JPH0410928Y2 - - Google Patents

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JPH0410928Y2
JPH0410928Y2 JP976288U JP976288U JPH0410928Y2 JP H0410928 Y2 JPH0410928 Y2 JP H0410928Y2 JP 976288 U JP976288 U JP 976288U JP 976288 U JP976288 U JP 976288U JP H0410928 Y2 JPH0410928 Y2 JP H0410928Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、多色塗装装置に設けられた多数の色
替バルブを予めプログラミングされた各色塗料の
投入順序に従つて択一的に開閉させる色替バルブ
開閉制御機構に関する。
〔従来の技術〕
従来一般の色替バルブ開閉制御機構は、各色替
バルブごとに1本の制御エア供給管を連結し、
夫々の制御エア供給管に介装された電磁切換バル
ブを開閉制御して色替バルブの開閉を行うように
なされている。
しかし、この場合には、高価で且つ大きくて設
置場所を取る電磁切換バルブを色替バルブの数に
応じて多数設けなければならない。また、防爆対
策のためや、静電塗装機に印加される高電圧のリ
ークにより電磁切換バルブは破壊されることを防
止するために、色替バルブと電磁切換バルブとの
間を電気的に絶縁させる必要があるから、その間
に連結される各制御エア供給管の長さを非常に長
くせざるを得なかつた。
このため、機構全体の設備費が嵩むと同時に、
設置スペースも大きくなり、保守点検も非常に面
倒であるという欠点を有していた。
そこで本出願人は、特開昭60−222162号公報に
示すように、制御エア供給管の配管数や電磁切換
バルブの設置数を減少させて設備費の低減と設置
スペースの縮小を図るため、色替バルブを開閉す
る制御エアを導通させる2方向分岐路が連鎖的に
複数段形成されて、その最終段の分岐路が色替バ
ルブの数に対応した数だけ形成されると共に、各
2方向分岐路の分岐部には制御エアの流路を各段
ごとに一括して切り換えるエア作動式のピストン
弁が配設された色替バルブ開閉制御機構を提案し
た。
これによると、例えば従来において30色の多色
塗装を行う場合に、洗浄エアと洗浄シンナーが供
給される色替バルブを含めて32個の色替バルブに
接続される32本の制御エア供給管と32個の電磁切
換バルブが必要とされたところ、色替バルブ開閉
用の制御エア供給管が僅か1本で済み、それ以外
には、2方向分岐路を連鎖的に5段形成して各段
ごとに1本だけ設けられた計5本のピストン弁開
閉用制御エア供給管と、当該各制御エア供給管に
連結される計5個の電磁切換バルブを設けるだけ
で足りるから、制御エア供給管の配管数と電磁切
換バルブの設置数が大幅に減少する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような2方向分岐路を多段
に形成して各段ごとにピストン弁を配設すると、
その機構が大型化して重量も嵩むという問題があ
る。
また、制御エアが順次各段の2方向分岐路を通
過して色替バルブに到達するまでに時間がかかつ
て色替バルブの応答速度が遅くなるという問題が
ある。
更に、各2方向分岐路の分岐部に設けられたピ
ストン弁が一つでも故障したり誤動作を生じた場
合には、色替バルブ全体の開閉制御が不能になる
という問題もあつた。
そして、これらの問題は、自動車塗装のように
2方向分岐路を連鎖的に6段以上形成して50色以
上の多色塗装を行わなければならない場合におい
て特に顕著な弊害となつて現れていた。
そこで本考案は、色替バルブ開閉制御機構全体
の小型軽量化を図ると共に、色替バルブの応答性
を向上させ、更に一箇所に生じた故障により色替
バルブ全体の開閉制御が不能になるという問題も
解消することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本考案は、多色塗
装装置に設けられた多数の色替バルブを制御エア
によつて択一的に開閉させる色替バルブ開閉制御
機構において、二つのエア入力端子の双方にエア
