JPH0413187B2 - - Google Patents

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JPH0413187B2
JPH0413187B2 JP6160786A JP6160786A JPH0413187B2 JP H0413187 B2 JPH0413187 B2 JP H0413187B2 JP 6160786 A JP6160786 A JP 6160786A JP 6160786 A JP6160786 A JP 6160786A JP H0413187 B2 JPH0413187 B2 JP H0413187B2
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brake
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valve
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Yasuo Nakao
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄道車両のブレーキ装置において使
用され、空気圧指令車両と電気指令車両とを混結
した場合に、これら両車両の非常ブレーキ指令を
相互に読換える装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の読換装置の従来例として、特公昭58−
55023号公報に開示されたものがあり、これを第
9図、第10図にもとづいて説明する。
第9図、第10図の例は、電気指令車両ECに
空気圧指令車両ACを混結した場合を示し、図中
のEC′は前記車両ECに編成された電気指令車両で
ある。なお、空気圧指令車両も編成されたもので
あるが、説明上ACで代表して示す。
電気指令車両EC,EC′にはそれぞれ読換装置
YK2,YK2′が設置されており、この混結例の
場合は、電気指令車両ECの読換装置YK2を使用
する。
この読換装置YK2は、圧力スイツチPSと、第
2吐出弁DV2とから成り、該第2吐出弁DV2
の開閉制御用として電磁弁MV2を備える。
圧力スイツチPSは、空気圧指令車両ACのブレ
ーキ管BPの空気圧力により、電気指令車両EC,
EC′の第2非常ブレーキ指令線の往線EB3を開
閉する接点を有する。
電磁弁MV2は、その励消磁により、第2吐出
弁DV2のパイロツト室に対し給排気する。
第2吐出弁DV2は、そのパイロツト室の給排
気により開閉する。
なお、他方の読換装置YK2′も同じ構成であ
り各部の符号にダツシユ(′)を付してその説明
を省略する。
第9図は、空気圧指令車両ACを先頭車として
矢印イ方向へ走行している運転状態を示す。
このとき、空気圧指令車両ACにおいては、第
1非常ブレーキ指令線EB1が無加圧(電圧0)
であつて、電磁弁MV1が消磁してブレーキ管
BPと第1吐出弁DV1のパイロツト室とを連通
し、第1吐出弁DV1が閉弁してブレーキ管BP
を大気と遮断しており、また、ブレーキ管BPに
はブレーキ弁BVから所定圧力の空気が込められ
てこの所定圧力に保持されており、制御弁CVが
弛め作動してブレーキシリンダBCが排気され、
ブレーキが弛められている。この制御弁CV、ブ
レーキシリンダBC等が第1ブレーキ装置である。
また、制御弁CVは、例ば特公昭59−19866号公報
に開示された三圧力式制御弁である。
なお、第9図中の符号MRは元空気溜、SRは
供給空気溜を示す。
また、第9図の運転状態で電気指令車両EC,
EC′においては、前後切換器50が前位置、前後
切換器50′が後位置、連結操作器60が連結位
置、連結操作器60′が非連結位置にあつて、こ
れらの接点51,53,61,52′,54′,6
2′が閉じており、また、接点52,54,62,
51′,53′,61′が開いている。したがつて、
加圧(給電)された第2非常ブレーキ指令線の電
源線EB2は、接点51、圧力スイツチPSの閉じ
た接点、第2非常ブレーキ指令線の往線EB3、
常閉の非常ブレーキスイツチEBS,EBS′,接点
62′,52′、第2非常ブレーキ指令線の復線
EB4を介して、第2ブレーキ装置としての非常
