JPH0411510B2 - - Google Patents
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- JPH0411510B2 JPH0411510B2 JP58108411A JP10841183A JPH0411510B2 JP H0411510 B2 JPH0411510 B2 JP H0411510B2 JP 58108411 A JP58108411 A JP 58108411A JP 10841183 A JP10841183 A JP 10841183A JP H0411510 B2 JPH0411510 B2 JP H0411510B2
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- Japan
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- inorganic salts
- graphite
- parts
- materials
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- Ceramic Products (AREA)
Description
本発明は、特に耐食性に優れた熱間補修用乾式
吹付材に関する。 従来から、転炉、電気炉等の金属精錬炉等の熱
間吹付補修には各種の湿式又は乾式の吹付材が用
いられているが、従来の吹付材には種々の欠点就
中耐食性に劣るという欠点がある。即ち、湿式吹
付材は粒度調整した耐火性骨材に、バインダーと
してリン酸塩、ケイ酸塩等の無水無機塩類を加
え、吹付ノズル中で水と混合させて粘着性を発現
させ付着させて使用されるものであるが、水を多
量に含んでいるため、吹付材の耐火物組織が多孔
質化して耐食性が劣化するのに加えて転炉等の内
張りに熱的なスポーリングを起こすという欠点が
ある。 また、乾式吹付材としては、バインダーとして
フエノール樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂
粉末を使用したもの、上記樹脂粉末と石炭ピツ
チ、石油ピツチ等のピツチ粉末とを併用したも
の、硫酸マグネシウム、ホウ砂等の比較的低温で
溶融する含水無機系物質粉末を使用したもの等が
知られている。しかしながら、上記の内、熱硬化
性樹脂粉末を用いたものには、該樹脂の揮発分が
多く、揮発温度が低く、且つ引火温度も低いた
め、吹付時に発泡現象及び燃焼が起り吹付材の耐
火物組織が著しく多孔質化して耐食性が劣化する
という欠点がある。またピツチ粉末を併用したも
のには、ピツチは熱硬化性樹脂に比べれば揮発分
が少なく、揮発温度が高く、且つ引火温度も高い
とはいえ、該樹脂と同様の性質を有するため、や
はり上記と同様に多孔質化して耐食性が劣化する
という欠点がある。上記の様な、熱硬化性樹脂や
ピツチを用いることによる欠点を改善するため、
吹付キヤリアガスとして空気の代わりにN2ガス
を用い燃焼を抑制する方法が試みられているが、
充分な効果は得られていない。また、含水無機系
物質粉末を使用したものには、含水無機系物質は
一般に熱硬化性樹脂等に比べ溶融温度が著しく高
いため、熱硬化性樹脂等と同様な付着性を得るた
めには該物質を多量に使用する必要があり、その
場合該物質は含水量が非常に多いので、吹付時組
織中の水分量が増加し多孔質化して耐食性が低下
するという欠点がある。 本発明者は、従来の吹付材の上記の如き諸欠点
を解消するため、特に乾式吹付材のバインダーに
ついて鋭意研究し、熱硬化性樹脂に比べれば発泡
現象及び燃焼が少ないピツチ粉末を用いること、
ピツチ粉末のみでは発泡現象及び燃焼による組織
の多孔質化は避けられないため発泡等がなく、且
つ高粘性融液を生成する無機塩類を併用すること
を考えた。即ち、無機塩類融液の持つ高粘着力に
よりピツチの発泡を防止すること及びピツチを該
融液でコーテイングすることにより燃焼を防止す
ることを考えた。この場合、無機塩類は溶融温度
が非常に高いため、そのままでは熱間においても
融液が充分には生成せず、無機塩類を溶融するた
めには一定の工夫が必要となる。 本発明者は、更に研究を続け、無機塩類と黒鉛
