JPH04130220U - ピツチ送り装置 - Google Patents

ピツチ送り装置

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JPH04130220U
JPH04130220U JP4551791U JP4551791U JPH04130220U JP H04130220 U JPH04130220 U JP H04130220U JP 4551791 U JP4551791 U JP 4551791U JP 4551791 U JP4551791 U JP 4551791U JP H04130220 U JPH04130220 U JP H04130220U
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JP
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Application number
JP4551791U
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Inventor
武士 伊藤
Original Assignee
株式会社マシンエンジニアリング
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送体の係合孔に係合ピンを係合して行うピ
ッチ送りにおいて、搬送体の係合孔から係合ピンが外れ
た後、再係合があるまで搬送体の位置を不動に維持でき
るピッチ送り装置の提供。 【構成】 係合ピン33を搬送体(トレー4)の係合孔
7に係合し、係合ピン33のボックスモーション運動に
より、搬送体4を所定ピッチで横方向に送る機構を構成
し、これに位置決めピン43を設け、係合ピン33が係
合孔7から外れている間、その移動によって位置決めピ
ン43を天板6から突出させて搬送体4の係合孔7に係
合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動化された加工ライン、組立ラインなどにおいて部品の供給や 完成品の収納に利用するピッチ送り装置に関する。
【0002】
【従来技術】
自動化された加工ライン、組立ラインでは、部品がマガジン(部品が整列して 収納されている)から供給されることがある。そして、マガジンにおいて部品が 縦、横に配列されている場合、マガジンはその縦、横の少なくとも一方向へ、部 品を納めた区画単位でピッチ送りされる。この様なピッチ送り装置として、トレ ーなどマガジンを載置する搬送体に一定ピッチの係合孔を設けておき、これに出 没および横移動のボックス運動をする係合ピンを係合して移動させるものが提案 されている。この構造は、上記のボックス運動を構造が比較的簡単で、また、作 動が確実なカム・レバー機構によって構成することができる利点がある。
【0003】 しかし、この構造のものには係合ピンが搬送体を1ピッチ送って搬送体の係合 孔から外れ、ついで元位置に戻り再係合するまでの間、搬送体の位置を規制する ものが摩擦力以外になくなってしまい、振動がある場所では搬送体の位置が不安 定になることやその結果、係合孔の位置と係合ピンとの正しい対応がずれてピッ チ送りが不調になる難点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、搬送体の係合孔から係合ピンが外れた後、再係合があるまで搬送 体の位置を不動に維持できるピッチ送り装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
機枠の所定位置で上下に平行移動する上下移動部材を設ける。 上下移動部材上に横方向へ平行移動する横移動部材を設ける。 横移動部材の上面に設けた係合ピンを上下移動と横移動を組み合わせたボック ス運動によって機枠の天板から出没させる。
【0006】 これによって、天板上に載置され横方向へ所定ピッチで列設された係合孔を有 する搬送体を、係合孔に上記の係合ピンを係合して所定ピッチで横方向へ送る機 構を構成する。 上記の搬送体を所定ピッチで横方向へ送る機構に次の構成を加える。 横移動される搬送体の上記係合孔と対応する機枠位置に位置決めピンを出没可 能に設ける。 上記上下移動部材の上下移動とこの位置決めピンの出没を連動させ、上下移動 部材が下降した時、この位置決めピンを天板から突出させる機構を設ける。
