JPH04128539U - 防振ゴム及びこれを用いた電磁クラツチ - Google Patents
防振ゴム及びこれを用いた電磁クラツチInfo
- Publication number
- JPH04128539U JPH04128539U JP4405591U JP4405591U JPH04128539U JP H04128539 U JPH04128539 U JP H04128539U JP 4405591 U JP4405591 U JP 4405591U JP 4405591 U JP4405591 U JP 4405591U JP H04128539 U JPH04128539 U JP H04128539U
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- Japan
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- armature
- rubber
- electromagnetic clutch
- stopper plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ア―マチュア8とストッパ―プレ―ト15と
の間のチャタリングを低減し、与圧ゴムを不要とする電
磁クラッチ用の防振ゴム。 【構成】 電磁クラッチを構成するアーマチュアに対向
して配されるストッパープレートに穿設されて成る開口
部に取付けられ、開口部の直径寸法よりも大きい直径を
有するゴム本体と、開口部に対応してゴム本体に設けら
れた溝部と、アーマチュアとストッパープレートとの間
にゴム本体より突出する鍔部と、ゴム本体をアーマチュ
ア側からストッパープレート側へ貫く貫通孔とを有し、
アーマチュアとストッパープレートとの間に、与圧を与
える。
の間のチャタリングを低減し、与圧ゴムを不要とする電
磁クラッチ用の防振ゴム。 【構成】 電磁クラッチを構成するアーマチュアに対向
して配されるストッパープレートに穿設されて成る開口
部に取付けられ、開口部の直径寸法よりも大きい直径を
有するゴム本体と、開口部に対応してゴム本体に設けら
れた溝部と、アーマチュアとストッパープレートとの間
にゴム本体より突出する鍔部と、ゴム本体をアーマチュ
ア側からストッパープレート側へ貫く貫通孔とを有し、
アーマチュアとストッパープレートとの間に、与圧を与
える。
Description
【0001】
本考案は電磁クラッチに係り、特にア―マチュアの防振構造を有する電磁クラ
ッチに関する。
【0002】
従来、この種の電磁クラッチ(実開平1−136725号公報)は、図7に示
すように、従来の電磁クラッチは、固定部1に形成した筒状突部1a の外周にラ
ジアル軸受2を介して鉄製のリング状のロ―タ3を回転自在に支承している。こ
のロ―タ3は外部の駆動源、例えば自動車のエンジン等にベルトによって連結さ
れ回転する。前述の固定部1にはリング状の励磁コイル装置4を固定部1とロ―
タ3との間に間隙をもって配置している。
筒状突部1a の中空部には、固定部1に回転自在に支承された主軸5が貫挿さ
れ、その主軸5の先端に、ハブ6がセレ―ション(図示しない)等の手段によっ
て回転不能に取付けられている。そして、ハブ6には複数の板バネ7を介して鉄
製のリング状のア―マチュア8がロ―タ3と空隙g を隔てて対向配置されている
。
このア―マチュア8は電磁コイル装置4と板ネジ7と防振ゴム10の作用によっ
て、主軸5と平行な方向に移動可能であり、軸方向の動きを制限するためのスト
ッパ―プレ―ト11がハブ6に取付けられている。そして、ア―マチュア8は、
励磁コイル装置4のコイル9へ通電すると、コイル9からの磁束(矢印にて示す
)によってロ―タ3に吸引されロ―タ3の回転に追従し、ロ―タ3の回転力を主
軸5にて伝達する。コイル9への通電が遮断されると、コイル9の磁束が消滅し
、ア―マチュア8は、防振ゴム10によって板バネ7に付加された初期反力によ
り、ロ―タ3から離間し、主軸5への回転力の伝達を解除する。
ここで、図8及び図9をも用いて、防振ゴム10についてさらに詳述する。防
振ゴム10は、円錐筒部10a とその片端に一体に形成した円筒部10b とより
なり、ストッパ―ピン部材12の軸部121が貫挿する貫通孔10d を有する。
