JPH04127427U - 変速機の同期装置 - Google Patents
変速機の同期装置Info
- Publication number
- JPH04127427U JPH04127427U JP3307291U JP3307291U JPH04127427U JP H04127427 U JPH04127427 U JP H04127427U JP 3307291 U JP3307291 U JP 3307291U JP 3307291 U JP3307291 U JP 3307291U JP H04127427 U JPH04127427 U JP H04127427U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricating oil
- groove
- inner ring
- cone
- ring
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダブルシンクロ機構におけるコーン面に潤滑
油を効率良く導くことにより、耐久性の向上を図ること
を目的とする。 【構成】 インナリング8のアウタリング9との連結側
端部に、連結用凹溝11を形成し、アウタリング9のイ
ンナリング8との連結側端部に、連結用凹溝11に挿入
される連結用爪部12を形成する。インナリング8の内
周面には、周方向に環状に連なり連結用凹溝11と連通
する潤滑油溝14を形成する。このように、潤滑油溝1
4を形成したことによって、ギヤ4,5のスラスト側端
面から導かれる潤滑油を効率良く、コーン面15,16
に取り入れることができ、コーン面15,16の潤滑が
効果的に行える。
油を効率良く導くことにより、耐久性の向上を図ること
を目的とする。 【構成】 インナリング8のアウタリング9との連結側
端部に、連結用凹溝11を形成し、アウタリング9のイ
ンナリング8との連結側端部に、連結用凹溝11に挿入
される連結用爪部12を形成する。インナリング8の内
周面には、周方向に環状に連なり連結用凹溝11と連通
する潤滑油溝14を形成する。このように、潤滑油溝1
4を形成したことによって、ギヤ4,5のスラスト側端
面から導かれる潤滑油を効率良く、コーン面15,16
に取り入れることができ、コーン面15,16の潤滑が
効果的に行える。
Description
【0001】
本考案は、変速機の同期装置に関し、特に、インナリングとアウタリングとを
連結してなるダブルシンクロ機構のコーン面潤滑構造に関する。
【0002】
従来、変速機の同期装置として、インナリングとアウタリングとを連結してな
るダブルシンクロ機構を有するものがある(特開昭62−52241号公報,特
開平1−12043号公報等参照)
かかるインナリングとアウタリングとは、該インナリングの一方の端部の複数
位置に形成された連結用凹溝と、アウタリングの一方の端部内周面の複数位置に
形成された連結用爪部と、を係合させることによって連結するようにしている。
【0003】
しかしながら、上述のような従来のダブルシンクロ機構にあっては、特に、イ
ンナリングの外周面と中間コーンであるダブルコーンの内周面との接触面である
インナコーン面及びアウタリングの内周面と該ダブルコーンの外周面との接触面
であるアウタコーン面の潤滑が困難であり、焼き付きを生じる等、両リング及び
ダブルコーンの耐久性に難点があった。
【0004】
そこで、本考案は以上のような従来の問題点に鑑み、ダブルシンクロ機構にお
けるコーン面に潤滑油を効率良く導くことのできる方策を施すことにより、耐久
性の向上を図ることを目的とする。
【0005】
このため、本考案の変速機の同期装置は、インナリングの一方の端部の複数位
置に形成された連結用凹溝に、アウタリングの一方の端部内周面の複数位置に形
成された連結用爪部を挿通して、両リングを連結してなるダブルシンクロ機構を
有する変速機の同期装置において、前記インナリングの内周面に、周方向に環状
に連なり前記連結用凹溝と連通する潤滑油溝を形成した構成とする。
【0006】
かかる構成において、ダブルシンクロ機構の潤滑は、外周面側からの潤滑油の
飛沫による潤滑と、内周面側からギヤのスラスト側端面から導かれる潤滑油によ
る潤滑と、が期待できる。
そして、インナリングの内周面に、連結用凹溝と連通する環状の潤滑油溝を形
成したことによって、ギヤのスラスト側端面から導かれる潤滑油を効率良く、コ
ーン面に取り入れることができる。
【0007】
即ち、インナリングの内周面に遠心力によって飛散して付着した潤滑油のうち
ダブルシンクロ機構の内端側に流れる潤滑油は、潤滑油溝に溜まる。溜まった潤
滑油は潤滑油溝からオーバフローするまでは、唯一の出口として、インナリング
内周面の連結用凹溝へと流れる。この連結用凹溝へと流れた潤滑油は、インナコ
ーン面にかかる連結用凹溝の深い部位から直接的に該インナコーン面に誘導され
る。又、連結用凹溝へと流れた潤滑油は、アウタコーン面にも誘導される。
【0008】
以上のようにギヤのスラスト側端面から導かれる潤滑油を効率良くコーン面に
取り入れることができる結果、インナコーン面及びアウタコーン面の潤滑が効果
的に行える。
【0009】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本考案に係る変速機の同期装置の一実施例を示す図で、シャフト1には
クラッチハブ2が結合されており、該クラッチハブ2にスプライン嵌合されて軸
方向にスライド可能なハブスリーブ3と、上記のシャフト1に遊嵌されたギヤ4
,5に固設されたギヤスプライン6,7とが設けられている。
【0010】
又、上記クラッチハブ2側部に設けられて外周面に係合面を備えたインナリン
グ8と、上記ギヤスプライン6,7と一体的に回転する中間コーンであるダブル
コーン10と、前記インナリング8に連結され、前記ハブスリーブ3のスライド
操作時にインナリング8との間で上記ダブルコーン10を挟持することにより、
上記ギヤスプライン6,7とクラッチハブ2とを同期させるアウタリング9とが
設けられている。
【0011】
ここで、図2も参照すると、上記インナリング8のアウタリング9との連結側
端部には、連結用凹溝11が形成されている。この連結用凹溝11は周方向に1
20°ずつの角度離間した3個所に形成される。
一方、図3も参照すると、上記アウタリング9のインナリング8との連結側端
部には、連結用爪部12が形成されている。即ち、アウタリング9の連結側端部
の内周面の図示しないディテント部が位置する部分を除いてフランジ部13が形
成され、このフランジ部13の内周面から中心方向に突出して形成され、周方向
