JPH04128002U - 三相交流機式制動兼動力補助装置 - Google Patents
三相交流機式制動兼動力補助装置Info
- Publication number
- JPH04128002U JPH04128002U JP3151291U JP3151291U JPH04128002U JP H04128002 U JPH04128002 U JP H04128002U JP 3151291 U JP3151291 U JP 3151291U JP 3151291 U JP3151291 U JP 3151291U JP H04128002 U JPH04128002 U JP H04128002U
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- Japan
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- brake
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 非接触状態で制動力を得ることができ、4輪
駆動車でなくても発進性に優れ、ASRの制御を応答性
良くエネルギーのロスがないようにおこなうことのでき
る三相交流機式制動兼動力補助装置を提供することを目
的とする。 【構成】 ブレーキドラム1内周にロータ3を設け、ア
クスル固定側にステータ7を設けて三相交流機9を構成
し、この三相交流機9から電流を取り出し、且つ電流を
供給する制御手段を備える。この三相交流機9の位置
は、ブレーキドラム1の車体内側にすることも可能であ
る。また三相交流機9をデファレンシャルキャリアの入
力部に設けることも可能である。
駆動車でなくても発進性に優れ、ASRの制御を応答性
良くエネルギーのロスがないようにおこなうことのでき
る三相交流機式制動兼動力補助装置を提供することを目
的とする。 【構成】 ブレーキドラム1内周にロータ3を設け、ア
クスル固定側にステータ7を設けて三相交流機9を構成
し、この三相交流機9から電流を取り出し、且つ電流を
供給する制御手段を備える。この三相交流機9の位置
は、ブレーキドラム1の車体内側にすることも可能であ
る。また三相交流機9をデファレンシャルキャリアの入
力部に設けることも可能である。
Description
【0001】
本考案は、自動車の駆動系に三相交流機を取り付けて制動装置及び動力補助装
置とするものである。
【0002】
従来の自動車に用いられる制動装置であるブレーキは、油圧や空気圧を用いデ
ィスクブレーキやドラムブレーキを働かせるものであった。
【0003】
また、4×2の2輪駆動車よりも発進性に優れた4輪駆動車は、デファレンシ
ャルギヤ、ビスカスカップリング、プロペラシャフト、ジファレンシャルギヤ、
及びアクスルシャフトなどの複雑な駆動系を介して4つの車輪に動力を伝えるよ
うになっている。
【0004】
さらにASR(アクセレーションスキッドコントロール)と呼ばれるシステム
は、車輪回転センサ、制御用コンピュータ、スロットルアクチュエータなどから
構成され、ブレーキとスロットルを制御して駆動輪の加速時のスリップを抑える
ことができるようになっている。
【0005】
しかしながら従来の制動装置は、油圧や空気圧を利用したディスクブレーキあ
るいはドラムブレーキであっても、ブレーキシューなどの接触部材が接触して制
動力を発生させるもので、例えば長い坂道のように長い間ブレーキを使用してい
ると、発熱により接触部材間の摩擦係数の変化、磨耗等不都合が生じ易い可能性
が残されており、完全な信頼性を得るものではなかった。
【0006】
さらに発進性に優れた4輪駆動車は駆動系が複雑となり高価となってしまうも
のであった。
【0007】
またASRは、目標とする車速よりも遅くなっている時はスロットルを開いて
加速し、目標となる速度よりも早くなっている時はブレーキをかけて減速するの
で、加速時の応答性が悪く、減速時にはエネルギーのロスがあった。
【0008】
本考案は以上の問題点を解決するためになされたものでブレーキの信頼性を向
上でき、4×2の2輪駆動車であっても発進性に優れ、ASRにおける応答性を
向上しエネルギーのロスをなくすことのできる三相交流機式制動兼動力補助装置
を提供することを目的とする。
【0009】
本考案は以上の目的を達成するためになされたもので、第1考案は、ブレーキ
ドラム内周にロータを設け、アクスル固定側にステータを設けて三相交流機を構
成し、この三相交流機から電流を取り出し且つ電流を供給する制御手段を備えた
ものである。
【0010】
第2考案は、ブレーキドラムの車体内側にロータを設け、アクスル固定側にス
テータを設けて三相交流機を構成し、この三相交流機から電流を取り出し且つ電
