JPH04105469U - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH04105469U JPH04105469U JP1513691U JP1513691U JPH04105469U JP H04105469 U JPH04105469 U JP H04105469U JP 1513691 U JP1513691 U JP 1513691U JP 1513691 U JP1513691 U JP 1513691U JP H04105469 U JPH04105469 U JP H04105469U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- plastic
- holding hole
- fixing part
- insulating block
- Prior art date
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は接触部、固定部、端子部からなるコ
ンタクトを絶縁ブロックに設けたコンタクト保持孔内に
圧入し、上記固定部により保持して形成された電気コネ
クタにおいて、コンタクトの端子部を配線基板のパター
ンに半田付けしたときのフラックスが固定部と保持孔の
隙間からコンタクトを上昇して接触部を汚染することに
よる接触不良や腐蝕の防止にある。 【構成】 本考案はコンタクトの固定部の表面にプラス
チックを被覆することにより、コンタクトの保持孔への
圧入時プラスチックがコンタクトの固定部と保持孔の間
の隙間を埋めるようにして、フラックスの接触部への上
昇を阻止して目的を達成したものである。
ンタクトを絶縁ブロックに設けたコンタクト保持孔内に
圧入し、上記固定部により保持して形成された電気コネ
クタにおいて、コンタクトの端子部を配線基板のパター
ンに半田付けしたときのフラックスが固定部と保持孔の
隙間からコンタクトを上昇して接触部を汚染することに
よる接触不良や腐蝕の防止にある。 【構成】 本考案はコンタクトの固定部の表面にプラス
チックを被覆することにより、コンタクトの保持孔への
圧入時プラスチックがコンタクトの固定部と保持孔の間
の隙間を埋めるようにして、フラックスの接触部への上
昇を阻止して目的を達成したものである。
Description
【0001】
本考案は、絶縁ブロックに設けたコンタクト保持孔に、コンタクトを挿入して
、保持・固定する電気コネクタに関するものであって、特に、配線基板に取り付
け、半田付で接続する電気コネクタに係るものである。
【0002】
従来、絶縁ブロックにコンタクトを固定する方法として図3(a)に示すよう
に、接触部(1a)、固定部(1b)及び端子部(1c)の3部分からなるコン
タクト(1)の固定部(1b)に、矢じり状の突起(11)を設けてこれを図3
(b)のように絶縁ブロック(2)の所定位置に設けた、上記矢じり状突起(1
1)の寸法よりやや小さい寸法のコンタクト保持孔(21)に、図3(c)のよ
うに圧入して、コンタクト(1)を絶縁ブロック(2)に保持固定する方法が広
く行われている。
ところでこの場合コンタクト(1)の矢じり状突起(11)が陣笠状の場合に
は、絶縁ブロック(2)のコンタクト保持孔(21)とコンタクト(1)の突起
(11)との間には、殆ど間隙を生ずることがなく、高い気密性が得られるが、
その一方コンタクト(1)の圧入に大きな力が必要となる。このため特に最近に
おいて強く要求されるコネクタの小形化,細密化に伴いコンタクト(1)が薄く
、かつ細くなると、コンタクト(1)は圧入力に抗しきれずに延びて細くなった
り、場合によっては引張破断するという欠点がある。
そこで、薄いコンタクト(1)や細いコンタクト(1)の場合には、コンタク
ト(1)の固定部(6)の断面を図5のように四方形として、その1辺に、半円
状突起(11)を設け、このコンタクト(1)を四方形に作られたコンタクト保
持孔(21)内に圧入して、突起(11)と突起(11)を有しない面(12)
において保持・固定することが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように、断面四方形の1辺に突起(11)を設けた場合
には、図5に示すように、突起(11)を有する面及びその直角方向の両側面側
には間隙(3)が生ずる。このように間隙(3)が生ずると、コネクタを配線基
板に取付け、加熱して半田を溶かしてコネクタのコンタクト(1)の端子部(1
c)と配線基板のパターンとを接続すると、その半田付時に溶融した流体状のフ
ラックスが表面張力等の作用によってコンタクト(1)の端子部(1c)、固定
部(1b)と昇り、やがて接触部(1a)にまで達してその表面をフラックスの
被膜により覆って表面を汚染する。
このため相手コネクタと嵌合したときに期待通りの電気的接続が得られにくい
ばかりか、やがてその部分がフラックスにより腐蝕して、コネクタとしての機能
を破壊してしまうという欠点があった。
【0004】
本考案は上記欠点の解決を目的とするもので、その目的は、次の手段即ち図1
に示すようにコンタクト(1)の固定部(1b)の表面にプラスチックを被着す
ることにより目的を達成できるようにしたもので、固定部(1b)の表面に被着
できるプラスチックの具体例としては、次のものを挙げることができる。
(1)熱硬化性プラスチック
エポキシ樹脂
ポリウレタン樹脂
不飽和ポリエステル樹脂
シリコン樹脂
及び上記樹脂の発泡物
(2)2液硬化性プラスチック
エポキシ樹脂
ポリウレタン樹脂
不飽和ポリエステル樹脂
シリコン樹脂
及び上記樹脂の発泡物
(3)紫外線硬化性プラスチック
エポキシ樹脂
ポリウレタン樹脂
不飽和ポリエステル樹脂
シリコン樹脂
及び上記樹脂の発泡物
本考案において、コンタクト(1)の固定部(1b)にプラスチック(4)を