図示する形状を呈する防振ゴム10は、ストッパ―プレ―ト11の錐体状の凹
部11a に圧入嵌合してストッパ―プレ―ト11に取付けられる。その際、凹部
11a の底壁に形成された開口11b に円筒部10b が挿通される。なお、凹部
11a は、ストッパ―プレ―ト11の周辺近傍の円周上に複数形成されている。
そして、貫通孔10d にストッパ―ピン部材12の軸部121を貫挿し、さらに
軸部121をア―マチュア8に形成したリベット孔81に挿入し、軸部121の
端部をリベット孔81内にてカシメることによって固着される。なおストッパ―
ピン部材12の頭部には貫通孔10d よりも大きな径のフランジ12a が形成さ
れている。
【0003】
ところで、かかる従来構造の電磁クラッチにあっては、コイル9の通電時、ア
―マチュア8は、磁束による吸引力により防振ゴム10の拘束から解除され、加
速度的にロ―タ3に吸着される。このとき、ア―マチュア8とストッパープレー
ト11との間には、与圧を発生する与圧ゴム等を別途設けない限り、金属音が発
生し騒音の発生源となるばかり、チャタリングを生じさせ易いとう問題あった。
一方、かかる問題を解決するために、単に、防振ゴムの容量を大きくすると、
高温での使用時に防振ゴムが熱収縮を起こし、ガタが発生するという問題を生じ
る。
そこで、本考案の技術的課題は、上記欠点に鑑み、与圧ゴムを不要としつつ、
ア―マチュアの吸引時における主軸への回転力の伝達トルクを維持し、防振ゴム
の容量の増大を最低限に抑えて、ア―マチュアの制振効果を十分に満足させ、か
つ、チャタリングを防止した電磁クラッチを提供することにある。
【0004】
本考案によれば、電磁クラッチを構成するアーマチュアに対向して配されるス
トッパープレートに穿設されて成る開口部に取付けられ、前記開口部の直径寸法
よりも大きい直径を有するゴム本体と、前記開口部に対応して前記ゴム本体に設
けられた溝部と、前記アーマチュアと前記ストッパープレートとの間に前記ゴム
本体より突出する鍔部と、前記ゴム本体を、前記アーマチュア側から前記ストッ
パープレート側へ貫く貫通孔とを有することを特徴とする防振ゴムが得られる。
本考案によれば、電磁石の通電によってロ―タ側面に吸着されるア―マチュア
を被駆動軸のハブに板バネを介して弾性支持するとともに、前記ハブに前記板バ
ネと共にストッパ―プレ―トを固定し、該ストッパ―プレ―トに複数の防振ゴム
を配設し、前記ストッパ―プレ―トに前記防振ゴムを固定するためのストッパ―
ピン部材を含み、前記ストッパ―プレ―トは、穿設された複数の開口部を有し、
前記防振ゴムは前記開口部に対応する貫通孔を有し、前記ストッパ―ピン部材は
、ピン軸部と、該ピン軸部の一端に設けられたフランジとを有し、前記ピン軸部
を前記貫通孔及び前記開口に貫挿して前記フランジを前記防振ゴムに当接させる
と共に、前記ピン軸部の他端を前記ア―マチュアに固定してなる電磁クラッチに
おいて、前記防振ゴムは、前記アーマチュアと前記ストッパープレートとの間に
突出する鍔部を有し、前記アーマチュアと前記ストッパープレートとに与圧を与
えて成ることを特徴とする電磁クラッチが得られる。
また、本考案によれば、前記電磁クラッチにおいて、前記鍔部は、前記アーマ
チュア側に対向する縁に、テーパを設けたことを特徴とする電磁クラッチが得ら
れる。
また、本考案によれば、前記電磁クラッチにおいて、前記鍔部は、前記アーマ
チュア側に対向する縁に、アールRを設けたことを特徴とする電磁クラッチが得
れる。
また、本考案によれば、前記いずれかの電磁クラッチにおいて、前記防振ゴム
は、ニトリルゴムから成り、耐油性に優れたことを特徴とする電磁クラッチが得
られる。
【0005】
本考案の電磁クラッチにおいて、ア―マチュアがロ―タに吸引されると、スト
ッパ―ピン部材のフランジが防振ゴムの円筒部を押して圧縮する。その際、防振
ゴムは径を増大しようとし、凹部の周辺に強く押付けられる。しかも、防振ゴム
の鍔部が、ア―マチュアとストッパ―プレ―トとの間に与圧を与えるから、金属
騒音の発生を低減するだけでなく、チャタリングをも抑制する。
【0006】
以下、本考案の一実施例を添付図面について詳細に説明する。
図1〜図3は、本考案の一実施例を示した断面図である。なお、従来例を示す
図7と同符号は同一箇所を示すから、その説明は省略する。
本実施例の電磁クラッチにおける防振ゴム14は、円筒部14a と、その片側
