JPH04128823U - 射出成形機における射出機構 - Google Patents
射出成形機における射出機構Info
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- JPH04128823U JPH04128823U JP3487991U JP3487991U JPH04128823U JP H04128823 U JPH04128823 U JP H04128823U JP 3487991 U JP3487991 U JP 3487991U JP 3487991 U JP3487991 U JP 3487991U JP H04128823 U JPH04128823 U JP H04128823U
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小体積成形品の成形において、径小化に伴う
スクリュウヘッドの破損や材料の食い込み不備を回避す
るともに、射出ストロークを十分に確保して計量精度や
射出位置精度の向上を図る。 【構成】 成形機に移動可能に設けられた機構本体部6
には、加熱シリンダ8が取り付けられており、加熱シリ
ンダ8内には、駆動部材12で回転駆動される中空のス
クリュウ10が設定されている。スクリュウ10の中空
部には射出プランジャ14が挿入設定されており、射出
プランジャ14はその後端部に接続された射出シリンダ
16で射出動作を制御される。
スクリュウヘッドの破損や材料の食い込み不備を回避す
るともに、射出ストロークを十分に確保して計量精度や
射出位置精度の向上を図る。 【構成】 成形機に移動可能に設けられた機構本体部6
には、加熱シリンダ8が取り付けられており、加熱シリ
ンダ8内には、駆動部材12で回転駆動される中空のス
クリュウ10が設定されている。スクリュウ10の中空
部には射出プランジャ14が挿入設定されており、射出
プランジャ14はその後端部に接続された射出シリンダ
16で射出動作を制御される。
Description
【0001】
この考案は、射出成形機において、樹脂材料を可塑化して金型内に射出する機
能を司る射出機構に関し、特に、小体積成形品の成形に好適な射出機構に関する
ものである。
【0002】
この種の射出機構としては、従来より、樹脂材料をスクリュウで可塑化すると
ともに、溶融樹脂を加熱シリンダの前部に溜めて射出シリンダによるスクリュウ
の前進駆動で射出し、可塑化と射出を同軸上で行ういわゆるインラインスクリュ
ウタイプや、可塑化スクリュウ機能と射出プランジャ機能を個々に設けたいわゆ
るスクリュウプリプラタイプのもの等が知られている。
【0003】
スクリュウプリプラタイプでは、加熱シリンダから射出シリンダへの樹脂流路
が曲がって且つ長いために樹脂の滞留が起こりやすく、樹脂の熱履歴に問題があ
り、また、加熱シリンダの二本構成を要して構造上並びに製造コスト上の面から
問題があるためにインラインスクリュウタイプが多用されている現状にある。
【0004】
ところで、インラインスクリュウタイプの成形機で小体積成形品を成形する場
合、射出制御の側面から考察して、仮に1cm3 のキャビティ容積とすると、ス
クリュウ径が10mm、16mm、25mmの場合の射出ストロークはそれぞれ
、12.75mm、5.0mm、2.0mmとなり、計量精度、射出位置精度(
射出多段制御、速度、圧力)を確保するには、小径スクリュウの方が有利となる
ことが理解される。
【0005】
この小体積成形品における小径スクリュウの有利性並びに樹脂材料のミニペレ
ット化等を考慮して、スクリュウ径が10mmのインラインスクリュウタイプの
超小型成形機が提供された。
【0006】
しかしながら、この超小型成形機では、小径のための剛性低下によるスクリュ
ウヘッド破損や、樹脂材料の食い込み不備といった不具合を呈し、市場から姿を
消す結果となっている。このため、インラインスクリュウタイプにおける実用上
のスクリュウ径の最小寸法は16mm程度が限界とされている。
【0007】
このため、上記の理論値からも明らかなように、小体積成形品を成形する場合
には、計量精度や射出位置精度の確保が依然として困難で、これに基づく成形品
精度並びに作業能率の低下を回避し得ない現状にある。
【0008】
そこで、この考案は、インラインスクリュウタイプの利点を維持することがで
きるとともに、小体積成形品の成形において射出制御を容易且つ高精度に行うこ
とができ、よって成形品精度並びに作業能率の向上を図れる射出機構の提供をそ
の目的とする。
【0009】
この考案は、上記目的を達成すべく創案されたもので、その特徴は、加熱シリ
ンダと、駆動部材によって上記加熱シリンダ内で回転駆動され樹脂材料を可塑化
する中空のスクリュウと、このスクリュウの中空部に挿入される射出プランジャ
と、この射出プランジャに連結され射出プランジャの射出動作を制御する射出駆
動部材とが備えられている構成にある。ここで、射出プランジャの射出動作とは
、樹脂圧による後退ストローク制御を含む。
【0010】
この考案によれば、加熱シリンダに供給される樹脂材料はスクリュウの回転動
作で可塑化され、加熱シリンダの前部へ供給される。供給される溶融樹脂の圧力
