JPH021541Y2 - - Google Patents
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- JPH021541Y2 JPH021541Y2 JP14563685U JP14563685U JPH021541Y2 JP H021541 Y2 JPH021541 Y2 JP H021541Y2 JP 14563685 U JP14563685 U JP 14563685U JP 14563685 U JP14563685 U JP 14563685U JP H021541 Y2 JPH021541 Y2 JP H021541Y2
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- armature
- vibration isolating
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Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、電磁クラツチに係り、特にアーマチ
ユアの防振構造を有する電磁クラツチに関する。
ユアの防振構造を有する電磁クラツチに関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来、この種の電磁クラツチでは、第11図に
示すように、固定部1に形成した筒状突部1aの
外周に、ラジアル軸受2を介して、鉄製のリング
状ロータ3を回転自在に支承するとともに、固定
部1に固定保持されたリング状の励磁コイル装置
4を固定部1とロータ3との間に間隙をもつて配
置している。又筒状突部1aの中空部には、固定
部1に回転自在に支承された主軸5が貫挿されて
いて、その主軸5の先端にはハブ6がセレーシヨ
ン(図示しない)等の手段によつて主軸5に回転
不能に取付けられている。そして、ハブ6には、
複数の板バネ7を介して鉄製のリング状アーマチ
ユア8を前述のロータ3と空隙gを隔てて対向配
置している。このアーマチユア8は励磁コイル装
置4と板バネ7並に防振ゴム10の作用によつ
て、主軸5と平行な方向に可能であり、アーマチ
ユアの大きな戻り変位を抑えるためにストツパー
プレート11がハブ6に取付けられている。
示すように、固定部1に形成した筒状突部1aの
外周に、ラジアル軸受2を介して、鉄製のリング
状ロータ3を回転自在に支承するとともに、固定
部1に固定保持されたリング状の励磁コイル装置
4を固定部1とロータ3との間に間隙をもつて配
置している。又筒状突部1aの中空部には、固定
部1に回転自在に支承された主軸5が貫挿されて
いて、その主軸5の先端にはハブ6がセレーシヨ
ン(図示しない)等の手段によつて主軸5に回転
不能に取付けられている。そして、ハブ6には、
複数の板バネ7を介して鉄製のリング状アーマチ
ユア8を前述のロータ3と空隙gを隔てて対向配
置している。このアーマチユア8は励磁コイル装
置4と板バネ7並に防振ゴム10の作用によつ
て、主軸5と平行な方向に可能であり、アーマチ
ユアの大きな戻り変位を抑えるためにストツパー
プレート11がハブ6に取付けられている。
即ち、励磁コイル装置4のコイル9に通電する
と、コイル9に発生する磁束によりアーマチユア
8はロータ3に吸引され、エンジン等からベルト
を介してロータ3に伝達された回転力を主軸5に
伝達する。そしてコイル9への通電が遮断される
と、磁束が消減し、アーマチユア8は、防振ゴム
10によつて板バネ7に加えられた初期反力によ
つてロータ3から離間し、元の位置に復帰し、主
軸5への回転力の伝達を解除する。
と、コイル9に発生する磁束によりアーマチユア
8はロータ3に吸引され、エンジン等からベルト
を介してロータ3に伝達された回転力を主軸5に
伝達する。そしてコイル9への通電が遮断される
と、磁束が消減し、アーマチユア8は、防振ゴム