に一体に形成した鍔部14b と、円筒部14aと鍔部14bとの間に間に設けら
れた溝部14cと、円筒部14aの中心軸に沿って鍔部14bへ抜ける貫通穴1
4dとからなる。なお、この鍔部14b は、幅約1.5mmで、ア―マチュア8と
ストッパ―プレ―ト15との間(約1.1mm)に与圧を与えるように突出してい
る。
上述した形状の防振ゴム14は、ストッパ―プレ―ト15の底壁に形成された
開口部15b の開口縁に溝部14cを圧入嵌合して、ストッパ―プレ―ト15に
取付けられる。貫通孔14d にストッパ―ピン部材12の軸部121を貫挿し、
さらに軸部121をア―マチュア8に形成したリベット孔81に挿入し、軸部1
21の端部をリベット孔81内にてカシメることによって固着される。なお、ス
トッパ―ピン部材12の頭部には貫通孔14d よりも大きな径のフランジ12a
が形成されている。
今、励磁コイル9に通電すると、ア―マチュア8をロ―タ摩擦面3a 側に吸引
する力が発生し、ア―マチュア8を吸引する。このア―マチュア8の吸引動作に
伴って、第2図に示されるようにストッパ―ピン部材12のフランジ12a が防
振ゴム14を押して圧縮する。その際、防振ゴム14の円筒部14a は外側へ押
されて径を増す。
このため、円筒部14a はストッパ―プレ―ト15の開口部15b の周面に圧
縮される。その際、防振ゴム14の圧縮反力も徐々に増加する。又、この反力は
ゴムの特性からゴムの変位が大きくなるに従って、非直線的に上昇する。この為
、ア―マチュア8はロ―タ3の摩擦面3a に吸着する際の運動量が小さく、吸着
音が小さくなる。
また、鍔部14bは、ア―マチュア8とストッパ―プレ―ト15との間に与圧
を与えるように突出しているので、与圧ゴムを別途使用する必要がなく、ストッ
パ―プレ―ト15のチャタリングを抑制できる。
なお、第4図及び第5図に示す通り、鍔部14bのアーマチュア側の縁部を、
テーパ或いはアールを設けることにより、ストッパ―プレ―ト15の底壁に形成
された開口部15b に簡単に圧入することができる。
また、第6図に示すように、鍔部14bのアーマチュア側の縁部に切込みを設
けても、圧入操作を簡単に行うことができる。
【0007】
前述したように、本考案の電磁クラッチによれば、ア―マチュアとロ―タ摩擦
面との間の空隙が小さくなると、防振ゴムの働きによりア―マチュアの吸引速度
が低下するため、吸着時の接触音も小さくできる。
更に、電磁クラッチの通電遮断時に外部から過大加振力が加わっても、防振ゴ
ムの圧縮反力によって振動を抑制することができる。
また、ア―マチュア8とストッパ―プレ―ト15との間に与圧を与えるように
、鍔部を突出させたので、高温使用時に起こるゴム材の収縮にもかかわらず、金
属騒音の発生を低減するだけでなく、チャタリングをも抑制する。
図1は本考案の電磁クラッチの一実施例を示す断面図、
図2は図1の防振ゴムの取付け状態を示す要部断面図、
図3は本考案の防振ゴムの断面図、図4〜図6は本考案
の防振ゴムの他の実施例を示す図、図7は従来の電磁ク
ラッチの断面図、図8は図7の防振ゴムの取付け状態を
示す要部断面図、図9は従来の防振ゴムの断面図。 1;固定部、 2;ラジアル軸受、 3;ロ―タ、 4;電磁装置、 5;主軸、 6;ハブ, 7;板バネ、 8;リング状ア―マチュア、 9;コイル、 10,14;防振ゴム、 10d ,14d;貫通孔、 11,15;ストッパ―プレ―ト, 11b ,15d;開口部, 12;ストッパ―ピン部材, 121;軸部, 12a ;フランジ, 14a;円筒部, 14b;鍔部部, 14c;溝部。
図2は図1の防振ゴムの取付け状態を示す要部断面図、
図3は本考案の防振ゴムの断面図、図4〜図6は本考案
の防振ゴムの他の実施例を示す図、図7は従来の電磁ク
ラッチの断面図、図8は図7の防振ゴムの取付け状態を
示す要部断面図、図9は従来の防振ゴムの断面図。 1;固定部、 2;ラジアル軸受、 3;ロ―タ、 4;電磁装置、 5;主軸、 6;ハブ, 7;板バネ、 8;リング状ア―マチュア、 9;コイル、 10,14;防振ゴム、 10d ,14d;貫通孔、 11,15;ストッパ―プレ―ト, 11b ,15d;開口部, 12;ストッパ―ピン部材, 121;軸部, 12a ;フランジ, 14a;円筒部, 14b;鍔部部, 14c;溝部。
Claims (5)
