JPH04132441U - 内燃機関の可変圧縮比装置 - Google Patents
内燃機関の可変圧縮比装置Info
- Publication number
- JPH04132441U JPH04132441U JP4052991U JP4052991U JPH04132441U JP H04132441 U JPH04132441 U JP H04132441U JP 4052991 U JP4052991 U JP 4052991U JP 4052991 U JP4052991 U JP 4052991U JP H04132441 U JPH04132441 U JP H04132441U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eccentric sleeve
- lock pin
- internal combustion
- compression ratio
- variable compression
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏心スリーブの係合部に係合するロックピン
の作動性を良くして圧縮比可変の応答性の向上を図る。 【構成】 コネクティングロッド1の下端部における枢
支部にコネクティングロッド1の軸受穴とこの軸受穴を
挿通するクランクシャフト5とを相互に偏心させる偏心
スリーブ31が回転可能に設けられ、偏心スリーブ31
の軸方向に移動して高圧縮係合部36あるいは低圧縮係
合部37に係合することで偏心スリーブ31の回転を固
定するロックピン38が設けられた内燃機関の可変圧縮
比装置において、偏心スリーブ31にロックピン38と
の相対移動をガイドする第1ガイド部39及び第2ガイ
ド部42を形成すると共に第1ガイド部39にロックピ
ン38を係合部36,37に導く傾斜面41を形成す
る。
の作動性を良くして圧縮比可変の応答性の向上を図る。 【構成】 コネクティングロッド1の下端部における枢
支部にコネクティングロッド1の軸受穴とこの軸受穴を
挿通するクランクシャフト5とを相互に偏心させる偏心
スリーブ31が回転可能に設けられ、偏心スリーブ31
の軸方向に移動して高圧縮係合部36あるいは低圧縮係
合部37に係合することで偏心スリーブ31の回転を固
定するロックピン38が設けられた内燃機関の可変圧縮
比装置において、偏心スリーブ31にロックピン38と
の相対移動をガイドする第1ガイド部39及び第2ガイ
ド部42を形成すると共に第1ガイド部39にロックピ
ン38を係合部36,37に導く傾斜面41を形成す
る。
Description
【0001】
本考案は圧縮比を運転中に増減させる内燃機関(以下、必要に応じて「エンジ
ン」という。)の可変圧縮比装置に関する。
【0002】
従来より、エンジン中負荷域よりも大きい高負荷域あるいは高エンジン回転域
においてはノッキングを発生させないようにしながら、中負荷以下の運転域では
熱効率を上げて燃費等の改善をはかるべく、圧縮比を可変にしうるエンジンが各
種提案されている。
【0003】
図3乃至図7に従来の可変圧縮比装置を示す。図3及び図4に示すように、コ
ンロッド1の小端部2には図示されないピストンピンを介してピストンが結合さ
れている。コンロッド(コネクティングロッド)1の大端部3は偏心スリーブ4
を介してクランクシャフト5のクランクピン6に連結されている。偏心スリーブ
4の内径部7とクランクピン6との間及び外径部8と大端部3の内径部との間に
は、それぞれメタル9,10が介装されている。
【0004】
偏心スリーブ4は、図6及び図7に詳細に示すように、二つ割りされたピース
11,12とからなっていて、クランクピン6を囲繞したのちボルト13によっ
て一体化されている。偏心スリーブ4の内径部7と外径部8とは互いに偏心させ
られている。偏心スリーブ4の外径部8は、分割構造の大端部3と、これにボル
ト14とナット15で締め付けられたコンロッドキャップとで囲繞されている。
偏心スリーブ4には、コンロッド1の両端面に沿って延びる一対のフランジ部1
6,17が設けられている。一方のフランジ部16には、高圧縮用係合部18が
形成され、他方のフランジ部17には低圧縮用係合部19が形成されている。
【0005】
大端部3には、クランクシャフト5と平行にシリンダ部20が形成されていて
、これにはフランジ付きロックピン21が摺動自在に挿通されている。シリンダ
部20の一端はロックピン21の一端22を案内する孔を形成されたキャップ2
3で閉塞されている。ロックピン21のフランジとキャップ23との間には、ロ
ックピン21を一方向に付勢するリターンスプリング24が弾装されている。シ
リンダ部20は、クランクシャフト5,クランクアーム25,クランクピン6に
形成された作動油通路26に連通されている。
【0006】
而して、作動油通路26の油圧が低いとき、ロックピン21は、図5に示すよ
うに、リターンスプリング24の弾力により押動されてその端部27を一方のフ
ランジ部17の低圧縮用係合部19に係合させて、コンロッド1の実質的な長さ
を短くしてエンジンを低圧縮モードにする。一方、作動油通路26の油圧が高い
とき、ロックピン21は、図4に示すように、シリンダ部20に供給される油圧
により押し動かされて、その端部22を他方のフランジ部16の高圧縮用係合部
18に係合させてコンロッド1の実質的な長さを長くしてエンジンを高圧縮モー
ドにする。
【0007】
なお、図6において、28は作動油供給用穴である。
【0008】
上述した従来の可変圧縮比装置にあっては、偏心スリーブ4の回転中にロック
ピン21がリターンスプリング24の弾力により押動されて低圧縮用係合部19
に係合するか、また、供給される油圧により押動されて高圧縮用係合部18に係
合するかして偏心スリーブ4は係止される。
【0009】
内燃機関の駆動中、この偏心スリーブ4は高速回転しており、所定の位置でロ
ックピン21が各係合部18,19に係合することは比較的困難である。即ち、
ロックピン21が各係合部18,19に入り込むときにはその動作が早く、ロッ
クピン21がこの各係合部18,19の端面に当接してはね返ってしまい、確実
に係合しない虞があった。
【0010】
本考案のこのような問題点を解決するものであって、ロックピンの作動性を良
くして圧縮比可変の応答性の向上を図った内燃機関の可変圧縮比装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
上述の目的を達成するための本考案の内燃機関の可変圧縮比装置は、内燃機関
の気筒内を往復動するピストンに一端部が枢支されると共に他端部がクランクシ
ャフトに枢支されたコネクティングロッドを有し、該コネクティングロッドの両
端部における枢支部のいずれか一方に該コネクティングロッドの軸受穴とこの軸
受穴を挿通する支軸とを相互に偏心させる偏心スリーブが回転可能に設けられ、
該偏心スリーブの軸方向に移動して該偏心スリーブに形成された係合部に係合す
ることで該偏心スリーブの回転を固定するロックピンを有する偏心スリーブロッ
ク手段が設けられた内燃機関の可変圧縮比装置において、前記偏心スリーブに前
記ロックピンとの相対移動をガイドするガイド部を形成すると共に該ガイド部に
該ロックピンを前記係合部に導く傾斜面を形成したことを特徴とするものである
。
【0012】
内燃機関の圧縮比モードを変えるとき、偏心スリーブの回転中にロックピンが
所定の係合部にすることでこの偏心スリーブの回転を固定し、コンロッドの実質
的な長さが変えられる。このとき、偏心スリーブにはロックピンのガイド部と傾
斜面が形成されていることで、ロックピンはこのガイド部と傾斜面に導かれて係
合部に確実に係合する。
【0013】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。
【0014】
図1及び図2に本考案の一実施例に係る内燃機関の可変圧縮比装置に用いられ
る偏心スリーブを示す。
【0015】
図1及び図2に示すように、偏心スリーブ31は径方向に沿って二つ割りされ
たピースからなっていて図示しない固定ボルトによって固定連結されている。こ
の偏心スリーブ31は内径部32と外径部33が互いに偏心しており、図示しな
いクランクピンを囲繞している。そして、偏心スリーブ31には軸方向両側にフ
ランジ部34,35が一体に形成され、一方のフランジ部34には高圧縮用係合
部36が、他方のフランジ部35には低圧縮用係合部37が形成されている。
【0016】
また、この偏心スリーブ31にはロックピン38との相対移動をガイドするガ
イド部とロックピン38を高圧縮用係合部36に導く傾斜面が形成されている。
即ち、フランジ部34において、係合部36の一方側にはフランジ部34の内面
に径方向沿って第1ガイド溝39が形成され、他方側には係止部40が形成され
ている。そして、係止部40には係合部36に連続する傾斜面41が形成されて
いる。また、フランジ部35において、第1ガイド溝39に対向するフランジ部
35の内面には径方向沿って第2ガイド溝42が形成されている。なお、第1ガ
イド溝39の底部と第2ガイド溝42の底部との距離はロックピン38の長さと
ほぼ対応している。
【0017】
而して、図2に示すように、ロックピン38が高圧縮用係合部36に係合する
とき、偏心スリーブ31の回転に伴ってロックピン38はこの偏心スリーブ31
の第1ガイド溝39と第2ガイド溝42にがイドされた状態で互いに相対移動す
る。そして、ロックピン38と高圧縮用係合部36とが適合位置にきたときに、
このロックピン38は第2ガイド溝42の傾斜端部に案内されると共に係止部4