が入力された時のみ一つのエア出力端子からエア
を出力する論理機能を有した複数個のエア・アン
ド素子が縦横に列設され、縦列に配列されたエ
ア・アンド素子に対して各列ごとに連結される複
数本の縦列用制御エア供給管と、横列に配列され
たエア・アンド素子に対して各列ごとに連結され
る複数本の横列用制御エア供給管が設けられて、
各エア・アンド素子の二つのエア入力端子が夫々
縦列用制御エア供給管と横列用制御エア供給管に
連結されれると共に、これらエア・アンド素子に
加えて、二つのエア入力端子が何れも前記縦列用
制御エア供給管に対して順列的に連結されるエ
ア・アンド素子と、二つのエア入力端子が何れも
前記横列用制御エア供給管に対して順列的に連結
されるエア・アンド素子とが設けられ、前記各エ
ア・アンド素子のエア出力端子が前記各色替バル
ブに夫々連結されていることを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、縦列用制御エア供給管と横列
用制御エア供給管を夫々1本ずつ選択してこれら
に制御エアを供給するか、あるいは縦列用制御エ
ア供給管又は横列用制御エア供給管の何れかを
夫々2本選択して制御エアを供給すれば、特定の
エア・アンド素子の二つの入力端子にエアが入力
されて、当該エア・アンド素子のエア出力端子の
みからエア出力が得られ、当該エア出力端子に連
結された色替バルブのみが開かれる。
これにより、制御エア供給管は、縦横に列設さ
れたエア・アンド素子の縦列と横列の列数に相当
する本数だけ設ければ足りるから、その配管数が
大幅に減少すると共に、当該制御エア供給管に連
結される電磁切換バルブの設置数が色替バルブの
数に対応して設けられるエア・アンド素子の総数
に比較して著しく少なくて済み、設備費と設置ス
ペースが大幅に低減される。
また、2方向分岐路を連鎖的に複数段形成した
ものよりも小型軽量化され、色替バルブの応答性
も向上すると共に、エア・アンド素子の一つが故
障しても色替バルブ全体の開閉制御が不能になる
という弊害も生じない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。
第1図は本考案による色替バルブ開閉制御機構
の一例を示す全体図、第2図はそれに使用するエ
ア・アンド素子の断面図である。
図中、M1〜M15は二つのエア入力端子a及び
bの双方にエアが入力された時のみ一つのエア出
力端子sからエアを出力する論理機能を有したエ
ア・アンド素子であつて、静電塗装機1に塗料ホ
ース2を介して接続された色替バルブV1〜V15
個数に応じてこれと同数だけ設けられている。
エア・アンド素子M1〜M9は、縦横に3個ずつ
並んで列設され、縦列を形成するエア・アンド素
子M1,M4及びM7と、M2,M5及びM8と、M3
M6及びM9の各エア入力端子aが、夫々各列ごと
に設けられた縦列用制御エア供給管E1,E2及び
E3に連結されている。
また、横列を形成するエア・アンド素子M1
M2及びM3と、M4,M5及びM6と、M7,M8及び
M9の各エア入力端子bが、夫々各列ごとに設け
られた横列用制御エア供給管E4,E5及びE6に連
結されている。
エア・アンド素子M10,M11及びM14は、その
二つのエア入力端子a及びbが何れも縦列用制御
エア供給管E1,E2及びE3に対してその端末側で
順列的に連結されている。
すなわち、エア・アンド素子M10のエア入力端
子a及びbが縦列用制御エア供給管E1及びE2
連結され、エア・アンド素子M11のエア入力端子
a及びbが縦列用制御エア供給管E2及びE3に連
結され、エア・アンド素子M14のエア入力端子a
及びbが縦列用制御エア供給管E1及びE3に連結
されている。
エア・アンド素子M12,M13及びM15は、その
二つのエア入力端子a及びbが何れも横列用制御
エア供給管E4,E5及びE6に対してその端末側で
順列的に連結されている。
すなわち、エア・アンド素子M12のエア入力端
子a及びbが横列用制御エア供給管E4及びE5
連結され、エア・アンド素子M13のエア入力端子
a及びbが横列用制御エア供給管E5及びE6に連
結され、エア・アンド素子M15のエア入力端子a
及びbが横列用制御エア供給管E4及びE6に連結
されている。
