JPH04116683U - 可変容量型ベーンポンプ - Google Patents
可変容量型ベーンポンプInfo
- Publication number
- JPH04116683U JPH04116683U JP2674891U JP2674891U JPH04116683U JP H04116683 U JPH04116683 U JP H04116683U JP 2674891 U JP2674891 U JP 2674891U JP 2674891 U JP2674891 U JP 2674891U JP H04116683 U JPH04116683 U JP H04116683U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam ring
- side plate
- pump
- rotor
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カムリング移動時にフレッチング摩耗を生じ
ないようにする。 【構成】 ロ−タ1の外方周囲にカムリング3が配設さ
れ、このカムリング3は軸部材32を中心にロ−タ1に
対して偏心揺動可能である。カムリング3を挟んでサイ
ドプレ−ト4A,4Bが設けてあり、カムリング3の一
方の側面3aは直接サイドプレ−ト4Aに接している。
この側面3aにはOリングにより付勢されたフリクショ
ンリング6が設けられてサイトドプレ−ト4Aに圧接し
ている。カムリング3の他方の側面3bとサイドプレ−
ト4Bとの間には保持プレ−ト11が設けられてボ−ル
10が保持せしめてある。ボ−ル10はカムリング3と
サイドプレ−ト4Bに接している。 【効果】 フリクションリングの反力によりカムリング
の側面はサイドプレ−ト方向へ押圧されるが、ボ−ルが
転動してフレッチングの発生が防止される。
ないようにする。 【構成】 ロ−タ1の外方周囲にカムリング3が配設さ
れ、このカムリング3は軸部材32を中心にロ−タ1に
対して偏心揺動可能である。カムリング3を挟んでサイ
ドプレ−ト4A,4Bが設けてあり、カムリング3の一
方の側面3aは直接サイドプレ−ト4Aに接している。
この側面3aにはOリングにより付勢されたフリクショ
ンリング6が設けられてサイトドプレ−ト4Aに圧接し
ている。カムリング3の他方の側面3bとサイドプレ−
ト4Bとの間には保持プレ−ト11が設けられてボ−ル
10が保持せしめてある。ボ−ル10はカムリング3と
サイドプレ−ト4Bに接している。 【効果】 フリクションリングの反力によりカムリング
の側面はサイドプレ−ト方向へ押圧されるが、ボ−ルが
転動してフレッチングの発生が防止される。
Description
【0001】
本考案は可変容量型ベ−ンポンプに関し、特にカムリングとこれに接するサイ
ドプレ−トのフレッチング摩耗を効果的に防止するポンプ構造に関する。
【0002】
ベ−ンポンプは小形軽量で、効率が高いという特徴があり、広い分野で使用さ
れている。かかるベ−ンポンプのうち、可変容量型の一例を図4で説明する。
【0003】
図4はポンプ部の横断面であり、円形のポンプハウジング7内には中心に回転
軸8が貫設され、これに円柱形のロータ1が固定されて一体回転する(図中矢印
)。上記ロータ1とポンプハウジング7間には円形のカムリング3が設けてあり
、該カムリング3は上側部が軸部材32を介してハウジング7内壁に当接し、下
側部がシール部材33を介してハウジング7内壁に当接して、上記軸部材32を
支点に左右に揺動自在である。
【0004】
カムリング3の、上記下側部は一部が突出してバネ受け34となつており、該
バネ受け34とハウジング7に設けた上記凹所の底面との間に配したコイルバネ
35のバネ力により、図示の如く、カムリング3は最大偏心位置へ揺動せしめら
れる。上記ロータ1には周方向等間隔に、径方向へ進退自在に複数のベーン2が
設けてあり、各ベーン2は内端部にポンプ吐出圧を受けて進出し、先端がカムリ
ング3の内周面に当接して隣接するベーン2との間にポンプ室Pを形成している
。このポンプ室Pはベーン2の両側端面に近接対向するサイドプレートにより閉
鎖されている。
【0005】
ロータ1が回転すると、偏心したカムリング3との間に形成された上記ポンプ
室Pはその容積が変化しながら回転移動する。そして、容積が次第に拡大するポ
ンプ室Pに面して一方のサイドプレート4Bに弧状の吸入ポート41が形成され
、容積が次第に縮小するポンプ室Pに面して同じくサイドプレート4Bに弧状の
吐出ポート42が形成されて、吸入ポート41より流体が吸入され、吐出ポート
42へ圧送吐出される。
【0006】
上記カムリング3の、軸部材32よりシール部材33へ至る半部とポンプハウ
ジング7内壁間の空間5a内にはレギュレータ92(図6)を経て吐出流体の圧