10によつて板バネ7に加えられた初期反力によ
つてロータ3から離間し、元の位置に復帰し、主
軸5への回転力の伝達を解除する。
この従来例における防振ゴム10は、コイル9
への通電遮断時にアーマチユア8を復帰させる為
に板バネ7へ初期反力を付加させることと、自動
車等の走行時にアーマチユア8が振動することを
防ぐために、アーマチユア8の側面8aに当接す
るようにストツパープレート11上に複数個配置
されている。
への通電遮断時にアーマチユア8を復帰させる為
に板バネ7へ初期反力を付加させることと、自動
車等の走行時にアーマチユア8が振動することを
防ぐために、アーマチユア8の側面8aに当接す
るようにストツパープレート11上に複数個配置
されている。
ところが、かかる従来構造の電磁クラツチにあ
つては、コイル9の通電時、アーマチユア8は磁
束による吸引力により防振ゴム10の拘束から解
除され、加速度的にロータ3に吸着されるが、ロ
ータ3とアーマチユア8との間には、緩衝材とな
るものが介在していない為、金属的吸着音が発生
し、騒音の発生源となつていた。
つては、コイル9の通電時、アーマチユア8は磁
束による吸引力により防振ゴム10の拘束から解
除され、加速度的にロータ3に吸着されるが、ロ
ータ3とアーマチユア8との間には、緩衝材とな
るものが介在していない為、金属的吸着音が発生
し、騒音の発生源となつていた。
又、防振ゴム10の成型状のバラツキによつて
ロータ3の摩擦面3aとアーマチユア8の摩擦面
8bとの空隙gの不均一をもたらし、この不均一
から吸着音が増大され、騒音を増量していた。
ロータ3の摩擦面3aとアーマチユア8の摩擦面
8bとの空隙gの不均一をもたらし、この不均一
から吸着音が増大され、騒音を増量していた。
更に、コイル9の通電を遮断した時電磁クラツ
チに外部駆動源(エンジン等)から過大な加振力
が加わつた場合に、板バネ7はその初期反力によ
りアーマチユア8を防振ゴム10に静止保持する
ことが困難となり、その結果、アーマチユア8は
大きく振幅し、空隙gを有して対向しているロー
タ3の摩擦面3aと接触し、異音の発生原因とな
つていた。
チに外部駆動源(エンジン等)から過大な加振力
が加わつた場合に、板バネ7はその初期反力によ
りアーマチユア8を防振ゴム10に静止保持する
ことが困難となり、その結果、アーマチユア8は
大きく振幅し、空隙gを有して対向しているロー
タ3の摩擦面3aと接触し、異音の発生原因とな
つていた。
更に、前述したアーマチユア8の吸引する際の
変位と吸引速度の関係を示す第12図を参照する
と、吸引完了直前において速度が急激に増大して
いることが理解できる。
変位と吸引速度の関係を示す第12図を参照する
と、吸引完了直前において速度が急激に増大して
いることが理解できる。
即ち、吸引力はロータ3とアーマチユア8の摩
擦面間の空隙gの2乗に比例しており、空隙が少
なくなる程吸引力が増大することを示している。
つまり吸引動作の初期の段階にはアーマチユア8
の吸引速度が小さいが、空隙gが小さくなり電磁
吸引力が増大するに従つて、吸引速度が加速度的
に増大し、吸引直前のエネルギー(アーマチユア
重量×吸引速度で表わされる)は大となり、アー
マチユア8がロータ摩擦面3aに吸引する際の衝
撃音拡散に費やされるエネルギーが大きくなり、
吸着音が大きくなつて騒音の原因となる等の問題
点があつた。
擦面間の空隙gの2乗に比例しており、空隙が少
なくなる程吸引力が増大することを示している。
つまり吸引動作の初期の段階にはアーマチユア8
の吸引速度が小さいが、空隙gが小さくなり電磁
吸引力が増大するに従つて、吸引速度が加速度的
に増大し、吸引直前のエネルギー(アーマチユア
重量×吸引速度で表わされる)は大となり、アー
マチユア8がロータ摩擦面3aに吸引する際の衝
撃音拡散に費やされるエネルギーが大きくなり、
吸着音が大きくなつて騒音の原因となる等の問題
