JPH04110245U - 液体封入型防振装置 - Google Patents

液体封入型防振装置

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JPH04110245U
JPH04110245U JP2179691U JP2179691U JPH04110245U JP H04110245 U JPH04110245 U JP H04110245U JP 2179691 U JP2179691 U JP 2179691U JP 2179691 U JP2179691 U JP 2179691U JP H04110245 U JPH04110245 U JP H04110245U
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rubber
liquid
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stirring plate
rubber body
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浩行 柴田
晶秀 田中
義幸 入江
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Hosei Brake Industry Co Ltd
Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Toyota Motor Corp
Hosei Brake Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撹拌板の生産を容易にして、生産効率を向上
させ、かつ生産コストを削減することができ、更にはゴ
ム本体やゴム壁に撹拌板が接触してもゴム本体やゴム壁
を破損することがなく、耐久性を向上させる。 【構成】 アブソーバロッド44の支持筒48をゴム本
体46の内側に一体に形成し、かつ前記ゴム本体46の
外側に内筒50を一体に形成した防振ゴム部40の外側
に、車体取付金具42を一体的に取付けると共に、前記
車体取付金具42の上部に設けたゴム壁64と前記ゴム
本体46との間に振動減衰用の液体68を封入する液室
70を形成し、かつ前記防振ゴム部40のゴム本体46
とゴム壁64との間に前記液室70側に突出するリング
状の撹拌板72を配設し、前記撹拌板72は、板状のリ
ング部74と、前記リング部74の内周縁に位置する前
記ゴム本体46及びゴム壁64破損防止用の膨出部76
とを合成樹脂にて一体成形してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液体封入型防振装置に関し、特に自動車のサスペンションと車体側 との間に介在させる液体封入型防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液体封入型防振装置としては、図4及び図5に示すように、自動車のサ スペンションと車体側との間に介在させるサスペンションサポートが知られてい る。
【0003】 このサスペンションサポートは、ゴム本体10の内側に、自動車のサスペンシ ョンを構成するアブソーバロッド12挿入支持用の金属製の支持筒14を一体に 形成し、かつ前記ゴム本体10の外周に、金属製の内筒16を一体に形成して防 振ゴム部18を形成するようにしている。
【0004】 また、前記金属製の内筒16の外側には、車体取付金具20を一体に取付け、 この車体取付金具20の上部に一体に形成されたゴム壁22と、前記防振ゴム部 18のゴム本体10との間に、撹拌板24を配し、かつ内部に振動減衰用の液体 26を充填した液室28を形成するようにしている。
【0005】 前記撹拌板24は、図5に示すように、金属製の板状のリング部材30の内周 縁にゴム製の膨出部材32をゴム加硫型にて一体に成形した状態となっており、 この膨出部材32側が前記液室28内に突出するようになっている。そして、撹 拌板24が振動によってゴム本体10やゴム壁22の液室28内面に接触してゴ ム本体10やゴム壁22を破損するのを前記ゴム製の膨出部材32にて防止する ようにしている。
【0006】 なお、車体取付金具20は、上側部材34と、下側部材36とを予め溶接等に て一体化して車体側への取付部38を形成するようにしていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のサスペンションサポートにあっては、撹拌板24に 金属製板状のリング部材30を用いているので、車輪側の振動がショックアブソ ーバよりアブソーバロッド12を通じてサスペンションサポートに伝わり、撹拌 板24が上下動すると、液室28を構成するゴム本体10やゴム壁22の内面に 接触して、ゴム本体10やゴム壁22を破損することとなるため、リング部材3 0の内周縁にゴム製の膨出部材32を一体に形成しなければならず、しかもこの 膨出部材32の形成にはゴム加硫型による成形手段が用いられるようになってい るため、生産工程が増大することとなって、撹拌板24の生産効率が悪く、従っ て生産コストも高くなってしまうという問題があった。
【0008】 また、前述のように撹拌板24にゴム製の膨出部材32を一体に形成したとし ても、リング部材30が金属製で、撓むようなことがなく、そのために撹拌板2 4がゴム本体10やゴム壁22に強く押し付けられたばあいには、たとえゴム製 の膨出部材32が存在していても、ゴム本体10やゴム壁22を破損させること があるという問題があった。
