JPH04127761U - 撚線束の繰り出し器 - Google Patents
撚線束の繰り出し器Info
- Publication number
- JPH04127761U JPH04127761U JP6275191U JP6275191U JPH04127761U JP H04127761 U JPH04127761 U JP H04127761U JP 6275191 U JP6275191 U JP 6275191U JP 6275191 U JP6275191 U JP 6275191U JP H04127761 U JPH04127761 U JP H04127761U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gap
- wire bundle
- cylindrical
- cylindrical body
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 撚線束の不動部分と繰り出し部の動部分の混
在箇所の“曖昧さ“を仕切り板ではっきり分離し,絡ま
りなく,キンクも生じないようにするにある。 【構成】 器本体に蓋体を設け,蓋体の中央部を貫通す
る円筒体を器本体の底板との間に間隙G1を設けて蓋体
に固定し,器本体の底板には円筒体と同心的に円筒体の
直径より大きい直径の円筒形の仕切り板を固定し,蓋体
の裏面には円筒体と同心に仕切り板の直径より大きい直
径の円筒形の外壁を先端部が器本体の底板との間隙がG
1の大きさより小さくして固定し,円筒体の内部にはリ
ングを螺旋状に複数個取付け,器本体に撚線束を収納
し,1条の撚線を間隙G2,仕切り板の上部および間隙
G1を通し,更に下部より上部へリングを通り繰り出
す。
在箇所の“曖昧さ“を仕切り板ではっきり分離し,絡ま
りなく,キンクも生じないようにするにある。 【構成】 器本体に蓋体を設け,蓋体の中央部を貫通す
る円筒体を器本体の底板との間に間隙G1を設けて蓋体
に固定し,器本体の底板には円筒体と同心的に円筒体の
直径より大きい直径の円筒形の仕切り板を固定し,蓋体
の裏面には円筒体と同心に仕切り板の直径より大きい直
径の円筒形の外壁を先端部が器本体の底板との間隙がG
1の大きさより小さくして固定し,円筒体の内部にはリ
ングを螺旋状に複数個取付け,器本体に撚線束を収納
し,1条の撚線を間隙G2,仕切り板の上部および間隙
G1を通し,更に下部より上部へリングを通り繰り出
す。
Description
【0001】
本考案は、束状の撚線を水平方向に塔載し、該撚線を内側(巻き始め部)から
繰り出すようにした撚線繰り出し器に関するものである。
【0002】
従来のこの種の技術の1例は、束状の撚線を繰り出し器に水平方向に塔載し、
該撚線束を回転せずに内側から螺旋状に撚線を繰り出すものがあった。又、他の
例として水平方向に置かれた撚線束を回転させ外側から繰り出すものがあった。
さらに又他の例としては、束状の撚線を繰り出し器に垂直方向に塔載し、回転さ
せながら束の外側から撚線を繰り出すものがあった。
【0003】
前記従来の撚線束を水平方向に塔載し、該撚線束を回転せずに内側から螺旋状
に繰り出す繰り出し器においては、繰り出した撚線が絡まったり、又キンク
(Kink) といわれるよれこぶが出来る欠点があった。従来のこの種繰り出
し器は引っ張る力の加わった1条の線と力の加わらない撚線束との分離が完全に
行なわれる構造のものがなく、撚線を内側から繰り出す際に起きる致命傷ともい
うべき螺旋状の“撚”をコントロールすることも出来なかったためである。
【0004】
横回転させ外側から繰り出す他の例においては、撚線束全体の重みが引っ張る
力に加わり、内側から繰り出すときの引っ張り易さと比し引っ張りにくい欠点が
あり、又垂直方向に回転させながら外側から繰り出す繰り出し器では撚線束の全
体の重みが下方に加わりたれ下り状態となり繰り出しにくくなるという課題があ
った。
【0005】
本考案は前記の課題を解決し、撚線束を塔載し繰り出す際、撚線の絡まない、
又キンクの生じない自在に繰り出しを行なえる撚線繰り出し器を提供するもので
ある。
【0006】
本考案の撚線束の繰り出し器を、茶道具入れ形で撚線束を収納する器本体に蓋
体を設け、前記蓋体の中央部に前記器本体の底板との間に間隙G1を設けて円筒
体を挿入固定し、前記器本体の底板に前記円筒体と同心的に前記円筒体の直径よ
り直径の大きい前記間隙G1の大きさより高い円筒形の仕切り板を固定し、前記
蓋体の裏面には前記仕切り板の直径より大きい直径の円筒形の外壁を前記円筒体
と同心に前記器本体の底板との間隙G2を前記間隙G1の間隙より狭くして固定
し、前記外壁と円筒体間に環状の補強板を設け、前記円筒体内面には下部より上
部に撚線のとかれる回転方向と逆方向の螺旋状に複数のリング体を配設し、器本
