JPH04114919A - 複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末の製造方法 - Google Patents
複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末の製造方法Info
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- JPH04114919A JPH04114919A JP22959990A JP22959990A JPH04114919A JP H04114919 A JPH04114919 A JP H04114919A JP 22959990 A JP22959990 A JP 22959990A JP 22959990 A JP22959990 A JP 22959990A JP H04114919 A JPH04114919 A JP H04114919A
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Abstract
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Description
体磁器粉末の製造方法と、その粉末を誘電体磁器層の基
本成分とする磁器コンデンサに関するものである。
の製造方法としては、例えばBa、Zr、Ti等の各化
合物粉を出発原料とし、これらを所定量ずつ秤量して均
一に混合し、この混合によって得られた混合物を100
0±100°C程度の温度で仮焼して各化合物粉の間で
固相反応を生じさせ、これによって複合ペロブスカイト
型誘電体磁器粉末を生成させる方法が知られている。
a器コンデンザを製造する場合に焼結温度を低下させる
という観点がらすると微細であることが望ましいし、ま
た磁器コンデンサの誘電率や耐電圧等の電気的特性を良
好ならしめるという観点からすると組成が均質であるこ
とが望ましい。
が均質であることの両方を同時に満足する複合ペロブス
カイト型誘電体磁器粉末を得ることは困難であった。
均質にしようとして仮焼温度を高くすると、得られる粉
末の粒径が粗大化してしまい、また複合ペロブスカイト
型誘電体石器粉末を微細にしようとして仮焼温度を低く
すると、固相反応が円滑に進行せず、組成が不均質にな
ってしまうからである。
磁器粉末を製造する場合、この傾向が顕著である。
い、積層磁器コンデンサについても小型化・大容量化が
求められている。
する方法の一つとして、誘電体グリーンシートを薄膜化
して誘電体層の積層数を増加させる方法が注目されてい
る。
積層数を増加させるには、複合ペロブスカイト型誘電体
磁器粉末を微細にする必要があり、しかも、複合ペロブ
スカイト型誘電体磁器粉末の組成を均質にして誘電体層
の絶縁抵抗を大きくする必要がある。
且つ組成の均質な複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末
を得ることが困難であり、従って、誘電体グリーンシー
トを薄膜化して誘電体層の積層数を増加させて、積層磁
器コンデンサを小型化・大容量化することは困難であっ
た。
ペロブスカイト型誘電体UR器粉末を得ることのできる
複合ペロブスカイト型誘電体6ri、器粉末の製造方法
を提供することと、小型・大容量で且つ耐電圧の高い6
R器コンデンサを提供することにある。
造方法は、Ba、Ca、Sr−及びPbがら選択された
1種又は2種以上の元素の化合物粉と、Zrの化合物粉
と、Ti、Hf及びThがら選択された1種又は2種以
上の元素の化合物粉とからなる混合物を仮焼して、−R
9式ABO3(但し、Aは、Ba、Ca、Sr及びPb
がら選択された1種又は2種以上の元素、Bは、Zrと
、Ti、Hf及びThから選択された1種又は2種以上
の元素)で表わされる複合ペロブスカイト型誘電体Ml
器粉末を製造する方法において、前記Zrの化合物粉の
平均粒径を0.2μm以下としたことを特徴とするもの
である。
物、炭酸塩又はその他の化合物を用いることができる。
できる。
が、この混合は乾式で行なってもよいし、また濃式で行
なってもよい。
が好ましい。これは、この範囲で仮焼すれば、得られる
複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末が微細で且つ均質
なものになるが、900 ’C未満では同相反応が充分
に進まず、合成不充分のため、緻密な焼結体が得られず
、又、1000℃を越えると粒子が粗大化して、緻密な
焼結体が得られなくなるからである。
〜2時間程度で充分である。
しているが、これは、Zrの化合物粉の平均粒径が0.