点があつた。
この為、吸着音を低下させる手段として、板バ
ネ7のバネ定数を小さくし、かつ吸引力を小さく
することが考えられるが、この吸引力の低下によ
つて伝達トルクが低下する問題点が生ずる。又、
板バネのバネ定数が小さいと、外部からの加振力
によつて、アーマチユア8が振動して騒音が発生
するという問題点が生じる。
ネ7のバネ定数を小さくし、かつ吸引力を小さく
することが考えられるが、この吸引力の低下によ
つて伝達トルクが低下する問題点が生ずる。又、
板バネのバネ定数が小さいと、外部からの加振力
によつて、アーマチユア8が振動して騒音が発生
するという問題点が生じる。
本考案は、アーマチユアとストツパープレート
との間にストツパーピン部材を介して防振ゴムを
固着することによつて、アーマチユアの吸引時に
おける主軸への回転力の伝達トルクを低下するこ
となく、かつアーマチユアの制振効果も充分に満
足することができしかも、比較的簡単な構成で吸
着音を低下させた電磁クラツチを提供することを
目的とする。
との間にストツパーピン部材を介して防振ゴムを
固着することによつて、アーマチユアの吸引時に
おける主軸への回転力の伝達トルクを低下するこ
となく、かつアーマチユアの制振効果も充分に満
足することができしかも、比較的簡単な構成で吸
着音を低下させた電磁クラツチを提供することを
目的とする。
本考案はロータ側面に、電磁石の通電によつて
吸着されるアーマチユアを被駆動軸のハブに板バ
ネを介して弾性支持するとともに、該ハブに上記
板バネとともにストツパープレートを固定し、該
ストツパープレートの周辺近傍に複数の防振ゴム
を配設した電磁クラツチにおいて、防振ゴムは頭
部を略断面台形状に形成されており、かつ主軸と
平行な貫通孔を設けている。該貫通孔に円筒状の
カラーを嵌合している。そして上端に防振ゴムの
上端面径より大きな径を有するフランジ部を設け
たストツパーピン部材の軸部をカラー内に貫挿さ
せている。更に、フランジ部をカラー上端面と防
振ゴム頭部上端面に当接させ、軸部をアーマチユ
アに固着し防振ゴムをストツパープレートに取付
けた構成を有するものである。
吸着されるアーマチユアを被駆動軸のハブに板バ
ネを介して弾性支持するとともに、該ハブに上記
板バネとともにストツパープレートを固定し、該
ストツパープレートの周辺近傍に複数の防振ゴム
を配設した電磁クラツチにおいて、防振ゴムは頭
部を略断面台形状に形成されており、かつ主軸と
平行な貫通孔を設けている。該貫通孔に円筒状の
カラーを嵌合している。そして上端に防振ゴムの
上端面径より大きな径を有するフランジ部を設け
たストツパーピン部材の軸部をカラー内に貫挿さ
せている。更に、フランジ部をカラー上端面と防
振ゴム頭部上端面に当接させ、軸部をアーマチユ
アに固着し防振ゴムをストツパープレートに取付
けた構成を有するものである。
以下、本考案の一実施例を添付図面について詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示した断面図で
ある。尚、従来例と類似する構成については同符
号を付して説明する。
ある。尚、従来例と類似する構成については同符
号を付して説明する。
本考案の電磁クラツチは、固定部1に形成した
筒状突部1aの外周にラジアル軸受2を介して鉄
製のリング状のロータ3を回転自在に支承してい
る。このロータ3は外部の駆動源、例えば自動車
のエンジン等にベルトによつて連結され回転す
る。前述の固定部1にはリング状の励磁コイル装
置4を固定部1とロータ3との間に間隙をもつて
配置している。
筒状突部1aの外周にラジアル軸受2を介して鉄
製のリング状のロータ3を回転自在に支承してい
る。このロータ3は外部の駆動源、例えば自動車
のエンジン等にベルトによつて連結され回転す
る。前述の固定部1にはリング状の励磁コイル装
置4を固定部1とロータ3との間に間隙をもつて
配置している。