力が導入されており、一方、カムリング3の残る半部とポンプハウジング7内壁
間の空間5b内はリターン圧となっている。しかして、ポンプ吐出流量が増し、
吐出圧が増大すると、カムリング3は軸部材32を支点としてコイルバネ35の
バネ力に抗して左方へ揺動して、その中心がロータ中心に近づく。カムリング3
の偏心量が小さくなると、ベーン2間に形成される上記ポンプ室Pの、回転に伴
う容積変化が小さくなり、この結果ポンプ吐出流量が減少する。
【0007】
なお、図6において、91はベーンポンプ、93は負荷、94はリザーバタン
クである。ところで、かかる構造のベーンポンプにおいて、ロータ回転に伴い移
動する各ポンプ室は、先行するベーンが吸入ポートに至り、あるいは吐出ポート
に至ると、急激にその内圧が上昇ないし下降するため、カムリングには揺動方向
へ交互に偏荷重が作用し、これによってカムリングがハンチングして吐出流量の
制御が不安定になったり、騒音を生じる問題があった。
【0008】
そこで、従来は図4に示す如く、カムリング3の一方の側面の全周にフリクシ
ョンリング6を設けてカムリング3の揺動を低減している。すなわち、カムリン
グ3側面には全周に図5に示す如き凹溝36を形成し、該凹溝36内にOリング
61を設けてこれの弾性力により厚肉板断面の上記フリクションリング6をサイ
ドプレート4Aに当接せしめ、これらの間に生じる摩擦力により上記振動を抑え
ている。このような可変容量型ポンプにおけるフリクションリングは、例えば実
開昭59−160875号公報に記載され、このものはシール耐久性の向上を目
的としている。
【0009】
ところで上記従来構造において、フリクションリング6を付勢するOリング6
1の反力を受けて、フリクションリング6を設けない側のカムリング3側面はサ
イドプレ−ト4Bに圧接しており、この状態でポンプ室Pの圧力不平衡によりカ
ムリング3が振動すると、これとサイドプレ−ト4Bとの間にフレッチング摩耗
を生じるという問題があった。
【0010】
本考案はかかる課題を解決するもので、カムリングの振動によりフレッチング
摩耗を生じることがない可変容量型ベ−ンポンプを提供することを目的とする。
【0011】
本考案の構成を説明すると、外周に複数のベ−ン2を設けたロ−タ1を囲んで
該ロ−タ1に対し偏心移動可能にカムリング3を設け、これらロ−タ1とカムリ
ング3に両側より接するサイドプレ−ト4A,4Bによって閉鎖された空間内を
上記ベ−ン2により区画して複数のポンプ室Pとなし、ロ−タ1の回転に伴いサ
イドプレ−ト4Bに形成した吸入ポ−ト41よりポンプ室Pへ流体を吸入すると
ともに、ポンプ室Pよりサイドプレ−ト4Bに形成した吐出ポ−ト42へ流体を
圧縮吐出するようになし、かつ上記カムリング3の移動位置を調節してポンプ吐
出流量を変更する可変容量型ベ−ンポンプであって、カムリング3の一方の側面
3aに弾性部材61により突出付勢されて一方のサイドプレ−ト4Aに圧接する
フリクションリング6を設けた可変容量型ベ−ンポンプにおいて、上記カムリン
グ3の他方の側面3bとこれが対向する他方のサイドプレ−ト4Bとの間に両者
に接する転動部材10を設けたものである。
【0012】
上記構成のベ−ンポンプにおいて、弾性部材61により突出付勢されたフリク
ションリング6の反力を受けてカムリング3の他方の側面は他方のサイドプレ−
ト4Bに向けて強く押し付けられるが、両者の間には転動部材10が介在してい
るから、カムリング3はサイドプレ−ト4Bに対して自在に相対移動でき、両者
のフレッチングにより摩耗を生じることはない。
【0013】
本発明の一実施例を従来との相違点を中心に以下に説明する。
図1ないし図3において、ロ−タ1の周囲に配設されたカムリング3は軸部材
32を中心に揺動可能となっており、ロ−タ1の外周には複数のベ−ン2が配設
されてカムリング3の内周にポンプ室Pが形成されている。カムリング3の揺動
に伴いロ−タ2との偏心量が変化し、吐出ポ−ト42からの吐出量が変更される
。
【0014】
カムリング3およびロ−タ1には一方の側面にサイドプレ−ト4Aが近接位置
し、他方の側面には保持プレ−ト11を介してサイドプレ−ト4Bが位置してい
る。カムリング3の一方の側面3aには全周にフリクションリング6が配設され
(図3)、該フリクションリング6は背後のOリング61により突出付勢されて
サイドプレ−ト4Aに圧接している。カムリング3の上記側面3aは吐出ポ−ト
42の形成範囲に対応するフリクションリング6の内側が凹状に形成されて圧力
導入溝31としてある。
【0015】
上記保持プレ−ト11には、周方向の4か所に抜き穴111が形成され、長穴
としてある(図2)。そして、これら抜き穴111はこの部分のカムリングの揺
動方向に沿って形成されている。抜き穴111にはそれぞれボ−ル10が配設し
てあり、各ボ−ル10は抜き穴111内で自在に転動できるとともに、その径は