2um以下の場合は固相反応が円滑に進行し、得られる
複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末の組成が均質にな
るが、0.2μmより大きい場合は、同相反応が充分に
進まず、得られる複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末
の組成が不均質になるからである。
Lm以下が好ましい。A元素およびZr以外のB元素の
粒径が1、OLLm以下の場合は、同相反応が充分に進
み、得られる複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末の組
成が均質になるが、粒径が1.0μmより大きい場合は
、固相反応が充分に進まず、得られる複合ペロブスカイ
ト型誘電体磁器粉末の組成が不均質になるからである。
スカイト型誘電体磁器粉末を基本成分とする1又は2以
上の誘電体磁器層と、この誘電体磁器層を挟持している
少な(とも2以上の電極とを備えたことを特徴とするも
のである。
未満の添加成分を添加して形成することができる。
、炭酸塩またはその他の化合物を使用することができる
。
い範囲で微量の鉱化剤を添加し、焼結性を向上させても
よいし、また、必要に応じてその他の物質を添加しても
よい。
層の磁器コンデンサにも勿論適用可能である。
ジルコン酸バリウム B a (T i、 o、esZ ro、+5) 03
である場合の例について、実施例1及び比較例1を用い
て説明する。
ールミル内に約2.52の水とともに入れ、約20時間
撹拌してこれらの化合物の混合物を得た。
上のものを使用した。また、配合1の各化合物の重量(
g)は、前述した複合ペロブスカイト誘電体磁器粉末の
一般式ABO3がBa (T i−a、geZro、+
s) o3 ・illとなるように計算して求めた。
乾燥器を用いて150℃で4時間乾燥し、乾燥した状態
の混合物を得た。
を用い、大気中において約1100℃で2時間仮焼し、
上記組成式Fl)で表わされるチタン酸ジルコン酸バリ
ウムの粉末を得た。
気透過法により測定したところ、1.2μmであった。
折装置にかけてそのX線回折パターンを求めたところ、
第1図に示すように、組成に変動が認められず均質であ
った。
の化合物を添加し、湿式混合して均一に分散させた後、
乾燥させて混合粉末を得た。
力1000 kg/cm2で成形して、直径10mm、
厚さ1mmの円板を作成し、これを1150″Cで2時
間焼成して円板状の誘電体磁器を得た。
ストを塗布し、800 ’Cで30分間焼成して銀ペー
ストを電極に変成させ、磁器コンデンサを得た。
に、誘電率(ε)が16280、誘電損失(tanδ)
が1.9%、静電容量変化率(Tc)が−78〜−56
%、絶縁抵抗が1’、5XIO5MΩであった。
定した。
Hz、電圧1 、 OVr−msの条件でこの磁器コン
デンサの静電容量を測定し、この静電容量と電極の対向
面積と誘電体磁器の厚さとから計算で求めた。
同一の条件で求めた。
て一25℃〜+85℃の温度範囲で測定して求めた。
コンデンサにDClooVを20sec間印加した後に
測定した。
2,3についても、出発原料の酸化ジルコニウムを、試
料番号2では粒径0.20LLm、試料番号3では粒径
0.05LLmとした以外、試料番号1の場合と同様に
してチタン酸ジルコン酸バリウムの粉末を得た。
、試料番号1の場合と同様にして、磁器コンデンサを作
成し、その電気的特性を求めたところ、第1表に示す通
りとなった。
する。
粒径0.5μmのものを使用した以外は試料番号1と同
様にしてチタン酸ジルコン酸バリウムの粉末を得た。
過法により測定したところ、1.4μmであった。
3回折装置にかけてX線回折パターンを求めたところ、
第2図に示すように、組成に変動が認 q められる不均質なものであった。
試料番号1の場合と同様にして磁器コンデンサを作成し
、この磁器コンデンサの電気的特性を測定したところ、
第1表に示す通りとなった。
ウムとして、試料番号5では粒径0.3LLmのものを
、試料番号6では粒径1、OLLmのものを使用した以
外は試料番号4の場合と同様にしてチタン酸ジルコン酸
バリウムの粉末を得た。
、試料番号1の場合と同様にして磁器コンデンサを作成
し、この磁器コンデンサの電気的特性を測定したところ
、第1表に示す通りとなった。
o、 soCa o、 +oS r o、 to)=
(T i o、s5Z r O,+6) 03である
場合について、実施例2及び比較例2を用いて説明する
。
ールミル内に約2.5f2の水とともに入れ、約20時
間撹拌混合して混合物を得た。
合物の重i(g)は、前述した複合ペロブスカイト誘電
体磁器粉末の一般式ABO,が(B a o、 soc
a o、 +oS r o、 to)(T 1 o、
aiZ r o、 +s) 03・・・(2)となる
ように計算して求めた値である。
乾燥器を用い、150℃で4時間乾燥し、この乾燥した
混合物を粉砕して粉砕物を得た。
950℃で2時間仮焼して固相反応を生じさせ、上記組
成式(2)で表わされる複合ペロブスカイト型誘電体磁
器の粉末を得た。
を空気透過法により測定したところ、1.1μmであっ
た。
線回折装置にかけてそのX線回折パターンを求めたとこ
ろ、組成に変動が認められない均質なものであった。
合4の化合物を添加し、湿式混合した後に乾燥して混合
粉末を得た。
器コンデンサを作成し、その電気的特性を測定したとこ
ろ、第2表に示す通りとなった。
,9についても、出発原料の酸化ジルコニウムを、試料
番号8では粒径0.20μmのものを、試料番号9では
粒径0.05u、mのものを使用した以外は試料番号7
と同様にして複合ペロブスカイト型誘電体磁器の粉末を
得た。
用い、試料番号1の場合と同様にして磁器コンデンサを
作成し、この磁器コンデンサの電気的特性を測定したと
ころ、第1表に示す通りとなった。
て説明する。
て粒径0.5μmのものを使用した以外は、試料番号7
の場合と同様にして複合ペロブスカイト型誘電体磁器の
粉末を得た。
透過法により測定したところ、1.1μmであった。
線回折装置にかけてX線回折パターンを求めたところ、
組成に変動が認められる不均質なものであった。
い、試料番号1の場合と同様にして磁器コンデンサを作
成し、この磁器コンデンサの電気的特性を測定したとこ
ろ、第1表に示す通りとなった。
コニウムとして、試料番号11では0.3μmのものを
、試料番号12では粒径1.0μmのものを使用した以
外、試料番号7の場合と同様にして複合ペロブスカイト
型誘電体磁器の粉末を得た。
用い、試料番号1の場合と同様にして磁器コンデンサを
作成し、この磁器コンデンサの電気的特性を測定したと
ころ、第1表に示す通りとなった。
て、粒径が0.2μm以下のものを使用した場合、微細
で且つ組成が均質な複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉
末を得ることができることがわかる。
誘電体磁器は、誘電率や絶縁抵抗等の電気的特性が著し
く改善されることがわかる。
が0.2μmより大きなものを使用した場合、得られた
複合へロブスカイト型誘電体磁器粉末の組成が不均質に
なることがわかる。
誘電体磁器は、誘電率や絶縁抵抗等の電気的特性が悪く
なることがわかる。
ム粉末の平均粒径を0.2μm以下としたので、同相反
応を比較的低温且つ短時間に終了させることができ、従
って、得られる粉末の粒径が粗大化せず、微細な粒度分
布を持つ複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末を得るこ
とができる。
時間に終了させることができるので、複合ペロブスカイ
ト型誘電体磁器粉末を低コストで製造することができる
。
コニウム粉末の平均粒径を0.2μm以下としたので、
同相反応が円滑に進み、均質な組成の複合ペロブスカイ
ト型誘電体磁器粉末、すなわち誘電率の高い、しかも絶
縁抵抗の大きい複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末を
得ることができる。
ト型誘電体磁器粉末を得ることができるので、誘電率の
高い誘電体磁器層を形成することができ、従って、小型
大容量の磁器コンデンサを製造することができる。
カイト型誘電体磁器粉末を得ることができるので、絶縁
抵抗の大きい誘電体磁器層を形成することができ、従っ
て、誘電体磁器層の積層密度を高めて小型大容量の磁器
コンデンサを製造することができる。
ブスカイト型誘電体磁器粉末を得ることができるので、
誘電体磁器層を従来より低温で焼結させることができ、
従って、磁器コンデンサを低コストで製造することがで
きる。
イト型誘電体磁器粉末のX線回折パターンを示す図、第
2図は試料番号4(比較例1)に係る複合ペロブスカイ
ト型誘電体磁器粉末のX線回折パターンを示す図である
。 代理人 弁理士 窪 1)法 明
Claims (2)
- 1.Ba,Ca,Sr及びPbから選択された1種又は
2種以上の元素の化合物粉と、Zrの化合物粉と、Ti
,Hf及びThから選択された1種又は2種以上の元素
の化合物粉とからなる混合物を仮焼して、一般式ABO
_3 (但し、Aは、Ba,Ca,Sr及びPbから選択され
た1種又は2種以上の元素、Bは、Zrと、Ti,Hf
及びThから選択された1種又は2種以上の元素) で表わされる複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末を製
造する方法において、 前記Zrの化合物粉の平均粒径を0.2μm以下とした
ことを特徴とする複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末
の製造方法。 - 2.請求項1記載の複合ペロブスカイト型 誘電体磁器粉末を基本成分とする1又は2以上の誘電体
磁器層と、この誘電体磁器層を挟持している少なくとも
2以上の電極とを備えたことを特徴とする磁器コンデン
サ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2229599A JP2580374B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2229599A JP2580374B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04114919A true JPH04114919A (ja) | 1992-04-15 |
| JP2580374B2 JP2580374B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=16894708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2229599A Expired - Lifetime JP2580374B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580374B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2807426A1 (fr) * | 2000-04-07 | 2001-10-12 | Murata Manufacturing Co | Ceramique dielectrique non reductrice, condensateur en ceramique monolithique l'utilisant et procede de fabrication d'une ceramique dielectrique non reductrice |
| WO2003087012A1 (en) * | 2002-04-16 | 2003-10-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Nonreducing dielectric ceramic, its production method, and multilayer ceramic capacitor |
| JP2008195604A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-08-28 | Otsuka Chemical Co Ltd | 複合チタン酸金属塩の製造方法及び誘電性樹脂組成物並びに電子部品 |
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| JPS5055900A (ja) * | 1973-09-17 | 1975-05-16 | ||
| JPH0365515A (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-20 | Tosoh Corp | 鉛含有酸化物粉末の製造方法 |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP2229599A patent/JP2580374B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2580374B2 (ja) | 1997-02-12 |
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