に120°ずつの角度離間した3個所に形成される。
【0012】
ここで、前記インナリング8の内周面には、周方向に環状に連なり前記連結用
凹溝11と連通する潤滑油溝14が形成される。
尚、前記インナリング8の連結用凹溝11は、インナコーン面15に若干かか
るような深さに設定される。
次に、かかる構成の作用・効果について説明する。
【0013】
ダブルシンクロ機構の潤滑は、外周面側からの潤滑油の飛沫による潤滑と、内
周面側からギヤ4,5のスラスト側端面から導かれる潤滑油による潤滑と、が期
待できる。
そして、インナリング8の内周面に、連結用凹溝11と連通する潤滑油溝14
を形成したことによって、ギヤ4,5のスラスト側端面から導かれる潤滑油を効
率良く、コーン面15,16に取り入れることができる。
【0014】
即ち、インナリング8の内周面に遠心力によって飛散して付着した潤滑油のう
ちダブルシンクロ機構の内端側に流れる潤滑油は、潤滑油溝14に溜まる。溜ま
った潤滑油は潤滑油溝14からオーバフローするまでは、唯一の出口として、イ
ンナリング8内周面の連結用凹溝11へと流れる。この連結用凹溝11へと流れ
た潤滑油は、インナコーン面15にかかる連結用凹溝11の深い部位から直接的
に該インナコーン面15に誘導される。又、連結用凹溝11へと流れた潤滑油は
、アウタリング9のフランジ部13をガイドとしてアウタコーン面16に誘導さ
れる。
【0015】
以上のようにギヤ4,5のスラスト側端面から導かれる潤滑油を効率良くコー
ン面15,16に取り入れることができる結果、インナコーン面15及びアウタ
コーン面16の潤滑が効果的に行え、焼き付きを防止できる等、両リング8,9
及びダブルコーン10の耐久性を向上することができる。
尚、上記実施例の構造は、本考案の構造的制約を示すものではなく、本考案は
実用新案登録請求の範囲に記載された範囲内で変形が自由である。
【0016】
以上説明したように、本考案の変速機の同期装置によれば、ダブルシンクロ機
構におけるインナリングの内周面に、周方向に環状に連なりインナリング内周面
に形成されたアウタリングとの連結用凹溝と連通する潤滑油溝を形成するように
したから、潤滑油を効率良くコーン面に取り入れることができ、コーン面の潤滑
が効果的に行え、両リング等の耐久性を向上することができる実用的効果大なる
ものである。
【図1】 本考案に係る変速機の同期装置の一実施例を
示す断面図
示す断面図
【図2】 インナリングの構造を示す図で、(A)は正
面断面図、(B)は側面図
面断面図、(B)は側面図
【図3】 アウタリングの構造を示す図で、(A)は正
面断面図、(B)は側面図
面断面図、(B)は側面図
【図4】 図2中A部拡大図
8 インナリング
9 アウタリング
11 連結用凹溝
12 連結用爪部
14 潤滑油溝
Claims (1)
- 【請求項1】 インナリングの一方の端部の複数位置に
形成された連結用凹溝に、アウタリングの一方の端部内
周面の複数位置に形成された連結用爪部を挿通して、両
リングを連結してなるダブルシンクロ機構を有する変速
機の同期装置において、前記インナリングの内周面に、
周方向に環状に連なり前記連結用凹溝と連通する潤滑油
溝を形成したことを特徴とする変速機の同期装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991033072U JP2547054Y2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 変速機の同期装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991033072U JP2547054Y2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 変速機の同期装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04127427U true JPH04127427U (ja) | 1992-11-19 |
| JP2547054Y2 JP2547054Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=31915840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991033072U Expired - Lifetime JP2547054Y2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 変速機の同期装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547054Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014514987A (ja) * | 2011-04-28 | 2014-06-26 | ジャガー・ランド・ローバー・リミテッド | 自動車及び、自動車を制御する方法、動力伝達装置及び、動力伝達装置を制御する方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02130432U (ja) * | 1989-04-03 | 1990-10-26 |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP1991033072U patent/JP2547054Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02130432U (ja) * | 1989-04-03 | 1990-10-26 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014514987A (ja) * | 2011-04-28 | 2014-06-26 | ジャガー・ランド・ローバー・リミテッド | 自動車及び、自動車を制御する方法、動力伝達装置及び、動力伝達装置を制御する方法 |
| US9718355B2 (en) | 2011-04-28 | 2017-08-01 | Jaguar Land Rover Limited | Vehicle and method of controlling a vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2547054Y2 (ja) | 1997-09-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |