JPH04128556U - 遊星歯車用ピニオンシヤフト固定構造 - Google Patents

遊星歯車用ピニオンシヤフト固定構造

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JPH04128556U
JPH04128556U JP4433691U JP4433691U JPH04128556U JP H04128556 U JPH04128556 U JP H04128556U JP 4433691 U JP4433691 U JP 4433691U JP 4433691 U JP4433691 U JP 4433691U JP H04128556 U JPH04128556 U JP H04128556U
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JP
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carrier
shaft
pinion
insertion hole
pin
Prior art date
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JP4433691U
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正広 今村
公伸 寺尾
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Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/08General details of gearing of gearings with members having orbital motion
    • F16H57/082Planet carriers

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱処理方法が限定されることなく、固定時の
変形、ひずみ発生のおそれがなく、また、加工、組立が
簡単であるような構成のピニオンシャフト固定構造を得
る 【構成】 ピニオンシャフト20の端部に径方向に貫通
するピン挿入孔21を形成し、このピン挿入孔21内に
端部がピニオンシャフト20の外周面から突出するよう
にして固定ピン25を圧入する。一方、キャリア10に
おけるピニオンギヤ配設空間10aを形成する軸方向左
右壁11,14にシャフト挿入孔15を貫通形成すると
ともに、左右壁のうちの一方の壁の外側面に、シャフト
挿入孔15から径方向外周方向に延びるピン保持溝16
を形成している。ここで、ピニオンシャフト20をシャ
フト挿入孔15に挿入したときに、固定ピン25の端部
がピン保持溝16内に入り込むようになっており、この
ようにピニオンシャフト20を挿入した後、キャリア1
0の上記一方の壁の外側面に、ピン保持溝16を覆って
押え部材5を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、遊星歯車を構成するキャリアにおいて、ピニオンギヤを回転自在に 支持するピニオンシャフトを、キャリアに固定するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊星歯車におけるキャリアは、複数のピニオンギヤを円周上等間隔で回転自在 に保持する部材であるが、このピニオンギヤの保持のため、キャリアにはピニオ ンシャフトが固定される。 従来におけるピニオンシャフトの固定方法としては、 1)ピニオンシャフトをキャリアに挿入後、シャフト端部をカシメて固定する 方法 2)ピニオンシャフトをキャリアに挿入後、シャフト端部をキャリアに溶接固 定する方法(例えば、実開昭61−17562号公報に開示の方法) 3)キャリアを2分割構成としてピニオンシャフトを挟持するようにしてキャ リアを組み付ける方法 4)ピニオンシャフトおよびキャリアに軸直角方向のピン挿入孔を形成してお き、ピニオンシャフトをキャリアに挿入後、ピン挿入孔に挿入したピンによりピ ニオンシャフトを固定する方法(例えば、実開昭62−40346号公報に開示 の方法)等が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記各方法は以下のような問題がある。 1)ピニオンシャフトの端部をカシメる方法は、ピニオンシャフトの端部の硬 度をあまり高くしないような熱処理を施す必要がある。ところがピニオンシャフ トはベアリング等を介してピニオンギャを回転自在に支持する部材であるため、 ベアリングを支持する部分は高い硬度が要求される。このため、ピニオンシャフ トの熱処理としては、端部を除く高周波焼入や、端部を防炭した浸炭焼入に限定 されるという問題がある。さらに、カシメに際してピニオンシャフトの変形、ひ ずみ発生のおそれがあるという問題もある。 2)ピニオンシャフトの端部をキャリアに溶接する方法の場合も、シャフト端 部の硬度が高いと溶接割れ発生の問題があるため、端部の硬度を上げることが難 しく、上記と同様の熱処理の問題がある。なお、この場合には、溶接の熱による ピニオンシャフトの変形、ひずみ発生のおそれがあるという問題もある。