【0009】 そこで本考案は、撹拌板の生産を容易にして、生産効率を向上させ、かつ生産 コストを削減することができ、更にはゴム本体やゴム壁に撹拌板が接触してもゴ ム本体やゴム壁を破損することがなく、耐久性を向上させることのできる液体封 入型防振装置を提供することをその解決課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するためになしたもので、その解決手段として本考 案の液体封入型防振装置は、被支持部材を挿入支持する支持筒をゴム本体の内側 に一体に形成し、かつ前記ゴム本体の外側に内筒を一体に形成した防振ゴム部の 外側に、車体取付金具を一体的に取付けると共に、 前記車体取付金具の上部に設けたゴム壁と前記ゴム本体との間に振動減衰用の 液体を封入する液室を形成し、かつ前記防振ゴム部のゴム本体とゴム壁との間に 前記液室側に突出するリング状の撹拌板を配設した液体封入型防振装置において 、 前記撹拌板は、板状のリング部と、前記リング部の内周縁に位置する前記ゴム 本体及びゴム壁破損防止用の膨出部とを合成樹脂にて一体成形した構成としてい る。
【0011】 また、請求項2に記載の液体封入型防振装置は、前記撹拌板のリング部と膨出 部との境界部付近に、可撓部を形成した構成としている。
【0012】
【作用】
上記構成の液体封入型防振装置にあっては、板状のリング部と、前記リング部 の内周縁に位置する前記ゴム本体及びゴム壁破損防止用の膨出部とを合成樹脂に て一体成形して撹拌板を形成するようにしているため、従来のように金属製のリ ング部材と、ゴム性の膨出部材とをゴム加硫型にて一体化する必要がなく、一度 に、しかも様々な形状を容易に形成することができ、かつ生産工程が少なくて済 み、生産性が向上し、生産コストも削減することが可能となる。
【0013】 また、請求項2の液体封入型防振装置にあっては、合成樹脂による一体成形で あり、様々な形状が容易に形成できることから、膨出部とリング部との境界部分 に可撓部を一体に形成するようにしており、これによってアブソーバロッドの上 下動によって撹拌板が大きく上下動してゴム本体やゴム壁に接触した場合でも、 可撓部が撓み変形を起こして衝撃を和らげ、破損を防止することになる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1及び図2は、本考案の 一実施例を示す図である。
【0015】 本実施例では、液体封入型防振装置の一例としてサスペンションサポートを示 す。このサスペンションサポートは、防振ゴム部40と、車体取付金具42とを 備え、これら防振ゴム部40と車体取付金具42とを予め別体に形成するように している。
【0016】 防振ゴム部40は、車体取付金具42の内側にあって自動車のサスペンション を構成するアブソーバロッド44を支持し、車輪側の振動が車体側に伝わるのを 防止するもので、ゴム本体46と、金属製の支持筒48と、金属製の内筒50と を備える。
【0017】 ゴム本体46は、主として防振作用を営むもので、支持筒48と内筒50の間 に、ゴム加硫型にて支持筒48及び内筒50と一体に形成されるようになってい る。また、ゴム本体46の上面は、窪みを持たせた状態となっている。
【0018】 金属製の支持筒48は、ゴム本体46の内側に取付けられてサスペンションの アブソーバロッド44を挿入支持するようになっている。
【0019】 金属製の内筒50は、ゴム本体46の外周に取付けられて車体取付金具42と 一体化されるもので、上端部に車体取付金具42と連結一体化するためのフラン ジ部52が曲折形成され、また下端部には前記ゴム本体46下部を保持するため の内側への曲折部54が形成されている。
【0020】 車体取付金具42は、金属製の上側部材56と下側部材58とを外側に突出す る合わせ部にて溶接一体化して、前記合わせ部を車体取付部60として形成して いる。また、前記車体取付金具42を構成する上側部材56の内周面には、前記 支持筒48の上端外周に相応する貫通孔62を有するゴム壁64がゴム加硫型に て一体に形成されるようになっており、このゴム壁64の内周面には金属製のリ ング66がゴム加硫型によって一体に形成され、このリング66によってゴム壁 64の内周面が支持筒48の上端外周に密着し得るようになっている。
【0021】 そして、車体取付金具42を構成する下側部材58内に防振ゴム部40を挿入 し、内筒50上端部のフランジ部52を下側部材58の上端面上に載置した状態 で、液体中において上側部材56を下側部材58上に被せ、ゴム壁64の内周を 前記支持筒48の上端外周に装着して、上側部材56及び下側部材58の合わせ 部をかしめ等によって一体化し内筒50のフランジ部52を挟み込んで防振ゴム 部40を固定すると共に、ゴム本体46とゴム壁64との間に、振動減衰用の液 体68を封入した液室70を形成するようにしている。
【0022】 更に、前記液室70形成時には、ゴム本体46とゴム壁64との間に撹拌板7 2を配設し、前記液室70内に前記撹拌板72を突出状態で配置するようにして いる。この撹拌板72は、図2に拡大して示すように、板状のリング部74と、 前記リング部74の内周縁に位置する前記ゴム本体46及びゴム壁64破損防止 用の膨出部76とを合成樹脂にて一体成形して形成するようにしている。この撹 拌板72形成用の合成樹脂としては、例えば、66ナイロンなどを用いることが でき、また66ナイロンにグラスファイバーを混入させた混合材料等も採用でき る。
