JPH0413060B2 - - Google Patents
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- JPH0413060B2 JPH0413060B2 JP61206138A JP20613886A JPH0413060B2 JP H0413060 B2 JPH0413060 B2 JP H0413060B2 JP 61206138 A JP61206138 A JP 61206138A JP 20613886 A JP20613886 A JP 20613886A JP H0413060 B2 JPH0413060 B2 JP H0413060B2
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- switching elements
- welding current
- turned
- inverter
- series
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Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、薄板交流溶接等に用いて好適な高
周波パルスアーク溶接機に関する。
周波パルスアーク溶接機に関する。
「従来の技術」
第3図は、従来の溶接電源の構成を示す回路図
であり、図において、1はバツテリ等の直流電源
(電圧E)である。INVは、直流電源1の直流出
力を交流に変換して出力するインバータであり、
スイツチング素子2〜5とダイオード6〜9とか
ら構成されている。このインバータINVの出力
端間には、電流検出器10、被溶接材11、アー
ク12、電極13、カツプリングコイル14およ
びリアクトル15が直列に配される構成となつて
いる。17は、電流検出器10の検出電流に基づ
いてスイツチング素子2〜5のオン/オフ制御を
行うとともに、高周波高圧発生器16の駆動を制
御する制御回路であり、高周波高圧発生器16
は、カツプリングコイル14とともにアークスタ
ータを構成している。また、18は指令/操作部
であり、制御回路17に対し溶接電流の目標値等
を指示する。
であり、図において、1はバツテリ等の直流電源
(電圧E)である。INVは、直流電源1の直流出
力を交流に変換して出力するインバータであり、
スイツチング素子2〜5とダイオード6〜9とか
ら構成されている。このインバータINVの出力
端間には、電流検出器10、被溶接材11、アー
ク12、電極13、カツプリングコイル14およ
びリアクトル15が直列に配される構成となつて
いる。17は、電流検出器10の検出電流に基づ
いてスイツチング素子2〜5のオン/オフ制御を
行うとともに、高周波高圧発生器16の駆動を制
御する制御回路であり、高周波高圧発生器16
は、カツプリングコイル14とともにアークスタ
ータを構成している。また、18は指令/操作部
であり、制御回路17に対し溶接電流の目標値等
を指示する。
第4図は、上記構成による従来の溶接電源のス
イツチング素子2〜5のオン/オフタイミングと
溶接電流Iwの関係を示す波形図である。この図
において、ハツチングを付した部分は、各スイツ
チング素子2〜5のオン期間を示している。そし
て、制御回路17が高周波高圧発生器16に駆動
指令を与えて高圧を発生させると、被溶接材11
と電極13との間にアーク放電が開始され、以
後、第4図ロ〜ホに示すようなスイツチング制御
を行うと、同図イに示すような溶接電流Iwが流
れる。すなわち、同図にT1で示す、スイツチン
グ素子2と5が共にオンの期間においては、直流
電源1→スイツチング素子2→被溶接材11→ア
ーク12→電極13→カツプリングコイル14→
リアクトル15→スイツチング素子5→直流電源
1の経路で溶接電流Iwが流れ(以下、この期間
を給電期間T1と称す)、同図にT2で示す、ス
イツチング素子5がオフ、スイツチング素子2の
みがオンの期間においては、リアクトル15に蓄
えられたエネルギにより、リアクトル15→ダイ
オード8→スイツチング素子2→被溶接材11→
アーク12→電極13→カツプリングコイル14
→リアクトル15の経路で、溶接電流Iwが還流
する(以下、この期間を還流期間T2と称す)。
イツチング素子2〜5のオン/オフタイミングと
溶接電流Iwの関係を示す波形図である。この図
において、ハツチングを付した部分は、各スイツ
チング素子2〜5のオン期間を示している。そし
て、制御回路17が高周波高圧発生器16に駆動
指令を与えて高圧を発生させると、被溶接材11
と電極13との間にアーク放電が開始され、以
後、第4図ロ〜ホに示すようなスイツチング制御
を行うと、同図イに示すような溶接電流Iwが流
れる。すなわち、同図にT1で示す、スイツチン
グ素子2と5が共にオンの期間においては、直流
電源1→スイツチング素子2→被溶接材11→ア
ーク12→電極13→カツプリングコイル14→
リアクトル15→スイツチング素子5→直流電源
1の経路で溶接電流Iwが流れ(以下、この期間
を給電期間T1と称す)、同図にT2で示す、ス
イツチング素子5がオフ、スイツチング素子2の
みがオンの期間においては、リアクトル15に蓄
えられたエネルギにより、リアクトル15→ダイ
オード8→スイツチング素子2→被溶接材11→
アーク12→電極13→カツプリングコイル14
→リアクトル15の経路で、溶接電流Iwが還流
する(以下、この期間を還流期間T2と称す)。
「発明が解決する問題点」
ところで、直流溶接においては、溶接電流に対
し高周波パルス電流を重畳すると、電磁ピンチ効
果が増大し、アークの安定性が高められることが
知られている。電磁ピンチ効果とは、アーク電流
によつて発生する磁界の影響を受けてアークがそ
の径を細く絞られる性質のことで、アークの安定
化のために、好ましい性質である。したがつて、
高周波パルス電流を重畳する方法は、低電流溶接
が要求されてアークが不安定になりやすい薄板の
溶接に効果がある。
し高周波パルス電流を重畳すると、電磁ピンチ効
果が増大し、アークの安定性が高められることが
知られている。電磁ピンチ効果とは、アーク電流
によつて発生する磁界の影響を受けてアークがそ
の径を細く絞られる性質のことで、アークの安定
化のために、好ましい性質である。したがつて、
高周波パルス電流を重畳する方法は、低電流溶接
が要求されてアークが不安定になりやすい薄板の