体内に塔載した撚線束の撚線を間隙G2、補強板と仕切り板との間隙および間隙
G1を通し、前記円筒体に設けたリング体を下部より上部に順に挿入して構成す
るものである。
【0007】
本考案は外壁、仕切り板および内壁を同心的に配設し、外壁と内壁は上部に器
本体の底板との間に間隙を設け、仕切り板は底板上に設け上部に補強板との間に
間隙を設け撚線束を外壁と仕切り板の外側に固定し1条の線を間隙をシグザクに
通過させ上方に螺旋状に繰り出すので、動部分の1条の線と撚線束の不動部分の
混在個所がはっきり分離でき、絡まることもなく、“キンク”も出来にくくなり
、円筒体に配設したリングは繰り出し方向と逆方向に配設してあるので自分自身
の撚りが長手方向に均一に緩まり、撚線が塑性変形しさらに撚りが戻され螺旋状
態が少くなり、直線状(曲線状)に近づけて繰り出すことができ、キンクがより
出来にくくなる。
【0008】
図1は、本考案の撚線束の繰り出し器(以下繰り出し器という。)の平面図、
図2は図1の縦断面である。
図において、1は器本体、2は蓋体、3は円筒体、4は外壁、5は内壁、6は
仕切り板、7はリング、8は補強板、Mは撚線束である。
【0009】
本考案の繰り出し器の構成を説明する。
器本体1は茶道具入れ状で円筒形をなし、撚線束Mを収納し、蓋体2は円筒形
のキャップ状をなし短い環状側板を有し、器本体1を上部から覆う、蓋体2の中
央には孔を設け円筒体3を挿入し、下部に器本体1の底部との間に空隙G1を構
成して蓋体2に▲A▼▲B▼において固定し、蓋体2の裏面部に円筒体3の下部
の内壁5と同心的に円筒体3の外壁4を固定し、器本体1の底部との間に空隙G
2を構成し、更に内壁5と外壁4との間に外壁5寄りに円筒形の仕切り板6を内
壁5、外壁4と同心的に器本体1の底部に固定し外壁4と内壁5の間に環状に設
けた補強板8との間に空隙G3を設け、一方円筒体3には内側部に、蓋体2より
上方にリング7を5〜6個を反時計方向に螺旋状に取り付ける。
【0010】
1実施例の寸法を示す。器本体1の直径Dは35cm、高さhは10cm、器
本体1の底部より円筒体3の頂部までの寸法Hは40cm、円筒体3のdは7c
m、外壁4の直径約16cm、G2は約1cm、内壁の直径は7cm、G1は2
cm、仕切り板6の直径は13cm、G3は約3cm、リング7の直径は約3c
m、リング7の中心間の距離は約7cmである。Mは撚線束で内側より外側に下
方より上方、上方より下方に順に巻回される本考案においては2個撚り500m
のジャンパー線である。
【0011】
本考案の繰り出し器の動作を説明する。
本考案を前記の通り構成したので、器本体1上に水平方向に塔載された撚線束
Mを内側(巻き始め部)から繰り出す際、繰り出し部分(動部分、繰り出そうと
している1条の線)は、最初、外壁4と器本体1の底板との間隙G2を通過し、
次に仕切り板6の間隙G3を越え、さらに内壁5と底板との間隙G1を通過し、
リング7を順に上方に向って繰り出され、一方、撚線束(不動部分)は外壁4と
仕切り板6の外側に固定され、動部分と不動部分の混在個所がはっきりと分離で
きるようになり、絡まることもなく、“キンク”も出来にくくなった。
【0012】
本考案はさらに内壁5内から円筒体3上部に向けて撚線に無理のかからない螺
旋リング(繰り出し方向と逆方向に配列したリング群)を通過し繰り出されるこ
とから、予め撚りを戻す方向に設定した2個撚り〜数個撚り細線(例NTT仕様
2個撚りジャンパー線で、螺旋回転方向と撚り方向が逆になるように設定する)
においては、撚り方向に対し螺旋回転方向を逆方向に設定しているため、自分自
身の撚りが長手方向に均一に緩まるように円筒体3内にリング7が配列され、こ
れらの螺旋状に配列されたリングにより、撚線束が塑性変形することによりさら
に撚りが戻され、螺旋状態が少くなり、直線状(曲線状)に近づけて繰り出すこ
とができ、キンクがより出来にくくなる。
【0013】
1例として、NTTの本配線盤(お客様宅と交換機を結ぶ所。40m〜50m
級の長い配線盤において200mのジャンパー線束を使用し、絡ませている。)
において2個撚り500m巻ジャンパー線を絡ませないで使用することが可能と
なり、効率よく作業することが出来る。
一般的に長い束条のもの(線条、荒縄等)を内側から繰り出すときにスムース
に、絡まることもなく、“キンク”もより出来にくく繰り出すことが可能となり
、効率よく作業することが出来る利点がある。
なお、本考案において、効果はあるが円筒体3は必ずしも設けなくともよい。
撚線は▲ア▼〜▲イ▼間で螺旋状に引っ張られていることからリングとの間にあ
る程度の直線部分M1が必要である。
【0014】
本考案は前記の構成により撚線束(不動部分)と繰り出し部の動部分の混在個
所の“あいまいさ”を外壁と仕切り板ではっきり分離できるようにしたことから
絡まることもなく、キンクもできなくなった。一方蓋体の円筒体の下部から垂直