又、筒状突部1aの中空部には固定部1に回転
自在に支承された主軸5が貫挿されていて、その
主軸5の先端にハブ6がセレーシヨン(図示しな
い)等の手段によつて回転不能に取付けられてい
る。そして、ハブ6には、複数の板バネ7を介し
て鉄製のリング状のアーマチユア8がロータ3と
空隙gを隔てて対向配置されている。このアーマ
チユア8は電磁コイル装置4と板バネ7と防振ゴ
ム10の作用によつて、主軸5と平行な方向に移
動可能であり、軸方向の動きを制限するためのス
トツパープレート11がハブ6に取付けられてい
る。そして、アーマチユア8は、励磁コイル装置
4のコイル9へ通電すると、コイル9からの磁束
(矢印で示す)によつてロータ3に吸引され、ロ
ータ3の回転に追従し、ロータ3の回転力を主軸
5に伝達する。コイル9への通電が遮断される
と、コイル9の磁束が消滅し、アーマチユア8は
防振ゴム10によつて板バネ7に付加した初期反
力によつてロータ3から離間し、主軸5への回転
力の伝達を解除する。
自在に支承された主軸5が貫挿されていて、その
主軸5の先端にハブ6がセレーシヨン(図示しな
い)等の手段によつて回転不能に取付けられてい
る。そして、ハブ6には、複数の板バネ7を介し
て鉄製のリング状のアーマチユア8がロータ3と
空隙gを隔てて対向配置されている。このアーマ
チユア8は電磁コイル装置4と板バネ7と防振ゴ
ム10の作用によつて、主軸5と平行な方向に移
動可能であり、軸方向の動きを制限するためのス
トツパープレート11がハブ6に取付けられてい
る。そして、アーマチユア8は、励磁コイル装置
4のコイル9へ通電すると、コイル9からの磁束
(矢印で示す)によつてロータ3に吸引され、ロ
ータ3の回転に追従し、ロータ3の回転力を主軸
5に伝達する。コイル9への通電が遮断される
と、コイル9の磁束が消滅し、アーマチユア8は
防振ゴム10によつて板バネ7に付加した初期反
力によつてロータ3から離間し、主軸5への回転
力の伝達を解除する。
この実施例における防振ゴム10は、第1図並
第2図、第3図に示すように、断面台形状の頭部
10bとストツパープレート11との嵌合溝10
cと該嵌合溝10cを隔てて頭部10bと反対側
に鍔10aを形成するとともに、頭部10bから
鍔10aにかけて貫通孔10dを設けている。
第2図、第3図に示すように、断面台形状の頭部
10bとストツパープレート11との嵌合溝10
cと該嵌合溝10cを隔てて頭部10bと反対側
に鍔10aを形成するとともに、頭部10bから
鍔10aにかけて貫通孔10dを設けている。
そして、頭部10bの上端面径D1は後述する
ストツパーピン部材12のフランジ12aの外径
D2より小さく設定されている。
ストツパーピン部材12のフランジ12aの外径
D2より小さく設定されている。
又、防振ゴム10の貫通孔10dにはカラー1
3が嵌合されている。
3が嵌合されている。
ストツパーピン部材12は、フランジ12aと
ネジを有する軸部12bとフランジ12aを隔て
て軸部12bと反対側に形成された頭部12cを
備えている。尚、フランジ12aは、頭部12c
と一体に成型する替りに、ワツシヤー等を介して
も良い。
ネジを有する軸部12bとフランジ12aを隔て
て軸部12bと反対側に形成された頭部12cを
備えている。尚、フランジ12aは、頭部12c
と一体に成型する替りに、ワツシヤー等を介して
も良い。
前述した防振ゴム10は、ストツパープレート
11の周辺近傍の円周上に設けられた取付孔11
aに嵌合溝10cを圧入してストツパープレート
11に取付けられ、更に、貫通孔10dに嵌合さ
れたカラー13内にストツパーピン部材12の軸
部12bを貫挿し、その軸部12bをアーマチユ
ア8に形成したネジ孔8cにネジ込むことによつ
て、防振ゴム10はアーマチユア8に固着され
る。この時、防振ゴム10の鍔10aはアーマチ
ユア8の側面8aに当接している。
11の周辺近傍の円周上に設けられた取付孔11
aに嵌合溝10cを圧入してストツパープレート
11に取付けられ、更に、貫通孔10dに嵌合さ
れたカラー13内にストツパーピン部材12の軸
部12bを貫挿し、その軸部12bをアーマチユ
ア8に形成したネジ孔8cにネジ込むことによつ
て、防振ゴム10はアーマチユア8に固着され
る。この時、防振ゴム10の鍔10aはアーマチ
ユア8の側面8aに当接している。
上記構成を有する本考案の動作について詳述す
る励磁コイル9に通電すると、第1図中に矢印で
示すようにロータ外筒部3b、アーマチユア8の
外縁部、ロータ内筒部3c、励磁コイル装置4を
通過する磁束が形成され、アーマチユア8をロー
タ摩擦面3a側に吸引する力が発生し、アーマチ
ユア8を吸引する。
る励磁コイル9に通電すると、第1図中に矢印で
示すようにロータ外筒部3b、アーマチユア8の
外縁部、ロータ内筒部3c、励磁コイル装置4を
通過する磁束が形成され、アーマチユア8をロー
タ摩擦面3a側に吸引する力が発生し、アーマチ
ユア8を吸引する。
このアーマチユア8の吸引動作に伴つてストツ
パーピン部材12のフランジ12aが防振ゴム1
0の頭部10bを圧縮するよう作用する。このと
き、防振ゴム10の頭部10bは断面台形状を成
すものであるから、防振ゴム10の頭部10bと
ストツパーピン部材12のフランジ12aとの接
触面積が増加するように、頭部10bが圧縮変形
する。即ち、防振ゴム10の頭部10bの圧縮反
力も徐々に増加する。又、この圧縮反力は第4図
に示すように、ゴムの特性からゴムの変形が大き
くなるに従つて、非直線的に上昇する。
パーピン部材12のフランジ12aが防振ゴム1
0の頭部10bを圧縮するよう作用する。このと
き、防振ゴム10の頭部10bは断面台形状を成
すものであるから、防振ゴム10の頭部10bと
ストツパーピン部材12のフランジ12aとの接
触面積が増加するように、頭部10bが圧縮変形
する。即ち、防振ゴム10の頭部10bの圧縮反
力も徐々に増加する。又、この圧縮反力は第4図
に示すように、ゴムの特性からゴムの変形が大き
くなるに従つて、非直線的に上昇する。
従つて、第5図に示すように、初期の吸引動作
においては、アーマチユアを容易に吸引できる
が、ロータ3の摩擦面3aの直前では防振ゴム1
0の変形が大きく圧縮反力が急増し、アーマチユ
ア8の吸引動作を抑えるように作用し、吸引速度
が小さくなる。
においては、アーマチユアを容易に吸引できる
が、ロータ3の摩擦面3aの直前では防振ゴム1
0の変形が大きく圧縮反力が急増し、アーマチユ
ア8の吸引動作を抑えるように作用し、吸引速度
が小さくなる。
この為、アーマチユア8はロータ3の摩擦面3
aに吸着する際の運動量が小さく、吸着音が小さ
くなる。
aに吸着する際の運動量が小さく、吸着音が小さ
くなる。
そして励磁コイル9の通電が遮断すると、磁束
が消滅し、アーマチユア8は板ばねおよび防振ゴ
ム10の頭部10bの反力により離間する。この
アーマチユア8がロータ3の摩擦面3aとの離間
する間でアーマチユア8に防振ゴム10の鍔10
bが当接している間に、外部駆動源より過大な加
振力を受けることになり、アーマチユア8が鍔1
0aから離れようとする場合には、頭部10bが
圧縮されることになり、頭部10bの圧縮反力に
より振動が吸収される。
が消滅し、アーマチユア8は板ばねおよび防振ゴ
ム10の頭部10bの反力により離間する。この
アーマチユア8がロータ3の摩擦面3aとの離間
する間でアーマチユア8に防振ゴム10の鍔10
bが当接している間に、外部駆動源より過大な加
振力を受けることになり、アーマチユア8が鍔1
0aから離れようとする場合には、頭部10bが
圧縮されることになり、頭部10bの圧縮反力に
より振動が吸収される。
又、アーマチユア8が防振ゴム10の鍔10a
を押し付ける方向に移動しようと作用した場合に
は、鍔10a自身の圧縮反力が加振力に対して有