溶接に効果がある。
一方、アルミニウム等のように、酸化し易い材
料の場合には、酸化膜を除去するクリーニング作
用を有する逆極性溶接あるいは交流溶接が適用さ
れることが多い。
料の場合には、酸化膜を除去するクリーニング作
用を有する逆極性溶接あるいは交流溶接が適用さ
れることが多い。
しかしながら、交流溶接電源の場合は、薄い材
料の溶接に際しては、溶接電流の平均値を低くし
なければならないため、アークが不安定となる欠
点があつた。そこで、直流溶接電源の場合と同様
に高周波パルスを重畳させることが考えられる。
高周波パルスを重畳させるには、交流周期Tおよ
びT′を決定する制御回路17内の発振器の周波
数を大とすればよいが、第3図に示す従来の交流
溶接電源においては、平滑用のリアクトル15が
有るため、第4図イに示すように溶接電流Iwの
リツプル分が除去され、高周波成分の重畳は困難
となる。特に、高周波成分の重畳に伴う聴感上の
悪影響を除去するために、高周波成分を15kHz以
上(可聴領域外周波数)とすることは、リアクト
ル15(配線浮遊インダクタンスを含む)の影響
を受け、ほとんど不可能であつた。
料の溶接に際しては、溶接電流の平均値を低くし
なければならないため、アークが不安定となる欠
点があつた。そこで、直流溶接電源の場合と同様
に高周波パルスを重畳させることが考えられる。
高周波パルスを重畳させるには、交流周期Tおよ
びT′を決定する制御回路17内の発振器の周波
数を大とすればよいが、第3図に示す従来の交流
溶接電源においては、平滑用のリアクトル15が
有るため、第4図イに示すように溶接電流Iwの
リツプル分が除去され、高周波成分の重畳は困難
となる。特に、高周波成分の重畳に伴う聴感上の
悪影響を除去するために、高周波成分を15kHz以
上(可聴領域外周波数)とすることは、リアクト
ル15(配線浮遊インダクタンスを含む)の影響
を受け、ほとんど不可能であつた。
そこで、リアクトル15を除去もしくは小さな
値とし、スイツチング素子2,5または4,3の
対を同時にオン/オフすれば、電流減少時のdi/
dtの値が上昇時のそれとほぼ同じになり(符号は
逆)、この結果、第5図に実線で示すように、高
周波成分の重畳が可能となる。なお、リアクトル
15および配線浮遊インダクタンスの影響で、溶
接電流Iwの波形を完全な矩形波とすることはで
きず、図示のような三角波となるが、電流ピーク
の値が大であれば、所定の効果を奏することがで
きる。
値とし、スイツチング素子2,5または4,3の
対を同時にオン/オフすれば、電流減少時のdi/
dtの値が上昇時のそれとほぼ同じになり(符号は
逆)、この結果、第5図に実線で示すように、高
周波成分の重畳が可能となる。なお、リアクトル
15および配線浮遊インダクタンスの影響で、溶
接電流Iwの波形を完全な矩形波とすることはで
きず、図示のような三角波となるが、電流ピーク
の値が大であれば、所定の効果を奏することがで
きる。
しかしながら、このようにリアクトル15を小
さな値とすると平滑効果がなくなるため、溶接電
流Iwの平均値が小さい場合、すなわち、スイツ
チング素子2〜5のオン時間が短い場合には、第
5図に一点鎖線で示すように溶接電流Iwが0と
なる区間ができてしまい、アーク切れが発生する
という問題が生じた。
さな値とすると平滑効果がなくなるため、溶接電
流Iwの平均値が小さい場合、すなわち、スイツ
チング素子2〜5のオン時間が短い場合には、第
5図に一点鎖線で示すように溶接電流Iwが0と
なる区間ができてしまい、アーク切れが発生する
という問題が生じた。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたも
ので、交流溶接電源において、溶接電流に高周波
パルス電流を重畳させることができ、しかも溶接
電流平均値が小さく設定されている場合でもアー
ク切れを発生させることがない高周波パルスアー
ク溶接機を提供することを目的としている。
ので、交流溶接電源において、溶接電流に高周波
パルス電流を重畳させることができ、しかも溶接
電流平均値が小さく設定されている場合でもアー
ク切れを発生させることがない高周波パルスアー
ク溶接機を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」
この発明は、相補的にオン/オフする第1、第
2のスイツチング素子を第1の直流電源に対し順
次直列に接続するとともに、相補的にオン/オフ
する第3、第4のスイツチング素子を前記第1の
直流電源に対し順次直列に接続し、さらに、前記
各スイツチング素子に逆列にダイオードを接続し
て構成される第1のインバータと、相補的にオ
ン/オフする第5、第6のスイツチング素子を第
2の直流電源に対し順次直列に接続するととも
に、相補的にオン/オフする第7、第8のスイツ
チング素子を前記第2の直流電源に対し順次直列
に接続し、さらに、前記各スイツチング素子に逆
列にダイオードを接続して構成される第2のイン
バータと、前記第1および第2のインバータの両
出力端間に順次直列に接続された電極および被溶
接材と、高周波信号を出力する発振器と、溶接電
流の絶対値を予め設定された第1の値と比較する
第1のコンパレータと、前記溶接電流の絶対値を
予め設定された第2の値と比較する第2のコンパ
レータとを備え、前記高周波信号の周期に対応し
て前記第2、第3のスイツチング素子もしくは前
記第1、第4のスイツチング素子をオン状態と
し、前記第1のコンパレータの出力信号に基づい
て前記第1のインバータ総てのスイツチング素子
をオフ状態とし、前記第2のコンパレータの出力
信号に基づいて前記第2のインバータのいずれか
のスイツチング素子をオン状態とする一連の動作
を行う制御手段とを具備することを特徴としてい
る。
2のスイツチング素子を第1の直流電源に対し順
次直列に接続するとともに、相補的にオン/オフ
する第3、第4のスイツチング素子を前記第1の
直流電源に対し順次直列に接続し、さらに、前記
各スイツチング素子に逆列にダイオードを接続し
て構成される第1のインバータと、相補的にオ
ン/オフする第5、第6のスイツチング素子を第
2の直流電源に対し順次直列に接続するととも
に、相補的にオン/オフする第7、第8のスイツ
チング素子を前記第2の直流電源に対し順次直列
に接続し、さらに、前記各スイツチング素子に逆
列にダイオードを接続して構成される第2のイン
バータと、前記第1および第2のインバータの両
