JPH04116861U - 無端弾性ベルト - Google Patents

無端弾性ベルト

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JPH04116861U
JPH04116861U JP2840891U JP2840891U JPH04116861U JP H04116861 U JPH04116861 U JP H04116861U JP 2840891 U JP2840891 U JP 2840891U JP 2840891 U JP2840891 U JP 2840891U JP H04116861 U JPH04116861 U JP H04116861U
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JP
Japan
Prior art keywords
elastic belt
endless elastic
rubber
resin coating
belt
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Pending
Application number
JP2840891U
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English (en)
Inventor
隆三 浅野
教招 今枝
功 夏堀
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rubber Industries Ltd
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Publication date
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩擦抵抗が高くて搬送性に優れ、しかも汚れ
にくい無端弾性ベルトを提供する。 【構成】 ゴム材からなる無端弾性ベルト表面11が凹
凸粗面を形成し、この凹凸粗面の各凹部11bの内壁
を、所定厚みの樹脂塗膜13によつて被覆して、微小な
凹凸粗面を有する搬送面を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電子写真複写機の自動原稿送り部等に用いられる無端弾性ベルト に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、複数枚の原稿を連続的に複写できる電子写真複写機が出回つている。こ の複写機は、図4に示すように、複写機1の本体上部に設けられている原稿用載 置台2に複数枚の原稿3を下向きに載せ原稿台カバー4を手前に倒してスイツチ (図示せず)を押すだけで、原稿台カバー4の裏面に設けられた白色ゴム製の無 端弾性ベルト6が矢印のように移動して、原稿用載置台2上の原稿3を上から1 枚ずつ原稿台ガラス5上に搬送して連続的にコピーができるようになつている。
【0003】 このような複写機1に用いられる無端弾性ベルト6は、図5に示すように、2 個の駆動ローラ7の回転によつて矢印のように走行して原稿3を原稿台ガラス5 の上に搬送するものであり、原稿3の搬送のための摩擦力と、原稿3送り出しの ための原稿離れ性とが必要とされる。そこで、ベルト表面(搬送面)6aを、サ ンドブラストやエツチング加工等によつて粗面化された金型面を利用して加硫し たり、あるいは成形後のゴム表面を砥石等で研磨することにより、図6で示すよ うに、凹凸ある粗面にすることが行われている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように粗面化された搬送面6aは、原稿3に付着した鉛 筆粉によつて汚れやすいという欠点を有している。すなわち、原稿3から落ちた 鉛筆粉が複写機1の原稿台ガラス5の上に溜まり、これを無端弾性ベルト6が拾 い上げたり、あるいは原稿3の裏面に付着した鉛筆粉が直接無端弾性ベルト6側 に移行したりして、無端弾性ベルトの搬送面6aに付着する。そして、この汚れ が、ベルト6と原稿3との摺動によつて次第に粗面の凹部に溜まり、目に見える 黒い汚れとなる。このように、ベルト6の搬送面6aが汚れると、トレーシング ペーパー等の透過性の大きい原稿の複写時に、上記汚れが原稿から透けて複写画 像に写るため、画質が非常に悪くなる。
【0005】 特に、図7に示すように、2個の駆動ローラ7の間に、その軸方向に沿つて所 定間隔でピンチローラ8を並設して無端弾性ベルト6と原稿3との摩擦力を大き くした場合には、上記ピンチローラ8によつて押しつけられる無端弾性ベルト6 の表面部分に筋状に汚れが集中して複写画質の低下が顕著になる。そこで、この ような鉛筆粉等の付着汚れを、水や溶剤等で頻繁に拭き取るようにしているが、 大部分の鉛筆粉等は、上記拭き取り動作によつて、図6に示すように粗面の谷部 に落ち込んで拭き取ることができない。図において9が鉛筆粉である。