効に作用するので振動を防止する。
を押し付ける方向に移動しようと作用した場合に
は、鍔10a自身の圧縮反力が加振力に対して有
効に作用するので振動を防止する。
次に、上記した本考案が従来と比較して、どの
程度の効果を実際上有するかを、第6図および第
7図に示した測定装置で実験した。その結果を次
に説明する。
程度の効果を実際上有するかを、第6図および第
7図に示した測定装置で実験した。その結果を次
に説明する。
第6図の如く、ロータ3に対向するアーマチユ
ア8に取付けたストツパープレート側の端面8a
に加速度型ピツクアツプPを固定し、チヤージア
ンプAを介してビジグラフBに記録した全振幅値
を比較した結果、アーマチユア8の吸着時の振動
加速度は、従来例の電磁クラツチにおいては
895Gであり、本考案の実施例では453Gとの結果
が出ており、防振ゴム10の頭部10bへ圧縮反
力を付加することによつて吸引完了直前の速度が
減少し、衝撃が低減することが明らかになつた。
ア8に取付けたストツパープレート側の端面8a
に加速度型ピツクアツプPを固定し、チヤージア
ンプAを介してビジグラフBに記録した全振幅値
を比較した結果、アーマチユア8の吸着時の振動
加速度は、従来例の電磁クラツチにおいては
895Gであり、本考案の実施例では453Gとの結果
が出ており、防振ゴム10の頭部10bへ圧縮反
力を付加することによつて吸引完了直前の速度が
減少し、衝撃が低減することが明らかになつた。
又、第7図に示す装置、即ち、コンプレーサC
に取付けられた電磁クラツチのロータ3とアーマ
チユア8に対して、15cm離間した位置にコンデン
サー型マイクロホンMを設置し、騒音計D、
FFTアナライザーFとレコーダRによつて、吸
着音を測定した結果、本考案によるものは、第9
図に示すように、第10図の従来例のものに比し
て吸着音の音圧レベルは全体に及んで低く、特に
10〜20kHzの周波数の範囲でその効果が著しいこ
とが判明した。
に取付けられた電磁クラツチのロータ3とアーマ
チユア8に対して、15cm離間した位置にコンデン
サー型マイクロホンMを設置し、騒音計D、
FFTアナライザーFとレコーダRによつて、吸
着音を測定した結果、本考案によるものは、第9
図に示すように、第10図の従来例のものに比し
て吸着音の音圧レベルは全体に及んで低く、特に
10〜20kHzの周波数の範囲でその効果が著しいこ
とが判明した。
この2つの実験結果から、吸着時の振動加速度
が小さい(衝撃が小さい)つまり、吸引速度が小
さい方が吸着音が小さくなることが判明した。
が小さい(衝撃が小さい)つまり、吸引速度が小
さい方が吸着音が小さくなることが判明した。
第8図は、本考案の第2実施例を示したもので
あつて、この実施例においては、ストツパーピン
部材として段付リベツトを採用したものである。
あつて、この実施例においては、ストツパーピン
部材として段付リベツトを採用したものである。
即ち、段付リベツト13Aは、頭部13aと、
太軸部13bと細軸部13cと頭部13aの太軸
部13bとの付け根に形成されたフランジ13d
とより構成されている。この段付リベツト13A
は太軸部を防振ゴム10のカラー13を嵌合した
貫通孔10dに貫通させるとともに細軸部13c
をリベツト孔81内に挿入する。このとき太軸部
13bと細軸部13cとの段付部13eはアーマ
チユア8に形成したリベツト孔81の周辺に当接
する。リベツト孔81内に挿入した細軸部13c
はリベツト孔81内でカシメられアーマチユア8
へ取付けられる。
太軸部13bと細軸部13cと頭部13aの太軸
部13bとの付け根に形成されたフランジ13d
とより構成されている。この段付リベツト13A
は太軸部を防振ゴム10のカラー13を嵌合した
貫通孔10dに貫通させるとともに細軸部13c
をリベツト孔81内に挿入する。このとき太軸部
13bと細軸部13cとの段付部13eはアーマ
チユア8に形成したリベツト孔81の周辺に当接