- 【請求項1】 電磁クラッチを構成するアーマチュアに
対向して配されるストッパープレートに穿設されて成る
開口部に取付けられ、前記開口部の直径寸法よりも大き
い直径を有するゴム本体と、前記開口部に対応して前記
ゴム本体に設けられた溝部と、前記アーマチュアと前記
ストッパープレートとの間に前記ゴム本体より突出する
鍔部と、前記ゴム本体を、前記アーマチュア側から前記
ストッパープレート側へ貫く貫通孔とを有することを特
徴とする防振ゴム。 - 【請求項2】 電磁石の通電によってロ―タ側面に吸着
されるア―マチュアを被駆動軸のハブに板バネを介して
弾性支持するとともに、前記ハブに前記板バネと共にス
トッパ―プレ―トを固定し、該ストッパ―プレ―トに複
数の防振ゴムを配設し、前記ストッパ―プレ―トに前記
防振ゴムを固定するためのストッパ―ピン部材を含み、
前記ストッパ―プレ―トは、穿設された複数の開口部を
有し、前記防振ゴムは前記開口部に対向する貫通孔を有
し、前記ストッパ―ピン部材は、ピン軸部と、該ピン軸
部の一端に設けられたフランジとを有し、前記ピン軸部
を前記貫通孔及び前記開口に貫挿して前記フランジを前
記防振ゴムに当接させると共に、前記ピン軸部の他端を
前記ア―マチュアに固定してなる電磁クラッチにおい
て、前記防振ゴムは、前記アーマチュアと前記ストッパ
ープレートとの間に突出する鍔部を有し、前記アーマチ
ュアと前記ストッパープレートとに与圧を与えて成るこ
とを特徴とする電磁クラッチ。 - 【請求項3】 請求項1記載の電磁クラッチにおいて、
前記鍔部は、前記アーマチュア側に対向する縁に、テー
パを設けたことを特徴とする電磁クラッチ。 - 【請求項4】 請求項2記載の電磁クラッチにおいて、
前記鍔部は、前記アーマチュア側に対向する縁に、アー
ルRを設けたことを特徴とする電磁クラッチ。 - 【請求項5】 請求項1〜3記載のいずれかの電磁クラ
ッチにおいて、前記防振ゴムは、ニトリルゴムから成
り、耐油性に優れたことを特徴とする電磁クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4405591U JPH04128539U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 防振ゴム及びこれを用いた電磁クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4405591U JPH04128539U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 防振ゴム及びこれを用いた電磁クラツチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04128539U true JPH04128539U (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=31924283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4405591U Pending JPH04128539U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 防振ゴム及びこれを用いた電磁クラツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04128539U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6254335B2 (ja) * | 1980-12-10 | 1987-11-14 | Union Carbide Corp |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP4405591U patent/JPH04128539U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6254335B2 (ja) * | 1980-12-10 | 1987-11-14 | Union Carbide Corp |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971112 |