【0006】 この考案は、このような事情に鑑みなされたもので、摩擦抵抗が高くて搬送性 に優れ、しかも汚れにくい無端弾性ベルトの提供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この考案の無端弾性ベルトは、ゴム材からなる無 端弾性ベルト表面が凹凸粗面に形成され、この凹凸粗面の各凹部の内壁が所定厚 みの樹脂塗膜で被覆されて、全体として微小な凹凸を有する搬送面が形成されて いるという構成をとる。
【0008】
【作用】
すなわち、この考案の無端弾性ベルトは、搬送面が、ゴムによる凹凸粗面のみ で形成されているのではなく、凹凸粗面の各凹部の内壁が樹脂塗膜によつて被覆 されている。このため、搬送面に、ゴム表面の凸部と樹脂塗膜の上端面とが交互 に露出することとなり、この樹脂塗膜の存在によつて、搬送面が汚れにくく、ま た多少汚れても拭き取れば簡単に汚れを落とすことができる。しかも、粗面に要 求される摩擦抵抗は、上記ゴム凸部によつて確保されており、原稿送り機能につ いては何ら問題はない。
【0009】 つぎに、この考案を詳細に説明する。
【0010】 この考案の無端弾性ベルトは、その搬送面6aを拡大した図1に示すように、 ゴム材からなる無端弾性ベルトの表面11が凹凸粗面に形成され、このゴム表面 11の各凹部11bの内壁が、凹部空間12を残した状態で樹脂塗膜13によつ て被覆されている。そして、搬送面6a全体としては、上記凹部空間12の存在 によつて、微小な凹凸粗面になつている。もちろん、無端弾性ベルト全体の形状 は、通常の無端弾性ベルト6(図5参照)と同様、環状無端になつている。
【0011】 上記無端弾性ベルトは、例えばつぎのようにしてつくることができる。すなわ ち、まず従来から無端弾性ベルト6に用いられるゴム材を、成形用金型を用いて 加硫成形することにより、無端環状のベルト部をつくる。このとき、上記金型の 搬送面側の賦形面は、サンドブラスト,エツチング等の処理によつて、Rmax 10〜200μmに粗面化しておく。このようにして、図2に示すように、その 表面11がRmax10〜200μmの凹凸粗面に形成されたゴム製のベルト部 を得ることができる。
【0012】 つぎに、上記凹凸粗面からなるベルト部表面11に樹脂系塗料を塗布する。こ のとき、ゴム表面11の凹部11b内に、凹部空間12が残るような膜厚で樹脂 系塗料を塗布する必要がある。したがつて、その膜厚は、1〜150μm程度に 設定することが好適で、なかでも10μm前後に設定することが好ましい。
【0013】 このようにして形成された樹脂塗膜13を充分に乾燥硬化させたのち、図3に 鎖線Pで示すように、表面側から研磨して、ゴム凸部11aと樹脂塗膜13とが 交互に露出するようにする。このとき、上記樹脂塗膜13の露出面積が、搬送面 全体の40〜95%になるように設定すると、耐汚れ性および原稿送り性のいず れにも優れた特性を示し好適である。すなわち、上記樹脂塗膜12の露出面積が 40%未満では耐汚れ性がいま一つ不充分で、逆に95%を超えると、摩擦係数 が低くなつて原稿送りが悪くなる傾向がみられる。
【0014】 このようにして得られた無端弾性ベルトは、柔軟なゴム凸部11aと硬度の高 い樹脂塗膜13が適度の割合で分布した搬送面6aとなるため、上記ゴム凸部1 1aによつて高い摩擦係数が確保され、しかも上記樹脂塗膜13によつて汚れに くいようになつている。また、多少汚れてもすぐに汚れを拭き取り除去すること ができる。そして、樹脂塗膜13が、搬送面全体を被覆していないため、ベルト の柔軟性が損なわないという利点も有する。
【0015】 なお、上記製法において、ベルト部をつくるゴム材としては、例えばアクリロ ニトリル−ブタジエンゴム(NBR),エチレン−プロピレン−ジエンゴム(E PDM),エチレン−プロピレンゴム(EPR),クロロスルホン化ポリエチレ ンゴム(CSM),クロロプレンゴム(CR),天然ゴム(NR),スチレン− ブタジエンゴム(SBR),イソブチレン−イソプロピレンゴム(IIR),ブ タジエンゴム(BR)等があげられる。
【0016】 また、上記樹脂塗膜13をつくる樹脂系塗料としては、フツ素系塗料,ウレタ ン系塗料,アクリル系塗料,ポリエステル系塗料,エポキシ系塗料等、合成樹脂 を主成分とする各種の塗料があげられる。そして、形成される塗膜の硬さは、鉛 筆硬さのH〜2Hに相当する硬さであることが好適である。このような硬い塗膜 を形成させると、原稿書きに用いられる鉛筆の大半がB〜Hであることから、鉛 筆粉が無端弾性ベルトに突き刺さりにくい。
【0017】 つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
【0018】
【実施例1〜5、比較例1〜3】 ベルト部の材料としてEPDMを用い、後記の表1,表2に示す条件で、前記 の方法に従つて無端弾性ベルト6をつくつた。ただし、各ベルトの塗膜厚みは1 0μmである。
【0019】 そして、下記の各種の物性評価を行い、これらの結果を後記の表1,表2に併 せて示す。
【0020】 <対紙摩擦係数> 図8に示すように、各無端弾性ベルトの一部をシート状に切断して、幅30mm ×長さ120mm×厚さ1mmの試料20とし、この試料20に、重さ100g,直 径20cm,長さ25cmのロール21によつて荷重をかけながら矢印の方向に50 0mm/分の速度で引つ張つて紙22との動摩擦係数を測定した。