【0004】 3)分割タイプのキャリアを用いる場合には、キャリアを結合するためのボス 部を設ける必要があり、このボス部がピニオンギヤの配設空間を圧迫するため、 例えば、ダブルピニオンタイプのように、多くのピニオンギヤを配設する場合に は、この構成を採用することができないという問題や、組立性があまり良くない という問題がある。 4)ピンによりピニオンシャフトを固定する方法の場合には、キャリアおよび ピニオンシャフトにピン挿入用の挿入孔を予め形成しておく必要があり、加工工 数が増すという問題や、ピニオンシャフトのキャリアへの挿入方向とピンの挿入 方向とが90度異なるとともに、ピン圧入時にキャリアの挿入孔に対してピニオ ンシャフトの挿入孔の位相を合わせる必要があるため組立作業性が良くないとい う問題がある。
【0005】 本考案は上記のような従来の固定方法が有する問題に鑑み、ピニオンシャフト の熱処理方法が限定されることなく、ピニオンシャフト固定時の変形、ひずみ発 生のおそれがなく、また、加工、組立が簡単であるような構成のピニオンシャフ ト固定構造を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本考案においては、ピニオンシャフトの端部に径方向に 貫通するピン挿入孔を形成し、このピン挿入孔内に端部がピニオンシャフトの外 周面から突出するようにして固定ピンを圧入しており、一方、キャリアにおける ピニオンギヤ配設空間を形成する軸方向左右壁にシャフト挿入孔を貫通形成する とともに、左右壁のうちの一方の壁の外側面に、シャフト挿入孔から径方向外周 方向に延びるピン保持溝を形成している。 ここで、ピニオンシャフトをシャフト挿入孔に挿入したときに、固定ピンの端 部がピン保持溝内に入り込むようになっており、このようにピニオンシャフトを 挿入した後、キャリアの上記一方の壁の外側面に、ピン保持溝を覆って押え部材 を取り付けている。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の好ましい実施例について説明する。 本考案を適用したキャリアアセンブリを図1に示している。 このキャリアアセンブリは、キャリア10と、このキャリア10に固定された ピニオンシャフト20と、このピニオンシャフト20上にローラーベアリング2 を介して回転自在に配設されたピニオンギヤ1と、キャリア10の側面に固定さ れたクラッチハブ5とを有する。
【0008】 キャリア10は、内径部にスプライン13が形成された内径ボス部を有する円 盤状の第1キャリア部材11と、外径部が直角に折り曲げられて形成された複数 のアーム部14aを有する第2キャリア部材14とからなり、アーム部14aの 先端を図示のように第1キャリア部材11の側面に接合して構成されている。 アーム部14aは、図2に示すように、円周上等間隔で複数(本例では3箇所 )形成されており、各アーム部14aの間は径方向外方に開口している。この径 方向外方に開口した箇所における第1キャリア部材11の壁面と第2キャリア部 材14の壁面とに囲まれた空間が、ピニオンギヤ配設用空間10aであり(図3 参照)、この空間10a内にピニオンシャフト20およびピニオンギヤ1が図1 のように配設される。
【0009】 このため、図2および図3に示すように、円周上でアーム部14aの間に位置 する箇所において、第1および第2キャリア部材11,14を軸方向に貫通して シャフト挿入孔15,17が形成されている。なお、本例では、このキャリアア センブリが用いられる遊星歯車はダブルピニオンタイプの遊星歯車であり、2つ のシャフト挿入孔15,17が形成されている。このため、シングルピニオンタ イプの遊星歯車の場合には、シャフト挿入孔は1つで良い。 但し、アーム部14aの間のそれぞれに2つのシャフト挿入孔15,17が形 成されるものであり、本例ではアーム部14aは3箇所に設けられているため、 図2では省略しているが、円周上等間隔で3組のシャフト挿入孔15,17が形 成される。 さらに、第2キャリア部材14の外側面に、各シャフト挿入孔15,17の中 心を通り径方向外方に延びるピン保持溝16,18が形成されている。 また、第2キャリア部材14にはアーム部14aと同一円周位置にリベット7 を取り付けるためのリベット穴19が形成されている。
