JPH04116591U - 建具または家具用鏡板 - Google Patents
建具または家具用鏡板Info
- Publication number
- JPH04116591U JPH04116591U JP797592U JP797592U JPH04116591U JP H04116591 U JPH04116591 U JP H04116591U JP 797592 U JP797592 U JP 797592U JP 797592 U JP797592 U JP 797592U JP H04116591 U JPH04116591 U JP H04116591U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- core material
- side member
- furniture
- decorative veneer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 木質材としての自然な外観を確保しながら、
鏡板の温度や湿度の変化に伴う伸縮変形を効果的に抑制
する。 【構成】 鏡板8を、化粧板11と芯材9と辺部材10
とによって構成する。上記化粧板11を、化粧単板11
aとその裏面に貼着された裏打ち材11bとで構成す
る。上記辺部材10は、化粧板より側方に突出する嵌合
用縁部12を有すると共に木材繊維方向が全て同一方向
となるように上記芯材の4周辺端面に接合されている。
上記化粧板11を上記芯材9表面から辺部材10表面に
かけて貼着する。また、上記化粧単板11aと上記辺部
材10とを同一樹種で構成し、上記芯材9を合板で構成
する。
鏡板の温度や湿度の変化に伴う伸縮変形を効果的に抑制
する。 【構成】 鏡板8を、化粧板11と芯材9と辺部材10
とによって構成する。上記化粧板11を、化粧単板11
aとその裏面に貼着された裏打ち材11bとで構成す
る。上記辺部材10は、化粧板より側方に突出する嵌合
用縁部12を有すると共に木材繊維方向が全て同一方向
となるように上記芯材の4周辺端面に接合されている。
上記化粧板11を上記芯材9表面から辺部材10表面に
かけて貼着する。また、上記化粧単板11aと上記辺部
材10とを同一樹種で構成し、上記芯材9を合板で構成
する。
Description
【0001】
本考案は、木製ドアの板材や家具等の表板等として用いられる建具または家具
用鏡板に関するものである。
【0002】
一般に、建築物の玄関等の木製ドアは、框や組子等の枠体に板材としての鏡板
を嵌め込んでなるものである。
【0003】
ところが、このようなドアにおいて特に鏡板部分にムク材を使用した場合、該
鏡板部分が温度や湿度の変化により伸縮変形をして反りやねじれ等の狂いを生じ
ることがあり、またこの鏡板の伸縮により枠体との間に隙間が生じたり、あるい
は枠体までもが反りやねじれ等の狂いを生じたりするという問題があった。
【0004】
そこで、このような問題を解決するために、枠体に対し鏡板を遊びを有した状
態に嵌め込んで、この遊びにより鏡板の伸縮を吸収するようにしたものが提案さ
れている(実開昭59−4158号公報参照)。しかし、この提案のものでは、
鏡板自体の反りやねじれ等の狂いを防止できないばかりでなく、この鏡板の狂い
によって枠体が狂いを生じることがあり、枠体の狂い防止に十分な効果を期待す
ることができない。
【0005】
一方、家具の表板や扉等にはムク材からなる鏡板が通常使用されているが、こ
の場合にも、上述の場合と同様鏡板が温度や湿度の変化により伸縮変形して反り
やねじれ等の狂いを生じることがある。
【0006】
本考案はかかる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
木製ドアの板材や家具の表板等として用いられる建具または家具用鏡板を、見映
えを損わずに適宜複合材で構成することにより、鏡板自体の温度や湿度の変化に
伴う伸縮変形を有効に抑制し得るようにするものである。
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案は、建具または家具用鏡板を、
化粧単板とその裏面に貼着された裏打ち材とからなる化粧板と、芯材と、辺部材
とによって構成する。そして、上記辺部材は、化粧板より側方に突出する嵌合用
縁部を有すると共に木材繊維方向が全て同一方向となるように上記芯材の4周辺
端面に接合されており、上記化粧板は上記芯材表面から辺部材表面にかけて貼着
されている構成とする。
【0008】
請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案に従属するものであって、上記化
粧板の化粧単板と上記辺部材とを同一樹種で構成する。
【0009】
請求項3記載の考案は、請求項1または2記載の考案に従属するものであって
、上記芯材を合板で構成する。
【0010】
上記の構成により、請求項1記載の考案では、鏡板が化粧板と芯材と辺部材と
の3部材によって構成されているため、鏡板の温度や湿度の変化に伴う伸縮変形
を各構成部材同士の拮抗作用等に著しく抑制することができる。しかも、上記化
粧板は、化粧単板の裏面に裏打ち材を貼着してなるものであるため、鏡板の温度
や湿度の変化に伴う伸縮変形を一層抑制することができる上、高価な化粧単板を
薄くしてコストの低廉化に寄与することができ、また、芯材が割れを生じたとき
裏打ち材が緩衝材としての機能を発揮することになる。
【0011】