出力端間に順次直列に接続された電極および被溶
接材と、高周波信号を出力する発振器と、溶接電
流の絶対値を予め設定された第1の値と比較する
第1のコンパレータと、前記溶接電流の絶対値を
予め設定された第2の値と比較する第2のコンパ
レータとを備え、前記高周波信号の周期に対応し
て前記第2、第3のスイツチング素子もしくは前
記第1、第4のスイツチング素子をオン状態と
し、前記第1のコンパレータの出力信号に基づい
て前記第1のインバータ総てのスイツチング素子
をオフ状態とし、前記第2のコンパレータの出力
信号に基づいて前記第2のインバータのいずれか
のスイツチング素子をオン状態とする一連の動作
を行う制御手段とを具備することを特徴としてい
る。
「作用」
給電期間および回生期間における溶接電流の
di/dtの値を大とすることができ、したがつて、
高周波成分の重畳が良好に行えるとともに、制御
手段が高周波信号の周期に対応して第2、第3の
スイツチング素子もしくは第1、第4のスイツチ
ング素子をオン状態とし、第1のコンパレータの
出力信号に基づいて第1のインバータ総てのスイ
ツチング素子をオフ状態とし、第2のコンパレー
タの出力信号に基づいて第2のインバータのいず
れかのスイツチング素子をオン状態とする一連の
動作を行うので、溶接電流が0となることがなく
なり、アーク切れが防止される。
di/dtの値を大とすることができ、したがつて、
高周波成分の重畳が良好に行えるとともに、制御
手段が高周波信号の周期に対応して第2、第3の
スイツチング素子もしくは第1、第4のスイツチ
ング素子をオン状態とし、第1のコンパレータの
出力信号に基づいて第1のインバータ総てのスイ
ツチング素子をオフ状態とし、第2のコンパレー
タの出力信号に基づいて第2のインバータのいず
れかのスイツチング素子をオン状態とする一連の
動作を行うので、溶接電流が0となることがなく
なり、アーク切れが防止される。
「実施例」
以下、図面を参照し、この発明の実施例を説明
する。
する。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図であり、前述した第3図の各部に対応する
部分には同一の符号が付されている。
ツク図であり、前述した第3図の各部に対応する
部分には同一の符号が付されている。
第1図において、1aと1b、2a〜5aと2
b〜5b、6a〜9aと6b〜9bおよび15a
と15bは、第3図に示した直流電源1、スイツ
チング素子2〜5、ダイオード6〜9およびリア
クトル15に各々対応するものであり、スイツチ
ング素子2a〜5aとダイオード6a〜9aによ
つて第1のインバータINVaが構成され、スイツ
チング素子2b〜5bとダイオード6b〜9bに
よつて第2のインバータINVbが構成されてい
る。
b〜5b、6a〜9aと6b〜9bおよび15a
と15bは、第3図に示した直流電源1、スイツ
チング素子2〜5、ダイオード6〜9およびリア
クトル15に各々対応するものであり、スイツチ
ング素子2a〜5aとダイオード6a〜9aによ
つて第1のインバータINVaが構成され、スイツ
チング素子2b〜5bとダイオード6b〜9bに
よつて第2のインバータINVbが構成されてい
る。
17Aはスイツチング素子2a〜5aと2b〜
5bおよび高周波高圧発生器16の制御を行う制
御回路であり、指令/操作部18A内の各設定器
18A1〜18A5の設定値および電流検出器10
の検出値に基づいて各スイツチング素子のオン/
オフ制御を行うようになつている。この場合、制
御回路17Aにおける高周波高圧発生器16の制
御系は、第3図に示す制御回路17と同様である
ので、その図示および説明を省略し、スイツチン
グ素子の制御系についてのみ以下に説明する。
5bおよび高周波高圧発生器16の制御を行う制
御回路であり、指令/操作部18A内の各設定器
18A1〜18A5の設定値および電流検出器10
の検出値に基づいて各スイツチング素子のオン/
オフ制御を行うようになつている。この場合、制
御回路17Aにおける高周波高圧発生器16の制
御系は、第3図に示す制御回路17と同様である
ので、その図示および説明を省略し、スイツチン
グ素子の制御系についてのみ以下に説明する。
まず、溶接電流Iwが正方向(被溶接材11→
アーク12→電極13)に流れている場合(以
下、SP期間と呼ぶ)、電流検出器10から出力さ
れる溶接電流Iwに対応する検出電流(以下、フ
イードバツク信号Fsと呼ぶ)は、アナログスイ
ツチ27を介して偏差検出点29,31,39お
よび40に各々供給される。
アーク12→電極13)に流れている場合(以
下、SP期間と呼ぶ)、電流検出器10から出力さ
れる溶接電流Iwに対応する検出電流(以下、フ
イードバツク信号Fsと呼ぶ)は、アナログスイ
ツチ27を介して偏差検出点29,31,39お
よび40に各々供給される。
逆に、溶接電流Iwが負方向(電極13→アー
ク12→被溶接材11)に流れている場合(以
下、RP期間と呼ぶ)、電極検出器10から出力さ
れるフイードバツク信号Fsは、ゲイン−1のア
ンプによつて構成される反転器26で反転されて
から、アナログスイツチ28を介して偏差検出点
29,31,39および40に各々供給される。
ク12→被溶接材11)に流れている場合(以
下、RP期間と呼ぶ)、電極検出器10から出力さ
れるフイードバツク信号Fsは、ゲイン−1のア
ンプによつて構成される反転器26で反転されて
から、アナログスイツチ28を介して偏差検出点
29,31,39および40に各々供給される。
設定器18A1は溶接電流平均値Iavを設定する
ためのもので、偏差検出点29は、設定器18
A1から出力される溶接電流平均値Iavと、フイー
ドバツク信号Fs(溶接電流Iwに対応している)と
の偏差を検出するものである。この偏差検出点2
9において得られた偏差は積分器30によつて積
分される。31は積分器30の積分出力信号と、
フイードバツク信号Fsの瞬時値との偏差を検出
する偏差検出点であり、この偏差検出点31に得
られる偏差が入力されるコンパレータ32によつ
て積分器30の出力と、フイードバツク信号Fs
の瞬時値との大小関係が比較される。
ためのもので、偏差検出点29は、設定器18
A1から出力される溶接電流平均値Iavと、フイー
ドバツク信号Fs(溶接電流Iwに対応している)と
の偏差を検出するものである。この偏差検出点2
9において得られた偏差は積分器30によつて積