とを複合化することにより無機塩類の溶融が容易
になることを見出した。即ち、吹付材に対する熱
量の供給を考察すると、輻射が伝熱の主体と考え
られるので、吹付材に用いられる耐火性材料に比
べ格段に輻射熱の吸収能が高く、且つ比重が小さ
いため耐火性材料等と同一粒度では比表面積が大
きくて吹付時に熱量吸収の大きい黒鉛に、無機塩
類を複合化することにより、無機塩類の溶融熱量
は充分に供給され、その結果ピツチの発泡及び燃
焼現象の防止効果が得られ、ひいては組織が緻密
化することを見出した。また、元来反応性の乏し
い無機塩類と黒鉛とを複合化させるためには、両
者を同時に粉砕混合することが必要なこと、即ち
一般に固体物質に摩砕、摩擦、切断等の手段で加
えられた機械的エネルギーは、一部熱エネルギ
ー、化学的エネルギーに変換されるが、ここでは
付着のエネルギーに変換され無機塩類と黒鉛とが
接着することを見出した。事実、粉砕処理された
黒鉛無機塩類混合粉砕物の微細構造観察によれば
両者の強固な接着が認められ、上記処理によつて
接着と黒鉛の微粉化が同時に遂行できることが判
つた。 本発明者は、上記の如き種々の知見に基づき更
に研究を続けた結果、ピツチ粉末と上記混合粉砕
物をそれぞれ特定量、バインダーとして用いたと
きには組織の多孔質化が防止できる(組織が緻密
化する)ことにより、特に耐食性に優れた乾式吹
付材が得られることを見出し、本発明を完成する
に至つた。 即ち本発明は、耐火性骨材100重量部に対して、
ピツチ粉末8〜30重量部及び無機塩類と黒鉛との
混合粉砕物2〜14重量部をバインダーとして配合
したことを特徴とする熱間補修用乾式吹付材に係
る。 本発明における耐火性骨材としては、特に限定
されることなく、この種の吹付材に通常用いられ
るものがいずれも使用でき、例えばマグネシア、
ドロマイト、石灰、クロム、アルミナ、スピネ
ル、炭化珪素、ろう石、珪石、シヤモツト、ジル
コン、金属アルミニウム、金属シリコン等を挙げ
ることができ、これらの1種又は2種以上を粒度
調整して用いる。粒度調整は、この種の吹付材に
おいて通常行なわれる調整と同様で良いが、念の
ために一例を挙げれば、5〜1mm程度の粒度のも
のを0〜60重量%程度、1〜0.074mm程度の粒度
のものを0〜80重量%程度、0.074mm以下程度の
粒度のものを10〜50重量%程度用いるのが普通で
ある。 本発明におけるピツチ粉末としては、固定炭素
量が55重量%以上のものが、カーボンボンドの生
成の点から好ましく、石炭系、石油系のいずれで
もよい。その粒度は3mm以下程度であるのが好ま
しい。その使用量は耐火性骨材100重量部に対し
て8〜30重量部である。8重量部より少ないと液
相不足により付着性が低下し、30重量部より多く
なると液相過多のため流下現象により付着性が低
下する。 本発明における黒鉛としては、例えば鱗状黒
鉛、土状黒鉛、電極用人造黒鉛等を挙げることが
でき、これらの少なくとも1種を用いる。 また、本発明における無機塩類とは、従来バイ
ンダーとして用いられている各種塩類のみでな
く、ホウ酸等の無機酸も包含する。又、無水のも
のが好ましいが、含水のものであつても使用量が
少ないため組織が多孔質化しないので使用でき、
例えばヘキサメタリン酸ソーダ、酸性ピロリン酸
ソーダ、テトラポリリン酸ソーダ、第一リン酸ソ
ーダ等のリン酸塩、ホウ酸、ホウ砂、ホウ酸ソー
ダ、ホウ酸カリウム、ホウ酸リチウム等のホウ酸
塩、メタケイ酸ソーダ、オルソケイ酸ソーダ、無
定形ケイ酸ソーダ等のケイ酸塩等を挙げることが
でき、これらの少なくとも1種を用いる。 本発明においては、上記の黒鉛及び無機塩類を
複合化して用いることが必要であり、それは両者
を混合して粉砕することにより達成できる。両者
の混合割合は、無機塩類:黒鉛が重量比で2:1
〜1:10程度であるのが、両者の接着性、無機塩
類の融液生成の点等から好ましい。混合物の粉砕
方法としては、特に限定されず公知の手段で行う
ことができるが、粉砕効果の大きい振動ミル、ボ
ールミル等を用いるのが好適である。また粉砕時
間等の粉砕条件は、用いた器機等により変動し一
定しないが、混合粉砕物の比表面積が10m2/g以
上程度の微粉末になるまで粉砕するのが接着性の
点から好ましい。 かくして、無機塩類と黒鉛とが強固に接着した
