JPH04122748U - 密封シールを備えた地下構造物用蓋 - Google Patents

密封シールを備えた地下構造物用蓋

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JPH04122748U
JPH04122748U JP2761591U JP2761591U JPH04122748U JP H04122748 U JPH04122748 U JP H04122748U JP 2761591 U JP2761591 U JP 2761591U JP 2761591 U JP2761591 U JP 2761591U JP H04122748 U JPH04122748 U JP H04122748U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マンホール内部への泥水などの進入および重
量衝撃力による蓋本体の外れ、ガタツキを防止する。 【構成】 路面8に設けた蓋受け枠7を介してマンホー
ル9を覆うとともに、マンホール9内部へ貫通したバー
ル孔4を有する蓋本体1において、この蓋本体1が、そ
の外周側面に凹設したシール固定溝2と、このシール固
定溝2にはめ込むと同時に、蓋受け枠7の内周側面70
の全体を密封する接触部分30の断面を下方が小径とな
った少なくとも一山の鋸歯状に形成した密封シール3
と、バール孔4上方の蓋本体1を凹設し、かつ断面がバ
ール孔4の直径よりも大きい上とめ穴40と、この上と
め穴40にぴったり納まるヘッド50、バール孔4の直
径にほぼ等しいシャンク51、および蓋本体1の下面か
ら突出し、かつバール孔4の直径より少し大きい仮とめ
部52から構成してバール孔4を密封する密封ボルト体
5を備えたことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、地下構造物用蓋の構造に関し、特に、密封シールを備えて泥水な どの汚水やゴミや土砂が進入することを防止するとともに、車両が通過する際に 受ける重量衝撃力によるガタツキや外れを防止する密封シールを備えた地下構造 物用蓋の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3と図4とにおいて、従来技術の地下構造物用蓋6は、多くは鋳鉄よりなる 鉄板体であって、蓋受け枠7により路面8に設けたマンホール9などに取り付け ていた。そして、とりわけ電線ケーブルまたは通信ケーブル用のマンホールに取 り付ける地下構造物用蓋6においては、マンホール9を開くために通常2個のバ ール孔60を設けていた。このバール孔60は、外部から地下構造物用蓋6を貫 通してマンホール9内部へと連絡して、バール(図示せず)等で地下構造物用蓋 6を開く時に利用されていた。また、地下構造物用蓋6の外周側面61は、下方 が小径となった斜面を形成して、同じく下方が小径となった蓋受け枠7の内周側 面71と組み合わせて、車両通過に伴う重量衝撃力などにより地下構造物用蓋6 が外れることを防止していた。
【0003】 しかしながら、従来技術の地下構造物用蓋6においては、バール孔60がマン ホール9内部に貫通していたため、このバール孔60を通って泥水などの汚水や ゴミや土砂がマンホール9に進入していたため、マンホール9内部での作業に先 だってマンホール9内部を清掃することから開始しなければならなかった。この ため、作業の能率や作業員の健康に害をおよぼす結果となるとともに、清掃に伴 い周囲の環境を汚染することにもなっていた。
【0004】 そこで、図5に図示したように、例えば地下構造物用蓋6を貫通しないバール 穴62を設け、かつバール穴62の外表面に接する部分に引掛けバー63をそれ ぞれ地下構造物用蓋6と一体的に成形したものが見られた。
【0005】 ところが、図5のような従来技術により、バール穴62から泥水などがマンホ ール9に進入することは防止できたが、地下構造物用蓋6の外周縁から汚水など の進入を防止することはできず、また摩耗やサビにより引掛けバー63の破断が 多発していた。また、車両通過に伴う重量衝撃力に対しても対策が十分でなく、 積載制限ぎりぎりにまで重量物を積載したダンプトラックなどが高速で通過する と、路面8自体が大きく振動して、地下構造物用蓋6が蓋受け枠7から飛び上が って外れてしまっていた。さらに、地下構造物用蓋6が蓋受け枠7に接触する部 分も、車両の重量衝撃を絶えず受ける間に摩耗してガタツキを生じ、そこから泥 水などがマンホール9内部に容易に進入することになっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案が解決しようとする問題点は、従来技術の地下構造物用蓋が泥水など の進入を防止できなかったことと、車両通過に伴う地下構造物用蓋の外れやガタ ツキを防止できなかったことである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】
本考案は、路面に設けた蓋受け枠を介してマンホールを覆う蓋本体において、 この蓋本体が、その外周側面に凹設したシール固定溝と、このシール固定溝には め込むと同時に、蓋受け枠の内周側面の全体を密封する密封部分の断面を下方が 小径となった少なくとも一山の鋸歯状に形成した密封シールとを備えたことを特 徴とする密封シールを備えた地下構造物用蓋を要旨とする。また本考案は、路面 に設けた蓋受け枠を介してマンホールを覆うとともに、マンホールを開くために マンホール内部へ貫通したバール孔を有する蓋本体において、この蓋本体が、そ の外周側面に凹設したシール固定溝と、このシール固定溝にはめ込むと同時に、 蓋受け枠の内周側面の全体を密封する密封部分の断面を下方が小径となった少な くとも一山の鋸歯状に形成した密封シールと、バール孔の上方の蓋本体を凹設し 、かつ断面がバール孔の直径よりも大きい上とめ穴と、この上とめ穴にぴったり 納まるヘッド、バール孔の直径にほぼ等しい直径を有するシャンク、および蓋本 体の下面から突出し、かつバール孔の直径より少し大きい直径を有する仮とめ部 から構成してバール孔を密封する密封ボルト体を備えたことを特徴とする密封シ ールを備えた地下構造物用蓋を要旨とする。
