JPH04123198U - 複合クツシヨン体 - Google Patents

複合クツシヨン体

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JPH04123198U
JPH04123198U JP3661891U JP3661891U JPH04123198U JP H04123198 U JPH04123198 U JP H04123198U JP 3661891 U JP3661891 U JP 3661891U JP 3661891 U JP3661891 U JP 3661891U JP H04123198 U JPH04123198 U JP H04123198U
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JP
Japan
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urethane
pad material
cushion body
fibrous
mold
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JP3661891U
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English (en)
Inventor
健 峰岸
清嗣 高畠
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NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案の主要な目的は、成形が容易で異硬度品
が得られ、かつベントホールも不要となすことのできる
複合クッション体を提供することにある。 【構成】クッション体1Aは、ウレタンパッド材12と
繊維質パッド材13とからなる。繊維質パッド材13
は、ポリエステル綿等の合成繊維からなる繊維集合体の
繊維相互を、ウレタンバインダによってバインドしたも
のであり、通気性を有している。ウレタンパッド材12
は、繊維質パッド材13をウレタンフォーム成形用の型
内にセットした状態で所定形状に発泡成形される。ウレ
タンパッド材12と繊維質パッド材13は互いに一体化
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば乗物用シートや家具,寝具類のパッドなどに好適な複合クッ ション体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用シートや家具,寝具類のクッション用としてウレタンフォーム のモールド成形品が多用されてきた。ウレタンフォームは所定形状への成形が比 較的容易であり、しかも適度な弾性や耐へたり性を備えているが、通気性に改善 すべき点がある。一方、繊維を樹脂バインダによってバインドした通気性を有す る繊維質パッドも開発されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ウレタンフォームの成形品は、部分的に硬度の異なるいわゆる異硬度品を一体 成形することに困難を伴う。またウレタンフォームの成形に使用される型には、 発泡成形時に発生するガスを逃がすためのベントホールが必要である。そしてこ のベントホール内にウレタンの一部が入り込んで硬化するため、発泡成形後に、 ベントホール内で硬化している余分なウレタンを切除しなければならない。この ことは工数の増加につながるだけでなく、産業廃棄物を生み出す原因となる。
【0004】 一方、繊維質パッドの場合には、バインダによって固められる前の綿状の繊維 集合体は柔らかく不定形であるため扱いにくい。このため、繊維集合体を型の内 部に成形品の形状に応じて正しくかつ所定の密度でセットする作業に困難を伴い 、手間のかかる手作業に頼らざるを得ないのが現状である。このため加工時間が 長く、コストの高いものとなっていた。
【0005】 従って本考案の目的は、成形に要する時間が比較的短くてすみ、異硬度品も比 較的容易に得ることができ、かつ発泡成形用の型のベントホールを省略すること が可能な複合クッション体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を果たすために開発された本考案の複合クッション体は、繊維の集合 体である綿の繊維相互を樹脂バインダでバインドした通気性を有する繊維質パッ ド材と、上記繊維質パッド材と一体に所定の形状に発泡成形されたウレタンフォ ームからなるウレタンパッド材とを具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案における繊維質パッド材とウレタンパッド材は、必要に応じて適宜箇所 に配置される。この繊維質パッド材はクッション体の一部に使用されるから、繊 維の扱いが容易であり、型内へのセッティングも容易に行える。本考案の複合ク ッション体は、通気性を有する繊維質パッド材をウレタンフォーム成形用の型に セットした状態でウレタンパッド材の発泡成形を行うことができるから、発泡成 形時に生じるガスを繊維質パッド材に逃がすことができる。従ってベントホール を省略ないし軽減することが可能である。繊維質パッド材はウレタンパッド材と のマッチングが良く、これら双方の硬度を適宜に設定することによって、部分的 に硬さの異なる異硬度品が得られる。
【0008】
【実施例】
