JPH04110667U - 液圧制御弁 - Google Patents
液圧制御弁Info
- Publication number
- JPH04110667U JPH04110667U JP2185691U JP2185691U JPH04110667U JP H04110667 U JPH04110667 U JP H04110667U JP 2185691 U JP2185691 U JP 2185691U JP 2185691 U JP2185691 U JP 2185691U JP H04110667 U JPH04110667 U JP H04110667U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- retainer
- stopper
- cylindrical
- control valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 かしめ作業を含まない組立構造を実現し、組
立コストの低減を図る。 【構成】 ハウジング1の凹穴6内に収納されたOリン
グ7の抜けを規制する抜け止め手段30を、ハット形状の
ストッパ31とハウジング1の筒状部8に係止されてスト
ッパ31を押える筒状のリテーナ32とから構成し、前記筒
状部8に係止される側となるリテーナ32の一端部に複数
のスリット38を設けて、該一端部を弾性的に拡縮径自在
とし、リテーナ32の他端部には、スライド装置12の筒体
13の一端に形成された爪部13a を係止する外方突起36と
ポペット弁10を付勢するバルブスプリング11の一端を係
止する内方突起37とを設け、リテーナ32の一端部を縮径
させて抜け止め手段30をハウジング1の筒状部8に組付
できるようにする。
立コストの低減を図る。 【構成】 ハウジング1の凹穴6内に収納されたOリン
グ7の抜けを規制する抜け止め手段30を、ハット形状の
ストッパ31とハウジング1の筒状部8に係止されてスト
ッパ31を押える筒状のリテーナ32とから構成し、前記筒
状部8に係止される側となるリテーナ32の一端部に複数
のスリット38を設けて、該一端部を弾性的に拡縮径自在
とし、リテーナ32の他端部には、スライド装置12の筒体
13の一端に形成された爪部13a を係止する外方突起36と
ポペット弁10を付勢するバルブスプリング11の一端を係
止する内方突起37とを設け、リテーナ32の一端部を縮径
させて抜け止め手段30をハウジング1の筒状部8に組付
できるようにする。
Description
【0001】
本考案は、液圧回路の液圧を制御する液圧制御弁、より詳しくは液圧制御のキ
ャンセル機構を内蔵する液圧制御弁に関する。
【0002】
自動車のブレーキ系統には、通常、マスタシリンダからホイールシリンダへ供
給される液圧の急上昇を抑えて制動を安定させるために、液圧制御弁が介装され
ている。ところで、自動車のブレーキ系統にあっては、一方のブレーキ系統(例
えば、前輪側)が失陥した場合に他方のブレーキ系統(例えば、後輪側)への液
圧供給が制限されると、制動力が不足することとなり、そこで従来は、前記液圧
制御弁にキャンセル機構を内蔵せしめ、一方のブレーキ系統が失陥した場合に、
該液圧制御弁の液圧制御をキャンセルして、マスタシリンダの液圧をそのまゝ他
方のブレーキ系統(ホイールシリンダ)へ伝えるようにしている(例えば、実公
平2−20134 号公報参照)。
【0003】
図3は、このようなキャンセル機構を有する、本願考案者にかゝる液圧制御弁
を示したものである。同図において、1は有底筒状のハウジングで、ハウジング
1の開口端は通液孔2aと凹穴2bとを同心に有するアダプタ2によって被蓋さ
れている。ハウジング1内には軸孔3aとフランジ3bとを有するピストン3が
配置され、ピストン3は、その一端部をアダプタ2の凹穴2bに摺動自在に嵌入
させると共に、そのフランジ3bとハウジング1の底部との間に介装したリター
ンスプリング4によりアダプタ2側へ付勢されて、該ハウジング1内に軸方向に
移動可能に保持されている。ピストン3はまた、その他端部を小径部3cとなし
、その小径部3cをハウジング1の底部を挿通してその外部へわずか突出させて
いる。なお、ピストン3の小径部3cの端面には弁座5が形成されている。
【0004】
一方、上記ピストン3の小径部3cが突出するハウジング1の底部には凹穴6
が設けられ、この凹穴6には前記小径部3cを液密にシールするOリング7が収
納されている。またハウジングの底部にはその軸方向へ延ばして筒状部8が形成
され、この筒状部8内には、前記Oリング7の抜けを規制する抜け止め部材9と
、通液孔10aおよび環状突起10bを有するポペット弁10と常時はポペット弁10を
抜け止め部材9の底面に着座させるバルブスプリング11とが配置されている。抜
け止め部材9は、こゝではカップ状に形成され、その底部に前記ピストン3の小
径部3cより大径の貫通孔9aを形成すると共に、その開口端に半径外方向に突
出する外方突起9bと半径内方向に突出する内方突起9cとを形成している。抜
け止め部材9はまた、その筒状部の外周に段差部9dを形成しており、この段差
部9dにハウジング1の筒状部8の一端をかしめることにより該筒状部8内に固
定されている。なお、バルブスプリング11は、その一端が前記抜け止め部材9の
内方突起9cにより押えられている。
【0005】
12は、ハウジング1の筒状部8に連設されたのスライド装置であり、筒体13と
、この筒体13にばね部材14を介して保持された軸状のスライダ15と、ばね部材14
の内側に配設された多孔の環状円板16とから成っている。ばね部材14は、例えば
渦巻き状のばねから成り、これによりスライダ15は筒体13内でその半径方向へ変