保持プレ−ト11の板厚よりも数十ミクロン大きくしてある。しかして、ボ−ル
10はサイドプレ−ト4Bおよびカムリング3の両者に接している。
【0016】
かかる構造のベ−ンポンプにおいて、ロ−タ1の回転に伴い吸入ポ−ト41よ
りポンプ室Pへ流体が吸入され、圧縮されて吐出ポ−ト42へ吐出される。空間
5a内の流体圧に応じてカムリング3は図2,図3の左右方向に揺動し、ロ−タ
1との偏心量が変化してポンプ吐出量が変更される。カムリング3の他方の側面
3bは既述の如くサイドプレ−ト4B方向へ大きな力で押し付けられているが、
これらに接してボ−ル10が転動することによりカムリング3はフレッチングを
生じることなくスム−ズに移動する。これにより、カムリング3とサイドプレ−
ト4Bの摩耗は効果的に防止される。
【0017】
また、カムリング3に形成した圧力導入溝31により吐出ポ−ト42の圧力が
カムリング3の一方の側面3aに印加されているから、フリクションリング6が
過度にサイドプレ−ト4Aヘ押し付けられることは防止される。
【0018】
なお、上記実施例では保持プレ−ト11の抜き穴111内にボ−ル10を配設
保持せしめたが、カムリング3ないしサイドプレ−ト4Bの側面に溝を形成して
、この溝内にボ−ルを保持せしめるようにもできる。また、圧力導入溝31は常
には必要としない。
【0019】
以上の如く、本考案のベ−ンポンプによれば、カムリングの微小振動によりこ
れとサイドプレ−トにフレッチング摩耗を生じることはない。
【図1】ベ−ンポンプの要部縦断面図である。
【図2】ベ−ンポンプの要部側面図である。
【図3】ベ−ンポンプの要部側面図である。
【図4】従来例におけるベ−ンポンプの要部横断面図で
ある。
ある。
【図5】従来例におけるベ−ンポンプの要部縦断面図で
ある。
ある。
【図6】流体系統図である。
1 ロ−タ
2 ベ−ン
3 カムリング
3a 一方の側面
3b 他方の側面
4A,4B サイドプレ−ト
41 吸入ポ−ト
42 吐出ポ−ト
6 フリクションリング
61 Oリング(弾性部材)
10 ボ−ル(転動部材)
11 保持プレ−ト
P ポンプ室
Claims (1)
- 【請求項1】 外周に複数のベ−ンを設けたロ−タを囲
んで該ロ−タに対し偏心移動可能にカムリングを設け、
これらロ−タとカムリングに両側より接するサイドプレ
−トによって閉鎖された空間内を上記ベ−ンにより区画
して複数のポンプ室となし、ロ−タの回転に伴いサイド
プレ−トに形成した吸入ポ−トよりポンプ室へ流体を吸
入するとともに、ポンプ室よりサイドプレ−トに形成し
た吐出ポ−トへ流体を圧縮吐出するようになし、かつ上
記カムリングの移動位置を調節してポンプ吐出流量を変
更する可変容量型ベ−ンポンプであって、カムリングの
一方の側面に弾性部材により突出付勢されて一方のサイ
ドプレ−トに圧接するフリクションリングを設けた可変
容量型ベ−ンポンプにおいて、上記カムリングの他方の
側面とこれが対向する他方のサイドプレ−トとの間に両
者に接する転動部材を設けたことを特徴とする可変容量
型ベ−ンポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2674891U JPH04116683U (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 可変容量型ベーンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2674891U JPH04116683U (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 可変容量型ベーンポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04116683U true JPH04116683U (ja) | 1992-10-19 |
Family
ID=31911172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2674891U Pending JPH04116683U (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 可変容量型ベーンポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04116683U (ja) |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP2674891U patent/JPH04116683U/ja active Pending
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