JPH04105260U - 内燃機関用ピストン - Google Patents
内燃機関用ピストンInfo
- Publication number
- JPH04105260U JPH04105260U JP1255591U JP1255591U JPH04105260U JP H04105260 U JPH04105260 U JP H04105260U JP 1255591 U JP1255591 U JP 1255591U JP 1255591 U JP1255591 U JP 1255591U JP H04105260 U JPH04105260 U JP H04105260U
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- JP
- Japan
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- piston
- pin
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- piston pin
- pin hole
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- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 連通穴6より、ピストンピン孔2に供給され
た潤滑オイルが外部に流出しないようにして、ピントン
ピン孔2とピストンピン8との間の十分な潤滑を得、焼
付きを起こさず、しかも連通穴の加工工数を大巾に低減
した。 【構成】 ピストン本体1の鋳造時に、一端がピストン
本体1のクラウン部に形成される冷却通路4に開口し、
他端が閉塞される連通穴6をピンボス上部3aに設け、
この連通穴6をピストンピン孔2の加工時に該孔2と連
通させた。
た潤滑オイルが外部に流出しないようにして、ピントン
ピン孔2とピストンピン8との間の十分な潤滑を得、焼
付きを起こさず、しかも連通穴の加工工数を大巾に低減
した。 【構成】 ピストン本体1の鋳造時に、一端がピストン
本体1のクラウン部に形成される冷却通路4に開口し、
他端が閉塞される連通穴6をピンボス上部3aに設け、
この連通穴6をピストンピン孔2の加工時に該孔2と連
通させた。
Description
【0001】
本考案は、自動車等の内燃機関用ピストンに関する。
【0002】
従来、この種内燃機関用ピストンにおいて、ピストン本体のクラウン部の冷却
効果を向上すると共に、ピストンリング溝部の温度上昇を防止するため、ピスト
ン本体のクラウン部内に環状等の冷却通路を設け、この冷却通路に通じるオイル
導入孔よりオイル噴射ノズルを介して潤滑オイルを供給するようにしたものが数
多く提案されている。
【0003】
また、ピストンピンの焼付き等を防止するため、ピストンピンの軸受部に冷却
通路内の潤滑オイルを供給するため、例えば、実開昭60−47855号公報に
示すように、ピストンのピンボス部の下部よりピンボス部の上部を通り、冷却通
路内まで連通する連通穴を形成してなる先行技術が知られている。
【0004】
しかしながら、上述した先行技術では、ピストンのピンボス部の下部よりクラ
ウン部内に形成した冷却通路内まで連通する連通穴をドリル等の機械加工によっ
て形成するという構造が一般的であるために、加工部分が長くドリルが連通折損
し易いという問題があった。また、ピストンの鋳造後に別加工によって穴を形成
するために、加工工数が増大してコスト高になると共に、ピストンボス部の下部
にも連通穴が形成されてしまうために、冷却通路より連通穴を介して供給された
潤滑オイルがピンボス部の下部より流出してしまい、ピストンピン孔とピストン
ピンとの十分な潤滑が行なわれずピストンピンの焼付きを起し易いという問題が
あった。
【0005】
本考案は、上述した問題点に着目してなされたもので、連通穴よりピストンピ
ン孔に供給された潤滑オイルが流出しないようにして、該ピストンピン孔とピス
トンピンとの間の十分な潤滑を得、焼付きを起さず、しかも前記連通穴の加工工
数を大巾に低減した内燃機関用ピストンを提供することを目的とするものである
。
【0006】
この目的を達成するために、本考案は、ピストン本体の鋳造時に、一端が該ピ
ストン本体のクラウン部に形成する冷却通路に開口し、他端が閉塞され、且つ前
記ピストン本体のピンボス部に設けるピストンピン孔の加工に際し該ピストンピ
ン孔と連通する連通穴を、前記ピンボス部に設けたことを特徴とするものである
。
【0007】
このような構成に基づいて、本考案による内燃機関用ピストンは、一端が冷却
通路に開口する連通穴の他端をピストン本体の鋳造時には閉塞されており、ピス
トンピン孔の加工時に該ピストンピン孔と連通させることとなり、冷却通路部の
上部のみで連通することになるので、オイルジェットより噴射された潤滑オイル
がオイル導入孔より冷却通路内に供給されると共に、この冷却通路内よりピンボ
ス部の上部の連通穴を介してピストンピン孔とピストンピンとの間に供給されて
ピストンピンの潤滑を行ない、従来のようにピンボス部の下部より潤滑オイルが
外に逃げることなく、ピストンピン焼付きを効果的に防止することができる。
【0008】
また、冷却通路とピストンピン孔とを連通する連通穴は、ピストンピン孔の加
工によって同時に形成されるので、従来技術のようなドリル等の加工工具や別加
工等の加工工数が大幅に削減され、コスト低減を図ることができる。
【0009】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
第1図は、本考案による内燃機関用ピストンの縦断面図であり、図において、
符号1はアルミニウム等で鋳造されたピストン本体、1aはクラウン部、1bは
ピストンリング溝部、2はピストンピン孔、3はピンボス部で、ピンボス上部3
aとピンボス下部3bとからなる。上記ピストン1のクラウン部1a内部には、
環状の冷却通路4が形成されており、この冷却通路4のピストンピン孔2と直交
する所定位置には、後述するオイルジェット11から冷却通路4内に潤滑オイル
を供給するオイル導入孔5が連通して形成されている。
【0011】
また、上記ピストン本体1のピンボス上部3aには、ピストンピン孔2を加工
したことによって、冷却通路4とピストンピン孔2を連通するように連通穴6が
形成されている。
【0012】
ここで、上記ピストン本体1を鋳造する場合には、図2に示すような塩中子1
0がクラウン部1a内に一体的に鋳込まれるものである。上記塩中子10は、N
aCl(塩化ナトリウム)を主成分としており、ピストン1内の冷却通路4に相
当する環状体10a、180度対向した下方に突出する一対の突部10b,10