【0007】
【作用】 搬送体が所定ピッチで横方向へ送られるとき、ピッチ移動とピッ チ移動の間に位置決めピンが搬送体の係合孔と係合する。そして、搬送体の位置 を正確に定めると共にその位置を維持する。
【0008】
【実施例】
図は、本考案を実施したトレー・トランスファ機1であり、前後送り機構2と 横送り機構としてのピッチ送り装置3によって、搬送体としてのトレー4(a〜 d)を待機位置Aから供給位置B,C、退避位置Dを経て再び待機位置Aに戻す 構成となっている。 トレー4は、トレー・トランスファ機1の機枠5(図1)の一部を構成する天 板6の上面にスライド自在に配置される。そして、個々のトレー4は、平面視に おいて前辺と後辺に横一列の、一定ピッチで設けられた係合孔7を備えている。 また、トレー4には、図4に示すようにそれぞれマガジン8が載置されている。 マガジン8は部品を図4のX(a−b)・Y(a−b)方向に沿って定位置に配 列する構造となっている。マガジン8に対する供給部品の補給は上記のトレー4 の退避位置Dから待機位置Aに至る間での間に行われる。あるいは、マガジン8 やトレー4ごと交換される。
【0009】 上記のピッチ送り装置3は本考案によるものであって、図1のように機枠5の 幅方向ほぼ中央に位置し、その左側壁9に固定して設けた縦ガイド部10に上下 移動部材11を縦ガイドバー12によって平行に上下移動自在に装着し、その上 下移動部材11の上部に横ガイド部13が構成され、これに横移動部材14が横 ガイドバー15によって横方向(Ya−Yb方向)へ平行に移動自在に装着され ている。
【0010】 機枠5の左側壁9には、支点軸16がX方向に沿い後方へ突出して固定され、 これに横送り用レバー17の中間部と、上下送り用レバー18の基端が回動自在 に軸着されている。横送り用レバー17の上端には作用点ローラー19が、下端 にはカムフォロアローラー20が軸支されている。また、上下送り用レバー18 の先端には作用点ローラー21とそのすぐ基端側にカムフォロアローラー22が 軸支されている。これらカムフォロアローラー20,22は減速機付きモーター 23(図2)の出力軸24に固定された板カム25,26のカム面に接触してい る。板カム25は横移動用であり、板カム26は上下移動用である。減速機付き モーター23は機枠5の底板27上に固定され(図2)、出力軸24の後方突出 部分にはドグ28が固定され、底板27上にこれらと対応するセンサー29が配 置されている。これらはボックスモーションの原点位置検出用である。
【0011】 横移動部材14は図1、図3のように平面視でH形をした送り板30と上記の 横ガイドバー15,15を有しており、横ガイドバー15はそれぞれ両端が支持 板31,31で送り板30の下面中央にその長手方向をY方向とし、かつ、送り 板30と平行に固定されている。横ガイドバー15は上下移動部材11の上記し た横ガイド部13へ左右移動自在に装着され、一方の支持板31と上下移動部材 11との間に引っ張りばね32が張架されている。
【0012】 H形をした送り板30の四隅には上方に向けて4本の係合ピン33が固定され ており、送り板30は上方へ移動された時この係合ピン33が天板6の上面から 突出するように上下移動部材11に装着されている。係合ピン33は上部が円錐 状に形成され、送り板30における係合ピン33の横方向の間隔はトレー4上の 係合孔7が配列されたピッチの整数倍であり、前後方向の間隔は上記係合孔7の 前後の間隔に等しい。天板6には上記の係合ピン33が突出後さらにY方向へ移 動できるように、長さがトレー4における係合孔7の1ピッチより若干大きな長 孔34が4か所に設けられている。他方の支持板31の外面には横送り用レバー 17先端の作用点ローラー19が当接し、上記の引っ張りばね32に抗して常時 接触状態を維持している。
【0013】 上下移動部材11は、すでに述べたように縦ガイド部10にガイドバー12が 嵌挿されて上下移動自在とされ、上部に横移動部材14を横ガイド部13に装着 して備えている。上下移動部材11の下部は、縦ガイド部10より下方へ突出し た部分に水平な受け板35が設けられ、上記の上下送り用レバー18の作用点ロ ーラー21が常時これに接触して、これを支持している。また、横ガイド部13 の直下にX方向へのびる水平板36を備え、その両端部に等しい長さの突杆37 ,37が上方に向けて立設されている(図2,図3)。 なお、図2は、各部品の相互関係を示したもので図1、図3に示す実際の配置 と若干異なるところがある。
