JPH04118655U - 蛍光x線分析装置の自動運転制御装置 - Google Patents
蛍光x線分析装置の自動運転制御装置Info
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- JPH04118655U JPH04118655U JP3123391U JP3123391U JPH04118655U JP H04118655 U JPH04118655 U JP H04118655U JP 3123391 U JP3123391 U JP 3123391U JP 3123391 U JP3123391 U JP 3123391U JP H04118655 U JPH04118655 U JP H04118655U
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- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】蛍光X線分析において、分析終了から次回の分
析開始までの操作を自動化することにより、オペレータ
の負担を軽くするとともに、適正なエージングを行う。 【構成】その日の分析業務の終了が近づくと、オペレー
タは、設定器15を介して、分析 (測定) 終了までに測定
する分析内容、X線管21の休止状態および次回の分析開
始時刻の設定を行う。第1制御手段11は、分析内容に応
じて測定器20を作動させ、所定の分析を行わせる。この
分析終了後、第2制御手段は、休止状態信号bと終了信
号cに基づいて、X線発生装置22を所定の休止状態に切
り替える。設定された次回の運転開始時刻になると、第
3制御手段13は測定器20を運転状態にし選択手段17で選
択されたエージング状態に合わせて、X線管21の管電圧
および管電流を時間とともに徐々に上昇させエージング
を行う。
析開始までの操作を自動化することにより、オペレータ
の負担を軽くするとともに、適正なエージングを行う。 【構成】その日の分析業務の終了が近づくと、オペレー
タは、設定器15を介して、分析 (測定) 終了までに測定
する分析内容、X線管21の休止状態および次回の分析開
始時刻の設定を行う。第1制御手段11は、分析内容に応
じて測定器20を作動させ、所定の分析を行わせる。この
分析終了後、第2制御手段は、休止状態信号bと終了信
号cに基づいて、X線発生装置22を所定の休止状態に切
り替える。設定された次回の運転開始時刻になると、第
3制御手段13は測定器20を運転状態にし選択手段17で選
択されたエージング状態に合わせて、X線管21の管電圧
および管電流を時間とともに徐々に上昇させエージング
を行う。
Description
【0001】
この考案は、分析終了から次回の分析開始までの間の蛍光X線分析装置の運転
を制御する自動運転制御装置に関するものである。
【0002】
蛍光X線分析装置は、X線管から分析試料に一次X線を照射して、分析試料か
ら発生する蛍光X線をX線検出器で測定し、このX線検出器での測定値に基づい
て分析試料の元素分析を行うものである。
近年の蛍光X線分析装置は、予め設定された分析内容に応じて、複数の分析試
料の分析を自動的に行えるようになっており、これにより、オペレータの負担を
軽くしている。
また、蛍光X線分析装置は、一般に、昼間において使用され、夜間はX線管の
管電圧および管電流を最低負荷またはオフ状態、つまり休止状態にしておく。こ
れにより、X線管の寿命が長くなり、かつ、消費電力の節約が図られる。
【0003】
しかし、上記従来技術では、当日の分析業務の終了にあたり、オペレータは分
析装置の分析が終了するのを待ってから、上記X線管を休止状態にする。したが
って、オペレータの負担を今一つ軽減できない。
【0004】
また、翌日の立上げ時には、分析業務の開始前に、X線管の管電圧および管電
流を、図2のように、徐々に上げるエージングを行う必要がある。このエージン
グは、X線管の休止時間および休止状態に応じて、適正な管電圧および管電流の
上昇過程を選択する必要がある。
しかし、上記従来技術では、各オペレータが前回の分析作業の終了日時を把握
し、当日の分析業務の開始時刻までの休止時間などから、適宣、エージング状態
を設定して、この図に示すようなエージングを行っている。そのため、オペレー
タの負担は、今一つ軽減されていない。
【0005】
また、オペレータが休止時間を勘違いしてエージング状態を誤ったり、あるい
は、休止時間や休止状態に対応するエージング状態の選択を誤るおそれもある。
このように正しいエージングが行われないと、X線管の寿命を短くしたり、分析
誤差が生じるなどの問題がある。
【0006】
この考案は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、分析終了から次回の分
析開始までの操作を自動化することにより、オペレータの負担を軽くするととも
に、適正なエージングを行い得る蛍光X線分析装置の自動運転制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
上記目的を達成するために、この考案は、第1ないし第3制御手段と、終了検
知手段と、選択手段とを備えている。
上記第1制御手段は、測定器を制御して、設定された分析試料の蛍光X線の測
定を行わせる。上記終了検知手段は運転終了の時刻を検知する。上記第2制御手
段は、設定された休止状態に測定器を運転終了後に切り替える。上記選択手段は
、終了検知手段で検知された運転終了時刻から次回の運転開始時刻までの休止時
間、ならびに、上記測定器の休止状態に基づいて、次回の分析前におけるX線管
のエージング状態を選択する。上記第3制御手段は、測定器を運転状態にし、選
択手段で選択されたエージング状態に合わせて、次回の分析開始前に、測定器に
X線管のエージングを行わせる。
【0008】
この考案によれば、第2制御手段が運転終了後において設定された休止状態に
測定器を切り替え、第3制御手段が測定器を運転状態にし、分析開始前に測定器
にX線管のエージングを行わせるので、分析作業の終了操作および開始操作を自
動的に行うことができる。しかも、終了検知手段で運転終了時刻を検知し、この
運転終了から設定された運転開始までの休止時間に基づいて、選択手段がエージ
ング状態を選択するので、オペレータが勘や記憶によりエージング状態を選択す
るのと異なり、適正なエージング状態を選択することができる。
【0009】
以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
図1において、蛍光X線分析装置は、制御装置10と、この制御装置10によって
制御される測定器20とを備えている。
測定器20は、ターゲット(図示せず)に電子を衝突させて一次X線を発生する
X線管21と、このX線管21に電圧を印加するとともに電流を供給するX線発生装
置22を有する。このX線発生装置22は、図示しない管電圧および管電流検出器を
備えている。X線管21は、分析試料 (図示せず) に一次X線を照射する。この照
射により分析試料から発生する蛍光X線は、X線検出器23によって測定される。
【0010】
上記X線管21は、冷却装置24によって冷却され、所定範囲の温度に保たれる。
冷却装置24は、X線管21を冷却する二次冷却水25を送水装置28によりX線管21に
供給するものである。この冷却装置24は、上記二次冷却水25を冷却する一次冷却
水26を送水装置28内に取り込んでおり、この一次冷却水26の供給を停止するバル
ブ27を備えている。
【0011】
上記制御装置10は、第1ないし第4制御手段11〜14、設定器15、終了検知手段
16および選択手段17を備えている。設定器15からは、自動運転制御の内容として
、以下のような設定項目がオペレータにより入力される。
1)分析(測定)終了までに測定する分析内容
2)分析(測定)終了後のX線管21の休止状態
3)次回の分析(測定)開始時刻(日,時)
4)点検動作の選択
なお、点検動作としては、X線検出器23からの波高値(パルス信号のパルスの
高さ) を所定の試料について一定値に調整する波高値の自動調整や、測定強度の
ドリフトを補正するための標準化試料の測定 (装置のドリフト較正定数の更新)
や、組成を正しく分析できるか否かを確認する精度管理試料などの分析がある。
【0012】
第1制御手段11は、設定器15からの分析内容信号aを入力とし、分析動作信号
a1を測定器20に出力して、設定された分析試料の蛍光X線の測定を測定器20に測
定 (分析) 終了まで行わせる。終了検知手段16は測定器20からの終了信号cによ
り運転終了の時刻を検知する。
【0013】
第2制御手段12は、設定器15からの休止状態信号bと、測定器20からの終了信
号cを入力とし、休止信号hを出力して測定器20を制御することで、設定された
休止状態に測定器20を運転終了後に切り替える。休止状態としては、X線管21の
負荷を最低負荷(20kV, 2mA程度)にする状態と、X線管21の管電圧および管電
流をオフにするオフ状態と、測定器20全体を休止状態にする方式などが考えられ
る。なお、オフ状態に設定した場合は、送水装置28のバルブ27が閉止して、一次
冷却水26の送水を停止し、漏水事故の防止やランニングコストの低減が図られる
。
【0014】
選択手段17は、設定器15からの運転開始時刻信号dと、終了検知手段16からの
運転終了時刻信号eを入力とし、両信号d,eを比較することにより、運転終了
から次回の運転開始までの時間、つまり休止時間を演算する。この選択手段17は
、休止状態信号bを入力とし、上記休止時間と測定器20の休止状態に基づいて定
められるエージング状態のマップを有しており、休止時間および休止状態に基づ
いて、次回の分析前におけるX線管のエージング状態を選択する。なお、エージ
ング状態とは、図2のような時間に対する管電圧・管電流の値および上昇のさせ
方をいう。
【0015】
図1の第3制御手段13は、選択手段17からのエージング信号fを入力とし、設
定器15に入力した運転開始時刻になると、運転信号f1を測定器20に出力して、X
線管21をオン状態にしたり、測定器20内の他の電源をオンにした運転状態に切り
替える。さらに、この第3制御手段13は、選択手段17で選択されたエージング状
態に合わせて、エージング動作信号f2を出力し、次回の分析開始前に、X線発生
装置22にX線管21のエージングを行わせる。第4制御手段14は、設定器15からの
点検項目信号gを入力とし、点検動作信号g1を出力して、設定された点検動作を
上記エージング終了後に測定器20に行わせる。
【0016】
つぎに、上記構成の動作を説明する。
まず、その日の分析業務の終了が近づくと、オペレータは、設定器15を介して
、分析 (測定) 終了までに測定する分析内容、測定器20の休止状態および次回の
分析開始時刻の設定や点検項目の選択を行う。第1制御手段11は、上記分析内容
に応じて測定器20を作動させ、所定の分析を行わせる。
【0017】
この分析が終了した後、第2制御手段12は、休止状態信号bと終了信号cに基
づいて、測定器20を所定の休止状態に切り替える。なお、X線発生装置22がX線
管21の管電圧および管電流をオフ状態にした場合は、バルブ27が連動して閉じ、
一次冷却水26が遮断される。
【0018】
設定された次回の運転開始時刻になると、第3制御手段13は運転信号f1を測定
器20に出力して、測定器20を運転状態に切り替え、さらに選択手段17で選択され
たエージング状態に合わせて、X線管21の管電圧および管電流を図2のように時
間とともに徐々に不連続的に上昇させて、所定のエージングが行われる。このエ
ージング後、図1の第4制御手段14は、所定の点検動作を測定器20に行わせる。
なお、X線管21の管電圧および管電流がオフ状態になっていた場合は、エージン
グ開始と同時に、バルブ27が開になり、一次冷却水26が送水される。
【0019】
このように、この自動運転制御装置では、分析終了後において測定器20が設定
された休止状態に自動的に保持され、かつ、分析開始前に測定器20がX線管21の
エージングおよび点検動作を自動的に行うので、分析作業の終了操作および開始
操作を自動的に行うことができる。したがって、オペレータの負担が軽減される
。
【0020】
しかも、終了検知手段16で運転終了時刻を検知し、この運転終了から設定され
た運転開始までの休止時間と休止状態に基づいて、選択手段17がエージング状態
を選択するので、オペレータが勘や記憶によりエージング状態を選択するのと異
なり、適正なエージング状態を選択することができる。したがって、適正なエー
ジングを行うことができる。
【0021】
なお、この実施例では、設定器15は、運転開始時刻信号dを記憶する機能を内
蔵しているが、この機能を制御装置10の外部に設けてもよい。この機能を制御装
置10の外部に設ければ、休止状態においては、制御装置10の電源をオフにするこ
ともでき、測定器20も含めて全て休止状態とすることが可能となる。
【0022】
以上説明したように、この考案によれば、分析終了後において測定器を所定の
休止状態に自動的に切り替えるとともに、次回の分析開始前にX線管のエージン
グを自動的に行うので、オペレータの負担が軽くなる。また、終了検知手段で運
転終了時刻を検知し、この運転終了から設定された運転開始までの休止時間と休
止状態に基づいて、選択手段がエージング状態を選択するので、オペレータが勘
や記憶によりエージング状態を選択するのと異なり、適正なエージング状態を選
択することができ、したがって、適正なエージングを行うことができる。
【図1】この考案の自動運転制御装置の一実施例を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図2】エージング状態を示す特性図である。
10…制御装置、11…第1制御手段、12…第2制御手段、
13…第3制御手段、16…終了検知手段、17…選択手段、
20…測定器、21…X線管。
13…第3制御手段、16…終了検知手段、17…選択手段、
20…測定器、21…X線管。
Claims (1)
- 【請求項1】 X線管から分析試料に一次X線を照射し
て、上記分析試料から発生する蛍光X線を測定し分析す
る蛍光X線分析装置の自動運転制御装置であって、測定
器を制御して、設定された分析試料の蛍光X線の測定を
行わせる第1制御手段と、上記測定器の運転終了時刻を
検知する終了検知手段と、設定された休止状態に上記測
定器を運転終了後に切り替える第2制御手段と、上記終
了検知手段で検知された運転終了時刻から設定された次
回の運転開始時刻までの休止時間、ならびに、上記測定
器の上記休止状態に基づいて、次回の分析前における上
記X線管のエージング状態を選択する選択手段と、上記
測定器を運転状態にし、上記選択手段で選択されたエー
ジング状態に合わせて、上記次回の分析開始前に、上記
測定器にX線管のエージングを行わせる第3制御手段と
を備えた蛍光X線分析装置の自動運転制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991031233U JP2511222Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 蛍光x線分析装置の自動運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991031233U JP2511222Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 蛍光x線分析装置の自動運転制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04118655U true JPH04118655U (ja) | 1992-10-23 |
| JP2511222Y2 JP2511222Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31914586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991031233U Expired - Lifetime JP2511222Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 蛍光x線分析装置の自動運転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2511222Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5969832U (ja) * | 1982-11-04 | 1984-05-11 | 三菱重工業株式会社 | 締付装置 |
| JPS63135753U (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-06 |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP1991031233U patent/JP2511222Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5969832U (ja) * | 1982-11-04 | 1984-05-11 | 三菱重工業株式会社 | 締付装置 |
| JPS63135753U (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2511222Y2 (ja) | 1996-09-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |