JPH04116039U - 排気系部材用支持装置 - Google Patents

排気系部材用支持装置

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JPH04116039U
JPH04116039U JP1931091U JP1931091U JPH04116039U JP H04116039 U JPH04116039 U JP H04116039U JP 1931091 U JP1931091 U JP 1931091U JP 1931091 U JP1931091 U JP 1931091U JP H04116039 U JPH04116039 U JP H04116039U
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JP
Japan
Prior art keywords
holding part
support device
connecting portion
exhaust system
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP1931091U
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Inventor
雅明 三島
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 車体側の支持部が挿入される第1貫通孔10
をもつ第1保持部1と、排気系部材側の支持部が挿入さ
れる第2貫通孔20をもつ第2保持部2と、両者をその
両側で連結する一対の側部3と、側部3の中央部で両端
が一体的に連結された連結部4とをもつ弾性材料で形成
されている。連結部は、各側部にそれぞれれ連結された
一対の腕部41と、両端が各腕部に一体的に連結され腕
部より幅の広い幅広中央部42とからなっている。 【効果】 連結部による側部の拘束域を小さくしたま
ま、連結部における左右方向の剛性を高めれる。上下方
向の変位入力に対する耐久性を確保しつつ、サージング
の緩和効果を高めて振動吸収特性の向上を図れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車の排気系部材を車体に支持する支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、排気系部材を車体に支持する支持装置として、例えば図4に示すも のが知られている。この支持装置は、車体側の支持部が挿入される第1貫通孔1 0aをもつ第1保持部1aと、第1保持部1aと間隔を隔てて設けられ排気系部 材側の支持部が挿入される第2貫通孔20aをもつ第2保持部2aと、第1保持 部1aと第2保持部2aとをその両側で連結する一対の側部3aとをもち、弾性 材料で形成されている。
【0003】 上記従来の支持装置は、弾性材料で形成されているため、自動車のエンジンの 作動によって排気系部材から伝達される振動や車体側から伝達される振動を吸収 している。ところが、上下方向に引張り及び圧縮応力が作用し、その一部が曲げ 応力として作用することにより、一対の側部3aが左右方向に細かく振れる現象 (サージング現象)が生じる。特に、一対の側部3a同士が逆位相で振れるサー ジング現象が生ずると、上下方向の伝達力が高くなり一部の振動が他方に伝わり やすくなるため振動吸収作用が低下する。
【0004】 このようなサージング現象の発生を効果的に抑える支持装置として、図5に示 すように、上記支持装置に対して、一対の側部3bの中央部に弾性材料よりなる 連結部4bの両端を一体的に連結したものが知られている。このものでは、一対 の側部3bに上下方向の引張り及び圧縮応力が作用し、その一部が曲げ応力とし て作用した場合、連結部4bが引張り及び圧縮作用を受け、これにより一対の側 部3bに生じるサージング現象が緩和される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ところが、上記連結部4bを備えた従来の支持装置においても、依然としてサ ージング現象により振動伝達力が高くなる特定周波数域があり、問題となる。 そして、上記連結部4bを備えた従来の支持装置において、サージング現象の 緩和効果を高めるためには、連結部4bの上下方向の幅寸法A(図5中)を大き くすること等により連結部4bの剛性を上げることが必要となる。ところが、上 記の対応方法により連結部4bの剛性を上げると、一対の側部3bにおいて主に 上下方向の変位入力に対する耐久性が低下してしまう問題がある。
【0006】 本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、一対の側部を連結する連結部 の形状を工夫することにより、耐久性を確保しつつ、サージング現象の緩和効果 を有利に得ることのできる排気系部材用支持装置を提供することを解決すべき技 術課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の排気系部材用支持装置は、車体側の支持部が挿入される第1貫通孔を もつ第1保持部と、該第1保持部と間隔を隔てて設けられ排気系部材側の支持部 が挿入される第2貫通孔をもつ第2保持部と、該第1保持部と該第2保持部とを その両側で連結する一対の側部と、該第1保持部と該第2保持部との間に位置し 、一対の該側部の中央部で両端が各該側部に一体的に連結された連結部とをもつ 弾性材料で形成されている。そして、前記連結部は、各前記側部にそれぞれ連結 された一対の腕部と、両端が各該腕部に一体的に連結され該腕部より幅が広い幅 広中央部とよりなることを特徴とする。
