JPH04127439U - 防振支承 - Google Patents
防振支承Info
- Publication number
- JPH04127439U JPH04127439U JP4258091U JP4258091U JPH04127439U JP H04127439 U JPH04127439 U JP H04127439U JP 4258091 U JP4258091 U JP 4258091U JP 4258091 U JP4258091 U JP 4258091U JP H04127439 U JPH04127439 U JP H04127439U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- laminate
- plates
- outer periphery
- elastic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 積層体の最上下の硬質板に水分や空気が侵入
してその硬質板が腐食することを簡便な手段により防止
して耐久性の向上を図ることにある。 【構成】 複数の硬質板(1)…とゴム状弾性板(2)
…とを交互に積層し、その積層体(3)の外周をゴム状
弾性材(4)で被覆した防振支承において、上記積層体
(3)の外周のゴム状弾性材(4)を延在させて最上下
に位置する硬質板(1a)の上下面外周部より突出した食
み出し部(7)を設ける。この食み出し部(7)は、上
下部構造物間への取り付け時、上記積層体(3)の最上
下の硬質板(1a)の上下面外周部で弾性変形して圧潰
し、上下部構造物との間に隙間が形成されることなくそ
の弾性変形で圧潰した食み出し部(7)により最上下の
硬質板(1a)を確実に保護する。
してその硬質板が腐食することを簡便な手段により防止
して耐久性の向上を図ることにある。 【構成】 複数の硬質板(1)…とゴム状弾性板(2)
…とを交互に積層し、その積層体(3)の外周をゴム状
弾性材(4)で被覆した防振支承において、上記積層体
(3)の外周のゴム状弾性材(4)を延在させて最上下
に位置する硬質板(1a)の上下面外周部より突出した食
み出し部(7)を設ける。この食み出し部(7)は、上
下部構造物間への取り付け時、上記積層体(3)の最上
下の硬質板(1a)の上下面外周部で弾性変形して圧潰
し、上下部構造物との間に隙間が形成されることなくそ
の弾性変形で圧潰した食み出し部(7)により最上下の
硬質板(1a)を確実に保護する。
Description
【0001】
本考案は防振支承に関し、詳しくは、地震・機械振動・交通振動などにより構
造物〔建築物・橋・タンク等〕や、機器類〔電子計算機・医療機器・保安機器・
精密製造機器・分析解析機器等〕、美術工芸品類に入力される加速度を低減する
防振支承に関する。
【0002】
構造物、各種機器類や美術工芸品類などに入力される加速度を低減させる防振
支承としては、例えば、複数の硬質板とゴム状弾性板とを交互に積層した積層ゴ
ムタイプのものがある。
【0003】
この積層ゴムタイプの防振支承としては、例えば、図7及び図8や図9及び10
に示すものがある。
【0004】
図7及び図8に示す防振支承は、複数の硬質板(1)…とゴム状弾性板(2)
…とを交互に積層した積層体(3)を加硫接着により一体化したものであり、図
9及び図10に示す防振支承は、複数の硬質板(1)…とゴム状弾性板(2)…と
を交互に積層し、その積層体(3)の外周に耐候性のあるゴム状弾性材(4)を
被覆して加硫接着により一体化したものである。
【0005】
上記構造を有する各防振支承は、図8及び図10に示すように積層体(3)の最
上下に位置する硬質板(1a)を取り付け板(5)を介して建築物や床などの上部
構造物(6)及び基礎やコンクリートスラブなどの下部構造物〔図示せず〕に固
着することにより両者間に介設される。
【0006】
ところで、上述した防振支承では、上部構造物(6)と下部構造物との間に設
置する場合、積層体(3)の最上下の硬質板(1a)を取り付け板(5)を介して
ボルト等で上下部構造物に固定するようにしている。通常、上記積層体(3)の
最上下の硬質板(1a)は塗装処理やメッキ処理により腐食を防止するようにして
いる。
【0007】
しかしながら、図7及び図8に示す防振支承では、その最上下の硬質板(1a)
の外周部が露出しているため、取り付け時などにその硬質板(1a)に傷が付きや
すく、一旦、傷が付くと硬質板(1a)の腐食が進行していって耐久性が大幅に低
下するという問題があった。そこで、上記硬質板(1a)の外周部に耐候性のテー
プを巻き付けることもしているが、作業性が悪く、長時間経過すると上記テープ