そして、これらエア・アンド素子M1〜M15
エア出力端子sが、夫々各色替バルブV1〜V15
連結されている。
また、各制御エア供給管E1〜E6には、高電圧
が印加される静電塗装機1に接続した色替バルブ
V1〜V15から電気的に絶縁し得る距離だけ離隔し
た所に制御エアのオン・オフを行う電磁切換バル
ブD1〜D6が介装されている。
なお、色替バルブV1〜V13は各色塗料の供給源
に接続され、色替バルブV14,V15は夫々洗浄エ
アと洗浄シンナーの供給源に接続されている。
また、各エア・アンド素子M1〜M15は、第2
図に示すようにエア入力端子a及びbからエア出
力端子sに通ずるエア流路内に、エア入力端子a
及びbから入力されるエアによつて作動せられる
弁体3を配設した構成とされ、当該弁体3は、エ
ア入力端子a及びbの何れか一方からエアが入力
された時にそのエア圧を受けてエア出力端子sに
通ずるエア流路を閉鎖するように遊動し、エア入
力端子a及びbの双方からエアが入力された時の
みエア出力端子sからエアを出力するように成さ
れている。
以上が、本考案による色替バルブ開閉制御機構
の一例構成であり、次にその作用及び効果につい
て説明する。
まず、色替バルブV1に供給されている例えば
白色塗料の塗装を行う場合には、縦列用制御エア
供給管E1に介装された電磁切換バルブD1と、横
列用制御エア供給管E4に介装された電磁切換バ
ルブD4を開けて、エア・アンド素子M1のエア入
力端子a及びbの双方に制御エアを入力させる。
これにより、エア・アンド素子M1のエア出力
端子sのみから制御エアが出力されて、当該エア
出力端子sに連結された色替バルブV1のみが開
かれ、白色塗料が塗料ホース2を通じて静電塗装
機1に供給開始される。
そして、白色塗料の塗装が終了し、次に色替バ
ルブV4に供給されている例えば赤色塗料の塗装
を行う場合には、まず、電磁切換バルブD1及び
D4を閉じてエア・アンド素子M1からの制御エア
の出力を停止させ、白色塗料を供給していた色替
バルブV1を閉じさせる。
次いで、縦列用制御エア供給管E1及びE3に介
装された電磁バルブD1及びD3を開けて、エア・
アンド素子M14のエア入力端子a及びbの制御エ
アを入力させる。
これにより、エア・アンド素子M14のエア出力
端子sから制御エアが出力されて、当該エア出力
端子sに連結された色替バルブV14が開かれ、塗
料ホース2内と静電塗装機1に残存する白色塗料
が色替バルブV14から供給される洗浄エアによつ
て外部に排出される。
そして、今度は横列用制御エア供給管E4及び
E6に介装された電磁バルブD4及びD6を開けて、
エア・アンド素子M15のエア入力端子a及びbの
制御エアを入力させる。
これにより、エア・アンド素子M15のエア出力
端子sから制御エアが出力されて、当該エア出力
端子sに連結された色替バルブV15が開かれ、塗
料ホース2内と静電塗装機1内に付着する白色塗
料が色替バルブV15から供給される洗浄シンナー
によつて洗い落とされる。
その後、色替バルブV14を前記と同じ操作で再
び開けて、塗料ホース2内と静電塗装機1内に残
存するシンナーを色替バルブV14から供給される
洗浄エアによつて外部に放出させる。
このようにして塗料ホース2内と静電塗装機1
内が完全に洗浄されると、縦列用制御エア供給管
E1に介装された電磁切換バルブD1と、横列用制
御エア供給管E5に介装された電磁切換バルブD5
を開けて、エア・アンド素子M4のエア入力端子
a及びbの双方に制御エアを入力させる。
これにより、エア・アンド素子M4のエア出力
端子sのみから制御エアが出力されて、当該エア
出力端子sに連結された色替バルブV4が開かれ、
当該色替バルブV4から塗料ホース2を通じて静
電塗装機1に赤色塗料が供給されることとなる。
以上の如く構成すれば、計6本の制御エア供給
管E1〜E6を設けるだけで、 6C2=6×5/2=
15個のエア・アンド素子M1〜M15から択一的に
15通りの制御エアが出力されて、15個の色替バル
ブV1〜V15を開閉制御することができる。
すなわち、制御エア供給管E1〜E6の配管数や、
これら各制御エア供給管E1〜E6に介装される電
磁切換バルブD1〜D6の設置数が、色替バルブV1
〜V15の個数よりも著しく少なくなつて、色替バ