さらに、上記辺部材の木材繊維方向が4辺全て同一方向になっているため、化
粧単板より側方に突出して外部に露見する縁部において自然な外観を発揮するこ
とができる。
【0012】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は本考案の一実施例に係る木製のドア本体Aを示し、このドア本体Aは、
上框1と下框2と縦框3,3とからなる枠組4に縦組子5と横組子6,…とを交
叉状に組付けて枠体7が構成されており、該枠体7に対しては、複数枚(図では
10枚)の鏡板8,…がそれぞれ凹凸嵌合構造によって嵌込められている。尚、
上記の凹凸嵌合構造においては、鏡板8を枠体7に若干の遊びを有した状態に嵌
込んで鏡板8の伸縮を吸収し得るように構成することが好ましい。
【0014】
上記鏡板8は、図2および図3に示すように、芯材9と4つの辺部材10,1
0,…と2枚の化粧板11,11とによって構成されており、上記芯材9は矩形
状の合板からなる。この合板としては、予め周囲の環境になじませておいたもの
を使用することがその後の狂いが少なくなるので望ましい。上記化粧板11は、
表面材としての化粧単板11aと、該化粧単板11aの裏面に貼着された中比重
木質繊維板、合板またはハードボード等の裏打ち材11bとからなる。
【0015】
また、上記4つの辺部材10,10,…は、それらの木材繊維方向(図でb方
向)が全て同一方向となるように芯材9の4周辺端面にそれぞれ接着剤により接
合されているとともに、互いに隣接する辺部材10,10同士は隅角部にて留め
構造により接合されており、辺部材10,10,…の外周縁部には、枠体7に嵌
込むための嵌合用縁部として上記化粧板11より側方に突出する凸部12が切削
加工により全周に亘って形成されている。さらに、上記2枚の化粧板11,11
はそれぞれ芯材9表面から辺部材10,10,…表面にかけて貼着されていて、
芯材9が外部に露見しないようにしている。上記化粧板11の化粧単板11aと
辺部材10とは同一樹種の材料(例えばチ―ク材等)からなり、かつ上記化粧単
板11aの木材繊維方向(図でc方向)は辺部材10の木材繊維方向(b方向)
と同一方向になっている。
【0016】
したがって、上記実施例においては、木製ドアの鏡板8が芯材9と辺部材10
と化粧板11との3部材によって構成され、かつ上記芯材9が合板からなってい
るため、鏡板8の温度や湿度の変化に伴う伸縮変形を各構成部材同士および合板
の各構成材同士の拮抗作用等により著しく抑制することができる。この結果、鏡
板8の反りやねじれ等の狂いの発生を防止することができ、またこの鏡板8の伸
縮や狂いによる鏡板8と枠体7との間での隙間や枠体7の狂いの発生をも防止し
て、木製ドアを長期間に亘って堅牢かつ安定した状態で使用することができる。
しかも、上記化粧板11は、化粧単板11aの裏面に裏打ち材11bを貼着し
てなるものであるため、鏡板8の温度や湿度の変化に伴う伸縮変形を一層抑制す
ることができる上、高価な化粧単板11aを薄くしてコストの低廉化に寄与する
ことができる。また、芯材9が割れを生じたとき裏打ち材11bが緩衝材として
の機能を発揮することになり、鏡板8の強度を高めることができる。
【0017】
さらに、上記辺部材10は木材繊維方向(b方向)が4辺全て同一方向になっ
ているので、化粧板11より側方に突出して外部に露見する縁部(凸部12)に
おいて自然な外観を発揮することができる。特に、上記実施例の如く化粧板11
の化粧単板11aと辺部材10とが同一樹種の材料からなり、かつ両者11a,
10の木材繊維方向(c方向とb方向)が同一方向である場合には、鏡板8全体
にムク材感を出すことができ、一層良好な外観を得ることができる。
【0018】
さらに、上記の3部材からなる鏡板8の場合、従来のムク材からなるものに比
べて生産コストが安くなり、経済性の点からも実施上有利である。
【0019】
尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包
含するものである。例えば、上記実施例では、鏡板8を芯材9と辺部材10と化
粧板11との3部材によって構成し、該芯材9に合板を用いたが、芯材9に合板
の代わりに集成材等を用いてもよく、この場合でも、鏡板8の3部材構成によっ
て該鏡板8の温度や湿度の変化に伴う伸縮変形を十分に抑制することができる。
【0020】
さらに、上記実施例では、本考案を、木製ドアの鏡板8に適用した場合につい
て述べたが、家具の表板等その他種々の建具または家具用鏡板にも同様に適用で
きるのは勿論である。
【0021】
以上の如く、本考案の建具または家具用鏡板によれば、化粧単板の裏面に裏打
ち材を貼着してなる化粧板と芯材と辺部材との3部材構成によって、鏡板の温度
や湿度の変化に伴う伸縮変形を効果的に抑制することができるので、反りやねじ
れ等の狂いの発生を有効に防止することができる。また、上記辺部材の木材繊維
方向が全て同一方向であるため、自然な外観を得ることができる。しかも、従来
のムク材からなるものに比べて生産コストが安くなり、高価な化粧単板を薄くす
ることができることと相俟ってコストの低廉化を図ることができる。さらに、芯
材が割れを生じたとき裏打ち材が緩衝材としての機能を発揮する等の効果をも有
し、実用的に優れたものである。
【0022】
特に、請求項2記載の考案では、上記化粧板の化粧単板と上記辺部材とを同一
樹種で構成したことにより、鏡板全体にムク材感を出すことができ、外観を一層
良好なものとすることができる。
