JPH061550Y2 - 無端弾性ベルト - Google Patents
無端弾性ベルトInfo
- Publication number
- JPH061550Y2 JPH061550Y2 JP1987121908U JP12190887U JPH061550Y2 JP H061550 Y2 JPH061550 Y2 JP H061550Y2 JP 1987121908 U JP1987121908 U JP 1987121908U JP 12190887 U JP12190887 U JP 12190887U JP H061550 Y2 JPH061550 Y2 JP H061550Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic belt
- endless elastic
- original
- valleys
- rough surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複写機の自動原稿送り部等に用いられる無
端弾性ベルトに関するものである。
端弾性ベルトに関するものである。
複数枚の原稿を連続的に複写できる複写機として第1図
に示すようなものがある。すなわち、この複写機1は、
本体の一側部の上端に配設されている原稿用置台2に、
複数枚の原稿3を表面を、下に向けた状態で積層状に載
置し、原稿台カバー4を、一端縁を中心に図示の矢印A
のように回転させて原稿台ガラス5上に倒し、その状態
でスイッチ(図示せず)を押して作動させると、原稿台
カバー4の裏面に設けられている白色ゴム製の無端弾性
ベルト6が矢印B方向に走行し、原稿用置台2に載置さ
れた原稿3を、コピーを終えるごとに上部側から一枚づ
つ原稿台ガラス5上に搬送するようになっている。この
場合、上記コピーに応動して、複写紙用カセット7に収
容されている複写紙8が複写機1の内部に搬送され、原
稿3の表面の文字や図柄等が転写されてコピートレイ9
に送り出される。上記原稿3の動作についてより詳しく
説明すると、上記原稿3は原稿台ガラス5上を通過した
のち、原稿台ガラス5の他端側に穿設された細長の原稿
挿入孔10から複写機1の内部に入り、複写機1の一側
部の原稿戻りカセット11に送り出されるというもので
ある。このような複写機1の上記無端弾性ベルト6は、
第2図のように2個の駆動ローラ12の回転により走行
し、原稿3を搬送するようになっている。この無端弾性
ベルト6は、原稿3の搬送のための摩擦力を必要とし、
また原稿3の排出のために原稿ばなれ性を必要としてい
る。このため、無端弾性ベルト6の表面(搬送面)を凹
凸に形成し、上記摩擦力を発揮できるようにしている。
に示すようなものがある。すなわち、この複写機1は、
本体の一側部の上端に配設されている原稿用置台2に、
複数枚の原稿3を表面を、下に向けた状態で積層状に載
置し、原稿台カバー4を、一端縁を中心に図示の矢印A
のように回転させて原稿台ガラス5上に倒し、その状態
でスイッチ(図示せず)を押して作動させると、原稿台
カバー4の裏面に設けられている白色ゴム製の無端弾性
ベルト6が矢印B方向に走行し、原稿用置台2に載置さ
れた原稿3を、コピーを終えるごとに上部側から一枚づ
つ原稿台ガラス5上に搬送するようになっている。この
場合、上記コピーに応動して、複写紙用カセット7に収
容されている複写紙8が複写機1の内部に搬送され、原
稿3の表面の文字や図柄等が転写されてコピートレイ9
に送り出される。上記原稿3の動作についてより詳しく
説明すると、上記原稿3は原稿台ガラス5上を通過した
のち、原稿台ガラス5の他端側に穿設された細長の原稿
挿入孔10から複写機1の内部に入り、複写機1の一側
部の原稿戻りカセット11に送り出されるというもので
ある。このような複写機1の上記無端弾性ベルト6は、
第2図のように2個の駆動ローラ12の回転により走行
し、原稿3を搬送するようになっている。この無端弾性
ベルト6は、原稿3の搬送のための摩擦力を必要とし、
また原稿3の排出のために原稿ばなれ性を必要としてい
る。このため、無端弾性ベルト6の表面(搬送面)を凹
凸に形成し、上記摩擦力を発揮できるようにしている。
このような従来の無端弾性ベルトが、その原稿3に対す
る摩擦係数が、それほど大きくないため場合によって、
原稿3を所定の位置に送ることができないという不都合