【0008】 本考案の支持装置を構成する弾性材料としては、天然ゴム、EPDMあるいは CR等の合成ゴム、又はこれらを混合したブレンドゴム等を用いることができる 。そして、このような弾性材料を加硫成形することにより、支持装置全体を一体 的に形成することができる。 本考案においては、第1貫通孔をもつ第1保持部、第2貫通孔をもつ第2保持 部、及び一対の側部は従来と同様に構成することができる。
【0009】 上記連結部を構成する腕部や幅広中央部の形状及び大きさなどを適宜設定する ことにより、側部の上下方向の動きに対する拘束を緩和することができるととも に、左右方向の剛性を有利に得ることができる。また、振動伝達力が高まる周波 数域をずらしたり、振動伝達力を確実に減少させることができる。 なお、ここで腕部の幅寸法をW1 、幅広中央部の幅寸法をW2 とし、また腕部 の長さ寸法をL1 、幅広中央部の長さ寸法をL2 とし、幅広中央部の厚さが腕部 の厚さに対して同等以上の場合において、1.5W1 ≦W2 ≦4W1 、3L1 ≦ L2 ≦12L1 の関係にあることが望ましい。このような関係を満たす腕部及び 幅広中央部よりなる連結部においては、W1 で一定の幅寸法をもつ連結部より左 右方向の剛性(ばね定数)が高くなることはもちろんであり、W1 より所定量大 きな一定幅をもつ連結部と同程度の左右方向剛性(ばね定数)が得られる。
【0010】
【作用】
本考案の排気系部材用支持装置では、支持装置に上下方向の引張り及び圧縮応 力が作用したとき、一対の側部に引張り及び圧縮応力が作用してその一部が中央 部に曲げ応力として作用する。この曲げ応力によって、特に一対の側部同士が逆 位相で左右方向に振れるサージングが生じる場合は、一対の側部の中央部に両端 が連結されている連結部が引張り及び圧縮作用する。この連結部の引張り及び圧 縮作用によって、一対の側部に生ずるサージング現象は緩和される。
【0011】 とくに、本考案の支持装置は、一対の側部を連結する連結部が、幅広の幅広中 央部をもち、その幅広中央部の両端が幅狭の比較的短い腕部を介して各側部に一 体的に連結される構成となっている。 このため、本考案における連結部は、腕部と同じ幅寸法をもつ一定幅の連結部 と比較して、幅広中央部の存在分だけ左右方向の剛性が高い(左右方向のばね定 数が大きい)。
【0012】 また、幅広中央部と同じ幅寸法をもつ一定幅の連結部と比較して、腕部の幅が 狭くなっている分だけ側部の上下方向の自由長さ(すぐり部の長さ)が長くなる 。このため、上下方向の静的ばね定数を低く抑えることができるとともに、側部 の上下方向の動き(圧縮、引張り)に対して連結部による拘束が緩和される。 さらに、本考案の支持装置では、幅広中央部をマス部材として作用させること もできる。すなわち、連結部を構成する腕部及び幅広中央部の長さ、幅、断面積 等を変更することにより、支持装置全体のばね定数とは独立して共振周波数を設 定できる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1の正面図に示す本実施例の支持装置は、一定肉厚をもち、全体形状がほぼ 楕円板状のもので、EPDMを加硫成形して全体が一体的に形成されている。 この支持装置は、上方に位置し厚さ方向に貫通する第1貫通孔10をもつ第1 保持部1と、その下方に位置し同じく厚さ方向に貫通する第2貫通孔20をもつ 第2保持部2と、第1保持部1及び第2保持部2の左右両側に位置しそれぞれ両 端が第1保持部1及び第2保持部2の側部分に接続された一対の側部3と、両端 が各側部3の中央部内面に接続して第1保持部1と第2保持部2との間の位置で 延在する連結部4と、から構成されている。
【0014】 そして、連結部4は、各側部3にそれぞれ連結された一対の腕部41と、両端 が各腕部41に一体的に連結され腕部41より幅が広い幅広中央部42とより構 成されている。なお、(腕部41の長さ)/(幅広中央部42の長さ)の比は約 0.22に設定され、(腕部41の幅)/(幅広中央部42の幅)の比は約0. 27に設定されている。また、幅広中央部42は腕部41の上下両側に同じ距離 だけ幅広となるように形成されている。
【0015】 また、第1保持部1はその下部に幅広中央部42と所定間隔を隔てて対向する 膨出部11をもち、第2保持部2もその上部に幅広中央部42と同じく所定間隔 を隔てて対向する膨出部21をもっている。これにより、本実施例の支持装置に は、連結部4の上下両側に略H状の同一形状の中央孔5が形成されている。 以上のように構成された本実施例の支持装置は、第1貫通孔10に車体側の支 持部が挿通され、第2貫通孔20に排気系部材側の支持部が挿通されることによ り実用に供され、排気系部材を車体に支持する。そして、自動車のエンジンの作 動によって排気系部材から伝達される振動や車体から伝達される振動を吸収して 、車室内の騒音振動の悪化を防止する。 (試験) 本実施例の支持装置の優れた効果を確認するため、動的特性測定装置によって 振動伝達力(絶対ばね定数)と周波数との関係を調査し、図4に示す第1従来例 及び図5に示す第2従来例と比較した。