分される。31は積分器30の積分出力信号と、
フイードバツク信号Fsの瞬時値との偏差を検出
する偏差検出点であり、この偏差検出点31に得
られる偏差が入力されるコンパレータ32によつ
て積分器30の出力と、フイードバツク信号Fs
の瞬時値との大小関係が比較される。
19は15kHzの矩形波を発生するパルス発振器
であり、この出力パルスはワンシヨツト・マルチ
バイブレータ34のトリガ端子に供給されるとと
もに、負論理オアゲート33の一方の入力端と、
Dタイプ・フリツプフロツプ21のクロツク入力
端CKに供給される。
であり、この出力パルスはワンシヨツト・マルチ
バイブレータ34のトリガ端子に供給されるとと
もに、負論理オアゲート33の一方の入力端と、
Dタイプ・フリツプフロツプ21のクロツク入力
端CKに供給される。
ワンシヨツト・マルチバイブレータ33の出力
パルスは、セツト・リセツト・フリツプフロツプ
35のセツト端子Sに供給され、負論理オアゲー
ト33の出力はセツト・リセツト・フリツプフロ
ツプ35のリセツト端子Rに供給されるようにな
つている。そして、セツトリセツト・フリツプフ
ロツプ35は、発振器19の出力が“H”レベル
となる毎にセツトされ、次いで、発振器19の出
力が“L”レベルの期間において、溶接電流Iw
が第2図に示すピーク値Ip)設定器18A1によ
つて設定された溶接電流平均値Iavに対応してい
る)に達し、コンパレータ32の出力が“L”レ
ベルとなつた時点で、リセツトされる。
パルスは、セツト・リセツト・フリツプフロツプ
35のセツト端子Sに供給され、負論理オアゲー
ト33の出力はセツト・リセツト・フリツプフロ
ツプ35のリセツト端子Rに供給されるようにな
つている。そして、セツトリセツト・フリツプフ
ロツプ35は、発振器19の出力が“H”レベル
となる毎にセツトされ、次いで、発振器19の出
力が“L”レベルの期間において、溶接電流Iw
が第2図に示すピーク値Ip)設定器18A1によ
つて設定された溶接電流平均値Iavに対応してい
る)に達し、コンパレータ32の出力が“L”レ
ベルとなつた時点で、リセツトされる。
セツト・リセツト・フリツプフロツプ35のQ
出力はアンドゲート37およびアンドゲート38
に供給される。アンドゲート37およびアンドゲ
ート38は、第1のインバータINVaを構成する
スイツチング素子2a,5aの対、およびスイツ
チング素子3a,4aの対を各々オン/オフする
ものである。これにより、セツトリセツト・フリ
ツプフロツプ35のQ出力が“H”レベルとなつ
ている期間において、アンドゲート37またはア
ンドゲート38が開状態となり、アンドゲート3
7またはアンドゲート38のその他の入力端に供
給される信号に基づいて、スイツチング素子2
a,5aの対、またはスイツチング素子3a,4
aの対がオンとなる。
出力はアンドゲート37およびアンドゲート38
に供給される。アンドゲート37およびアンドゲ
ート38は、第1のインバータINVaを構成する
スイツチング素子2a,5aの対、およびスイツ
チング素子3a,4aの対を各々オン/オフする
ものである。これにより、セツトリセツト・フリ
ツプフロツプ35のQ出力が“H”レベルとなつ
ている期間において、アンドゲート37またはア
ンドゲート38が開状態となり、アンドゲート3
7またはアンドゲート38のその他の入力端に供
給される信号に基づいて、スイツチング素子2
a,5aの対、またはスイツチング素子3a,4
aの対がオンとなる。
そして、溶接電流Iwが第2図に示すピーク値
Ipに達する以前においては、コンパレータ32の
出力が“H”レベルであり、セツト・リセツト・
フリツプフロツプ35はセツト状態を維持し、し
たがつて、アンドゲート37および38は開状態
となる。ここで、アンドゲート37を介してスイ
ツチング2a,5aの対がオンとされると、第2
図に示す給電期間T1内において、正側のメイン
パルス+MPが発生し、アンドゲート38を介し
てスイツチング素子3a,4aの対がオンとされ
ると、給電期間T1内において、負側のメインパ
ルス−MPが発生する。
Ipに達する以前においては、コンパレータ32の
出力が“H”レベルであり、セツト・リセツト・
フリツプフロツプ35はセツト状態を維持し、し
たがつて、アンドゲート37および38は開状態
となる。ここで、アンドゲート37を介してスイ
ツチング2a,5aの対がオンとされると、第2
図に示す給電期間T1内において、正側のメイン
パルス+MPが発生し、アンドゲート38を介し
てスイツチング素子3a,4aの対がオンとされ
ると、給電期間T1内において、負側のメインパ
ルス−MPが発生する。
また、パルス発振器19の出力パルスが“L”
レベルであり、かつ溶接電流Iwが第2図に示す
ピーク値Ipに達すると、コンパレータ32の出力
が“L”レベルとなり、セツトリセツト・フリツ
プフロツプ35がリセツト状態となり、アンドゲ
ート37および38は共に閉状態となり、スイツ
チング素子2a〜5aは全てオフとされ、これに
より、第2図に示す回生期間T3となる。
レベルであり、かつ溶接電流Iwが第2図に示す
ピーク値Ipに達すると、コンパレータ32の出力
が“L”レベルとなり、セツトリセツト・フリツ
プフロツプ35がリセツト状態となり、アンドゲ
ート37および38は共に閉状態となり、スイツ
チング素子2a〜5aは全てオフとされ、これに
より、第2図に示す回生期間T3となる。
以上の説明からわかるように、パルス発振器1
9の周波数によつて、メインパルス±MPの発生
周期が規定され、さらに、このメインパルス±
MPのピーク値±Ipが、常に設定器18A1によつ
て設定された溶接電流平均値Iavとなるように維
持される。
9の周波数によつて、メインパルス±MPの発生
周期が規定され、さらに、このメインパルス±
MPのピーク値±Ipが、常に設定器18A1によつ
て設定された溶接電流平均値Iavとなるように維
持される。
一方、Dタイプ・フリツプフロツプ21のD入
力端にはパルス発振器20の出力パルスが供給さ
れる。パルス発振器20は設定器18A2によつ
て設定された発振周波数(通常1kHz程度以下)
で、設定器18A3によつて設定されたデユーテ
イー比により発振するように構成されている。
力端にはパルス発振器20の出力パルスが供給さ
れる。パルス発振器20は設定器18A2によつ
て設定された発振周波数(通常1kHz程度以下)
で、設定器18A3によつて設定されたデユーテ