が切れやすく、その結果、水分や空気が入り込んで硬質板(1a)の腐食が進行す
ることになる。
【0008】
また、図9及び図10に示す防振支承では、上述したような耐候性のテープを巻
き付けるという作業を必要とすることがなくて積層体(3)の側面、特に、最上
下の硬質板(1a)の外周部に耐候性のゴム状弾性材(4)を予め加硫接着により
一体化しているので上記問題も解決される。ところが、上記ゴム状弾性材(4)
は最上下の硬質板(1a)の側面までであるため、図10に示すように取り付け板(
5)とゴム状弾性材(4)との間に隙間(m)が発生しやすく、その隙間(m)
から水分や空気が入り込んで硬質板(1a)の腐食が進行していくことになり、30
〜100年という長期間の腐食防止を要求される防振支承としては耐久性が不十分
であるという問題が残っている。
【0009】
そこで、本考案は上記問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするとこ
ろは、簡便な手段により耐久性の向上が図り得る防振支承を提供することにある
。
【0010】
本考案における上記目的を達成するための技術的手段は、複数の硬質板とゴム
状弾性板とを交互に積層し、その積層体の外周をゴム状弾性材で被覆した防振支
承において、上記積層体の外周のゴム状弾性材を延在させて最上下に位置する硬
質板の上下面外周部より突出した食み出し部を設けたことである。
【0011】
本考案に係る防振支承では、積層体の外周のゴム状弾性材を延在させて最上下
に位置する硬質板の上下面外周部より突出した食み出し部を設けたことにより、
上部構造物と下部構造物との間に取り付け板及びボルト等による取り付けでもっ
て介設した時、上記積層体の最上下の硬質板の上下面外周部で食み出し部が弾性
変形して圧潰し、ゴム状弾性材と取り付け板との間に隙間が形成されることなく
その弾性変形で圧潰した食み出し部により最上下の硬質板を確実に保護する。
【0012】
本考案に係る防振支承の実施例を図1乃至図6を参照しながら説明する。尚、
図9及び図10に示す防振支承と同一部分には同一参照符号を付して重複説明は省
略する。
【0013】
本考案の特徴は、図1に示すように積層体(3)の外周を被覆するゴム状弾性
材(4)にある。具体的には、上記積層体(3)の外周のゴム状弾性材(4)を
延在させて最上下に位置する硬質板(1a)の上下面外周部より突出した食み出し
部(7)を設ける。この食み出し部(7)は、以下に述べる各実施例のように種
々の形態を有する。
【0014】
図2に示す第1の実施例では、上記食み出し部(7)を、積層体(3)の外周
のゴム状弾性材(4)を最上下の硬質板(1a)を越えた高さまで形成したものと
する。
【0015】
図3に示す第2の実施例では、積層体(3)の最上下の硬質板(1a)の上下面
の外周端縁部に段付状に切り欠き部(8)を形成した上で、食み出し部(7)を
、ゴム状弾性材(4)を上記切り欠き部(8)まで延在させて加硫接着等により
一体的に固着したものとする。この時、切り欠き部(8)まで延在させたゴム状
弾性材(4)については、最上下の硬質板(1a)の上下面よりも突出した高さを
有するものでなければならない。
【0016】
図4に示す第3の実施例では、積層体(3)の最上下の硬質板(1a)の上下面
の外周端縁部に段付状に切り欠き部(8)を形成すると共にその切り欠き部(8
)に環状の溝(9)を形成した上で、食み出し部(7)を、ゴム状弾性材(4)
を上記切り欠き部(8)まで延在させてその先端部分を溝(9)に嵌め込んだも
のとする。この場合、上記ゴム状弾性材(4)を加硫接着等により一体的に固着
する以外にも、ゴム状弾性材(4)の先端部分が切り欠き部(8)の溝(9)に
嵌入しているので加硫接着等の固着を必ずしも必要としない。
【0017】
図5に示す第4の実施例では、上述した第2の実施例の変形例として、食み出
し部(7)の形状を凸状とし、後述するように取り付け板に圧潰されるゴム状弾
性材の量をできるだけ少なくしながらも、所望のシール効果が得られるものとす
る。
【0018】
尚、上記各実施例での食み出し部(7)の形態はあくまでも一例であり、本考
案はこれらに限定されることなく、他の種々の形態のものでも適用可能であるの
は勿論である。また、支承の形態も図1に示す積層構造のほか、積層体の中心部
に貫通孔を形成したもの、又、その中心部に設けた貫通孔に流体や粘弾性体を配
置したもの等においても同様に適用できる。
【0019】
上記食み出し部(7)でのゴム状弾性材(4)の材質は、積層体(3)のゴム
状弾性板(2)…と同一のものでもよいが、好ましくはエチレンプロピレンゴム