上部方向に繰り出し方向と逆方向の螺旋回転(実験では複数のリングで構成)を
与え、予め撚りを戻す方向に設定した2個撚り〜数個撚り細線(例NTT仕様2
個撚りジャンパー線、螺旋回転方向と撚り方向が逆に設定)においてはさらに撚
りが戻され直線状(曲線状)に近づけて繰り出すことができ、キンクがより出来
にくくなった。
【図1】本考案の繰り出し器の平面図である。
【図2】図1の断面図である。
1 器本体
2 蓋体
3 円筒体
4 外壁
5 内壁
6 仕切り板
7 リング
8 補強板
M 撚線束
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 中村 昭造
東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日
本電信電話株式会社内
(72)考案者 鈴木 哲雄
東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日
本電信電話株式会社内
(72)考案者 平山 幸子
東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日
本電信電話株式会社内
(72)考案者 佐藤 和明
東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日
本電信電話株式会社内
(72)考案者 佐藤 一喜
東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日
本電信電話株式会社内
(72)考案者 船山 徳弘
東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日
本電信電話株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 束状の撚線を容器に塔載し、該撚線束を
撚線の内側より繰り出す撚線束繰り出し器において、茶
道具入れ形で撚線束を収納する器本体に蓋体を設け、前
記蓋体の中央部に前記器本体の底板との間に間隙G1を
設けて円筒体を挿入固定し、前記器本体の底板に前記円
筒体と同心的に前記円筒体の直径より直径の大きい前記
間隙G1の大きさより高い円筒形の仕切り板を固定し、
前記蓋体の裏面には前記仕切り板の直径より大きい直径
の円筒形の外壁を前記円筒体と同心に前記器本体の底板
との間隙G2を前記間隙G1の間隙より狭くして固定
し、前記外壁と円筒体間に環状の補強板を設け、前記円
筒本内面には下部より上部に撚線のとかれる回転方向と
逆方向の螺旋状に複数のリング体を配設し、器本体内に
塔載した撚線束の撚線を間隙G2、補強板と仕切り板と
の間隙および間隙G1を通し、前記円筒体に設けたリン
グ体を下部より上部に順次に挿入して構成してなる撚線
束の繰り出し器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6275191U JPH083420Y2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 撚線束の繰り出し器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6275191U JPH083420Y2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 撚線束の繰り出し器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04127761U true JPH04127761U (ja) | 1992-11-20 |
| JPH083420Y2 JPH083420Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31930137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6275191U Expired - Lifetime JPH083420Y2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 撚線束の繰り出し器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083420Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-08 JP JP6275191U patent/JPH083420Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH083420Y2 (ja) | 1996-01-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |