JPH04129740A - 硬質積層建材の製造方法 - Google Patents

硬質積層建材の製造方法

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JPH04129740A
JPH04129740A JP2253080A JP25308090A JPH04129740A JP H04129740 A JPH04129740 A JP H04129740A JP 2253080 A JP2253080 A JP 2253080A JP 25308090 A JP25308090 A JP 25308090A JP H04129740 A JPH04129740 A JP H04129740A
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resin
film
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layer
building material
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JP2253080A
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Hideki Hayashi
秀樹 林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) 本発明は、最も表面側となる層を硬質なものに形成する
うえで、その作業の煩わしさ及び困雌さを解消すること
ができ、しかも生産性をも向上させることができる、硬
質積層建材の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、合板やボード材などに対して単板やパターン紙な
どを積層し、更にその表面を不飽和ポリエステル樹脂な
どによって被覆した積層建材があった。しかし、この種
積層建材は、その最も表面側へ設ける不飽和ポリエステ
ル樹脂の層(以下、表面層と言う)を硬質に形成させる
ことができなかったので、建物躯体の内壁や什器の内、
外装などの垂直方向にしか使用できなかった。
ところが最近では、表面層を形成する不飽和ポリエステ
ル樹脂へアクリル樹脂を混合させることにより、該表面
層を硬質なものとすることができるようになっている。
そのため、什器の甲板(例えば食卓や机の天板など)、
カウンター板、棚板その他の水平方向にも、積層建材を
用いることができるようになった。
(発明が解決しようとする課題) 不飽和ポリエステル樹脂にアクリル樹脂を混合させると
、その硬化過程では重合反応が起こるようになり、該重
合反応は極めて高い反応熱(270℃に達する場合もあ
った)を伴うものであった。
ところで、表面層を平坦化させ且つその表面性状を艷あ
り状態又は艶消し状態とさせるには、該表面層へ表面整
形用フィルムを被着し押圧して、該フィルムの表面性状
を転写させるようにしていた。また、前記した如き混合
樹脂に重合反応を起こさせるためには、該混合樹脂を空
気中の酸素から遮断する必要があり、これらの点におい
てフィルムは必須不可欠であった。ところが、該フィル
ムとして使用し得る樹脂材は、前記の反応熱にはとても
耐えられるものではなかった。そこで、フィルムに対し
て反応熱が伝搬し得る領域(表面層の外周部に対応する
部分など)へテープ類を貼着することにより、該フィル
ムへの伝熱を抑制することが行われていた。しかし、フ
ィルムはもとより微厚なものであるから、該フィルムや
テープ類にシワのない状態を維持させつつ、しかも該テ
ープ類をフィルムの所定位置に対して正確に貼着するの
は極めて困難であった。従って、この作業は大変煩わし
く、硬質積層建材としての生産性は劣悪であった。
本発明は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、表面層を硬質なものに形成するうえで、その作業の
困難さ及び煩わしさを解消することができ、しかも生産
性をも向上させることができる、硬質積層建材の新規な
製造方法(以下、本発明方法と言う)を提供することを
目的とする。
「発明の構成」 (課題を解決するための手段) 本発明方法の要旨とするところは、合板などの基体層に
積層された適宜の化粧層上面へ不飽和ポリエステル樹脂
とアクリル樹脂との混合樹脂を塗布し、一方、ポリビニ
ルアルコール繊維などより成る表面整形用フィルムを前
記化粧層の外部形状よりも大きな張枠へ張設させると共
に、該フィルムの外周部に対して前記張枠の内周面に沿
った通気領域を形成させ、次に上記張枠のフィルムを前
記化粧層上の混合樹脂上面へ押し付けてローラー扱きを
行い、該混合樹脂を化粧層の上面全面に均一厚さに展延
させて硬化重合反応を起こさせる点にある。
(作 用) 不飽和ポリエステル樹脂とアクリル樹脂との重合反応に
伴って生じる反応熱は、フィルムの外周部に設けられた
通気領域を介して拡散されることとなる。そのため、該