流を供給する制御手段を備えたものである。
【0011】
第3考案は、デファレンシャルキャリアの入力部にステータを設け、ドライブ
シャフト側にロータを設けて三相交流機を構成し、この三相交流機から電流を取
り出し且つ電流を供給する制御手段を備えたものである。
【0012】
制動力をロータとステータが非接触状態で発生できるので、長い間ブレーキを
使用していても部材の磨耗等の不都合を生じる可能性を小さくでき信頼性を高め
ることができる。
【0013】
また4×2の1軸2輪駆動車であって動力が伝達されない車輪に対し第1考案
または第2考案を用いれば、複雑な駆動系を備えることなく補助的な動力を発生
させ発進性を向上できる。
【0014】
ASRにおいて、加速時には回転させる方向に三相交流機に電流を供給させる
ことで迅速に加速をおこなえ、減速時には減速により電流を取り出しバッテリに
充電しておき、次の加速時に電流を使用できるので、エネルギーのロスを防止で
きる。
【0015】
第1考案の一実施例を図1及び図2において説明する。
【0016】
図1はリヤアクスルの水平断面図である。従来のドラムブレーキの一部を構成
していたブレーキドラム1の内周にロータ3が設けられている。このロータ3に
対向する位置で、アクスル固定側すなわちアクスルパイプ5の外周にステータ7
が設けられている。これらにより三相交流機9が構成される。
【0017】
この三相交流機の制御手段である制御ブロック図を図2に示す。エンジン11
の回転数は、回転センサ13により検出されコンピュータ付インバータ15に入
力される。またエンジン11の燃料噴射ポンプ17は電子ガバナ用コンピュータ
19を介して、アクスセルセンサ21からの信号及びコンピュータ対インバータ
15からの信号により制御される。またコンピュータ付インバータ15にはスタ
ータスイッチ23からの信号が入力され、電気ブレーキ調整レバー25の位置を
示す信号が入力される。またバッテリ27から電流を取り出して三相交流機9に
供給し、あるいは三相交流機9から電流を取り出してバッテリ25に蓄電できる
ようになっている。さらに制動時に過剰な電気エネルギーが生じた場合には抵抗
器29により大気に放出できるようになっている。なおバッテリ25からの電流
はDC−DCコンバータ31を介して自動車の他の電装品へ電流が供給されるよ
うになっている。
【0018】
以下、本実施例の作用について説明する。ブレーキドラム1側すなわちロータ
3は、ステータ7すなわちアクスルパイプ5側に対し回転しているので、三相交
流機9のスイッチを入れることにより、あるいは反対方向に回転させるように三
相交流機に電流を供給することにより、非接触状態で制動力を発生させることが
できる。これにより、例えば長い下り坂のように長い間ブレーキングをおこなう
場合であっても、非接触状態であるため接触による摩擦熱が発生せず、不都合が
生じる可能性が低くなるので、制動装置としての信頼性を高めることができる。
さらに、発進時、すなわちブレーキドラム1とアクスルパイプ5が共に静止して
いる状態で、三相交流機9に電流を供給することでトルチを発生させ、トルクア
シストさせて発進時の補助的な動力を発生させることができる。もっとも、この
補助的な動力の発生は、ブレーキドラム1が静止している発進時のみならず走行
時においても発生させることができ、走行時におけるトルクアシストとして働か
せることも可能である。
【0019】
なお、本実施例の構造はアクスルシャフト33が存在せずエンジンの動力が伝
達されない車輪についても実施することができるので、2輪駆動車における動力
が伝達されない車輪にも補助的な動力を発生させることができ、2輪車の発進性
を向上できる。
【0020】
さらに、ブレーキとスロットルを制御して駆動輪の加速時のスリップを抑える
ASRの一部として本実施例を用いることで、目標車速に足りない場合の加速時
には、三相交流機9に電流を供給することで速やかに加速がおこなえ、応答性に
優れたものとすることができる。また目標車速を超え減速をおこなう場合には、
減速に伴い三相交流機9から取り出した電流をバッテリ25に蓄電することがで
き、次の加速時に使用できるのでエネルギーのロスを防止できる。
【0021】
次に本考案の第2実施例を図3に示す。制御ブロック図は前記実施例の図2と
同様とする。本実施例はブレーキチャンバ35によって働く従来のブレーキ装置
37が備えられており、このブレーキ装置37のブレーキドラム1の車体内側に
ロータ3を設け、アクスル固定側であるアクスルパイプ5の外周にステータ7を
設けて三相交流機9を構成している。従って、この三相交流機9とブレーキ装置
37は併存することになる。従って、急制動には従来のブレーキ装置37が用い