混合粉砕物が得られる。混合粉砕物の使用量は耐
火性骨材100重量部に対して2〜14重量部である。
2重量部より少ないと付着性が低下し、14重量部
より多いと組織が多孔質化する傾向があるので好
ましくない。 本発明の乾式吹付材によれば、無機塩類と黒鉛
との混合粉砕物を配合したことにより無機塩類の
溶融が容易になり、それによつて前述の如くピツ
チの発泡現象及び燃焼が防止できるので吹付材の
耐火物組織の多孔質化が防止でき(即ち、組織が
緻密化して)、結果として耐食性が著しく向上す
るという顕著な効果が得られる。また、本発明の
乾式吹付材は付着性、強度等の点においても極め
て良好である。 従つて、本発明の乾式吹付材は、転炉、電気
炉、AOD炉、VOD炉等の金属精錬炉、RH脱ガ
ス容器、DH脱ガス容器等の熱間補修に極めて好
適である。 以下、製造例、実施例及び比較例を挙げて、本
発明を更に具体的に説明する。 製造例 1 ヘキサメタリン酸ソーダと鱗状黒鉛とを1:
1、1:2、1:4又は1:8の重量比の割合で
混合したもの1.5Kgを振動ミル(中央化工機(株)製、
回分式)に入れ、振動モーターの振幅6mm、回転
数1700rpm(能力2.2kw)の条件で約2時間混合
粉砕した。得られた混合粉砕物の比表面積を下記
第1表に示す。
吹付材に関する。 従来から、転炉、電気炉等の金属精錬炉等の熱
間吹付補修には各種の湿式又は乾式の吹付材が用
いられているが、従来の吹付材には種々の欠点就
中耐食性に劣るという欠点がある。即ち、湿式吹
付材は粒度調整した耐火性骨材に、バインダーと
してリン酸塩、ケイ酸塩等の無水無機塩類を加
え、吹付ノズル中で水と混合させて粘着性を発現
させ付着させて使用されるものであるが、水を多
量に含んでいるため、吹付材の耐火物組織が多孔
質化して耐食性が劣化するのに加えて転炉等の内
張りに熱的なスポーリングを起こすという欠点が
ある。 また、乾式吹付材としては、バインダーとして
フエノール樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂
粉末を使用したもの、上記樹脂粉末と石炭ピツ
チ、石油ピツチ等のピツチ粉末とを併用したも
の、硫酸マグネシウム、ホウ砂等の比較的低温で
溶融する含水無機系物質粉末を使用したもの等が
知られている。しかしながら、上記の内、熱硬化
性樹脂粉末を用いたものには、該樹脂の揮発分が
多く、揮発温度が低く、且つ引火温度も低いた
め、吹付時に発泡現象及び燃焼が起り吹付材の耐
火物組織が著しく多孔質化して耐食性が劣化する
という欠点がある。またピツチ粉末を併用したも
のには、ピツチは熱硬化性樹脂に比べれば揮発分
が少なく、揮発温度が高く、且つ引火温度も高い
とはいえ、該樹脂と同様の性質を有するため、や
はり上記と同様に多孔質化して耐食性が劣化する
という欠点がある。上記の様な、熱硬化性樹脂や
ピツチを用いることによる欠点を改善するため、
吹付キヤリアガスとして空気の代わりにN2ガス
を用い燃焼を抑制する方法が試みられているが、
充分な効果は得られていない。また、含水無機系
物質粉末を使用したものには、含水無機系物質は
一般に熱硬化性樹脂等に比べ溶融温度が著しく高
いため、熱硬化性樹脂等と同様な付着性を得るた
めには該物質を多量に使用する必要があり、その
場合該物質は含水量が非常に多いので、吹付時組
織中の水分量が増加し多孔質化して耐食性が低下
するという欠点がある。 本発明者は、従来の吹付材の上記の如き諸欠点
を解消するため、特に乾式吹付材のバインダーに
ついて鋭意研究し、熱硬化性樹脂に比べれば発泡
現象及び燃焼が少ないピツチ粉末を用いること、
ピツチ粉末のみでは発泡現象及び燃焼による組織
の多孔質化は避けられないため発泡等がなく、且
つ高粘性融液を生成する無機塩類を併用すること
を考えた。即ち、無機塩類融液の持つ高粘着力に
よりピツチの発泡を防止すること及びピツチを該
融液でコーテイングすることにより燃焼を防止す
ることを考えた。この場合、無機塩類は溶融温度
が非常に高いため、そのままでは熱間においても
融液が充分には生成せず、無機塩類を溶融するた
めには一定の工夫が必要となる。 本発明者は、更に研究を続け、無機塩類と黒鉛
とを複合化することにより無機塩類の溶融が容易
になることを見出した。即ち、吹付材に対する熱