等の耐候性を有するものがよい。また、上記ゴム状弾性材(4)の厚みは、長期
間外気に晒させることにより老化するであろうゴム厚み以上とすることが好まし
く、例えば、60〜80年の長期間で老化するゴム厚みは2mm程度とみなされている
点で、その保証期間にもよるが、ゴム厚みを2〜3mm以上とし、製作コストの点
で、好ましくは10mm以下とする。尚、上記ゴム状弾性材(4)の厚みは、上述し
た耐候性の目的だけでなく、耐火性の面についても考慮する場合には、40〜60mm
程度とすることもある。
【0020】
次に、本考案に係る防振支承の使用状態について説明する。この防振支承の使
用状態において、本考案の特徴であるゴム状弾性材(4)の食み出し部(7)の
作用については、上述した第1〜第4の実施例で同一であるため、以下、第2の
実施例についてのみ図6に示して説明する。
【0021】
上記防振支承を使用するに際しては、積層体(3)の最上下に位置する硬質板
(1a)を取り付け板(5)を介してボルト等で建築物や床などの上部構造物(6
)及び基礎やコンクリートスラブなどの下部構造物〔図示せず〕に固着すること
により両者間に介設する。この時、図6に示すように積層体(3)の外周のゴム
状弾性材(4)の食み出し部(7)が取り付け板(5)に押しつけられて弾性変
形して圧潰し、上記積層体(3)の最上下の硬質板(1a)の上下面外周部の全周
に亘って密着状態となる。この弾性変形で圧潰した食み出し部(7)によりゴム
状弾性材(4)と取り付け板(5)との間に隙間が形成されることなくシール性
が確保されて最上下の硬質板(1a)を確実に保護し、長期間が経過しても水分や
空気の侵入による最上下の硬質板(1a)の腐食を確実に防止する。
【0022】
本考案に係る防振支承によれば、積層体の外周のゴム状弾性材を延在させて最
上下に位置する硬質板の上下面外周部より突出した食み出し部を設けたことによ
り、上部構造物と下部構造物との間に介設した時、上記積層体の最上下の硬質板
の上下面外周部で弾性変形して圧潰する食み出し部により、ゴム状弾性材と取り
付け板との間に隙間が形成されることなくシール性が十分に確保され、最上下の
硬質板を腐食から確実に保護することができ、長期間の使用にも耐え得る耐久性
に優れた信頼性の高い防振支承を提供することができる。
【図1】本考案に係る防振支承の第1の実施例を示す断
面図
面図
【図2】図1の要部拡大断面図
【図3】本考案の第2の実施例を示す要部拡大断面図
【図4】本考案の第3の実施例を示す要部拡大断面図
【図5】本考案の第4の実施例を示す要部拡大断面図
【図6】図3の第2の実施例の防振支承の使用状態を示
す要部拡大断面図
す要部拡大断面図
【図7】従来の防振支承の一例を示す断面図
【図8】図7の部分拡大断面図
【図9】従来の防振支承の他の例を示す断面図
【図10】図9の部分拡大断面図
1 硬質板
1a 最上下の硬質板
2 ゴム状弾性板
3 積層体
4 ゴム状弾性材
7 食み出し部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の硬質板とゴム状弾性板とを交互に
積層し、その積層体の外周をゴム状弾性材で被覆した防
振支承において、上記積層体の外周のゴム状弾性材を延
在させて最上下に位置する硬質板の上下面外周部より突
出した食み出し部を設けたことを特徴とする防振支承。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4258091U JPH04127439U (ja) | 1991-05-11 | 1991-05-11 | 防振支承 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4258091U JPH04127439U (ja) | 1991-05-11 | 1991-05-11 | 防振支承 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04127439U true JPH04127439U (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=31923043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4258091U Pending JPH04127439U (ja) | 1991-05-11 | 1991-05-11 | 防振支承 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04127439U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06272216A (ja) * | 1993-03-17 | 1994-09-27 | Bridgestone Corp | 鋼橋用ゴム支承体 |