によって射出プランジャが後退し、溶融樹脂の計量がなされる。計量が完了する
と、射出駆動部材の駆動制御で射出プランジャが前進移動し、キャビティへの射
出がなされる。
【0011】
図1乃至図4はこの考案の一実施例を示す。射出機構2は、成形機本体4に移
動可能に設けられた機構本体部6と、この機構本体部6に固定される加熱シリン
ダ8と、この加熱シリンダ8内に回転可能に設定される中空のスクリュウ10と
、このスクリュウ10を回転駆動する駆動部材12と、スクリュウ10内に軸方
向に挿入設定される射出プランジャ14と、この射出プランジャ14の射出動作
を制御する射出駆動部材としての射出シリンダ16とから概略構成されている。
【0012】
加熱シリンダ8は、軸孔18aを有する筒状のシリンダ本体18と、このシリ
ンダ本体18の先端部に取り付けられるノズル20とから構成されており、機構
本体部6にシリンダ本体18の後端部を支持して固定されている。また、シリン
ダ本体18の後端部には、機構本体部6に固定されるホッパジョイント22に連
通して材料供給孔18bが形成されている。符号22aはホッパ下冷却孔を示す
。
【0013】
スクリュウ10は、例えば、スクリュウ本体24と、このスクリュウ本体24
の先端部に取り付けられるスクリュウヘッド26とから構成され、スクリュウ本
体24とスクリュウヘッド26にはそれぞれ、射出プランジャ14を挿入するた
めの中空部としての軸孔24a、26aが形成されている。スクリュウ本体24
の外周には先端側に向かって深さが漸減するように螺旋凸条24bが形成されて
おり、スクリュウ本体24の後端部は機構本体部6に回転可能に支持された駆動
部材12の一要素としての回転伝達用軸受28にスクリュウ固定金具29を介し
て固定されている。
【0014】
また、スクリュウヘッド26の先端部には、スクリュウ本体24との間のシー
リングを行うシートリング30が設けられているとともに、可塑化された溶融樹
脂LPのバックフローを阻止するための逆流防止弁32が設定されている。
【0015】
駆動部材12は、例えば、既述の回転伝達用軸受28と、機構本体部6に固定
される油圧モータ等の駆動本体34と、回転伝達用軸受28側と駆動本体34側
に設けられるプーリ36,38と、これらのプーリ36,38間に配される伝達
ベルト40とから構成することができる。符号42は機構本体部6と回転伝達用
軸受28間に配されるニードルスラストベアリングを示し、符号44は機構本体
部6とプーリ36間に配されるスラストベアリングを示す。
【0016】
射出シリンダ16は、射出プランジャ14の後端側において機構本体部6に固
定されており、そのシリンダロッド46はプランじゃ固定金具48を介して射出
プランジャ14の後端に接続されている。符号50はプランジャ用ニードルスラ
ストベアリングを示す。
【0017】
この例ではスクリュウ10の径D1 を16mmとし、射出プランジャ14の径
D2 を6mmとした。
【0018】
次に射出機構2の動作を説明する。ホッパ(図示しない)から加熱シリンダ8
内へ供給されたペレット状ないしパウダー状の樹脂材料Pは、スクリュウ10の
回転によって混練、可塑化され、ノズル20側へチャージされる。チャージが一
定量に達すると、図4に示すように、樹脂圧によって射出プランジャ14が後退
動作し、計量がなされる。この射出プランジャ14の後退ストロークは射出シリ
ンダ16の制御下に行われる。
【0019】
計量がなされると、図2に示すように、射出シリンダ16の制御によって射出
プランジャ14が前進し、キャビティへの射出がなされる。
【0020】
このように、スクリュウ10内に射出シリンダ16を設ける構造とすることに
よって、スクリュウ10の径をスクリュウヘッド26の損傷や材料食い込み不備
を来さない許容値内で維持しながらも計量精度や射出位置精度の本質をなす射出
プランジャ14の径を可能な限り小さくできる。この例では射出プランジャ14
の径D2 を6mmとしているので、仮にキヤビティ容積が1cm3 の場合には、
射出ストロークSは約35mmとなる。従って、小体積成形品において計量精度
や射出位置精度を向上させる射出ストロークのレンジをさらに拡大することがで
き、よって、射出制御の大幅な容易化による作業能率の向上並びに成形精度の向
上を図ることができる。
【0021】
また、単一の加熱シリンダ構造による構成の簡易化を図ることができるととも
に、インラインスクリュウタイプの利点である樹脂滞留の回避並びに樹脂履歴の
良好性を享受できる。
【0022】
上記例では、逆流防止弁32を有するスクリュウヘッド26を設ける構成とし
、スクリュウ10の動作を可塑化のための回転のみとする構成としたが、スクリ
ュウ10のデザイン等によって樹脂のバックフローが生じない場合には逆流防止
弁32は必ずしも必要ではない。例えば、図5及び図6に示すように、ノズル2
0の内壁面20aにスクリュウヘッドが一体になったスクリュウ52の先端面5
2aを接触させてシールする構成とすれば、逆流防止弁32が不要となる。
【0023】
この例では、スクリュウ52は回転動作に加えて樹脂切りのための若干の前後
移動ができるように設定されている。計量時には、図6に示すように、スクリュ
ウ52が後退してシールが解除され、射出時には、図5に示すように、前進して
シールがなされる。なお、スクリュウ52の進退駆動構造は、本来のインライン
スクリュウタイプで常套手段として採用されているものであるから省略する。ま
た、射出駆動部材としては、射出シリンダ16の他に電動サーボ等の手段を採用
することができる。
【0024】
この考案によれば、スクリュウ径をスクリュウヘッドの損傷や材料食い込み不
備を来さない許容値内で維持することができるとともに、小体積成形品において
計量精度や射出位置精度の決め手となる射出ストロークのレンジを拡大すること
ができ、射出制御の大幅な容易化による作業能率の向上並びに成形精度の向上を
図ることができる。
【0025】
また、インラインスクリュウタイプの利点である単一の加熱シリンダ構造によ
る構成の簡易化並びに樹脂滞留の回避による樹脂履歴の良好性を享受することが
できる。
【図1】この考案に係る射出機構の一実施例を示す一部
切欠の概要側面図である。
切欠の概要側面図である。
【図2】加熱シリンダ近傍の概要拡大側面図である。
【図3】射出プランジャの支持部分の概要拡大側面図で
ある。
ある。
【図4】計量状態を示す概要部分拡大断面図である。
【図5】他の実施例における射出状態の概要部分断面図
である。
である。
【図6】他の例における計量状態の概要部分断面図であ
る。
る。
8 加熱シリンダ
10 スクリュウ
12 駆動部材
14 射出プランジャ
16 射出シリンダ(射出駆動部材)
24a,26a 軸孔(中空部)
P 樹脂材料
Claims (1)
- 【請求項1】 加熱シリンダと、駆動部材によって前記
加熱シリンダ内で回転駆動され樹脂材料を可塑化する中
空のスクリュウと、このスクリュウの中空部に挿入され
る射出プランジャと、この射出プランジャに連結され射
出プランジャの射出動作を制御する射出駆動部材とが備
えられている射出成形機における射出機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3487991U JPH04128823U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 射出成形機における射出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3487991U JPH04128823U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 射出成形機における射出機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04128823U true JPH04128823U (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=31917175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3487991U Pending JPH04128823U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 射出成形機における射出機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04128823U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6031936A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-18 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 射出成形機 |
| JPS6184221A (ja) * | 1984-10-01 | 1986-04-28 | Nissan Motor Co Ltd | 射出成形装置 |
| JPH02164511A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-25 | Komatsu Ltd | 射出成形機の射出装置 |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP3487991U patent/JPH04128823U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6031936A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-18 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 射出成形機 |
| JPS6184221A (ja) * | 1984-10-01 | 1986-04-28 | Nissan Motor Co Ltd | 射出成形装置 |
| JPH02164511A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-25 | Komatsu Ltd | 射出成形機の射出装置 |
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