な問題が生じている。一般に、上記無端弾性ベルト6
は、第3図に示すように、2個の駆動ローラ12の間に
その軸方向に沿って、所定間隔でピンチローラ13によ
って、無端弾性ベルト6と原稿3との摩擦力を大きくす
るように設計されている。そして、無端弾性ベルト6の
原稿3に対する摩擦力を大きくする場合には、ピンチロ
ーラ13の接触圧を大きくすることが行われるが、この
ようにするとピンチローラ13に対応する無端弾性ベル
ト6の表面部分に線状に沿って汚れが集中し、その結
果、複写紙8の複写画質の低下が顕著に現れるという問
題を有している。また、上記無端弾性ベルト6で多層に
積まれた原稿3を搬送する際に、上記原稿3は、複数枚
が積層状に配置されているため、ある原稿3の下部側の
原稿3の裏面には、その上側の原稿3の表面の鉛筆粉等
が付着し易く、この裏面に鉛筆粉等が付着している原稿
3を搬送する際、原稿3の裏面に無端弾性ベルト6の表
面が接触し、その凸部に鉛筆粉等が付着する。このた
め、トレーシングペーパー等、透過性の大きな原稿3を
複写すると、複写紙8に無端弾性ベルト6の表面に付着
した汚れまで写ってしまい、複写画質が低下するという
問題が生じている。
る摩擦係数が、それほど大きくないため場合によって、
原稿3を所定の位置に送ることができないという不都合
な問題が生じている。一般に、上記無端弾性ベルト6
は、第3図に示すように、2個の駆動ローラ12の間に
その軸方向に沿って、所定間隔でピンチローラ13によ
って、無端弾性ベルト6と原稿3との摩擦力を大きくす
るように設計されている。そして、無端弾性ベルト6の
原稿3に対する摩擦力を大きくする場合には、ピンチロ
ーラ13の接触圧を大きくすることが行われるが、この
ようにするとピンチローラ13に対応する無端弾性ベル
ト6の表面部分に線状に沿って汚れが集中し、その結
果、複写紙8の複写画質の低下が顕著に現れるという問
題を有している。また、上記無端弾性ベルト6で多層に
積まれた原稿3を搬送する際に、上記原稿3は、複数枚
が積層状に配置されているため、ある原稿3の下部側の
原稿3の裏面には、その上側の原稿3の表面の鉛筆粉等
が付着し易く、この裏面に鉛筆粉等が付着している原稿
3を搬送する際、原稿3の裏面に無端弾性ベルト6の表
面が接触し、その凸部に鉛筆粉等が付着する。このた
め、トレーシングペーパー等、透過性の大きな原稿3を
複写すると、複写紙8に無端弾性ベルト6の表面に付着
した汚れまで写ってしまい、複写画質が低下するという
問題が生じている。
このような問題を解決する目的で、無端弾性ベルト6の
芯材となる帯体の外側に、ポリウレタン樹脂層を被覆層
として設け、その表面粗さ等を所定の値に設定すると同
時に、粗面の凹凸の大きさ、および凹凸ピッチを所定の
値に設定するという提案がなされている(実開昭61−
173441号公報)。しかしながら、この提案の無端
弾性ベルトは、無端弾性ベルト表面の凹凸内に入り込ん
だ鉛筆粉等の拭き取りは容易であるものの、原稿に対す
る摩擦力に欠けるため、常時、正確に原稿を搬送できな
いという難点を有している。
芯材となる帯体の外側に、ポリウレタン樹脂層を被覆層
として設け、その表面粗さ等を所定の値に設定すると同
時に、粗面の凹凸の大きさ、および凹凸ピッチを所定の
値に設定するという提案がなされている(実開昭61−
173441号公報)。しかしながら、この提案の無端
弾性ベルトは、無端弾性ベルト表面の凹凸内に入り込ん
だ鉛筆粉等の拭き取りは容易であるものの、原稿に対す
る摩擦力に欠けるため、常時、正確に原稿を搬送できな
いという難点を有している。
この考案は、このような事情に鑑みなされたもので、原
稿の搬送を常時正確に行うことができると同時に、複写
画像の画質が、鉛筆粉等の付着によって低下することが
なく、しかも粗面を構成する凹凸の間に入り込んだ鉛筆
粉等の拭き取りが容易な無端弾性ベルトの提供をその目
的とする。
稿の搬送を常時正確に行うことができると同時に、複写
画像の画質が、鉛筆粉等の付着によって低下することが
なく、しかも粗面を構成する凹凸の間に入り込んだ鉛筆
粉等の拭き取りが容易な無端弾性ベルトの提供をその目
的とする。
上記の目的を達成するため、この考案の無端弾性ベルト
は、搬送面が粗面に形成された無端弾性ベルトであっ
て、上記粗面を構成する凹凸の、隣接する山部の頂部と