【0010】 ピニオンシャフト20は円筒状部材で、その一端側に軸と直角方向に貫通する ピン挿入孔21が形成されている。このピン挿入孔21内には固定ピン25がそ の両端がピニオンシャフト20の外周面から突出して圧入される。 なお、ピニオンシャフト20にはベアリング2等の潤滑を行うための潤滑孔2 2およびこの潤滑孔22に潤滑油を導く切り欠き23が形成されている。また、 第1キャリア部材11の外壁面にはこの切り欠き23に潤滑油を導くための油溝 11aが形成されている。
【0011】 このキャリアアセンブリの組立について図3を参照して説明する。 まず、ピニオンギャ1の内径にローラーベアリング2を取り付け、さらに、両 側面にスラストワッシャ3,3を取り付ける。そして、この状態のまま、ローラ ーベアリング2およびスラストワッシャ3,3の内径がシャフト挿入孔15と合 致するようにして、矢印Aで示すように、全体をピニオンギヤ配設用空間10a 内に配設する。
【0012】 次いで、ピン挿入孔21内に固定ピン25を圧入したピニオンシャフト20を 、固定ピン25の側を後側にして、第2キャリア部材14の側方から矢印Bで示 すように、シャフト挿入孔15内に挿入する。このとき、ピニオンシャフト20 はピニオンギヤ配設用空間10a内に配設された上記ローラーベアリング2およ びスラストワッシャ3,3の内径を通ってシャフト挿入孔15内に挿入されるた め、ピニオンギヤ1は図1に示すように、ピニオンシャフト20により回転自在 に支持された状態となる。なお、このとき、固定ピン25の両端はピン保持溝1 6内に入り込み、ピニオンシャフト20の後端はキャリア10(第2キャリア部 材14)の側面から側方に突出する。 また、図示していないが、ダブルピニオンを構成するもう1つのピニオンギヤ もローラーベアリングおよびスラストワッシャとともに、シャフト挿入孔17と 合致するようにしてピニオンギヤ配設用空間10a内に配設され、シャフト挿入 孔17内に挿入されるピニオンシャフトにより回転自在に支持される。
【0013】 この後、第2キャリア部材14の外側面に当接するようにしてクラッチハブ5 をキャリア10に取り付けて、キャリアアセンブリの組立が完了する。このクラ ッチハブ5にはリベット穴5cが形成されており、このリベット穴5cと第2キ ャリア部材14に形成されたリベット穴19とにおいてリベット接合することに より、クラッチハブ5がキャリア10の側面に接合される。 なお、クラッチハブ5にはキャリア10に接合されたときに、シャフト挿入孔 15,17に合致する貫通孔5bが形成されている。このため、クラッチハブ5 がキャリア10に接合された状態で、ピニオンシャフト20のキャリア10の側 面から突出する後端部がこの貫通孔5b内に入り込み、固定ピン25の両端が入 り込んだピン保持溝16はクラッチハブ5により覆われる。
【0014】 このようにして固定ピン25はクラッチハブ5により覆われてピン保持溝16 内に保持されるため、この固定ピン25が圧入されたピニオンシャフト20は回 転が阻止されるとともに軸方向の移動も阻止され、キャリア10に固定される。 このことから分かるように、本例では、外周側にクラッチプレート支持用のス プライン5aを有したクラッチハブ5が押え部材としての役割を果たしている。 但し、押え部材はこのクラッチハブに限られるものではなく、単なる板状の部材 など種々のものを用いることができる。
【0015】 押え部材として円盤状の保持プレート80を用いたキャリアアセンブリを図4 に示している。 このキャリアアセンブリも本考案に係る構造を適用したものであり、このアセ ンブリは、キャリア50と、このキャリア50に固定されたピニオンシャフト6 0と、このピニオンシャフト60上にローラーベアリング72を介して回転自在 に配設されたピニオンギヤ71と、キャリア50の側面に固定された保持プレー ト80とを有する。
【0016】 キャリア50は、円盤状の第1キャリア部材51と、外径部が直角に折り曲げ られて形成された複数のアーム部54aを有する第2キャリア部材54と、第2 キャリア部材54の内径部に接合された円筒状のハブ部材53とからなり、アー ム部54aの先端を図示のように第1キャリア部材51の側面に接合して構成さ れている。 第1キャリア部材51の外周端部は外方にほぼ直角に折り曲げられるとともに 、図5に示すように、この折り曲げ部に複数の係合溝52bが形成されて複数の 係合突起52aが設けられている。本キャリアアセンブリの図4における左側に 別のキャリアアセンブリが配設され、この別のキャリアアセンブリのキャリアに は係合溝52bに嵌合する係合突起が設けられており、両者の係合により2つの キャリアが一体に連結されるようになっている。