イー比により発振するように構成されている。
これらパルス発振器20とDタイプ・フリツプ
フロツプ21は、第2図に示す、溶接電流Iwの
正側の半サイクルであるSP期間と、負側の半サ
イクルであるRP期間を規定するためのものであ
る。すなわち、Dタイプ・フリツプフロツプ21
のQ出力は、そのクロツク入力端CKに供給され
るパルス発振器19の出力が“H”レベルに立ち
上がる時点で切替わるが、この際、パルス発振器
20の出力が“H”レベルの期間(SP期間)に
おいては、Dタイプ・フリツプフロツプ21のQ
出力が“H”レベルとなる。
フロツプ21は、第2図に示す、溶接電流Iwの
正側の半サイクルであるSP期間と、負側の半サ
イクルであるRP期間を規定するためのものであ
る。すなわち、Dタイプ・フリツプフロツプ21
のQ出力は、そのクロツク入力端CKに供給され
るパルス発振器19の出力が“H”レベルに立ち
上がる時点で切替わるが、この際、パルス発振器
20の出力が“H”レベルの期間(SP期間)に
おいては、Dタイプ・フリツプフロツプ21のQ
出力が“H”レベルとなる。
Dタイプ・フリツプフロツプ21のQ出力が
“H”レベルとなると、アンドゲート37および
アンドゲート45が開状態となり、これにより、
アンドゲート37および45のその他の入力端に
供給される信号に応じて、第1のインバータ
INVaを構成するスイツチング素子2a,5a、
および第2のインバータINVbを構成するスイツ
チング素子5bがオンとなる。
“H”レベルとなると、アンドゲート37および
アンドゲート45が開状態となり、これにより、
アンドゲート37および45のその他の入力端に
供給される信号に応じて、第1のインバータ
INVaを構成するスイツチング素子2a,5a、
および第2のインバータINVbを構成するスイツ
チング素子5bがオンとなる。
一方、パルス発振器20の出力が“L”レベル
の期間(RP期間)においては、Dタイプ・フリ
ツプフロツプ21のQ出力が“L”レベルとな
り、これにより、アンドゲート38およびアンド
ゲート46を開状態となり、アンドゲート38お
よび46のその他の入力端に供給される信号に応
じて、第1のインバータINVaを構成するスイツ
チング素子3a,4a、および第2のインバータ
INVbを構成するスイツチング素子4bがオンと
なる。
の期間(RP期間)においては、Dタイプ・フリ
ツプフロツプ21のQ出力が“L”レベルとな
り、これにより、アンドゲート38およびアンド
ゲート46を開状態となり、アンドゲート38お
よび46のその他の入力端に供給される信号に応
じて、第1のインバータINVaを構成するスイツ
チング素子3a,4a、および第2のインバータ
INVbを構成するスイツチング素子4bがオンと
なる。
Dタイプ・フリツプフロツプ21のQ出力はア
ナログスイツチ27に供給されるとともに、イン
バータ28aを介してアナログスイツチ28に供
給され、これにより、各偏差検出点29,31,
39,40に供給されるフイードバツク信号Fs
の極性が、SP期間およびRP期間にいずれにおい
ても常に正側に維持されるようになつている。
ナログスイツチ27に供給されるとともに、イン
バータ28aを介してアナログスイツチ28に供
給され、これにより、各偏差検出点29,31,
39,40に供給されるフイードバツク信号Fs
の極性が、SP期間およびRP期間にいずれにおい
ても常に正側に維持されるようになつている。
次に、設定器18A4は、第2図に示すベース
溶接電流下限値IB1を設定するためのもので、ま
た、設定器18A5は、ベース溶接電流上限値IB2
を設定するためのものである。これら設定器18
A4および18A5の各設定値は、偏差検出点39
および40に供給されてフイードバツク信号Fs
(溶接電流Iwに対応している)との偏差が検出さ
れる。これら偏差検出点39および40において
得られた偏差はコンパレータ41及び42に入力
され大小関係が比較される。この場合、溶接電流
Iwがベース溶接電流下限値IB1よりも小となつた
場合、コンパレータ41の出力が“H”レベルと
なり、また溶接電流Iwがベース溶接電流上限値
IB2より大となつた場合にコンパレータ42の出
力が“L”レベルとなる。これらコンパレータ4
1および42の各出力は、セツト・リセツト・フ
リツプフロツプ43のセツト端子Sおよびリセツ
ト端子Rに供給され、これにより、セツト・リセ
ツト・フリツプフロツプ43は、溶接電流Iwが
ベース溶接電流下限値IB1を下回つた時点でセツ
トされ、ベース溶接電流上限値IB2を上回つた時
点でリセツトされる。このセツト・リセツト・フ
リツプフロツプ43のQ出力は、アンドゲート4
5および46に供給される。
溶接電流下限値IB1を設定するためのもので、ま
た、設定器18A5は、ベース溶接電流上限値IB2
を設定するためのものである。これら設定器18
A4および18A5の各設定値は、偏差検出点39
および40に供給されてフイードバツク信号Fs
(溶接電流Iwに対応している)との偏差が検出さ
れる。これら偏差検出点39および40において
得られた偏差はコンパレータ41及び42に入力
され大小関係が比較される。この場合、溶接電流
Iwがベース溶接電流下限値IB1よりも小となつた
場合、コンパレータ41の出力が“H”レベルと
なり、また溶接電流Iwがベース溶接電流上限値
IB2より大となつた場合にコンパレータ42の出
力が“L”レベルとなる。これらコンパレータ4
1および42の各出力は、セツト・リセツト・フ
リツプフロツプ43のセツト端子Sおよびリセツ
ト端子Rに供給され、これにより、セツト・リセ
ツト・フリツプフロツプ43は、溶接電流Iwが
ベース溶接電流下限値IB1を下回つた時点でセツ
トされ、ベース溶接電流上限値IB2を上回つた時
点でリセツトされる。このセツト・リセツト・フ
リツプフロツプ43のQ出力は、アンドゲート4
5および46に供給される。
以上により、メインパルス±MPが供給された
後の回生期間T3において、溶接電流Iwがベース
電流下限値±IB1以下となつた場合に、第2のイ
ンバータINVbを構成するスイツチング素子2
b,5bの対、または3b,4bの対がオンとな
つて、給電期間T1′となり、次いで、溶接電流Iw
がベース電流上限値±IB2に達した時点で、スイ
ツチング素子2bまたは3bのみがオンとなつ
て、還流期間T2となる。
後の回生期間T3において、溶接電流Iwがベース