山部の頂部との間隔が50〜300μmで、粗面の十点
平均粗さが50〜100μmに設定され、各谷部の底面
が、同一平面に位置するように揃えられているととも
に、略平坦状に構成されているという構成をとる。
は、搬送面が粗面に形成された無端弾性ベルトであっ
て、上記粗面を構成する凹凸の、隣接する山部の頂部と
山部の頂部との間隔が50〜300μmで、粗面の十点
平均粗さが50〜100μmに設定され、各谷部の底面
が、同一平面に位置するように揃えられているととも
に、略平坦状に構成されているという構成をとる。
一般に、複写機の自動原稿送り部等に用いられる無端弾
性ベルトでは、複写画像の鮮明さの観点から、その搬送
面に付着する鉛筆粉等は、大きな問題である。そこで、
この考案は、その搬送面の粗面の十点平均粗さを50〜
100μmとすることにより、表面粗さを大きくし、粗
面の凹凸の山部(凸部)頂部の、原稿に対する接触面積
を小さく(山部がシャープに尖ると頂部面積が小さくな
るため)設定し、その頂部に付着する鉛筆粉等を少なく
することにより、無端弾性ベルト表面に対する鉛筆粉等
の付着を少なくしている。ところが、このように原稿に
対する接触面積が小さくなると、原稿送りに必要な摩擦
力が低下する。そこで、この考案は、その摩擦力の低下
を、粗面の凹凸における山部頂部の間隔を50〜300
μmと小さく設定することによって、単位面積当りの凸
部(山部)の数を多くし、それによって摩擦力の低下を
防止し、常時、正確な搬送性能を発揮するようにしてい
る。そして、粗面の凹凸の各谷部(凹部)の底面を同一
平面に揃えるとともに略平面状にすることにより、谷部
に入り込んだ鉛筆粉を、水を含んだ布等で簡単に拭き取
れるようにしている。すなわち、各谷部の底面を同一平
面に位置するように揃えているとともに、ほぼ平面状に
形成していることから、鉛筆粉等が谷部の奥深くに入り
込んで取れにくくなるということが生じなくなり、布
に、イソプロピレンアルコールや水等をしみ込ませて拭
くことにより、簡単に凹凸の谷部内に入り込んだ鉛筆粉
等を取り除くことが可能となる。
性ベルトでは、複写画像の鮮明さの観点から、その搬送
面に付着する鉛筆粉等は、大きな問題である。そこで、
この考案は、その搬送面の粗面の十点平均粗さを50〜
100μmとすることにより、表面粗さを大きくし、粗
面の凹凸の山部(凸部)頂部の、原稿に対する接触面積
を小さく(山部がシャープに尖ると頂部面積が小さくな
るため)設定し、その頂部に付着する鉛筆粉等を少なく
することにより、無端弾性ベルト表面に対する鉛筆粉等
の付着を少なくしている。ところが、このように原稿に
対する接触面積が小さくなると、原稿送りに必要な摩擦
力が低下する。そこで、この考案は、その摩擦力の低下
を、粗面の凹凸における山部頂部の間隔を50〜300
μmと小さく設定することによって、単位面積当りの凸
部(山部)の数を多くし、それによって摩擦力の低下を
防止し、常時、正確な搬送性能を発揮するようにしてい
る。そして、粗面の凹凸の各谷部(凹部)の底面を同一
平面に揃えるとともに略平面状にすることにより、谷部
に入り込んだ鉛筆粉を、水を含んだ布等で簡単に拭き取
れるようにしている。すなわち、各谷部の底面を同一平
面に位置するように揃えているとともに、ほぼ平面状に
形成していることから、鉛筆粉等が谷部の奥深くに入り
込んで取れにくくなるということが生じなくなり、布
に、イソプロピレンアルコールや水等をしみ込ませて拭
くことにより、簡単に凹凸の谷部内に入り込んだ鉛筆粉
等を取り除くことが可能となる。
つぎに、この考案を実施例に基づいて詳しく説明する。
第4図はこの考案の一実施例を示している。すなわち、
図は触針法(ダイヤモンドで作られた触針で被検物の表
面をたどり、このとき生じる触針の微小な上下動を電気
量に変換し増幅する測定方法)により描いたEPDM製
無端弾性ベルト15の断面曲線を表しており、16は無
端弾性ベルト15の裏面、17は原稿3に接触する無端
弾性ベルト15の表面(搬送面)の粗面である。18
a,18bは無端弾性ベルト15の表面17の粗面の凹
凸における隣接した山部(凸部)であり、19a,19
bはその谷部(凹部)である。この山部18a,18b
および谷部19a,19bの間隔はそれぞれ50〜30
0μmに設定され、表面17の十点平均粗さ(断面曲線