量の供給を考察すると、輻射が伝熱の主体と考え
られるので、吹付材に用いられる耐火性材料に比
べ格段に輻射熱の吸収能が高く、且つ比重が小さ
いため耐火性材料等と同一粒度では比表面積が大
きくて吹付時に熱量吸収の大きい黒鉛に、無機塩
類を複合化することにより、無機塩類の溶融熱量
は充分に供給され、その結果ピツチの発泡及び燃
焼現象の防止効果が得られ、ひいては組織が緻密
化することを見出した。また、元来反応性の乏し
い無機塩類と黒鉛とを複合化させるためには、両
者を同時に粉砕混合することが必要なこと、即ち
一般に固体物質に摩砕、摩擦、切断等の手段で加
えられた機械的エネルギーは、一部熱エネルギ
ー、化学的エネルギーに変換されるが、ここでは
付着のエネルギーに変換され無機塩類と黒鉛とが
接着することを見出した。事実、粉砕処理された
黒鉛無機塩類混合粉砕物の微細構造観察によれば
両者の強固な接着が認められ、上記処理によつて
接着と黒鉛の微粉化が同時に遂行できることが判
つた。 本発明者は、上記の如き種々の知見に基づき更
に研究を続けた結果、ピツチ粉末と上記混合粉砕
物をそれぞれ特定量、バインダーとして用いたと
きには組織の多孔質化が防止できる(組織が緻密
化する)ことにより、特に耐食性に優れた乾式吹
付材が得られることを見出し、本発明を完成する
に至つた。 即ち本発明は、耐火性骨材100重量部に対して、
ピツチ粉末8〜30重量部及び無機塩類と黒鉛との
混合粉砕物2〜14重量部をバインダーとして配合
したことを特徴とする熱間補修用乾式吹付材に係
る。 本発明における耐火性骨材としては、特に限定
されることなく、この種の吹付材に通常用いられ
るものがいずれも使用でき、例えばマグネシア、
ドロマイト、石灰、クロム、アルミナ、スピネ
ル、炭化珪素、ろう石、珪石、シヤモツト、ジル
コン、金属アルミニウム、金属シリコン等を挙げ
ることができ、これらの1種又は2種以上を粒度
調整して用いる。粒度調整は、この種の吹付材に
おいて通常行なわれる調整と同様で良いが、念の
ために一例を挙げれば、5〜1mm程度の粒度のも
のを0〜60重量%程度、1〜0.074mm程度の粒度
のものを0〜80重量%程度、0.074mm以下程度の
粒度のものを10〜50重量%程度用いるのが普通で
ある。 本発明におけるピツチ粉末としては、固定炭素
量が55重量%以上のものが、カーボンボンドの生
成の点から好ましく、石炭系、石油系のいずれで
もよい。その粒度は3mm以下程度であるのが好ま
しい。その使用量は耐火性骨材100重量部に対し
て8〜30重量部である。8重量部より少ないと液
相不足により付着性が低下し、30重量部より多く
なると液相過多のため流下現象により付着性が低
下する。 本発明における黒鉛としては、例えば鱗状黒
鉛、土状黒鉛、電極用人造黒鉛等を挙げることが
でき、これらの少なくとも1種を用いる。 また、本発明における無機塩類とは、従来バイ
ンダーとして用いられている各種塩類のみでな
く、ホウ酸等の無機酸も包含する。又、無水のも
のが好ましいが、含水のものであつても使用量が
少ないため組織が多孔質化しないので使用でき、
例えばヘキサメタリン酸ソーダ、酸性ピロリン酸
ソーダ、テトラポリリン酸ソーダ、第一リン酸ソ
ーダ等のリン酸塩、ホウ酸、ホウ砂、ホウ酸ソー
ダ、ホウ酸カリウム、ホウ酸リチウム等のホウ酸
塩、メタケイ酸ソーダ、オルソケイ酸ソーダ、無
定形ケイ酸ソーダ等のケイ酸塩等を挙げることが
でき、これらの少なくとも1種を用いる。 本発明においては、上記の黒鉛及び無機塩類を
複合化して用いることが必要であり、それは両者
を混合して粉砕することにより達成できる。両者
の混合割合は、無機塩類:黒鉛が重量比で2:1
〜1:10程度であるのが、両者の接着性、無機塩
類の融液生成の点等から好ましい。混合物の粉砕
方法としては、特に限定されず公知の手段で行う
ことができるが、粉砕効果の大きい振動ミル、ボ
ールミル等を用いるのが好適である。また粉砕時
間等の粉砕条件は、用いた器機等により変動し一
定しないが、混合粉砕物の比表面積が10m2/g以
上程度の微粉末になるまで粉砕するのが接着性の
点から好ましい。 かくして、無機塩類と黒鉛とが強固に接着した
混合粉砕物が得られる。混合粉砕物の使用量は耐