| JP2007232166A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Nok Corp | 防振マウント |
| JP2011226613A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Bridgestone Corp | 免振構造体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61229075A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-13 | 株式会社ブリヂストン | 免震構造体 |
-
1991
- 1991-05-11 JP JP4258091U patent/JPH04127439U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61229075A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-13 | 株式会社ブリヂストン | 免震構造体 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06272216A (ja) * | 1993-03-17 | 1994-09-27 | Bridgestone Corp | 鋼橋用ゴム支承体 |
| JP2007232166A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Nok Corp | 防振マウント |
| JP2011226613A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Bridgestone Corp | 免振構造体 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2576520B2 (ja) | 免震構造体 | |
| JP3727263B2 (ja) | 橋梁用機能分離型支承における水平荷重弾性支持装置 | |
| JP3018288B2 (ja) | 構造物用スライド式弾性支承装置 | |
| JP2003064622A (ja) | 上下支承部からなる複合弾性支承及びその積層ゴム支承体並びに該積層ゴム支承体の製造方法 | |
| JP4326040B2 (ja) | 桁支持構造 | |
| CN214574827U (zh) | 一种建筑隔振工程施工用装置 | |
| JP5136622B2 (ja) | 鉛プラグ入り積層ゴム体 | |
| JP3029895U (ja) | 鉛プラグ入り積層ゴム支承装置 | |
| JP2008280818A (ja) | 建築物の免震構造とそれを採用した建築物 | |
| JP2801693B2 (ja) | 積層ゴム支承体 | |
| CA3167404A1 (en) | Thermal insulation pad | |
| JP2006250300A (ja) | 鉛プラグ入り積層ゴム体 | |
| JP2000120775A (ja) | 弾性滑り支承を基礎と構造物との間に設置する方法及びこの方法に用いられる弾性滑り支承 | |
| JP4869681B2 (ja) | 基礎パッキン | |
| JP3029896U (ja) | 積層ゴム支承装置 | |
| JPH09242376A (ja) | 免震装置 | |
| CN217923058U (zh) | 一种桥梁伸缩缝用弹性体 | |
| JP5209853B2 (ja) | 長尺床シートと下地との接着による床構造体 | |
| JPS6028652Y2 (ja) | 自立型高炉の耐震装置 | |
| LU101392B1 (en) | A connection element for connecting a glass element and a timber element | |
| JP3015954U (ja) | 構造物の振動減衰装置 | |
| JP4228436B2 (ja) | 弾性滑り支承を具備した免震構造 | |
| JPH01207565A (ja) | 配線床構造体 | |
| JPH1018642A (ja) | 建物の免震部材および免震装置 | |
| JP2001049895A (ja) | 免震建物用の積層ゴム支承体 |