以下に本考案の一実施例について図1ないし図3を参照して説明する。 図1に示された乗物用シート等に使われる複合クッション体1Aは、着座荷重 等を支える部分としての主部10と、この主部10の両側に位置するサイドサポ ート部11を備えている。主部10はウレタンフォームの成形品であるウレタン パッド材12からなる。サイドサポート部11は、その大部分を構成するウレタ ンパッド材12と、側面部に配された繊維質パッド材13とによって構成されて いる。
【0009】 繊維質パッド材13は、多数の繊維を立体的に絡み合わせた繊維集合体の繊維 相互の交絡点を、ウレタン系バインダによってバインドしたものであり、適度な 弾性と耐へたり性および優れた通気性を有している。
【0010】 ウレタンパッド材12は、後述する型21によって繊維質パッド材13と一体 に所定形状に発泡成形されている。繊維質パッド材13の端部13aは、ウレタ ンパッド材12の内部に埋込まれた状態となっている。
【0011】 上記クッション体1Aの製造工程の一例について以下に説明する。 ポリエステル綿(ハイバル6d;帝人株式会社商品名)に水性ウレタンエマル ジョンを含浸させたのち、遠心分離機等の処理装置によって、ウレタンの樹脂分 がポリエステル綿に対して50重量%となるように、過剰のウレタンエマルジョ ンを脱液する。それを図2に例示されるような繊維質パッド成形用の簡易型20 にセットし、乾燥炉に通すことによってウレタンエマルジョンを硬化させる。こ うして、密度が50kg/m3 の所定形状の繊維質パッド材13を成形する。
【0012】 上記繊維質パッド材13を、図3に例示するようなウレタンフォーム成形用の 型21にセットし、型21内にウレタンフォーム原液を注入することにより、所 定形状のウレタンパッド材12を繊維質パッド材13と一体に成形する。
【0013】 こうして得られた複合クッション体1Aは、サイドサポート部11に繊維質パ ッド材13が配置され、かつ繊維質パッド材13の上端部13aがウレタンパッ ド材12に埋込まれた状態となっているので、上下方向に硬さが徐変し、いわゆ る上下異硬度品が得られる。このことにより、表面感触が良く、異物感が無く、 しかも適度な硬さのクッション体1Aが得られる。
【0014】 図4は本考案の第2実施例を示すものであり、クッション体1Bの底部に繊維 質パッド材25が配置されている。その他の部位には、前述したものと同様のウ レタンパッド材12が用いられている。このクッション体1Bの製造工程の一例 は次の通りである。
【0015】 ポリエステル綿(ハイバル14d;帝人株式会社商品名)に水性ウレタンエマ ルジョンを含浸させたのち、遠心分離機等の処理装置によって、ウレタンの樹脂 分がポリエステル綿に対して50重量%となるように、過剰のウレタンエマルジ ョンを脱液する。それを繊維質パッド成形用の簡易型にセットし、乾燥炉に通す ことによりウレタンエマルジョンを硬化させる。こうして密度が50kg/m3 の繊維質パッド材25を成形する。この繊維質パッド材25を、ウレタンフォー ム成形用の型にセットし、型内にウレタンフォーム原液を注入することにより、 所定形状のウレタンパッド材12を繊維質パッド材25と一体に成形する。この 第2実施例によれば、面剛性の高いクッション体1Bが得られる。
【0016】 図5は本考案の第3実施例を示し、クッション体1Cの主部10に繊維質パッ ド材30が使われた例である。このクッション体1Cの製造工程の一例は次の通 りである。
【0017】 ポリエステル綿(ハイバル6d;偏平断面のもの)に水性ウレタンエマルジョ ンを含浸させたのち、遠心分離機等の処理装置によって、ウレタンの樹脂分がポ リエステル綿に対して50重量%となるように、過剰のウレタンエマルジョンを 脱液する。それを繊維質パッド成形用の簡易型にセットし、乾燥炉に通すことに よってウレタンエマルジョンを硬化させる。こうして、密度が30kg/m3 の 繊維質パッド材30を成形する。
【0018】 図6に示されるように、上記繊維質パッド材30をウレタンフォーム成形用の 型21にセットし、型21内にウレタンフォーム原液を注入することにより、所 定形状のウレタンパッド材12を繊維質パッド材30と一体に成形する。
【0019】 この第3実施例のクッション体1Cは、着座荷重を支える主部10に通気性の 繊維質パッド材30が使われているために、通気性に優れ、着座時の蒸れ感を少 なくすることができる。また、主部10の両側31に数mm程度の幅のウレタン含 浸層ができるため、部分異硬度のクッション体1Cを得ることが可能である。こ のクッション体1Cは、主部10とサイドサポート部11との境界部分において 硬さを徐変させることができるため、部分的な折れ皺の発生や異物感の発生を回 避することができる。
【0020】 図7に示された本考案の第4実施例のクッション体1Dにおいては、主部10 に第1の繊維質パッド材30が使われ、サイドサポート部11に第2の繊維質パ ッド材13が使われている。それ以外の箇所はウレタンパッド材12の一体成形 品である。このクッション体1Dの製造工程の一例は次の通りである。
【0021】 ポリエステル綿(ハイバル14d)に水性ウレタンエマルジョンを含浸させた のち、遠心分離機等の処理装置によって、ウレタンの樹脂分がポリエステル綿に 対して50重量%となるように、過剰のウレタンエマルジョンを脱液する。それ を第1の繊維質パッド成形用の簡易型と第2の繊維パッド成形用の簡易型にセッ トし、それぞれ乾燥炉に通すことによって、ウレタンエマルジョンを硬化させる 。これにより、密度が30kg/m3 の第1の繊維質パッド材30と、密度が5 0kg/m3 の第2の繊維質パッド材13を成形する。
【0022】 上記繊維質パッド材13,30を、ウレタンフォーム成形用の型にセットし、 型内にウレタンフォーム原液を注入することにより、所定形状のウレタンパッド 材12を繊維質パッド材13,30と一体に成形する。
【0023】 この第4実施例のクッション体1Dは、通気性に優れるとともに、サイドサポ ート部11において上下方向に硬さが徐変する異硬度品が得られる。しかもこの クッション体1Dは、内部がしっかりしていてかつ表面が柔らかく感触が良いと いった長所がある。このため、従来のクッション体において表面感触を良くする ために使用されているカバーパッドを廃止することも可能である。
【0024】 上記いずれの実施例の場合も、クッション体1A〜1Dの一部分のみに繊維質 パッド材13,25,30が用いられているから、クッション体の全部を繊維質 パッド材によって成形する場合に比較して、成形時の繊維の取扱いが容易である 。すなわち、予め所定形状に成形されている比較的小さな繊維質パッド材13, 25,30を、ウレタンフォーム成形用の型21にセットすればよく、繊維の扱 いが容易であって機械化も可能である。またウレタン発泡時に生じるガスを通気 性の繊維質パッド材13,25,30に逃がすことができるので、発泡成形用の 型におけるベントホールの全部または一部を廃止することができる。従って、ベ ントホール内で硬化したウレタンの「ばり」を切除する必要もなくなる。
【0025】 本考案の複合クッション体は、上記実施例以外の各種乗物用シートあるいは家 具・寝具類のクッション等に適用できることは言うまでもない。従って繊維質パ ッド材やウレタンパッド材の形状等の具体的態様は、本考案の要旨を逸脱しない 範囲で適宜に変更して実施すればよい。
【0026】
【考案の効果】
本考案によれば、所望の硬さ分布の異硬度品を容易に成形できるとともに加工 時間も比較的短くてすむ。また、ウレタンの発泡成形用の型のベントホールを省 略することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す複合クッション体の
断面図。
【図2】図1に示されたクッション体に使われる繊維質
パッド材成形用の型の断面図。
【図3】図1に示されたクッション体に使われるウレタ
ンフォーム成形用の型の一部の断面図。
【図4】本考案の第2実施例を示す複合クッション体の
一部の断面図。
【図5】本考案の第3実施例を示す複合クッション体の
一部の断面図。
【図6】図5に示されたクッション体に使われるウレタ
ンフォーム成形用の型の一部の断面図。
【図7】本考案の第4実施例を示す複合クッション体の
一部の断面図。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D…クッション体、10…主部、
11…サイドサポート部、12…ウレタンパッド材、1
3…繊維質パッド材,21…ウレタンフォーム成形用の
型、25,30…繊維質パッド材。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58 4F

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維の集合体である綿の繊維相互を樹脂バ
    インダでバインドした通気性を有する繊維質パッド材
    と、上記繊維質パッド材と一体に所定の形状に発泡成形
    されたウレタンフォームからなるウレタンパッド材とを
    具備したことを特徴とする複合クッション体。
  2. 【請求項2】上記繊維が合成繊維であり、かつ樹脂バイ
    ンダがウレタンバインダである請求項1記載の複合クッ
    ション体。
  3. 【請求項3】他の部位よりも硬さが必要とされる箇所に
    上記繊維質パッド材を配置し、かつこの繊維質パッド材
    の端部が上記ウレタンパッド材に埋設されている請求項
    1記載の複合クッション体。
JP3661891U 1991-04-22 1991-04-22 複合クツシヨン体 Pending JPH04123198U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014128359A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Toyo Tire & Rubber Co Ltd シートクッションパッド
JP2015223873A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 株式会社タチエス シートのパッド及びシート

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JPS56166885A (en) * 1980-05-26 1981-12-22 Ikeda Bussan Co Manufacture of cushion material
JPS5757647A (en) * 1980-09-25 1982-04-06 Fuji Electric Co Ltd Manufacture of honeycomb rectifying body

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