位可能になっている。スライド装置12は、前記各要素を組立てたサブアセンブリ
体として用意され、その筒体13の一端に突出形成した係合爪13aを前記抜け止め
部材9の外方突起9bに係合させることによりハウジング1の筒状部8に一体化
されるようになっている。
【0006】
上記のように構成した液圧制御弁20は、例えばタンデム型マスタシリンダ21の
本体22に突設した取付部23にねじ止めされ、この時、そのスライダ15が吐出口24
から本体21内にわずか突出する状態となり、一方、そのアダプタ2にはブレーキ
系統に接続する配管25が連結される。タンデム型マスタシリンダ21は、周知のよ
うに、その本体22内に二つのピストンを連動可能に納めると共に、両ピストンの
間および一方のピストンと本体22の内底部との間に形成される二つの加圧室を吐
出口(24)を介して各独立のブレーキ系統に接続し、ペダルの踏力を各ピストン
に伝えて各加圧室内に液圧を発生させ、この液圧を各独立のブレーキ系統に供給
するようにしたものである。
【0007】
かゝるタンデム型マスタシリンダ21に対する上記液圧制御弁20の設置態様にお
いて、マスタシリンダの加圧室内に発生した液圧は液圧制御弁20のスライド装置
12の開口、ポペット弁10の通液孔10a、ピストン3の軸孔3a、アダプタ2の通
液孔2aを通じてブレーキ系統へ供給される。しかして、ピストン3のアダプタ
2側の端面の受圧面積はそのポペット弁10側の端面の受圧面積よりも大きくなっ
ており、これによりある程度ブレーキ系統への液圧が上昇すると、ピストン3が
リターンスプリング4の付勢力に抗してポペット弁10側へ移動し、その弁座5が
ポペット弁10に着座して液供給が断たれ、その後、さらに液圧が上昇すると再び
ピストン3がポペット弁10から離間する。このようにしてピストン3のポペット
弁10への離着座が繰返えされ、液圧制御弁20が設けられた側の液圧は、マスタシ
リンダ21の液圧よりも制限されて上昇し、例えば後輪の早期ロックが防止される
ようになる。
【0008】
ところで、制動時にブレーキ系統の一部が失陥した場合、マスタシリンダ21内
のピストンのいずれか一方が大きく移動するようになる。そこで、マスタシリン
ダ21の本体22内にピストンの動きに応じて本体22の内周面を摺動する部材(図示
略)を設けておけば、前記のごとくブレーキ系統の一部が失陥した際、該摺動部
材が大きく移動して液圧制御弁20のスライダ15に衝突し、これを半径方向へ変位
させる。すると、スライダ15がポペット弁10の環状突起10bに当たってポペット
弁10を傾斜開弁させ、この結果、液圧制御弁20の液圧制御がキャンセルされてマ
スタシリンダ21の液圧がそのまゝ正常なブレーキ系統(例えば、後輪側)に供給
され、大きな制動力が発生するようになる。
【0009】
しかしながら、上記従来の液圧制御弁20によれば、Oリング7の抜け止め部材
9は、ハウジング1の筒状の筒状部8内にかしめ止めされる構造となっており、
かゝる態様では液圧制御弁20の組立てに際して面倒なかしめ作業が必要となって
組立コストの上昇が避けられない、という問題があった。
【0010】
本考案は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、かしめ作業を含まない組
立構造を実現し、もって組立コストの可及的低減に寄与する液圧制御弁を提供す
ることを目的とする。
【0011】
本考案は、上記目的を達成するため、上記した液圧制御弁において、ハウジン
グの凹穴内に収納されたOリングの抜けを規制する抜け止め手段を、ハット形状
のストッパとハウジングの筒状部に係止されて該ストッパを押える筒状のリテー
ナとから構成し、該リテーナは、前記筒状部に係止される側となる一端部がその
周方向に配列して形成した複数のスリットにより弾性的に拡縮径自在とされると
共に、その他端部に前記スライド装置の筒体に形成された爪部に係合可能な外方
突起と前記バルブスプリングの一端を着座させる内方突起とを形成していること
を特徴とする。
【0012】
上記のように構成した液圧制御弁においては、Oリングの抜け止め部材を構成
するリテーナは、ハウジングの筒状部に係止される側となる一端部がスリットに
より弾性的に拡縮径自在とされているので、該一端部を縮径させて簡単にリテー
ナをハウジングの筒状部に係着することができ、かしめ作業は不要となる。
【0013】
以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて説明する。
【0014】
図1は、本考案にかゝる液圧制御弁の構造を示したものである。なお、その全
体構造および使用態様は前出図3に示したものと同一であるので、こゝでは要部
のみを示し、かつ図3に示した部分と同一部分には同一符合を付してその説明は
省略する。本実施例の特徴とするところは、ハウジング1の凹穴6内に収納され
たOリング7の抜けを規制する抜け止め手段30をハット形状のストッパ31と筒状
のリテーナ32との二分割構成とし、両者を突き合わせてハウジング1の筒状部8
内に配置した点にある。
【0015】
ストッパ31は、その底部にピストン3の小径部3cより大径の貫通孔33を形成
すると共に、その開口端に外フランジ34を形成して、ハウジング1の筒状部8に
嵌合されている。またリテーナ32は、図2にも示すように、ストッパ31に突き合
わされる側の一端に半径外方向へ突出する第1の外方突起35を形成すると共に、
その他端に半径外方向に突出する第2の外方突起36と半径内方向に突出する内方
突起37とを形成している。リテーナ32はまた、ストッパ31に突き合わされる側の
一端部にハウジング前記筒状部に係止される側となる一端部に軸方向に延びるス