から基準長さだけ抜き取った部分において、最高から5
番目までの山部の高さの平均値と最深から5番目までの
谷部の高さの平均値との差をμmで表したもの)は50
〜100μmに設定されている。そして、各谷部19
a,19bが図示のように、同一平面に位置するように
揃えられ、かつその底面がほぼ平坦面になるよう形成さ
れている。このような粗面が形成された無端弾性ベルト
15は、白色のゴム(エレチンプロピレンジエンゴム
〔EPDM〕等の耐摩耗性のよいゴム)からなってお
り、金型内面がサンドブラストやエッチング加工により
凹凸粗面に形成された金型で加圧成形等することにより
製造される。そして、上記凹凸粗面の凹部(谷部)を、
塗料等を浅く塗ることによって少し埋めることにより、
各谷部の底面を略同一平面に揃えると同時に、平坦面に
形成することが行われる。
図は触針法(ダイヤモンドで作られた触針で被検物の表
面をたどり、このとき生じる触針の微小な上下動を電気
量に変換し増幅する測定方法)により描いたEPDM製
無端弾性ベルト15の断面曲線を表しており、16は無
端弾性ベルト15の裏面、17は原稿3に接触する無端
弾性ベルト15の表面(搬送面)の粗面である。18
a,18bは無端弾性ベルト15の表面17の粗面の凹
凸における隣接した山部(凸部)であり、19a,19
bはその谷部(凹部)である。この山部18a,18b
および谷部19a,19bの間隔はそれぞれ50〜30
0μmに設定され、表面17の十点平均粗さ(断面曲線
から基準長さだけ抜き取った部分において、最高から5
番目までの山部の高さの平均値と最深から5番目までの
谷部の高さの平均値との差をμmで表したもの)は50
〜100μmに設定されている。そして、各谷部19
a,19bが図示のように、同一平面に位置するように
揃えられ、かつその底面がほぼ平坦面になるよう形成さ
れている。このような粗面が形成された無端弾性ベルト
15は、白色のゴム(エレチンプロピレンジエンゴム
〔EPDM〕等の耐摩耗性のよいゴム)からなってお
り、金型内面がサンドブラストやエッチング加工により
凹凸粗面に形成された金型で加圧成形等することにより
製造される。そして、上記凹凸粗面の凹部(谷部)を、
塗料等を浅く塗ることによって少し埋めることにより、
各谷部の底面を略同一平面に揃えると同時に、平坦面に
形成することが行われる。
なお、第5図および第6図は従来の無端弾性ベルト6
a,6bを示しており、無端弾性ベルト6aの隣接する
山部20a,20bおよび谷部21a,21bの間隔は
それぞれ350〜400μmに設定され、その表面22
の十点平均粗さは30〜40μmに、無端弾性ベルト6
bの隣接する山部23a,23bおよび谷部24a,2
4bの間隔はそれぞれ5〜40μmに設定され、その表
面25の十点平均粗さは10〜30μmに設定されてい
る。
a,6bを示しており、無端弾性ベルト6aの隣接する
山部20a,20bおよび谷部21a,21bの間隔は
それぞれ350〜400μmに設定され、その表面22
の十点平均粗さは30〜40μmに、無端弾性ベルト6
bの隣接する山部23a,23bおよび谷部24a,2
4bの間隔はそれぞれ5〜40μmに設定され、その表
面25の十点平均粗さは10〜30μmに設定されてい
る。
このように、第4図の無端弾性ベルトは、第5図、第6
図に示す従来の無端弾性ベルト6a,6bに比較して、
隣接する山部18a,18bおよび谷部19a,19b
の間隔を小さくするとともに、表面17の表面粗さを大
きくし、山部の頂部の原稿3に対する接触面積を小さく
(山部がシャープに尖ると頂部面積が小さくなるため)
設定している。このため、無端弾性ベルト15の表面1
7における鉛筆粉等の付着が少なくなり(原稿3に接触
する山部頂部の面積が小さくなるため)鮮明な複写画質
を、得ることができる。
図に示す従来の無端弾性ベルト6a,6bに比較して、
隣接する山部18a,18bおよび谷部19a,19b
の間隔を小さくするとともに、表面17の表面粗さを大
きくし、山部の頂部の原稿3に対する接触面積を小さく
(山部がシャープに尖ると頂部面積が小さくなるため)
設定している。このため、無端弾性ベルト15の表面1
7における鉛筆粉等の付着が少なくなり(原稿3に接触
する山部頂部の面積が小さくなるため)鮮明な複写画質
を、得ることができる。
また、上記凹凸における凸部(山部)が単位面積当たり