【0021】 <汚れ性> 各無端弾性ベルトを20mm×50mmに成形した試料の搬送面のマクベス濃度を 光学反射濃度計によつて測定し、オリジナル白色度として基準とした。つぎに、 鉛筆粉を付着させた白色紙に試料を押し当てて走行させ、この汚れた試料の搬送 面のマクベス濃度を同様にして測定した(数値の低い方が白色度が高い)。
【0022】 <汚れ拭き取り性> 洗浄用アルコールを含浸させたガーゼに、上記汚れた試料を押し当てて走行さ せ、汚れを拭き取つた。そして、汚れ拭き取り後の試料の搬送面のマクベス濃度 を上記と同様にして測定した。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】 上記の結果から、実施例品はいずれも比較例品に比べて、汚れにくく、汚れ拭 き取り性が良好で、しかも紙に対する摩擦係数も高いことがわかる。なかでも、 搬送面に露出する樹脂塗膜の割合が50〜80%である実施例2〜4品の効果が 特に優れている。
【0026】
【考案の効果】
以上のように、この考案の無端弾性ベルトは、搬送面がゴムによる凹凸粗面の みで形成されているのではなく、各凹部の内壁が、所定厚みの樹脂塗膜によつて 被覆されているため、上記ゴム凸部によつて高い摩擦係数を有しているとともに 、搬送面に露出する上記樹脂塗膜の上端面によつて汚れにくくなつている。した がつて、この無端弾性ベルトを複写機に組み込んで使用すると、常時汚れのない きれいな複写画像を得ることができ、しかも、原稿送り機能についても何ら問題 を生じない。
【提出日】平成3年5月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 このような複写機1に用いられる無端弾性ベルト6は、図5に示 すように、一方が駆動ローラとなる一対のローラ7の回転によつて矢印のように 走行して原稿3を原稿台ガラス5の上に搬送するものであり、原稿3の搬送のた めの摩擦力と、原稿3送り出しのための原稿離れ性とが必要とされる。そこで、 ベルト表面(搬送面)6aを、サンドブラストやエツチング加工等によつて粗面 化された金型面を利用して加硫したり、あるいは成形後のゴム表面を砥石等で研 磨することにより、図6で示すように、凹凸ある粗面にすることが行われている 。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 特に、図7に示すように、一対のローラ7の間に、その軸方向に 沿つて所定間隔でピンチローラ8を並設して無端弾性ベルト6と原稿3との摩擦 力を大きくした場合には、上記ピンチローラ8によつて押しつけられる無端弾性 ベルト6の表面部分に筋状に汚れが集中して複写画質の低下が顕著になる。そこ で、このような鉛筆粉等の付着汚れを、水や溶剤等で頻繁に拭き取るようにして いるが、大部分の鉛筆粉等は、上記拭き取り動作によつて、図6に示すように粗 面の谷部に落ち込んで拭き取ることができない。図において9が鉛筆粉である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の無端弾性ベルトの一実施例を示す部
分的な断面図てある。
【図2】上記実施例品のつくり方の説明図である。
【図3】上記実施例品のつくり方の説明図である。
【図4】複写機の斜視図である。
【図5】上記複写機に用いられる無端弾性ベルトの正面
図である。
【図6】従来の無端弾性ベルトの部分的な拡大図であ
る。
【図7】上記無端弾性ベルトの他の使用態様の説明図で
ある。
【図8】前記実施例品の対紙摩擦係数の測定方法の説明
図である。
【符号の説明】
6a 搬送面 11 ゴム表面 11a 凸部 11b 凹部 13 樹脂塗膜

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム材からなる無端弾性ベルト表面が凹
    凸粗面に形成され、この凹凸粗面の各凹部の内壁が所定
    厚みの樹脂塗膜で被覆されて、全体として微小な凹凸を
    有する搬送面が形成されていることを特徴とする無端弾
    性ベルト。
  2. 【請求項2】 搬送面において樹脂塗膜の露出面積の占
    める割合が、40〜95%に設定されている請求項1記
    載の無端弾性ベルト。
JP2840891U 1991-03-30 1991-03-30 無端弾性ベルト Pending JPH04116861U (ja)

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JP2840891U JPH04116861U (ja) 1991-03-30 1991-03-30 無端弾性ベルト

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JPH04116861U true JPH04116861U (ja) 1992-10-20

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ID=31912514

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