ブレーキ電磁弁EBVに接続しており、この非常
ブレーキ電磁弁EBVが励磁されて弛め作動して
おり、各車両のブレーキが弛んでいる。なお、第
9図の符号C,C′はブレーキ制御器である。
このとき、電磁弁MV2には、上記電源線EB
2から接点51,53,61を介して加圧されて
おり、該電磁弁MV2が励磁してブレーキ管BP
の圧力空気を第2吐出弁DV2のパイロツト室に
供給しており、第2吐出弁DV2が閉弁してブレ
ーキ管BPを大気と遮断している。
上記第9図の運転状態において、先頭車である
空気圧指令車両ACのブレーキ弁BVが非常ブレ
ーキ操作されると、ブレーキ管BPが大気圧まで
減圧され、これに応動して制御弁CVが非常ブレ
ーキ作動する。このとき、第1非常ブレーキ指令
線EB1が加圧(給電)され、電磁弁MV1が励磁
して第1吐出弁DV1のパイロツト室を排気し、
第1吐出弁DV1が開弁してここからもブレーキ
管BPの減圧が行なわれる。
この空気圧指令車両ACでのブレーキ管BPの減
圧(非常ブレーキ指令)は、読換装置YK2によ
り次の通り読換えられて電気指令車両EC,EC′へ
伝達される。
すなわち、ブレーキ管BPが減圧されると、圧
力スイツチPSの接点が開くため、第2非常ブレ
ーキ指令線の往復引通された往線EB3、復線EB
4が無加圧となり、非常ブレーキ電磁弁EBVが
消磁して非常ブレーキ作動する。
第10図は、第9図とは逆に、電気指令車両
EC′を先頭車として矢印ロ方向へ走行している運
転状態を示し、第9図と異なる点は、前後切換器
50,50′の各接点の開閉状態が第9図とは逆
になつている点であり、電磁弁MV2および非常
ブレーキ電磁弁EBVの加圧系路が少し異なるだ
けである。
第10図の運転状態において、先頭車である電
気指令車両EC′のブレーキ制御器C′が非常ブレー
キ操作されると、第2非常ブレーキ指令線である
電源線EB2,往線EB3,復線EB4が無加圧と
なり、非常ブレーキ電磁弁EBVが消磁して非常
ブレーキ作動する。
この電気指令車両EC′,ECでの第2非常ブレー
キ指令線の無加圧(非常ブレーキ指令)は、読換
装置YK2により次の通り読換えられて空気圧指
令車両ACへ伝達される。
すなわち、第2非常ブレーキ指令線EB2,EB
3の無加圧により、電磁弁MV2が消磁して第2
吐出弁DV2のパイロツト室を排気するため、第
2吐出弁DV2が開弁してブレーキ管BPを大気
に開放し、ブレーキ管BPが減圧されて制御弁CV
が非常ブレーキ作動する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の非常ブレーキ指令読換装置は、以下
の問題を有する。
第9図のように空気圧指令車両ACを先頭車と
して運転する場合において、電気指令車両EC,
EC′間で列車分離が生じたり、あるいは、最後尾
車である電気指令車両EC′で車掌が非常ブレーキ
スイツチEBS′を開操作すると、第2非常ブレー
キ指令線の復線EB4が無加圧となり、電気指令
車両EC,EC′では非常ブレーキ電磁弁EBVが消
磁して非常ブレーキ作動するが、この非常ブレー
キ指令が空気圧指令車両ACに伝達されず、制御
弁CVが非常ブレーキ作動しない問題がある。
何故なら、上記列車分離あるいは車掌による非
常ブレーキスイツチEBS′の開によつて、第2非
常ブレーキ指令線の往線EB3および復線EB4が
無加圧となつても、電気指令車両ECにおいては、
ブレーキ制御器C,電源線EB2,接点51,5
3,61の経路で、電磁弁MV2が励磁され第2
吐出弁DV2が閉弁状態を保持したままであり、
空気圧指令車両ACのブレーキ管BPの減圧が行な
われないためである。
なお、第9図の運転状態において、最後尾車の
電気指令車両EC′のブレーキ制御器C′から第2非
常ブレーキ指令線を加圧している場合は、上記列
車分離により電源線EB2から電磁弁MV2への
給電が断たれるため、第2吐出弁DV2がブレー
キ管BPを減圧し、空気圧指令車両ACにおいても
非常ブレーキが作動するが、非常ブレーキスイツ
チEBS′を開作動したときは、上述と同じ様に空
気圧指令車両ACに非常ブレーキが作動しない。
また、第10図のように電気指令車両EC′を先
頭車として運転する場合において、この先頭車の
ブレーキ制御器C′を非常ブレーキ操作して全車両
EC′,EC,ACで非常ブレーキ作動した後、該ブ
レーキ制御器C′を弛め操作しても、空気圧指令車
両ACの非常ブレーキを弛めることができない問
題がある。
何故なら、先頭車である電気指令車両EC′のブ
レーキ制御器C′を弛め操作して、第2非常ブレー
キ指令線を加圧すると、電気指令車両EC′,ECに
おいては非常ブレーキ電磁弁EBVが励磁して弛
め作動するが、この場合、空気圧指令車両ACの
ブレーキ弁BVはハンドル抜取状態にあつてブレ
ーキ管BPの給排が行なえず、また読換装置YK
2がブレーキ管BPに対する供給機構を備えてい
ないために、大気圧まで減圧されたブレーキ管
BPを昇圧できないのである。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明は、通常のブレーキ制御器やブ
レーキ弁による非常ブレーキ指令を含み、車掌扱
いの非常ブレーキスイツチの開操作、列車分離、
圧力スイツチの開作動による非常ブレーキ指令時
に、第2非常ブレーキ指令線の特に復線が必ず加
圧から無加圧に変化することを利用して、非常ブ
レーキ指令伝達を相互に行ない、また、両車両で
の非常ブレーキ作動後の弛め指令時には、前記第
2非常ブレーキ指令線の復線の加圧、第1非常ブ
レーキ指令線の無加圧のそれぞれの条件にて、第
2吐出弁を閉弁してブレーキ管へ給気するように
したものであり、その手段は、上記従来装置にお
いて、 前記第2吐出弁が、流入口、前記ブレーキ管に
接続する流出口、および大気に開放する吐出口を
有し、閉弁したとき吐出口を閉じると共に流入口
を流出口に連通し、開弁したとき流入口と流出口
との連通を断つと共に流出口を吐出口に連通する
構成とし、 該第2吐出弁の流入口に接続する出力口および
空気源に接続する入力口を有し、前記混結した両
車両のうち空気圧指令車両を先頭車とする場合に
閉弁して入力口と出力口との連通を断ち、前記電
気指令車両を先頭車とする場合に開弁して入力口
を出力口に連通する切換弁を設け、 前記第1非常ブレーキ指令線に第1リレーを接
続すると共に、前記第2非常ブレーキ指令線の復
線に第2リレーを接続し、 前記第1リレーの励磁および第2リレーの消磁
により励磁して自己保持し、該第2リレーの励磁
により自己保持を解除して消磁する第3リレーを
設け、 前記第1リレーの消磁および第3リレーの励磁
により、または第2リレーの励磁により前記第2
吐出弁を閉弁し、該第2リレーの消磁および第3
リレーの消磁により第2吐出弁を開弁させる論理
部を設けた ことである。
〔作用〕
この技術的手段によれば、空気圧指令車両を先
頭車とした運転状態としては、第1非常ブレーキ
指令線に接続した第1リレーが消磁すると共に、
第2非常ブレーキ指令線の復線に接続した第2リ
レーが励磁しているため、論理部が第2吐出弁を
閉弁し、第1非常ブレーキ指令線の無加圧により
第1吐出弁も閉弁している。このとき、空気圧指
令車両においては、ブレーキ管が所定圧力に保持
されて第1ブレーキ装置が弛め作動しており、ま
た、電気指令車両においては第2非常ブレーキ指
令線の復線の加圧により第2ブレーキ装置が弛め
作動している。なお、このとき、切換弁は閉弁し
ている。
この運転状態において、後尾車である電気指令
車両の非常ブレーキスイツチが開操作されたり、
あるいは該電気指令車両間で列車分離が生じる
と、第2非常ブレーキ指令線の復線が無加圧とな
つて第2リレーが消磁し、このとき、第1非常ブ
レーキ指令線が無加圧であつて第1リレーが消磁
しているため、第3リレーが消磁しており、この
第2リレーの消磁および第3リレーの消磁によ
り、第2吐出弁が開弁してブレーキ管BPが大気
に開放され、ブレーキ管の減圧によつて第1ブレ
ーキ装置が非常ブレーキ作動する。なお、このと
き、電気指令車両においては、第2非常ブレーキ
指令線の復線の無加圧により第2ブレーキ装置が
非常ブレーキ作動している。
すなわち、空気圧指令車両を先頭車とした運転
状態において、電気指令車両側で非常ブレーキス
イツチの開操作、列車分離があると、この非常ブ
レーキ指令により電気指令車両の第2ブレーキ装
置が非常ブレーキ作動することはもちろん、本発
明の読換装置により前記非常ブレーキ指令が空気
圧指令車両に伝達されて、第1ブレーキ装置が非