【0014】 一方、天板6の下面側で、上記の突杆37,37と対応する近辺(この部分は 図3のようにH形の内側に食い込んだ空間部分に相当する)に、それぞれステー 38,38が上端を天板6に固定した下垂状態で設けられ、それぞれのステー3 8の中間部に回動杆39,39がそれ自身の中間部を回動自在に軸着されている と共に、ステー38の下端に支持板40,40が図2のように外方向に向けて固 定されている。また、天板6の上記ステー38の近傍で、トレー4がピッチ送り されていくときに各係合孔7と対応する個所の左右1か所ずつに、上下方向の貫 通孔41を設け、その下部に先端部を上記貫通孔41へ嵌挿して天板6の上面か ら出没可能に、かつ、下部を係合部42とした位置決めピン43が、上下方向へ 移動自在に装着されている。位置決めピン43は、上部が円錐状に形成され、下 部で圧縮ばね44を介して上記の支持板40に支持されている(図2)。
【0015】 そして、上記したそれぞれの回動杆39の内側端には上記の突杆37の上端に 当接する突起45,45が設けられ、また、外側端は係合片46で位置決めピン 43の係合部42に係合されている。図2の状態は突杆37が上昇位置にあって 回動杆39を介して位置決めピン43が圧縮ばね44に抗して下方へ引き下げら れ天板6の表面から退避した位置にある。 なお、突杆37が下降すると位置 決めピン43は圧縮ばね44により上方へ移動されて、先端が天板6の上面から 突出する。
【0016】 図4における符号47はマガジン8に納められた部品を取り出して所定位置に 移送するピックアップチャックを示している。
【0017】 図1、図2、図3は、天板6上のトレー4b,4cをYa方向へ1ピッチ送り 終わった状態を示しており、上下移動部材11はそのストロークの上方端へ移動 し、横移動部材14はそのストロークのYa方向端へ移動した位置にある。そし て、横移動部材14における送り板30に突設した係合ピン33、33は、天板 6の上面から突出してトレー4bとトレー4cの前辺および後辺における係合孔 7の2つずつ(4か所)に係合し、天板6の長孔34のYa側に位置している。 引っ張りばね32は強く引き伸ばされている。
【0018】 また、図2のように、上下移動部材11が上方へ移動していることにより、水 平板36上の突杆37,37は回動杆39の突起45を押上げており、その反対 側に係合された位置決めピン43は係合片46と係合部42との係合により、圧 縮ばね44に抗して下方に移動されている。すなわち、位置決めピン43は上記 トレー4b,4cの係合孔7とは係合状態にない。
【0019】 この状態において、図4のピックアップチャック47がマガジン8における対 応するX方向一列の部品を取り出し、組立ライン上の所定位置に搬送する。
【0020】 そして、減速機付きモーター23が引き続き駆動されると次の作動となる。 板カム25,26が図1矢印方向へ回動し、板カム26のカムフォロアローラ ー22部分の径が小さくなるので作用点ローラー21が下方に移動し、上下移動 部材11が下降する。これによって、上端の係合ピン33,33がトレー4b, 4cの係合孔7から抜け出る。なお、この位置は係合ピン33のボックス運動に 関する原点とされている。
【0021】 同時に、上下移動部材11、水平板36、突杆37,37が下降するので、位 置決めピン43が圧縮ばね44によって上方へ突出され、トレー4cにおける前 辺と後辺の係合孔7の一つ(2か所)に係合し、トレー4cの現在位置を維持す る。これによってトレー4bの位置も維持される。なお、トレー4cの位置がず れているときには位置決めピン43の上部が円錐状に形成されていることから、 このピン43がトレー4cの係合孔7に貫通するとき修正される。
【0022】 カムフォロアローラー20部分における板カム25の径が小さくなると横送り 用レバー17が支点軸16を中心に図において左に回動する。これにともなって 引っ張りばね32によって横移動部材14が係合孔7の1ピッチ分をYb方向へ 移動する。
【0023】 板カム26のカムフォロアローラー22部分の径が増大してきて上下送り用レ バー18を支点軸16を中心に上方へ回動すると、上記とは逆に上下移動部材1 1が上昇する。このため、係合ピン33が天板6から突出し、トレー4の係合孔 7と係合する。同時に、上下移動部材11の上昇によって水平板36、突杆37 が上昇して回動杆39の突起45を突き上げるので、これまでトレー4cの係合 孔7に係合していた位置決めピン43が係合を解いて、下方へ退避する。すると 、このタイミングに合わせて板カム25におけるカムフォロアローラー20部分 の径が増大して横送り用レバー17が右に回動されて係合ピン33、すなわち、 トレー4がYa方向へ1ピッチ移動する。引っ張りばね32は引き伸ばされる。
【0024】 これによって係合ピン33のボックス運動が一巡する。横送り作動では、以上 のピッチ送りが繰り返され、図4においてトレー4bがトレー4cの位置となっ た時、前後送り機構2が作動して待機位置Aにあるトレー4aを供給位置Bに送 り込む。 以上のように、天板6上のトレー4は待機位置AからXa方向へ送られた後、 Ya方向へピッチ送りされる。その時、ピッチ送りとピッチ送りの間の、係合ピ ン33がトレー4の係合孔7から抜け出ている間、上下移動部材11の下降にと もなって位置決めピン43が上方へ突出して係合孔7に係合するので、トレー4 が遊動して位置がずれてしまうなどのことが発生しない。 また、この実施例では、上下移動部材11の上下移動と横移動部材14の横移 動および位置決めピン43の上下移動を一つのモーターで駆動されるカム・レバ ー機構で行っているので、構造が簡素で、また、作動が確実である。
【0025】 以上は、一実施例である。搬送体はトレーに限らず、また、上下移動機構、横 移動機構の構成は係合ピンにボックスモーションを行わせるものであれば任意で ある。
【0026】
【考案の効果】
搬送体の係合孔に係合ピンを係合してボックスモーションによりピッチ送りを 行うピッチ送り装置において、振動が懸念される個所においても搬送体の遊動が なく、正確なピッチ送りを持続して行うことができる。
【0027】 ピッチ送りをカム・レバー機構により行わせることが可能で、構造が簡素で頑 丈なピッチ送り装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を断面にして示す側面図(一部省略)。
【図2】図3における一点鎖線に沿った部分を、図1に
おける一点鎖線に沿った断面を組み合わせて示す正面
図。
【図3】平面図(送り板部分、一部を省略している)。
【図4】平面図(天板部分)。
【符号の説明】
1 トレー・トランスファ機 2 前後送り
機構 3 ピッチ送り装置 5 機枠 7 係合孔 11 上下移動
部材 14 横移動部材 30 送り板 33 係合ピン 37 突杆 39 回動杆 43 位置決
めピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠の所定位置で上下に平行移動する上
    下移動部材とその上下移動部材上に構成され横方向へ平
    行移動する横移動部材を備え、横移動部材の上面に設け
    た係合ピンを上下移動と横移動を組み合わせたボックス
    運動によって機枠の天板から出没させ、天板上に載置さ
    れ横方向へ所定ピッチで列設された係合孔を有する搬送
    体を、係合孔に上記の係合ピンを係合して所定ピッチで
    横方向に送る機構であって、横移動される搬送体の上記
    係合孔と対応する機枠位置に位置決めピンを、上記上下
    移動部材の上下移動と連動させ、上下移動部材が下降し
    ている時、この位置決めピンを天板から突出させる機構
    を合わせ有することを特徴としたピッチ送り装置。
JP4551791U 1991-05-22 1991-05-22 ピツチ送り装置 Pending JPH04130220U (ja)

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JP4551791U JPH04130220U (ja) 1991-05-22 1991-05-22 ピツチ送り装置

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