JPH04109121U - 射出成形金型 - Google Patents

射出成形金型

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JPH04109121U
JPH04109121U JP2043191U JP2043191U JPH04109121U JP H04109121 U JPH04109121 U JP H04109121U JP 2043191 U JP2043191 U JP 2043191U JP 2043191 U JP2043191 U JP 2043191U JP H04109121 U JPH04109121 U JP H04109121U
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metal
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injection mold
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実 亀谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つの金属部材を一体化した射出成形金型の
場合に、一方にシャープ・エッジを形成してゴム系シー
ルを不要として耐熱性を向上させる。 【構成】 成形用凹部2を主面に形成した第1の金属部
材1と、第2の金属部材4とを一体化する場合に、前記
第1及び第2の金属部材の少なくともいずれか一方の対
接面に冷却水溝を形成するとともに、前記第1又は第2
の金属部材の一方に前記冷却水溝を環状に取り囲むシャ
ープ・エッジ6を形成して他方に食い込ませた構造と
し、前記冷却水溝からの冷却水漏れを防止し、かつゴム
系シールを不要にして耐熱性を向上させた構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹脂を射出成形するための射出成形金型に係り、とくにオーディオ ・カセットハーフ等の複雑な形状の樹脂成形品を射出成形するのに適した射出成 形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人より実願平2−94804号において、第1の金属部材に成形用凹部 を設け、これに対接する第2の金属部材の対接面に冷却回路を成す冷却水溝を形 成した構成が提案されている。この場合、冷却水溝の配置の自由度が大きくなり 、複雑な成形用凹部であっても温度分布を最小に抑制することができる利点があ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、第1及び第2の金属部材の組み合わせ構造であると、両者の接合部 からの冷却水漏れの問題が生じる。ここで、第1及び第2の金属部材をボルト締 めにより締め付け一体化する場合にはOリング(ゴム製)の使用が考えられるが、 耐熱温度が低く、少し高めのバイトン(ゴム系)もせいぜい140℃止まりであ り、水密シール部分の耐熱性に難があった。
【0004】 本考案は、上記の点に鑑み、成形用凹部を有する第1の金属部材に第2の金属 部材を機械的に一体化した構造であっても、樹脂成形時に問題となる冷却水漏れ を確実に防止でき、かつ耐熱性にも優れたシール構造を持つ射出成形金型を提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、成形用凹部を主面に形成した第1の金 属部材と、該第1の金属部材の前記主面の反対面に対接した第2の金属部材とを 備える射出成形金型において、前記第1及び第2の金属部材の少なくともいずれ か一方の対接面に冷却水溝を形成するとともに、前記第1又は第2の金属部材の 一方に前記冷却水溝を環状に取り囲むシャープ・エッジを形成し、前記第1及び 第2の金属部材を機械的に一体化した構成としている。
【0006】
【作用】
本考案の射出成形金型では、相互に機械的に接合一体化される第1の金属部材 及び第2の金属部材の少なくともいずれか一方の対接面に冷却水溝を形成し、か つ該冷却水溝を環状に取り囲むシャープ・エッジを第1又は第2の金属部材の一 方に形成している。この結果、第1の金属部材及び第2の金属部材をボルト等で 機械的に締め付け一体化したとき、堅い材質の金属部材側に形成されたシヤープ ・エッジがこれよりも柔らかい金属部材の対接面に食い込むことになり、シヤー プ・エッジで環状に囲まれた冷却水溝が確実に水密にシールされることになる。 また、Oリング等のゴム製品を使用しないため、ゴムシールの100℃以下の耐 熱性に対し600℃以上の高い耐熱性を確保することができ、シール構造が簡便 で尚且つ信頼性が高い利点がある。これらの結果、冷却水漏れに起因する樹脂成 形の際の不都合を確実に除去できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る射出成形金型の実施例を図面に従って説明する。
【0008】 図1及び図2において、1はダイス鋼等の表面硬度の高い第1の金属部材、4 はベリリウム銅合金、ニッケル銅合金等の熱伝導率の大きな第2の金属部材であ る。前記第1の金属部材1の主面には成形用凹部2が形成されている。ここでは 、オーディオ・カセットハーフを対象とした形状となっている。また、第1の金 属部材1の前記主面の反対面には冷却水溝3が形成され、該冷却水溝3は第2の 金属部材4が一体化された状態で1個もしくは複数個の冷却水通路Wを構成する ものである。また、第2の金属部材4の底面には前記冷却水通路Wの冷却水導入 穴5A及び導出穴5Bが開口している。前記第1の金属部材1の主面の反対面( すなわち第2の金属部材4への対接面)には前記1個もしくは複数個の冷却水通 路Wを環状に囲む、図2に示すようなシヤープ・エッジ6が形成されている。そ して、第2の金属部材4は第1の金属部材1の対接面に対し、ボルト7で締め付 け一体化される。すなわち、第2の金属部材4の背面側より挿通されたボルト7 は第1の金属部材1の雌螺子に螺合し両金属部材を締め付け一体化することにな る。その際、堅いダイス鋼等の第1の金属部材側のシヤープ・エッジ6はこれよ りも柔らかい銅系材質である第2の金属部材4の対接面に食い込み、この食い込 みにより第1及び第2の金属部材1,4のシャープ・エッジ6の内側対接面部分 、すなわち冷却水通路Wが形成された部分が確実に水密にシールされることにな る。
【0009】 なお、上記実施例では、成形用凹部2としてオーディオ・カセットハーフを対 象としたものを例示したが、その他の成形品に適した形状に変更することができ 、これに伴い冷却水溝の配置も自由に変更することができる。また、冷却水溝や シャープ・エッジを第2の金属部材の対接面に形成することも可能である。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の射出成形金型は、成形用凹部を有する第1の金 属部材に第2の金属部材を機械的に一体化する場合において、いずれか一方の金 属部材に冷却水通路を環状に取り囲むごとくシヤープ・エッジを形成しておくこ とにより、第1及び第2の金属部材を一体化した際にシヤープ・エッジが対接す る他方の金属部材に食い込み確実に冷却水通路を水密にシールすることができ、 樹脂成形時に問題となる冷却水漏れを確実に防止することができる。この場合、 Oリング等のゴム製シールを使用する必要がなく、ゴムシールだと100℃以下 であった耐熱性を600℃以上とすることができ、信頼性を高めることができる 。さらに、サンドイッチメタルシールのような座屈や金属疲労の懸念もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る射出成形金型の実施例を示す正断
面図である。
【図2】同要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 第1の金属部材 2 成形用凹部 3 冷却水溝 4 第2の金属部材 6 シヤープ・エッジ W 冷却水通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形用凹部を主面に形成した第1の金属
    部材と、該第1の金属部材の前記主面の反対面に対接し
    た第2の金属部材とを備える射出成形金型において、前
    記第1及び第2の金属部材の少なくともいずれか一方の
    対接面に冷却水溝を形成するとともに、前記第1又は第
    2の金属部材の一方に前記冷却水溝を環状に取り囲むシ
    ャープ・エッジを形成し、前記第1及び第2の金属部材
    を機械的に一体化したことを特徴とする射出成形金型。
JP2043191U 1991-03-07 1991-03-07 射出成形金型 Expired - Lifetime JPH084269Y2 (ja)

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JP2043191U JPH084269Y2 (ja) 1991-03-07 1991-03-07 射出成形金型

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JPH04109121U true JPH04109121U (ja) 1992-09-21
JPH084269Y2 JPH084269Y2 (ja) 1996-02-07

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