JPH04120233A - ニッケル鉄系材料 - Google Patents
ニッケル鉄系材料Info
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- JPH04120233A JPH04120233A JP23841590A JP23841590A JPH04120233A JP H04120233 A JPH04120233 A JP H04120233A JP 23841590 A JP23841590 A JP 23841590A JP 23841590 A JP23841590 A JP 23841590A JP H04120233 A JPH04120233 A JP H04120233A
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- Japan
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- iron
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、とくに高周波特性に優れた軟磁性を有するニ
ッケル鉄系材料に関するものである。
ッケル鉄系材料に関するものである。
[従来の技術]
例えば、オーディオあるいはVTR(ビデオテープレコ
ーダ)の磁気ヘッドには、その感度を高めるために、イ
ンダクタンス透磁率の高い軟磁性材料(好ましくは20
00以上)が必要とされるが、このような軟質磁性材料
としては、従来よりニッケル鉄合金が多用されてきた。
ーダ)の磁気ヘッドには、その感度を高めるために、イ
ンダクタンス透磁率の高い軟磁性材料(好ましくは20
00以上)が必要とされるが、このような軟質磁性材料
としては、従来よりニッケル鉄合金が多用されてきた。
しかしながら、インダクタンス透磁率の高いニッケル鉄
合金を得るためには、ニッケルと鉄とを溶製した後、こ
れを急冷する必要があった。けだし、ニッケル鉄合金を
溶製後に徐冷すると、Ni5Peからなる規則相が生成
され、この規則相によって結晶磁気異方性あるいは磁歪
が大きくなり、インダクタンス透磁率が低下するからで
ある。このたぬ、上記ニッケル鉄合金の製造装置に冷却
装置を設ける必要があリ、かつ作業工数が増え、製造コ
ストが高くなるといった問題があった。
合金を得るためには、ニッケルと鉄とを溶製した後、こ
れを急冷する必要があった。けだし、ニッケル鉄合金を
溶製後に徐冷すると、Ni5Peからなる規則相が生成
され、この規則相によって結晶磁気異方性あるいは磁歪
が大きくなり、インダクタンス透磁率が低下するからで
ある。このたぬ、上記ニッケル鉄合金の製造装置に冷却
装置を設ける必要があリ、かつ作業工数が増え、製造コ
ストが高くなるといった問題があった。
そこで、近年、モリブデンが規則相の生成ないし成長を
抑制する効果をもつことに着目して、ニブケル鉄合金に
モリブデンを5wt%程度添加したニッケル鉄モリブデ
ン合金が、軟磁性材料として用いられている。このよう
なニッケル鉄モリブデン合金においては、溶製後にこれ
を徐冷した場合でも、規則相の生成が抑制され、このた
め結晶磁気異方性及び磁歪が小さくなり、高いインダク
タンス透磁率が得られるといった利点がある。例えば、
薄膜形状のニッケル鉄モリブデン合金では、周波数IM
H2%励磁磁場10m0eの環境下で、2000以上の
高いインダクタンス透磁率が得られている。
抑制する効果をもつことに着目して、ニブケル鉄合金に
モリブデンを5wt%程度添加したニッケル鉄モリブデ
ン合金が、軟磁性材料として用いられている。このよう
なニッケル鉄モリブデン合金においては、溶製後にこれ
を徐冷した場合でも、規則相の生成が抑制され、このた
め結晶磁気異方性及び磁歪が小さくなり、高いインダク
タンス透磁率が得られるといった利点がある。例えば、
薄膜形状のニッケル鉄モリブデン合金では、周波数IM
H2%励磁磁場10m0eの環境下で、2000以上の
高いインダクタンス透磁率が得られている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記ニッケル鉄モリブデン合金において
は、飽和磁化(最大磁束密度)が小さくなるといった問
題がある。これは、第1には非磁性体であるモリブデン
を添加するからであり、第2にはニッケル・鉄・モリブ