リット38を形成している。スリット38はリテーナ32の周方向を当分する位置に複
数(こゝでは4個)設けられ、これによりリテーナ32の一端部は弾性的に拡縮径
自在とされている。
【0016】
一方、ハウジング1の筒状部8の内周面には環状溝39が形成され、リテーナ32
は、その第1の外方突起35を環状溝39内に位置させて前記筒状部8に係着されて
いる。しかして、この係着状態においてリテーナ32の一端はストッパ31に突き合
わされ、ストッパ31はリテーナ32によって筒状部8内に強固に押えられるように
なっている。
【0017】
上記のように構成した液圧制御弁においては、Oリング7の抜け止め手段30を
構成するリテーナ32は、ストッパ31に突き合わされる側の一端部が複数のスリッ
ト38により弾性的に拡縮径自在とされているので、この一端部を縮径させてその
第1の外方突起35をハウジング1の筒状部8の環状溝39内に挿入させることがで
き、かしめ作業によらずに簡単に抜け止め手段30をハウジング1に組み付けるこ
とができるようになる。なお、バルブスプリング11はリテーナ32の内方突起37に
より一端が押えられ、またスライド装置12は、その筒体13の一端の係合爪13aを
前記リテーナ32の第2の外方突起36に係合させることによりハウジング1の筒状
部8に一体化されるようになる。
【0018】
以上、詳細に説明したように、本考案にかゝる液圧制御弁によれば、Oリング
の抜け止め手段をストッパとリテーナとの二分割構成として、リテーナの弾性変
形を利用して抜け止め手段をハウジングに組付けできるようにしたので、かしめ
作業が不要になって組立コストの低減を達成できる効果がある。
【図1】本考案にかゝる液圧制御弁の要部構造を示す断
面図である。
面図である。
【図2】本液圧制御弁の一部であるリテーナの形状を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】従来の液圧制御弁の全体構造を示す断面図であ
る。 1 ハウジング 3 ピストン 3a 軸孔 6 凹穴 7 Oリング 8 筒状部 10 ポペット弁 11 バルブスプリング 12 スライド装置 13 筒体 14 ばね 15 スライダ 30 抜け止め手段 31 ストッパ 32 リテーナ 36 外方突起 37 内方突起 38 スリット
る。 1 ハウジング 3 ピストン 3a 軸孔 6 凹穴 7 Oリング 8 筒状部 10 ポペット弁 11 バルブスプリング 12 スライド装置 13 筒体 14 ばね 15 スライダ 30 抜け止め手段 31 ストッパ 32 リテーナ 36 外方突起 37 内方突起 38 スリット
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングに軸孔を有するピストンを軸
方向に移動可能に内装し、該ピストンの一端部を前記ハ
ウジングの底部を挿通して外部へ突出させると共に、該
ピストンの突出部分を前記ハウジングの底部に形成した
凹穴に納めたOリングによりシールし、ハウジングの底
部にその軸方向へ延ばして形成した筒状部内に、前記O
リングの抜けを規制する抜け止め手段と常時はバルブス
プリングにて付勢されて該抜け止め部材に着座するポペ
ット弁とを配置し、前記ハウジングの筒状部の端部に、
筒体と該筒体に半径方向に変位可能に保持されたスライ
ダとを備えたスライド装置を前記抜け止め部材で係止し
て連結して成る液圧制御弁において、前記抜け止め手段
をハット形状のストッパと前記ハウジングの筒状部に係
止されて該ストッパを押える筒状のリテーナとから構成
し、該リテーナは、前記筒状部に係止される側となる一
端部がその周方向に配列して形成した複数のスリットに
より弾性的に拡縮径自在とされると共に、その他端部に
前記スライド装置の筒体に形成された爪部に係合可能な
外方突起と前記バルブスプリングの一端を着座させる内
方突起とを形成していることを特徴とする液圧制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2185691U JPH04110667U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 液圧制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2185691U JPH04110667U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 液圧制御弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04110667U true JPH04110667U (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=31907514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2185691U Pending JPH04110667U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 液圧制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04110667U (ja) |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP2185691U patent/JPH04110667U/ja active Pending
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