性と共に難燃性に対しても優れた性質を有するものが好まし
く、具体的には、ASTM試験法 D−149による絶縁破壊抵抗が18KV/mm 以上の
もの、例えば、2軸延伸ポリエステルフィルム,ナイロンフィルム,ポリイミド
フィルム,,ポリエーテルイミドフィルム,塩化ビニルフィルム,ポリカーボネ
ートフィルム等の厚さ10〜100μ程度のものが好適である。
【0011】
電気絶縁性の合成樹脂製支持材に対して湿式メッキ法によって形成されている
金属薄膜は、例えば、Cu,Al,Fe等による厚さ0.05〜10μ程度の薄膜であ
る。
【0012】
シート状物とシート状物との間に介装される難燃性の熱可塑性樹脂層は、これ
らの両シート状物同士を接着させる接着剤層であって、ハロゲン系難燃剤,Al(O
H)3 ,Mg(OH)2 ,Sb2O3 等の無機質系難燃剤が添加されているポリエステル系樹
脂,ポリウレタン樹脂,ポリアミド樹脂,エチレン−アクリル酸系樹脂等による
厚さ10〜50μ程度の樹脂層として形成される。
【0013】
なお、「シート状物/難燃性の熱可塑性樹脂層/シート状物」からなるサンド
イッチ構造の積層は、難燃性の熱可塑性樹脂のエクストルージョンラミネートに
よって形成するのが好ましい。
【0014】
2枚のシート状物における電気絶縁性の合成樹脂製支持材の少なくとも一方の
外側表面に形成されている接着剤層は、別製のフラットケーブル構成体を接着さ
せるための接着剤層であって、例えば、ポリエステル系樹脂やポリオレフィン系
樹脂等によるホットメルトタイプの接着剤層や、アクリル系樹脂による粘着剤層
等からなる。
【0015】
本第1の考案及び第2の考案のフラットケーブル用の電磁波シールド材は、湿
式メッキ法によって形成されている金属薄膜による導電性層を具備するものであ
るから、繰り返しの屈曲を受けるような場合にも、導電性層にクラックが発生す
るようなことがなく、耐屈曲性において優れた作用を奏する。
【0016】
また、本第1の考案及び第2の考案のフラットケーブル用の電磁波シールド材
は、フラットケーブルに対して必要とされる難燃性が、シート状物同士の間の接
着剤層中に添加されている難燃剤によって奏されるため、別製のフラットケーブ
ル構成体との間の接着に利用される接着剤層中には難燃剤を含有させなくても済
むため、電磁波シールド材とフラットケーブル構成体との間に接着強度の高い接
着が形成される。
【0017】
以下本考案のフラットケーブル用の電磁波シールド材の具体的な構成を、製造
実施例に基づいて説明する。
【0018】
実施例1
第1図において、12μの2軸延伸ポリエステルフィルム「東レ (株) :ルミ
ラーQ27」からなる合成樹脂製支持材1の片面に、厚さ2μの銅薄膜による導
電性層2を湿式メッキ法によって形成して得られたシート状物3と、12μの2
軸延伸ポリエステルフィルム「東レ (株) :ルミラーQ27」からなる合成樹脂
製支持材4の片面に、厚さ2μの銅薄膜による導電性層5を湿式メッキ法によっ
て形成して得られたシート状物6とを、これらのシート状物3とシート状物6と
における導電性層2と導電性層5とが対向するようにして、両者の間に厚さ30
μの難燃化ポリエステルホットメルト樹脂「東亜合成化学 (株) :PES111
UC」層7を押出しラミネートによって介装させて積層した。
【0019】
次いで、一方のシート状物3における合成樹脂製支持材1の表面に、25g(dr
y) /m2のアクリル系樹脂「BPS6244」の塗工層からなる粘着剤層8を形成
することにより、本考案の1実施例品であるフラットケーブル用の電磁波シール
ド材9を得た。
【0020】
実施例2
第2図において、12μの2軸延伸ポリエステルフィルム「東レ (株) :ルミ
ラーQ27」からなる合成樹脂製支持材10の片面に、厚さ2μの銅薄膜による
導電性層11を湿式メッキ法によって形成して得られたシート状物12と、12
μの2軸延伸ポリエステルフィルム「東レ (株) :ルミラーQ27」からなる合
成樹脂製支持材13とを、シート状物12における導電性層11と合成樹脂製支
持材13とが対向するようにして、両者の間に厚さ30μの難燃化ポリエステル
ホットメルト樹脂「東亜合成化学 (株) :PES111UC」層14を押出しラ
ミネートによって介装させて積層した。
【0021】
次いで、合成樹脂製支持材13の表面に、25g(dry) /m2のアクリル系樹脂「
BPS6244」の塗工層からなる粘着剤層15を形成することにより、本考案
の1実施例品であるフラットケーブル用の電磁波シールド材16を得た。
【0022】
比較例1
12μの2軸延伸ポリエステルフィルム「東レ (株) :ルミラーQ27」から
なる合成樹脂製支持材の片面をコロナ放電処理に付した後、該コロナ放電処理面
に、厚さ10μの圧延銅箔(日本製箔)を、4g(dry) / m 2のウレタン系接着剤
「武田薬品工業 (株) :A515/A50」によるドライラミネーションによっ
て接着し、続いて、前記合成樹脂製支持材の表面に、アクリル系粘着剤「BPS
6244」100重量部と水酸化マグネシウム50重量部との混合物による30
g(dry) /m2の塗工層からなる粘着剤層を形成することによって、比較のためのフ
ラットケーブル用の電磁波シールド材を得た。
【0023】
[実験]
以上の実施例1〜2及び比較例1によって得られた各フラットケーブル用の電
磁波シールド材の電磁波シールドの程度と、これらのフラットケーブル用の電磁
波シールド材を MIL- STD - 285 による慴動試験に付した後の電磁波シールドの