常ブレーキ作動する。なお、この運転状態におい
て通常のブレーキ管減圧による非常ブレーキ指令
時の作動は従来と同様である。
また、電気指令車両を先頭車とした運転状態に
おいては、第1非常ブレーキ指令線が無加圧、第
1吐出弁が閉弁、ブレーキ管が所定圧力、第1ブ
レーキ装置が弛め作動すると共に、第1リレーが
消磁、第2リレーが励磁、第3リレーが消磁、第
2吐出弁が閉弁しており、また、切換弁が開弁し
てブレーキ管へ空気源を接続し、第2非常ブレー
キ指令線の復線が加圧、第2ブレーキ装置が弛め
作動している。
すなわち、電気指令車両を先頭車とした場合に
おいて、非常ブレーキ作動後に弛め操作すると、
第2非常ブレーキ指令線の復線の加圧により、第
2ブレーキ装置が弛め作動すると共に、第2リレ
ーの励磁にもとづいて論理部が第2吐出弁を閉弁
するため、空気源の圧力空気が第2吐出弁の流入
口および流出口を経てブレーキ管へ供給され、こ
のブレーキ管の昇圧により第1ブレーキ装置が弛
め作動し、結局、空気圧指令車両の非常ブレーキ
も電気指令車両側から弛めることができる。な
お、この運転状態における非常ブレーキ時の説明
は省略する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第8図にもと
づいて説明する。第1図〜第7図は第1実施例で
あり、第8図は第2実施例である。なお、従来と
同一構成部分の説明は省略する。
第1図において、YK2,YK2′は本発明の読
換装置の第1実施例、YK1,YK1′は補助読換
装置であり、第1図の混結状態では、YK1およ
びYK2を使用するため、これらの説明を主と
し、YK1′およびYK2′の説明は、YK1および
YK2の各部の符号と同一符号にダツシユ(′)
を付して省略する。
読換装置YK2は、従来と同じ圧力スイツチ
PS、従来と構成の異なる第2吐出弁DV2、新た
に追加した切換弁TV、補助読換装置YK1を介
して第1非常ブレーキ指令線EB1に接続する第
1リレーR1、第2非常ブレーキ指令線の復線
EB4に接続する第2リレーR2、これら第1リ
レーR1および第2リレーR2により励消磁する
第3リレーR3、第1リレーR1常閉接点R1b
および第3リレーR3の常開接点R3aの直列回
路に第2リレーR2の常開接点R2aを並列接続
した論理部を主構成とする。
なお、第2吐出弁DV2への上記論理部の開閉
指令伝達用として電磁弁MV2が設けられてお
り、また、切換弁TVの開閉制御用として電磁弁
MV3および第4リレーR4が設けられている。
また、図中の10,10′は切換器であり、従
来の前後切換器50,50′および連結操作器6
0,60′の両方の機能を備え、それぞれ、接点
11〜15,11′〜15′を有し、各位置に操作
したとき台形マークのある接点のみが閉じ、他の
接点が開く構成である。例えば、切換器10を前
位置とすると、接点12のみが閉じ、他の接点1
1,13〜15が開いている。
第1図は、読換装置YK2を使用する場合の準
備状態を示し、補助スイツチS1〜S4,S5′
を閉じると共に、補助スイツチS5,S1′〜S
4′を開いている。また、この準備状態において
は、空気圧指令車両ACのブレーキ弁BVが非常
ブレーキ後のハンドル抜取状態にあり、電気指令
車両EC,EC′のブレーキ制御器C,C′も同じく非
常ブレーキ状態にある。
このとき、選択スイツチSSが開かれているた
め、補助読換装置YK1においては、補助リレー
R7が消磁してその常開接点R7aが開くと共に
その常閉接点R7bが閉じている。前記常開接点
R7aの開および第2非常ブレーキ指令線の電源
線EB2の無加圧により、補助リレーR6が消磁
しその常閉接点R6bが閉じている。したがつ
て、補助スイツチS3および常閉接点R7b,R
6bの閉によつて、補助リレーR5が励磁しその
常閉接点R5bを開くと共にその常開接点R5a
を閉じている。
この補助リレーR5の励磁と同時に、空気圧指
令車両ACにおいては、第1非常ブレーキ指令線
EB1が改めて加圧され、電磁弁MV1が励磁し
ているが、ブレーキ管BPが既に大気となつてい
るため、第1吐出弁DV1が閉弁している。
また、この第1図のとき電気指令車両EC,
EC′においては、電源線EB2、往線EB3、復線