する。リベツト孔81内に挿入した細軸部13c
はリベツト孔81内でカシメられアーマチユア8
へ取付けられる。
前述したように、本考案は、アーマチユアに板
バネを介して連結されたハブに固定したストツパ
ープレート上に形成された取付孔に設ける防振ゴ
ムとして、中央部に軸方向の貫通孔を形成した防
振ゴムを用い、該貫通孔内にカラーを嵌合して、
ストツパーピン部材でアーマチユアに固定して防
振ゴムをストツパーピン部材の頭部フランジとア
ーマチユアで挾持しており、しかも防振ゴムの頭
部の形状を断面台形状と成しているので、アーマ
チユアの吸引動作に従つて、防振ゴム頭部とスト
ツパーピン部材のフランジとの接触面積が徐々に
増加し、圧縮反力が増加していくため、アーマチ
ユアの吸引速度が低下し吸着時の接触音も小さく
できる。
バネを介して連結されたハブに固定したストツパ
ープレート上に形成された取付孔に設ける防振ゴ
ムとして、中央部に軸方向の貫通孔を形成した防
振ゴムを用い、該貫通孔内にカラーを嵌合して、
ストツパーピン部材でアーマチユアに固定して防
振ゴムをストツパーピン部材の頭部フランジとア
ーマチユアで挾持しており、しかも防振ゴムの頭
部の形状を断面台形状と成しているので、アーマ
チユアの吸引動作に従つて、防振ゴム頭部とスト
ツパーピン部材のフランジとの接触面積が徐々に
増加し、圧縮反力が増加していくため、アーマチ
ユアの吸引速度が低下し吸着時の接触音も小さく
できる。
更に、電磁クラツチの通電遮断時に外部から過
大加振力が加わつても、防振ゴムの鍔部との圧縮
反力によつて振動を抑制することができる。
大加振力が加わつても、防振ゴムの鍔部との圧縮
反力によつて振動を抑制することができる。
そして、防振ゴムの貫通孔にカラーを嵌合し
て、ストツパーピン部材で挾持するようにアーマ
チユアに防振ゴムを取付けているため、防振ゴム
の厚さの成型バラツキが吸収でき、ロータ摩擦面
とアーマチユア摩擦面との空隙の均一性を高め空
隙の不均一さに起因する吸着音の騒音を低下する
ことができる。
て、ストツパーピン部材で挾持するようにアーマ
チユアに防振ゴムを取付けているため、防振ゴム
の厚さの成型バラツキが吸収でき、ロータ摩擦面
とアーマチユア摩擦面との空隙の均一性を高め空
隙の不均一さに起因する吸着音の騒音を低下する
ことができる。
第1図は本考案の電磁クラツチを示した断面
図、第2図は本考案における防振ゴムの取付状態
を示した要部断面図、第3図はアーマチユアの吸
引時、防振ゴムの変形した状態を示した要部断面
図、第4図は本考案におけるアーマチユアの吸引
時の変位と防振ゴムの圧縮反力との関係を示した
グラフ、第5図はアーマチユアの吸引速度と変位
の関係を示したグラフ、第6図、第7図は測定装
置を示したもので、第6図はストツパープレート
吸着時の振動加速度の測定装置の説明図、第7図
はストツパープレートの吸着音の測定を行う装置
の説明図、第8図は本考案の第2実施例を示した
要部断面図、第9図は音圧レベルと周波数の関係
を示したグラフ、第10図は従来の音圧レベルと
周波数の関係を示したグラフ、第11図は従来の
電磁クラツチを示した断面図、第12図は第11
図におけるアーマチユアの吸引時における変位と
吸引速度の関係を示したグラフである。 1……固定部、2……ラジアル軸受、3……ロ
ータ、4……励磁装置、5……主軸、6……ハ
ブ、7……板バネ、8……リング状アーマチユ
ア、9……コイル、10……防振ゴム、10a…
…鍔、10b……防振ゴム頭部、10c……嵌合
溝、11……ストツパープレート、12……スト
ツパーピン部材、12a……フランジ、12b…
…軸、12c……ストツパーピン部材頭部、13
……カラー。
図、第2図は本考案における防振ゴムの取付状態
を示した要部断面図、第3図はアーマチユアの吸
引時、防振ゴムの変形した状態を示した要部断面
図、第4図は本考案におけるアーマチユアの吸引