電流下限値±IB1以下となつた場合に、第2のイ
ンバータINVbを構成するスイツチング素子2
b,5bの対、または3b,4bの対がオンとな
つて、給電期間T1′となり、次いで、溶接電流Iw
がベース電流上限値±IB2に達した時点で、スイ
ツチング素子2bまたは3bのみがオンとなつ
て、還流期間T2となる。
また、図に示す48はインバータ、36,44
はタイマである。タイマ36,44はスイツチン
グ素子2a〜5aおよび2b〜5bのオン/オフ
パターンが切り替えられる際において、互いに逆
極性の関係のスイツチング素子が同時にオンとな
ることを防止するためのものである。
はタイマである。タイマ36,44はスイツチン
グ素子2a〜5aおよび2b〜5bのオン/オフ
パターンが切り替えられる際において、互いに逆
極性の関係のスイツチング素子が同時にオンとな
ることを防止するためのものである。
次に、上述した構成による一実施例の動作につ
いて第2図を参照して説明する。
いて第2図を参照して説明する。
この実施例においては、溶接電流Iwが正方向
に流れるSP期間と、逆方向に流れるRP期間とで
は全く同様の制御を行つているので、ここでは、
SP期間についてのみ説明する。
に流れるSP期間と、逆方向に流れるRP期間とで
は全く同様の制御を行つているので、ここでは、
SP期間についてのみ説明する。
いま、時刻tsにおいて、溶接電流Iwがピーク
値Ip以下であり、コンパレータ32の出力が
“H”レベルとなつている。ここで、パルス発振
器19の出力が“H”レベルに立ち上がると、セ
ツト・リセツト・フリツプフロツプ35がセツト
されて、そのQ出力が“H”レベルとなる。ま
た、パルス発振器20の出力が“H”レベルとな
り、Dタイプ・フリツプフロツプ21のQ出力が
“H”レベルとなると、タイマ36による計時動
作が完了した時点でアンドゲート37の入力端が
全て“H”レベルとなり、これにより、スイツチ
ング素子2aと5aがオンとなる。すると、溶接
電流Iwが、直流電源1a→スイツチング素子2
a→リアクトル15a→電流検出器10→被溶接
材11→アーク12→電極13→カツプリングコ
イル14→スイツチング素子5a→直流電源1a
の経路で流れ、この結果、第1のインバータ
INVaによつて、溶接電源Iwが供給され、メイン
パルス+MPが生じる(給電期間T1)。
値Ip以下であり、コンパレータ32の出力が
“H”レベルとなつている。ここで、パルス発振
器19の出力が“H”レベルに立ち上がると、セ
ツト・リセツト・フリツプフロツプ35がセツト
されて、そのQ出力が“H”レベルとなる。ま
た、パルス発振器20の出力が“H”レベルとな
り、Dタイプ・フリツプフロツプ21のQ出力が
“H”レベルとなると、タイマ36による計時動
作が完了した時点でアンドゲート37の入力端が
全て“H”レベルとなり、これにより、スイツチ
ング素子2aと5aがオンとなる。すると、溶接
電流Iwが、直流電源1a→スイツチング素子2
a→リアクトル15a→電流検出器10→被溶接
材11→アーク12→電極13→カツプリングコ
イル14→スイツチング素子5a→直流電源1a
の経路で流れ、この結果、第1のインバータ
INVaによつて、溶接電源Iwが供給され、メイン
パルス+MPが生じる(給電期間T1)。
次いで、時刻t1において、溶接電流Iwがピーク
値Ipに達すると、コンパレータ32の出力が
“L”レベルに反転し、セツト・リセツト・フリ
ツプフロツプ35がリセツトされ、そのQ出力
が、“L”レベルに反転する。すると、スイツチ
ング素子2a,5aが同時にオフとなり、溶接電
流Iwがダイオード7a,8aを介して直流電源
1aに回生され、これにより、溶接電流Iwの値
は、給電期間T1におけるdi/dtの傾きと同様の
傾き(符号は逆)で減少していく(回生期間
T2)。
値Ipに達すると、コンパレータ32の出力が
“L”レベルに反転し、セツト・リセツト・フリ
ツプフロツプ35がリセツトされ、そのQ出力
が、“L”レベルに反転する。すると、スイツチ
ング素子2a,5aが同時にオフとなり、溶接電
流Iwがダイオード7a,8aを介して直流電源
1aに回生され、これにより、溶接電流Iwの値
は、給電期間T1におけるdi/dtの傾きと同様の
傾き(符号は逆)で減少していく(回生期間
T2)。
次に、時刻t2において、溶接電流Iwが設定器1
8A4によつて設定されたベース溶接電流下限値
IB1まで減少すると、コンパレータ41の出力が
“H”レベルとなり、セツト・リセツト・フリツ
プフロツプ43がセツトされ、そのQ出力が
“H”レベルとなり、この“H”レベルのQ出力
がアンドゲート45に供給され、スイツチング素
子5bがオンとなる。ここで、スイツチング素子
2bはDタイプ・フリツプフロツプ21のQ出力
に基づいて、すでにオンとなつている。これら、
スイツチング素子2b,5bが共にオンとなる
と、直流電源1b→スイツチング素子2b→リア
クトル15b→電流検出器10→被溶接材11→
アーク12→電極13→カツプリングコイル14
→スイツチング素子5b→直流電源1bの経路で
溶接電流Iwが流れ、この結果、第2のインバー
タINVbによつて、溶接電流Iwが供給される(給
電期間T1′)。
8A4によつて設定されたベース溶接電流下限値
IB1まで減少すると、コンパレータ41の出力が
“H”レベルとなり、セツト・リセツト・フリツ
プフロツプ43がセツトされ、そのQ出力が
“H”レベルとなり、この“H”レベルのQ出力
がアンドゲート45に供給され、スイツチング素
子5bがオンとなる。ここで、スイツチング素子
2bはDタイプ・フリツプフロツプ21のQ出力
に基づいて、すでにオンとなつている。これら、
スイツチング素子2b,5bが共にオンとなる
と、直流電源1b→スイツチング素子2b→リア
クトル15b→電流検出器10→被溶接材11→
アーク12→電極13→カツプリングコイル14
→スイツチング素子5b→直流電源1bの経路で
溶接電流Iwが流れ、この結果、第2のインバー
タINVbによつて、溶接電流Iwが供給される(給
電期間T1′)。
次いで、時刻t3において、溶接電流Iwが設定器
18A5によつて設定されたベース溶接電流上限
値IB2に達すると、コンパレータ42の出力が
“L”レベルとなり、セツト・リセツト・フリツ
プフロツプ43がリセツトされ、そのQ出力が、
“L”レベルとなる。すると、スイツチング素子
5bがオフとなり、スイツチング素子2bのみが
オンとなり、これにより、リアクトル15bに蓄
えられたエネルギにより、リアクトル15b→電
流検出器10→被溶接材11→アーク12→電極
13→カツプリングコイル14→ダイオード8b
→スイツチング素子2b→リアクトル15bの経
路で、溶接電流Iwが還流する(還流期間T2)。こ
のように、第2のインバータINVbは定リツプル
制御され、溶接電流Iwがベース溶接電流下限値
IB1以下となつた時点で溶接電流Iwを供給し、ベ
ース溶接電流上限値IB2以上となつた時点で溶接
電流Iwを還流する。この場合の周波数は負荷に
よつて定まる。
18A5によつて設定されたベース溶接電流上限
値IB2に達すると、コンパレータ42の出力が
“L”レベルとなり、セツト・リセツト・フリツ
プフロツプ43がリセツトされ、そのQ出力が、
“L”レベルとなる。すると、スイツチング素子
5bがオフとなり、スイツチング素子2bのみが
オンとなり、これにより、リアクトル15bに蓄
えられたエネルギにより、リアクトル15b→電
流検出器10→被溶接材11→アーク12→電極
13→カツプリングコイル14→ダイオード8b
→スイツチング素子2b→リアクトル15bの経
路で、溶接電流Iwが還流する(還流期間T2)。こ
のように、第2のインバータINVbは定リツプル
制御され、溶接電流Iwがベース溶接電流下限値
IB1以下となつた時点で溶接電流Iwを供給し、ベ
ース溶接電流上限値IB2以上となつた時点で溶接
電流Iwを還流する。この場合の周波数は負荷に
よつて定まる。
以下、同様にして、第1のインバータINVaに
よる給電期間T1および回生期間T3と、第2のイ
ンバータINVbによる給電期間T1′および還流期
間T2が順次繰り返される。
よる給電期間T1および回生期間T3と、第2のイ
ンバータINVbによる給電期間T1′および還流期
間T2が順次繰り返される。
上述した一実施例によれば、第1のインバータ
INVaから供給する溶接電流Iwのdi/dt(メイン
パルスMPの傾き)を大とし得て高周波パルスの
重畳が可能になるとともに、溶接電流Iwの値が
ベース溶接電流下限値IB1以下となると、第2の
インバータINVbから溶接電流Iwが供給されるの
で、溶接電流Iwが0となる事態を回避すること
ができる。
INVaから供給する溶接電流Iwのdi/dt(メイン
パルスMPの傾き)を大とし得て高周波パルスの
重畳が可能になるとともに、溶接電流Iwの値が
ベース溶接電流下限値IB1以下となると、第2の
インバータINVbから溶接電流Iwが供給されるの
で、溶接電流Iwが0となる事態を回避すること
ができる。
なお、上述した一実施例においては、ひとつの
電流検出器10を設けたが、1対の電流検出器1
0をリアクトル15a,15bと同様に設け、第
2のインバータINVbを常時、定電流制御または
定リツプル制御して溶接電流Iwを供給するよう
に構成してもよく、また、必ずしも、第2のイン
バータINVbを第1のインバータINVaと同期さ
せて駆動する必要はなく、極性(SP期間とRP期
間)を同じにすれば、非同期で駆動しても構わな
い。
電流検出器10を設けたが、1対の電流検出器1
0をリアクトル15a,15bと同様に設け、第
2のインバータINVbを常時、定電流制御または
定リツプル制御して溶接電流Iwを供給するよう
に構成してもよく、また、必ずしも、第2のイン
バータINVbを第1のインバータINVaと同期さ
せて駆動する必要はなく、極性(SP期間とRP期
間)を同じにすれば、非同期で駆動しても構わな
い。
「発明の効果」
以上説明したように、この発明によれば、相補
的にオン/オフする第1、第2のスイツチング素
子を第1の直流電源に対し順次直列に接続すると
ともに、相補的にオン/オフする第3、第4のス
イツチング素子を前記第1の直流電源に対し順次
直列に接続し、さらに、前記各スイツチング素子
に逆列にダイオードを接続して構成される第1の
インバータと、相補的にオン/オフする第5、第
6のスイツチング素子を第2の直流電源に対し順
次直列に接続するとともに、相補的にオン/オフ
する第7、第8のスイツチング素子を前記第2の
直流電源に対し順次直列に接続し、さらに、前記
各スイツチング素子に逆列にダイオードを接続し
て構成される第2のインバータと、前記第1およ
び第2のインバータの両出力端間に順次直列に接
続された電極および被溶接材と、高周波信号を出
力する発振器と、溶接電流の絶対値を予め設定さ
れた第1の値と比較する第1のコンパレータと、
前記溶接電流の絶対値を予め設定された第2の値
と比較する第2のコンパレータとを備え、前記高
周波信号の周期に対応して前記第2、第3のスイ
ツチング素子もしくは前記第1、第4のスイツチ
ング素子をオン状態とし、前記第1のコンパレー
タの出力信号に基づいて前記第1のインバータ総
てのスイツチング素子をオフ状態とし、前記第2
のコンパレータの出力信号に基づいて前記第2の
インバータのいずれかのスイツチング素子をオン
状態とする一連の動作を行う制御手段とを設けた
ので、給電期間および回生期間における溶接電流
のdi/dtの値を大とすることができ、したがつ
て、高周波成分の重畳が良好に行えるとともに、
制御手段が高周波信号の周期に対応して第2、第
3のスイツチング素子もしくは第1、第4のスイ
ツチング素子をオン状態とし、第1のコンパレー
タの出力信号に基づいて第1のインバータ総ての
スイツチング素子をオフ状態とし、第2のコンパ
レータの出力信号に基づいて第2のインバータの
いずれかのスイツチング素子をオン状態とする一
連の動作を行うので、溶接電流が0となることが
なく、アーク切れを防止することができるという
効果が得られる。
的にオン/オフする第1、第2のスイツチング素
子を第1の直流電源に対し順次直列に接続すると
ともに、相補的にオン/オフする第3、第4のス
イツチング素子を前記第1の直流電源に対し順次
直列に接続し、さらに、前記各スイツチング素子
に逆列にダイオードを接続して構成される第1の
インバータと、相補的にオン/オフする第5、第
6のスイツチング素子を第2の直流電源に対し順
次直列に接続するとともに、相補的にオン/オフ
する第7、第8のスイツチング素子を前記第2の
直流電源に対し順次直列に接続し、さらに、前記
各スイツチング素子に逆列にダイオードを接続し
て構成される第2のインバータと、前記第1およ
び第2のインバータの両出力端間に順次直列に接
続された電極および被溶接材と、高周波信号を出
力する発振器と、溶接電流の絶対値を予め設定さ
れた第1の値と比較する第1のコンパレータと、
前記溶接電流の絶対値を予め設定された第2の値
と比較する第2のコンパレータとを備え、前記高
周波信号の周期に対応して前記第2、第3のスイ
ツチング素子もしくは前記第1、第4のスイツチ
ング素子をオン状態とし、前記第1のコンパレー
タの出力信号に基づいて前記第1のインバータ総
てのスイツチング素子をオフ状態とし、前記第2
のコンパレータの出力信号に基づいて前記第2の
インバータのいずれかのスイツチング素子をオン
状態とする一連の動作を行う制御手段とを設けた
ので、給電期間および回生期間における溶接電流
のdi/dtの値を大とすることができ、したがつ
て、高周波成分の重畳が良好に行えるとともに、
制御手段が高周波信号の周期に対応して第2、第
3のスイツチング素子もしくは第1、第4のスイ
ツチング素子をオン状態とし、第1のコンパレー
タの出力信号に基づいて第1のインバータ総ての
スイツチング素子をオフ状態とし、第2のコンパ
レータの出力信号に基づいて第2のインバータの
いずれかのスイツチング素子をオン状態とする一
連の動作を行うので、溶接電流が0となることが
なく、アーク切れを防止することができるという
効果が得られる。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図、第2図は同実施例の動作を説明するため
の各部の波形図、第3図は従来の溶接電源の構成
を示すブロツク図、第4図は同溶接電源各部の波
形図、第5図は従来の溶接電源回路において高周
波成分を重畳した場合の波形図である。 1a,1b……直流電源、2a〜5a,2b〜
5b……スイツチング素子、6a〜9a,6b〜
9b……ダイオード、INVa……第1のインバー
タ、INVb……第2のインバータ、11……被溶
接材、13……電極、17A……制御回路。
ツク図、第2図は同実施例の動作を説明するため
の各部の波形図、第3図は従来の溶接電源の構成
を示すブロツク図、第4図は同溶接電源各部の波
形図、第5図は従来の溶接電源回路において高周
波成分を重畳した場合の波形図である。 1a,1b……直流電源、2a〜5a,2b〜
5b……スイツチング素子、6a〜9a,6b〜
9b……ダイオード、INVa……第1のインバー
タ、INVb……第2のインバータ、11……被溶
接材、13……電極、17A……制御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 相補的にオン/オフする第1、第2のスイツ
チング素子を第1の直流電源に対し順次直列に接
続するとともに、相補的にオン/オフする第3、
第4のスイツチング素子を前記第1の直流電源に
対し順次直列に接続し、さらに、前記各スイツチ
ング素子に逆列にダイオードを接続して構成され
る第1のインバータと、 相補的にオン/オフする第5、第6のスイツチ
ング素子を第2の直流電源に対し順次直列に接続
するとともに、相補的にオン/オフする第7、第
8のスイツチング素子を前記第2の直流電源に対
し順次直列に接続し、さらに、前記各スイツチン
グ素子に逆列にダイオードを接続して構成される
第2のインバータと、 前記第1および第2のインバータの両出力端間
に順次直列に接続された電極および被溶接材と、 高周波信号を出力する発振器と、溶接電流の絶
対値を予め設定された第1の値と比較する第1の
コンパレータと、前記溶接電流の絶対値を予め設
定された第2の値と比較する第2のコンパレータ
とを備え、前記高周波信号の周期に対応して前記
第2、第3のスイツチング素子もしくは前記第
1、第4のスイツチング素子をオン状態とし、前
記第1のコンパレータの出力信号に基づいて前記
第1のインバータ総てのスイツチング素子をオフ
状態とし、前記第2のコンパレータの出力信号に
基づいて前記第2のインバータのいずれかのスイ
ツチング素子をオン状態とする一連の動作を行う
制御手段と、 を具備することを特徴とする高周波パルスアーク
溶接機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20613886A JPS6363573A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 高周波パルスア−ク溶接機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20613886A JPS6363573A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 高周波パルスア−ク溶接機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6363573A JPS6363573A (ja) | 1988-03-19 |
| JPH0413060B2 true JPH0413060B2 (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=16518413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20613886A Granted JPS6363573A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 高周波パルスア−ク溶接機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6363573A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS602584B2 (ja) * | 1977-09-14 | 1985-01-22 | 三洋電機株式会社 | 吸収式冷凍機の安全装置 |
| JPS58176072A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ア−ク溶接機 |
-
1986
- 1986-09-02 JP JP20613886A patent/JPS6363573A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6363573A (ja) | 1988-03-19 |
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