EB4が無加圧である。
さらに、このとき読換装置YK2においては、
前記ブレーキ管BPが大気圧であるため、圧力ス
イツチPSの接点が開き、また、上記選択スイツ
チSSの開により第4リレーR4が消磁しその常
閉接点R4bが閉じ、補助スイツチS1も閉じい
るため、電源Eから電磁弁MV3に給電され、こ
の電磁弁MV3が励磁して切換弁TVのパイロツ
ト室を排気し、切換弁TVが開弁してその入力口
を出力口に連通しており、さらに、電源Eから補
助読換装置YK1の補助スイツチS3および補助
リレーR5の常開接点R5aを介して第1リレー
R1が励磁し、その常開接点R1aが閉じると共
にその常閉接点R1bが開き、第2非常ブレーキ
指令線の復線EB4の無加圧により第2リレーR
2が消磁し、その常開接点R2aが開くと共にそ
の常閉接点R2bが閉じ、この常閉接点R2bお
よび前記常開接点R1aの閉によつて第3リレー
R3が励磁し、その常開接点R3aが閉じて第3
リレーR3が自己保持し、前記常開接点R2aお
よび常閉接点R1bの開によつて電磁弁MV2が
消磁し、第2吐出弁DV2のパイロツト室が排気
されて、該第2吐出弁DV2が開弁している。こ
のとき、第2吐出弁DV2は流入口と流出口との
間を遮断すると共に流出口を吐出口に連通してい
る。なお、符号PVは、その一次側が元空気溜
MRに接続してその二次側に所定圧力の空気を送
出する空気源としての圧力調整弁(減圧弁)であ
る。
以上の第1図の準備状態において、先頭車(運
転側)を空気圧指令車両ACとする場合は、まず、
選択スイツチSSを閉操作すると共にブレーキ弁
BVを弛め操作する。これにより、第2図に示す
通り、補助読換装置YK1においては、補助リレ
ーR7が励磁してその常開接点R7aが閉じると
共にその常閉接点R7bが開き、補助リレーR5
が消磁してその常開接点R5aを開くと共にその
常閉接点R5bが閉じ、これら常開接点R7aお
よび常閉接点R5bの閉により、補助リレーR6
が励磁しその常閉接点R6bを開く。
このため、空気圧指令車両ACにおいては、第
2図の通り前記補助読換装置YK1からの給電が
断たれ、第1非常ブレーキ指令線EB1が無加圧
となつて、電磁弁MV1が消磁し、第1吐出弁
DV1は閉弁したままであり、ブレーキ管BPへ
の込めを開始する。
また、この第2図のとき、電気指令車両EC,
EC′においては、上記補助読換装置YK1を介し
て、第2非常ブレーキ指令線の電源線EB2が加
圧されるが、ブレーキ管BPが所定圧力に達して
おらず、圧力スイツチPSの接点が開いているた
め、第2非常ブレーキ指令線の復線EB4は無加
圧である。
このため、第2図の読換装置YK2において
は、第2リレーR2が消磁のままであり、その常
開接点R2aが開くと共に、上記補助リレーR5
の常開接点R5aの開により、第1リレーR1が
消磁しその常開接点R1aが開くが、第3リレー
R3が自己保持しているため、その常開接点R3
aの閉および前記第1リレーR1の常閉接点R1
bの閉により、電磁弁MV2が励磁されて圧力調
整弁PVからの所定圧力の空気を第2吐出弁DV
2のパイロツト室へ供給し、第2吐出弁DV2が
閉弁する。なお、このとき、上記選択スイツチ
SSの閉操作により第4リレーR4が励磁しその
常閉接点R4bが開くため、電磁弁MV3が消磁
して、切換弁TVのパイロツト室へ給気し、切換
弁TVが閉弁して、圧力調整弁PVと第2吐出弁
DV2の流入口との間を遮断しており、この切換
弁TVの閉弁状態は、空気圧指令車両ACを先頭
車とする場合にずつと保持される。
このブレーキ管BPの空気圧力が所定圧力に達
すると、制御弁CVが弛め作動すると共に、第3
図に示す通り、圧力スイツチPSの接点が閉じる
ため、非常第2ブレーキ指令線の復線EB4が加
圧され、非常ブレーキ電磁弁EBVが励磁して弛
め作動し、また、前記復線EB4の加圧により第
2リレーR2が励磁し、その常閉接点R2bが開
いて第3リレーR3の自己保持が解除され、その
常開接点R3aが開くが、同時に第2リレーR2
の常開接点R2aが閉じるため、電磁弁MV2は
励磁され続け、第2吐出弁DV2は閉弁状態を保
持する。
この第3図の状態で矢印イ方向へ運転中、ブレ
ーキ弁BVを非常ブレーキ操作した状態を第4図
に示す。空気圧指令車両ACにおいては、第1非