被着する手段としては、公知の如何なる手段によっても差し支えないが、具体例
として図2に示す各種の方法を挙げることができる。
図2(イ)はディスペンサ(5)により連状コンタクトの各固定部にプラスチ
ック(4)を被着する例である。(ロ)はインクジェクトプリンタ(6)により
プラスチック(4)を噴射して被着するものであり、(ハ)はスプレー(7)に
よりプラスチック(4)を吹き付けて被着するものである。また、(ニ)は転写
ローラ(8)により被着させる方法であり、この外スクリン印刷法を用いること
もできる。
【0005】
本考案においては、コンタクト(1)の固定部(1b)寄りに被着したプラス
チック(4)が、例えは熱硬化性プラスチックの場合には、これが本考案のコネ
クタを配線基板に搭載し、これを加熱して半田付する際に、加熱硬化して、図2
のように絶縁ブロック(2)のコンタクト挿入孔壁とコンタクトの固定部(1b
)との間隙(3)を埋める。
また、例えば熱膨張性プラスチックの場合には、配線基板搭載後の半田付時の
熱によりプラスチック(4)が熱膨張して、絶縁ブロックの保持孔(21)とコ
ンタクト固定部(1b)との間隙を埋めつくす。
また例えば発泡性プラスチックの場合には、配線基板搭載後の半田付時の熱に
より、プラスチック(4)が発泡してこの場合も絶縁ブロック(2)のコンタク
ト保持孔(21)とコンタクト固定部(1b)との間隙(3)を埋めつくす。
従って間隙(3)はプラスチック(4)によって気密性を保って栓塞されるの
で、フラックスが接触部(1a)まで昇ることによる接触の不良や腐蝕を防止で
きる。
【0006】
【実施例1】
材質リン青銅の金属板から打抜法により、固定部が横 0.6mm、縦 0.3mmの断面
長方形で、横の一面には高さ0.15mmの突起を有するコンタクト(1)を作成した
。なお、コンタクト全体の長さは10mmで端子部(1c)の長さは2mmである。
次にコンタクトの固定部の表面全周に亘り、プラスチックとして熱硬化性のエ
ポキシ樹脂をディスペンサ法により厚さ 0.1mmの被着層を施した。固定部に被着
層を施したコンタクトを、横 0.7mm、縦 0.4mmの保持孔(21)を有する、材質
ポリブチレンテレフタレートを射出法により成形した絶縁ブロック(2)のコン
タクト保持孔(21)に挿入して保持・固定してモデルコネクタを作成した。
モデルコネクタをサンプル配線基板に搭載し、温度230℃の加熱炉に1分間
保持した後、常温空気で強制冷却により、室温まで冷却した。
以上のようにして得たサンプル配線基板上のモデルコネクタの接触部をイソプ
ロピルアルコール液(IPA)に浸漬し、そのIPA液を約1/1000に濃縮
して分析したが、フラックス成分は全く検出されなかった。
また、上記試験後モデルコネクタを切断して、コンタクトの寸法を測定したが
、挿入時と測定誤差範囲内で同寸法で、圧入時の圧縮による増加,引張による延
び等は生じていないものと判断された。
【0007】
【実施例2】
材質リン青銅の金属板から、打抜き法により、固定部が横 0.6mm、縦 0.3mmの
断面長方形で、横の一面には高さ0.15mmの突起を有するコンタクト(1)を作成
した。なお、コンタクト全体の長さは10mmで、固定部(1b)の長さは2mmで
ある。
次にコンタクト(1)の固定部(1b)の表面全周に亘り、プラスチック(4
)として2液硬化性のエポキシ樹脂を図2(イ)に示したディスペンサ法により
厚さ 0.1mmの被着層を施した。固定部(1b)にプラスチック被着層(4)を施
したコンタクトを横 0.7mm、縦 0.4mmのコンタクト保持孔(21)を有する、材
質ポリブチレンテレフタレートを射出法により成形した絶縁ブロック(2)のコ
ンタクト保持孔(21)に挿入して保持・固定してモデルコネクタを作成した。
モデルコネクタをサンプル配線基板に搭載し、温度230℃の加熱炉に1分間
保持した後、常温空気での強制冷却により、室温まで冷却した。
以上のようにして得たサンプル配線基板上のモデルコネクタの接触部をイソプ
ロピルアルコール液(IPA)に浸漬し、そのIPA液を約1/1000に濃縮
して分析したが、フラックス成分は全く検出されなかった。
また、上記試験後モデルコネクタを切断して、コンタクトの寸法を測定したが
、挿入時と測定誤差範囲内で同寸法で、圧入時の圧縮による増加,引張による延
び等は生じていないものと判断された。
【0008】
【実施例3】
材質リン青銅の金属板から、打抜き法により、固定部が横 0.6mm、縦 0.3mmの
断面長方形で、横の一面には高さ0.15mmの突起を有するコンタクトを作成した。
なお、コンタクト全体の長さは10mmで、固定部の長さは2mmである。
次にコンタクトの固定部の表面全周に亘り、プラスチックとして紫外線硬化性
のエポキシ樹脂をディスペンサ法により厚さ 0.1mmの被着層を施した。固定部に
被着層を施したコンタクトを横 0.7mm、縦 0.4mmのコンタクト保持孔を有する、
材質ポリブチレンテレフタレートを射出法により成形した絶縁ブロックの保持孔
に挿入して、保持・固定してモデルコネクタを作成した。
モデルコネクタをサンプル配線基板に搭載し、温度230℃の加熱炉に1分間
保持した後、常温空気による強制冷却により、室温まで冷却した。
以上のようにして得たサンプル配線基板上のモデルコネクタの接触部をイソプ
ロピルアルコール液(IPA)に浸漬し、そのIPA液を約1/1000に濃縮
し分析したが、フラックス成分は全く検出されなかった。
また、上記試験後モデルコネクタを切断して、コンタクトの寸法を測定したが
、挿入時と測定誤差範囲内で同寸法で、圧入時の圧縮による増加,引張による延
び等は生じていないものと判断された。
【0009】
本考案においては、電気コネクタの絶縁ブロック(2)に設けられたコンタク
ト保持孔(21)と、ここに圧入されたコンタクト(1)の端子部(1b)との