フィルムには、それを溶融させるほどの高い反応熱が伝
熱されることはなく、積層建材の表面層に溶着すること
もない、また、該フィルムに対して断熱用のテープ類を
貼着する必要はないため、作業の簡略化が図られるもの
となる。
(実施例) 以下、本発明を、その実施例を示す図面に基づいて説明
すると次の通りである。
第1図は、本発明方法の実施手順が理解し易いように描
いた分解斜視図である。本発明方法における大略的な手
順は、基体層3に化粧層2を積層し、該化粧層2の上面
に透明な樹脂(図中符号8参照)による表面層を形成さ
せるものである。そして本発明方法は、上記表面層を形
成させるうえで特有の樹脂展延器10を用いる。まず、
この樹脂展延器10について説明する。
樹脂展延510は、鉄製角パイプなどによって枠組みさ
れた張枠5と、該張枠5の枠内全周に所定幅の通気領域
7を介して張設されたフィルム6とより成る。該フィル
ム6は、糸、紐又は針金などのむ架線材9によって囲繞
されているため、樹脂展延器lOを全体として見れば、
恰もトランポリンの如き様相となってる。前記フィルム
6は、ポリビニルアルコール繊維(商品名:ビニロン)
、ポリエチレンテレフタレート繊維(商品名:テトロン
)、ポリプロピレンなどを素材として薄膜状に形成され
たものであって、その表面大きさは、前記化粧層2の表
面大きさよりも更に大きく形成されている。好ましくは
、化粧層2の外周端から外方へ向かって、フィルム6の
全周部に30〜5(bm程度の非接触部が設けられるよ
うにする(フィルム6に対する化粧層の大きさを二点鎖
線で枠取りして示す)。また、前記通気領域7は、その
幅寸法が10mm前後又はそれ以上となるように形成し
ておくのが好ましい、このようにして成る樹脂展延器1
0は、そのフィルム6が、前記表面層に所望の表面性状
を付与させるために用いられる。すなわち、フィルム6
の選択によっては、前記表面層を艷のある状態にしたり
反対に艶消しの状態にしたり、あるいはエンボス状の装
飾を施したりすることができる。該フィルム6に張りを
持たせてシワのない状態にするには、懸架線材9の張設
度合を調節したり、フィルム6の全面に加熱空気を吹き
つけるなどする。
本発明方法では、上記の如き樹脂展延器10を用いる前
に、基体層3へ化粧層2を積層しておく。
該基体N3や化粧層2は、いずれも従来と略々同様なも
のを用いればよい。例えば、基体層3は、合板、ボード
材、フラッシュ材などの他、無垢木材1合成樹脂、金属
、織布、不織布1紙などの素材を用いてシート状乃至板
状(ffさ0.3〜50m程度のもの)に形成させたも
のであれば何でもよい。
また化粧層2には、単板、突板、パターン紙1着色紙な
どを用いることができる。両者を接着するには、尿素樹
脂系、酢酸ビニル樹脂系、ポリエステル樹脂系の接着剤
を用いるとよい。なお、前記化粧層2としては、前記基
体jii3の表面に、ある程度の耐熱性を有した塗料を
塗布することで形成させたものであってもよい。
ここまでの手順を経た後は、不飽和ポリエステル樹脂と
アクリル樹脂とを混合して表面層用の混合樹脂8を準備
する。そして、該混合樹脂8に適宜の硬化剤や溶剤を添
加し、前記化粧層2の表面に塗布する。該混合樹脂8の
塗布する状態は任意であり、化粧層2の一部へ塊状に垂
らしてもよいし、適度に延ばしてもよい。またスプレー
掛けでもよい。次に、前記樹脂展延器10を、そのフィ
ルム6が前記混合樹脂8へ押し付けられるようにして化
粧層2の上へ載せる。次に、第2図に示す如く、フィル
ム6の上面でローラー11により扱きを行い、混合樹脂
8を化粧層2の全面にわたって均一に展延させる。前記
ローラー11への押圧力を1〜2kg/d程度とすれば
、混合樹脂8における展延後の厚さを0.1fi前後に
均一化できるので都合がよい。このようなローラー扱き
により、混合樹脂8の中や化粧層2の中に含まれていた
空気は脱泡されると共に、該混合樹脂8に対してフィル
ム6が密着して、空気中の酸素が遮断される。そのため
、該混合樹脂8は、不飽和ポリエステル樹脂とアクリル
樹脂とが重合反応を起こすようになり、硬化を始める。
このときの環境温度は、おおよそ25℃前後としておく
のがよい、また、このような常温硬化性以外にも、赤外
線を照射する加熱硬化方法や、紫外線を照射するUV硬
化方法を採ることができる。
上記ローラー扱きでは、化粧層2の外周端へ余剰の樹脂
8aが絞り出されて塊状に付着する。そしてこの余剰樹
脂8aは、化粧層2上で展延された混合樹脂8と同様に
重合反応(硬化)を始める。ところが、該余剰樹脂8a
は、化粧1ii2上の展延混合樹脂8に比して塊状に集
合した分だけ反応熱も高くなる(約270℃)ことがあ
る、従って、フィルム6は、その素材樹脂の性質上12
0℃程度の比較的低温で溶融して表面層へ溶着するおそ
れが生じるが、本発明方法では、前述の如く樹脂展延器
10のフィルム6へ通気領域7を設けである。そのため
、余剰樹脂8aの反応熱は該通気領域7を介して拡散さ
れることとなり、フィルム6において単位当たりの伝熱