0の傾斜面41に導かれて高圧縮用係合部36に係合する。従って、偏心スリー
ブ31の回転が固定される。
【0018】
なお、上述の実施例において、高圧縮用係合部36が形成された側に第1ガイ
ド溝39や傾斜面41などを形成して説明したが、低圧縮用係合部37が形成さ
れた側にもこれらは形成されているものである。また、この偏心スリーブ31を
用いた内燃機関の可変圧縮比装置の作用については従来のものと同様であるため
、詳細な説明は省略する。
【0019】
以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本考案の内燃機関の可変圧縮比装
置によれば、コネクティングロッドの枢支部のいずれか一方にこのコネクティン
グロッドの軸受穴とこの軸受穴を挿通する支軸とを相互に偏心させる回転可能な
偏心スリーブに回転固定するロックピンとの相対移動をガイドするガイド部を形
成すると共にガイド部にロックピンを係合部に導く傾斜面を形成したので、ロッ
クピンが係合部に入り込むときにガイド部及び傾斜面に導かれ、偏心スリーブの
回転が高速であってもロックピンは確実に係合部に係合ることとなり、ロックピ
ンの作動性を良くして圧縮比可変の応答性の向上を図ることができる。
【図1】本考案の一実施例に係る内燃機関の可変圧縮比
装置に用いられる偏心スリーブの斜視図である。
装置に用いられる偏心スリーブの斜視図である。
【図2】偏心スリーブの上面図である。
【図3】従来の内燃機関の可変圧縮比装置の正面図であ
る。
る。
【図4】高圧縮モード時の偏心スリーブ取付部分の一部
切欠き側面図である。
切欠き側面図である。
【図5】低圧縮モード時の偏心スリーブ取付部分の一部
切欠き側面図である。
切欠き側面図である。
【図6】従来の偏心スリーブの上面図である。
【図7】図6のA−A断面図である。
1 コンロッド(コネクティングロッド)
5 クランクシャフト
6 クランクピン
31 偏心スリーブ
34,35 フランジ部
36 高圧縮用係合部
37 低圧縮用係合部
38 ロックピン
39 第1ガイド溝
40 係止部
41 傾斜面
42 第2ガイド溝
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の気筒内を往復動するピストン
に一端部が枢支されると共に他端部がクランクシャフト
に枢支されたコネクティングロッドを有し、該コネクテ
ィングロッドの両端部における枢支部のいずれか一方に
該コネクティングロッドの軸受穴とこの軸受穴を挿通す
る支軸とを相互に偏心させる偏心スリーブが回転可能に
設けられ、該偏心スリーブの軸方向に移動して該偏心ス
リーブに形成された係合部に係合することで該偏心スリ
ーブの回転を固定するロックピンを有する偏心スリーブ
ロック手段が設けられた内燃機関の可変圧縮比装置にお
いて、前記偏心スリーブに前記ロックピンとの相対移動
をガイドするガイド部を形成すると共に該ガイド部に該
ロックピンを前記係合部に導く傾斜面を形成したことを
特徴とする内燃機関の可変圧縮比装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4052991U JPH04132441U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 内燃機関の可変圧縮比装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4052991U JPH04132441U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 内燃機関の可変圧縮比装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04132441U true JPH04132441U (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=31921554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4052991U Withdrawn JPH04132441U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 内燃機関の可変圧縮比装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04132441U (ja) |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP4052991U patent/JPH04132441U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950810 |