デンの3成分系においては、インダクタンス透磁率が高
くなる領域が、飽和磁化の小さいニッケルの含有率が高
い側にずれるからである。
は、飽和磁化(最大磁束密度)が小さくなるといった問
題がある。これは、第1には非磁性体であるモリブデン
を添加するからであり、第2にはニッケル・鉄・モリブ
デンの3成分系においては、インダクタンス透磁率が高
くなる領域が、飽和磁化の小さいニッケルの含有率が高
い側にずれるからである。
そして、このように飽和磁化が小さいニッケル鉄モリブ
デン合金(軟磁性材料)がオーディオ用あるいはVTR
用の磁気ヘッドに用いられた場合、磁気ヘッドの最大出
力が小さくなり、例えば磁気記録媒体の消磁を十分に行
なうことができない場合が生じるなどといった不具合が
生じる。また、近年、高密度記録化の要求から用いられ
るようになったメタルテープでは、その保磁力が非常に
高いので(例えば1000エルステッド以上)、メタル
テープ用の磁気ヘッドに用いられる軟磁性材料にはとく
に大きな飽和磁化(好ましくは80emu/9以上)が
要求される。
デン合金(軟磁性材料)がオーディオ用あるいはVTR
用の磁気ヘッドに用いられた場合、磁気ヘッドの最大出
力が小さくなり、例えば磁気記録媒体の消磁を十分に行
なうことができない場合が生じるなどといった不具合が
生じる。また、近年、高密度記録化の要求から用いられ
るようになったメタルテープでは、その保磁力が非常に
高いので(例えば1000エルステッド以上)、メタル
テープ用の磁気ヘッドに用いられる軟磁性材料にはとく
に大きな飽和磁化(好ましくは80emu/9以上)が
要求される。
そこで、本願発明者らは、上記不具合を解消し、高いイ
ンダクタンス透磁率(好ましくは2000以上)と大き
な飽和磁化(好ましくは80esu/9以上)とを兼ね
倫えた軟磁性材料を提供することを目的として、ニッケ
ル鉄系合金をベースとする軟磁性材料の開発研究を行な
った。その結果、本願発明者らは、ニッケル鉄系合金に
適量のハフニウムを添加すれば、合金の結晶粒が微細化
され、結晶磁気異方性と磁歪とがともに小さくなり、高
いインダクタンス透磁率が得られ、さらにインダクタン
ス透磁率が高くなる領域が、鉄含有率が高い側に移行す
るといった事実を発見した。
ンダクタンス透磁率(好ましくは2000以上)と大き
な飽和磁化(好ましくは80esu/9以上)とを兼ね
倫えた軟磁性材料を提供することを目的として、ニッケ
ル鉄系合金をベースとする軟磁性材料の開発研究を行な
った。その結果、本願発明者らは、ニッケル鉄系合金に
適量のハフニウムを添加すれば、合金の結晶粒が微細化
され、結晶磁気異方性と磁歪とがともに小さくなり、高
いインダクタンス透磁率が得られ、さらにインダクタン
ス透磁率が高くなる領域が、鉄含有率が高い側に移行す
るといった事実を発見した。
[課題を解決するための手段]
このような事実に着目して、本願発明者らは、種々の組
成のニッケル鉄ハフニウム合金について磁気特性の測定
実験を行ない、この測定実験結果に基づいて、基本的に
は次の条件を満たすような発明を構成した。
成のニッケル鉄ハフニウム合金について磁気特性の測定
実験を行ない、この測定実験結果に基づいて、基本的に
は次の条件を満たすような発明を構成した。
■高いインダクタンス透磁率、好ましくは2000以上
のインダクタンス透磁率が得られること。
のインダクタンス透磁率が得られること。
■大きな飽和磁化、好ましくは80esu/9以上の飽
和磁化が得られること。
和磁化が得られること。
すなわち、第1の発明は、本願発明者らが発見したハフ
ニウムの基本的な添加効果に基づき、ニッケル鉄系合金
に所定量のハフニウムを添加してなるニッケル鉄系材料
を提供する。
ニウムの基本的な添加効果に基づき、ニッケル鉄系合金
に所定量のハフニウムを添加してなるニッケル鉄系材料
を提供する。
第2の発明は、ハフニウム含有率が10重量パーセント
未満の領域ではインダクタンス透磁率が低(なるといっ
た実験結果に基づき、第1の発明のニッケル鉄系材料に
おいて、ニッケル含有率と鉄含有率の合計が88重量パ
ーセントから90重量パーセントまでの範囲内であり、
ハフニウム含有率が10重量パーセントから12重量パ
ーセントまでの範囲内であることを特徴とするニッケル
鉄系材料を提供する。
未満の領域ではインダクタンス透磁率が低(なるといっ
た実験結果に基づき、第1の発明のニッケル鉄系材料に