【0023】
また、請求項3記載の考案では、上記芯材を非伸縮性に優れた合板で構成した
ことにより、鏡板の温度や湿度の変化に伴う伸縮変形をより一層抑制することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係わる木製ドア本体の平面図
である。
である。
【図2】同じく鏡板の平面図である。
【図3】図2のB−B線における拡大断面図である。
8 鏡板
9 芯材
10 辺部材
11 化粧板
11a 化粧単板
11b 裏打ち材
12 凸部(嵌合用縁部)
Claims (3)
- 【請求項1】 化粧単板とその裏面に貼着された裏打ち
材とからなる化粧板と、芯材と、辺部材とによって構成
され、上記辺部材は、化粧板より側方に突出する嵌合用
縁部を有すると共に木材繊維方向が全て同一方向となる
ように上記芯材の4周辺端面に接合されており、上記化
粧板は上記芯材表面から辺部材表面にかけて貼着されて
いることを特徴とする建具または家具用鏡板。 - 【請求項2】 上記化粧板の化粧単板と上記辺部材とが
同一樹種である請求項1記載の建具または家具用鏡板。 - 【請求項3】 上記芯材が合板からなる請求項1又は2
記載の建具または家具用鏡板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992007975U JPH0717752Y2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 建具または家具用鏡板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992007975U JPH0717752Y2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 建具または家具用鏡板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04116591U true JPH04116591U (ja) | 1992-10-19 |
| JPH0717752Y2 JPH0717752Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31899312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992007975U Expired - Lifetime JPH0717752Y2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 建具または家具用鏡板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717752Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0318634U (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-25 |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP1992007975U patent/JPH0717752Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0318634U (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0717752Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11131923A (ja) | ドア框 | |
| JPH0249353Y2 (ja) | ||
| JPH0318635Y2 (ja) | ||
| JPH0318634Y2 (ja) | ||
| JPH0717752Y2 (ja) | 建具または家具用鏡板 | |
| JP3635702B2 (ja) | フラッシュ構造の化粧板 | |
| JP2009052207A (ja) | 折り戸 | |
| JPH082385Y2 (ja) | 扉 | |
| JP2660668B2 (ja) | 框組ドアーの製造方法 | |
| JP3023655B2 (ja) | 扉 体 | |
| JPH0729157Y2 (ja) | 扉 | |
| JPH0240232Y2 (ja) | ||
| JPS6220563Y2 (ja) | ||
| JPH0523751Y2 (ja) | ||
| JPS606512Y2 (ja) | 框の構造 | |
| JPH0118724Y2 (ja) | ||
| JPS5818781Y2 (ja) | カ−テンボツクス | |
| JPS59158249A (ja) | 複合パネル | |
| JP3041272U (ja) | ドア枠、窓枠材の構造 | |
| JPH0243990Y2 (ja) | ||
| JPS6013378Y2 (ja) | 机 | |
| JPH0552074A (ja) | 建 具 | |
| JPS5988589A (ja) | L.v.lドア− | |
| JPH04366295A (ja) | ドアー又は扉用立体鏡板の製造方法 | |
| JP2002303083A (ja) | 扉の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19951017 |