JPH04128031U - スパイラルロツド - Google Patents

スパイラルロツド

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Publication number
JPH04128031U
JPH04128031U JP4378991U JP4378991U JPH04128031U JP H04128031 U JPH04128031 U JP H04128031U JP 4378991 U JP4378991 U JP 4378991U JP 4378991 U JP4378991 U JP 4378991U JP H04128031 U JPH04128031 U JP H04128031U
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JP
Japan
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spiral rod
spiral
wire
outer diameter
rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP4378991U
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English (en)
Inventor
恒夫 青井
武男 宗像
哲 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送電線からの脱落を確実に防止し、コロナ騒
音の低下、軽量化、低コスト化を図る。 【構成】 スパイラルロッドの螺旋内径を対応する電線
外径の98%以下として把持力を確保する。中間部の螺
旋ピッチを電線外径の8倍以上と長くしてスパイラルロ
ッドを軽量化、低コスト化し、さらに、コロナ騒音を低
下させる。両端の螺旋ピッチを電線外径の8倍未満と短
くして巻回力を強くし、風圧等の外力によりスパイラル
ロッドが脱落するのを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、架空送電線の風騒音を防止するスパイラルロッドに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
架空送電線に風が吹き当たって生ずる風騒音は、電線表面に吹き当たった風の 空気の流れが電線表面から剥離する際の空気流の圧力変動によって生ずる。
【0003】 斯かる風騒音を防止する手段として、従来、架空送電線に螺旋状のスパイラル ロッドを巻回し、電線表面に吹き当たる風の空気の流れを乱して風騒音を防止す ることが広く行われている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、架空送電線にスパイラルロッドを巻回して風騒音を防止する手 段においては次のような問題点がある。
【0005】 (1)スパイラルロッドの螺旋ピッチが短いと、送電線の単位長さに占めるス パイラルロッドの総延長距離が長くなり不経済であるばかりでなく、送電線や鉄 塔に掛かる重量負担が大きくなる。
【0006】 (2)スパイラルロッドの螺旋ピッチが短いと、送電線の単位長さに占めるス パイラルロッドの表面積が大きくなり、降雨時や降雨後にスパイラルロッドに水 滴が形成されるとコロナ騒音が発生する。このコロナ騒音は、「ザーザー」又は 「ジリジリ」というような不規則音に聞こえるコロナによるランダム騒音の可聴 騒音(AN)と、「ブーン」という音に聞こえる変圧器音に似た鈍音に聞こえる ハム音の2成分が含まれる。このコロナ騒音はスパイラルロッドの直径又は厚さ が大きいほど大きくなる。なお、水滴の付着によるコロナ騒音に対処したスパイ ラルロッドとして、形状を工夫し、表面に特殊処理を施したスパイラルロッドが 提案されている(特願平2−75979号参照)。
【0007】 (3)逆に、スパイラルロッドの螺旋ピッチが長いと、スパイラルロッドの把 持力が低下し送電線から脱落する危険性が生じる。
【0008】 (4)スパイラルロッドの螺旋内径が電線外径より大きいと、図4に示すよう にスパイラルロッド10の螺旋内周面と送電線Cの外周面との間に隙間が生じギ ャップ放電が起こる。また、スパイラルロッドの螺旋内径と電線外径とが同径で あってもスパイラルロッドが把持力の弱い材質からなる場合(例えば、樹脂製ス パイラルロッド)には、風圧等の外力によりスパイラルロッドが回動したり、図 5に示すようにスパイラルロッド10の両端が送電線Cから外れ脱落するおそれ がある。
【0009】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、送電線に確実強固に巻回すること ができ、軽量で、しかも、コロナ騒音を有効に低下し得るスパイラルロッドを安 価に提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解消するために、架空送電線に巻回して風騒音を防止す るスパイラルロッドにおいて、前記スパイラルロッドの螺旋内径を対応する電線 外径の98%以下とし、中間部の螺旋ピッチを電線外径の8倍以上の長さとする と共に、その両端の螺旋ピッチを電線外径の8倍未満としてスパイラルロッドを 構成したものである。
【0011】
【作用】
スパイラルロッドの螺旋内径を対応する電線外径の98%以下とすることで、 スパイラルロッドは全長に亘り、架空送電線に完全密着する。スパイラルロッド の中間部の螺旋ピッチを電線外径の8倍以上の長さとすることで、スパイラルロ ッドを軽量化、低コスト化し、且つ、コロナ騒音を低下させる。スパイラルロッ ドの両端の螺旋ピッチを電線外径の8倍未満とすることで、その両端部は架空送 電線を確実強固に把持し、風圧等の外力でスパイラルロッドが架空送電線から外 れるのを防止する。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面により説明する。図1は本考案の一実施例を示す 斜視図で、図において1はアルミ製、または、樹脂製のスパイラルロッドで、該 スパイラルロッド1の螺旋内径dは対応する電線外径Dの98%以下、中間部の 巻回ピッチPは電線外径Dの8倍以上、両端部の巻回ピッチP’は電線外径Dの 8倍未満に形成されている。