火性骨材100重量部に対して2〜14重量部である。
2重量部より少ないと付着性が低下し、14重量部
より多いと組織が多孔質化する傾向があるので好
ましくない。 本発明の乾式吹付材によれば、無機塩類と黒鉛
との混合粉砕物を配合したことにより無機塩類の
溶融が容易になり、それによつて前述の如くピツ
チの発泡現象及び燃焼が防止できるので吹付材の
耐火物組織の多孔質化が防止でき(即ち、組織が
緻密化して)、結果として耐食性が著しく向上す
るという顕著な効果が得られる。また、本発明の
乾式吹付材は付着性、強度等の点においても極め
て良好である。 従つて、本発明の乾式吹付材は、転炉、電気
炉、AOD炉、VOD炉等の金属精錬炉、RH脱ガ
ス容器、DH脱ガス容器等の熱間補修に極めて好
適である。 以下、製造例、実施例及び比較例を挙げて、本
発明を更に具体的に説明する。 製造例 1 ヘキサメタリン酸ソーダと鱗状黒鉛とを1:
1、1:2、1:4又は1:8の重量比の割合で
混合したもの1.5Kgを振動ミル(中央化工機(株)製、
回分式)に入れ、振動モーターの振幅6mm、回転
数1700rpm(能力2.2kw)の条件で約2時間混合
粉砕した。得られた混合粉砕物の比表面積を下記
第1表に示す。
【表】
実施例1〜14及び比較例1〜6
第2表、第3表及び第4表に示す配合の本発明
又は比較の乾式吹付材(表中の数値は重量部を示
す)を吹付けガンを使用して炉内温度1200℃に保
持した実験炉のマグネシア質パネルレンガに吹付
けた。各吹付材の付着性を調べるため、吹付時の
パネルレンガへの付着率を測定するとともに、吹
付後のパネルレンガとの接着強さを判定した。さ
らに吹付後のサンプルを採取して組織の緻密度、
圧縮強度及び耐食性を調べた。試験方法を下記に
示す。 Γ付着率…リバウンドロスを回収して重量測定
し、下記式に従つて算出した。 付着率(%)=吹付量−リバウンドロス量/吹付量×10
0 Γ接着強さ…下記基準によつた。 ○:非常に強固(小ハンマーで打撃しても剥離し
ない)。 △:中間(小ハンマーで打撃すると剥離する)。 ×:弱い(手で触ると剥離する)。 Γ気孔率…JIS R2205に従つて測定した。 Γ吸水率…JIS R2205に従つて測定した。 Γ見掛比重…JIS R2205に従つて測定した。 Γカサ比重…JIS R2205に従つて測定した。 Γ圧縮強度…JIS R2206に従つて測定した。 Γ耐食性試験…40×40×115mmの形状のサンプル
を高周波誘導加熱炉の内張りに用いて、1750℃
で3時間保持したときの40mm方向の最大溶損厚
さ(mm)で示した。スラグとしては、転炉スラ
グを2Kg使用した。 各試験結果を第5表、第6表及び第7表に示
す。
又は比較の乾式吹付材(表中の数値は重量部を示
す)を吹付けガンを使用して炉内温度1200℃に保
持した実験炉のマグネシア質パネルレンガに吹付
けた。各吹付材の付着性を調べるため、吹付時の
パネルレンガへの付着率を測定するとともに、吹
付後のパネルレンガとの接着強さを判定した。さ
らに吹付後のサンプルを採取して組織の緻密度、
圧縮強度及び耐食性を調べた。試験方法を下記に
示す。 Γ付着率…リバウンドロスを回収して重量測定
し、下記式に従つて算出した。 付着率(%)=吹付量−リバウンドロス量/吹付量×10
0 Γ接着強さ…下記基準によつた。 ○:非常に強固(小ハンマーで打撃しても剥離し
ない)。 △:中間(小ハンマーで打撃すると剥離する)。 ×:弱い(手で触ると剥離する)。 Γ気孔率…JIS R2205に従つて測定した。 Γ吸水率…JIS R2205に従つて測定した。 Γ見掛比重…JIS R2205に従つて測定した。 Γカサ比重…JIS R2205に従つて測定した。 Γ圧縮強度…JIS R2206に従つて測定した。 Γ耐食性試験…40×40×115mmの形状のサンプル
を高周波誘導加熱炉の内張りに用いて、1750℃
で3時間保持したときの40mm方向の最大溶損厚
さ(mm)で示した。スラグとしては、転炉スラ
グを2Kg使用した。 各試験結果を第5表、第6表及び第7表に示
す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
第5表、第6表及び第7表から明らかなよう
に、本発明の乾式吹付材は比較のものに比べ、い