【0023】 従って、金属板とゴムとをゴム加硫型で一体に形成する場合に比し、生産性が 向上することとなる。
【0024】 また、本実施例では、撹拌板72が合成樹脂による一体成形であって、成形が 容易であることから、膨出部76とリング部74との境界部付近に可撓部として のフレックスリブ78を形成し、アブソーバロッド44が上下動して撹拌板72 がゴム本体46やゴム壁64に接触した場合に、前記フレックスリブ78部分が 撓んでゴム本体46やゴム壁64の破損を防止し得るようにしている。
【0025】 図3には、本考案の他の実施例を示す。この実施例では、撹拌板80を前記実 施例と同様に、板状のリング部82と、膨出部84とを合成樹脂にて一体成形す ると共に、前記リング部82と膨出部84との境界部付近に可撓部としての薄肉 部86を一体に形成することにより、アブソーバロッド44が上下動して撹拌板 80がゴム本体46やゴム壁64に接触した場合に、前記薄肉部86部分が撓ん でゴム本体46やゴム壁64の破損を防止し得るようにしている。このように、 本考案における撹拌板は種々の形態をとりうるものである。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る液体封入型防振装置によれば、板状のリン グ部と、前記リング部の内周縁に位置する前記ゴム本体及びゴム壁破損防止用の 膨出部とを合成樹脂にて一体成形して撹拌板を形成するようにしているため、従 来のように金属製のリング部材と、ゴム性の膨出部材とをゴム加硫型にて一体化 する必要がなく、複雑な工程を必要とせず、一度に、しかも様々な形状を容易に 形成することができ、かつ生産工程が少なくて済み、従って生産性が向上し、生 産コストも削減することができるという効果がある。
【0027】 また、請求項2の考案にあっては、合成樹脂による一体成形であり、様々な形 状が容易に形成できることから、膨出部とリング部との境界部付近に可撓部を一 体に形成することができ、そのためアブソーバロッドの上下動によって撹拌板が 大きく上下動して、ゴム本体やゴム壁に接触した場合でも、可撓部が撓み変形を 起こして衝撃を和らげ、破損を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の液体封入型防振装置の一実施例に係る
サスペンションサポートを示す断面図である。
【図2】図1のサスペンションサポートに用いている撹
拌板を示す断面図である。
【図3】本考案の他の実施例に係る撹拌板を示す断面図
である。
【図4】従来のサスペンションサポートを示す断面図で
ある。
【図5】従来のサスペンションサポートに用いていた撹
拌板を示す断面図である。
【符号の説明】
40 防振ゴム部 42 車体取付金具 46 ゴム本体 48 支持筒 50 内筒 64 ゴム壁 68 液体 70 液室 72、80 撹拌板 74、82 リング部 76、84 膨出部 78 フレックスリブ 86 薄肉部
HB008702
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 晶秀 愛知県西加茂郡三好町大字打越字生賀山3 番地 東洋ゴム工業株式会社自動車部品技 術センター内 (72)考案者 入江 義幸 愛知県西加茂郡三好町大字打越字生賀山3 番地 東洋ゴム工業株式会社自動車部品技 術センター内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被支持部材を挿入支持する支持筒をゴム
    本体の内側に一体に形成し、かつ前記ゴム本体の外側に
    内筒を一体に形成した防振ゴム部の外側に、車体取付金
    具を一体的に取付けると共に、前記車体取付金具の上部
    に設けたゴム壁と前記ゴム本体との間に振動減衰用の液
    体を封入する液室を形成し、かつ前記防振ゴム部のゴム
    本体とゴム壁との間に前記液室側に突出するリング状の
    撹拌板を配設した液体封入型防振装置において、前記撹
    拌板は、板状のリング部と、前記リング部の内周縁に位
    置する前記ゴム本体及びゴム壁破損防止用の膨出部とを
    合成樹脂にて一体成形してなることを特徴とする液体封
    入型防振装置。
  2. 【請求項2】 請求項2の液体封入型防振装置におい
    て、前記撹拌板のリング部と膨出部との境界部付近に、
    可撓部を形成したことを特徴とする液体封入型防振装
    置。
JP1991021796U 1991-03-11 1991-03-11 液体封入型防振装置 Expired - Lifetime JP2531850Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08247208A (ja) * 1995-03-09 1996-09-24 Bridgestone Corp 防振装置
JP2013133856A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Honda Motor Co Ltd 弾性体支持装置の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02113039U (ja) * 1989-02-28 1990-09-10

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