間隙(3)がプラスチック材料で埋められて、気密性が確保されるので、配線基
板等に搭載後、半田付の熱により、フラックスが液状化し表面表力等によりコン
タクト表面に沿って流動してきても、その流れは上記間隙を埋めたプラスチック
(4)に阻止され、それ以上コンタクト(1)の接触部(1a)には侵入できな
い。
従って、プラスチック汚染による嵌合相手のコンタクトとの接触不良や腐蝕事
故は防止される。
【図1】本考案に係る電気コネクタの構造説明図であ
る。
る。
【図2】本考案に係る電気コネクタの作用説明図であ
る。
る。
【図3】電気コネクタのコンタクトにプラスチックを被
着する手段の具体例図である。
着する手段の具体例図である。
【図4】従来の電気コネクタの構成説明図である。
【図5】従来の電気コネクタのコンタクト保持構造の説
明図である。
明図である。
(1) コンタクト
(1a) 接触部
(1b) 固定部
(1c) 端子部
(11) 固定突起
(2) 絶縁ブロック
(21) コンタクト保持孔
(3) 間隙
(4) プラスチック
(5) ディスペンサ
(6) インジェクトプリンタ
(7) スプレー
(8) 転写ローラ
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁ブロックのコンタクト保持孔に、接
触部と表面に突起を有する固定部と端子部の3部分より
なるコンタクトを挿入して、前記固定部で絶縁ブロック
に前記コンタクトを保持固定してなる電気コネクタにお
いて、前記コンタクトの固定部表面にプラスチックを被
着してなる電気コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1における被着プラスチックが熱
硬化性プラスチックである電気コネクタ。 - 【請求項3】 請求項2における被着プラスチックが2
液硬化性プラスチックである電気コネクタ。 - 【請求項4】 請求項1における被着プラスチックが紫
外線硬化性プラスチックである電気コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991015136U JP2551332Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991015136U JP2551332Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 電気コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04105469U true JPH04105469U (ja) | 1992-09-10 |
| JP2551332Y2 JP2551332Y2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=31902434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991015136U Expired - Lifetime JP2551332Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2551332Y2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57100013A (en) * | 1980-12-15 | 1982-06-22 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of projecting section of cement shape |
| JPS61187255A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-20 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置の封止構造 |
| JPH0299581U (ja) * | 1989-01-26 | 1990-08-08 | ||
| JP3008878U (ja) * | 1994-06-29 | 1995-03-20 | 興研エンジニアリング株式会社 | 冷凍魚肉用多列丸ノコ切断機用の取り替え簡単な 魚肉受け装置 |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP1991015136U patent/JP2551332Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57100013A (en) * | 1980-12-15 | 1982-06-22 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of projecting section of cement shape |
| JPS61187255A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-20 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置の封止構造 |
| JPH0299581U (ja) * | 1989-01-26 | 1990-08-08 | ||
| JP3008878U (ja) * | 1994-06-29 | 1995-03-20 | 興研エンジニアリング株式会社 | 冷凍魚肉用多列丸ノコ切断機用の取り替え簡単な 魚肉受け装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2551332Y2 (ja) | 1997-10-22 |
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