量は小さくなる。すなわち、フィルム6が120℃以上
に加熱されることはなく、表面層に対して溶着すること
も防止される。そのため、この状態で混合樹脂8の硬化
を待って樹脂展延器10を取り外せばよい。なお、前記
余剰樹脂8aがその硬化前に流下を起こして基体層3の
側面に付着するようなことがあると、その硬化後にはこ
れを除去して表面仕上げせざるを得なくなる。そこで、
前記化粧層2は、基体N3の全周部において少し張り出
すような大きさに形成しておくと便利である。このよう
にしておけば、化粧層2から樹脂展延器10を取り外し
た後に、該化粧層2の張山部分を切除するだけで事足り
るようになる。
本発明者は、上記の如く得られた硬質積層建材につき、
その表面層の硬さを、塗装に関して規定された「塗膜の
硬さを調べるための硬さ試験」に連用して測定した。こ
の試験は、被試験面に、6B〜9Hまでの製図用黒鉛筆
で順次線を描いてみて、塗膜に疵が付かずに線が描かれ
た鉛筆のうち、最も硬い鉛筆の芯硬度により被試験面の
硬さを表すものである。その結果、本発明方法で製造さ
れた硬質積層建材は2H〜4Hに相当し、垂直方向に用
いることはもとより、水平方向へも安心して用いれるこ
とが確かめられた。なお、因に従来の積層建材に対して
も同じ試験を通用してみたところ、その表面層の硬さは
H〜2H(平均で1.5H〜1.6H)程度しかないこ
とが判明した。
(別態様の検討) 樹脂展延器10において、フィルム6の外周部へ設ける
通気領域7は、第3図に示す如く、フィルム6自体に複
数の孔7a、7a、・・・を穿設することで形成させる
ようにしてもよい、この場合、孔7aの開口形状、開口
面積5開ロ間隔(開口数)などを適宜工夫すれば、化粧
層2の表面大きさや混合樹脂8の塗布量などを異ならせ
た場合に、反応熱に対する最適な冷却状況を得ることが
でき、便利である。このように、本発明方法の細部にわ
たる構成は、実施の態様に応じて適宜変更可能である。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明に係る硬質積層建
材の製造方法では、混合樹脂を化粧層上で展延して表面
層を形成させる場合に、その重合反応によって生じる反
応熱が表面層(化粧WI)の外周部で高温になることが
そもそも防止されることとなる。そのため、樹脂展延器
においてフィルムが溶融するようなことはなく、該フィ
ルムが表面層に溶着してその表面を荒らすことも防止さ
れる。従って、樹脂展延器についても、1回のローラー
扱き毎にわざわざフィルムを張り直すことをしなくても
済む。また、樹脂展延器において、わざわざフィルムへ
テープ類を貼着する必要がないため、それだけでも作業
の簡略化が図れることとなり、全体として硬質積層建材
の生産性が向上する等、幾多の優れた利点を有している
。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施手順を理解し易く描いた分解
斜視図、第2図はローラーによる扱き状況を示す側断面
図、第3図は別態様の樹脂展延器を示す斜視図である。 2・・・化粧層     3・・・基体層5・・・張枠
      6・・・フィルム7・・・通気領域   
 8・・・混合樹脂8a・・・余剰樹脂    9・・
・懸架線材10・・・樹脂展延器   11・・・ロー
ラー特許出願人  林    秀 樹 代 理 人  弁理士 内田敏彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、合板などの基体層に積層された適宜の化粧層上面へ
    不飽和ポリエステル樹脂とアクリル樹脂との混合樹脂を
    塗布し、一方、ポリビニルアルコール繊維などより成る
    表面整形用フィルムを前記化粧層の外部形状よりも大き
    な張枠へ張設させると共に、該フィルムの外周部に対し
    て前記張枠の内周面に沿った通気領域を形成させ、次に
    上記張枠のフィルムを前記化粧層上の混合樹脂上面へ押
    し付けてローラー扱きを行い、該混合樹脂を化粧層の上
    面全面に均一厚さに展延させて硬化重合反応を起こさせ
    ることを特徴とする硬質積層建材の製造方法。
JP2253080A 1990-09-21 1990-09-21 硬質積層建材の製造方法 Pending JPH04129740A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931742A (ja) * 1972-07-22 1974-03-22
JPH0247059A (ja) * 1988-08-08 1990-02-16 Hideki Hayashi 硬質積層板及びその製造方法
JPH02121838A (ja) * 1988-10-31 1990-05-09 Hideki Hayashi 硬質表面層の形成用樹脂展延器

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