に、多数個設けられていることから、無端弾性ベルト表
面の摩擦力が充分に確保され、常時、正確な原稿搬送性
を発揮するようになる。そのうえ、凹凸における凹部
(谷部)の底面が平面状に形成されていると同時に、各
谷部の底面が同一平面に位置するように設定されてい
る。このため、鉛筆粉等が谷部の奥深くに入り込んで取
りにくくなるということが生じなくなり、布に水等をし
み込ませて拭くことにより、谷部に入り込んだ鉛筆粉等
を簡単に取り除くことが可能となる。
に、多数個設けられていることから、無端弾性ベルト表
面の摩擦力が充分に確保され、常時、正確な原稿搬送性
を発揮するようになる。そのうえ、凹凸における凹部
(谷部)の底面が平面状に形成されていると同時に、各
谷部の底面が同一平面に位置するように設定されてい
る。このため、鉛筆粉等が谷部の奥深くに入り込んで取
りにくくなるということが生じなくなり、布に水等をし
み込ませて拭くことにより、谷部に入り込んだ鉛筆粉等
を簡単に取り除くことが可能となる。
なお、後記の第1表は、第4図の実施例および第5図、
第6図の従来例の無端弾性ベルトを用いて複写を行った
場合のマクベス濃度(光学反射濃度計による印刷物の色
濃度を測定)の測定結果を示している。
第6図の従来例の無端弾性ベルトを用いて複写を行った
場合のマクベス濃度(光学反射濃度計による印刷物の色
濃度を測定)の測定結果を示している。
後記の表のトレーシングペーパーは40g/m2のものを
使用している。
使用している。
このように、実施例の無端弾性ベルト15(第4図)
は、従来例の無端弾性ベルト6a(第5図),6b(第
6図)に較べて鉛筆粉が付着しにくいことがわかる。ま
た、汚れの付着した無端弾性ベルトの表面を、IPAを
用いて洗浄を行ったのちに複写を行った場合も実施例の
ものは従来例のものよりも明るい画像を得ている。
は、従来例の無端弾性ベルト6a(第5図),6b(第
6図)に較べて鉛筆粉が付着しにくいことがわかる。ま
た、汚れの付着した無端弾性ベルトの表面を、IPAを
用いて洗浄を行ったのちに複写を行った場合も実施例の
ものは従来例のものよりも明るい画像を得ている。
なお、上記実施例の無端弾性ベルトは全体がゴムで構成
されているが、弾性樹脂で形成されていてもよい。ま
た、芯体として帆布が内部に組み込まれているものであ
ってもよい。
されているが、弾性樹脂で形成されていてもよい。ま
た、芯体として帆布が内部に組み込まれているものであ
ってもよい。
この考案の無端弾性ベルトは、粗面の十点平均粗さを5
0〜100μmに設定していることから、凹凸の山部の
頂部の原稿に対する接触面積が小さくなり、山部の頂部
に対する鉛筆粉等の付着が少なくなる。したがって、鉛
筆粉等の付着に基づく複写画像の画質の低下が生じにく
くなる。また、粗面を構成する凹凸の隣接する山部(凸
部)の頂部と山部の頂部との間隔を50〜300μmと
狭く設定したことから、単位面積当たりの凹凸の凸部の
数が多くなる。その結果、山部の1個当たりの接触面積
の低下にもとづく、摩擦力の低下が是正され、適正な摩
擦力が確保される結果、常時、正確な原稿搬送性を発揮
しうるようになる。そのうえ、仮に鉛筆粉が凹凸の凹部
内に入り込んでも、各谷部の底面が同一平面に位置する
ように揃えられているとともに、平面状に構成されてい
ることから、布に水等をしみ込ませて拭くだけで簡単に
取り除くことができるようになる。
0〜100μmに設定していることから、凹凸の山部の
頂部の原稿に対する接触面積が小さくなり、山部の頂部
に対する鉛筆粉等の付着が少なくなる。したがって、鉛
筆粉等の付着に基づく複写画像の画質の低下が生じにく
くなる。また、粗面を構成する凹凸の隣接する山部(凸
部)の頂部と山部の頂部との間隔を50〜300μmと
狭く設定したことから、単位面積当たりの凹凸の凸部の
数が多くなる。その結果、山部の1個当たりの接触面積
の低下にもとづく、摩擦力の低下が是正され、適正な摩
擦力が確保される結果、常時、正確な原稿搬送性を発揮
しうるようになる。そのうえ、仮に鉛筆粉が凹凸の凹部
内に入り込んでも、各谷部の底面が同一平面に位置する
ように揃えられているとともに、平面状に構成されてい
ることから、布に水等をしみ込ませて拭くだけで簡単に
取り除くことができるようになる。
第1図は複写機の斜視図、第2図はそれに用いられる無
端弾性ベルト部分の正面図、第3図は他の無端弾性ベル