時の変位と防振ゴムの圧縮反力との関係を示した
グラフ、第5図はアーマチユアの吸引速度と変位
の関係を示したグラフ、第6図、第7図は測定装
置を示したもので、第6図はストツパープレート
吸着時の振動加速度の測定装置の説明図、第7図
はストツパープレートの吸着音の測定を行う装置
の説明図、第8図は本考案の第2実施例を示した
要部断面図、第9図は音圧レベルと周波数の関係
を示したグラフ、第10図は従来の音圧レベルと
周波数の関係を示したグラフ、第11図は従来の
電磁クラツチを示した断面図、第12図は第11
図におけるアーマチユアの吸引時における変位と
吸引速度の関係を示したグラフである。 1……固定部、2……ラジアル軸受、3……ロ
ータ、4……励磁装置、5……主軸、6……ハ
ブ、7……板バネ、8……リング状アーマチユ
ア、9……コイル、10……防振ゴム、10a…
…鍔、10b……防振ゴム頭部、10c……嵌合
溝、11……ストツパープレート、12……スト
ツパーピン部材、12a……フランジ、12b…
…軸、12c……ストツパーピン部材頭部、13
……カラー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ロータ側面に、電磁石の通電によつて吸着さ
れるアーマチユアを被駆動軸のハブに板バネを
介して弾性支持するとともに、該ハブに上記板
バネとともにストツパープレートを固定し、該
ストツパープレートの周辺近傍に複数の防振ゴ
ムを配設した電磁クラツチにおいて、前記防振
ゴムは頭部を断面台形状に形成するとともに主
軸と平行な貫通孔を設け、前記貫通孔に円筒状
のカラーを嵌合し、該カラー内に上端に防振ゴ
ムの上端面径より大きな径を有するフランジ部
を設けたストツパーピン部材の軸部を貫挿せし
め、前記フランジ部をカラー上端面と防振ゴム
頭部上端面に当接せしめるとともに前記軸部を
アーマチユアに固着しもつて防振ゴムをストツ
パープレートに取付けたことを特徴とする電磁
クラツチ。 2 前記ストツパーピン部材として頭部にフラン
ジ部を有する段付きリベツトを使用した実用新
案登録請求の範囲第1項記載の電磁クラツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14563685U JPH021541Y2 (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14563685U JPH021541Y2 (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6254335U JPS6254335U (ja) | 1987-04-04 |
| JPH021541Y2 true JPH021541Y2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=31057358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14563685U Expired JPH021541Y2 (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH021541Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6927140B2 (ja) | 2018-05-11 | 2021-08-25 | 株式会社デンソー | 電磁クラッチ |
-
1985
- 1985-09-26 JP JP14563685U patent/JPH021541Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6254335U (ja) | 1987-04-04 |
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