おいて、ニッケル含有率と鉄含有率の合計が88重量パ
ーセントから90重量パーセントまでの範囲内であり、
ハフニウム含有率が10重量パーセントから12重量パ
ーセントまでの範囲内であることを特徴とするニッケル
鉄系材料を提供する。
第3の発明は、インダクタンス透磁率が2000以上と
なる領域がハフニウム含有率lO〜12重量パーセント
の範囲内であり、かつ飽和磁化が80eIlu/g以上
となる領域が鉄含有率14重量パーセント以上であると
いった実験結果に基づき、第1の発明のニッケル鉄系材
料において、ニッケル含有率が72重量パーセントから
76重量パーセントまでの範囲内であり、鉄含有率が1
4重量パーセントから16重量パーセントまでの範囲内
であり、ハフニウム含有率が10重量パーセントから1
2重量パーセントまでの範囲内であることを特徴とする
ニッケル鉄系材料を提供する。
なる領域がハフニウム含有率lO〜12重量パーセント
の範囲内であり、かつ飽和磁化が80eIlu/g以上
となる領域が鉄含有率14重量パーセント以上であると
いった実験結果に基づき、第1の発明のニッケル鉄系材
料において、ニッケル含有率が72重量パーセントから
76重量パーセントまでの範囲内であり、鉄含有率が1
4重量パーセントから16重量パーセントまでの範囲内
であり、ハフニウム含有率が10重量パーセントから1
2重量パーセントまでの範囲内であることを特徴とする
ニッケル鉄系材料を提供する。
[発明の作用・効果]
請求項1の発明によれば、ニッケル鉄合金にハフニウム
が添加されるので、合金の結晶粒が微細化され、結晶磁
気異方性と磁歪とがともに小さくなり、インダクタンス
透磁率が高められる。また、インダクタンス透磁率が高
くなる領域が、鉄含有率が高い側に移行する。このため
、高いインダクタンス透磁率が得られるように3成分を
設定すれば、自然に鉄含有率が高くなる。そして、鉄は
飽和磁化が非常に大きいので、上記ニッケル鉄系材料の
飽和磁化も大きくなる。したがって、高いインダクタン
ス透磁率と大きな飽和磁化とを兼ね備えた軟磁性材料を
得ることができる。
が添加されるので、合金の結晶粒が微細化され、結晶磁
気異方性と磁歪とがともに小さくなり、インダクタンス
透磁率が高められる。また、インダクタンス透磁率が高
くなる領域が、鉄含有率が高い側に移行する。このため
、高いインダクタンス透磁率が得られるように3成分を
設定すれば、自然に鉄含有率が高くなる。そして、鉄は
飽和磁化が非常に大きいので、上記ニッケル鉄系材料の
飽和磁化も大きくなる。したがって、高いインダクタン
ス透磁率と大きな飽和磁化とを兼ね備えた軟磁性材料を
得ることができる。
請求項2の発明によれば、基本的には請求項1の発明と
同様の効果が得られる。さらに、実験結果に基づいて、
ハフニウム含有率を、インダクタンス透磁率がとくに高
くなる領域内に設定しているので、とくに高いインダク
タンス透磁率と大きな飽和磁化とを兼ね備えた軟磁性材
料を得ることができる。
同様の効果が得られる。さらに、実験結果に基づいて、
ハフニウム含有率を、インダクタンス透磁率がとくに高
くなる領域内に設定しているので、とくに高いインダク
タンス透磁率と大きな飽和磁化とを兼ね備えた軟磁性材
料を得ることができる。
請求項3の発明によれば、基本的には請求項1の発明と
同様の効果が得られる。さらに実験結果に基づいて、ニ
ッケル含有率と鉄含有率とハフニウム含有率とを、夫々
、インダクタンス透磁率が最も高くなり(2000以上
)、かつ飽和磁化がとくに大きくなる(80emu/9
以上)領域内に設定しているので、極めて高いインダク
タンス透磁率と極めて大きな飽和磁化とを兼ね備えた軟
磁性材料を得ることができる。
同様の効果が得られる。さらに実験結果に基づいて、ニ
ッケル含有率と鉄含有率とハフニウム含有率とを、夫々
、インダクタンス透磁率が最も高くなり(2000以上
)、かつ飽和磁化がとくに大きくなる(80emu/9
以上)領域内に設定しているので、極めて高いインダク
タンス透磁率と極めて大きな飽和磁化とを兼ね備えた軟
磁性材料を得ることができる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
本願発明者らは、本発明にかかるニッケル鉄系材料、す
なわちニッケルと鉄とハフニウムの3成分からなる合金
のサンプルを、各成分の含有率を種々変えて多数作製し