常ブレーキ指令線EB1が加圧されるため、電磁
弁MV1が励磁し、第1吐出弁DV1がそのパイ
ロツト室が排気されて開弁し、ブレーキ管BPが
第1吐出弁DV1およびブレーキ弁BVにより大
気圧まで減圧され、制御弁CVが非常ブレーキ作
動する。
この第4図のとき、補助読換装置YK1におい
ては、補助リレーR5が励磁してその常開接点R
5aを閉じると共にその常閉接点R5bを開く。
したがつて、電気指令車両EC,EC′において
は、上記常閉接点R5bの開により補助読換装置
YK1からの給電が断たれるため、第2非常ブレ
ーキ指令線EB2〜EB4が無加圧となり、非常ブ
レーキ電磁弁EBVが消磁して非常ブレーキ作動
する。
この第4図のとき、読換装置YK2において
は、上記常開接点R5aの閉により第1リレーR
1が励磁し、その常開接点R1aを閉じると共に
その常閉接点R1bを開き、第2非常ブレーキ指
令線の復線EB4の無加圧により、第2リレーR
2が消磁してその常開接点R2aを開くと共にそ
の常閉接点R2bを閉じ、第3リレーR3が励磁
して自己保持しその常開接点R3aを閉じ、前記
常閉接点R1bの開および常開接点R2aの開に
よつて、電磁弁MV2が消磁し、第2吐出弁DV
2が開弁して、ここからもブレーキ管BPの減圧
を行なつている。この非常ブレーキ作動後に、ブ
レーキ弁BVによつて弛める場合の作動は、上記
第2図、第3図と同じである。
また、第3図の状態で矢印イ方向運転中、最後
尾車である電気指令車両EC′において、車掌が非
常ブレーキスイツチEBS′を開操作した場合を第
5図に示す。この場合、第2非常ブレーキ指令線
の復線EB4が無加圧となり、電気指令車両EC,
EC′においては、非常ブレーキ電磁弁EBVが消磁
して非常ブレーキ作動する。
上記復線EB4の無加圧により、読換装置YK
2においては、第2リレーR2が消磁してその常
開接点R2aを開くと共に常閉接点R2bを閉
じ、第1リレーR1および第3リレーR3が消磁
のままであり、この第3リレーR3の常開接点R
3aが開状態を保持しているため、前記常開接点
R2aの開により、電磁弁MV2が消磁し、第2
吐出弁DV2が開弁する。
したがつて、空気圧指令車両ACにおいては、
ブレーキ管BPが上記第2吐出弁DV2により減
圧されるため、制御弁CVが非常ブレーキ作動す
る。
この非常ブレーキを弛める場合は、非常ブレー
キスイツチEBS′を復帰させ、先頭車でブレーキ
弁BVを一度非常ブレーキ操作した後、これを弛
め操作すれば良く、その作動説明を省略する。
なお、第3図の矢印イ方向への運転中、電気指
令車両EC,EC′間で列車分離が生じた場合も、第
2非常ブレーキ指令線の復線EB4が無加圧とな
るため、上述の第5図の作動と同じである。
また、第3図の矢印イ方向への運転中、空気圧
指令車両AC間、あるいは空気圧指令車両ACと電
気指令車両EC間で列車分離が生じた場合は、ブ
レーキ管BPの減圧により制御弁CVが非常ブレー
キ作動すると共に、圧力スイツチPSの接点が開
いて第2非常ブレーキ指令線の復線EB4が無加
圧となるため、非常ブレーキ電磁弁EBVが非常
ブレーキ作動する。このときの読換装置YK2の
作動は上述の第5図と同じである。
次に、上記説明とは逆に、第1図の準備状態か
ら電気指令車両EC′を先頭車とする場合につい
て、以下に説明する。
電気指令車両EC′を先頭車とする場合は、選択
スイツチSSを開いたままとするため、第1図の
状態が基本となる。この状態において、ブレーキ
制御器C′を弛め操作すると、第6図に示す通り、
該制御器C′から第2非常ブレーキ指令線の電源線
EB2が加圧され、補助スイツチS4を介して補
助リレーR6が励磁されるため、その常閉接点R
6bが開き、補助リレーR5が消磁し、その常開
接点R5aが開くと共にその常閉接点R5bが閉
じる。
上記常閉接点R6bの開により、空気圧指令車
両ACにおいては、電磁弁MV1が消磁し、第1
吐出弁DV1が閉弁したままである。
上記常開接点R5aの開により、読換装置YK
2においては、第1リレーR1が消磁しその常開
接点R1aが開くと共にその常閉接点R1bが閉
じ、第3リレーR3が自己保持してその常開接点
R3aが閉じており、この常閉接点R1bおよび
常開接点R3aの閉により、電磁弁MV2が励磁