ルブ開閉制御機構全体の設備費と設置スペースが
大幅に低減される。殊に、自動車塗装のように30
色程度の多色塗装を行う場合でも(9C2=9×
8/2=36)、制御エア供給管の配管数と電磁切
換バルブの設置数は夫々9本、9個ずつでよいか
ら、設備費と設置スペースが従来よりも著しく低
減される。
また、各エア・アンド素子M1〜M15に入力さ
れる制御エアが、そのまま色替バルブV1〜V15
出力されるので、従来例のように制御エアが連鎖
的に複数段形成された2方向分岐路を通つて各色
替バルブに供給される場合に比べ、機構全体が著
しく簡略になつて小型軽量化されると共に、色替
バルブの応答速度が極めて速くなる。
更に、各エア・アンド素子M1〜M15の動作は
他のエア・アンド素子の影響を受けないから、エ
ア・アンド素子M1〜M15の何れか一つが故障し
ても、色替バルブV1〜V15全体の開閉制御が不能
になることもない。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、色替バル
ブ開閉制御機構を形成する制御エア供給管の配管
数と電磁切換バルブの設置数が減少することによ
つて設備費と設置スペースが低減されると共に、
その機構自体も安価で且つ小型のエア・アンド素
子を使用することにより小型軽量化されて、全体
の設備費及び設置スペースが更に大幅に低減され
るという優れた効果がある。
また、制御エアで開閉制御される色替バルブの
応答性が非常に良く、極めて迅速な色替を行うこ
とができると同時に、一箇所に生じた故障によつ
て色替バルブ全体の開閉制御が不能になるおそれ
もないという優れた効果もあり、非常に信頼性の
高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による色替バルブの開閉制御機
構の一例を示す全体図、第2図はそれに使用する
エア・アンド素子の断面図である。 符号の説明、V1〜V15……色替バルブ、M1
M15……エア・アンド素子、a……エア入力端
子、b……エア入力端子、s……エア出力端子、
E1〜E3……縦列用制御エア供給管、E4〜E6……
横列用制御エア供給管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多色塗装装置に設けられた多数の色替バルブを
    制御エアによつて択一的に開閉させる色替バルブ
    開閉制御機構において、二つのエア入力端子の双
    方にエアが入力された時のみ一つのエア出力端子
    からエアを出力する論理機能を有した複数個のエ
    ア・アンド素子が縦横に列設され、縦列に配列さ
    れたエア・アンド素子に対して各列ごとに連結さ
    れる複数本の縦列用制御エア供給管と、横列に配
    列されたエア・アンド素子に対して各列ごとに連
    結される複数本の横列用制御エア供給管が設けら
    れて、各エア・アンド素子の二つのエア入力端子
    が夫々縦列用制御エア供給管と横列用制御エア供
    給管に連結されると共に、これらエア・アンド素
    子に加えて、二つのエア入力端子が何れも前記縦
    列用制御エア供給管に対して順列的に連結される
    エア・アンド素子と、二つのエア入力端子が何れ
    も前記横列用制御エア供給管に対して順列的に連
    結されるエア・アンド素子とが設けられ、前記各
    エア・アンド素子のエア出力端子が前記各色替バ
    ルブに夫々連結されていることを特徴とする色替
    バルブ開閉制御機構。
JP976288U 1988-01-29 1988-01-29 Expired JPH0410928Y2 (ja)

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JPH01122866U JPH01122866U (ja) 1989-08-21
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JPH0630290Y2 (ja) * 1988-09-30 1994-08-17 トリニティ工業株式会社 色替バルブの開閉装置

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