【0013】 なお、樹脂製のスパイラルロッドは、アルミ製のスパイラルロッドに比べ把持 力が弱いため、螺旋内径dは対応する電線外径Dの85%以下とすることが好ま しい。
【0014】 また、短尺のスパイラルロッドにおいては、図2に示すようにその両端におい ての全長Lの1/4未満の長さ部は、1ピッチが対応する電線外径Dの8倍未満 の長さとなる螺旋曲率とし、残る全長Lの1/2以上は電線外径Dの8倍以上の 長さを1ピッチとする螺旋曲率とすることで、中間部はいうまでもなく両端まで 送電線に完全密着し、送電線を確実強固に把持し得るスパイラルロッドが得られ る。さらにまた、スパイラルロッドの中間部のピッチ数が1ピッチ以下であると 把持力の点で問題がある。このことから、中間部のピッチ数は2〜7程度が好ま しい。
【0015】 次に具体例について説明する。
【0016】 公称断面積810mm2 、電線外径38.4mmφの架空送電線に、外層をナ イロン系の合成樹脂で形成し、その軸心に亜鉛メッキを施した2.9mmφの鉄 線からなる補強線条体を設けた幅8mm、高さ7mm、全長2550mm±20 mm、螺旋内径33mmφ±2mm(電線外径Dの85%)、中間部の巻回ピッ チ350mm±15mm(電線外径Dの9.1倍)、両端部の350mmの1ピ ッチ分を巻回ピッチ270mm(電線外径Dの約7倍)で形成した断面三弁花形 形状(図3参照)の本考案のスパイラルロッド1を巻き付けた。この結果、スパ イラルロッド1は架空送電線に両端まで確実強固に巻き付き、風圧等の外力を受 けても脱落することはなかった。
【0017】 これに対し、前記と同一条件で巻回ピッチのみを全長に亘り350mm±15 mm(電線外径Dの9.1倍)で形成した樹脂製のスパイラルロッドを、前記架 空電線に巻き付けた。この結果、風圧等の外力によりスパイラルロッドの両端部 は比較的簡単に架空送電線から外れた。
【0018】 また、前記樹脂製スパイラルロッドの巻回ピッチを全長に亘り270mm(電 線外径Dの7倍)とすれば、スパイラルロッドを全長に亘り送電線に確実強固に 巻き付けることができるが、実験結果から、巻回ピッチを短くしても風騒音特性 は特に向上することはなく、かえって、巻回ピッチを短くすることで送電線の単 位長さに占めるスパイラルロッドの総延長距離が長くなるため不経済であり、ま た、送電線や鉄塔に掛かる重量負担が大きくなる。さらに、前述したように降雨 時、降雨後におけるコロナ騒音が増大する。
【0019】 以上は樹脂製のスパイラルロッドについて説明したが、螺旋内径を対応する電 線外径の98%としたアルミ製のスパイラルロッドによる実験結果においても、 樹脂製のスパイラルロッドと同様の結果が得られた。
【0020】 上記具体例から明らかなように、スパイラルロッド1の螺旋内径dを対応する 電線外径Dの98%以下、中間部の巻回ピッチPを電線外径Dの8倍以上、両端 部の巻回ピッチP’を電線外径Dの8倍未満に形成することで、中間部はいうま でもなく両端部まで送電線に完全密着し、送電線を確実強固に把持するスパイラ ルロッドが得られ、しかも、軽量化、低コスト化が可能となり、さらに、コロナ 騒音を有効に低下させることができる。
【0021】
【考案の効果】
本考案によれば上述のように、軽量で、架空送電線から脱落するおそれの全く ないスパイラルロッドを安価に提供することができ、さらに、コロナ騒音を有効 に低下させることができる等の優れた利点がある。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図
【図2】本考案の他の実施例を示す斜視図
【図3】樹脂製スパイラルロッドの横断面図
【図4】従来のスパイラルロッドの使用状態を示す説明
【図5】従来のスパイラルロッドの使用状態を示す説明
【符号の説明】
1 スパイラルロッド d 螺旋内径 P 螺旋ピッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】架空送電線に巻回して風騒音を防止するス
    パイラルロッドにおいて、前記スパイラルロッドの螺旋
    内径を対応する電線外径の98%以下とし、中間部の螺
    旋ピッチを電線外径の8倍以上の長さとすると共に、そ
    の両端の螺旋ピッチを電線外径の8倍未満としたことを
    特徴とするスパイラルロッド。
JP4378991U 1991-05-15 1991-05-15 スパイラルロツド Pending JPH04128031U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4378991U JPH04128031U (ja) 1991-05-15 1991-05-15 スパイラルロツド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4378991U JPH04128031U (ja) 1991-05-15 1991-05-15 スパイラルロツド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04128031U true JPH04128031U (ja) 1992-11-20

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ID=31924067

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JP4378991U Pending JPH04128031U (ja) 1991-05-15 1991-05-15 スパイラルロツド

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