され、第2吐出弁DV2が閉弁する。したがつ
て、空気源としての圧力調整弁PVの送出空気が、
開弁状態の切換弁の入力口および出力口を経由し
て、さらに、第2吐出弁DV2の流入口および流
出口を経てブレーキ管BPへ供給され始める。
このブレーキ管BPの昇圧初期においては、制
御弁CVが弛め作動しないと共に、圧力スイツチ
PSの接点が開いているため、第2非常ブレーキ
指令線の復線EB4が無加圧であり、非常ブレー
キ電磁弁EBVが弛め作動せず、第2リレーR2
も消磁のままである。
そして、第7図に示す通り、ブレーキ管BPが
所定圧力まで達すると、空気圧指令車両ACにお
いては、制御弁CVが弛め作動し、圧力スイツチ
PSの接点の閉により、電気指令車両EC,EC′に
おいては、第2非常ブレーキ指令線の復線EB4
が加圧され、非常ブレーキ電磁弁EBVが弛め作
動する。
このとき、上記復線EB4の加圧により、第2
リレーR2が励磁し、その常閉接点R2bが開い
て第3リレーR3が自己保持を解除して消磁し、
その常開接点R3aが開くが、同時に、第2リレ
ーR2の常開接点R2aが閉じるため、電磁弁
MV2は励磁のままであり、第2吐出弁DV2は
閉弁状態を保持する。
この第7図の状態で矢印ロ方向へ運転中、先頭
車のブレーキ制御器C′を非常ブレーキ操作する
と、第1図と同じ状態となり、全車両AC,EC,
EC′で非常ブレーキが作動する。この詳細な説明
は省略する。
また、第7図の運転中、電気指令車両EC,
EC′間で列車分離が生じた場合も、上述のブレー
キ制御器C′を非常ブレーキ操作した場合と同様で
あり、その詳説を省略する。
さらに、第7図の運転中、空気圧指令車両AC
側で車掌弁を扱つた場合、空気圧指令車両AC間
あるいは空気圧指令車両ACと電気指令車両EC間
で列車分離が生じた場合は、ブレーキ管BPの減
圧により、制御弁CVが非常ブレーキ作動すると
共に、圧力スイツチPSの接点の開により、第2
非常ブレーキ指令線の復線EB4が無加圧となり、
非常ブレーキ電磁弁EBVが非常ブレーキ作動す
る。このときの各部の作動説明も省略する。な
お、この後の弛めは、車掌弁の復帰、分離列車の
連結を成し、ブレーキ制御器C′を一度非常ブレー
キ操作してから再度弛め操作すれば良く、その詳
細も省略する。
以上の第1実施例において、第1吐出弁DV
1、第2吐出弁DV2、切換弁TVを電磁弁とし
ても良く、この場合は電磁弁MV1,MV2,
MV3が不要となる。
また、上記第1実施例は、電気指令車両EC,
EC′が、常時無加圧で非常ブレーキ時に加圧され
る第3非常ブレーキ指令線を備えていない場合の
例であつて、補助読換装置YK1,YK1′を設け
ているが、車種によつてはこの第3非常ブレーキ
指令線を備えているものがあり、この場合の例を
第2実施例として、第8図に示す。
第8図において、EB5が常時無加圧で非常ブ
レーキ時に加圧される第3非常ブレーキ指令線で
あり、上記第1実施例の補助読換装置YK1,
YK1′が不要である。読換装置YK2,YK2′
は、上記第1実施例と同じであるので、第1図と
同様に準備状態を示し、その説明を省略する。
なお、上記第1、第2実施例において、切換器
10,10′の前後位置がそれぞれ逆であつても
本発明の読換装置YK2は正常に作動するため、
折り返し運転時に、切換器10,10′を操作す
る必要がない。
〔効果〕
以上の各説明からも明らかな通り、本発明の読
換装置によれば、空気圧指令車両を先頭車として
運転し、電気指令車両側で非常ブレーキスイツチ
を開操作したり列車分離が生じた場合に、該電気
指令車両のみならず空気圧指令車両にも確実に非
常ブレーキを作動させることができると共に、逆
に、電気指令車両を先頭車として運転し、ブレー
キ制御器により非常ブレーキ作動させた後におい
て、該ブレーキ制御器の弛め操作により、空気圧
指令車両のブレーキ管を昇圧して弛めることがで
きる。
なお、本出願人の先願である特願昭60−94090
号によつても、電気指令車両側から空気圧指令車
両のブレーキ管を込めることができるが、この場
合は、第1、第2リレー等を有しないため、電気
指令車両側の非常ブレーキスイツチの開操作ある
いは列車分離の際に空気圧指令車両側の非常ブレ
ーキが充分対応できない問題が残されているが、
本発明はこれをも解消したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示し、第2図〜
第7図は同第1実施例の作動説明図であり、第8
図は同第2実施例を示し、第9図、第10図は従
来例を示す。 AC……空気圧指令車両、EC,EC′……電気指
令車両、EB1……第1非常ブレーキ指令線、BP
……ブレーキ管、DV1……第1吐出弁、CV…
…制御弁(第1ブレーキ装置)、EB3……第2非
常ブレーキ指令線の往線、EB4……第2非常ブ
レーキ指令線の復線、EBS,EBS′……非常ブレ
ーキスイツチ、EBV……非常ブレーキ電磁弁
(第2ブレーキ装置)、YK2,YK2′……読換装
置、PS,PS′……圧力スイツチ、DV2,DV
2′……第2吐出弁、TV,TV′……切換弁、
PV,PV′……圧力調整弁(空気源)、R1,R
1′……第1リレー、R2,R2′……第2リレ
ー、R3,R3′……第3リレー、[R1b,R2
a,R3a,R1b′,R2a′,R3a′]……論理
部、BV……ブレーキ弁、C,C′……ブレーキ制
御器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 常時無加圧で非常ブレーキ時に加圧される第
    1非常ブレーキ指令線、常時所定圧力に保持され
    非常ブレーキ時に大気圧まで減圧されるブレーキ
    管、前記第1非常ブレーキ指令線の無加圧により
    閉弁して前記ブレーキ管を大気と遮断し該第1非
    常ブレーキ指令線の加圧により開弁してブレーキ
    管を大気に開放する第1吐出弁、および前記ブレ
    ーキ管の空気圧力に応動する空気圧指令式の第1
    ブレーキ装置を有する空気圧指令車両と、 各車両間に往復引通され常時加圧で非常ブレー
    キ時に無加圧とされる第2非常ブレーキ指令線、
    該第2非常ブレーキ指令線の往線に配置された常
    閉の非常ブレーキスイツチ、および前記第2非常
    ブレーキ指令線の復線に接続された電気指令式の
    第2ブレーキ装置を有する電気指令車両と、 を混結した場合にこれら両車両の非常ブレーキ指
    令を相互に読換える装置であり、 前記ブレーキ管の空気圧力が所定圧力に達する
    と閉じる接点を前記第2非常ブレーキ指令線の往
    線に配置された圧力スイツチと、 前記第2非常ブレーキ指令線の加圧により閉弁
    して前記ブレーキ管を大気と遮断すると共に該第
    2非常ブレーキ指令線の無加圧により開弁してブ
    レーキ管を大気に開放する第2吐出弁と、 から成る非常ブレーキ指令読換装置において、 前記第2吐出弁が、流入口、前記ブレーキ管に
    接続する流出口、および大気に開放する吐出口を
    有し、開弁したとき吐出口を閉じると共に流入口
    を連出口に連通し、開弁したとき流入口と流出口
    との連通を断つと共に流出口を吐出口に連通する
    構成とし、 該第2吐出弁の流入口に接続する出力口および
    空気源に接続する入力口を有し、前記混結した両
    車両のうち空気圧指令車両を先頭車とする場合に
    閉弁して入力口と出力口との連通を断ち、前記電
    気指令車両を先頭車とする場合に開弁して入力口
    を出力口に連通する切換弁を設け、 前記第1非常ブレーキ指令線に第1リレーを接
    続すると共に、前記第2非常ブレーキ指令線の復
    線に第2リレーを接続し、 前記第1リレーの励磁および第2リレーの消磁
    により励磁して自己保持し、該第2リレーの励磁
    により自己保持を解除して消磁する第3リレーを
    設け、 前記第1リレーの消磁および第3リレーの励磁
    により、または第2リレーの励磁により前記第2
    吐出弁を開弁し、該第2リレーの消磁および第3
    リレーの消磁により第2吐出弁を開弁させる論理
    部を設けた ことを特徴とする非常ブレーキ指令読換装置。
JP6160786A 1986-03-18 1986-03-18 非常ブレ−キ指令読換装置 Granted JPS62216858A (ja)

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