【0008】 マンホール内部へ泥水などが進入すること、および重量衝撃力により蓋本体が 外れたりガタツキを生じることを防止するという目的を、蓋本体に密封シールを 取り付ける構造により実現した。
【0009】
【実施例】
図1と図2とにおいて、この考案の地下構造物用蓋は、蓋本体1と、蓋本体1 の外周側面に凹設したシール固定溝2と、このシール固定溝2にはめ込んで固定 される密封シール3と、蓋本体1の適当な場所に貫通して設けられるバール孔4 と、このバール孔4に挿入してバール孔4を密封する密封ボルト体5とを備える とともに、蓋受け枠7を介して路面8に設けたマンホール9を閉鎖する。
【0010】 蓋本体1の外周側面に凹設したシール固定溝2は、蓋本体1の外周側面全体に わたって凹設したもので、例えばゴム材などの柔軟材料からリング状に成形した 密封シール3をはめ込んで固定する。そして、この密封シール3が、蓋受け枠7 の内周側面70と接触する接触部分30を下方が小径となった少なくとも一山の 鋸歯状の形成して(本実施例では二山)、蓋受け枠7にはめられた蓋本体1が、 車両通過による重量衝撃力でも外れないようにするとともに、蓋本体1と蓋受け 枠7との間に密封シール3を介在させることにより、路面8から蓋受け枠7に伝 達される震動を吸収して緩和させる。もちろん、蓋本体1と蓋受け枠7との間は 、密封シール3で密封されるので、マンホール9内部に泥水などの汚水やゴミや 土砂が進入することを防止できる。
【0011】 蓋本体1に設けたバール孔4は、蓋本体1を貫通するタイプのものであり、外 表面に接して断面がバール孔4の直径よりも大きい上とめ穴40を設けることで 、密封ボルト体5のヘッド50を整合状態で収納し、密封ボルト体5のうち、バ ール孔4の直径にほぼ等しい直径を有するシャンク51を挿入し、密封ボルト体 5のうち、バール孔4の直径より少し大きい直径を有する仮とめ部52を蓋本体 1の下面から突出している。この密封ボルト体5も、例えばゴム材のような柔軟 材料で成形されることが望ましく、バール孔4から容易に取り外してバール(図 示せず)を差し込めるように、仮とめ部52の直径を少しだけ大きく形成してい る。
【0012】 なお、この考案の密封シールを備えた地下構造物用蓋の構造を、例えば図5に 図示したような地下構造物用蓋6を貫通しないバール穴62にも適用できること は明らかであり、密封ボルト体5を設けないだけであるので、詳細な説明は省略 する。
【0013】
【考案の効果】
以上に説明したように、この考案の密封シールを備えた地下構造物用蓋は、簡 単な構造により、泥水などの汚水やゴミや土砂がマンホールに進入することを有 効に防止するとともに、蓋本体と蓋受け枠との間に密封シールを介在させること で、路面からの重量衝撃等を吸収して、蓋本体の蓋受け枠からの外れやガタツキ を未然に防止するので、産業上の実用性を備えたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の好適な実施例を示す要部断面表示の
分解側面図である。
【図2】この考案の好適な実施例を示す断面表示の側面
図である。
【図3】従来技術の一例を示す斜視図である。
【図4】同じく従来技術の一例を示す断面表示の側面図
である。
【図5】従来技術の別な一例を示す断面表示の側面図で
ある。
【符号の説明】
1 蓋本体 2 シール固定穴 3 密封シール 4 バール孔 5 密封ボルト体 30 接触部分 40 上とめ穴 50 ヘッド 51 シャンク 52 仮とめ部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面に設けた蓋受け枠を介してマンホー
    ルを覆う蓋本体において、この蓋本体が、その外周側面
    に凹設したシール固定溝と、このシール固定溝にはめ込
    むと同時に、蓋受け枠の内周側面の全体を密封する密封
    部分の断面を下方が小径となった少なくとも一山の鋸歯
    状に形成した密封シールとを備えたことを特徴とする密
    封シールを備えた地下構造物用蓋。
  2. 【請求項2】 路面に設けた蓋受け枠を介してマンホー
    ルを覆うとともに、マンホールを開くためにマンホール
    内部へ貫通したバール孔を有する蓋本体において、この
    蓋本体が、その外周側面に凹設したシール固定溝と、こ
    のシール固定溝にはめ込むと同時に、蓋受け枠の内周側
    面の全体を密封する密封部分の断面を下方が小径となっ
    た少なくとも一山の鋸歯状に形成した密封シールと、バ
    ール孔の上方の蓋本体を凹設し、かつ断面がバール孔の
    直径よりも大きい上とめ穴と、この上とめ穴にぴったり
    納まるヘッド、バール孔の直径にほぼ等しい直径を有す
    るシャンク、および蓋本体の下面から突出し、かつバー
    ル孔の直径より少し大きい直径を有する仮とめ部から構
    成してバール孔を密封する密封ボルト体を備えたことを
    特徴とする密封シールを備えた地下構造物用蓋。
JP2761591U 1991-04-22 1991-04-22 密封シールを備えた地下構造物用蓋 Pending JPH04122748U (ja)

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