トの使用状態の切り欠き斜視図、第4図はこの考案の一
実施例の触針法にもとづく断面曲線図、第5図は従来例
の触針法にもとづく断面曲線図、第6図は他の従来例の
触針法にもとづく断面曲線図である。 15…無端弾性ベルト、17…表面、18a,18b…
山部、19a,19b…谷部
端弾性ベルト部分の正面図、第3図は他の無端弾性ベル
トの使用状態の切り欠き斜視図、第4図はこの考案の一
実施例の触針法にもとづく断面曲線図、第5図は従来例
の触針法にもとづく断面曲線図、第6図は他の従来例の
触針法にもとづく断面曲線図である。 15…無端弾性ベルト、17…表面、18a,18b…
山部、19a,19b…谷部
Claims (1)
- 【請求項1】搬送面が粗面に形成された無端弾性ベルト
であって、上記粗面を構成する凹凸の、隣接する山部の
頂部と山部の頂部との間隔が50〜300μmで、粗面
の十点平均粗さが50〜100μmに設定され、各谷部
の底面が、同一平面に位置するように揃えられていると
ともに、略平面状に構成されていることを特徴とする無
端弾性ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987121908U JPH061550Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | 無端弾性ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987121908U JPH061550Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | 無端弾性ベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6426653U JPS6426653U (ja) | 1989-02-15 |
| JPH061550Y2 true JPH061550Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=31369348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987121908U Expired - Lifetime JPH061550Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | 無端弾性ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061550Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60178636A (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-12 | Nec Corp | 半導体装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0745483Y2 (ja) * | 1990-03-22 | 1995-10-18 | 東海ゴム工業株式会社 | 複写機用原稿送り装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60144254A (ja) * | 1984-01-04 | 1985-07-30 | Nippon Seimitsu Kogyo Kk | 紙搬送ベルト |
| JPS61173441U (ja) * | 1985-04-18 | 1986-10-28 |
-
1987
- 1987-08-07 JP JP1987121908U patent/JPH061550Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60178636A (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-12 | Nec Corp | 半導体装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6426653U (ja) | 1989-02-15 |
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