程度とを、周波数30MHZで測定することにより、各電磁波シールド材の耐慴
動性を試験した。結果を[表1]に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
実施例及び比較例のフラットケーブル用の電磁波シールド材に対する電磁波シ
ールド特性についての実験結果から明らかなように、本考案のフラットケーブル
用の電磁波シールド材は、繰り返しの屈曲を受けた場合にも、電磁波シールド効
果の減衰率が小さく、耐屈曲性において優れた効果を有し、また、従来の金属箔
による導電性層が利用されているものと比較して軽量であり、耐慴動性能も良好
である。
【0026】
また、本考案のフラットケーブル用の電磁波シールド材は、湿式メッキ法によ
って形成されている金属薄膜による導電性層を利用するものであるから、例えば
、金属蒸着法によって形成される金属薄膜による導電性層を利用するものと比較
して、形成される金属薄膜の接着強度が高く、しかも、必要とされる所望の膜厚
の金属薄膜を得る際のコストが小さくて済む。
【図1】本考案のフラットケーブル用の電磁波シールド
材の1実施例品の積層構造を模型的に示す断面図であ
る。
材の1実施例品の積層構造を模型的に示す断面図であ
る。
【図2】本考案のフラットケーブル用の電磁波シールド
材の別の実施例品の積層構造を模型的に示す断面図であ
る。
材の別の実施例品の積層構造を模型的に示す断面図であ
る。
1 合成樹脂製支持材
2 導電性層
3 第1のシート状物
4 合成樹脂製支持材
5 導電性層
6 第2のシート状物
7 難燃性の熱可塑性樹脂層
8 接着剤層
9 フラットケーブル用の電磁波シールド材
Claims (2)
- 【請求項1】 電気絶縁性の合成樹脂製支持材と該合
成樹脂製支持材の片面に湿式メッキ法によって形成され
ている金属薄膜による導電性層とからなるシート状物
と、電気絶縁性の合成樹脂製支持材からなるシート状物
とが、前者のシート状物における金属薄膜による導電性
層側と後者のシート状物とが対向するようにして、難燃
性の熱可塑性樹脂層を介して積層されており、しかも、
前記2枚のシート状物における電気絶縁性の合成樹脂製
支持材の少なくとも一方の外側表面には、フラットケー
ブル構成体と接着可能な電気絶縁性の接着剤層が形成さ
れていることを特徴とするフラットケーブル用の電磁波
シールド材。 - 【請求項2】 電気絶縁性の合成樹脂製支持材と該合
成樹脂製支持材の片面に湿式メッキ法によって形成され
ている金属薄膜による導電性層とからなる2枚のシート
状物が、これらのシート状物における導電性層同士が対
向するようにして、難燃性の熱可塑性樹脂層を介して積
層されており、しかも、前記2枚のシー状物における電
気絶縁性の合成樹脂製支持材の少なくとも一方の外側表
面には、フラットケーブル構成体と接着可能な電気絶縁
性の接着剤層が形成されていることを特徴とするフラッ
トケーブル用の電磁波シールド材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1226891U JPH04102120U (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | フラツトケーブル用の電磁波シールド材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1226891U JPH04102120U (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | フラツトケーブル用の電磁波シールド材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04102120U true JPH04102120U (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=31746151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1226891U Pending JPH04102120U (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | フラツトケーブル用の電磁波シールド材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04102120U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06283053A (ja) * | 1993-01-26 | 1994-10-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | シールドフラットケーブル |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP1226891U patent/JPH04102120U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06283053A (ja) * | 1993-01-26 | 1994-10-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | シールドフラットケーブル |
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