、これらのサンプルの磁気特性を測定し、本発明にかか
るニッケル鉄系材料が、高いインダクタンス透磁率と大
きな飽和磁化とを兼ね備え、かつ保磁力が低くなった、
極めて優れた軟磁性材料であることを確認した。以下、
これを説明する。
なわちニッケルと鉄とハフニウムの3成分からなる合金
のサンプルを、各成分の含有率を種々変えて多数作製し
、これらのサンプルの磁気特性を測定し、本発明にかか
るニッケル鉄系材料が、高いインダクタンス透磁率と大
きな飽和磁化とを兼ね備え、かつ保磁力が低くなった、
極めて優れた軟磁性材料であることを確認した。以下、
これを説明する。
各サンプルは、通常のRFスパッタ法、すなわち減圧ア
ルゴン雰囲気下で、ターゲットに陰電圧を印加し、基板
に陽電圧を印加し、Ar+がターゲットに衝突するとき
にターゲットからはじき出される金属粒子を基板上に堆
積させるといった方法で作製した。具体的には、ターゲ
ットとして、アーク溶解炉を用いて溶製されたニッケル
鉄合金にッケル含有率75〜90wt%)上にハフニウ
ムチップ(純度98%)を配置した複合ターゲットを用
い、基板上にニッケルと鉄とハフニウムとからなる磁性
膜を形成するといった方法で、各サンプルを作製した。
ルゴン雰囲気下で、ターゲットに陰電圧を印加し、基板
に陽電圧を印加し、Ar+がターゲットに衝突するとき
にターゲットからはじき出される金属粒子を基板上に堆
積させるといった方法で作製した。具体的には、ターゲ
ットとして、アーク溶解炉を用いて溶製されたニッケル
鉄合金にッケル含有率75〜90wt%)上にハフニウ
ムチップ(純度98%)を配置した複合ターゲットを用
い、基板上にニッケルと鉄とハフニウムとからなる磁性
膜を形成するといった方法で、各サンプルを作製した。
なお、スパッタ条件は次のとおりである。
■予備排気・・・・・ 6.0X10−’Pa■Arガ
ス圧・・・・0.7Pa ■入力電力・・・・・200W ■基板・・・・・・・・・・・・ガラス(間接水冷)■
膜厚・・・・・・・・・・・・約1.5μ真なお、この
ようなスパッタ法ではなく、他の方法例えば液体急冷法
あるいは真空蒸着法で、サンプルを作製してもよい。
ス圧・・・・0.7Pa ■入力電力・・・・・200W ■基板・・・・・・・・・・・・ガラス(間接水冷)■
膜厚・・・・・・・・・・・・約1.5μ真なお、この
ようなスパッタ法ではなく、他の方法例えば液体急冷法
あるいは真空蒸着法で、サンプルを作製してもよい。
このようにして作製された各サンプルについて、組成、
構造、飽和磁化σS及びインダクタンス透磁率μを測定
した。なお、これらの測定方法は次のとおりである。
構造、飽和磁化σS及びインダクタンス透磁率μを測定
した。なお、これらの測定方法は次のとおりである。
■組成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・EPMA■構造・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・XRD■飽和磁化・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・VSM■インダク
タンス透磁率・・・インピーダンスアナライザ これらの測定結果に基づき、本発明にかかるニッケル鉄
系材料にッケル鉄ハフニウム合金)の、飽和磁化σ6の
組成に対する特性を求めた結果を第1図に示し、インダ
クタンス透磁率μ(周波数1M Hz、励磁磁場10m
0e)の組成に対する特性を求めた結果を第2図に示す
。また、比較のため、従来から用いられているニッケル
鉄モリブデン合金の、飽和磁化σ6の組成に対する特性
を第3図に示し、インダクタンス透磁率μ(周波数IM
Hz。
・・・・・EPMA■構造・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・XRD■飽和磁化・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・VSM■インダク
タンス透磁率・・・インピーダンスアナライザ これらの測定結果に基づき、本発明にかかるニッケル鉄
系材料にッケル鉄ハフニウム合金)の、飽和磁化σ6の
組成に対する特性を求めた結果を第1図に示し、インダ
クタンス透磁率μ(周波数1M Hz、励磁磁場10m
0e)の組成に対する特性を求めた結果を第2図に示す