ずれも付着性が良好であり、緻密化しており、特
に耐食性及び強度において優れていることがわか
る。また、本発明の乾式吹付材は吹付時のピツチ
の発泡現象及び燃焼も見られなかつた。 次に、実施例6及び比較例2の各乾式吹付材を
用いて、上吹き転炉にて実際に使用した結果を第
8表に示す。
に、本発明の乾式吹付材は比較のものに比べ、い
ずれも付着性が良好であり、緻密化しており、特
に耐食性及び強度において優れていることがわか
る。また、本発明の乾式吹付材は吹付時のピツチ
の発泡現象及び燃焼も見られなかつた。 次に、実施例6及び比較例2の各乾式吹付材を
用いて、上吹き転炉にて実際に使用した結果を第
8表に示す。
【表】
【表】
以上、示した通り、本発明の乾式吹付材は、従
来のものに比べて、特に耐食性に優れ、付着性、
強度等も優れているので、耐用性が格段に向上し
ていることが明らかである。
来のものに比べて、特に耐食性に優れ、付着性、
強度等も優れているので、耐用性が格段に向上し
ていることが明らかである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 耐火性骨材100重量部に対して、ピツチ粉末
8〜30重量部及び無機塩類と黒鉛との混合粉砕物
2〜14重量部をバインダーとして配合したことを
特徴とする熱間補修用乾式吹付材。 2 無機塩類がリン酸塩、ホウ酸、ホウ酸塩及び
ケイ酸塩の少なくとも1種である特許請求の範囲
第1項に記載の熱間補修用乾式吹付材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58108411A JPS59232976A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 熱間補修用乾式吹付材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58108411A JPS59232976A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 熱間補修用乾式吹付材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59232976A JPS59232976A (ja) | 1984-12-27 |
| JPH0411510B2 true JPH0411510B2 (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=14484068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58108411A Granted JPS59232976A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 熱間補修用乾式吹付材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59232976A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0289108U (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-16 | ||
| JPH04170369A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-06-18 | Kyushu Refract Co Ltd | 吹付補修材および吹付補修方法 |
| CN112321304A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-02-05 | 湖南湘钢瑞泰科技有限公司 | 一种铝碳下水口废料补炉料 |
-
1983
- 1983-06-15 JP JP58108411A patent/JPS59232976A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59232976A (ja) | 1984-12-27 |
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