【0016】 なお、第1従来例の支持装置は、連結部がない点で本実施例の支持装置と異な るのみで他の構成、大きさ等は同じである。また、第2従来例の支持装置は、本 実施例の連結部の幅広中央部がなく、腕部の幅が所定量大きい幅の棒形状の連結 部としている点で本実施例の支持装置と異なり、他の構成、大きさ等は同じであ る。動的特性の試験方法は、棒状の固定金具の一方を第1貫通孔に挿入し他方を ロードセルに固定し、同様に棒状の固定金具の一方を第2貫通孔に挿入し他方を 油圧アクチュエータに固定し、この状態で静的に5kgf の引張り荷重を加え、こ のアクチュエータを動的に±3G(加速度)のサイン波で加振し、100Hzから 1000Hzまでスイープさせたときの応答を測定し、絶対ばね定数を算出するこ とにより行った。その結果を図2に示す。図中、本実施例の支持装置を実線で示 し、連結部をもたない第1従来例の支持装置を破線で示し、連結部の幅広中央部 はないが腕部の幅が所定量大きい第2従来例の支持装置を一点鎖線で示す。
【0017】 図2において、第1従来例の400Hz付近、本実施例及び第2従来例の50 0Hz台後半にある振動伝達力のピークが、各々のサージング現象による特性悪 化を示す。また、本実施例及び第2実施例の300Hz付近にあるピークは、各 々連結部の共振作用によるものである。 すなわち、連結部を設けて左右方向の剛性を高めることにより、サージング現 象によるピークが高周波数側へピーク値の低下を伴いながら移行する。そして、 新たに連結部の共振作用に基づくピークが、連結部をもたない第1従来例のサー ジング現象によるピーク周波数よりも低周波数側に、かつ第1従来例のピーク値 よりも小さいレベルで生じる。
【0018】 ここで、連結部をもつ本実施例と第2従来例とを比較すると、本実施例の腕部 41の幅が第2従来例の連結部の幅よりも小さいが、サージング現象によるピー クは、第2従来例のピーク周波数に対して同等以上の高周波数となっており、連 結部の剛性が同等以上ということがわかる。また、連結部の共振作用に基づくピ ークを比較すると、本実施例の方がレベル及び周波数が共に低いものとなってい る。これは、本実施例の幅広中央部42のマス効果によるものである。このよう に、本実施例は、第2従来例と比べてピーク値をもたない周波数領域が広がり、 振動吸収特性が向上する。
【0019】 さらに、本実施例の支持装置は、第2従来のものよりも腕部の幅が小さいので 、連結部4による側部3の拘束域が小さくなり、側部3の自由長さが長くなる。 このため、第2従来例のものと比較して、上下方向の静的ばね定数が低くなり振 動吸収力を高めることができるとともに、上下方向の変位入力に対する耐久性を 向上させることができる。 (その他の実施例) 図3の平面図に示す第2実施例の支持装置は、上記第1実施例の幅広中央部の 形状及び第1保持部1の膨出部11の形状を変更したものである。この支持装置 の連結部4’は、幅広中央部42’が腕部41の下側のみに幅広となった形状を 有し((腕部41の幅)/(幅広中央部42’の幅)の比は約0.4に設定され ている)、また第1保持部1の膨出部11’が下方に大きく膨出した形状を有し ている点(これにより、連結部4’の上側の中央孔5’は略U状に形成される) で上記第1実施例の支持装置と異なるのみで、他の基本的な構成、及び作用、効 果は上記第1実施例と同様である。
【0020】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案の支持装置は、連結部による側部の拘束域を小さく したまま、連結部における左右方向の剛性を高くすることができるので、側部の 上下方向の変位入力に対する耐久性を確保しつつ、サージング現象の緩和効果を 高めて振動吸収特性の向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかる排気系部材用支持装
置の正面図である。
【図2】絶対ばね定数と周波数との関係を示すグラフで
ある。
【図3】本考案の他の実施例にかかる排気系部材用支持
装置の正面図である。
【図4】第1従来例にかかる排気系部材用支持装置の正
面図である。
【図5】第2従来例にかかる排気系部材用支持装置の正
面図である。
【符号の説明】
1は第1保持部、2は第2保持部、3は側部、4、4’
は連結部、10は第1貫通孔、20は第2貫通孔、41
は腕部、42、42’は幅広中央部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側の支持部が挿入される第1貫通孔
    をもつ第1保持部と、該第1保持部と間隔を隔てて設け
    られ排気系部材側の支持部が挿入される第2貫通孔をも
    つ第2保持部と、該第1保持部と該第2保持部とをその
    両側で連結する一対の側部と、該第1保持部と該第2保
    持部との間に位置し、一対の該側部の中央部で両端が各
    該側部に一体的に連結された連結部とをもつ弾性材料で
    形成された排気系部材用支持装置において、前記連結部
    は、各前記側部にそれぞれ連結された一対の腕部と、両
    端が各該腕部に一体的に連結され該腕部より幅が広い幅
    広中央部とよりなることを特徴とする排気系部材用支持
    装置。
JP1931091U 1991-03-28 1991-03-28 排気系部材用支持装置 Pending JPH04116039U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0366953A (ja) * 1989-08-01 1991-03-22 Tokai Rubber Ind Ltd 排気系部材用支持装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0366953A (ja) * 1989-08-01 1991-03-22 Tokai Rubber Ind Ltd 排気系部材用支持装置

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