。また、比較のため、従来から用いられているニッケル
鉄モリブデン合金の、飽和磁化σ6の組成に対する特性
を第3図に示し、インダクタンス透磁率μ(周波数IM
Hz。
励磁磁場10m0e)の組成に対する特性を第4図に示
す。
す。
前記したとおり、軟磁性材料に対しては、インダクタン
ス透磁率μが2000以上であり、飽和磁化σ6が80
emu/9以上であることが要求されるが、第2図から
明らかなように、本発明にかかるニッケル鉄系材料にお
いては、実質的に、ニッケル含有率が72〜76vt%
であり、鉄含有率が14〜16wt%であり、かつハフ
ニウム含有率が10〜12wt%である領域では、20
00以上の高いインダクタンス透磁率が得られている。
ス透磁率μが2000以上であり、飽和磁化σ6が80
emu/9以上であることが要求されるが、第2図から
明らかなように、本発明にかかるニッケル鉄系材料にお
いては、実質的に、ニッケル含有率が72〜76vt%
であり、鉄含有率が14〜16wt%であり、かつハフ
ニウム含有率が10〜12wt%である領域では、20
00以上の高いインダクタンス透磁率が得られている。
これは、前記したとおり、ハフニウムを添加することに
よって、合金の結晶粒が微細化され、結晶磁気異方性と
磁歪とがともに小さくなるからである。
よって、合金の結晶粒が微細化され、結晶磁気異方性と
磁歪とがともに小さくなるからである。
したがって、かかる領域内でニッケル鉄系材料を作製す
れば、極めて高いインダクタンス透磁率を有する軟磁性
材料が得られる。
れば、極めて高いインダクタンス透磁率を有する軟磁性
材料が得られる。
一方、従来から用いられているニッケル鉄モリブデン合
金では、第4図から明らかなように、インダクタンス透
磁率μが2000以上となる領域は存在するが、この領
域は、実質的に、ニッケル含有率が86〜88vt%で
あり、鉄含有率が6〜9d%であり、かつモリブデン含
有率が4〜7wt%である。したがって、本発明にかか
るニッケル鉄系材料では、2000以上のインダクタン
ス透磁率が得られる領域が、従来のものより、鉄含有率
が高い側に大幅にずれていることがわかる。このため、
本発明にかかるニッケル鉄系材料では、鉄含有率が高い
分、飽和磁化σSが大きくなる。
金では、第4図から明らかなように、インダクタンス透
磁率μが2000以上となる領域は存在するが、この領
域は、実質的に、ニッケル含有率が86〜88vt%で
あり、鉄含有率が6〜9d%であり、かつモリブデン含
有率が4〜7wt%である。したがって、本発明にかか
るニッケル鉄系材料では、2000以上のインダクタン
ス透磁率が得られる領域が、従来のものより、鉄含有率
が高い側に大幅にずれていることがわかる。このため、
本発明にかかるニッケル鉄系材料では、鉄含有率が高い
分、飽和磁化σSが大きくなる。
すなわち、本発明にかかるニッケル鉄系材料においては
、第1図から明らかなように、インダクタンス透磁率μ
が2000以上となる領域Aでは、飽和磁化σ6が非常
に大きく、80〜87emu/9となっている。これに
対して、第3図から明らかなように、従来から用いられ
ているニッケル鉄モリブデン合金においては、インダク
タンス透磁率μが2000以上となる領域Bでは、飽和
磁化σSが40〜50eIllu/9である。したがっ
て、本発明によれば、従来のものに比較して、インダク
タンス透磁率μを2000以上の高水準に保持しつつ、
飽和磁化σSを約2倍に高められることがわかる。
、第1図から明らかなように、インダクタンス透磁率μ
が2000以上となる領域Aでは、飽和磁化σ6が非常
に大きく、80〜87emu/9となっている。これに
対して、第3図から明らかなように、従来から用いられ
ているニッケル鉄モリブデン合金においては、インダク
タンス透磁率μが2000以上となる領域Bでは、飽和
磁化σSが40〜50eIllu/9である。したがっ
て、本発明によれば、従来のものに比較して、インダク
タンス透磁率μを2000以上の高水準に保持しつつ、
飽和磁化σSを約2倍に高められることがわかる。
以上、本発明によれば、高いインダクタンス透磁率(2
000以上)と大きい飽和磁化(80e■U/9以上)
とを兼ね備えたニッケル鉄系材料を得ることができる。
000以上)と大きい飽和磁化(80e■U/9以上)
とを兼ね備えたニッケル鉄系材料を得ることができる。
