JPH04131189U - 超音波モータの駆動電源装置 - Google Patents

超音波モータの駆動電源装置

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JPH04131189U
JPH04131189U JP4401891U JP4401891U JPH04131189U JP H04131189 U JPH04131189 U JP H04131189U JP 4401891 U JP4401891 U JP 4401891U JP 4401891 U JP4401891 U JP 4401891U JP H04131189 U JPH04131189 U JP H04131189U
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寿雄 長島
正俊 西村
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五洋電子工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波モータとその駆動電源装置との接続距
離が長い場合の接続シールド線の静電容量による駆動異
常または駆動不能の不具合をなくすことを目的とする。 【構成】 駆動電源装置の2つの出力トランス4,4′
の2次側のそれぞれにコイル5,5′が並列接続され、
そのコイル5,5′のインダクタンスが超音波モータと
の間に接続されるべきシールド線の静電容量6,6′と
それぞれ駆動出力周波数で並列共振するような値に設定
されたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は超音波モータの駆動電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
超音波モータは、そのトルクの強さと回転精度の良さからアクチュエータの一 つとして広く用いられている。この超音波モータの駆動装置として、超音波モー タのリング状振動体に接着された圧電セラミックスに進行波を発生させるため、 90°位相が異なり周波数が数十kHzの2つの駆動電圧を出力する電源装置が 用いられる。
【0003】 圧電セラミックスは印加電圧によって駆動されるため駆動電源装置には出力ト ランスが設けられており、その出力トランスの2次側(出力側)インダクタンス は、駆動電圧の周波数近傍で超音波モータの圧電セラミックスの入力静電容量( 制動容量)と並列共振するような値に設定されている。 以上のように、超音波モータは高インピーダンス電圧駆動形であるため駆動電 源装置との接続線は余り長くすることはできず、しかも静電シールド線を使用し なければならない。通常約20cm程度以下の長さのシールド線が用いられている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、超音波モータの性能が向上し、小形化されて利用機器の種類が 拡大し超音波モータの取り付け部分から離れて遠くから駆動したいという要求が 増えてきた。例えば超音波モータと駆動電源装置との設置間隔が数十mという場 合が生じた。この長さのシールド線で接続すると、シールド線のメータ当たり約 100pFの静電容量によって、超音波モータの入力静電容量と電源装置の出力 トランスの2次側インダクタンスとで形成されている並列共振回路の共振周波数 が低い方へずれるため、駆動電圧の周波数でのインピーダンスが著しく低下して 駆動電圧が低下し超音波モータが正常な動作をしなくなり異常音を発生したり停 止する場合もある。さらに電流が増加するため出力トランスが発熱して周囲に温 度上昇をもたらしたりすなどの問題を生ずる。
【0005】 このような場合、出力トランスの2次側のインダクタンスを、使用する予定の 長いシールド線の静電容量と超音波モータの入力静電容量とで所定の周波数で並 列共振するように設定することはできるが、接続シールド線の長さや規格が変わ る毎にその都度出力トランスを設計製作することは工期や価格の点で実際には実 施は困難である。 また、シールド線の規格と長さの各種についてそれに対応する各種の出力トラ ンスを製作して在庫することは経済的な損失を招くことになる等の問題点がある 。 本考案の目的は、このような不具合を改善し、超音波モータと駆動電源装置と の距離が長くても超音波モータを正常に動作させることのできる駆動電源装置を 提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の超音波モータの駆動電源装置は、所定の周波数の発振器の発振出力と 該発振出力を90°移相器を介して得られる出力とをそれぞれ増幅して出力トラ ンスの2次側から超音波モータを駆動するための2つの駆動出力を得る超音波モ ータの駆動電源装置において、 前記2つの出力トランスの2次側の出力端子のそれぞれに、該2次側巻線と並 列に接続され、前記超音波モータとの間に接続されるべきシールド線が有する静 電容量とにより前記駆動出力周波数で並列共振するようなインダクタンス値を調 節設定することのできるコイルを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】