られ、長い下り坂のように緩制動が必要な場合には三相交流機9が制動装置とし
て働くことになる。
【0022】
なお、第1実施例あるいは第2実施例を2輪駆動車に設ければ、4輪駆動車の
ような複雑な駆動系を備えなくても、発進性の向上できるという効果を有するが
、この駆動系が簡単になるということとは別に、バスやトラックの駆動系にこれ
らの実施例を設けることで、発進時にスムーズな発進をおこなうことが可能とな
る。すなわち大きな振動を伴うディーゼルエンジンの動力を車輪に加えて発進す
るよりも、三相交流機により全く振動を伴なわない動力を発生させ発進する方が
、遙かにスムーズで静かな発進をおこなうことができる。
【0023】
また本考案の第3実施例を図4に示す。すなわち三相交流機9をデファレンシ
ャルギヤ39の外側を構成するジファレンシャルキャリア41の入力部にステー
タ7を設け、このステータ7に対向する位置でドライブシャフト側にロータ3を
設けることで構成する。このような位置に三相交流機9を設けても、他の実施例
と同様にブレーキの信頼性を向上でき、発進時のトルクアシストとして働かせる
ことができ、ASRの応答性を向上しエネルギーのロスをなくすことができる。
【0024】
以上説明したように、本考案の三相交流機式制動兼動力補助装置によれば、非
接触状態で制動力を発生させることができるのでブレーキの信頼性を向上させる
ことができる。また第1考案または第2考案によれば、4輪駆動車よりも駆動系
が簡単な2輪駆動車において動力を伝達されない車輪にも動力を発生させること
ができるので、発進性を向上することができる。
【0025】
さらにウシコにおいて、目標運動よりも遅い場合には三相交流機に電流を供給
することで応答性良く加速でき、目標車速よりも速い場合には電流を取り出しつ
つ減速できるのでエネルギーロスを防止できる。
【図1】本考案の一実施例を示すためのリヤアクスルの
水平断面図
水平断面図
【図2】図2は図1の制御手段を示す制御ブロック図
【図3】本考案の第2実施例を示す水平断面図
【図4】本考案の第3実施例を示す水平断面図
1 ブレーキドラム
3 ロータ
5 アクスルパイプ
7 ステータ
33 アクスルシャフト
35 ブレーキチャンバ
41 デファレンシャルキャリア
Claims (3)
- 【請求項1】 ブレーキドラム内周にロータを設け、ア
クスル固定側にステータを設けて三相交流機を構成し、
この三相交流機から電流を取り出し且つ電流を供給する
制御手段を備えた三相交流機式制動兼動力補助装置。 - 【請求項2】 ブレーキドラムの車体内側にロータを設
け、アクスル固定側にステータを設けて三相交流機を構
成し、この三相交流機から電流を取り出し且つ電流を供
給する制御手段を備えた三相交流機式制動兼動力補助装
置。 - 【請求項3】 デファレンシャルキャリアの入力部にス
テータを設け、ドライブシャフト側にロータを設けて三
相交流機を構成し、この三相交流機から電流を取り出し
且つ電流を供給する制御手段を備えた三相交流機式制動
兼動力補助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3151291U JPH04128002U (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 三相交流機式制動兼動力補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3151291U JPH04128002U (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 三相交流機式制動兼動力補助装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04128002U true JPH04128002U (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=31914748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3151291U Pending JPH04128002U (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 三相交流機式制動兼動力補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04128002U (ja) |
-
1991
- 1991-05-09 JP JP3151291U patent/JPH04128002U/ja active Pending
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