第1図は、本発明にかかるニッケル鉄系材料の、飽和磁
化の組成に対する特性を示す図である。 第2図は、本発明にかかるニッケル鉄系材料の、インダ
クタンス透磁率の組成に対する特性を示す図である。 第3図は、従来から用いられているニッケル鉄モリブデ
ン合金の、飽和磁化の組成に対する特性を示す図である
。 第4図は、従来から用いられているニッケル鉄モリブデ
ン合金の、インダクタンス透磁率の組成に対する特性を
示す図である。
化の組成に対する特性を示す図である。 第2図は、本発明にかかるニッケル鉄系材料の、インダ
クタンス透磁率の組成に対する特性を示す図である。 第3図は、従来から用いられているニッケル鉄モリブデ
ン合金の、飽和磁化の組成に対する特性を示す図である
。 第4図は、従来から用いられているニッケル鉄モリブデ
ン合金の、インダクタンス透磁率の組成に対する特性を
示す図である。
Claims (3)
- (1)ニッケル鉄系合金に所定量のハフニウムを添加し
てなるニッケル鉄系材料。 - (2)請求項1に記載されたニッケル鉄系材料において
、 ニッケル含有率と鉄含有率の合計が88重量パーセント
から90重量パーセントまでの範囲内であり、ハフニウ
ム含有率が10重量パーセントから12重量パーセント
までの範囲内であることを特徴とするニッケル鉄系材料
。 - (3)請求項1に記載されたニッケル鉄系材料において
、 ニッケル含有率が72重量パーセントから76重量パー
セントまでの範囲内であり、鉄含有率が14重量パーセ
ントから16重量パーセントまでの範囲内であり、ハフ
ニウム含有率が10重量パーセントから12重量パーセ
ントまでの範囲内であることを特徴とするニッケル鉄系
材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23841590A JPH04120233A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | ニッケル鉄系材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23841590A JPH04120233A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | ニッケル鉄系材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04120233A true JPH04120233A (ja) | 1992-04-21 |
Family
ID=17029869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23841590A Pending JPH04120233A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | ニッケル鉄系材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04120233A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2745298A1 (fr) * | 1996-02-27 | 1997-08-29 | Imphy Sa | Alliage fer-nickel et bande laminee a froid a texture cubique |
-
1990
- 1990-09-07 JP JP23841590A patent/JPH04120233A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2745298A1 (fr) * | 1996-02-27 | 1997-08-29 | Imphy Sa | Alliage fer-nickel et bande laminee a froid a texture cubique |
| EP0792943A1 (fr) * | 1996-02-27 | 1997-09-03 | Imphy S.A. | Alliage fer-nickel et bande laminée à froid à texture cubique |
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