以下図面により本考案を詳細に説明する。 図1〜4はいずれも本考案の実施例を示す回路図である。これらの図において 、1は発振器であり、駆動出力の周波数が設定されている。通常数十kHzであ り実験では約40kHzに設定した。2は90°移相器である。3,3′は電力 増幅用のトランジスタ、4,4′はその出力トランスである。この出力トランス 4,4′の出力側のインダクタンスは、駆動される超音波モータ8の入力静電容 量と駆動電圧の周波数近傍で並列共振する値に設定されている。7は超音波モー タ8が接続されるシールド線であり、6,6′はその心線とシールド導体との静 電容量を示す。 5,5′は本考案によって付加されたコイルであり、出力トランス4,4′の 出力側端子と並列に接続されている。 図1の第1の実施例では、5,5′は固定のインダクタンス値を有するコイル であり、シールド線7の規格や長さが一定していて静電容量6,6′のバラツキ が無視できる場合に有効である。なぜならばコイルの構造が簡単であるため経済 的である。このコイル5のインダクタンス値はシールド線7の静電容量6と、ま たコイル5′のインダクタンス値はシールド線7の静電容量6′とそれぞれ駆動 電圧の周波数近傍で並列共振するように設定されている。
【0008】 図2の第2の実施例は、シールド線7の静電容量6,6′がシールド線7の長 さや規格によりバラツキがある場合に有効である。即ちコイル5,5′をインダ クタンスが可変できる構造とすることにより所定の並列共振の周波数に設定する ことができる。
【0009】 図3の第3の実施例は、シールド線7の長さの種類が予め標準化され、その静 電容量6,6′の値が何種類かに決定されている場合に有効である。コイル5, 5′にシールド線7の種類に対応するタップを設けておくことにより所定のイン ダクタンスを得ることができる。
【0010】 図4の第4の実施例は、シールド線7の長さがまちまちでその静電容量6,6 ′の値の範囲が広い場合に有効である。コイル5,5′のインダクタンスを可変 できる構造とし、かつタップを設けていることによりインダクタンスの可変範囲 が広い。
【0011】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案を実施することにより、超音波モータとの 接続距離が短い場合から長い場合にわたって、超音波モータを最良の状態で駆動 することができる。 さらに、電源装置用の出力トランスは1種類用意すればシールド線の長さや規 格の異なる広い範囲に適用することができるため、多種の応用機器を対象として 予め量産することができ完成品を在庫して短納期の要求に対応することができる 等実用上の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す回路図
【図2】本考案の第2の実施例を示す回路図
【図3】本考案の第3の実施例を示す回路図
【図4】本考案の第4の実施例を示す回路図
【符号の説明】
1 発振器 2 90°移相器 3,3′ トランジスタ 4,4′ 出力トランス 5,5′ コイル 6,6′ シールド線の静電容量 7 シールド線 8 超音波モータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周波数の発振器の発振出力と該発
    振出力を90°移相器を介して得られる出力とをそれぞ
    れ増幅して出力トランスの2次側から超音波モータを駆
    動するための2つの駆動出力を得る超音波モータの駆動
    電源装置において、前記2つの出力トランスの2次側の
    出力端子のそれぞれに、該2次側巻線と並列に接続さ
    れ、前記超音波モータとの間に接続されるべきシールド
    線が有する静電容量とにより前記駆動出力周波数で並列
    共振するようなインダクタンス値を調節設定することの
    できるコイルを備えたことを特徴とする超音波モータの
    駆動電源装置。
JP1991044018U 1991-05-17 1991-05-17 超音波モータの駆動電源装置 Expired - Fee Related JPH0748000Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61220591A (ja) * 1985-03-26 1986-09-30 Hitachi Medical Corp 超音波探触子
JPH0251380A (ja) * 1988-08-10 1990-02-21 Shinsei Kogyo:Kk 超音波モータ駆動回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61220591A (ja) * 1985-03-26 1986-09-30 Hitachi Medical Corp 超音波探触子
JPH0251380A (ja) * 1988-08-10 1990-02-21 Shinsei Kogyo:Kk 超音波モータ駆動回路

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