【0017】 第2キャリア部材54のアーム部54aは、図6に示すように、円周上等間隔 で複数(本例では4箇所)形成されており、各アーム部54aの間は径方向外方 に開口している。この径方向外方に開口した箇所における第1キャリア部材51 の壁面と第2キャリア部材54の壁面とに囲まれた空間が、ピニオンギヤ配設用 空間50aであり(図8参照)、この空間50a内にピニオンシャフト60およ びピニオンギヤ71が図4のように配設される。
【0018】 このため、図5、図6および図8に示すように、円周上でアーム部54aの間 に位置する箇所において、第1および第2キャリア部材51,54を軸方向に貫 通してシャフト挿入孔55,57が形成されている。なお、本例でも、このキャ リアアセンブリが用いられる遊星歯車はダブルピニオンタイプの遊星歯車であり 、2つのシャフト挿入孔55,57が形成されている。 但し、アーム部54aの間のそれぞれに2つのシャフト挿入孔55,57が形 成されるものであり、本例ではアーム部54aは4箇所に設けられているため、 円周上等間隔で4組のシャフト挿入孔55,57が形成される。 さらに、第2キャリア部材54の外側面に、各シャフト挿入孔55,57の中 心を通り径方向外方に延びるピン保持溝56,58が形成されている。 また、第2キャリア部材54にはアーム部54aと同一円周位置にリベット7 7を取り付けるためのリベット穴59が形成されている。
【0019】 ハブ部材53はその外径面上にスプライン53aを有しており、このスプライ ンに嵌合してギヤ部材が取り付けられる。このため、このギヤ部材はキャリア5 0と同一回転する。 保持プレート80は、図7に示すように薄い円盤状の部材であり、その外周端 が円周上等間隔で4箇所において外方にほぼ直角に折り曲げられて折り曲げ部8 1が形成されている。さらに、第2キャリア部材54の側面に当接して取り付け られたときに第2キャリア部材54のリベット穴59と重なる位置にリベット穴 82が形成されている。
【0020】 ピニオンシャフト60は円筒状部材で、その一端側に軸と直角方向に貫通する ピン挿入孔61が形成されている。このピン挿入孔61内には固定ピン75がそ の両端がピニオンシャフト60の外周面から突出して圧入される。 なお、ピニオンシャフト60にはベアリング72等の潤滑を行うための潤滑孔 62が形成されている。
【0021】 このキャリアアセンブリの組立について図8を参照して説明する。 まず、ピニオンギャ71の内径にローラーベアリング72を取り付け、さらに 、両側面にスラストワッシャ73,73を取り付ける。そして、この状態のまま 、ローラーベアリング72およびスラストワッシャ73,73の内径がシャフト 挿入孔55と合致するようにして、矢印Aで示すように、全体をピニオンギヤ配 設用空間50a内に配設する。
【0022】 次いで、ピン挿入孔61内に固定ピン75を圧入したピニオンシャフト60を 、固定ピン75の側を後側にして、第2キャリア部材54の側方から矢印Bで示 すように、シャフト挿入孔55内に挿入する。このとき、ピニオンシャフト60 はピニオンギヤ配設用空間50a内に配設された上記ローラーベアリング72お よびスラストワッシャ73,73の内径を通ってシャフト挿入孔55内に挿入さ れるため、ピニオンギヤ71は図4に示すように、ピニオンシャフト60により 回転自在に支持された状態となる。なお、このとき、固定ピン75の両端はピン 保持溝56内に入り込み、ピニオンシャフト60の後端面60aはキャリア50 (第2キャリア部材54)の側面54bとほぼ同一になる。 また、図示していないが、ダブルピニオンを構成するもう1つのピニオンギヤ もローラーベアリングおよびスラストワッシャとともに、シャフト挿入孔57と 合致するようにしてピニオンギヤ配設用空間50a内に配設され、シャフト挿入 孔57内に挿入されるピニオンシャフトにより回転自在に支持される。
【0023】 この後、第2キャリア部材54の外側面に当接するようにして保持プレート8 0をキャリア50に取り付ける。このとき、保持プレート80のリベット穴82 と第2キャリア部材54のリベット穴59とが重なるため、このリベット穴59 ,82にリベットを挿入して両部材をリベット接合することにより、保持プレー ト80をキャリア50の側面に接合して取り付け、キャリアアセンブリの組立が 完了する。 なお、上述のように、ピニオンシャフト60の後端面60aはキャリア50( 第2キャリア部材54)の側面54aとほぼ同一であるので、保持プレート82 はピニオンシャフト60の後端面60aを覆って取り付けられる。