bとからなっている。そして上記塩中子10の環状体10aをピストン本体1の
クラウン部1aに相当する鋳型内に配置すると共に、塩中子10の突部10b,
10bをピンボス上部3a内で加工前のピストンピン孔2aの上部に位置決めし
て図3に示すように一体的に鋳造する。この状態では、突部10b,10bは、
加工前のピストンピン孔2aとは連通していない。
【0013】
このようにして鋳造されたピストン本体1は、図1に示すようにピストンピン
孔2を加工してピストンピン孔2を完成させすることによって塩中子10の突部
10b,10bの先端部が切削されてピストンピン孔2と連通する。
【0014】
なお、図2に示すように鋳造されたピストン本体1内の塩中子10は、鋳造後
にオイル導入孔5等より洗い流されるので、塩中子10環状体10aは冷却通路
4となり、突部10b,10bはピストンピン孔2と連通する連通穴6となる。
【0015】
次いで、このように構成されたピストンの作用を図4に基づいて説明する。図
において、7はエンジンのシリンダ、8はピストン本体1にコネクティングロッ
ド9を組付けたピストンピン、11は潤滑オイルを噴射するオイルジェットを示
している。
【0016】
シリンダ7内をピストン本体1が上下に往復動すると、シリンダ7の下部に設
けたオイルジェト11より潤滑オイルがオイル導入孔5に噴射される。このオイ
ル導入孔5より流入した潤滑オイルはピストン1内のクーリングチャンネル4内
に導びかれ、ピストン本体1のクラウン部1a及びピストンリング溝1bを冷却
すると共に、連通穴6を通ってピストンピン8とピストンピン孔2との間に供給
されて潤滑を行ない、ピストンピン8の焼付きを防止する。このとき、クーリン
グチャンネル4とピストンピン孔2とを連通する連通穴6は、ピストン本体1の
ピンボス上部3aにのみ設けられているので、ピストンピン8とピストンピン孔
2との間に供給された潤滑オイルは連通穴6から容易に流出することなく長時間
滞留するので、ピストンピン8の焼付きを効果的に防止することができる。
【0017】
以上説明したように、本考案による内燃機関用ピストンのクーリングチャンネ
ルは一端が冷却通路に開口する連通穴の他端が、ピストン本体の鋳造時には閉塞
されており、ピストンピン孔の加工時に該ピストンピン孔と連通するようにした
ので、従来のようにピンボス部の下部には、連通穴が連通しておらず、ピストン
ピン孔とピストンピンとの間に供給された潤滑オイルを外に逃がすことを防止で
き、ピストンピンの焼付きを防止することができる。
【0018】
また、本考案の連通穴は、従来技術のように、ドリル等の加工工具を用いて別
加工等を行うことなく形成できるので、加工工数が大幅に削減され、コスト低減
を図ることができる。
【図1】本考案による内燃機関用ピストンの縦断面図で
ある。
ある。
【図2】本考案によるピストン鋳造時の冷却通路に相当
する塩中子の断面図である。
する塩中子の断面図である。
【図3】本考案によるピストンの鋳造時の状態を示す断
面図である。
面図である。
【図4】本考案によるピストンの組付状態を示す断面図
である。
である。
1 ピストン本体
1a クラウン部
2 ピストンピン孔(加工後)
2a ピストンピン孔(加工前)
3 ピンボス部
3a ピンボス上部
3b ピンボス下部
4 冷却通路
6 連通穴
Claims (1)
- 【請求項1】 ピストン本体の鋳造時に、一端が該ピス
トン本体のクラウン部に形成する冷却通路に開口し、他
端が閉塞されるよう形成され、且つ前記ピストン本体の
ピンボス部に設けるピストンピン孔の加工に際し該ピス
トンピン孔と連通する連通穴を、前記ピンボス部に設け
たことを特徴とする内燃機関用ピストン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1255591U JPH04105260U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 内燃機関用ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1255591U JPH04105260U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 内燃機関用ピストン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04105260U true JPH04105260U (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=31901142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1255591U Pending JPH04105260U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 内燃機関用ピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04105260U (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421606U (ja) * | 1977-07-14 | 1979-02-13 | ||
| JPS581608U (ja) * | 1981-06-20 | 1983-01-07 | 佐々木 三男 | 路面切削装置 |
| JPS6215467U (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-29 | ||
| JPS6229455B2 (ja) * | 1978-01-17 | 1987-06-26 | Teijin Ltd |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP1255591U patent/JPH04105260U/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421606U (ja) * | 1977-07-14 | 1979-02-13 | ||
| JPS6229455B2 (ja) * | 1978-01-17 | 1987-06-26 | Teijin Ltd | |
| JPS581608U (ja) * | 1981-06-20 | 1983-01-07 | 佐々木 三男 | 路面切削装置 |
| JPS6215467U (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-29 |
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