【0024】 このように固定ピン75が入り込んだままピン保持溝56が保持プレート80 により覆われて固定ピン75は固定保持されるため、この固定ピン75が圧入さ れたピニオンシャフト60は回転が阻止されるとともに軸方向の移動も阻止され 、キャリア50に固定される。 このことから分かるように、本例では、保持プレート80が押え部材としての 役割を果たしている。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ピニオンシャフトの端部に径方向に貫 通するピン挿入孔を形成し、このピン挿入孔内に端部がピニオンシャフトの外周 面から突出するようにして固定ピンを圧入し、一方、キャリアにおけるピニオン ギヤ配設空間を形成する軸方向左右壁にシャフト挿入孔を貫通形成するとともに 、左右壁のうちの一方の壁の外側面に、シャフト挿入孔から径方向外周方向に延 びるピン保持溝を形成しており、ピニオンシャフトをシャフト挿入孔に挿入した ときに、固定ピンの端部がピン保持溝内に入り込ませるとともに、キャリアの上 記一方の壁の外側面に、ピン保持溝を覆って押え部材を取り付けてピン保持溝内 の固定ピンを固定保持してピニオンシャフトを固定するようにしている。 このため、カシメ、溶接が不要であり、ピニオンシャフト固定時にこれが変形 もしくはひずむというおそれがなく、また、ピニオンシャフトの熱処理方法も自 由に選択できる。また、固定ピンをピニオンシャフトに圧入した後、これをシャ フト挿入孔に挿入する際に、固定ピンの端部をピン保持溝内に入り込ませればよ いだけなので、キャリアアセンブリ構成部品の加工性およびキャリアアセンブリ の組立性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るピニオンシャフト固定構造を有し
たキャリアアセンブリを示す断面図である。
【図2】このキャリアアセンブリを構成するキャリアを
示す側面図である。
【図3】上記キャリアアセンブリを構成品に分解して示
す断面図である。
【図4】本考案に係るピニオンシャフト固定構造を有し
たキャリアアセンブリの異なる例を示す断面図である。
【図5】このキャリアアセンブリを構成するキャリアを
示す左側面図である。
【図6】このキャリアアセンブリを構成するキャリアを
示す右側面図である。
【図7】このキャリアアセンブリを構成する保持プレー
トを示す右側面図である。
【図8】上記キャリアアセンブリを構成品に分解して示
す断面図である。
【符号の説明】
1,71 ピニオンギヤ 5 クラッチハブ 10,50 キャリア 15,17,55,57 シャフト挿入孔 16,18,56,58 ピン保持溝 20,60 ピニオンシャフト 25,75 固定ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピニオンギヤ配設用空間を形成する軸方
    向左右壁を貫通してシャフト挿入孔が形成されたキャリ
    アと、このシャフト挿入孔内に挿入されて前記キャリア
    に取り付けられるピニオンシャフトと、前記ピニオンギ
    ヤ配設用空間内に配設されるとともに前記シャフト挿入
    孔内に挿入された前記ピニオンシャフトにより回転自在
    に支持されるピニオンギヤとからなり、前記ピニオンシ
    ャフトの端部には径方向に貫通してピン挿入孔が形成さ
    れるとともに、このピン挿入孔内に端部が前記ピニオン
    シャフトの外周面から突出して固定ピンが圧入され、前
    記キャリアの前記軸方向左右壁のうちの一方の壁の外側
    面には前記シャフト挿入孔から径方向外周方向に延びる
    ピン保持溝が形成されており、前記ピニオンシャフトが
    前記シャフト挿入孔に挿入されたときに、前記固定ピン
    の端部が前記ピン保持溝内に入り込むようになってお
    り、前記キャリアの前記一方の壁の外側面に、前記ピン
    保持溝を覆って押え部材が取り付けられていることを特
    徴とする遊星歯車用ピニオンシャフト固定構造。
JP4433691U 1991-05-17 1991-05-17 遊星歯車用ピニオンシヤフト固定構造 Pending JPH04128556U (ja)

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